※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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《ぐだぐだ鬼ヶ島イベtaka2》

桃から生まれた、ぐた太郎は大きくなり、鬼ヶ島に鬼退治へ。
馬に乗っていない方の父上ことおじいさんからははきび団子と黒い聖剣を、
殺菌ホリッカー治療天使ことおばあさんからは山ほどの消毒液と絆創膏と包帯と……etc

二人の期待と心配を受け、鬼ヶ島に向かうぐだ太郎。

道中で――

牛若犬「犬です」
マシュ犬「犬です」
きよ犬「犬でございます」
沖犬「犬ですよっ」
モー犬「犬だぜ」
リリ犬「同じく犬です」

6匹の犬が仲間になりたそうな眼でこちらを見ていました。
猿と雉はどうしたという、野暮なツッコミはぐだ太郎空気の読める子なのでしません。

しかし、きび団子は渡される前におじいさんがほとんど食べてしまったので一つしかありません。

その事を知った6匹は当然の如く、バトルロワイヤルを開始しました。
結果は見るも無残、死屍累々という結末でした。

争う事の虚しさを教訓として刻んだぐだ太郎は一人で鬼ヶ島に向かう事にしました。

《続かない》




犬系サーヴァントって多いよね、飼いたいなぁ……飼いたいわぁ。


犬神(牛若丸)

――――――褒める事は実に大事、相手が人であれ、犬であれ。

 

 

「主どの―――!デーモンの首級(しるし)を取ってきましたぞー!」

 

血まみれスプラッタでデーモンの頭を両脇に抱えるのはぽんぽこライダー牛若丸。

返り血でにぱぁっと満面の笑みを浮かべているのは実にホラー。

 

褒めて褒めてーと言わんばかりに駆け寄ってくる首狩り族。

俺の為に首置いていけをしてくれたのだろう、その気持ちは嬉しいが……。

 

「ふむ、こいつの首は素材には使えないからなー……」

 

蛮神の頭なんて素材はないからね、心臓が欲しいのよ心臓が。

 

「あっ、……そう、ですか……申し訳ありません……不要なものでしたか……」

 

先程の笑顔も曇り、落ち込むように顔を伏せてしまう牛若、幻覚で尻尾がシュンとなっているようにも見える。

 

「だがっ!俺の為に首を挙げようとしたその意気や良し!!」

 

「主殿……?」

 

ペットを褒める時のコツその1:

その子が自分の望まない事をしてあげても、自分の為に何かしてくれたという功績を考慮して頭ごなしに叱るのではなくまずは目一杯褒めてあげましょう。

 

「褒美だ!頭を撫でてやろうぞ!」

 

「あ、あ、あるじどのっ!」

 

感極まった表情で抱えてた首を横にブン投げて、俺に抱き着いてくる。

その首は俺の為に取ってくれたんじゃなかったのかね?扱いが雑すぎない?

 

「~~~♪」

 

「よく頑張ったな、マスターは牛若のような家来を持てて誇らしいぞ」

 

彼女についていた返り血がびちゃあっと俺のホワイトな魔術礼装についてしまうが気にする必要はなし。

血が怖くて女が抱けるかぁ!!

まぁ、服が血に染まる事で箔がついたというか、威圧感が増したというか逆に良かったと考えればいいし

 

「よ~しよしよしよし、愛い奴め~、愛い奴め~」

 

懐に収まるぴったりサイズ。

かいぐり、かいぐりと頭を撫で回す。

幸せそうに目を細め、されるがままの牛若に和んでしまいすわ。

頬に血が飛び散っている?牛若丸の可愛さの前には些細な問題だろう。

 

「はぅわぁぁ~~~……主殿の撫で技巧は三千世界で一等賞です~」

 

「はっはっはっー褒めても何も出ないぞー、それそれそれそれ……」

 

決して激し過ぎず、かといってゆっくり過ぎず……優しさと嬉しさと信頼と愛おしさとスパイスにほんのちょっとのエロスを感じさせるような手付きで頭を撫でくり続ける。

そら~蕩けちまえ~。

 

「あぁ、はふぅ……んんぅ……あ、るじどのぉ……はぁ」

 

「デーモンの頭も頑張って調理すれば食べれない事もないし、燻製にだって出来るかもしれないしね。

けど今度は牛若を見込んでもっと難しい物を頼んじゃおうかなー」

 

ペットを褒めてあげる時のコツその2:

そして一定以上褒めてあげたら今度は自分が何を望んでいるのかしっかりと伝えてあげましょう。

ただ漠然と褒めるだけではその子の為にもなりません。

 

「んあぁ……はいぃ……主殿の為ならこの牛若……ふあぁ……どんな事でもやり遂げましょう……」

 

