カルデアコレクションにて宇津見エリセ、鬼女紅葉、ボイジャー更新。
横乳のランサー「アーサー王に首輪をつけて虐げ、皆の憧れの牛若丸を犬のように飼って、ギリシャの狩人を幼くして尊厳を奪い、可憐なフランス王妃に侍女の格好をさせて不貞行為に耽させて、京を守護した源氏の武将の肌を叩いて悦に浸り、あのフランシス・ドレイクにまで花嫁衣装なんて着させて手を出すなんて……け、け、け、けだものっっ!! 変態!! 鬼畜外道!! 色欲魔人!! カルデアのマスター、どこまでおぞましいの!!」
(一応は事実だから、言い返せねぇや)
《その後、何やかんや和解して、カルデアへ加入したエリち》
「色々誤解はあったけど、うんまぁ、ここでも上手くやれそうかな……。マスター、ちょっと邪魔する――」
――あぁんぅっ♡あああぁぁっ♡あぁっ♡すごい♡素敵よっ♡ますたぁ♡(マイルームのベッドの上でマスターに騎乗しながら、滅茶苦茶ヴィヴ・ラ・フランス♡してスターを出しまくってるフランス王妃)
「神聖な英霊に……嫌っ……けだもの……!」
「あら、せっかくだし、エリセもご一緒にいかが?」
「ひっ! 私……素人ですから……! 足手まといになるだけですので……!」
このあと滅茶苦茶アメノサカホコした。
今回で去年のエロ回の新規の人数は超えたよ。褒めて。
『Case3:ヒルド_Tytle【北風でもあり太陽】』
「んっ……」
瞼を開ければ、ぼやけた視界がはっきりし始めた。
薄暗い空間の中で意識を少しずつ覚醒させていく。自分は何者なのか、ここはどこなのか、一体何が起きたのか、一つずつ改めて確認していく。
そう、あたしの名前はヒルド・ファムルソローネ。
クリプターの一人にして、ワルキューレのデミサーヴァントだ。
あたしが目覚めた空間は殺風景な部屋だった。いや……部屋というよりは牢屋という印象を受けた。窓はなく、何の仕切りもない剝き出しのトイレにシンプルなベッドと立ち鏡。電子パネルが隣についたドアが唯一の出入口。部屋について特筆すべきものはそれぐらいしかなかった。
身じろぎをするが体に力が入らない。両手首を背後でまとめて拘束している鉄枷のせいか、足は自由だが上手く立ち上がるには時間がかかりそうだった。
デミサーヴァントのあたしの力を上手く封じている。鉄枷の力かあるいはこの部屋そのものに魔術的な結界を施しているのか。どうやら今のあたしはこの身に宿る英霊の力を十全には扱えないようだ。
そして、どうしてこんな状況になったのか、混濁した記憶の糸を何とか手繰り寄せていると部屋の行き来を唯一可能とする扉が開いた。
「やぁ、居心地はどうかな」
「うん。最高だよ」
入ってきた男の顔を見ながら、皮肉を返してようやく全てを思い出した。
カルデアのマスター。現在進行形でクリプターと敵対関係にあり、あたしに敗北を味わわせた男。
そして自分が生きてここにいる理由も察した。何も別段珍しいことはない、あたしは捕虜として囚われているというだけの話。他のクリプターのデータを知る貴重な情報源として。
「みんなの事は何も喋れないよ。そもそもそこまで交流も無かったし」
「察しが良過ぎるね。まだ俺何も言ってないけど」
貼り付けたような笑顔でおどけるとあちらも困ったように頬をかいていた。まぁ、これで納得してくれるなんて到底思ってもいないけど。
「どうする? 体にでも聞いてみる? あんまり痛いのは好きじゃないなぁ」
敗北はしたが、それでもあたしはクリプターの一人。我が身可愛さに仲間の情報を売るつもりなどなかった。
まぁ、それに自分ならどんな拷問だろうと耐えられる自信もあった。
『
ワルキューレのデミサーヴァントとなった私が得た白鳥の衣。
Bランク以下の物理攻撃を弾き、精神に影響を与える魔術や能力の類も受けない。
もはやあたしの肉体の一部といってもいいこの宝具の前では尋問や拷問など意味を成さない。
捕らえられたあたしが未だにこうして自我を保っているのが答えだ。本来なら、意識を失っている間に知っている情報を全て話すように暗示でもかける目論見だったのかもしれない。
だが、それが不可能だと分かったから、精神ではなく肉体の力を封じるこの鉄枷ぐらいしかかけられなかっただろうと推測できる。
「この部屋にはあんまりそういう物騒なのが見えないし、君も何か持っているように見えないね。あ、もしかして誰か霊体化してるサーヴァントがいたりする? こういう拷問が得意なサーヴァントとか?」
「いや、ここには俺一人だよ。それに安心して欲しい。今回はそういうバイオレンスなのは無しだ。国際法ってやつ? 捕虜に対して不条理な暴力的行為は許されないでしょ」
「その国際法を敷く世界もないのに面白いこと言うんだね」
「世界が滅ぼうとも人が築いたものは無くならないさ。それを覚えている者がいる限りね」
あたしの言葉の刃も刺さらない。微塵も敵意を感じず、どうにも調子が狂う。自分が守った世界を滅ぼした要因とも言える者が目の前にいるのだから、もう少し怒りや憎しみを表に出してもいいだろうに。
彼は本気であたしに暴力手段で訴えるつもりはないようだった。
「それに痛みだけじゃないでしょ。体に聞く方法ってさ」
…………あぁ、なるほど。
怪しい口ぶりであたしに近づいてくる様子を見て察した。
「1日ぐらいは時間もらってるから、ま、気長にいこう」
男と女が密室で二人きり。女は逃げることも抵抗することも許されず、男には女を好き放題する大義名分がある。
