※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

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何かジャンヌ・リリィ回といい、ロリの時だけ文字数多くなっている気がする。
別に私はロリコンってワケではないのにね、不思議ですね。
あ、当カルデアではナーサリー・ライムに対する呼称は「アリス」で統一しています。「ナーサリー」よりこっちの方が個人的にしっくり来るので。









大冒険(意味深)


アリスとジャックの大冒険(ナーサリー・ライム&ジャック)

お花畑に透き通る青空、その空の下で自己主張するように存在する真っ白いテラス。

その中には同じ色のテーブルと椅子がさらには選り取り見取りのお菓子とお茶が並んでいる。疲れて休む用なのか、メルヘンチックなキングサイズのベッドまでも。

出来るだけお外の空気を感じたいという彼女の要望によってシミュレーションで作られた空間だが、それでも中々に幻想的な光景だ。

 

 

――『わかるか魔神王!どこにでもいる平凡な人間にしか過ぎない俺の拳にお前が押される理由が!!

この手には俺が今まで築いてきた絆がっ、記憶がっ、数多の心が全て宿っているっ!これが……これがっ!貴様が無意味だと切り捨てたともの、見ようとしなかったもの……限りある生の中で必死にもがき、ただ生きようとした人類史の重みだと知れぇっ!!』

 

――『えぇい!魔神柱を素手で屠る貴様が平凡な人間でたまるかぁ!どう考えても精神論で語れるレベルの話では無いぞぉっ!!?』

 

――『ここまで言ってもまだわからんのか!!このたわけめぇ!!』

 

――『ぐぼぉあああぁっ!!』

 

――『これは所長の分!そしてはこれはロマンの分!』

 

――オラオラオラオラオラオラオラオラッッ!!!

――ロードキャメロットオォォ‼センパイニバフヲマシュマシュデ、カケテイキマスッ‼

 

 

・・・・・・・・・

 

 

「うふふっ!すごいのだわ!すごいのだわ!まるで怒り狂ったジャバウォックのようね!」

 

「これ『まうんとぽじしょん』っていうやつだよね?わたしたち知ってるよ』

 

その白いテラスの中で二人の少女が姦しく寄り添いながら本を読んでいた。

本を両手に持ち、黒いゴスロリ衣装のフワフワ銀髪童女の名はナーサリー・ライム(アリス)

その隣から覗き込むようにして本の中身を眺めているのは黒紐パンで少々肌の露出が多い白髪幼女のジャック。

 

「ねー、ねー、アリスー、はやく次のページ見たいよー」

 

「駄目よ、本はちゃんとしっかり隅々まで読んで愛しながらページを捲るものよ。かんしゃく持ちのハートの女王みたいなせっかちさで流し読みなんてナンセンスだわジャック」

 

「むー」

 

二人が読んでいる本の表紙には『カルデア国物語』と文字が。

 

アリスとっては絵にコマ割りと吹き出しを存分に使っている漫画という物は新鮮だった。

しかもその内容が大好きなマスターの物語なら尚更興味が惹かれてしまう。

デタラメで自分を色んな所に連れてってくれるパートナー、きっと彼と一緒にいれば最高のハッピーエンドを見続ける事が出来るだろう、そんな確信さえ彼女は抱いている。

『マスターがわたしを読んで、愛してここまで育ててくれたんだもの。ならわたしも素敵なあの人の物語をしっかりと知る必要があるのよ』そんな気持ちを込めてアリスはこの本を大事に読んでいた。

 

隣で一緒に本を読んでいるジャックとしても、急かしているというよりは早くおかあさんのシーンをたくさん見たいというだけなのだろう。

見た目は愛らしい少女だがその正体は生まれる事のなかった子供達の怨念集合体、母の胎へ帰りたいという危険極まりない願いを抱えているが……。

あのマスターにとって爆弾物の一つや二つ抱えているサーヴァントなど今更過ぎるので(というか他にもっとヤバイのがいるんじゃ……)、ジャックを邪険に扱うことはなく一人の子供として存分に甘やかしていた。

