※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
新年一発目の投稿です。姫始めでクリスマスネタとはこれ如何に。
前半から真ん中ぐらいまではいつもより?いつも通り?のギャグ&ネタ増し増しでお送り致します。よしなに。








「年が明けようともそれはそれとしてターキーが食べたい」


サンタギアソリッド(サンタオルタ)

なんやかんやで世界も救われた後、英霊達を含むカルデアにいるほとんどの者が寝静まったある夜。

 

マイルームで寝ているこのマスターも今日は珍しく一人……だがそこに忍び寄る影が一つ。

ゆっさゆっさと肩を揺らし、この部屋の主を起こそうとしているようだ。

 

「メリークリスマス&メリーモーニング、お前の大好きなブラックサンタさんだぞ、トナカイ」

 

マスターを起こし、いつものクールな表情のまま横ピースでキメ顔をかましているのは黒いサンタコスを身に纏ってラムレイ2号を乗りこなし……良い子にはプレゼントを、悪い子には極光反転モルガァーンをばら撒く先代サンタこと、サンタオルタちゃんだった。

 

「う……ぁ、れ……?」

 

「む?お前にしては目覚めが悪いな。さすがのトナカイもあの特異点での闘いは堪えたか?」

 

反応が薄いマスターの瞳は未だに寝ぼけまなこだった。

 

「……俺……変な「夢」を見たぜ…

俺…夢の中で暗闇を歩いてるとよぉ――、

光が見えて、死んだバルバトスの兄貴に会ったんだ。「魔神柱」の兄貴さ……。

『どこへ行くんだ、カルデア最後のマスターよ』…って……兄貴が、俺に聞くんだ。

俺は『兄貴を狩りまくるよ』って言った…

だって、バルバトスの兄貴は、いつだって心臓とか頁とかQPとかどっさりくれたし…

兄貴の落す素材には、間違いがねえから安心だからな…

そしたら、兄貴は…『頼むもう勘弁して下さい』って言うんだよ……

『カルデア最後のマスター……お願いだからもう帰ってくれ』ってな…

『あと気持ち100周ぐらいしたいんでそれはちょっと無理』って答えたら、目が醒めたんだ…とてもさびしい夢だったよ」

 

「私は寝起き早々の貴様からそんな話を聞かされてどんな顔をすればいいのだ」

 

「……笑えばいいと思う……」

 

そこからも、「殺したかっただけで死んでほしくはなかった」等とぶつぶつ呟くこの男の目を覚まさせる為にオルタは聖剣で頭をドついた。峰打ちであるし、このバグマスターなら少し小突かれるぐらいなら何も問題は無いだろう。

 

まぁ、あまり自重するタイプでないこの黒王様ですら、

最終決戦で『今日の俺は紳士的だ、運が良かったな』、『もっとだ!もっと素材を落せぇ!』『スキルなんぞ使ってんじゃねえええええええぇ!』『今死ね!すぐ死ねぇ!骨まで砕けろぉ!!』と黄金の林檎を噛み砕きながら、魔神柱共をサンドバッグにするマスターには若干引いたらしい。

ドロ率の良さとは人をここまで狂わせるものなのかと、取り敢えず準備3000年寿命12時間となったバルバトスの兄貴には黙祷しておこう。

 

「というか、サンタオルタさんはどうしてここに?」

 

「ふっ、サンタがここにいる理由など、一つしかあるまい。さぁ、いくぞトナカイ、世界は救われてもまだまだクリスマスシーズンだ。私を待つ子供達にプレゼントをばら撒いてやらんとな」

 

「ははっ、それはお付き合いしないとね……あれ、けどこの前ジャンヌ・リリィちゃんとしたのはク、リスマス……?うむ?けどそれから大分経っている気も……というか今は2016…?いやもう2017年な気も……あれ、あれ?年は明けたのか……?ウゴゴ、頭が……」

 

「やめておけ。それ以上考えると時空の歪みに飲み込まれるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし、人理が救われても座に帰ったサーヴァントが一人もいないとはな」

 

消灯されているカルデアの廊下を並んで歩くサンタ黒王様とトナカイの被り物をしている俺、さすがのオルタさんもラムレイ2号で闊歩するのはうるさ過ぎるのでちゃんと徒歩で御座います。

 

「ひと段落はついたけど、どう考えてもまだまだこれから戦いは続くだろコレっていう雰囲気を皆感じ取ったんじゃないのかな?」

 

アンデルセン先生も「見落としている謎?続編?新たな敵?ふん、インフレが続くのは少年誌だけにしておけというのに、まったく……」ってぼやいてたしねー、それでも文句を言いながらちゃんと働いてくれるショタ先生大好きですよ。

 

「成程な、マスターも新たな闘いを予感しているからこそ、最後の特異点から帰ってきた後も聖昌石を噛み砕きながらサーヴァント召喚に勤しんでいたわけか」

 

ソロモンは座から消えたかもしれないけど、今まで人理を救う旅に深く携わってきたDrロマンとして成し遂げた偉業が認めてもらってサーヴァントとして座に刻まれていると思ったんだけどね、浪漫王 ロマニ・アーキマンみたいな感じで。

しかし、中々来てくれない……俺の運命力が足りないのか。

 

けど、それで新たな仲間も何人か迎える事が出来ました。

ただ……この間来た元祖ジャンヌに邪ンヌが「ぷぷっ――!もう、人理救われてるんですけどー!今更どのツラ下げて来たのよー!アンタの出番ねぇから!後ろで一生旗でも振ってろ!」って死ぬ程煽ってたのは色々と問題でした。

ガチで凹んだジャンヌは慰めなあかんかったしなー……邪ンヌの方にはお仕置きしまくったけど。

あ、そういえば……

 

「所長をサルベージしようと思って、カルデアスに腕を突っ込もうとした時もなんか赤髪ポニーテールでパンツ一丁&二頭身の女の子が『宝具演出をSKIPする機能をつけるのだ……でなければ私の専売特許をやるワケにはいかんな……いずれ貴様も気づく筈だ。我々が戦うべき真の黒幕であり、人類悪……その名も運え』とか何とか語りかけてくる幻覚も見えたし、多分俺達がまだ紐解いていない謎はたくさんあるんだろうな」

