※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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《6章、15節NGシーン》

「やはりエジプトか……いつ出発する?私も同行する」
「黒セイバー」

「マスターの護衛はお任せ下さい」
「白セイバー」

「車の運転はオレに任せておけよ」
「叛逆のセイバー」

「群がる雑魚はこの沖田さんが片付けましょう」
「桜セイバー」

「セイバー殺す、セイバー殺す、セイバー殺す……」
「アサシンセイバー」

『行 く ぞ』バーーーン!

「いえ、あの先輩とセイバーさん方……大層な効果音を鳴らして、何故横並びになっているのかわかりませんがダ・ヴィンチちゃんの車は4人乗りなのでそんなに乗れませんよ?」






今までで最多の文字数(何度目の台詞だコレ)
文字数が多いとうことはカオス回という事。
メインがこいつだもん、仕方ないよね。
考えるな、感じろ、頭をカラッポにするんだ。


大乱闘スマッシュセイバーズX(謎のヒロインX)

『何事だっ!』

 

『聖都に侵入者です!賊は2名!真っ直ぐこちらに向かっ……グワアァァァアッ!!』

 

『セイバー死すべし慈悲は無い』

 

ゴウランガ!!何たる事か……。

粛清騎士を蹴散らしながら現れた者は獅子王と同じ顔を持ち、アホ毛が伸びるイカしかキャップ。

手に持つはスーパテクノロジーと不思議パワーと何だかふんわりした物で構成されている聖剣。

たなびくジャージと腕に巻きつくマフラーを身に纏い、眩しい太ももとおへそが映えるスポーティスタイル…………許されざるギャグ時空が生んだ対騎士用決戦兵器セイバースレイヤー!!

 

そして彼女の名はッ――

 

『ドーモ。円卓の皆さん。謎のヒロインXです』

 

『お、王?よ……その格好は一体……』

 

『アイサツを返さんかぁっ!!カリバァーーン!!』

 

困惑し、余裕がないランスロット卿に対し彼女はお構いなしに剣を振るう。

本来なら相手のアイサツをきちんと待たなければならないが……そんな事は知るかとばかりだ、スゴイシツレイ!

 

『なんとおぉぉぉっっ!?』シュゥゥゥン……

 

『借金は踏み倒すものカリバァーーン!!』

 

『日中でもっ、お構いなしですとっ!?』シュゥゥゥン……

 

『セイバーじゃなくとも貴様は余裕でブラックリスト入りじゃあ!カリバァーーン!!』

 

『この結末は……悲しすぎますね……』シュゥゥゥン……

 

ワザマエ!無駄な尺は取らないとばかりにギフトをもらった騎士達を問答無用に片づけるその姿はまるでピクト人のようだ!

ぬしこそが真の蛮族よっ!!

 

『馬鹿な!?円卓の騎士達がこんなあっけなくっ!そもそもなんだ!?そのふざけた聖剣は!?』

 

獅子王の補佐官でもあるアグラヴェインことアッくんの驚愕はごもっとも……しかし、万能エネルギーアルトリウムを限界まで体に摂取した今のセイバースレイヤーに常識は通用しない。

真面目なキャラ程彼女の餌食にかかる、まさに究極のシリアスブレイカー!!

 

『くっ!モードレッド……モードレッドはどうした!!』

 

『モードレッドなら今頃、マスターに(自主規制)されて、(ピーー)されるぐらいに、死ぬ程(〇×△※)されまくってると思いますよ。

何か「ウチにいるモーさんと別物で狂犬成分しか無いから逆に新鮮だわー、たまにはこういう趣向もいいかもしれない。だって容赦する必要ないもんね」ってノリノリでしたから彼女はもう昇天してるんじゃないんですか?

いやホント、今ほどマスターが味方で良かったと思った事はないですね、まじブルってきたぜというやつです』

 

お子様には見せられないよ!如き発禁状態になっている遊撃騎士モードレッドがここにたどり着くことは無いだろう。

サーヴァントがサーヴァントなら、マスターもマスターである。もうやだこの主従コンビ。

 

『貴様は……なんだっ、モルガンのホムンクルスかっ?』

 

『私がパチモンとか喧嘩売ってんのか!?カリバァ――ンッッ!!!』

 

『グハァァァッ!!……王よ、申し訳あ……』シュゥゥゥン……

 

自身の地雷原を見事踏み抜いた彼を片付け、最後の玉座へ。

 

『…………何だ、貴様は?』

 

『会う人、会う人、皆同じ事聞きますよね。普通そこは‘何者だ?‘とかだと思うんですけど、‘何だ‘って何ですか……まるで人を未確認生命体のような扱いをして』

 

サーヴァント界という宇宙から来たのだからエイリアン扱いもある意味間違っていないだろう。

 

『ともかくアルトリア顔だけではなく、その胸にぶら下げている駄肉もプラスでモストギルティです。……ていうか可笑しいでしょう。聖剣を持った方が成長が止まって、聖槍を持った方が大きくなるって!

ランサー優遇ですか!?セイバーは最優クラスなのだから胸も最優になる筈でしょう!

ま、まぁ……マスターは私の胸でも十分愛してくれるので別に羨ましいとかこれっぽちも思ってませんよ!

大層なモノ持ってても愛されなければそれは存在しないと同義ですからね!』

 

鎧で隠れている獅子王の体をアルトリアセンサーで的確に感じ取ったXはヤクザよろしく絡んでくる……ッスゾ!オラー!!

 

『ワケのわからぬ事を……貴様は人理を救うべく私を打ち砕きに来たのだろう?