人理の守護者など持て囃されているカルデアのマスターとやらも所詮は下劣な欲望を身に宿す男に過ぎないってわけね。
鼻で笑いそうになるのを何とかこらえた自分を褒めたい気分だ。……何ともくだらない。
「どうぞ、ご自由に。多分、無駄だと思うけどさ」
へらへらと笑顔の仮面を被る。Aチームにいた時と変わらない。
いつだってあたしは心で何を思おうとも表情は人の好い笑顔を浮かべている。その顔しかできない壊れた人形のように。
面白い反応も期待できないあたしの体を嬲って何も得るものはないだろうにと、一種の憐みさえ覚えていた。まぁ、きっとすぐ飽きて諦めるんだろうね。
あっ、なんなら演技でもいいなら少し声を上げた方がいいかな? 調子に乗らせた方がこれから色々とやりやすそうだし。
これから犯されるであろうというのに、心に何一つ荒波が立たないあたしの体にカルデアのマスターの手が触れられた──。
「んぅ、ぁっ、はぁっ…………っく、っぁあっ」
……じゃない。
「はっ、ぁっ、っやぁっ、っに、これっ」
……演技じゃない。
「んぁっ、はぁっ、まって、おかしっ、こ、れっ……なんでっ、ふわぁっ♡」
演技じゃない。演技じゃない。演技じゃない。
今、あたしが出している女の性をこれでもかと凝縮した浅ましい声は演技で出せるものじゃない。
捕虜に座らせるにしては上等なキャスター付きの椅子の上であたしは体を悶えさせて、この全身を襲う痺れから逃れようとしていたが、体に触れているカルデアのマスターの手がそれを許さない。
触れているのは乳房、下半身といった、いやらしい場所ではなく──頭。
彼は背もたれの後ろからあたしの頭をマッサージしていた。
「催眠、魔術、薬物──不粋だと思わない?」
背後でカルデアのマスターが何かを言っている。10本の指全てを駆使して頭皮を刺激される快感とそこからつま先まで走る──まるで神経そのものが
「人の体はそんなもの使わなくても、気持ち良くなれるように出来てるのにさ」
彼の行為そのものは卑猥なものではない。頭のマッサージなんて美容室などで極々普通に行われるものだ。それなのにどうしてこんなにも気持ちが良い? こんなにも恥ずかしい声が止まらないの?
「まぁ、マンネリ化を避ける為にスパイスとして使う遊び心は否定しない。エロに対する果て無き探求心は素晴らしいものだし、でもそれだけに頼りっきりってのはね……。男女の営みの間はそういう不純物がないのが一番気持ち良いってのが逝き着く所だと思うよ」
「おっ、あぁっ、っくっ……はっ、ひゃあぁっ♡」
手は封じられているから口を抑えられない。必死で閉じてもすぐにだらしなく開いて、自分でも初めて聞く声が漏れ出してしまう。
『
なら、今のあたしの体を襲っているのは単純な肉体同士の接触による刺激だけだというの?
薬物も魔術も特殊な宝具も使用せず、頭皮と指が触れあっただけであたしはこんなにも悶えてしまっているというのか。
「お客様──。残りのクリプターの情報を何かご存知でしょうか──?」
「しっ、しらっなっ……いっ♡あたしっ、んふっ♡しらなひっ……あっ、はぁっ♡」
「ほんとぉ?」
「んぁっ、ぁっ♡ひっ……いわにゃいっ……あ、たし、んぁっ♡はぁんんぅっ……」
クリプターの矜持として何とか抵抗の言葉だけは口にする。それでも我ながらその言葉はとてもじゃないが抵抗と言える代物ではなかった。誰が聞いても男に媚びた淫らな鳴き声。
髪を労わるように梳いて、頭皮をてっぺんから滑らせるように撫でられると全身から力が抜け落ちてしまいそうになる。
こんな筈じゃなかったのに。デミサーヴァントとしてワルキューレの力を得たあたしは『
「Bランク以下の物理攻撃を無効化にするんだっけ、その宝具。しかもデミサーヴァントである君の意思がない限り他者が脱がすことはできない。逸話的にも隠されるだけでお嫁に行かなくちゃならなくなるんだから、大事な物だってのはよくわかるよ」
あたしの心を読んだように彼が耳元で囁きかける。
その通りだ。この身に纏った白き鎧と衣。敵に囚われてなお、余裕を崩さなかった私の源でもあった。けれど今はその頼りの綱がまるで役に立っていない。何であたしは敵の男の前でこんな嬌声をあげてしまっているのか。
「でもそれって無効化するのはあくまで
「ひっ、はあぁっ、なんてぇっ……んくぅっ♡」
確かに理論上はそうなる。
では何か? 彼はクリプターであるあたしの尋問を行っているがそこには一切の嗜虐心は無いというのか。
否定したいが、彼の手管を身をもって体験しているあたしは納得してしまった。彼の手付きからはあたしを辱めようとする意図が感じられなかったことを。純粋にあたしの体を気持ち良くしようとする
だからあたしは心底恐怖した。一切の悪意がない真心が籠ったともいえる愛撫から与えられる快楽がこんなにも凄まじいものだと。
敵意なら戦う。悪意なら逆らう。害意なら抗う。
でも、純粋に相手のことだけを想っている
本来ならこんな独善を相手しなくても逃げればいいのだけれど、今のあたしには逃げる場所なんてない。
「はい、それじゃ、頭の羽根も気持ち良くなっちゃおっか」
「やめっ……ひぅっ! あぁっ、それだめ、ほんとにだめぇっ、ひゃ、あっあっあっ……はああぁっ♡」
ワルキューレのデミサーヴァントになって頭から生えた本来人間にはない筈の感覚器官を弄り回される。