「よしよし、お兄さん今度はデーモンの心臓が欲しいなー、牛若にしか頼めないなーこんな事はー」

 

撫でる手は止める事はなく、そのまま耳元で囁くように語りかける。

なんか牛若ちゃんビクンビクン震えてるし……傍から見るといたいけな女の子を洗脳してる絵面にも見えかねんなコレ。

 

「あぁ、はいぃ……はいっ!心臓でもなんでもとってきますぅ、ですので、もっと頭をなででくださいぃ……はあぁ……」

 

「ええい!この欲しがりさんめ!ココか!ココがいいのか!」

 

「はうぅっ!……そこぉ!そこがぁ!いいんですっ……!……あぁっ!あるじどのぉ……はあぁっん!」

 

頭を撫でてるだけなんで不健全な事は一切してませんよ?

 

 

 

~~結局その後。

 

「主どのー!彼奴から心臓を取ってきましたぞ――!」

 

刀に見事突き刺さっているのは新鮮獲れたてピチピチの蛮神の心臓が3つも!団子三兄弟みたい!

マジで心臓取ってきたのか!ゲイ・ボルグなんていらんかったんや!(おい

 

「やれば出来るじゃないか!牛若丸!褒めて遣わす!カモン!」

 

両手を広げ、忠犬を歓迎する。

 

「主どのぉ―――!!」

 

うん、だからせっかく獲った心臓を刀ごとブン投げるのは止めようか、危ないしネ!

 

 

 

 

 

 

 

それからの忠犬牛若丸は――

 

 

「主殿が欲しがったていた骨を骸骨兵共から大量にカツアg……コホン徴収してきました!」

 

 

 

「主どの――!!蛇の目玉をこんなに抉り取ってきましたぞ!」

 

 

 

「ほら飛べ、もっと出せるだろう。主殿の為に世界樹の種とやらを出せ……なに?もう無い?

……そうか主殿は狼の毛皮は喜んでくれるだろうか……ん?なんだまだ出せるではないか」

 

 

 

「バイコーンだ!!角置いてけ!なあ!戦馬の幼角だろう!?角を置いてけ貴様!!」

 

 

依然としてブレーキは壊れたままだったが俺が欲しい物を言えばそれをしっかりと持ち帰ってくる有能なワンコに成長しました。

 

その度に頭を撫で回し、褒めまくるが……何だか俺がもらってばかりで申し訳なくなり、何か欲しい物はないか聞いても。

 

「私は主殿に褒めてもらえればそれで十分です」

 

と何ともまぁ欲が少ない事。

しかし、こんなに贈り物(一部血生臭いが)を貰っている身としては出来れば何か形が残るものをあげたい。

 

「俺もこうやって牛若を撫でまくるのは大歓迎なんだけどさ…やっぱりどうしてもプレゼント的なものあげたいという気持ちも湧いてくるわけよ、主として」

 

「…………そうですか」

 

瞼を閉じ、深く考え込む牛若丸。困らせちゃったかね?

 

「あぁ……一つだけ欲しい物がありました、主殿」

 

「いいよ、何でも言ってもごらん」

 

何でもとは言ったけどさすがに主殿の命が欲しいですとか言われちゃうとお兄さん困っちゃうな。

 

 

「首輪が欲しいです、主殿」

 

首輪かあ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、場面は変わり、マイルームなう。

目の前はキラキラと瞳を輝かせ期待させながら絶賛正座中の牛若丸が。

 

「いや、そんなに固くならなくてもいいのよ?」

 

そこまで畏まられちゃうとさぁ……今からプレゼントするものだってちょっと遊び心も入っちゃってるし。

 

「何を仰いますか!主殿に手ずから頂くのですから、頭の位置は主殿より低く!背筋も自然と張ってしまうのは当然の事です!」

 

「けど、首輪だからね」

 

忠犬ポジを狙っていたのは前々から察したし、鬼ヶ島でそれが確信に変わったけどさ。

嬉々として作り終えてしまった今思うのもアレかもしれないが女の子のプレゼントに首輪なんてどうなんでしょう?……アリ?

 

「私は自他ともにに認める『カルデアNo1主殿の雌犬』の地位を確固たるものにしていました」

 

「うん?雌犬って……」

 

「しかし!ここ最近になってその座を付け狙う輩が増えてきたと私は感じました!」

 

よしっスルーしよう……俺の教育のせいで彼女が歪んでしまったと思いたくないし、聴き間違い聴き間違い。

 

「沖田殿と清姫殿は本当にわかりやすい、主殿に対してあの懐きっぷりや従順な様……同じ日ノ本国生まれとして油断はできません!

モードレッド殿は、本人は自覚が無いようですがあれは天然の犬気質です!ダークホース……いえダークドックになりかません!