ならば構えるがいい、勝負になるとは思わぬが』

 

聖槍から放たれる嵐の如き魔力の奔流、その大きさは権能の如し、並のサーヴァントでは立ち向かう事すら許されない。

 

『勝負にならない?同感ですね。

獅子王?魔術王?グランドクラス?へそで茶が沸きますよ。

そもそも私はこの地球に留まらない……宇宙クラス!まさにグランドを超えたセイバーの中のセイバー!

あなたがこの星でバリバリ最強No1を名乗るなら、私は銀河一とびっきりスゲェ奴…つまりっ!

ユニヴァースセイバーと名乗らせてもらいましょうか!!』

 

『なっ!?』

 

獅子王の表情が崩れるのも無理はない。

二つ目の黒い聖剣を出したXの中に満ち溢れるのはアルトリウムだけではない、彼女が掲げた聖剣には宇宙からの莫大なエネルギーが集まっているのだから!

 

『星光の剣よ!マスターの敵を殲滅すべしっ!!

見るがいい!!私のアルトリウム300万パワーと宇宙からのコスモ300万パワーが合わさり!!貴様に放つは300京セイバーパワー!!!』

 

一体どんな愉快な頭ならそんな計算式になるのか、おそらくは喋っている本人でさえよくわかっていないのだろう。

だか扱う彼女の存在はふざけていても…その力の大きさは『馬鹿げてるぜぇ!!』の一言!

二つの聖剣を一つに纏め、Xは自身最強の宝具を放った。

 

『皆にはナイショだよ!約束しなくても勝利しかあり得ない剣(ギャラクティカエックスカリバー)ァァ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝った!第6章完っ!…………むにゃむにゃ……」

 

「おい起きろ、たわけ」

 

――ゴスッ!

 

「あいたぁっ!?……あれ?最果てを倒し、(ソラ)の果てとなった私とマスターによる終わりなきアバンチュールは!?」

 

なんですか!また夢オチですか!?

 

「不愉快過ぎる夢の内容だな……寝言は寝ている内に留めておけ、X」

 

私の頭を小突いた憎き黒い女こと黒セイバーは呆れた顔でこちらを眺めていた。

余計なお世話ですよ、全く。

 

「というより、そもそも何であなた達がいるんですか」

 

私は確かマスターから呼び出しをもらい、マスターのお部屋に来たのですが……一向に現れる様子が無かったのでついうたた寝をしてしまったようです。

いつの間にか大所帯になっているじゃないですか。

 

「沖田さんはマスターにお呼び出しをもらっただけですよー」

 

「どうやら皆様方、同様にここへ集められたようです師匠」

 

「父上が一人、父上が二人、父上が三人……」

 

ふむふむ、成程……ここにいる面子はビームを打てないセイバーの面汚しと我が愛弟子とドラ息子、そしてジャンクフード中毒の黒いのと来ましたか。

 

「ふふっ!私のアルトリウムがピピッと反応しましたよ!私達がここに集められたのはマスターに相応しいNo1セイバーを決めろという事でしょう!主に肉体言語で!」

 

リリィだけは手に掛けるのが躊躇われますが……仕方ありません!

古今東西あらゆる世界で師弟はいつかは雌雄を決するものだと相場が決まっていますからね!

 

「それを言ったら、まずあなたはアサシンじゃありませんか?」

 

「あぁ、貴様の言に従うならまずは最初の脱落者はセイバーですらない貴様自身だろう」

 

「はぁぁん!?私のどこがアサシンなんですぅ!?この立派な聖剣が見えないんですかぁ?

闇討ち、騙し討ち、奇襲、死体蹴りからなんでもござれのハイパーソードですよ!」

 

喧嘩ならいくらでも買いますよ!特にあなた方二人は私にとって目の上のたんこぶでしたからね!

 

「し、師匠……落ち着いてください」

 

「そうだぜ!帽子の父上はこう、二つの聖剣を乱暴にブンブン振り回してすんげぇ格好いいぞ!暴虐の化身みてぇに!」

 

「止めるなっ!リリィ!この分からず屋共には物理的な教育が必要なんです!

それと馬鹿息子……あなたのは褒められてる気がしません」

 

あと何ですか、帽子の父上って。

 

―――シュインッ

 

と……私達がやいのやいの騒いでいるとドアが開き、誰かが入ってきた。

 

「へいよーあるてらっくす」

 

・・・・・・・・・

 

「どうした皆の者、だんまりか?挨拶を返さないのは悪い文明だぞ。古事記にもそう書いているから間違いない」

 

そりゃあ……全員何とも言えない顔になりますよ。

 

「引きこもりの貴様が外出しているのも驚きに値するが……それよりもだ。その格好は一体何だ?」

 

黒セイバーが私達の疑問を代弁するように問いかけます。

あの残念系文明ガールがいつものラフな格好ではなく、着ているのはマスターと同じカルデアで支給されている真っ白の魔術礼装……形は女性用にアレンジされているようですが……。

うん、ちょっとどころか大分気に食わないですね、ペアルックのつもりですか?抹殺しましょう。

 

「そうだな。私が俗に言う『ぐだ子ちゃん』スタイルで来たのも理由がある。

何事も形から入るのが肝心だからな、今の私は人理継続保障機関名誉顧問代理副長官という立場だ、アルテラではなく長官と呼ぶがいい」

 

なんですか、その文字をつなげまくって最終的にどんな立場なのかよくわからなくなったふわっとした感じの役職は。

 

「はい!長官殿!」

 

「質問を許そう、リリィ2等兵」

 

私の愛弟子を2等兵扱いとは良い度胸ですね、それとリリィもこのヒッキーにノッてあげなくてもいいんですよ?