 

ロマンもサルベージする、所長もサルベージする。「両方」しなくちゃならないってのが「マスター」の辛い所だな、覚悟はいいか?俺はできてる。

 

「………少なくとも、貴様が見たその幻覚については一生謎のままにしておけと私の直感が告げているぞ」

 

「滅茶苦茶汗かいてるけど、どうしたん?オルタさん?」

 

「聞くな、それに雑談をしている間に一人目の子供の部屋にご到着だ」

 

カルデアの英霊住居区画でもあるこの廊下に並んでいる数多の扉の内の一つの前に止まる。

扉の横には「レオニダス」とネームプレートが。

 

「子供?」

 

「サンタの私からすればプレゼントを願えば、誰もが等しく子供だ」

 

あのペルシャ王をダレイオス君Ⅲ歳とか言ってしまうあたり、確かに説得力はあるわ。

 

「まぁ、だからこそ今回私がプレゼントをするのもちゃんとリクエストしている者に限るがな」

 

「そりゃ、そうだね」

 

どう考えてもクリスマスプレゼントとか願う柄じゃない方達もたくさんいますし。

靴下持ったエドモンが「待つ!しかして希望する!」とか言ってワクワクしている絵面とか想像できないっすわ。

 

「あぁ、だが例外もある『マスターの子種』、『マスターとの子供』、『マスター(そのもの)』等のリクエストは当然却下させてもらった」

 

……あの娘とあの人と……心当たりがあり過ぎるな。

 

「そういうのは自らの力で手に入れるべきだろう、甘えるなという話だ。さて部屋に入るぞトナカイ」

 

電気が消えたレオニダスの部屋へ我が物顔で入っていくサンタさんの後に続く。

部屋の主は既に仰向けで熟睡中だった。ヘルム取っていると大分印象変わりますね。

 

サーヴァントに睡眠が必要無いなんて野暮な話は今更いいでしょう。

それに「良き睡眠は良き筋肉を作るのですよぉおお!むぁああすたあぁっ!!」とか言い出しそうな彼が疎かにするとは思えないし。ただイメージとしてはこのスパルタ王、深くは眠るけど睡眠時間はもの凄く短そう。量より質です!的な理論で。

 

「さてレオニダスくんのリクエストは『幽霊に負けない筋肉』だそうだ」

 

「筋肉をプレゼントするの?」

 

「まさか。このスパルタ王が結果だけを求めるワケがなかろう、おそらくニュアンスとしてはそういったホラー物に耐性がつくトレーニング機器を欲しているのだろうさ」

 

そう言いながら、担いできた袋の中を漁るサンタオルタ。

 

「いきなりカルデアのシミュレーターで幽霊が闊歩する状況にぶち込んだとしても、オガワハイムの時の焼き直しになりそうだしな。かといってホラー映画を見せるだけというのは少々パンチが弱かろう、ならばその中間を攻めるような物を………あったな」

 

お目当ての物を見つけたサンタさんが出した物は黒いヘッドセットだった。

 

「今流行りのVRという代物だ。ふむ、寝ているのはちょうど良いな。せっかくだ、今からこれを付けてやるとしよう」

 

おそらく善意100%でやっているサンタオルタは起こさないように慎重に手際よくレオニダスの頭に機器を取り付け、スイッチを入れた。

 

「実はこのVRは特別製でな、仮に怖くなって目を閉じようが直接脳に映像を送り込めるのだ。睡眠学習としても使えるだろう……。ふっ、ただプレゼントを渡すだけでなく、ここまでのサービスをしてしまうとは一流サンタとしてのレベルの違いを見せつけてしまったな」

 

「うわああああああああああああ!!」

 

―――ガシャン!ガシャン!バキッ!!

 

いや……あの、得意げになっている所申し訳ないんだけど、起き上がったレオニダスさんがベッドの脇に置いてあった槍を片手に暴れまわっているのですが……。

 

「うむ、活きの良い暴れっぷりだ。さてここに我等がいても訓練の邪魔になるだろう、疾く退散するぞトナカイ」

 

私、良い事したわーと言わんばかりに満足気な表情のブラックサンタは部屋からさっさと出て行ってしまった。

 

「うおおおおおおおお!ふんぬいいいいい!やめろおおっ!!やめてくれぇええええ!!!」

 

暗い部屋でサイクロップスと化し、上半身裸で槍を振り回して狂乱しているレオニダス王の姿はマシュには見せられんなと思いながら俺は彼の部屋を後にした。

あんだけ暴れてるなら先に機械の方が絶対壊れると思うけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「走れソリよー、風のようにー、特異点をー、パドルパドル~~♪」

 

トナカイモードになっている俺の背に負ぶさり、頭についている作り物の角を握り締めながら上機嫌に歌っているサンタオルタさん。

俺は彼女の足となり、次のプレゼントを待つ子供の部屋へ向かっていた。

 

「言っておくが決して、あの小娘に対抗意識を燃やしたワケでは無いからな」

 

「俺は何も言ってないよ」

 

「そもそもトナカイに乗ったのは私の方が先だ。むしろあっちがパクリであろう」

 

「その乗るって今の状態の事?それともベッド的な意味で?」

 

あ、止めてください。無言で頭をチョップし続けないで下さい。

 

そんなどう考えてもジャンヌ・リリィに対抗心を燃やしているサンタオルタを乗せて、次の部屋に到着した。

部屋のプレートには「ジャック」「アリス」の二つの文字が。

 

「ほう、てっきり3人部屋かと思ったが」

 

「ジャンヌ・リリィはWジャンヌの方で3人部屋だからね」

 

この間から邪ンヌとジャンヌ・リリィは少し仲良くなったみたいで、いつの間にか同じ部屋になってたし……それに白い方のジャンヌも一緒の部屋が良いとねだっていたリリィの言い分を嫌そうにしながらも結果的に聞いてあげた点を見ると邪ンヌも割と彼女の事は甘やかしているのかもしれない。

 