外界の些細な変化を感じ取るほど優れた触覚を持つ頭の羽根はさながらセンサーのような役割を持ち、非常に敏感なのだ。
自分でも普段は極力触らないようにしている場所を頭のマッサージだけであれだけの快楽を生み出していた彼が本格的に弄り始めてしまえばどうなるか考えるまでもない。
「あああぁぁぁぁっ♡あぁぁぁっ♡んあぁぁぁあっ♡や、やめっ、おねがぁっ……♡んくぁぁあっ♡」
目の前の立鏡に馬鹿みたいに口を開けて、淫らな声をあげ続ける女の姿が映っている。自身の痴態をまざまざと見せつけられ、性感が高まっているような気さえした。
それぞれ左右の羽根を人差し指と中指で挟まれて、根元から先まで往復するように何度も何度もしつこくとかし続けられる。その指の動きはいやらしいものを扱くような淫靡さで──腕の自由を奪われているあたしは全身に送られる快楽信号を少しでもごまかすように下半身を必死にもじつかせていた。
「やぁぁぁっ、あっ、あっ、あっ♡あっ♡あっ♡はぁっ♡はね、しこしこしないでぇっ♡」
それでもあたしの足掻きは焼け石に水、何の意味も持たない。
抵抗する為に身をよじらせている動きもだらしなく溢れ続ける甘い喘ぎ声のせいで、まるで男を誘惑しているようだった。
鏡に映る涎を垂らして馬鹿になっている自身の姿をこれ以上見たくないあたしは目を瞑ったが、それは逆効果だった。
「んくぅぅ~~~~っっっ♡」
自ら視覚を封じた事で羽根から来る刺激がより鋭敏になった気がした。いや事実、より一層気持ち良くなっていた。
これなら、まだ自分の痴態に羞恥心を覚えていた方が刺激を抑えられるかもしれない。
けど、そう考えて目を開けたところで──。
「んぁっ、はぁっ、ひゃっ♡あああぁぁっ──♡」
結局、嫌でも目に入ってきてしまう痴態はどんどんあたしの感情を呼び起こしていく。目を開けても、瞑っても八方塞がりだった。
──あたしってば、こんな顔が出来たの?
笑顔なら得意だった。喜怒哀楽の喜と楽しか知らない女とも思われていたかもしれない。でもそうやって人懐っこい仮面を被り続けて、本心を見せずに色んな人達を油断させて取り入ることができた。処世術の為につけた仮面はやがて外せなくなり、心の奥底に沈めた感情の取り出し方はもう忘れてしまった。
ヒルド・ファムルソローネという女は死ぬまで壊れた仮面を被り続けるんだと自分でも思っていた。
それなのに──。
「羽根の先っぽの硬い所をコリコリされるのがお好きみたいだね、うりうり」
「ひぃぃぃぃぃぃいいぁっ♡い、くぅっ♡あぁっ……やめてぇっ♡あたま、おかしくなるからぁぁっ♡」
鏡に映っている女は誰?
敵の男に羽根を触られただけで嬌声を奏でている女は誰?
壊れた仮面をいとも簡単に引き剥がされた先にあったのは雌の本性。
息を荒げて乱れる姿は自分なのに初めて見るもの。彼の手淫によってあたしの理性も嘘も掻き消されていた。
あぁ……随分と長い間取り出し方を忘れたありのままの自分を曝け出されて、あたしは酷く羞恥心を覚えている。
初めて味わう快楽と羞恥心はさらにあたしを追い詰めた。
「んんっっ!?」
ぴちゃんと──。水面に一滴落ちた悪寒。
やばい……すごくおしっこしたい……。
「まっ、てぇっ……ちょっ……まってぇぁああんぅっ♡」
絶えず与えられる刺激は逃げ場のない袋小路へと追い込んでいく。
太ももを摺り合わせて、何とか尿意をやり過ごそうとしたが収まる気配は無い。むしろ頭を愛撫されている以上、加速するばかり。
どうしよう、どうしよう。ここで素直にトイレに行きたいと言っても聞いてもらえるわけがない。むしろ、それを利用されてより激しい尋問をされるかもしれない。
部屋の隅に備え付けられているトイレに自然と目が行ってしまう。今のあたしにとっては砂漠のオアシスに匹敵する存在だった。なりふり構わず、あそこに行きたいが……この男の手から逃れる術がない。
あたしもおしっこしたさで仲間を売るつもりはないけど、ないけど……。いくらなんでも敵の男の前で失禁は抵抗を覚えるに決まっている──。あぁ、でももうこれは無理。
全身に冷や汗が浮かんで、焦燥感に駆られるばかり。やばいやばいやばいやばいやばいやばい。
「ん?」
【ヒルド・ファムルソローネ漏らすまで後──秒】というカウントがあたしの脳内に浮かび上がったその時、突然彼の手が止まった。
先ほどまでとは反応の毛色が変わったことを訝しんだのか。あたしの様子をじっと観察している。
「なるほど。これは気づかずにごめんね」
目の前に回り込んだ彼は迷いなく流れるような動作であたしのパンツを脱がした。
「にゃああああああぁっ!? なにしてるのっ!?」
「さすがにまだ手枷は外せないから、自分じゃ脱げないでしょ?」
脱がされた桃色の薄布はガンマンの如く彼の人差し指で数回転して、ベッドの上へと放り出された。
大事な所を見られまいと足を閉じたが、それも意味があるのかわからない。動揺でもう尿意が限界に達しているあたしはいつ粗相を起こしてもおかしくないのだから。
嫁入り前なのに男の前で漏らすという特殊プレイを経験するしかないのかと絶望に諦めかけた時、彼はキャスターを転がして、椅子ごとあたしをトイレの前まで連れて行ってくれたのだ。
……ははっ、そういうこと。さすがこれから尋問される場所に漏らされるのは汚いと思ったわけね。
トイレで排尿するあたしの姿を余すことなく眺めて自尊心を折ろうってところ?