 

「もしかして、私達をここに集めたのは……」

 

「察しの通り、私だ。いや、マスターの名を騙ったわけではないぞ?マスターも今回の件に1枚どころか2、3枚噛んでいるからな」

 

むむ、そうですか……もしあなたがマスターを偽り、私達をここに集めたのなら聖剣の錆びにする大義名分が出来たのですが。

 

「ならば、さっさと要件を言え」

 

「うむ、確かにそうだな。本題にはテンポ良く入るべきだ。良い事を言ったオルタ軍曹には100良い文明ポイントをあげよう」

 

あ、黒セイバーが青筋を浮かべてますわ、もっと煽ってもいいですよ。

 

「では括目せよ!」

 

ヒキセイバーがそう叫ぶやいなや、壁に取り付けられていたモニターにある文字が――

 

 

・・・・・・・・・

 

 

『絶対にイッてはいけないカルデア24時?』

 

なぁにこれぇ?

 

「はい拍手ー」

 

誰も彼もがぽかーんと口を開けたまま……頭に理解が追いつかない状態でしたが、そんな事は知らんとばかりに彼女は話を進めていく。

 

「今回ここに集められた面子はまぁ、一名違うが、このカルデアで召喚されている最優クラスのセイバーであり、何より……ヒロインの代名詞といってもよいアルトリア顔を持つ者達だ。

あぁ、私は今回は進行役なので除外してもらって結構だ。アルトリア顔として参加してもそれはそれで一興だったが」

 

1名違うのですか、誰でしょうね?

セイバーが最優クラスという点に関しては大いに同意ですが

 

「なんつーか、アレ系のDVDのタイトルみてぇだな……」

 

「私としてはどうして、モードレッドさんがそういう系のタイトルを知っているのか気になりますけどねー」

 

「モードレッド?」

 

「母上、黒い父上っ!ご、誤解しないでくれよ!ただあのバカマスターが一緒に見ようって、さ、誘ってくるから……」

 

「一体何の話でしょうか?師匠?」

 

「リリィはそのままでいてください」

 

うん、あなたは綺麗なままで…………きれい?……いや、リリィもリリィで結構どギツい事をやってませんか?本人に自覚が無いだけですか?むむ、これが天然のいやらしさという奴なのでしょうか。

 

「まぁ、つまり、簡単に『マスターには勝てなかったよ……』とアヘ顔ダブルピースを晒すような真似をせず、騎士でありヒロインでもある自覚をちゃんと持っているのかを確認するのが今回の趣旨であるという事だ。

後、一度でもイッてしまった者はその時点で脱落、ドゥーユーアンダンスタン?」

 

そんな事しなくても、騎士の自覚もヒロインの自覚もちゃんと持ってますよ。

伊達にセイバークラスで『謎のヒロインX』なんて名乗ってませんからね。

 

「理解はしたくないがここに呼び出された理由はわかった。だが我々が参加するメリットがあるか?」

 

黒セイバーの言う事はごもっともですね。

私もあのヒキセイバーの言う通りにする必要があるとは思えませんし。

 

「言った筈だぞ。マスターも噛んでいると。ありきたりだがこの企画で最後まで残った者にはマスターが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……世界中に散らばる7つの玉を集める必要もなく願いが叶うのだから破格の条件だと思うが」

 

なんでも、だと……っ?

 

「クエスト……二人だけで好きなだけクエストに行き放題って、事か?」

 

「世界中ジャンクフード食べ歩きツアー……いや、今度は奴もサンタにしてダブルサンタで世界中の子供達に夢をばらまくというのも……」

 

「婚約指輪……婚姻届け……うん日本人なら白無垢ですよね。ふふ、やっぱり一姫二太郎がいいですかね?」

 

「何でも、なんでも、ナンデモ、ナンデモ、nandemo……」

 

ぐぐっ、他の方々はともかく、この私がそんな、そんな餌に釣られクマーーッ!!

 

「よきかな、よきかな、皆の衆がチョロインで私も実に進行しやすい。では早速始めるとしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Case1:お洗濯》

 

「戦えるだけの者などもはや掃いて捨てる程にいるからな。

ヒロインである以上家事の一つや二つ出来て当たり前だのクラッカーという奴だ」

 

場所は変わらずマスターの部屋。

私達の前には衣類の山がてんこ盛り。

 

身構えたわりにはそんなに大したことじゃなかったですね。

ドラ息子や悪食王はともかくとして、洗濯の一つも出来ないと見られていたとは舐められた物です。

ですが……この衣服どこかで見覚えが。

 

「とりあえず、下着と服は分けて……って何をしているんですか桜セイバー?」

 

隣を見やると、何故かこれから洗う筈の寝巻を身に纏っている和風セイバーの姿が……頭大丈夫ですか?

 

「いえ、私も自然と体が勝手に……そもそもこの匂いが…」

 

「一つ言い忘れていたがここにある衣類は全てマスターの使用済みの物だ。

この日の為に溜めてもらったからな……彼の汗とか匂いとか充分に染み込んだ物だからしっかりと洗濯してくれたまえ」

 

畜生!そういう事ですか!マスターの使用済みの寝巻とか……一部のサーヴァントにとっては麻薬に等しい物をここで出してくるとは何と卑劣なっ。

 

「はっはっはっ、思わず着てしまいましたが、タネがわかれば無問題です。少々おしいですが……脱げばいい話でしょう?この沖田さんがこんな序盤で脱落なんてありえませんよ……くんくん……」

 

「いや、けど母上、どんどん襟元に顔をうずめているようにしか見えねぇんだけど」

「フラグ乙だな。もうオチが見えたぞ貴様」

 

彼シャツの如く、体を痙攣させながら深呼吸してマスター成分を摂取している人斬りの姿が。

なんて羨ま…………ではなく、見苦しい真似をっ!