「まぁ、いい……どうせ貴様が聖女3姉妹丼が出来やすくなったというだけの話だ」

 

「酷い言われよう」

 

「これまでの自分の行動を振り返るがいい」

 

そう言われると反論が出来ないので大人しく彼女と一緒に部屋の中に入る事にする。

ファンシーなぬいぐるみにメスとナイフを始めとする刃物が対照的な内装だった。

二人の個性がしっかりと表れたお部屋だこと。

 

「アリスは『マスターの物語が描かれた絵本』、ジャックは『おかあさんの温もり』だ。この二人も中々にわかりやすい」

 

「俺の絵本って……そんな物があるのか」

 

「今までの特異点の記録を味気ないレポートだけで残しておくのもつまらんと思ったあの芸術家がこれまでの人理修復の旅を書き上げたそうだぞ。絵本というよりは漫画に近いがな」

 

『カルデア国物語』と書かれたコミックが数冊、袋の中から出てくる。俺やマシュが表紙になっているのもあるし、その特異点で力になってくれたサーヴァント達が表紙になっているのもある。めっちゃ凝ってるじゃないですかダ・ヴィンチちゃん。

 

「荒唐無稽を具現化したようなマスターの物語はさぞアリスの興味を引いたのだろう。風の噂ではマスターと女性サーヴァント達の情事を赤裸々に描いたR18版とやらも流通しているらしいがな、私はまだ目にした事はないが」

 

「初耳だぞオイ」

 

俺のプライバシーは何処へ?

 

「艶本という奴だろう、希少で数も限られている。まぁ、仮に入手してもこの二人には早いし渡すつもりは無かったが………」

 

ジャンヌ・リリィに手を出したことを知っているサンタさんの視線が痛い……やめてー、「いや、むしろ時間の問題か?」なんて呟かないでー。

 

アリスの枕元に本を重ねて置いたサンタオルタは次のクリスマスプレゼントを用意した。

 

「さてジャックの『おかあさんの温もり』だが……貴様をプレゼントするわけにもいかんだろうし、これで代用するとしよう」

 

彼女が次に出したのはカルデアのマスターに支給される白き魔術礼装だった。

 

「ってか俺が今日一日着てたやつじゃんそれ」

 

もしかして、部屋に忍び込んだ時に強奪でもした?

 

「だから良いのだろう、貴様の温もりと残り香が濃厚に残っているからこそジャックのプレゼントとして相応しい」

 

ベッドの中ですやすや眠っているジャックを優しく持ち上げたサンタオルタはその小さき体を俺のトレードマークとも言える白い服で元からついている黒いベルトも使いながら全身が収まるように上手く包み込んだ。

 

顔だけ出されているからまるで蓑虫のようだ。

 

「……えへへ……おかあさん……うみゅ……」

 

まるで赤ん坊のようなジャックのホクホクとした幸せそうな表情を見ると俺の服なんて100枚ぐらいあげてもいいぜ!という気分になってしまう。

 

「それに見るがいい、こうやって袖を結び、貴様の首にかけてやれば……」

 

おぉ!まるで抱っこ紐のように俺の懐へぴったりと!

これで俺も一児の母か!

 

「――おかあさん……かいたい……」

 

寝言で物騒な言葉を言ってても全然気にならないぐらい可愛い!ウチの子供可愛い!

俺がママにっなるんだよっ!

 

「体を揺らしてあやしている所申し訳ないがジャックとたっぷり戯れるのはまた次の機会にしておけ、プレゼントを待つ子供達はまだまだいるからな」

 

名残惜しくジャックを元の位置に戻す。

ごめんね、おかあさんこれからお仕事なんだ。帰ったらたくさん遊んであげるから。

 

「もういっその事、常にあの抱っこ紐で彼女と一緒に戦ってもいい気がしてきた」

 

「ジャックが霧の結界を張り、その中でマスターが女性サーヴァントを性的に襲うというコンボか。味方ながらえげつないな」

 

「此よりは快楽地獄?いや、冗談だってば」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは次のお部屋にご到着です。

 

部屋の主はロードエルメロイⅡ世こと孔明先生です。彼もプレゼントをリクエストをしているというのは意外っちゃ、意外かな?けど、ゲーム好きな所を見ると案外子供っぽい一面もありますし?

 

「さっさと入るぞトナカイ、既に寝静まっている雰囲気だしな」

 

 

今までと同様に彼女と一緒に先生の部屋に入った瞬間―――

 

「これぞ大軍師の究極陣地、『石兵八陣( かえらずのじん)』!」

 

「なっ……!」

 

宝具解放の声が響いた、確かに部屋の外からは起きている気配は感じなかったのに!

 

「ふっ、さすがは大軍師と宣うだけの事はある。この私を嵌めるとはなっ!」

 

何故か聖剣を構えてノリノリで戦闘態勢に入ったオルタだが、待って欲しい。

声は聞こえたものの、いつまで経っても俺達には特に何も変化はない。

 

「部屋の電気は消えているし、先生は確かに寝ているよ……ただ、少し様子が」

 

二人で恐る恐る彼が寝ているベッドに近づくと……。

 

「鑑識眼」「軍師の忠言」「軍師の指揮」「くだらん」「物理で殴るだけが戦いじゃない……」「軍師の指揮」「軍師の忠言」「軍師の指揮」「計略だ!」「罠だ!」「嘆かわしい。簡単すぎる!」「鑑識眼」「軍師の指揮」「軍師の忠言」「これぞ大軍師の究極陣地、『 石兵八陣( かえらずのじん)』!」「つまんない連中だな、他にやることないの?」「軍師の忠言」「軍師の指揮」「鑑識眼」「一気呵成に滅ぼしてくれよう」「ふむ、ではこうしよう」「鑑識眼」「鑑識眼」「軍師の指揮」「全ては僕の思うまま……ってね」「無駄だ」「軍師の忠言」「鑑識眼」「軍師の忠言」「これぞ大軍師の…………」

 

そこには夢の中で完全にスキルと宝具だけを打つマシーンと化した軍師の姿があった。

眼は閉じているのに口だけが絶えず動き続けているのが怖すぎる。しかもちょいちょいウェイバー君混ざってるし。

 