上等だよ。もうあたしも覚悟を決めた。おしっこの一つや二つ見られた所で──。
「じゃあ、10分ぐらいしたら戻るからその間に済ませちゃってね」
「え?」
そんな決死の覚悟を嘲笑うかのように彼は本当に部屋から出て行ってしまった。
どういう思惑なのか推測したい所だったが、決壊寸前まで来てる膀胱に余裕はなく、あたしはすぐさま用を足すことにした。
「ふぅわぁ──…………」
──ジョボボボとそこそこ強い水音と共に安堵の溜息を漏らす。溜めに溜めた尿を一気に吐き出す開放感と結果的に恥辱を受けずに済んだ安心感がまるでさっきまで受けていたものとは別種の快感を生み出している感じで──あぁ! 違う違う! なんでおかしな性癖を開拓しようとしているのあたしは!
洋式トイレへ座りながら、出ていったカルデアのマスターのことを考える。
体に聞くと行っておきながら、女性的な所は触るわけでもなく頭のマッサージのみ。いきなりパンツは脱がされたけど、それもあたしが一人で用を足せるように配慮する為であって……。そもそもこの部屋に監視カメラの一つすらついていないのもおかしな話だ。
もし監視カメラがあったら、一人きりだろうが、排尿にはもう少し抵抗を覚えた筈だから。
「ていうか、これじゃあ拭けないよね……」
はぁ、と出すものを全て出しきって縛られている腕に恨みがましく視線を送る。自身の秘部が尿以外の液でも濡れている気がしたがそれには一度目を瞑ることにした。
あのマッサージの快楽は確かに凄まじいものだったが、暴力手段に訴えない所といい、トイレなんて捕虜が逃げ出す典型的なパターンだというのにそれから目を離す生温いやり口といい、もしかするとカルデアのマスターは本当にそこまで非道な尋問行為で情報を聞き出すつもりはないのかもしれないとあたしは
「ただいま、もう済んだみたいだね」
椅子に戻り、足で蹴ってトイレから離れてから、すぐに戻ってきた彼を見てそんな事を考えていたあたしは多分、さっきのマッサージというのもおこがましい手淫で頭がやられていたのかもしれない……精神的に追い詰められていたのかもしれない……。これ以上のことはされないだろう……なんていつもなら絶対しない甘い考えがあたしの致命的な隙を作った。
「よいしょっと」
「…………は?」
「うん、ツンと少し鼻につく匂いがする」
「………………え?」
だから、自分が今何をされているのか気付くのに数秒かかった。
どうせこの後も触られるのは頭だけだろうと、根拠もない希望的観測に縋った愚かな女の脚がはしたなく開かされて、残尿で汚れた陰部を男の顔の目の前に余すところなく曝け出している画が立鏡に映し出されていた。
「いやああああああぁっ!?」
自分の中にまだこんな女の子らしい悲鳴が残っていたことに驚いた。
不意を突かれたあたしの思考回路は混乱と羞恥でショート寸前、排尿したばかりの局部を覗かれるという逃避したい現実は頬の熱を加速させていく。
「れろっ……ちょっと、塩味……」
「やああああああぁっ!? 変態っ! 変態っ!! うそでしょっ……! ちょっと、やめてってば……んぅっ、ねぇ、きいて、んぁあっ」
生暖かく湿った未知の感触があたしを襲った時、僅かに残っていた余裕も霧散してしまった。
信じられないことに彼は見るだけに留まらず、あたしの陰唇に舌を這わせ始めた。汚れている淫裂の上をべっとりと舌が上下に動く。付着している液を掃除するように何度も何度も執拗に。当然、あたしの残尿とさっきの責めで溢れ出ていた愛液はそのまま彼の喉を潤すことになる。
「ひっ、やぁっ……あっ、はぁっ♡や、やだっ……こんなので気持ち良くなりたくなっいぃっ……んひぁあっはぁっ♡」
舌先がツンと膨れた陰核に触れるだけで、また体全体が痺れてしまう。頭をマッサージされた時と同じ感覚、あるいはそれ以上。
最初は犯されることなんて、大したことじゃないと強がっていたのにこんなおしっこをしたばかりのアソコを舐め続けられるという変態プレイで気持ち良くなっている自分が情けなくて思わず泣きそうになってしまう。
「はっ、はあぁっ……♡くぅっ、あぁっ、あぁぁっくぅぅっ♡ひやああぁっ……♡」
けれど溢れる涙は悔しさからではなく、快楽からくるものだった。四肢に力が入らず、脚も閉じられないあたしは上半身を子供のようにイヤイヤと左右に揺らし続けることしか出来ない。
事実、『
じゅるるぅと卑猥な音が耳朶を震わせ、膣と尿道を舌先が艶めかしく舐め回す。唇でクリトリスを甘嚙みされ、大陰唇に何度もキスをされる。丸出しの股に男の頭があり、おしっこしたての性器を口淫されている光景はまるで現実感が無い。
「んあぁっ……はぁっ、あっ、あぁっ……はぁっ、あぁんぅっ♡」
しかもたちが悪い事にこの口淫から与えられる快楽はさっきのマッサージと同じタイプのものだった。凌辱ではなく、本当にあたしを気持ち良くさせることしか考えていない愛撫。
鋭い絶頂はなく、甘く優しい絶頂が一定のリズムで訪れる。まるで半身を丁度良い温度のお湯に浸かっているような心地よさ。
彼のクンニはさながら
「あぁっ、あんっ、はぁっ♡ふぅあ……んわぁっ♡はぁっ、んぁあっ♡」
顔はどんどん蕩け、この心地良過ぎる快楽に身を預けるようになってしまった。
拒絶の言葉をあげる気力も失い、ただ喘ぎ続ける女と化したあたしはそれでも思っていた。彼の目的はあたしにクリプターの情報を吐かせることの筈。
