※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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カルナさんに「必ず誰かが、誰でもないおまえを待っている」と言われたので初投稿です。

カルデア・コレクションにてガネーシャ、ラクシュミー更新。


コミックでもアニメでもいいのでジークフリートに心臓をもらう前のシロ(ジーク)きゅんを今一度見て欲しい。もう純粋無垢で細くて柔こくって儚さがあってそらもう守りたくもなりますよって。もうショタじゃなくてロリ?いや生後数日ならペドになっちゃうね。ともかくそんな幼女シロきゅんが髪を伸ばして花で結って白いドレスを着てるなんて事になったらバルムンクで疑似子宮をパンパンする以外のルートが剪定されるのは当たり前だよなぁってなるワケで、はいそこめっちゃ早口で言ってそうとか言わない。


















「今ちょっとラーマ様の立ち絵が咥えているバナナにモザイクかけて、頬を赤らめさせて瞳をいい感じに潤ませる修正作業しているので話しかけないで下さい」

「暇か。それよりもあのインド象が姫とキャラ被りをしまくってる件を心配して欲しい。いやプロポーションは姫の圧勝だから全くもって危機感なんて抱いてないけどね。さすがにマーちゃんの守備範囲外でしょ。ウェイトな意味でのダイナミックな駄肉要素は女の子には必要ないのだ!」

「本当にそう思ってます?」

「嘘です。4tあるメカエリチャンとも騎乗位キメれるマーちゃんなら羽毛みたいなもんでしたわ。あ――! やだ――! インドア引きこもり系の親近感抱きやすいオタクサーヴァントという私の唯一のキャラが脅かされるぅぅ!!」

「ねぇ、おっきー。そもそもそのキャラは貴女が来る前からアルテラさんに使われているのでは……」

「え……じゃあ、姫は一体誰なの。何キャラなの?」

「う――ん、二番煎じですか?」

「…………」

「まぁ、あっちは消費側のオタク。おっきーは供給側のオタク。陰寄り、陽寄りのオタクで棲み分けは出来ていると思いますけどね………………って死んでる」








ビーストウォーズ⑩(シロ編)

 何の因果か人類悪に命を救われるという数奇な運命を辿った名も無きホムンクルス。

 別世界の誰かのように竜殺しの英雄の心臓をもらったわけでもない『シロ』と名付けられた彼の体格自体は培養器で産まれた時と変わらず、140cmにも満たない小柄で線の細い中性的なものだった。

 

 唯一の変化でもある成長した長髪と、白のサーヴァント達に着せられたシルクの白いドレスがプラスされると100人中100人は女の子だと答えるだろう。

 

 そんな子がベッドの上でその小さな体を縮こませながら男に覆い被されて、真っ赤に震えている姿を見て、まさか性別が男だとは誰も夢には思わない。

 

 ただ、そんな彼を今から抱こうとしている白のビーストにとってはシロは女の子と観測されているので、これからシロは肉体も精神性も完全に女の子として開発されるだろう。コサラの少年王や麗しき仮面武将のように。

 

 シロは今日まで刑部姫の部屋で百近くの薄い文献を予習し、こうなった時の為のシミュレーションを頭に描いてきたが──。

 

「ぷしゅ──」

 

 現実が妄想通りにいかないのは往々にしてあること。白のビーストに押し倒された瞬間、シロの頭の中あった乙女的シチュエーションは全て吹き飛び、本人は煙を出してショートした。

 

(兄様の匂い、兄様の感触、兄様とベッド、うわぁ近い近い近い。ナマモノって凄いなぁ……)

 

 アストルフォとセレニケが犯されていたシーンは彼も影ながら覗いていた。そこから何度妄想して慰めた事か。だが所詮、妄想は妄想。いざ自分の立場になった彼はフリーズしてしまっていた。

 ついさっき「お慕いしております」と全身で抱き着いたのは今の彼に出来る限界値でもあった。後はもうか弱き被食者の如くじっと食べられるのを待つだけ。

 そもそも薄い本がリアルの色恋沙汰の参考になるワケもなく、そこの教育をしてくれる者がいなかったのがシロの不幸だったのかもしれない。

 

 そんなシロを見るに見かねて……というよりはしばらく傍観しながら愛でていた白のビーストがやっと愛しい弟分で妹分をリードする事にしてあげた。

 

 

「まず、何からして欲しい?」

 

「では…………すぅ、はぁ……その……接吻からを」

 

 深呼吸をして、まずは比較的ハードルの低い所から乞うことにした。

 小さく眼を瞑り、唇をほんの少し突き出す。

 

 ポニテールは解け、薄茶色の長髪は柑橘系の女の子らしい匂いを漂わせ、目の前の男の欲情をこれでもかと煽っていた。

 緊張によるシロの震えを抑えるように肩をそっと抱き締めた白のビーストは彼女()と唇を交わす。

 

「んっ……!」

 

 まだお互いの唇を触れただけ、大人のキスからすれば入口もいい所。だが、シロはそれだけで小さく絶頂してしまった。

 

 シロの反応を見て、一度、唇を離す白のビースト。えらいえらいと彼の頭をクシャクシャと撫でまわす。

 

「ぽ──っ……」

 

 たった数秒唇を合わせただけで心ここにあらずとなったシロは何度も唇に指を触れ、その感触を確かめる。

 

(なんだ……これ?)