私の良きライバルとして切磋琢磨してきたマシュ殿は主殿との距離の近さを生かしていつ私の地位を脅かしてもおかしくないでしょう

……ですが以下にあげた面々よりも私が恐れているのはリリィ殿です!彼女の主殿に対する一種の狂気すら感じさせる忠誠心、そして純白の騎士でありながら主に害なすものは誰であろうとも斬り伏せるとする漆黒の意思……間違いありません、彼女が私にとって最大の障害となるやもしれないのです!」

 

と一息に彼女が述べる。

基本的に周りは見えていない娘だと思っていたが先に挙げた娘達に対する評価はまあ割と適格かもしれんね、ベクトルはちょっとアレだけど。

 

「それで首輪か」

 

「はい!言葉と態度だけではなく、常に首輪をつけて名実ともに私が主殿の犬であるという事を他の方達に釘を刺しておく必要があると判断しました!

しかもそれが主殿みずからの譲渡品ともなれば認めざるを得ないでしょう……。

この牛若、常々自分を天才だと思っていましたが、今回の策はそんな私ですら震えてしまう程の名案でした……あぁ、自分の才能が恐ろしいっ」

 

動機も考え方とポンコツ臭がするというか、間違った方向にアクセル全開というか。

……何であれ、あの牛若が物を欲しがったのは良い兆候だと信じ、俺は包装紙で包まれた箱を渡す。

 

「ではいつも頑張ってくれてる牛若丸に」

 

「ははぁっ――――――!!」

 

よっぽど嬉しいのはわかったから、そんな平伏しながら受け取らなくてもいいからね。

 

「……開けても、よろしいでしょうか?」

 

「開けてくれないとあげた意味がないよ」

 

「うぅ……!で、ではっ!」

 

恐る恐る丁寧に包装紙を外し、中身を取り出す牛若丸。

手作りとはいえ、黒い革に金具がついた一般的な首輪なんですけどね。

スイッチがあってそこを押すと爆発したり、演算能力を補助したりなんておかしな機能も一切ついていません。

耐久性だけに関しては突き詰めましたよ、キメラの素材で作らせて頂きました!

 

「おぉ!これは……!」

 

彼女が宝物のようにじっくりと肌触りを確認すると、カチッと音が鳴り、シュルルルと紐が首輪からリードが出てきた。

これがちょっとした遊び心……使う事は無いだろうけど犬ポジを狙って牛若なら喜んでくれると思ってつけました。

常にリードがついてると邪魔だろうけどこれならボタン一つで収納も簡単やからね。

 

「…………」

 

「牛若くん?」

 

俯いたまま、動かなくなってしまったようです……もしかしてやらかしちゃった?パラケの『よかれと思って現象』起こしちゃったかい!?

 

「……牛若は…………牛若丸は…………果報者です」

 

顔をあげた彼女は静かに涙を流していた。

そこまで感動されると逆に怖いです……喜んでくれたって事でいいのかな?

 

「主殿から首輪を授かるだけで身に余る光栄だというのに……その上私の意を汲んでこのような仕掛けまでつけてくれるとは…………。

答えは得ました。ありがとうございます主殿。私は、これからも頑張っていきます」

 

「まてまてまて!何か光の粒子が出てるよ!消えるんかお前!?」

 

そんな満足気な笑顔をここで見せられても困るよ!

逝くな!牛若丸!帰ってこい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お見苦しい様を見せてしまいました……」

 

「いや、正気に戻ったならいいよ」

 

俺もさすがに『牛若丸に首輪あげたら座に帰っちゃったよ(テヘペロ)』なんて皆に言えないからね。

 

「あの……さっそく首につけてみてもよろしいでしょうか?」

 

「もちろん。

あ、どうせならこれも一緒につけてもらってもいいかい?」

 

懐に待機させていた物を彼女に差し出す。

 

「おぉ!これは犬耳ですか!」

 

あらあらまぁまぁそんなに嬉しそうにしちゃって。

 

「何事も形から入るのは良き事、というわけでどうせなら犬耳&首輪をつけた忠犬牛若を見てみたくてさ」

 

「ふふっ、さすがは主殿です。

確かに首輪だけだと忠犬として少々手落ちですから、常にこの耳も装着し主の犬としての自覚を持てというわけですね」

 

「いやこの耳に関してはうん、俺と二人っきりの時だけにつけてくれればいいから」

 

さすがに犬耳も常につけちゃうと余計な火種を起こしてしまう可能性があるし。

……具体的に誰々がと言うつもりはないが。

 

「ふむ、そうですか、主殿がそう言うならそうしましょう。ではつけ終えるまで後ろを振り向いてもらっててもよろしいでしょうか?」

 

「いいけど?」

 

ベッドに腰掛けていた俺は彼女を見ないように壁側の方を向く。

もしかして、ちゃんとつけ終えたから見て欲しいのかな?