 

「すーはぁー……すーはぁ――……大丈夫です……らいじょうですからっ……んんっ、あとちょっと……ちょっとだけ匂いを嗅ぐだけっ、ですからぁっ…………あんぁっ!」

 

―――デデーン、沖田OUT

 

「……な、なんでですかぁっ!?」

 

「長官たる私の目を誤魔化せれると思ったか。

お前が匂いを嗅ぎながら自身の大事な所に寝巻の袖を擦りつけて達したのはお見通しだぞ。というわけで定番の罰ゲームだ」

 

アナウンスが鳴り響き、部屋入ってきたのは……。

 

「ドーモ、罰ゲーム執行人です」

 

「マスターじゃないですか」

 

何やってんすか、あなた。

格好もいつもの姿ではなく、黒スーツのロイヤルブランド礼装。

そして……その手に持ってるのは一体?

 

「まぁ、例の如くお尻叩きというワケだが、英霊のお前達にただ単にお尻を叩くだけではあまり効果があるとも思えなかったのでな。

私の手によりお尻叩き棒を軍神の剣化させてもらった、その名も『マルスパンキング』!!

この3色棒とマスターの性戯が合わされば、まさに鬼に金棒という奴だろう!」

 

一見柔らかそうに見える3色の棒をノリノリで素振りしているマスター。

どう考えてもマルスの無駄遣いです!ありがとうございます!

軍神様は草葉の陰で泣いてるんじゃないんですかね?

 

「というわけで沖田さん、お尻を出したまえ。

この礼装のスキルのクイック性能超アップ(意味深)、スター集中状態を付与(意味深)、必中状態を付与(意味深)をふんだんに使い、痛気持ち良いの極致を目指したから心配はいらない」

 

イイ笑顔でマスターがどんどん桜セイバーに近づいていきます。

服装も相まって悪党にしか見えないですよ。

 

「あ、あの……マスター?も、もちろん……一発だけですよね?」

 

「No!No!No!」

 

「ま、まさか二発!?」

 

「No!No!No!」

 

「もしかして三段突きですかぁぁ!?」

 

「Yes!Yes!Yes!」

 

―――パァン!パァンッ!パァンッ!!

 

「あひぁぁああああああぁっ!!」

 

小気味よい音が3連続、そして哀れな敗北者の悲鳴が部屋に響き渡った。

 

「な、なぁ黒い父上……いまオレには一振りにしか見えなかったんだけど」

 

「あぁ、だが音が確実に3つ聞こえるのはそういう事だろうな」

 

三段突きというよりは三段叩きって感じです。

いやはや、桜セイバーがアヘェみたいな顔で気絶してしまっているのも惨いですよねコレ、そして……。

 

「何より恐ろしいのがあの一撃をくらってしまったら性癖が歪められて戻ってこれないという事です」

 

いやですよ私は!真っ当なヒロイン枠なのでそんな色モノにはなりたくないですからね!

 

「……ゴクリ」

 

「リリィ、駄目ですよ。わざと罰を受けようなんてしたら師匠オコですからね」

 

「え、えぇ!?な……何のことですか!?私はそんなつもりは……」

 

ゴクリじゃないんですよ、ゴクリじゃあ、我が弟子ながら少し将来が心配になります。

 

「さぁ、早速脱落者が一人出たが……洗濯物はまだ残っているぞハリー、ハリー」

 

「んな事言われてもよ。オレ、洗濯とかあんまりした事が…………ね……ぇ」

 

衣類の山から何かを取り出したモードレッドの動きがピシリと固まってしまった。

ん?一体どうしたんでしょうか?

 

「おぉ、下着ゾーンを引いたか、しかしあの動揺っぷりはもしかするとマスターにお口でご奉仕した際に印象に残ってしまったとかそういう類の物か?甘酸っぱいメモリーは良い文明だぞ」

 

「アルテラちゃん、俺下着まであるなんて聞いてないけど。おい、こっち向け」

 

進行役の言葉が図星なのか……モードレッドはマスターのパンツを手にしたまま顔を紅潮させ動かなくなってしまいました。

 

「い、いけません!モードレッド!嗅覚に優れているあなたがそれの匂いを嗅いでしまった日にはっ」

 

「へ、へへっ……心配いらねぇよ。白い父上……このオレがそ、んなはしたない真似す、る……わけ……」

 

そう言いながらも、震えている腕は下着を離すことが出来ないようですね。

この中でも犬属性がトップクラスに高いモードレッドは誘惑が厳しい状況でしょう。

 

……ふぅ、やれやれ仕方ありませんね、ここは一つ私が力を貸してあげましょうか。

 

「へっ?父上」

 

私が下着を掴んでいるドラ息子の手を止めるように掴むとポカンとした表情で彼女はこちらを見ました。

 

「不甲斐ない様子なので私が手を貸しに来ましたよ」

 

「ちちうえェ……」

 

 

「……おい、長官とやら、あれはアリなのか?」

 

「そうだな、別に助け合ってはいけないなんて決まりはない。まぁ、当然それとは逆に……」

 

―――そして私は。

 

―――感動したようにこちらを見つめるモードレッドの顔に。

 

―――握った手ごと下着を叩きつけた。

 

「むぐぅぅっ!?……ふぁっ!んくっ!……ちょっ、これ……やばぁっ!ぁぁ……はあぁっ!!」

 

―――デデーン、モードレッドOUT

 

「蹴落とし合うのも自由だ」

 

ふはははははは!考えが甘い!カフェラッテのように甘いですっ!