 

 刑部姫の参考資料にはもっとドぎついプレイが沢山あった。第八層で兄様に犯されていたピンク色の髪のサーヴァントと眼鏡の女魔術師とだってもっとハードな事を目にしていた筈だとシロは思い返していた。

 にも関わらず、唇同士が触れるバードキスだけでこんなにも衝撃があるのかと……。

 

(やはり実際に自分が体験すると別次元だ……。これからもっと凄い事をしたら俺はどうなってしまうんだ…………)

 

 恐怖一割、期待九割。

 シロは次なる未知の快楽を求めて、兄と慕う男に無自覚に媚びる。

 

「……はぁ、兄様、今度はその……舌……を入れる事は……出来るだろうか?」

 

 控え目にたどたどしく自分から求めたシロに対して白のビーストは笑みを浮かべたまま無言で唇を近付ける。

 さっきは眼を瞑ったままだったが、今度は敬愛すべき兄の顔を視界に収めるべく眼を開け続け、その端正なのにどこか愛嬌のある表情を収めようとするが、やっぱり恥ずかしさのキャパに限界が来て、キスギリギリで瞳をギュッと閉じてしまった。

「何だこの可愛い生き物。あっ俺の弟分だったわ」と萌えつつ、白のビーストは今度はより深く生々しいキスを交わすべく唇を合わせる。

 

「んっ……ふぅ……!」

 

(ま、たきたぁ♡)

 

 唇に訪れたのは柔らかく湿っていて、新鮮な感触。シロの心情を視覚化するならきっとパタパタと揺れる犬の耳と尻尾が出て来ていただろう。それぐらいに彼はキスという行為に夢中になっていた。だが今度はこれで終わりではない。

 

「んっじゅるぅぅっ!?」

 

 ──にゅるんと。たかだかお子様のキス程度で喜んでいたおぼこちゃんを大人の世界に引き摺り込む舌が入り込んできた。

 

(えっ、えっ、なに、これは……いきなり、口の中に入って、やっ♡待ってくれ♡兄様、うごいちゃ♡)

 

「んむぅっ!? ……じゅむっっ、んれぇぇっ……んじゅるるるぅっぇ! あぁっ♡ちゅ、ちゅむぅぅっ♡んふぅっ♡」

 

 ワケもわからないまま困惑する彼を正気に戻す暇も与えずに百戦錬磨の獣の舌はシロの子供ベロを簡単に絡め取った。淡紅色で汚れを知らないその表面と裏を舌先で舐め上げたと思ったら今度は翻弄されるがままの舌を唇で吸い付く。

 ちゅぱちゅぱじゅるじゅると唾液をふんだんに使って卑猥な音をたてながら、聴覚でもお前を犯しているんだぞとわからせるようなディープキス。

 

「んっ……ぱぁぁ、んぷっ、ちゅぷぅっぅ♡れるぅっ♡ちゅ、ちゅむ、ちゅむぅっ……んじゅるぅぅっ♡」

 

(はっ、はっ、はぁっ、すごっすごい♡俺のベロを兄様が玩具みたいに♡あぁっ、全身がぞわぞわって♡)

 

 ベッドインしてまだ数分。だがシロの精神はハートマークだらけのメスへと完全開発の段階まで来ていた。たかがキス、されどキス。今ショタ系男の娘をディープキスで犯しているのは古今東西あらゆる女英霊を堕とし尽くしてきた性獣。キスの技術だけでも「魔力供給、お願いね? マスター♪」と挑発する生意気な魔法少女系褐色メスガキを「おほぉ♡」とわからせる事が出来るのだ。

 

 生後、数日といったホムンクルス程度が受けるその衝撃は当の本人すら想像出来ない。

 

「ちゅぷぅ、ちゅぷぅぅ♡じゅぅぅぅぅぅっ、れぁっ……れろぉおっぁっ♡ずゅりゅむぅぅっ、むぅっ……じゅむぅ♡」

 

 バードキス程度で軽く達してしまったシロは先程から連続で絶頂を繰り返している。

 自身の未熟な小さな口の中には未だに獣の淫舌が蠢き続けていた。シロの舌だけではなく、並んだ歯を磨くように一つ一つ丹念に舌先で歯茎ごとくすぐり続け、口蓋、頬裏も忘れずに唾液を擦り付ける。

 

(俺の口は言葉を喋る為のものじゃなかったんだ♡兄様に栓をしてもらう為の穴だったんだ♡)

 

「んじゅうるるるるぅっ……! ちゅぷぅ、ちゅむぅ、ぴちゅぅ……んぱぁっ♡んぐっ♡ごくっ♡んぐっ♡」

 

 唾液は擦り付けるだけに終わらず、溜められた白のビーストの涎はお互い繋がった口腔を通ってシロの喉へと送り届けられる。その唾液が喉壁を擦っていくだけでシロは性感帯を刺激されたかのように更なる快感を得て、腰を浮かし痙攣し続けていた。

 

 肩を抱き締めていた白のビーストの手はいつの間にかシロの両手を恋人繋ぎのように握り、お互いの興奮を象徴するかのように何度も何度も握る角度を組み替えながら、唇を貪り合っていた。

 

「っぷはぁっっ!! っぁぁっ……はぁっ──……♡はぁっ──……♡んはぁっ────……♡」

 

「……──っっふぅ。ご馳走様」

 

 ベッドの上でひたすらえぐい水音を響かせ続けて、二・三十分程。ようやく解放されたシロはキスの間、ほとんど呼吸をしていなかった為か、蕩けて惚けた顔で酸素を吸いこんでいた。唾液まみれの口周り。なのに汚いという印象は抱けない、まるで一つの芸術品のような美しさも伴った淫靡さに満ちた表情だった。

 

 このキスだけでシロというホムンクルスは身も心も雌にされてしまっている。

 

 その証拠に薄いドレスでブリッジ体勢のせいか、服の上からでもわかる()()の小さな突起がシロの劣情を表すように露わになっていた。

 