ふはは、女の子らしい所もあるじゃないですか牛若ちゃん。

 

―――カチャカチャ

 

うん?

 

―――シュルッ、シュルルッ……

 

あれ?

 

―――ファサアァッ…………

 

あれれ――?おかしいぞー?

髪を解く音が聞こえるのはまだいいとしてどうして鎧や布擦れの音が聞こえるのでしょうか?

 

「主殿」

 

「はい……」

 

思わず、畏まった返事をしてしまう。別に何かを期待してるわけではないんだからね!

 

「どうぞ、こちらを振り返って下さい」

 

「……っ」

 

言われるがままに正面を向くと俺の目の前には――

 

全裸で首輪と犬耳つけ、四つん這いになっている美少女の姿が――

 

いつもかぶっている烏帽子もなく、髪は完全に解かれ黒髪ロングになっているのがまたいつもと違う印象を抱かせる。

 

「どうですか、主殿?似合っているでしょうか?」

 

「あぁ、似合ってるよ」

 

てか似合い過ぎてヤバい色んな意味で。

とりあえず、一つだけ気になる事があるので訊いておかなければならない。

 

「何故、全裸?」

 

「ふふふ、おかしな事を訊きますね主殿は、何故も何も、犬に服は必要はないでしょう。まぁご安心なされよ……さすがの私も主殿以外に大事な所を曝け出すつもりは無いので」

 

最近のワンコだって服着るのもいるよ!ってそういうツッコミじゃないよね。

 

「ですが主殿が四六時中この格好でいろと命じるならば私は断るつもりは毛頭ありません。

今すぐ二足歩行から四足歩行へ、人語から犬語へ移行するのも吝かでは……」

 

「いやそこまでしなくも大丈夫です」

 

間髪入れず、ノーサンキューと。

 

だって四六時中はアカンでしょうよ。

仮にOKしたらアレでしょ?クエストには常に全裸の美少女を首輪で繋いで四つん這いで歩かせている鬼畜外道マスターの姿があるわけじゃん?

そんなの世界を救う前に逆に俺が世界平和の為に退治されるハメになるだろうが。

だからなんでちょっと残念そうな顔になるねん、牛若くんよぉ。

 

けどこんな姿を見てしまうとついつい試したくなってしまうな。

 

「牛若丸、お手!」

 

「はいっ」

 

おお良い笑顔。

 

「おすわり!」

 

「はいっ!」

 

おぉ、早い早い。

ではラストだ!

 

「おちんちん」

 

「わん!!」

 

これはひどい!色々と丸見えだ!

ってか悩む素振りすらなく、間髪入れずに従うとはさすが過ぎるぜ牛若丸。

 

お尻を床につけて足を開脚した姿勢のまま微動だにしない牛若ワンコ。

やや興奮してしまっているのか、僅かに息がハァハァと荒い。

 

「はぁ、はぁ、あぁ……なんだか生まれ変わった気分です。主殿から頂いた首輪をつけ、このような格好でいるとだんだん形容しがたい気分に……」

 

いつもの純粋な一種の子供のような笑顔ではなく、女を匂わせてしまう色気を感じさせるような微笑みで彼女は俺にリードを手渡してきた。

 

「……さぁ、牛若丸は主殿の忠実な雌犬です、どんな無茶な命令でも必ずこなして見せますぞ」

 

手渡されたリードでこっちに来るように引っ張ると苦悶の表情ながらも「あんっ……」と雌の声が漏らしてしまう牛若丸、そこは‘わん‘じゃないのか……。

 

あぁ完全にアウトだよコレ、いつもと違う彼女の雰囲気や首輪をつけた全裸の美少女と部屋で二人っきりという特異なシュチュエーションもそうだけど、何より俺自身がこの状況を心底楽しんでしまってるのが完全にアウトだわ。

 

「はぁ、あ、るじどのぉ……」

 

でも仕方ないよね、彼女が犬で俺が主なら是非もないよね、可愛がってもいいんだよね。

 

リードに促され、俺の胸元まできた忠犬の頭をいつものように撫でる。

いつものようにとは言ったものの格好が格好なので彼女の滑らかな裸体がフニフニと俺の体に接触してくる。

特にいつもは露出が多い格好ながらもしっかりと隠されている部分が俺の体に擦り寄せられている。

胸と幼さを感じさせるような恥丘が……。

 

「あ、はぁ……ふぅ……」

 

それでも彼女は羞恥心を覚えるような事もなく、俺が犬耳をついた頭を撫でているとリラックスするように息を吐きながら甘えてくる。

 

しかし、普段は結んであるから気づかなかったけど牛若の黒髪ってホント綺麗だわ。

梳いてると全然指に引っかからないし、世界が嫉妬する髪って奴?