周り全てが敵だといってもよい状況でその敵に心を許すとはっ!

私が助ける筈ないでしょう!このヒロインXにとって過程や方法などどうでもよい!勝てばよかろうなのですからぁ!!

 

「し、師匠?」

 

「よく見ておきなさいリリィ!これが戦うという事!そしてそれを軽視した者の末路というものを!」

 

「ぁっ……あっ……ちちうえの、ばかぁやろぉっ……ぁぁ」

 

腰が砕け、倒れ込んでいる敗者(モードレッド)執行者(マスター)が近づいていく。

 

「ま、まて、ますたー……いまやられたら……」

 

「九頭龍閃!!」

 

「なんで数増え……にやああああああぁぁぁぁっ!!」

 

さっきの3倍に増えた破裂音とモードレッドの叫びがこだまするようでした。

せめてもの情けです、股間のあたりに滲んでいる水溜まりは見て見ぬふりをしてあげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Case2:信賞必罰》

 

「よし、皆の衆、洗濯の方が終わって何よりだ。

よく頑張った者には褒美をやらねばなるまい、罰だけでは人は動かんからな、基本飴と鞭が大切だ」

 

私達が様々な誘惑に耐えている中、脱落者を別室に運んでいった自称長官とやらは戻ってきたらそんな事をのたまいやがりました。

 

「そう怖い顔をするな。自身の服を洗濯してくれたのだから、マスターが頭を撫でるくらいはしたいとの事だ、お前達も褒められるのは嫌いではないだろう?

だがまぁ、延々とナデナデされ続けるのも困るからな、一人30秒……しっかりとマスターに頭を撫でてもらうがいい」

 

うん?わざわざ時間制限など設ける必要はあるんですか?

 

「ふっ、そうだな慣れない事をして私は少々疲れた。労わるがいいマスター」

 

余裕綽々といった様子で黒セイバーがマスターに頭を撫でられるみたいです。

冷静に考えれば私もマスターに普段撫でられていますし、確かに心地よい物ですが、さすがにそんな性的絶頂に達してしまう程の物ではないでしょう。

 

「一体いつからあれがマスターの本気だと錯覚していた?」

 

「な、なんですか急に……」

 

私の思考に割り込むように声を掛けてきたアルテラは黒セイバーの方を見るように指を指します。

 

「……んぅ、くぁ……っぁ……はぁっ、あ……なんだぁ、これはっ……」

 

そこには瞼を強く閉じ、手を口元に当て、プルプルと体を震わせる黒セイバーの姿がっ!

頭を撫でてるだけですよね!?

けど、マスターも頭を撫でるというよりは両手を全て使って頭皮をマッサージしているような感じです。

 

「30秒経過だ、さすがは王様よく耐えたな」

 

「はぁっー……はぁっー……やつめ……いままで本気ではなかったということかっ」

 

解放された黒セイバーが息を荒く吐き出しこちらへと戻ってきました。

何だか嫌な予感がしてきましたよ。

 

「では次はMs.Xの番だ」

 

「……ええい!やってやろうじゃあありませんか!」

 

ヒロインは度胸ですよ!何も臆する事はありません!それに私にはガード(帽子)もありますし!

 

覚悟を決め、マスターの元へ、30秒ぐらいなら余裕のよっちゃんです!

マスターの魔の手が私の頭蓋へと伸びていきました。

 

10秒――

 

「んっ、んくっ……はぁっ、ああぁ……」

 

これヤバいです……何がヤバいって帽子というガードが何の意味も為してない所ですよ。

てか撫でるとかマッサージとかそういうレベルじゃないです。

マスター、何か魔力とか気とかそういう類の物を送り込んでません?

あぁぁぁぁ、脳が犯されりゅうー…………。

 

「医療系サーヴァントや武術系サーヴァントに師事している所為かそれとも本人のセンスなのか、人体のツボを的確に突いているかもしれんな、がんばれば秘孔でも突けそうだな。アルテラちゃんびっくりだ」

 

20秒――

 

「あんぁ、ぅく……ぁあっ……はあぁっ……」

 

「師匠!頑張ってください!」

 

セイバーが一人、セイバーが二人、セイバーが三人……また増えたぁ。

 

30秒――

 

「……はぁっ――!……よっしぁぁっ!!」

 

耐えました、何とか耐えましたよ!つい飛び上がる程に喜んでしまいましたが……こんな快楽責めに耐えたのだから自分を褒めてやりたいぐらいです。

 

「ま、まぁ予想以上なのは確かでしたが……後もう1時間ぐらいは余裕でした!」

 

「嘘を憑け、後2秒も耐えれなかっただろうが」

 

「あん?そういうあなたこそ、アヘアヘされそうだったじゃないですか!」

 

「していない全くしていない、そもそも帽子というガードがある貴様にアドバンテージはある筈だろう」

 

いいんですよ、耐えた事は事実なんですから!

後はリリィだけですね、彼女には是非最後まで生き残って私と正々堂々と勝負をして欲しいもの……で、す……。

 

いや、リリィはこれに関してはまずくないですか?ただでさえマスターに褒められるだけではち切れんばかりに尻尾を振ってしまう程のチョロイン性質があるというのに。

 

「リリィ!」

 

愛弟子の方へ視線を向けると。

 

「お客様痒いところはありませんかー?」

 

「あっ、ぁぁ、あぁ、あぁっ、ぁぁ、あっ」

 

イヤー!!リリィの脳がクシュクシュされてるー!!