 ──スゥ──っと、白のビーストが鎖骨から指をなぞって降りてまずは上半身。横に並んでいる二つ突起の内、一つを指で軽く弾く。

 

「んひぃっ!!?」

 

 電極を刺したかのようにシロの体が甲高い嬌声と共に激しく揺れた。キスだけでいっぱいいっぱいだった彼の脳髄にまた新しい快感が登録される。

 おもちゃのレールのようにシロの肢体の上で指を走らせているシロのビーストは両手それぞれの人差し指を使って、ピンと張ってしまったシロのはしたない乳首を服の上から何度も何度も弾いた。

 

「ひぁあっ!? あぁっ! にい、さまぁっっ……! ま、まって、それっ♡なんか……んぁああっ♡変になってぇぇっ♡」

 

 弄るというよりは指先でツツ──……と乳首の周囲を擽って、その指を走らせている愛撫のレールの進行上で指先に乳首をぶつけている。鋭い性感帯である乳首をいつ弄るかは彼の匙加減。焦らされて、擽られて、惑わされて、好みのタイミングでシロの弱い所を突く。まだ彼にとってはこの前戯は前哨戦もいい所だが、シロはもう息絶え絶えだった。聖杯が無い只のホムンクルスの身だったら、白目を剥いて気絶していただろう。

 

「おや、可愛らしい下着。自分で選んだの?」

 

 一度手を止めて、白のビーストがドレスを剥いて出てきたのは同じ色である白い下着。バストからヒップまで繋がっているボディースーツ型。完全に女性物だが今のシロが着てても何一つ違和感は無い。むしろ上下をきちんと隠している貞淑さこそ今のシロには相応しかった。

 少しずつ、自身を守っていた殻を破られている事に興奮と羞恥を覚えつつシロは返答した。

 

「……ひぅ、ぁっ、ぁっ、はぁ……いや……アビーや皆に選んでもらって…………」

 

「アビーは昔からお姉さんぶりたい所があるからな──随分と色っぽい下着選んじゃって……。まぁ、皆とも仲良くなったみたいだし、君がそうやって外の世界の物に一つずつ興味を持ってくれるのは本当にいい事だ。君に良く似合ってる、とっても綺麗だよシロ」

 

「あぁっ……良かった……兄様に喜んでもらって」

 

 口内を犯されて、乳首を弄り回されて、色んな所をおっ勃ててしまっているタイミングだったが意を決して選んだ勝負下着を褒めてもらってシロの喜色メーターは跳ね上がる。

 ならばとじっくりその下着姿を視姦して欲しい反面、布の下で眠る素肌を曝け出して、直に触れて欲しいという欲望があるのも事実だった。

 

 下着は見せる為の物であり、脱がせる物でもあるジレンマ。だがセックスにおいては千里眼EXのこの男。シロの意図を察した白のビーストは肩のストラップを外し、とりあえずは胸の下まで降ろす半脱ぎ状態に留めていた。いきなり全裸に剥いてこなかった彼の気遣いに感謝しながら、シロは助けられた時以来の胸を彼に曝け出す。

 

「直接見るとすんごい勃っちゃってるよシロの乳首。ピンク色のえっちぃのが周りの乳輪も引っ張って膨らんじゃって完全に女の子のおっぱいになっちゃったね」

 

「っんぁ……そんなに詳しく……説明しないでくれ……」

 

 痛いぐらいにそそり立っている乳頭を見て、気恥ずかしさに顔を隠すシロ。だがもうその行為一つ一つが男の欲情を煽っているとシロは気付いていない。

 余計な肉がついていない華奢な上半身にシミ一つない箱入りの白い肌、そこに咲いている蕾に白のビーストが今度は指ではなく、舌で舐め上げる。

 

「んっ♡ふぅぉぉぉっ!!?」

 

 一瞬の感触だったがそれで十分だった。湿っていて指よりも深く生々しく暖かい感触。さっきよりも大きくはしたない声が当たり前のようにあがってしまう。

 今度は指の代わりに舌が出てきただけだが、快感は段違いに駆け上っていた。

 

「はっ! あぁっ……! ひぃ♡くすぐってゃあぁ♡……んああぁっ♡なぞるのぉ……ずるひぃぃ♡んああああぁっ!」

 

 悶えて快楽を逃がそうとするシロだったが両手を抑えられて、それも許されない。拘束されたまま、胸に顔を埋められて、舌という筆で乳首の周りをコーティングしながら、焦らされていた。既に股から湿った感覚がしていたがそっちを気にする余裕も無く、女の子おっぱいをひたすら舐められ続けていた。

 

「お母さんでもないシロの乳首はもう気持ち良くなる為だけに存在するものだからね、死ぬほどよがっていいよ……んちゅぅ」

 

「ンはああああぁぁっ!! あぁぁっ♡にい、さまあぁっ♡吸うのはぁぁあっぁっ♡だめぇええっ……出ないぃ♡おれ、母乳なんてぇ……ひゃひぃっ! でにゃいからああぁっ♡」

 

 そうしてシロの雌乳首の存在意義を証明するように白のビーストは咥え込み、唇で小さく断続的に甘噛みし続けながら、乳腺を掘り出すように吸引していた。兄という存在が赤ん坊のように自分の胸に甘えてきているという倒錯的な状況に混乱しているシロはおっぱいは出ないと、長い髪を振り乱しながら快楽の輪廻に身を委ねていた。

 