もしかして源氏って皆、髪こんな感じなのかしら?

と他愛のない事を考えつつも空いたもう一方の手で背中を愛情込めて撫で回す。

 

「んぅ、くぅ……あぁ……はぁ、んっ……」

 

只のペットに対するスキンシップですよー疚しい事は何もありませんよー。

しかし、手は何故か自然とお尻の方まで伸びてしまう。いやお尻を撫でるのも何も不思議なことじゃないでしょう……スキンシップ、スキンシップ。

 

「はうっ!はっ……あっ……あるじどのの手がぁ……あふぅっ、きもちよくてぇ……とろけてしまいそうにぃ……あぁっ」

 

小さす過ぎるわけではない、ほど良いサイズ彼女の臀部のしっとりとした感触を楽しむ。

すると牛若丸がいつの間にか俺に顔を近づけ、頬を舌でペロペロと舐め始めた。

 

「ぺろっ……れろっ…………んっ」

 

しかし本物の犬のように満遍なく舐める事はせず、控えめに舌を伸ばし、ピチャピチャと音を立てながらねぶってきた。

その奉仕にくすぐったさを覚えつつも伸ばされた舌先を口元で咥え、吸い上げそのままキスの褒美をあげる。

 

「んぅっ!んんぅ……んちゅ、ちゅ、ちゅるぅ……んはぁっ……うれしいです……んむぅ」

 

撫でる手は止める事なく、唇の感触を確かめ合う。

彼女の口内に入っていく俺の舌は牛若丸が必死に絡めてくる。

その動きが忠犬たろうとする彼女のいじらしさを表してる気がした。

 

「ちゅ、ちゅっ……ちゅぅっ……んはぁっ、あるじどのぉ……はぁむぅ、んじゅぅ……」

 

「っはぁ……次は仰向けになってもらおうかな」

 

「んはぁ……はい」

 

俺に命令されるのが嬉しくて堪らないといった彼女は俺の膝の上で仰向けになり体を隠す事もなかった。

今、目の前にいるのは服従のポーズをとっている一匹の雌犬のみ……しかし、随分と様になっている。

 

「くぅ~んぅ……」

 

「よしよし~、牛若丸は本当に良い娘だな~」

 

大分ノリノリになってきた彼女の腹を円を描くように……マッサージするように撫で回す。

別の手は牛若の首元をくすぐるように刺激してあげる、だんだん本当にペットを相手している気分になってきたな。

 

「んふぅ……はぁ、んくぅ……あぁ……あたまがぁ……んあぁ、ふわあぁってぇ……あぅ……あるじどのぉ」

 

前言撤回、こんないやらしいペットがいるか。

胸の先端だってふっくらと膨らんでるし、アソコだって濡れているのが丸わかりだし、こんな姿を見て微笑ましい穏やかな気持ちでいろというのが土台無理な話だろう。

 

「ここ……硬くなってるけど興奮しちゃったのかな?」

 

手の平で弄ぶには程良いサイズの胸に手を出す。

興奮した乳頭も指でいじくるような事はまだせず、胸も含めて、押しつぶして刺激するように揉み込んでいった。

 

「あぁ!はぁぅっ……申し訳ございぃ、ませんぅっ……いやしい犬で……あうぁっ!もうしわけぇ……んふうあぁっ!」

 

柔らかい果実の感触、コリコリと硬い突起物の感触、その両方を確かに手の平で味わいながら、腹を撫でていた手を徐々に下げていく、期待しているような彼女の目線を感じながら。

今度は膀胱のあたりを刺激するように押し込むように撫でる事にした。

 

「くぅっ、あっ、はぁぁ……はうぅ!やっ、やぁっ……あううぅんっ!!」

 

下の方に意識が逸れているのを確認し、勃起している乳首を引っ張ってあげると反応が劇的に変わっていく。

 

「あぁ!そこぉ……いじられるとぉ、あっ!はぁぁ!だめぇ……!ふぅっ……はうぅんぅっ……!」

 

淫裂からも水気がじわりと出てきたのでそちらの方にも手を這わせる事にした。

多分、だんだん俺の方も気分が乗ってきたのだろう。

 

「ここもこんなに濡らしちゃってイケない()だね、牛若丸は」

 

「ふあぁっ……!ごめっ、んなさいぃ、あんぅ!あるじどのぉ…………いけない犬でぇ、はあぁっ!あぁ!……もうしわけぇ……ひぃあぁっ!」

 

胸の方は乳首をつまんであげるのをメインにしながら揉み、

性器の方は入り口をグシュグシュと音を鳴らしながら擦ってあげ、

舌を出し、涎も零しながら……まるで身も心も本当に犬になってしまったように見える彼女の痴態を見届けてあげる事にした。

 

「はぁぁっ!あぁ、はぅっ…………ああっ!んはぁっ、はぁ、あうっ……んんっ!?…………あ、あるじどのぉ!手をぉ!あっ……一度手を止めてくだあぁ……!!ひうぅっ…!!」

 

「?」

 

今まで従順だった彼女が一体どういう風の吹き回しなのだろう?