ならばどこかで、タイミングがある。「これ以上、されたくなかったら」とかあるいは逆にあたしを快楽漬けにして、もう彼の愛撫無しではいられない体にして、再び情報を吐かさせようとするタイミングが。
あたしはそれに沈黙を貫き通せばいいだけだ。「1日ぐらいなら時間割けるから」というカルデアのマスターの言葉を信じるならタイムリミットはそこ。
虜囚から得られる情報という名の期待値と貴重な時間を浪費するデメリットの天秤が傾く分岐点とも言える。1日──1日耐えれば、これ以上は尋問するメリットはないとあちらも諦めるだろうという希望があった。
ならば今のあたしにできることはこの溶けてしまいそうな気持ち良さに耐え続け、彼からのアクションを待つだけ。苦痛ではなく、委ねてしまいそうになるこの快楽と戦う時間が始まった。
けれど、あたしの予想とは裏腹に彼はそれからクリプターの情報について問い質すことを全くしなくなった。
「んああぁっ♡っくぁあっ♡はぁっ……ねちっこいっ……ひやぁあぁっ♡」
陰部をふやけるぐらいに舐め続けたかと思ったら、再びあたしの背後に回って頭のマッサージを始める。マッサージがひと段落ついたら、また性器を舐め出す。そしてまた頭への繰り返し。
もしかして、あたしの体に夢中になり過ぎて本題を忘れているのでは? と馬鹿な考えもよぎったが、そう思ってもおかしくないぐらい、彼はあたしの体への
頭を指で解し、性器を口でねぶる。延々と繰り返される上半身と下半身からの二方向の悦楽は理性を酷く揺さぶってくれた。もう被れる仮面なんて欠片も残っていない。
合間に合間に食事を挟み(拒否したら、口移しで無理矢理食べさせられた。しかもその時のキスもまた気持ち良過ぎてヤバいやつだったので、素直にあ──んで食べさせられることを許容したけど)、あたしは何時間も密閉された空間で自分の体を気持ち良くされ続けた。
「はああぁっ──♡はぁぁぁっ──♡あぁぁぁっ──♡」
自分が何でここにいるのか、そもそも何でこんなことをされているのかすらも分からなくなりそうだった。情報を吐かさせようともせず、ただ性的接触しかしてこないカルデアのマスターの思惑が分からないのが怖かった。ゴールが見えない中、自分の体と精神だけが造り変えられているような錯覚さえ抱く。
「…………っぁ、はぁっ…………~~っぁっ♡」
どれだけの時間が経ったのだろうか。時計がないこの部屋では時の流れも明確に分からない。
「24時間の長丁場、お疲れ様」
小休止として、ベッドに腰かけている彼の言葉を信じるならあたしは1日も彼の
ビクッビクッと痙攣し、脚を閉じることも忘れてあらゆる液で濡れた股を曝け出し、舌をだらしなく出しながら息を荒げている自分の姿は胸を張って耐えきったとは言えない……。愛撫され過ぎて頭と性器が無くなってしまったような気さえした。
本当に限界ギリギリだった……。後少しでも長く続いていたら心が折れてしまってもおかしくなかった。それでもあたしはギリギリの瀬戸際で踏み留まることができた。
結局彼はあたしにクリプターの情報を吐かさせることはなく、終始ただ体をペッティングするだけ──24時間中ずっと、ずぅっと──。
この尋問には終わりなんてないのでは? という疑問がよぎって、絶望に屈しそうになった時もあった。
それほどまでに彼の性技はあたしの精神を常にギリギリの所まで追い詰めていたから。
あぁ、けどあたしは耐えた。耐えきった。理性を繋ぎ止めている糸はあと一本だったけど、勝利したのだ。恐らくカルデアのマスターが情報を聞いてこなくなったのはあたしの様子を見て、無駄だからと悟ったのかもしれない。
これでようやく諦めて──。
「じゃあ、第二ラウンド行こうか」
「………………………………へ?」
耳を疑う言葉に間抜けな声が口から出ていた。
「え、1日って。これで終わりじゃ……」
そもそも敵の言葉を素直に信じているあたり、あたしは相当弱っていたのだろう。
まさしくフルマラソンを走り終えてゴールテープを切ったと思ったら、またそこから同じ距離のコースが用意されていた気分。
もしかして、彼はあたしが自分から情報を吐くことを待っているんじゃ……。
「あぁ、一応言っておくけど、情報とかは吐かなくてもいいよ、最初のは冗談。そもそも君が本当だと思っている情報が正しいとの確証もこっちは取れないからさ。それに仲間を裏切るなんて辛い真似させられないし」
「じゃあ、君は何の為に……」
「え? 純粋に君の体を気持ち良くしたかっただけど? 最初会ったときから凄く疲れた顔してたし」
何を当たり前のことを──と首を傾げる彼に解放される為の
「それと1日で終わりっていうのはあくまでこの部屋の外の時間ね。多分魔術結界が張られているのは何となく気付いてると思うけど……シンプルに言っちゃうとこの部屋と外の時間の流れは異なっているんだ」
あたしはようやくここで察した。
自分がギリギリの所で耐えていたなんて思い上がりも甚だしい。彼はあたしが壊れてしまわないようにギリギリの所で加減していただけだった。
頭への愛撫も秘部への口淫も徹頭徹尾あたしを気持ち良くさせようとする善意のみ。あたしが快楽で壊れてしまう一歩手前で手を緩めていたのだろう。
「現実の1時間はここでは約1日。だから、あと1ヶ月近くは退屈させないよ」
「は、はは…………」
プツンと糸が切れた気がした。
もう無理。絶対に耐えられない。
これならいっそ、滅茶苦茶に凌辱して壊してくれた方がマシだった。なまじ理性がある状態で快楽漬けになるのをこれからまだ1ヶ月も?