簡潔に言えばジャックはそれはもう大層懐いた。数多の地雷女性サーヴァントを何人も抱えるマスターの底が見えない懐の深さにおかあさん要素を感じまくってしまった。『マスター(おかあさん)と一緒にいれば、わたしたちは大丈夫。捨てられる事なんて無く、ずっと、ずっ――と安心出来る』と。

 

「アリスー、まーだ――?」

 

「あぁ、もう!肩を揺らさないでちょうだい!テーブルマナーがなっていないわ、ジャック!」

 

なにはともあれ、今ここにはあるのは年相応にじゃれ合う二人の女の子の姿……そんなに深く考える必要は無い。

いや、本を読んでいるは確かに二人だが……このテラスの中にいるのは二人に加えて実はもう一人いる。

 

「ふふっ……こらこら、アリスにジャックも……レディがそんなにはしゃぐなんてみっともないですよ」

 

アリスとジャックの向こう側に位置する椅子で優雅に足を組み(と本人は思っている)、可憐な様でティーカップを手にして(と本人は思っている)、そして余裕のある大人の視線(と本人は思っている)で二人を微笑ましく見つめているのはスパム……ではなくジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ。

そんなジャンヌ・リリィのお淑やかで粛然とした指摘(と本人は思っている)に二人は。

 

「……えーと、大丈夫ジャンヌ?意地悪な錬金術師さんにおかしな薬でも飲まされたのかしら?」

「こっけい?」

 

「し、失礼なっ!!私の溢れんばかりの淑女オーラを感じなかったのですか!?」

 

そんな淑女オーラなど言われても二人には何のことだかさっぱりである。

子供が背伸びして大人の真似をしていると言われても仕方ないだろう。

 

「ジャンヌはいっしょに読まなくてもいいの―?今、いちばん盛り上がってるところだよ?」

 

アリスとジャックの二人が読んでいるのは『カルデア国物語』の第7巻、実質第1部最終巻と云われるものだ。

 

ジャンヌ・リリィにとって、それはもう読みたいに決まっているし、二人が盛り上がっている様子をうずうずしながら足を何度も組み変えて気にはしていたが……。

 

()()()()()()()()()()、精神的に大人の女性へと再臨したと思っている彼女はそこをぐっと堪えた。

自分は彼女達より十歩ぐらい先を進んでいるのだ、常に余裕を持って優雅たれ……これからは立派なレディとして振る舞おうとジャンヌ・リリィは日頃から意識していた。

 

まぁ、マスターからしてみれば、いつもの子供らしい天真爛漫なリリィも、男を知ったことで色々と頑張ろうとして空回りしているリリィもどっちも存分に愛でれる物なのだが。

 

「私の事は気にしないでいいですよ、お二人が読み終わった後にゆっくりと読ませていただきます。それにこれから本来の私(ジャンヌ)と戦闘訓練をしてくるので、もうそろそろこのシミュレーターからお暇するつもりでしたし」

 

「いいのかしら?もう少し経ったらマスターがここに遊びに来てくれるのに?」

「いっしょに遊ばないの?」

 

「ぐぅ……それは大変魅力的なお誘いですが……今回はお二人で楽しんで下さい。私は戦闘面でもマスターさんをより支えられるようなスーパーサンタになりたいのです。成長した私(オルタ)は『星を集めて、クリティカルで殴ればいいのよ!回復?なにそれおいしいの?』みたいな脳筋思考ですし……防御とか回復とかも大事に決まってるでしょう!そこは本来の私(ジャンヌ)ならしっかりと教えてくれる筈ですし!」

 

「え……?」

「アリス、このジャンヌ偽物だよ」

 

まさかマスターを餌に出しても、ジャック曰く「ちょろい」と評されるこのジャンヌ・リリィが食い付いてこないと思っていなかった二人は唖然していた。

ジャンヌ・リリィのマスターに対する懐きっぷりは自分達二人に勝るとも劣らない、しかも理由はわからないがここ最近はそのデレデレっぷりに磨きがかかっているような気もしたのに、どうしてここで引き下がるのかと。

 

「私はマスターさんにとって愛されるのに相応しいレディとして日々研鑽しているのですっ!そしてあわよくば『あれ?リリィ、いつもと違ってなんか大人になったような(ドキッ』、『こんなに頼りがいがあるなんて……もう子供扱いできないな、今日は逆に俺をリードして欲しい(キリッ』みたいな感じになっちゃったり!?