 生物学的には女ではないシロのその言葉は確かに正しいが、かつてインドにおいて蓮の花が拡がる湖の前で白のビースト、シータ、ラクシュミーとの4P青姦によって更なる開発を施されたラーマは遂に母乳を吹き出す事も可能になった。好きになった者を女に開発する達人であるマスター、「男の身で女のような生理現象が起きるのは不幸」という解釈で自身の中にある女神の力を行使したラクシュミー、「これはまさに乳海攪拌! ラーマ様をエチエチ罪と理性破損罪で訴えます! 覚悟の準備をしておいて下さい! 近い内に私達の子供も産んでもらいます楽しみにしておいて下さい! いいですね!」と興奮でブレーキが消失しているシータによるコンビネーションプレイの成果とも言えるだろう。コイツらは次のユガは間違いなく迎えられないですね。

 

 精神は人の外面に多大な影響を与えるというのなら、内面がメスに調教され、体つきが女の子のようになったラーマと同じ状態にシロがなってもおかしい事は何一つ無い。

 

 若干、話は逸れたが喘ぎ続ける今のシロにはそれぐらいのポテンシャルは秘めているという事。

 

「ひいぃっ♡あぁっ! んああっぁあっ……! 無理、無理ぃ♡ちくびぃ、とれてしまぁうぅっ♡んぉぉぁっ! 頭ぁおかしくなぁっるぅぅっ♡」

 

 白のビーストはリードする年上として余裕を持った笑みを浮かべながら、弧を描くように舌先でシロの右乳首を舐め回す。空いた左乳首は爪先でカリカリと掻く。上目遣いでシロの反応を逐一堪能しながら、快楽を教育する手を止める事は無い。弄られ続ける乳首もそれこそが至上の悦びだと訴えるようにどんどん膨らみ続ける。

 

「すんごいエッチな顔になってるよシロ。魅力的で眼が離せないや」

 

「ほ、ほんとぉ……? 俺はにいさまぁにぃ……んひやあああぁっ!? ひっ、んぃ……下にももう手を出すなんてぇぇ……んあああぁっ♡兄様ぁ、思考が追いつかないぃぃっ……♡」

 

 兄の言葉に泣き笑いのような顔で喜ぶシロだったが、さっきから痛い程に触りたくてしょうがなかった股間が何かに包まれたとわかった瞬間、さらに淫靡にその表情をくしゃくしゃに崩した。

 

 さっきまで手を抑える為に使っていた白のビーストの右手がお椀のようにしてシロの股間の膨らみを包んでいたのだから。シゴいてるわけでもなく、ただ優しく包んだ手で揉み込んでいるだけ。下着の下で眠る雌棒を慈しむように愛撫する。激しさはこの間のシロの自慰に及ばないのに、その快楽の鋭さは次元が違った。

 

 乳首と股間の3点責め。パチパチと脳神経を快楽が焼き尽くす感覚。シロは今、自分はどんな顔をしているのかも想像出来なかった、けれど兄様ならどんなはしたない様を晒しても受け入れてくれる……そんな信頼もあって素直に快感に身を任せる。

 

 シーツをギュっと掴み、顔も体も隠す事を止めたシロ。腰を浮かして、敏感な部分を嬲られ続ける姿はあまりに目に毒だった。

 

「んぅぅっ! ふぅぅっぁっ♡はぁっ、はぁっ、あああぁっ♡き、もちぃぃ……兄様ぁ、これぇ、スゴくきもちぃぃっ♡もっと、もっとぉぉ……俺に色んな事を……んぁあっっ♡教えてぇぇえっ……!」

 

 人差し指の第一関節ぐらいに膨らんだシロの勃起乳首がそれぞれ歯で噛まれ、強めに指でつねられる。

 だが今までこねくり回され出来上がっていたシロの性感帯は痛みも感じずそれすらも快感として受け入れた。

 

「っ、はぁぁっ♡あああぁっ──……! イ、くっっぅ……────♡」

 

 読み漁った文献では激しい絶頂が訪れた時、自らの口から申告するのがベッドマナーだと学んだシロは股座からも何かを放出し、今日一番のエクスタシーに襲われた。

 ベッドのスプリングを激しく軋ませた後、ぐったりと横たわったシロの口の端から漏れる涎が舐め取られた。

 白のビーストの挙動一つ一つに心と体が敏感に反応してしまうシロはもうこのまま幸せな気持ちのまま眠りたい気分に駆られたがついさっき「色んな事を教えて」と乞われた彼がこんな所で終わりにするワケもなく──。

 

「スケベにも程があるっての。もうこっちも我慢出来ないよ。……そろそろ本番にイッてもいいかな?」

 

「ほ、んばん?」

 

 何てことだ。

 シロは震えた。しかしそこには恐怖は無かった。世界が3回ぐらい生まれ変わったぐらいの衝撃を受けたさっきまでのやり取りは前座に過ぎなかったと──。

 その通りだ。あまりの快楽に頭が白痴になっていたが、男女の営みはもっと先があるじゃないかとシロの口角が上がる。

 

 上半身だけを晒していたボディースーツ型の下着も脱皮のように剥ぎ取られる。

 という事は()()も見られる。

 今まで彼に相応しい()になるべく、振る舞ってきたがここだけは誤魔化しようが無い。ありのままの自分を愛してもらおうと決意した以上、ここを改変するつもりは無いがそれでも一抹の不安がある事は否定出来なかった。

 白の陣営のサーヴァント陣はシロから見れば、一人一人が外見・中身共に彼に愛されるに足る素晴らしい女性しかいなかった。自分のこれは彼女達にはついてない。

 

(最後まで愛してもらえるだろうか……)

 

 産まれて間もない故の自己評価の低さ。そんな彼の内情をシロのビーストも察してはいたが、ここは下手に慰めの言葉をかけるよりは行動で示すべきだと次なる営みに移る。

 