無理無理無理、1日程度で息も絶え絶えだったあの緩やかな快楽をこれからまだ受け続ける……? やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだよ、お願いそれならいっそ──。
けれどあたしにはゴールがない。何をしようが彼は意に介さない。あっちにとってあたしが吐く情報とかはどうでもいいと。この尋問を行っている時点で彼の目的は達成されていると……ならばもうあたしが出来ることは何もない──。
「はは、ははは…………」
いや出来ることが何もないことは無かった。彼があたしを壊してくれないなら。
自分から壊れてしまえばいいだけじゃない。
もう
白き鎧と外套を脱ぎ捨てたあたしはもう纏う物が一切ない生まれたままの姿を彼に曝け出していた。
今あたしが浮かべている笑顔は造られた人形の笑顔ではなく、完璧に壊された本物の笑顔。
「ねぇ──」
椅子から立ち上がり、ふらふらと彼がいるベッドまで歩を進める。
全身に汗を浮かばせて生々しい匂いがする素肌を彼に擦り付ける。乳房や敏感な部分が擦れるのに抵抗感も無くなっている。
あぁ、もういい。どうでもいい。クリプターの矜持とか、デミサーヴァントとしての自負とか、彼に抱いている敵愾心とか、全部がどうでもいい。
仮面を被り続けるのはもう疲れた。全部、全部投げ出してやる。
ふと頭の片隅にイソップ寓話の「北風と太陽」が思い浮かんだ。この場合、彼はどっちなんだろうね。
彼の上半身にしなだれかかり甘く囁く。それは演技ではなく、あたし自身が望んだ本性の声。
「もっと無茶苦茶にして」
ベッドに放り出されたあたしは鉄枷を外され、自由の身になっても逃げ出す気が微塵も湧いてこなかった。
扉なんて目に入らない。これからあたしを滅茶苦茶にしてくれる男の体と雄々しくそそり立つ怒張に釘付けだった。
今まで散々あたしを狂わせてくれた指や舌よりも太く熱いモノ。女を犯す槍。
仰向けに寝転がり、脚をはしたなく開いて、尿や愛液や唾液まみれのグチョグチョの性器を曝け出す。
「は、やく……」
前戯をこれ以上ないぐらいに行われた秘部は男のモノを求めて涎を垂らしている。
原初から変わることのない生物の愛情表現を今か今かとあたしは待ちわびていた。
あぁ、この挿入を受け入れられた一体、どれだけ気持ち良くなってしまうのか、イカれてしまうのか、あたしは楽しみで仕方がなかった。
お互いに全裸、無言のままゆっくりと性器が交わる。
「んっくぁああぁっ──ッッ♡」
あたしの膣内が意思を持ったかのようにどんどん男根を飲み込んでいく。
初めては痛い? 嘘もいい所だ。痛みとはかけ放れた感覚しかない。あぁ、こんなにも気持ち良いことをあたしは知らなかったのか。彼のペニスが進む度に脳内の快楽物質が弾けて、腰が自然と浮いてしまう。
「お゛あ゛ぁぁあああぁっ♡」
気持ち良い、気持ち良い、気持ち良い、気持ち良い、気持ち良い、気持ち良い、壊れちゃう、壊れちゃう壊れちゃう、壊れちゃう、壊れちゃう。
あたしが今まで受けていた快楽なんてまるでお遊戯と言えるレベルの衝撃が流れ込んでくる。
「あ゛ぁ゛っ♡あ゛ぁ゛こ、れぇっす、ごぉぇぁぁあ゛あ゛ぁっ♡」
二種類の水音が奏でられる。
亀頭があたしのナカの行き止まりに到着した瞬間に腰を大きく浮かせてブリッジした状態で盛大に潮とおしっこを漏らしてしまった。
「あ──あ、随分とお股が緩くなっちゃったね」
「らってぇ……こんなのぉっ、ぉ゛っっ、お゛っ♡むりぃぃっ……っ♡」
股座から噴き出し続ける淫液は彼の下腹部も汚してしまう。なんて無様な姿か。でも今のあたしには屈辱も羞恥心も存在しない。頭をからっぽにして快楽に浸り続けることの何と心地良いことか。
「いいよ。好きなだけ漏らして、好きなだけイッちゃいな」
「いああぁっ♡んあ゛あ゛ぁ゛っ……腰、パンパンっ、されるとぉぁっ♡頭がああぁあっ♡」
あたしの両太腿を持った彼が本格的にストロークを始める。
小気味よく肉同士がぶつかり合う音。膣襞全てが欲望のまま快楽を貪る為に彼のペニスをぎゅうぎゅうと締め付け続けた。
もう抵抗する必要はない。あたしは誰に遠慮することもなく下品な嬌声を叫び続ける。
ぬちゅぬちゅと彼に突き上げられる度に襲いかかる快楽の奔流があまりにも凄まじいので頭を掻きむしっていると違和感を感じた。
頭の羽根が無くなっている──。
それだけじゃない、もう我が身にはワルキューレという英霊の力が完全に消え去っていることに気付いた。
自ら『
「ひぃあ゛あ゛ぁっ♡あ゛あ゛ぁぁっっ♡きもちぃぃっ……きもちぃいいいよぉあ゛ぁ゛っ♡」
いやもうそれどころの話じゃない、デミサーヴァントも、クリプターも、魔術師も、ありとあらゆる立場を捨て去った先に残ったのは淫欲に溺れるただのヒルドという一人の女。
でも今はそれが酷く気持ち良い。仮面を被って偽る必要も、矜持や理性を頑なに持ち続ける必要もない、雌の本能としてこの雄に屈服して自ら壊れることを望んだ先に得たものは真の意味であたしを解放してくれるものだった。
「いいよ、だしてっ♡だしてっ♡たくさんだして♡」
四肢で彼に抱き着き、白濁の欲望を求める。もう二度と戻れないぐらいにあたしを君の肉奴隷だということを刻み込んで欲しい。