何かを耐えるように固く口を結び、快感とは別の震え方をし始めるようになった。

まさか……。

 

「もよおしてきちゃったのかい?」

 

「……っ!」

 

どうやら図星だったみたいだ。

確かに忠犬であろうとする彼女にとって主の前で粗相をなんて出来ないだろう。

だがここで一旦仕切り直しするのも癪だし、かといって彼女に我慢を強いたままなのも可哀想だ。

ならばさっさと楽にしてあげるのが主の務めではないのか?

 

「今の牛若は犬なんだろう?」

 

「は、はい……」

 

「なら、主の前で思わずお漏らししちゃっても仕方ないんじゃないかな?」

 

「そ、そんなっ……あうっ!……い、いくらなんでもそれはぁっ!……んくぅっ!あるじのまえで粗相なんてぇ……はあぁぅ……だめぇ!だ、めぇですっ……やあぁっ……おゆるしをぉ!あんうぅ!」

 

「俺は気にしないから、我慢は体に毒だよ」

 

割れ目から中指と薬指を入れて、尿道口を刺激するように出し入れしていく。

愛液は漏らすがもう一方は漏らすまいと耐えていた牛若だったが、自身の中で暴れている指の快感にだんだん抑えが効かなくなっているのかもしれない。

 

「はぁっ!あぁ!あっ!ふあっ!だめですぅっ……だめ、だめぇ、だめぇっ……らめぇ!あぁ!はあぁうっ!やあぁっ!」

 

目も焦点が合わなくなり、口も半開きになってしまってイヤイヤと顔を左右に振る彼女だったがやがて限界がきてしまった。

自己主張していた陰核もキュッとつまむと……。

 

「はああぁぁううううぅ~~~……!!!!」

 

――――――ジョロジョロジョロ……

 

イッてしまうのと同時に股から生温かい液体が勢いよく俺の手と床を汚していった。

 

「はあぁ……!ああっ……!あぅっ……み、ないでくださいぃ…………と、まらなくてぇ……やらあぁっ……」

 

俺に見られているのもそうだろうがお漏らしをして感じてしまっている自分にも自己嫌悪をしてしまってるのだろう。

 

「うぅ、はぁっ……ご、めんんさい……ごめんなさいぃ、あぁっ……あるじどのぉ……」

 

快感と悲しさでグチャグチャになった顔を今度は俺が犬のように舐めて慰めることにした。

 

「んぅ、あるじどの……?」

 

黄金水の放出も止まり、彼女の手を掴み、俺の大事な所を触らせる。

 

「牛若が恥ずかしいと思ってるなら、お互い様だよ。ほら俺も君の痴態でこんなに興奮しちゃってるし」

 

首輪をつけた全裸の女の子を無理矢理お漏らしさせ、あまつさえ自分のアソコを触らせているというおまわりさんこっちです案件待ったなしだよね、今の俺の姿って。…………うん、バレなきゃええねん!

 

「あぁ、主殿のアソコがこんなに……私の体に興奮してくれたのですね……」

 

愛おしそうに服の上の硬い膨らみをニギニギした牛若はふらふらと熱に浮かれた様子で俺から離れ、ベッドの上で四つん這いになると。

 

「どうか、どうかぁ……主の前で粗相をする卑しい雌犬に……はぁ、お仕置きをぉ……」

 

お尻をフリフリと振りこちらに誘う彼女の姿は様々な液体で濡れそぼった陰門も相まって、犬と女の性質を両方とも全身で表現しているように思えた。

 

お仕置きねぇ……そんな発情した顔で請われるとご褒美になりそうだが、まぁいいか。

彼女も俺も気持ちよくなれるならそれはそれでwin-winの関係だろう。

 

苦しくなっていた逸物を外に出し、彼女の雌孔から一気に奥まで突き刺す。

 

「んあぁっ――――――……!!」

 

膣内全体で準備は出来ていたのだろう、驚くほど簡単に奥まで挿入ってしまった。

 

軽く達した彼女を待つ事なく腰を激しく動かす。

 

「んひぃ!はぁ!あぁ!す、ごいぃ……あるじどののがぁっ……!ずんずんってぇ!こんな交尾みたいにぃ……あんっ!!」

 