 白いハイソックスを除いて、一糸纏わない姿になったシロは内股になり、恥ずかし気に股間の所に手を当てていた。所作全てがもう女の子にしか見えない。

 白のビーストがやんわりとその手をどければ、男根というには可愛らしい皮を被った蕾が咲いていた。

 

「うぅぅぅっ…………恥ずかしい」

 

 前戯のせいで出してしまったのだろう、皮の先からは透明な液が零れだしていた。勃起しても男性の通常状態の平均サイズにすら満たないそれは肥大化したクリトリスという表現の方が正しいかもしれない。

 細く、筋肉という言葉を一切知らない、火照った白い肌に包まれたか弱き体でピクんと震えているシロの陰茎は女性器が無いのに男の劣情を煽る天性の淫らさを持っているような気もした。

 

「兄様……その、……ソックスは脱がなくてもいいのか?」

 

「それを脱ぐなんてとんでもない!」

 

「そ、そうか……。セックスは奥が深いんだな。語感が似ているソックスは残しておくがマナーだと……あぁ、兄様、そんなにじっと見詰めないでくれ。みっともないだろう……」

 

 話を逸らそうとしたが、欲情籠った瞳で自身の性器を見詰められてシロはつい自虐的な言葉を吐いてしまう。

 

「……みっともないかどうかは俺が決める。シロ、お尻あげて」

 

「あ、あぁ……」

 

 言われるがままうつ伏せになって、素直に小ぶりなお尻をあげるシロ。

 

「にいさま、なに、んぉぉっ!?」

 

 ぞわりと神経全てが荒立ったような感覚。一拍おいて、どこを触られたのか理解したシロ。

 いやこの体で抱かれる以上、そこも覚悟の上だったがまさかこんな心の準備も無しでいきなり触れられるとは思わなかった。止めようと言葉を絞り出そうとするが──。

 

「んぉぉっ! あぁっ♡んぅっ……んほぉぁっ♡」

 

 出てくるのはもはや意味を成さない情けない喘ぎ声ばかり。

 誰もまだ触れた事のない新雪のような菊門。綺麗に皺が並んだその雌穴は汚れが一切なくシロ製の特別な陰唇は白のビーストの指を情婦もようにはしたなく咥え込んでいた。

 

(あぁ、兄様ぁ。そんなきたない所に指を挿れてぇ……はずかしい、死ぬほど恥ずかしいのにそれ以上に嬉しくて気持ちいいっ♡)

 

 唾で濡らした中指を器用に動かして、腸道を拡張していく。動き全てがシロに性的快楽を教え込むものでその穿孔機は進めば進むほど、シロの雌棒も連動して淫猥に揺れていた。

 

「せっかくだから、ここでドライオーガズムとウェットオーガズム一緒に経験しちゃっおっか」

 

「はぇ……?」

 

 既に中指は第二関節まで飲み込み、もう少しで前立腺まで到達するという域。

 お尻を突き上げた状態でメスの鳴き声しかあげれなくなったシロは彼が何を言っているのかもう理解出来ていなかった。まだまだ開発される場所が増えるとは露知らず。

 

「ひやああああぁあっぁぁっ──♡」

 

 視界が真っ白になった。

 

 乳首を咥えられた時と同じ感触、だがその衝撃は桁違い。腰が抜けそうになるのを何とか踏ん張る。

 脳が理解を拒んでいたのかもしれない。自分の情けない性器が敬愛する兄にしゃぶられているなんて。

 

「んんぁあっっ……! おっ♡んぉぁっ♡ひぃっ、あぁっ……! んぉぁっ♡あああぁぅ♡」

 

 ドライオーガズムは射精を伴わない絶頂。ウェットオーガズムは射精を伴う絶頂。もっと端的に言えば、前者はメスイキ。後者はオスイキ。尻穴とペニスを同時に責められているシロはもうじき相反する絶頂を味わうことになる。

 

 指は既に前立腺まで届き、ほぐすように圧迫されている。アナルを責めれられて興奮しているシロの雌茎は白のビーストの中で膨張しているがそれでもサイズはせいぜい指二本分。キャンディのようにコロコロと口腔の中で舐め回されている。

 

「にぃっ♡さまぁっ…♡にいさまぁっ……♡んぉっ、おぉぉっ! ォっはああぁっ♡んひいっぃぁっ……!!」

 

 滑らかなお尻の表面を撫でられ、菊門をほじくり回され、雌茎をしゃぶり尽くされる。シロの性器の先端からは今までの愛撫で出してしまった精液と混じり合った先走りが皮の先端から漏れ出している。精液というにはあまりに薄くて透明な色。むしろ、膣液にも思えるそれは容赦なく彼が吸い出していた。

 

(すわれるぅ……全部、ぜんぶぅ♡体の中ぁ、なかみぜんぶぅ兄様に吸われちゃぅぅ♡死ぬほど恥ずかしいのに、どうしてこんなに顔がにやけてしまうんだぁ……♡)

 

「はぁっ♡ああああぁっ! んぉ、んぉぉっ、んほぉぁっ♡おちんちん生えているのにぃぃっ……女の子になるっ、女にされぇぇっ♡……兄様にメスにぃされてるぅぅっ……!」

 

 自然と卑猥な言葉が零れる程、シロは彼の雌開発に適応していった。

 雌犬のように平伏して、ただ彼からの愛撫を受け入れる愛玩人形。そうなってもいいぐらい、二種類の快楽に頭を毒されていた。

 もう限界が近づいているのもシロは察していた。恥ずかしいとか申し訳ないとか気持ちよりも全てを爆破させたい欲情に駆られる。

 性別は男なのに、女物のドレスでデートを楽しみにして、女物の下着で抱かれて、女の子ように啼かさ続けて、女の子ように彼に夢中になって。

 自然と内股になって、本能が雌として彼に媚びるようになってしまっている。

 