子宮が膨れて破裂するぐらいに重厚な精液を注ぎ込んで欲しい。
「こんなに気持ち良いことがあるならあ゛ぁぁっっ♡……我慢しないでもっと早く負けてれば良かったんだぁぁっ♡」
えぐいカリ高が膣襞を高速でえぐり続けて、大きな絶頂の予兆を感じた。ただでさえ大きいペニスが膨らみ、あたしに期待させてくれる。彼の下腹部とクリトリスが擦れるだけで簡単にイッてしまう。
「もっと♡もっと♡もっとぉっ♡こわしてぇぇっ……♡ぐちゃぐちゃになるぐらいまでぇああぁっ──」
射精の瞬間、あたしの華奢な体を彼がぎゅっと抱き締めてくれた。一滴も無駄打ちはしないという意思表示、あらゆる精子が卵子を犯そうと放出される。
「んっ──」
あたしは堕ちた証として唇を自ら重ねた。それと同時に体の中が真っ白に染め上げられた気がした。
「ん゛ん゛ん゛ん゛むう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ぅぅッッッッ────♡」
キスをしている状態でさえ、隠し切れない絶頂の嬌声。彼の喉から自分の喘ぎさえも奪われている気がしてさらに興奮が増す。
「んぱぁっ──はぁっ、んへぇあ゛ぁっ──♡あぁぁっ……♡」
口からは粘っこい銀のアーチ、性器からは白濁ドロドロのアーチ、一度竿を抜かれたあたしは今度はうつ伏せにさせられていた。
性器からは滾った欲望の残滓が入り切らず溢れ出しているのは見なくても分かる、そして彼が一度きりの射精で収まる筈がないのも確認しなくても分かる。
「んお゛お゛お゛ぁぁぁっ──♡」
再び挿入はされたが先ほどとは違う感覚。圧迫感と解放感が交互にやってくる。精液と膣液がいい滑りになって、腸道への抽送が始まる。組み伏せられた状態で逞しいモノにパンパンとアナルを突かれまくっている感覚に性感が高まっていく。
「おしりぃぃで、おっ♡おっ♡んほお゛ぁぁっ……♡まだぁ、犯してくれるんだあぁぁっ♡」
「そんな物欲しそうな顔されたら、答えたくなっちゃうでしょ」
なんて素敵なんだろう。アソコだけじゃ、飽き足らずこれから君はあたしの体全部を満遍なく汚してくれるんだね。
獣のような声をあげて交尾をする男女。デミサーヴァントでもクリプターでも魔術師でもない、あらゆる肩書きを捨て去ったありのままのあたしを、取り繕う仮面もない壊れた人形を、ここまで強く求めてくれている人がいる現実があたしに安心さえ抱かせてくれる。だって自分はもう何も考えなくていいのだから。
「はぁぁっ──……♡あぁっ──……♡んぁっぁっ──……♡」
その後何日も何日もかけて、アナルに、口内に、顔に、胸に、臍に、背中に、髪に、再び子宮に、体の内も外もありとあらゆる所を彼のザーメンで染め上げられたあたしは白濁の海に溺れていた。正真正銘、彼の肉奴隷に堕ちて、うっとりしたように至福の溜息を吐き続けている──。
あたしの名はヒルド。他に語ることはないただの女。
──now loading…
淫蕩の宴からマイルームの隠し部屋『マテリアルボックス』に帰ってきた彼女達。
三騎とも絶対の自信を持って、プレイ内容には相違は無い、全員の選択は一致している筈だと同期を開始した……してしまった。
スルーズの王道イチャラブプレイ。
オルトリンデの奉仕介護プレイ。
ヒルドの虜囚肉奴隷プレイ。
長期間に渡る濃厚な多種多様のプレイを実体験の如く、インプットしてしまった
自身のプレイだけでもいっぱいいっぱいだった彼女達が同サイズの容量を持つエロメモリーをさらに二つも受け入れることが出来るわけもなく。
『ッッッ~~~~~~~~~♡』
「あちゃ~~」とこの展開が予想できたBBとマスターの前で仰け反りながら、全身を痙攣させ、まさしくアヘ顔としか表現できない表情を晒し、股座から潮を噴き出し、言葉にならない絶叫をあげてしまった三騎のクソ雑魚ワルキューレ。
しかし、不幸は連鎖する。統率個体である三騎だけに同期を留めておけばいいものを。彼女達はあまりのショックについこの記憶を全てのワルキューレ達にも同期してしまった。
1:Maspro58
今日も北欧は平和です。異常ナシナシ。
2:Maspro55
住民の方々もバニヤンさんから祝福を受けて、ピッケル片手にインフラ整備しまくまってます。
3:Maspro18
ちょっと木材足りてないよ~~。もっと回して~~。
4:Maspro120
平和過ぎてお暇。ラブロマンスが欲しい。愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない。
5:Maspro111
私達が真面目に働いているのに統率個体共は男とイチャイチャですか。
6:Maspro45
見事に同期も切られてるし、許せねぇぞオイ。
7:Maspro98
労組に駆け込むしかねぇなぁ。
8:Maspro56
北欧(ウチ)にはないよ、そんなもの。
9:Maspro42
どブラックじゃないですか、やだー。
10:Maspro7
ですが、これも我々の役目ならばその務めをしっかりと果たしましょう。
11:Maspro99
あん? 何いい子ちゃんぶってるんだコイツは。
12:Maspro13
そういうのは求めていない。
13:Maspro69
ちぃ、知ってる。量産個体7号はこの間デアー様と
14:Maspro21
は?