「オルタさん……彼のリクエストは?」

 

「『休み』だそうだ」

 

「切実ぅ」

 

「最後の特異点でも貴様がこれでもかってぐらいに連れ回しまくった反動が来たのではないのか?」

 

「いやだって、絆MAXである俺と先生の仲ならいいかなって思ったし……」

 

「その絆とやらも社畜、過労死まっしぐらのブラック進軍の果てに得た絆ならどうかと思うがな」

 

そっかぁ……一緒に戦ってた俺が特に問題無かったから先生も大丈夫だろうと思ってたのがよろしくなかったか……反省。

 

「マスターと違ってこやつはまともなキャスターだからな。体力面で比べてやるのは酷だろう」

 

「うん……そうだね、う、うん?いや、そもそも人間とサーヴァントを比べるのは」

 

「さて、休みを与えるならば、諸葛孔明に成り代われるキャスター枠を探さなければなるまい。あぁ……あのアヴァロンに引き篭もっているひとでなし魔術師を引っ張り出せばいいか、全てのキャスターを過去にする等大言を吐いたのだ……存分に働いてもらおうじゃないか」

 

俺の反論をスルーし、悪どい顔を浮かべながら部屋を出ていくサンタオルタ。

え?というかマジでマーリン連れてこれるの?わぁい、さっすがサンタさんだ!やったぜ!

喜べ先生、あなたの休暇届はようやく叶う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も『酒』『巨人になれる薬』『ゴールデンな熊の一刀彫』『出番』『ぐだぐだイベ』『ボトルシップ』『躾用の鞭』『青セイバーのくっころな写真』『槍』『ビデオカメラ』『新居』等々、様々なプレゼントを捌きながらようやく最後の一人の部屋の前までたどり着いた。

 

「トリを飾るのはやはりこの娘だろう、トナカイ」

 

隣のサンタオルタの問いかけに無言で頷いた俺はプレートに「マシュ・キリエライト」と書かれた部屋へ入っていく。今まで……そしてこれからも苦楽を共にするであろう後輩の部屋へ。

 

「すぅ――……すぅ……」

 

小さいフォウ君が何匹もプリントされた可愛らしいパジャマを着ている我が後輩は大きいぬいぐるみを抱き締めながら深い眠りに落ちていた。

こんな女の子らしい姿を見て、どデカい盾を振り回して前線で戦うような勇ましい様を一体誰が想像出来るだろうか……。

 

「サンタさん……マシュのプレゼントは?」

 

「残念だが、マシュ・キリエライトちゃんへのプレゼントはここに無い。悔しい事にこのプレゼントはサンタである私ですら渡せない物だからな」

 

ニヤッと笑った彼女が見せたクリスマス風のデザインが施されたカードにはマシュのリクエストが書かれていた。

 

 

―――『これからも先輩と一緒に青空を見れますように』

 

「――――――」

 

「ふっ、全く……わざわざサンタに願わなくとも、これから好きなだけ見れるだろうに。それにこれではクリスマスというよりは年明けにする願掛けのようなものだぞ」

 

「他の人がらすれば他愛ない事かもしれないけど、マシュにとってはそれだけ大事で、凄く新鮮な光景なんだろうさ。マシュにはこれからもっと、自分のやりたい事とか好きな事とかたくさん見つけて我儘になって欲しいね」

 

誰かを模したぬいぐるみに顔をうずめているマシュの頭を慈しむように撫でる。

 

「……せーんぱぃ……んぅ、ふふっ」

 

「……もう十分に我儘だと思うぞ」

 

「そう?」

 

「あぁ、少なくとも私は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()は欲望増し増しとしか思えん」

 

若干引き攣った笑顔でサンタさんは彼女の部屋を見回す。

 

マシュが抱き締めているぬいぐるみは確かに俺がハロウィンに作ってあげたものだけど、それ一つだけだしね。

他の色んなサイズの俺や色んなポーズを取っている俺や色んな礼装を着ている俺やらでVerが変わっているたくさんのぬいぐるみについては関与してません。一体誰が作ったのやら。

しかも、半脱ぎの俺がプリントされている抱き枕まであるし、いつ撮ったんだこれ?

 

「けど、あれだ。ここまで好意を示されると何か照れちゃうね」

 

「そんな微笑ましい物か?恋する乙女で笑って済ますレベルではない重さだろうこれは」

 

マシュがいつも俺を部屋に呼ぶ時に若干時間を置いてから入れてくれる理由もこれでわかった。

まぁ、キャビネットが不自然な程にもの凄くパンパンだったから何か隠しているだろうとは思ったけれども。

 

「こんな残念な部屋でなければ私も貴様の話をイイ話だなーと思って聞けたというのに……まぁいい、趣味趣向は人それぞれだ。デミサーヴァントとして戦う術しか知らなかったこの娘が欲望に忠実になったのは良い事の……筈だ、おそらく、多分、メイビー………」

 

サンタオルタの歯切れが悪い言葉を最後に……微妙に締まらない形で俺達のプレゼント大作戦は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――私は当然、働いた者には報酬を渡す。後で我が部屋に来るがいいトナカイ。それとその被り物も返してもらうぞ。

 

皆へのクリスマスプレゼントを配り終わった後、言われた通りに俺は時間を置いて彼女の部屋へと訪れた。

 

いつものゴスロリチックな内装とは打って変わってクリスマス風に飾り付けられたサンタオルタルーム。

呼び出されたはいいものの、肝心のオルタさんが部屋にはいなかった。

 

代わりに不自然な程にデカいギフトボックスが中心に鎮座していた。

中に誰か入っている雰囲気しか感じないので、俺としてはこの箱を開ける選択肢しか無い。

 

包装紙を解き、パタパタと平面に崩れていった箱の中から現れたのは……。

 

 

「メリークリスマス、マスター。プレゼントは私だ」

 

生れたままの姿で手足をリボンで縛られた状態かつ、全身をフルーツやらクリームやらスイーツ系で女体盛りされているオルタの姿だった。

 

「……ど、うした?感激のあまり声すら、出んか……」

 

若干恥ずかしさを感じているのか、頬を染めながら問いかけるスイーツオルタちゃん。

 

「いや、その状態でどうやって箱に入ったのかと、手足をそんな上手に縛ったり、女体盛りは一人じゃ無理じゃね?という疑問が湧いて」

 

絶対、第三者の力を借りないとアカンよね?