 

「あぁ、ししょおぉ……これすごいですぅっ……あ、ひぁっ、あぁっ……わたしこんなの知らなくてぇ……」

 

「逝くなリリィ!帰ってこい!!」

 

涙を流しながら、与えられる快楽にされるがまま犯されているリリィ。

 

「はぁっ、ここが全て遠き理想郷(アヴァロン)だったんですねぇ……あ、ああぁぁぁ……」

 

「だめです!その全て遠き理想郷(アヴァロン)は逝ったら帰ってこれない奴です!」

 

「ああぁぁんぅっ!!」

 

―――デデーン、リリィOUT

 

リリィ―――!!

 

「んあぁっ、はぁっ……そうですかっ、私の負け……ですか……そんな悲しそうな顔をしないで下さいマスター……勝敗は兵家の常。今回は私が至らなかったせいです」

 

体に力が入らないのかマスターに寄り掛かったまま語りかけるリリィ。

 

「えぇ、ですから、この私にしっかりと罰をっ……前の二人以上の回数で叩いてくれても構いません!

いっそ、マスターの気が済むまでに私の体を痛み付けていいので!さぁっどうぞ!」

 

お尻をマスターに突き出す純白の騎士がそこにはいた

 

私の知っているリリィは死んだ!もういない!

 

「……奴のどこら辺にリリィ要素があるのだ?オルタ化している私の方がよっぽどまともな気がするのだが」

 

「シャラップ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Case?:組み手》

 

あれから残る2名となった私達は様々な刺客を乗り越えてきました。

 

振動する玩具を敏感な場所につけたまま料理を配膳する――

 

直接マスターにそれを食べさせる――

 

またまたご褒美と称して今度は肩もみをされる――etc

 

まぁ、色々というかエロエロというか……そんな目にあってきましたがそれでも互いに脱落する事はありませんでした。

 

「はぁ、はぁ……アサシン風情が……随分としぶといな」

 

「はぁー、はぁー……星4の分際で私とここまで渡り合ったのは称賛してあげてもいいでしょう。あと私はセイバーです」

 

息を荒げ、上気した表情で限界が近い私達はそれでも最後の一線は譲らないと睨みあいます。

 

私はっ……私はっ!負けるわけにはいかないんです!これまで脱落したセイバー達の遺志を継ぐ為にもっ!!

 

「いよいよクライマックスというわけだな、これまでの企画はヒロイン力を見る為の物だったが次は原点回帰だ。

ヒロインといえども守ってもらうだけの時代は終わった……最近のムーブはヒロインは戦闘力があってなんぼだからな、というわけで最後のお題は『組み手』だ」

 

「ふっ、成程、確かに最後にふさわしくシンプルで手っ取り早い」

 

「えぇ、要は目の前にいる敵を殲滅すればいい話でしょう?」

 

アンチセイバー兵器と言っても過言ではない私に1対1で挑む愚かさを教えてあげましょう!

 

「殺る気満々の所すまないが、お前達の相手はこっちだ」

 

「何?」

「はい?」

 

出鼻を挫かないで下さいよ。そもそも他に誰と戦うというのですか……。

 

「ばっちこーい」

 

私達の視線の先にはカルデア戦闘服で夜叉の構えを取るマスターの姿が……え、もしかして。

 

「主人公とヒロインのどちらの強さが上かはっきりさせるというのも物語を進行する上で重要なファクターだからな。お前達にはマスターと組み手してもらおう。

あ、それと組み手と言うの当然剣は無し、素手で行ってもらうぞ。マスターでもさすがに剣を持ったお前達の相手は無謀極まりないからな」

 

いえ、マスターなら剣を持った私達相手でも何とかなりそうな雰囲気があるのですが。

 

「ポップコーン片手に観戦している私の事は気にせず、いつでもレディファイッしてもらって構わないからな」

 

あのセイバーはいつか絶対仕留める。

 

しかし、この状況はまずいですね。

もう体がマジでイク5秒前状態の私が下手に組み手をしようものなら即マスターの武術(セクハラ)でGAMEOVERです。

 

ならば黒セイバーを生贄にするのが正解かもしれませんが……それで下手に隙を見せれば、間違い無く彼はそこを突いてきます。

おそらく彼女も同じ事を考えているのでしょう、二人とも下手な動きは出来ません。

 

「…………」

 

ならばどうする?

 

マスターがあちらの方へ行くように願うのか?

 

違う。勝利を掴むのは運などではなく、自身の意志によって生み出される行動力です。

 

隙を突かれたら終わりというのならっ!隙を作ればいいのです!最小限の動きでっ!

 

「セイバー忍法、風遁の術(ストライク・エア)!!」

 

別名、スカートめくりぃ!!

 

「なっ……」

 

途中から私は気づいていたのですよ黒セイバー!

 

あなたがイかないように我慢する中でパンツを駄目にしている事を!

 

そしてっ、既にそれを脱いでしまっている事も!

 

「今のあなたはノーパンですっ!」

 

そして、セイバー忍法によって露わになった秘部という隙をマスターが見逃すワケありません!

 

「ガンドォッ!(性的)」

 

「ひゃああああぁ!!」

 

―――デデーン、セイバーオルタOUT

 

……長く、長く苦しい戦いでした。

 

それでも私はこうして勝利を掴みました……。

 

沖田、モードレッド、リリィ……皆、終わりましたよ……。

 

ぁぁ、けど、私も……そろそろ、からだ……の限界……が…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁぅ、あっ……くすぐったぁっ……もうこれ以上焦らさないでぇ……ますたぁっ、はぁっ!」

 

全身を小さく痙攣させているXの体を服の中から手を入れ、そのしっとりとした太もも、脇腹、へそ周りの上を滑らすように撫で回す。

 

……しかし、まさかXが勝ち残るとは意外だったかもしれん。

この娘は勝利に対しては卑怯上等の貪欲っぷりだけど、肝心な所でおおポカやりそうな雰囲気もあったからなぁ。

 

お笑い番組に影響されたアルテラちゃんが急遽打ち出した企画だけど、何だかんだで楽しかったし結果オーライかな?