15:Maspro13
お?
16:Maspro69
どうやら死にてぇみたいだな。
17:Maspro15
さすがに槍も生えませんわ。
18:Maspro22
おかしいねぇ~~。私達と記憶が共有されてないぞ~~?
19:Maspro90
同期はよ、同期はよ。
20:Maspro7
い、嫌です……。
21:Maspro56
ふざけんなっ!
22:Maspro17
150騎もいるんだから、1騎ぐらい消えてもバレへんか……。
23:Maspro69
後、なんか首飾りとかもプレゼントされてたゾ。
24:Maspro120
ギルティ。
25:Maspro100
吊るせ! 吊るせ! 我々量産個体から裏切り者が出たぞ!!
26:Maspro
絶対に逃がすな!!
突如、ワルキューレ達の脳内に溢れ出した
27:Maspro16
ん?
28:Maspro102
何ですかこれは?
29:Maspro7
え、ちょっと待って何これぇぇぇえええっ、しゅごぉいのぉぉっ♡
30:Maspro44
一体、何がぁっはああああああぁんんうぅっっ♡
31:Maspro100
んおあああっ♡
32:Maspro147
あぁぁぁっ♡
33:Maspro19
ひぃぃっあああぁっ、イク、イクっ♡イクのぉぉ♡
34:Maspro69
あへぇぇぇっ♡あぁぁっ♡やぁぁっ♡孕む♡戦乙女なのに孕んじゃぁうぅぅっ♡
35:Maspro2
おっ♡おっ♡おっ♡ぁぁぁああっ♡
36:Maspro111
無理無理無理、そんなぶっといのはいらなひぃぃぃっ♡
37:Maspro99
んお゛あああああぁぁああぁっ♡
問題が発生したため、ワルキューレネットワークを再起動する必要があります。
エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。(0%完了)
詳細については次のエラーを後からオンラインで検索してくださいdosukebe.walkure1919sex
その日、北欧中の至る所でそれはそれは綺麗な噴水が見れたそうな。
「皆(性的に)死んでしまった……。俺のアソコはいつもそうだ、触れてしまうもの全て壊してしまうッ」
「彼女達の自業自得感も否めないですけどねぇ。ていうかセンパイ、ゲルダさんの時みたく、ワルキューレの方々には加減しなかったんですね」
「12歳の処女に無茶なセックスできるワケないだろうがぁ!!」
「急に非常識なことを常識的に語らないでくださいよ……非常識ですよ」
Tytle【北風でもあり太陽】
レビュアー:ヒルド
『多分これが一番まともなプレイだと思います』
今は丸く収まっているからスルーズもオルトリンデも忘れてるかもしれないけど、あたし達とマスターは元々敵同士だったわけだよ? それをパートナーとして人理修復とか、幼馴染だとか一体どの顔で言っちゃってるの? もう少し恥とか知った方がいいんじゃない?
その点、あたしは一番違和感がないように配慮出来たんじゃないかな。
やっぱり男の子は澄まし顔の女の子を屈服して無茶苦茶に犯したい欲望は持ってると思うんだよねぇ。
うん、異聞帯のサーヴァントというよりはクリプターの方が設定として練りやすかったから、オフェリアのファミリーネーム借りたけど、彼女からデミサーヴァントの話とかも聞いてたし、それを活かしてワルキューレ要素も加えてたよ!
え? オフェリア本人からの許可? 取ってないよ? 何か問題あったかなぁ。
いやぁでもあたしも結構頑張って耐えた方だと思うよ、他の二人なら絶対頭の羽根弄られた段階でもう「神性剝がれ落ちましゅぅぅううっ♡」ってアヘ顔潮吹きENDだったと思うから。
あっそれで実は続きのプレイ内容も考えてて、実は同じクリプターで姉妹でもあったスルーズとオルトリンデも結局、マスターに負けちゃってカルデアに連れてこられるんだけど、そこには死んだと思っていた姉妹が変わり果てた姿で敵である男に寄り添っていて、それでマスターが言うの「姉妹は一緒の方がいいよね」ってさ。頷いたあたしは二人に――。
スルーズ(私が一番まともでしょう)
オルトリンデ(私が一番まともだと思います)
ヒルド(あたしが一番まともに決まってるよね!)
ブック・オブ・ジ・セックス。挟んでおいたよ。
次回、反省会&ワルキューレ4P回。