 

「……白い方の私に頼んだだけだ、貴様がさっきまで着ていたトナカイの被り物をくれてやる事を条件にな」

 

どんどん物々交換されていく我が衣服。セイバー・リリィも俺が使ってたトナカイの被り物なんて何に使うのか……。

 

「リリィの奴め、縛る部分だけに関してはやたらと上手だった気がするが……というか第一声がそれか、貴様ッ?こんな私の姿を見ているのだ、もっと言うべき言葉がある筈だろう!」

 

さらに顔を真っ赤にして吠えるオルタちゃん。

それもそうだった。目の前の楽園についちょっとだけ現実逃避しちゃった。

 

裸体を鮮やかに飾り付けているスイーツを崩さないように慎重に抱きかかえ、彼女をベッドの上まで連れていく。

 

「うん、オルタの綺麗な白い肌に乗せられたクリームやフルーツは本当に美味しそうだよ。思わず食べ物だけじゃなくて、あなたの体全身も余す所なくドロドロになるまで貪ってしまいたくなる程に。最高のプレゼントだよ……ありがとう、オルタ」

 

手は頭の上で縛られ、両足首は交差されて大事な所がちゃんと見えるように膝が開かれ状態で縛っているリリィの親切設計に敬礼。

胸の中心にあるツンとした桜色の乳首の周りを彩るようにホイップクリーム。

胸、へそ、太ももにかけて同様に続く、クリームの道……へそには苺、下腹部と女陰の周辺には一口サイズに切り分けられたキウイやバナナ、オレンジを始めとしたフルーツや、クッキーやポッキーなどのお菓子達もクリームを接着剤のように活用して、その肢体から落ちないように盛られている。

 

うん、オルタの美白な肌もプラスしてマジで眼福なんですが、クリームに囲まれた淫裂とかエロ過ぎんでしょ。

 

「ふふっ、そうかそうか。私が準備したクリスマスプレゼントだ、間違いなどあるまい。それにマスター……しっかりと今の状況を理解しているか?」

 

俺の返答に満足そうに頷いたオルタはこちらを誘惑にするような金色の瞳で見つめる。

 

「ほんの少し前までの私はサンタだったが、お前の目の前にいる今の私はプレゼントだ。そう、ただの贈り物……手足も身動き出来ないように縛られ、食べて下さいとばかりに無防備なご馳走……プレゼントされたお前だけが今の私を好きにしていいのだ……さぁ、マスターは一体どうしたいのだ?」

 

ベッドの上の極上のプレゼントにそんな事を言われてしまえば、もう理性は簡単に崩壊してしまう。

そうだな、せっかく俺へと贈られたプレゼントなんだ……好きにしようじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んっ、……ふぅっ、あっ」

 

まずはお腹の中心、へその上にある苺を口に含むとそのまま、下にあったクリームも舐め取る。

彼女の体を味わい尽くすと決めたのだ、盛られたスイーツだけで満足するつもりはない、オルタの全身も、表面も、ナカも、余す事なく貪る所存なのだから。

 

「あくっ…!あっ、んぅ……ふぅっ、んっ」

 

舌先で小さな窪みをくすぐっていく。クリームの甘さとオルタ自身の体の旨みが混じり合っていくようだ。

 

せっかくなので、俺はさっきの苺を頬に貯めたまま彼女の顔へと迫る。

 

「んっ、どうした…?」

 

「ほらっ、せっかくのデザートだし。二人で食べようと思ってね……オルタも好きでしょ、口移しで食べるの」

 

「お前が、望むなら……好きにするがいいさっ……んむぅっ」

 

まだ完全に素直になっていないオルタと唇を重ね、苺を彼女の口の中へ放り込む。

 

「んっ、ちゅぅ……じゅるぅっ、れぇ……はむっ……んじゅるぅっ!」

 

二人の舌は一つの苺の味を分かち合うようにその表面を絡み合わせ、舐め尽くしていく。

苺の甘酸っぱさがオルタの唾液に溶け合い、脳を蕩かすような蜜へと変わっていき……彼女も俺と同じ感想を抱いてくれてるのか、瞳を潤ませて舌をせわしなく動かしていた。

 

「んむぅ、んんぅ……んぁ、あぁ……んじゅるぅっ、んちゅぅっ……」

 

「ぷはぁっ……ご馳走様でした、噛んでいいよオルタ」

 

舌を引き抜いた俺を確認すると、オルタはそのまま二人の唾液が染み込んだ苺を味わうようにゆっくりと咀嚼していった。口の端から垂れている涎が妙に艶めかしい。

 

「まだまだ、もっと食べたいでしょ?」

 

彼女はコクリと小さく頷いた。

 

そして、そこから俺は彼女の体の随所に盛られているフルーツやお菓子を咥え、口移しする度にオルタと濃厚なディープキスを交わしていくことになる。

 

 

――果汁と一緒に相手の唾液を吸い尽くし

 

「んむぅっ…んちゅぅ、じゅるぅっ……っぷあぁっ……」

 

 

――ポッキーといったある意味思い出深いお菓子も二人で食べ合い、無くなってもしばらく接吻を続け

 

「んっ、んっ……んぅっ、んむぅっ、んぁっ……ちゅぅっ」

 

 

――親鳥にせがむ雛のように口を開けて待っているオルタと何度もキスをし合った

 

「んはぁっ……もっとだ、マスター……はやく、はやくぅ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ、はぁっ………」

 

小さく体を震わせながら呼吸を整えるオルタの顔は発情した雌の表情であり、俺の情欲を燃え上がらせてくれる。

もう口移しするだけの食べ物は無くなってしまったが、彼女の素肌にはまだホイップクリームが点在しているし、うん……こっちも綺麗に召し上がる必要があるな。

 