そのアルテラちゃんも「本来なら勝者の願いを聞き入れるのが先だが、そやつももう限界であろう。マスターが責任をもって楽にしてやってくれ、アルテラは空気が読めるのでクールに去るぜ」って言いながら、お尻を真っ赤に腫らし気絶している黒王様を抱えて出ていっちゃったし、いやいいんだけどさ。

 

「ひぁっ……ますた、んぅ!?ちゅぅっ……じゅっ、ちゅるぅっ!……じゅるぅ……」

 

酸素を求めるように口をぱくつかせていた彼女の口をキスで塞ぐ、舌で口内をいじくるだけでイッてしまいそうだねこれは。

とりあえず、帽子が邪魔なので取るか。

 

「んはぁっ!あぁっ……ますたぁっ、それ取っちゃあぁ、やあぁっですっ……あんぅっ!」

 

俺の手にある帽子を返してとばかりに手を伸ばすが、散々焦らされて出来上がってしまっている彼女の体が取り返す事は到底無理だった。

うん、帽子を取ったら本当に金髪系正統派美少女だな。あぁ、ポニーテールが眩しいぜ。

 

「Xって、帽子取ると毎回恥ずかしがるよね」

 

「はっ……だってぇ、それはぁっ……私のトレードマークですしぃっ……にぁぁっ!」

 

もしかして、ウチのカルデアがアルトリア顔が多いから、帽子が無くなると自分のアイデンティティが無くなるとでも思ってるのかしら?

 

「Xは馬鹿だなぁ、君みたいなキャラの濃い娘がそれぐらいで埋もれるわけないじゃないか」

 

「それっ……あはぁっ!褒められてる……のでしょうかぁ……あぁんっ、んぅ!はっ……ますたぁっ、もうひと思いにぃっ……」

 

「じゃあXはどこでイキたい?」

 

俺もさっきから、Xの女陰や胸の方など敏感な部分は責めてない。

彼女からすればこれは物足りないのだろう。

ならばどうして欲しいのか彼女の口から聞きたい。

もう早く楽になりたいでしょ。

 

「ますたぁのアレで……」

 

「ん?」

 

背中から抱き締められ、全身を愛撫されているから、自身のお尻にある俺の膨らみが気になって仕方がないのだろう。

 

「……ますたぁの……お、おちんちんでぇ……楽にさせてくださいぃ……うぅぅ」

 

よっぽど恥ずかしかったのだろう、まるで沸騰するかのように赤い顔を伏せながらXはそう懇願してきた。

 

さすがにこれ以上焦らすのは可哀想なので、彼女のをブルマと下着を横にずらし、局部を露出させる。

戦闘時は第3再臨の少しSF染みた格好だが、基本カルデアにいる時の彼女はジャージとえっくすと平仮名で書かれた白い体操服にブルマ。

うん、だからせっかくなのでこの格好を脱がせるなんてもったいない事はしません。

体操服の方も胸が見えるまで、たくし上げ、スポーツブラだけ脱がせます。

 

「はぁっ、あぁ……この格好でするんですねぇ……マスターはマニアックで、す……ああぁぁぁ」

 

マニアックか?体操着を着たままの女の子とシたいと思うのは男なら至極まとまな思考だと思うが。

 

まぁ、彼女も特に嫌がる様子は無いので、ずらした部分から見える雌孔に俺は愚息を徐々に挿れていく。

 

「あああぁっ!!あああぁっ!!やっとぉっ……やっとぉっ……き、たぁっ!!はぁぁ!これが欲しかったぁっ……!」

 

挿入した瞬間に軽く絶頂に達した、感極まった様子で嬌声をあげていく。

 

「X、俺はここで寝転がっているから君の好きに動いてもいいよ」

 

ベッドで仰向けになり、騎乗位の体勢になった彼女は頬を緩ませると貪欲に腰を激しく動かしていった。

 

「あぁぁ!あぁっ!はぁん!ふあっっ!!……ますたぁのがぁっ……あはぁっ!……どこを動かしてもきもちよくなっちゃうぁっ……ひやぁぁ!!」

 

体操服姿の女の子が自分の上で腰を一生懸命動かしている姿は一種の芸術の域までいくんじゃないかとアホな事を考えているが、あんまり、気を抜き過ぎるとすぐに出してしまいそうになるぐらい彼女の腰使いは上手いものだった。

さすがは騎乗EXなだけあるぜ。

 

「ああっっ!!んあぁ!……はっ、やっぱりっ……わたしとますたーはぁっ……ここの相性もばっちりですぅぁっ……んあぁっ!らしてぇっ!らしてぇくださいぃぃっ……!」

 

金髪を揺らし、乳首もいやらしくそそり立たせながら……せがむように体を上下に動かすXに俺も我慢が出来ないとばかりに精を解き放った。

 

「ぁあああああああああああぁぁっ!!!」

 

射精の衝撃に思わず、倒れ込む彼女を今度はこちらが正常位の体勢になって責めたてる。

 

「Xも一回だけじゃあ足りないだろっ!」

 

「あああぁっ……!あっ!はっ!……はいぃっ……もっと……もっとして下さいぁっ!ひやあぁっ!」

 

 

 