「はああぁぅっ──♡あああぁっ──♡でる、でるぅ……でるぅぅっ……にいさまぁっ♡でちゃぁぁぅぅぅっ──……!!」

 

 ピュルピュルッとまずはオスイキ。潮のような濃度の薄い精液が喉に放出される。舌で絡められているシロの性器から最後の一滴まで搾ろうと吸引音を立てていた。じゅるじゅると魂さえ吸い取るフェラの音が続いた。恍惚としてどこかスッキリとしたシロの顔、終わった気でいるのはまだ早い。

 

「はぁっ、あああぁっ……ぅぅっぁっ、たくさん出てぇぇ……おほぁぁっ!? んぉおっ♡にゃんでぇぇっ……!? 射精ぃぃっ♡しゃせいぃしたのにぃぃっ……まだぁぁっ♡んほぉあぁっ♡」

 

 オスイキに追随するように、オスイキを上書きするように、射精で敏感になっているアナルを白のビーストの指が絶頂まで追い立てる。

 

「はひぃ、はぁっっ……まだぁ、んぉ♡まだ終わってないのかぁっ……!! ひぃ♡おちんちんくわえられたままぁ……アナルいじられてぇえぇっ♡んぉっ、んぉぉぅ! んほぁあっっ!! んぉ♡んほぉ♡んおおぉぁっ♡ほあああぁっ♡いっくぅっ……イ゛くぅぅぅっ!!」

 

 皮の中に舌を入れられながら精液を出し尽させる勢いでフェラを継続され、腸道の中を指が刻むように細かく動いている。ドライオーガズムの瞬間、シロはペニスが無くなり、菊門がマンコになって正真正銘女の子になってしまうような感覚に駆られた。

 

「ん゛ん゛おぉあああああああっぁあぁぁぁぁぁっっ──……!!」

 

 射精が解放された快楽というなら、今のメスイキはこちらを離さないような束縛する快楽。下品な声をあげて、打ち上げられた魚のように痺れ続けるシロはまだ絶頂の拘束から逃れる事は出来てなかったようだ。

 

「んあ゛ぁぁっ♡んぉぁっ、い、クぅ♡いくぅっ♡あぁっ! またイッてぇ♡イッてるぅぅっ♡ああああぁっ……!」

 

 度重なる射精で萎んでしまった男性器とは正反対にケツアクメをキめてしまったシロの体は女性のような絶頂に心捉われたまましばらく快楽の余韻に浸っていた。

 可愛らしい雌棒を解放した白のビーストは薄栗色の長い髪を掻き分けて、うなじに淫靡に浮かんだ汗を労わるように舐め取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(俺は今日一日だけで大人の階段を何段駆け上がるのか……。これが飛び級というやつなのか……)

 

 ベッドの上で仰向けのままボォーっとIQが低くなってしまっているシロは親愛たる兄が目の前で服を脱いでいく様を一挙一動見落とさないように眺めていた。

 

 体中にのびている赤い令呪。痩せ身でありながら、引き締まってかつ整っている肉体。

 そして今まで下半身を拘束していた衣類を脱ぎ去って出て来た圧倒的に雄を感じさせるモノ。

 

「わぁぁっ……」

 

 まるで憧れの英雄を目にしたかのような感嘆の声が自然とシロの口から零れていた。

 自身の何十倍もある男性器。いやこれを男性器と称するなら、自分のモノはせいぜい陰核がいい所だろう。血管が浮き出て鉄串のように興奮している怒張はこれからシロを犯し尽すと語りかけているようだった。

 

「……その触っても?」

 

「どうぞ」

 

 はやる心鐘を落ち着かせながら、愛おしい人の性器に顔を近付ける。宝物のように慎重にかつ繊細に指を這わせる。

 

「わぁぁっ」

 

 再び感嘆の声。

 

「そんなに夢中になられると少し照れるね」

 

「えっ? ……いや、あのそのっ……!」

 

 白のビーストの言葉で自分が無意識にうっとりと肉棒に頬ずりしている事に気付き、アタフタと慌てるシロ。

 

「いいよ、続けて」

 

「あっ、うっ、はい……」

 

 許しをもらっておずおずと今度は匂いを嗅ぐシロ。雌に格の違いを理解させる強烈な雄の匂いが鼻腔をくすぐり、シロの顔つきはさらに色情を増していく。一種の色気を持った雄臭さを十分に堪能しているシロは頭をクラクラさせつつ、両手、頬を擦り合わせるだけでは満足できなくなり、今度は控えめに舌を這わせる。

 

(しょっぱい……。エラの張ったカリ……俺の顔なんて簡単に隠れてしまう、あぁ……本当にスゴい♡俺のと比べてしまう事自体烏滸がましい、これが本物の男性器……♡)

 

「その……こんなに大きくなったのは俺に興奮してくれたという事で……いいのだろうか?」

 

「うん、シロがあまりにもエッチだったから俺のチンポがシロの事、犯したくて犯したくてこんなに育っちゃったんだ」

 

「エッチだなんて、そんな……んぉぉっ!? んひっ♡あぁぁっ、ま、たぁぁっ♡」

 