まずはうずまき状のクリームで綺麗に飾られている胸の方に手を出すことにした。

 

「はぁっ、あんぅ……」

 

クリームを吸い取り、甘くなった舌と唇で円を描くように乳房を愛撫する。

巨乳という程のサイズではないが確かに女性らしさを表す膨らみはあり、非常に整った美乳というべきフォルム。

 

「あぁっ……はぁあぁぁぅ……」

 

時折、クリームを調味料に彼女の美乳を甘噛みしながらグルグルと胸の中心を周って舌を這わせていく……徐々に俺の舌が興奮した蕾へと近づいていくとオルタが期待するようにゴクリと喉を鳴らした音が聞こえた。

 

それに応えるように俺はメインディッシュに吸い付いた。

 

「ひうううぅっ!!」

 

ゆっくりと外堀から攻めるような舐め方をして焦らした所為か彼女の反応は一際大きかった。

未だ中にクリームが残っている口でチュウチュウと彼女の乳首を吸うとまるでオルタの胸から甘いミルクが出ているような錯覚を抱く。

 

「あくぅ!…ひゃぁっ、そ、んなに激しく……吸いつく、なぁっ!……私のそれは、食べ物ではないっ……んひぃっ!!」

 

左右のおっぱいをあえて手は使わず、口だけで交互に責め立てる。

微妙なレベルだが、何度もまぐあってきた俺だからこそわかる。左右で変わる彼女の胸の反応の差異、特にオルタが弱いのは心臓の上に位置する乳首。

もう既に十分過ぎるレベルで充血しているが、まずはここで盛大にイッてもらおうか。

オルタの左胸のコリコリとした乳頭を歯で甘噛みしながら、音を激しく立てて吸引する。

 

「あああぁぁあああぁっ!!」

 

俺の唇によって引っ張り上げられた胸から送りこまれる刺激に体を弓のように反らせてしまうオルタ。

 

彼女の胸を解放した俺はまだまだ残っているクリームを追うようにその女体をどんどん舌先でなぞらせていく。

 

「ひぁっ、あぁっ、あっ……ぁっ、ふ、んぅ、くぅっ……はっ、あぅっ……」

 

絶頂の余韻に震えている肌をしゃぶり尽され、縛られた体を何度も痙攣させるその痴態は舌で舐めるスピードをどんどん上げさせてくれる。

くびれ、腰、太もも、ふくらはぎ……俺の口淫はやがて彼女の足の指先まで到着した。

クリスマス用のリボンで脛の所を拘束されたその足を身動きが取れない。

オルタは最初に「今の私はプレゼントだ、好きにするがいい」と言った、ならばご期待に応えなくちゃね。

 

俺は躊躇する事なくその足を指ごと咥えた。

それだけで終わらせるつもりはない、口の中でピクピクと動いている足の指の間を何度も舌でスライドさせる、唇でその爪先まで吸い付くことも忘れず。

 

「はうぅっ!んっ、あぁっ、くすぐったあぁぁ……ふあぁっ!」

 

縛られた身であり、自分が最初に言った台詞を反故にするワケにもいかないオルタは何とか足先から走ってくる快感から逃げないように奮起していた。

 

うむ、しかし……オルタの体は本当に甘いなー、これはもうクリームだけじゃなくて彼女の体そのものが甘いのでは?と思ってしまう程に。女の子の体は砂糖で出来てるって嘘じゃないかもしれんな。

 

「あぁっ、あっ、……そんな舐め方ぁっ、もうっ、ねちっこいぞぉ……ひゃうぅっ!」

 

さてさて、ずっとこのまま足をチュパチュパし続けるワケにもいかんな、クリームはまだ残っているのだ。お残し無く最後まで(意味深)じっくりと食べてあげないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひぁっ………ぁっ…あぁぅ、んぁっ……あ、はぁ―――……」

 

あれから、()()()だけを残し、オルタ女体盛りクリームとその柔肌を舐め尽した俺は唾液で全身をいやらしくコーティングされ、放心状態にある彼女の痴態を眺めていた。

 

「っあ、はぁっ……確かにプレゼントとは言ったが……まさかここまで執拗に責めてくるとは、思わなかったぞ……あぁ、もう体中がドロドロ、だ……」

 

「いやいや、これからもっとドロドロになるんだよ。オルタ」

 

俺はあえて手を付けなかった()()()()()()()()()()()()()()()()()を全て掬い取るとその手をそのまま―――

 

「んっ、なに、を?………んああぁっ!!?」

 

濡れそぼった雌孔へと突っ込んだ。

指についたクリームを彼女の膣内に満遍なく馴染ませるように激しく掻き乱す。

 

「ああぁっ!あっ、つめたぁっ……やぁっ!変な感触がぁっ……んうぅっ……」

 

ベッドをギジギシと軋ませて喘ぐオルタ、いつも強気な黒王様がこんな格好で指を突っ込まれて泣かされているという事実は俺の愚息をさらに興奮させてくれた。

 

味付けは十分だろう。

俺は指を引き抜き、服を脱ぎ捨て、痛い程に勃起した肉棒を曝け出す。

その怒張に目が釘付けになっているオルタにシックスナインの態勢で覆い被さった。

 

「はぁっ、私に……食べろと、いうワケか……?」

 

「うん、こっちはオルタのここを頂くから、食べさせっこという奴かな?」

 

「……全く、お前という奴は……はぁ、はぁ……こんな様の私に、そんなえげつないモノを咥えさせようとは……はぁ――……」

 

オルタの熱が籠った吐息が何度も亀頭にかかる。言葉自体は呆れているが、彼女もこの状況に興奮を覚えてくれているのだろう。

今度はスイーツではなくグロテスクな棒をオルタがフェラしやすい位置まで腰を下げ、俺は上から彼女の陰部に顔を近づける。

 

「……はぁむぅっ、んむぅっ、んじゅるぅっ……」

 

手足を拘束されているオルタは首の動きだけで肉棒を激しく口淫し、俺は白い蜜が垂れ始めている秘所に口を付けた。

 

「んんぅ!んむぅっ!!んぁっ…ぁっ!んちゅぅっ……」

 