目下で犯しされている犬耳をつかた黒髪ロングの彼女には最早いつもの健康的で活発な牛若丸の面影はなく、互いに獣の如く、どんどん欲望を高めていった。

 

「はぁっ!はぁっ!あぁ!はぁんぅ!……あぁっ……おしおきなのにぃ……おしおきなのにぃっ、どんどんきもちよくなってしまう……あああぁっ!!」

 

パンパンと音を肉を叩きつけ合う音を響かせながらリードを引っ張り、牛若を俺と同じ膝立ちの姿勢にさせる。

 

「やぁんっ」

 

胸を掴み、牛若丸の顔をこちらに向けさせキスを交わす、今度は獣同士ではなく人同士のセックス。

 

「んぅ、ちゅぅっ……!んはぁっ、あるじどのぉ……はぁむぅっ……じゅるぅ、んむぅ……はぁっ、んんぅっ……!」

 

性器と手と口の三つで彼女の体を責めていく。

 

「あるじどのぉ……あるじどのぉ、あるじどのぉっ……あ、るじどのぉ……!んっ、んちゅっ……んあぁっ……!お、したいしておりますっ!はぁぁんぅっ!」

 

俺を何度でも呼びかける牛若丸に対する想いが昂り……腰を押し出し、リードを引っ張り……思うがまま彼女の奥に自身の子種を注ぎ込んだ。

 

「ああぁぁぁぁぁぁああああっ!!はぁっ!あっ!あるじどののこだねぇがぁっ……!はぁっ!……う、れしいですぅ……あぁ……」

 

―――ビュルビュルルと彼女の膣の温かさを感じ、最後まで出し抜いた。

 

体がのけ反り、口をだらしなく開いたままの彼女はこちらに寄り掛かり、呼吸を整えていた。

 

「はぁっ―……、主殿……牛若丸の体をもっとお使いになってもいいのですよ……?もっと、もっともっと……好きなだけ……さぁ、あるじどのぉ……」

 

 

愛犬との一夜はまだまだこれからみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぺろ、ぺろぉ、れろぉっ……」

 

下ろした俺の素足を迷いなく舐めているのはリリィ。

 

「……んぅ……ぺ、ろっ…………んっ……れろっ」

 

もう一方の足を躊躇いがちながらたどたどしく舐めているのはモードレッド。

 

二人の姿はいつもの格好ではなく、全裸に犬耳、首輪、そして尻尾という異常な格好であった。

 

いや二人だけではない……この部屋にいる他の娘達も同じような格好をしていた。

 

「ますたぁー」

 

右側で甘えてくる沖田の尻尾をいじる。

この尻尾も本物のワケもなく、菊門に挿入されているおもちゃの類なのでいじくると当然……。

 

「あんぅっ!はぁっ……しっぽはぁ……だめぇ」

 

駄目と言いながらも恍惚とした顔の彼女に呆れながらも左側で熱心に俺の手をしゃぶっているマシュに声をかける。

 

「おいしいかい」

 

「はぁむぅ……じゅるぅ、じゅるるぅ……わんっ」

 

「はい」ではなく「わん」と答えるあたり、犬に身も心も成りきってしまっているのかもしれない。

 

「ご主人様、ご主人様、ご主人様……ぺろっ、れろっ……じゅるぅ……」

 

しかし役に成りきっているという点ではさっきから熱心に俺の首元を舐めている清姫も同じかもしれない、呼び方もいつもの旦那様呼びではない。

 

皆、驚くほどに犬の格好が似合っているが一体どうしてこうなったのだろう?

 

「主殿」

 

声を掛けられた方を向くと、黒い長髪で身長も高く、胸も大きく、スタイル抜群な美女の姿があった。

どことなく頼光さんのような雰囲気を感じる

 

「……あなたは?」

 

「ふふふ、どうやら寝ぼけてしまっているようですね。

あなただけの忠犬……牛若丸ですよ」

 

あぁ、そうだ彼女は牛若丸以外の何者では無かったじゃないか。

 

くすくすと微笑み、他の娘達と同じような格好した牛若丸は俺に囁く。

 

「主殿の一番の忠犬は私一人で十分ですが……あなた程の器なら犬は何匹いても困ることは無いでしょう?