 これから行う営みの為に白のビーストの指が再び、シロの尻穴をほぐす。桃色に染まっている雌の入り口をグリグリと拡げさせ、入念な準備を行う。

 自分の体にここまでペニスをいきり勃てる程興奮を覚えてくれた兄に対して、シロは自分だけではなく、彼にも早く気持ち良くなって欲しいと願った。獣のような欲望を解放するのにこの体を好きなだけ使って欲しいと。

 

 兄様のペニスをもっと愛でるのはまたの機会にしようと太腿に手をあて、両足を開脚し、おむつを替えてもらうような姿勢に。今の自分の体で一番、兄のペニスを気持ち良くさせる所を曝け出す。

 

「兄様は…………俺を、妊娠させたいのか……?」

 

「そうだね。孕ませて、俺の子供を産んでもらって、家族になりたいぐらいには好きだから」

 

「んんぅっ♡」

 

 ぴたっとガチガチの亀頭をシロの雌穴へと標準を定めて、熱烈な求愛感情を向ける白のビーストに対して、シロはゾクゾクッと存在しない筈の子宮が疼いてしまうような感覚に駆られる。

 焼けるような男根の先端が菊門に触れるだけで達してしまうぐらいに欲情の昂りが止められない。

 

(つくる……つくるっ……! 聖杯の力でも何でも使って……! 子宮でも卵子でも体内につくるっ……! 兄様の子供を絶対に孕んでみせるっ♡)

 

「それじゃあ、挿入れるよシロ」

 

「あぁ、来てくれ兄様ぁぁっんおぁぁぁああああぁっ!!」

 

 体の神経が全て焼き切れたような衝撃。下半身が無くなってしまったのではと錯覚する程の快楽をシロは感じていた。

 

 怒張がシロの初めての異物の侵入を受け入れる。ヌプりと生々しい肉音を響かせて掘削を進めていく。シロの小さな肉体に覆い被さるようなった白のビーストは初物の雌穴の感触を堪能しながら、精を吐き出す肉棒を奥へ奥へと進めていく。

 

「んぉぉっっ♡あぁっ……ひぁああっ♡あぁっ! んあぁあぁっっ! おひりぃぃっ♡こわれちゃぁぁっふぅっ♡」

 

 カリがきわどい角度でシロの腸壁をゴリゴリ削っていく度にほんの僅かに残っていた男の部分も一緒に削られていく、白のビーストとの接触面が増えれば増える程、女性ホルモンがどんどん分泌されていくような気分だった。

 

「凄いねシロのナカ、キツキツで腰を進めるのが止まらないよ。ほら、奥まで進んじゃう」

 

「んおああぁっ!! そんなぁっ……おなかがぼこぉってふくれてぇぇっ♡おぉっ♡んぁぁっ♡もっとぉ、にいさまぁのぉぉおひんひんもっとぉぉぉっ……!」

 

 下腹部に見える丘のように長い膨らみが白のビーストの剛直の大きさ、それを受け入れてなお悦んでいるシロの愛の深さを証明していた。アナルを犯され啼き喘いでいる彼の声は誰が聞いても女の声だった。

 

(はぁっ、はぁっ、嬉しい♡嬉しい♡兄様が必死に腰を動かしてくれている! 俺に興奮してくれている! 肉体も心も繋がっている! これが愛ッ! あぁ、あぁっ♡幸せ、幸せだ、俺は! 兄様と結ばれる事が出来たっ♡)

 

 シロの足は自然に白のビーストの腰に絡まり、彼の抽送を当たり前のように受け入れる。

 

「はぁっ、んあぁっっ!! また、乳首ぃもぉっ♡や、アナルもぉっっ、んおあぁっ♡あひぃぃっ♡くるぅぅっ、くるっひゃうぅっ!」

 

 もう雄としての用途は為し得ないシロの雌棒は愛液を噴き出しながら揺れるだけ、今日の性交の復習とばかりに充血した乳首も指先でこねくり回されながら、ストロークは続く。一突き一突きでシロの理性は融解していく。灼眼は淫らに蕩け、半開きの口からはだらしなく舌が零れていた。そんな無防備な舌もすぐに白のビーストに絡め獲られて──。

 

「んむぅぅっっ! じゅるぅぅっ……♡じゅぱぁっ、はぁっ♡すきぃぃっ、舌でベロベロするキスぅぅっ、ちゅ……ちゅむぅっ♡……ぱぁっ、しゅきだぁっ♡」

 

 乳首を弄られ、ディープキスをされ、圧し掛かるようにアナルをノックされている。種付けプレスの姿勢で盛り上がっている二人にはもう他の者は目に入っていない。孕ませたい者、孕みたい者、単純明快な相互関係で成り立つ獣の交わりはより激しさが増す。

 

「むじゅるぅ、じゅぶぅっっ♡んぱぁっ……あむぅっ、ちゅ♡ちゅぅぅっ♡……っはぁっ、んぉっ♡んほぉっ♡」

 

(すごい……! セックスってすごい! こんなにも気持ち良くて心が暖かくなるものなのか! 人類が何万年も夢中になるのも頷ける……! 俺の体を犯している兄様……俺を女の子にした兄様……! あぁ、格好良い♡格好良い♡)

 

「ちゅ、ちゅむっ……にいしゃまぁっ――――──ってぇ」

 

「っんぅ? どうしたっシロ、もっとっ大きい声で言わないとわからないぞっと!」

 

「んおぉおおっ!! ……あっ、はぁっ孕ませてぇぇっ、兄様の子供産みたいからぁぁっ……あっ、あっぁ♡おっきーの所にあった本みたいにぃっ『孕め! 孕め!』って言いながら子種叩き付けくれぇっ、んぉぁっ♡」

 