俺の舌が蜜壷の中を蠢くと、思わず快感でフェラを中止してしまいそうになるオルタだったが……すぐに負けじと頭を上下に動かす。

 

俺も熱心に舌を這わせているが……オルタの膣内がクリームと愛液が混ざって凄い事になってるぞコレ。

視覚的なエロさもそうなんだけど、なんだろうなこの形容し難い味は。確かに甘いは甘いのだが単純に甘いというワケではなく、ずっと味わい続けたい麻薬的で神秘的な魅力がある、今の彼女のナカの味は。

 

「んじゅぅ……んぐぅ!?……んぼぉ……じゅぽぉっ…!」

 

どんどん甘美な蜜が溢れてくる彼女の膣肉に興奮し、まるでイラマチオするかの如く腰が上下に動いてしまった。

最初は少し驚いたオルタも、その乱暴な動きに適応するように自身の首も激しく動かしていく。

 

『今の自分はプレゼントだから好きにしていい』と言わんばかりの態度、その態度で許しを得たように俺はクンニを激しくする。

クリームと淫液でトッピングされた女性器は極上のデザートだった。ジュルジュルと音を立て、まとめて飲み込んでいく度に彼女の太ももが激しく揺れ動くのが目に入る。

 

「じゅぽぉっ!じゅぼぉっ…!じゅるぅ……んむぅっ!んんぐぅ!!んじゅるぅっ……!!」

 

俺の股からはオルタの激しく這いずり回る生温かい舌の感触と一緒に快楽に痺れるくぐもった声まで届いてくる。

お互いの大事な所を一心不乱に貪り合い、味覚と獣欲へ同時に訴えかけてくるような目の前の性器の味に夢中になっている。

 

相手が最後に吐き出す欲望の塊をさえもこの喉で潤したいと渇望し……。

 

俺はトドメを刺すように勃起した淫芽に吸い付き、腰を深くまで突き出す―――

 

オルタは鈴口を舌先でくすぐりながら喉奥まで咥え込み、バキュームして射精を促す―――

 

「ちゅぱあぁっ……出すぞっ……!」

 

「んんんぐううぅぅ――――!!んぶぅっ!んむぅっ!!んぐぅ、んぐっ、ごくっ……」

 

 

―――プシャアアア!!ドピュッ!ピュルルルゥ!ピュルッ!!

 

俺の顔にかかる潮吹きの音とオルタの口腔内にぶちまけられている精液の音が淫らかに共鳴しているようだった……お互いの秘部から放出される極上の淫液を最後まで飲み干そうと口はしばらく離れる事はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁっ……ふあぁ、はぁ……好きにしろと言ったのは私だが……まさか、こんな風にしてくれるとはな。で、んぅ……次はどんな事をしてくれるのだぁ……?」

 

既にシックスナインの態勢から解放されたオルタは身をくねらせて、こちらを誘惑してくる。

まぁ、このままプレゼント状態で縛られているオルタを延々と苛めてあげてもいいけど、それは邪ンヌの専売特許だし、そろそろ趣向を変えましょうか。

 

「ん?」

 

俺は彼女の手足を縛っているリボンを解き、自由にさせた。

 

「何のマネだ?」

 

「プレゼントとしてのデザート女体盛りオルタちゃんは十分に堪能したから、今度は大好きな一人の女性として抱き締め合いながらセックスしたいと思ってさ」

 

「む、むぅ……そ、うか、そうか、マスターがそう願うなら私に断る権利はない、な……」

 

ストレートな言葉にそっぽを向いて照れるオルタちゃんホントに可愛いです。

 

顔を背けているオルタの体をギュッとハグする。

 

 

「きゃっ…………えぇいっ!そんな顔で見るなっ!今の声は聞かなかった事にしろ!」

 

あぁ、本当にオルタちゃんはかわいいなあ!!!

不覚と言わんばかりに女の子らしい声を挙げてしまったオルタちゃんの照れ顔を愛でつつ、挿入の準備をする。

 

「……抱き締めればいいのだろう?」

 

俺の首に腕を回し、どうやらこちらに全て任せてくれるらしい。さっきの女体盛りの件といい、この黒王様がこうやって受け身になってくれるのは割と珍しい方かもしれない。

 

膨れ上がる怒張はさっきの洪水の余韻が残っている陰部へ飲み込まれていく。

 

「っあぁぁっ……!」

 

散々弄り回したので入るのは容易だが、進んでいけばその膣内はもう離さないとばかりに締め付けてくる。

何度も交わっているのにもかかわらず、彼女の締まりの良さは衰える事を知らない、むしろ数を重ねるごとにどんどんキツくなっている印象も抱いてしまう。

 

「はぁっ、あぁ、あぅ!!……この態勢ぇっ、奥が突かれてぇっ……好きだぁっ……うあぁっ!!」

 

対面座位となり、そのまま連続でオルタの奥をノックしていく。

 

懐で乱れるオルタの体は華奢でとても軽い……いつも黒く染まった聖剣でエクスカリバーをブッパして暴れ回っている方と同一人物とは思えないです。

 

「んくぁっ!ぁぁっ……ああぁ!はあぁっ……肌もぉ……お前のアソコもぉ!全てがぁっ、熱いぃっ……!」

 

陶磁器のような白肌、心配になるぐらい軽やかな体……今のオルタは只の女の子になってしまっている。

手足は甘えるように俺の体に回されていた、俗にいうだいしゅきホールドという奴ですね。

 

「オルタ、もっと顔を見せて」

 

「ひゃあぁっ、やめぇっ、やああぁっ…!!恥ずかしぃっ……!」

 

腰の動きは止めず、彼女の両頬に手を添え、こちらを見るように仕向ける。

イヤイヤと金髪を振り乱している彼女の瞳は蕩け切って、冷酷非情の暴君とは大きく様変わりしていた。

 

「ほら、俺の目の前で喘いで、声を聴かせて。乱れて、何も考えずに果てて。アルトリア……」

 