さぁ、どうぞ紐を持って……散歩の時間ですぞ」

 

牛若丸から自身の分を含めたリードを6本持たされ、俺は立ち上がった。

ふむ、ペットなら確かに散歩は必要だ。

 

「……ま、まって、この格好でいくのか……?せめて……服を……」

 

紅潮した顔でモードレッドが小さく懇願するが。

 

「だめですよ、モードレッド……私達はマスターの犬なのですから、そんなものは必要ありません」

 

「うぅ、父上ぇ……」

 

リリィにめっと叱られ、諦めたようにうなだれるモー犬。

 

その様子を満足気に眺めている牛若丸の瞳には一種の狂気すら感じた気がした…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!……夢か」

 

さすがに非現実的すぎるよな……アレは。

正夢にはならんよなぁ……まさか、まさかねぇ。

 

ベッドから体を起こすと隣で雌犬モードのままでスヤスヤと寝息を立てている牛若丸の姿が。

頬をくすぐるように撫でると目を覚ました。

 

「あぁ、主殿……おはようございますぅ……」

 

はい、おはようございます。

寝ぼけ眼で挨拶をするほのぼのとした彼女を眺めていると、今日は何か良い事ある気がしてくるなー。

 

――――――シュインッ

 

「旦那様ー!朝駆けから、夜這いまで、旦那様のご要望にいつでも応える忠犬待ったなしの清姫でs…………」

 

「清姫さん!あんまり騒がしく、先輩のお部屋に入るのはよろしくないかt…………」

 

そんな事は無かった(白目)。

 

部屋に入ってきた二人はハニワのような顔になり固まっていたが、二人を視界に収めた牛若丸は勝ち誇った顔で立ち上がり――

 

「こらっ、少しは隠しなさい、はしたないでしょ」

 

全裸だったので毛布を手渡す。

 

「ふふっ……どうやら一歩どころか二歩も三歩も出遅れてしまったようですね、清姫殿!」

 

仕切り直しで毛布で体を覆った牛若丸はドヤ顔で挑発する。

 

「まさか、あなたはっ……!」

 

わなわなと震え、牛若の格好で全てを察した様子の清姫。

 

「えぇ……あなたの想像通り、私は主殿の雌犬として見事一番乗りを果たしたのですよ!」

 

「牛若丸、一番乗りィ!!」と叫びかねないご様子の彼女は心底愉快そうであった。

 

「そ、ん、なっ……やっと、やっと、旦那様との情事にも慣れて、ハードな雌犬プレイでも応えてあげられると思ったのに!」

 

「はははっ!残念ですがあなたの頭の中で想定されているプレイとやらは既にこの牛若丸が昨晩、通過しているッッ!!」

 

だから何で君はここぞとばかりに煽るのかね?

あぁもうっ、収拾がつかねぇ!

困ったときのシールダーだよ!助けてマシュえもん!

 

「どうしましょう、先輩!私はアイコンタクトでも意思疎通可能なので全く犬語でも問題は無いのですが、四足歩行だと盾が使えず、先輩を守る事が出来ません!」

 

「お前もかブルーマシュー!」

 

「心配はありません、マシュ殿!口で咥えて使えば万事解決です!」

 

「お前は黙ってろ駄犬がぁ!」

 

「はぁんっ」

 

嬉しそうな顔をするなぁ!

 

「ぐぬぬ、何て羨ましい……」

 

「先輩が飼い主で、私がペット……それはそれで」

 

……………………ふぅ。

 

もう面倒くさくなったので、3匹纏めて躾ければいいかっ!!クハハッ!

 

 

 

 

 

 

 

 




 

ぐだ男「なぁ弁慶、この間牛若丸がボンキュッボンになっている夢を見たんだ」

弁慶「むははは!マスター殿はお疲れのご様子、そんな荒唐無稽で世界が滅んでもあり得んような事を夢に見てしまうとは……どれ、この弁慶が一つお茶を入れましょうぞ」

ぐだ男「悪いね、気遣ってもらって」


~数日後~


ぐだ男「なぁ、ここ最近弁慶を見ないんだが牛若丸は彼を見てないかい?」

牛若丸「申し訳ございません主殿……私もここ最近は見ていませんね」

ぐだ男「そっかぁ」

牛若丸「そう言えば主殿!この間、この500QPが落ちていたので主殿に献上しますぞ!」

ぐだ男「おっ、牛若は良い娘だな~」

牛若丸「えへへっ……」






今回のコンセプトは犬と戯れる微笑ましい日常の1シーン、どうだいほのぼのするだろう?

何だかんだで牛若丸やきよひーが可愛かった鬼ヶ島イベ(表情差分マイルームで見たいっす)。

何やら牛若丸も大きくなってナイスバディになる可能性が微レ存。
けど大きくなったら頼光ママみたいになるのかなー?
あり得ん話ではないぞ、牛若丸も牛若丸でちょっと狂っている可能性もあるし……母と扱ってーの頼光ママ、犬と扱ってーの牛若ワンワン。
ええいっ、源の奴はどいつもこいつも病んでしまうのか?源氏バンザイ!


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