膣内でかき混ざる二人の愛液の音、腰がぶつかり合う音、……これでもかとセックスの音を響かせながら二人はまぐわう。

 

「ますたぁ……ますたぁっ……わたしぃ、きょう頑張りましたよっ……」

 

涙を流し、快楽で表情を崩しながらも彼女は言葉にする。

 

「あぁっ!あんぅ!……わたし、ますたぁに相応しい剣にぃ……なれてますかぁぁっ……あぁっ!?」

 

そう問いかける彼女の体を腰を打ち付けながら抱き締める。

 

「うん、Xは自慢の剣だよ、どこまでもっ……どこへ行こうとも俺の剣だ」

 

「うれしいですっ……ぁぁっ……あああぁっ!……けどっ、いまはますたぁが剣ですよぉっ!…………わたしは鞘ですからぁっ……どうぞ好きなだけ使ってくださいぃっ……ああぁぁぅっ!」

 

泣き笑いのような顔のXが言う鞘とやらに自身の剣を激しく振り動かす。

 

「あぁぁ!ますたぁの(おちんちん)が私の(おまんこ)をずぼずぼぉってぇ……はぁっ!はああぁ!もうっ……これ以上ないくらいぴったりにぃはまってますぅぁっ……ああぁっ、すきぃっ……好きなんですぁ……こうやってますたぁに突かれるのがあぁっ!……っはあぁっ!!」

 

もう淫語を言う躊躇いも無くなった彼女の膣内奥へ俺はXを愛している証を送り込んだ。

 

「はああぁぁぁっ――――――……!!!……ぁぁっ…んはぁっ……もう私の中にはいりきらないほどにぃっ……」

 

愛おしそうに自身の下腹部を撫でると彼女は眠るように眼を閉じていった。

 

そういや、勝者でもある彼女のお願いごとをまだ聞いてなかったな……まぁ、後でいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~数日後~

 

「~~♪、~~♪」

 

鼻歌を口ずさんでしまう程に今の私はご機嫌のまま廊下を歩いていました。

少しぐらい浮かれてしまってもいいですよね?

だってこの私が自他共に認めるNo1セイバーだと証明されてしまったのですから!

お願いごと?当然しましたよ。

 

 

 

『この人理を救う旅が終わった後でも構いません、マスターは私と一緒に宇宙船でユニヴァースに来て欲しいのです』

 

『確か、サーヴァント界とか言う所だっけ?』

 

『はい、そこではファラオであるにも関わらず何故か延々とロードローラを製造し続ける太陽王がいたり、悪女タマモクイーンが捨て去った8尾がさらに6分割されTMM(タマモノマエ)48なるグループを成立したり、ブーメランパンツを穿いた授かりの英雄が延々とガチャを回し続けたりとそれはそれは平和の所です』

 

『平和?』

 

『ですが興味はあるでしょう?このカオスっぷりの魔境の地をマスターと旅でもしてみたいなーと』

 

『全然、良いよ。なんか楽しそうだし』

 

『しゃあっ!言質は取りましたよ!』

 

 

 

ふっふっふっ、宇宙なら他の泥棒猫共の手も届かないでしょう。

まぁ、リリィだけは特例として連れてっても構いませんが……しかし、最近マスターの周りにアルトリア顔のセイバーが増えて焦っていましたが何の事もありませんでしたね!

これからは『謎のヒロインX』ではなく、『メインヒロインX』とでも名乗ってしまいましょうか!

まぁ、そもそも私自身がもう元祖セイバーみたいなものですし?いくら似たような顔が増えようが恐れるに足りませんでしたね!

それこそあの…………。

 

「あいたっ」

「おっと……」

 

いてて、前方不注意でしたか、誰かにぶつかってしまったようですね。

 

「すみません、考え事に夢中になっていたようです……そちらにおケガは……あ……りま…………」

 

「いえ、こちらもまだ召喚されて日が浅いのでこのカルデアという場所には不慣れでしたので、どうかお気になさらず。

おや?その顔……ふむ、どうやらここには私と似た顔が随分といるようですね。

ですが他の私やモードレッドの様子を見る限り、善きマスターなのでしょう」

 

あ、あぁ……ああああ。

 

「自己紹介が遅れました。

この度、セイバークラスで召喚されたアルトリア・ペンドラゴンと申します

黒い私は青セイバーなどと言っていましたが……まぁ好きに呼んでください。

それであなたは……私の縁者ではないですよね、服も私がいた時代の物とはかけ離れていますし、沖田という者と一緒で他人のそら似でしょうか?」

 

「せ……」

 

「?」

 

「セイバアアアアァァ!?」

 

―――バターンッッ!

 

「ちょっとどうしたのですか!?」

 

謎のヒロインXは目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 




セイバー増えたぞ、おら喜べよ。






約束しなくても勝利しかあり得ない剣(ギャラクティカエックスカリバー)
ランク:EX
種別:対人理宝具
わたしのかんがえたさいきょうのえくすかりばー。
通常の聖剣と反転した聖剣を一つに合体させ、アルトリアパワーとかコスモパワーとか何だかよくわからない滅茶苦茶なモノを混ぜて、『ギャグだし何でもアリだよね?とりあえず死ねやあぁ!!』の精神でぶっぱするご都合主義の化身とも言える宝具。
当然、Xの妄想の中でしか存在しない。




沖田さん:残念枠。
モーさん:不憫枠。
リリィ:どうしてこうなった!どうしてこうなった!
黒セイバー:ある意味、アルトリア顔の中で一番の常識人、オルタ勢は常識枠?
ヒロインX:通常運行。
アルテラちゃん:大体こいつとマスターの所為。
青セイバー:イカれた職場へようこそ。


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