「ひやあぁ!あっっ……あぁっ、駄目だぁ……だめぇっ……んはぁあっ!……ダメですぅっ…ま、すたぁっ……!そんな目でぇ……そんな事言われてしまったらぁぁっ……あぁっ、ぁぁっ……あああぁ……」

 

最後の方はいつもと違う、他のアルトリアのような口調になって彼女はどんどん嬌声を響かせていった。

玉のような汗が浮かび、触れ合っている肌も肉棒を絞っている膣襞もどんどん熱が増していっているのがよくわかる。

その熱さは彼女の果てが近づいていっている事を教えてくれているようにも感じた。

 

「あふぁっ、あぁぁっ……!見てぇっ、ますたぁっ……!!私が達してしまうのをぉっ……見て下さいぃっ…あぁっ……あぁっ!い、くぅっ……!いく、イクぅ!……いああぁっ………」

 

加速する腰のぶつかり合う音、俺の手はアルトリアの腰に戻し、抱き締め合う力もお互いに強くなっていく。

俺は彼女の悶える様を一挙一動を見逃す事なく、見つめ続ける。

 

「いっくうううあああぁあぁぁぁあっっ――――――……!!」

 

吐き出された精液はオルタの最奥まで蹂躙する。

ギュッと目を瞑り、快楽で口から涎が垂れ流しになっている少女はそのまま女の悦びを俺に見せ付けながら果てていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とんだ性夜になったなマスター」

 

淫裂から零れ落ちる白濁液を指に絡ませて、自身の腹を妊婦のように撫でるオルタ。

彼女と普段とは違うエロさにギャップ萌えを感じてしまったからね、散々に膣内出ししても是非も無いやん?

 

「ふふっ、いつもとは趣向を変えたプレイ……気に入ってくれましたか?マスター……」

 

いつもの彼女らしからぬ丁寧語で俺にしな垂れかかってくるオルタは非常に上機嫌だった。

 

「うん、物凄く燃え上がってしまいました。改めてプレゼントありがとう」

 

「そうだな、私もこんなに注がれてしまったのだ……これで懐妊でもしたら、ある意味最高のクリスマスプレゼントになると思うのだが」

 

下腹部を撫でるのを繰り返すオルタ。

 

「子供が欲しいの?サーヴァントが妊娠するのはさすがに……」

 

「さて、な。数多の英霊共と縁を結んでいるお前の事だ……もうその体も常識では測れまい。サーヴァントの一人や二人、孕ませた所で私はもう驚かんぞ」

 

「そこは驚こうよ」

 

しかし、俺とたくさんの子供、そして英霊達に囲まれたカルデアという未来図も悪くない、いやむしろ良い。

まぁ、こればっかりは神のみぞ知るとしか言えないので、俺にはもし子供が出来た時にその子を守り、養う為の知力、財力、筋力、包容力を鍛える事しか出来ないのですが。

 

「いつかの為に……この私が良き母になれるように……もっと女の(さが)をこの身に刻みこんでくれるな?マスター……」

 

インターバルを挟み回復したオルタはこちらにのしかかってきた。

もう何ラウンド目かはわからない、この夜の睦合いはまだまだ数を重ねる事になりそうだ。

 

 

 

 




《花の魔術師》
アヴァロンに引き篭もってたら、サンタの格好したアーサー王に引きずり出されたでござるの巻。
これから孔明の代わりとしてカルデアで馬車馬の如く働かされる輝かしい未来が彼を待っている。
大丈夫、僕は君のファンだから(震え声)
余談だが、Prototypeのマーリンは僕っ娘キャラの女性らしい、何故そっちで来なかった(憤怒)


《カルデア国物語》
元ネタは「ナルニア国物語」、なんか語呂が似てるよね。
全7巻(第1部)に及ぶ大作を何とあの童話作家がコミカライズとして挑戦。それ何てメルヒェン・マイネスレーベンス)、マスターの出鱈目っぷりに目を瞑れば極めて全うな冒険譚らしい。
もしいつかこの物語が完結したらマスターが一体どうなるのかは誰にも想像出来ない。


《カルデア国物語(R18版)》
正式名称は「カルデア寝物語」。
上記のカルデア国物語程には厚みはなく(薄い本?)、1冊ごとに基本一人の女性とマスターの情交が描かれている(複数プレイ版もあるっちゃある)。
作画は同じくダ・ヴィンチちゃんだが、原作者は不明。というよりは、マスターとの情事を形として自分の手元に残したいと頼んだ女性の依頼でダ・ヴィンチちゃんが書いているので、あえて原作者が誰かと云えば…その時にマスターに抱かれている女性である。当然、完成した本もその原作者の手にしか渡らない。
だかある界隈で、本当に原作者が不明+ダ・ヴィンチちゃんですら書いた記憶が無いシークレット物がどこかにあるという話も……。


《トリプルジャンヌが同じ部屋になった経緯について》
邪ンヌ「いい?あの聖女様には私とマスターがしている事については一切喋るんじゃないわよ?(あの女と同じ部屋になるなんて気に食わないけど、断ったら絶対リリィは白い方の部屋に行くわ。それで余計な事漏らされるぐらいなら私の目に入る所で釘刺しておいた方が全然マシよ)」

ジャンヌ・リリィ「え――、何でですか?私があなたを尊敬している数少ない所なのに」

邪ンヌ「もっと他に尊敬する所あるでしょ!……あーうん、あれよ。イイ女ってのはそういうのは隠しておく物なのよ」

ジャンヌ・リリィ「なるほどぉ!一人前の女性は黙っててもそういう魅力が出てしまうんですね!?さりげなさが大事なんですね?」

邪ンヌ「もうそれでいいわ」

ジャンヌ「あの二人、仲良さそうですね……何を話しているんでしょうか」









2話以来のオルタメイン回、いぇい。
しかもあの時はまだ本番はやっていないので初のメインエロ回ですね。随分間を空けてしまった気がするが。
サンタオルタとはタイトルには打っているものの、途中からサンタ要素が無くなってしまったような……ま、いいっか。スイーツ女体盛りプレゼントオルタもいいじゃない。
あと、序章とかクリスマスイベでもそうだけど、偶にオルタが丁寧語になる所が好きです(真顔)。



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