 この子を助けてすぐに刑部姫の部屋に匿ったのは教育上失敗だったようだ。ご覧下さい数日前は必死に生にしがみつく為に足掻いていた名も無きホムンクルスが今や精にしがみついて中出しを懇願する女の子にまで成長しました。おっきーの部屋には保健体育の教科書を置くべきでしたね。

 

「たった数日でこんなにドスケベになるなんて、お兄ちゃんは泣けてくるよ全くっ!」

 

「らって、らってぇ……兄様がぁっ……俺をこんな気持ちにさせたんだぞぉっ……んぉっ、あぁっ♡傍にいるだけじゃ、我慢できなくなってしまったんだからぁっ……あんぅぅぅっ♡」

 

「人の所為にするか、コイツめ!」

 

「んぉぉぉぉっっ♡あっ、あっ、あぁっ、んぁっ♡んぉっ♡おく突くのぉっぉ、早くにゃってぇぇっ……はんぁぁぁあっっ!! んじゅぅぅぅっ♡」

 

 パンパンと膝を巧みに曲げ伸ばしして、ストロークを加速させる白のビースト。シロのおねだりもあってお互いの欲情はフルスロットル。出している音と動きは完全に押し倒してる無垢な雌に雄を教え込むモノになっている。舌を舐め合わせ、手を握り合い、密着して腰を叩き付ける。

 

 口からもアナルからも下品な音を響かせて、クライマックスへ駆け上がる。

 

「んじゅ、ちゅ、ちゅむぅぅ、兄様ぁっ、兄様ぁ、兄様ぁぁっ♡んじゅむりゅぅぅっ……じゅぷりゅぅっ!」

 

「ほらっ、出すぞっシロ! 子供ともども一生面倒見てやる! 孕め! 孕め!」

 

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ぅぅぅぅぅっ────!!!」

 

 シロがこれまで出してきた薄い射精とは比べ物にならない白濁の濁流、本当の雄の射精。億単位の精子達がシロを身籠らせようと液となって直腸の中でいっぱいになる。

 殺されてしまうとふと頭によぎってしまうぐらいの強さをもった快楽の流れに瞳を限界まで開くシロ。だが舌は貪欲に彼の動きに合わせたまま唾液を求め、足はさらに強く腰に絡み付いている。

 

(来た、来たっ、来たぁっ、来たぁぁっ♡兄様の精液ぃぃっ…………止まらないぃっ、まだ出て、はは♡俺のお腹の中で動き回ってる♡)

 

 あまりに多量な精液が注がれた為、疑似的に妊娠したかのようにお腹が膨れる。射精しながらも絶対に孕ませるという強い意思を持った白のビーストの肉棒は硬さを失わず、まだなおシロの最奥を突き続ける。

 

「ん゛むぅぅっ……じゅっ♡んぉぁっ……! ちゅぱぁぁっ……あぁっ♡ひんぅっ♡兄様ぁぁっ……♡んぉっ! す、ごい量ぉぉ……こんなの受精しちゃぁっ♡んぁあっっ! んぉっ、んほぉっ、おほぉぁっ♡イ、くの止まんにゃひぃっ♡んぉっ♡あぁぁっ、んぁああっ♡んほぁっ♡あ゛へぇっ……! ぇあぁっ♡」

 

 射精した後に何十回のストロークが終わった後、絶頂地獄から酸欠気味のシロがようやく解放された。酒瓶からコルクを外したような音を立てて、尻穴から抜かれたペニスはまだ射精し切っておらず、外に出た勢いでシロの肢体を『白く』染め上げていた。

 

「あひっ、ひぁっ、兄様のシャワーぁぁっ♡れろぉっ、じゅむぅ……おいしぃぃっ……んぉ、あんぅっ♡舐めただけで、イッちゃぁあっううっ……」

 

 ぐったりと脱力したシロの尻は白のビーストサイズに開発された雌穴から白濁液を垂れ流し、ベッドの上に落ちた。腹は中出しされた精液で膨らみ、足はがに股にだらしなく拡がっている、中も外も精液まみれになった姿からまるでレイプされた後のような有り様だったが、全身に掛けられた精液を愛おしそうに指で掬い、口に運んでいる様子からわかるようにシロに悲壮感は一切無い。

 

「お疲れ様、シロ。よく頑張ったね……。とっても気持ち良かったよ」

 

『シロ』と名付けられたホムンクルスは二度生まれ変わった。

 一度目は聖杯戦争の消耗品という運命から逃れる為に自ら生きる決心をした時、人間として。

 そして二度目は自分を人間として救ってくれた男に抱かれたこの瞬間、女として。

 

(兄様の子供……数は野球チームが出来るぐらいの人数が平均的なのか……?)

 

 タプタプしたお腹を妊婦のように慈愛に満ちた顔で撫でるシロは幸せの絶頂期だった。自分が一番『人』だと思っている兄と結ばれて、繋がって、子種を吐き出されて、家族になる事を認められた。同じ景色を見続けたい、共に生きていたいと願った人とのセックスという夢が叶った、それだけでシロはもう心がいっぱいになっていた。

 

「あなたを……もう、どこにも行かせません。愛してます兄様……ちゅっ、んぅっ」

 

 今度はシロからじゃれつくような優しいキス。獣に親愛を注がれたホムンクルスは泣きたくなるぐらいに幸せだった。そして同時に新たな決意、この人の隣に相応しい者になる為に強くなることを──。

 

 

 

 

 

 

 

《赤黒陣営が三白城に攻め込むまで残り30分》

 

 

 

 















半年ぶりのエロ。この小説R18だったんすね……。それがノーマルじゃなくて男の娘とは……いやシロ君はおちんちんがついた幼女。はい復唱。
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