ふふっ、お二人には色々と早い話でしたね。まぁ、あれですよ……『会えない時間が二人の愛を育む』みたいな感じだと思って下さい。それではアデューですっ!」

 

一瞬、自分の世界に入りかけながらも言いたい事を言ったジャンヌ・リリィはそのままシミュレーションから姿を消していった。

 

ジャックは彼女の妄想全開の桃色チックな言葉の半分も理解していなかったようだったので、ただ首を横に傾げていただけだったが。

アリスは最後にジャンヌ・リリィが見せた優越感に浸ったような笑顔が少しだけ気に入らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悔しいのだわ!悔しいのだわ!悔しいのだわ!」

 

「なにがくやしいの?」

 

「自分でも何だかよくわからないけど悔しいの!」

 

「図書館ではしぃーだよ、うるさくすると痛いことされちゃうよ、痛いのはいやだよ」

 

マスターが遊びに来てくれるまでまだ時間がある二人はカルデアに作られた図書室にいた。

もう既にこのカルデアにはマスターのノリとそのノリに乗ってくれたサーヴァント達によってジムやらLIVE会場やら温泉やらその他諸々が作られているのだ。今更図書室の一つや二つは驚く内には入らないだろう。

最終的にカルデア自体が‘英霊達にとってのアミューズメントパーク‘にならないように今は願うしかない。

 

「………わかっているわ、これから楽しいお茶会の時間ですもの。お説教に割く余裕なんて持ち合わせていないわ」

 

本棚の横には『図書室ではお静かに。やかましくする悪い子にはサナト・クマラよ!』と円盤に乗り、地上全てを焼き払いながら「Xa(アッ)-xa()-xa()-xa()-xa()-xa()-xa()-xa()!!!」と高笑いするエレナ女史のイラストが載っている貼紙があった。

まぁ、さすがに説教一つでここら一帯が火の海になる事はないが、あんまり騒ぎ過ぎると一応この図書室の責任者でもある彼女に叱られる危険性はある。

 

「ふん!別にいいのだわっ!ジャンヌの分もあたし達が目一杯マスターとイチャイチャして後で悔しがらせてあげるんだから!」

 

「絵本、探す?」

 

元々この二人が図書館に来たのもマスターと遊ぶ時に読んでもらう絵本を選びに来たという微笑ましい理由だった。

探している最中もアリスはジャンヌの勝ち誇ったような顔がどうにも気になって仕方がない。

まるで自分の方がマスターに愛されていると言わんばかりのあの態度。

 

(むぅっ~~~……!あたしだって、マスターとは理想的なカップルの筈よ……なのにどうしてこんな負けたような気分になってしまうのかしら……)

 

本の本能というか、乙女の本能というか、第六感的なものが告げていた。

ジャンヌが最後に見せたあの表情……何かはわからないけど、マスターとの関係においてわたし達より何歩も先へ行ってしまっていると。

 

さすがにジャンヌ・リリィがマスターと男女の(自主規制)な関係になっているとは想像出来ないアリスは理由がわからないからこそ気になって仕方がなかった。

 

「んぅ?」

 

そして、そんな本来の目的が疎かになっているアリスの隣で一生懸命、「おかあさんに読んでもらう本はどれにしようかなー」と探していたジャックは一つの本を見つけた。

 

図書館の隅にある本棚の一番下、その端に。

他の並んでいる本とは随分毛色が違うように感じた。

好奇心旺盛なジャックは普通なら誰も気付かないような地味な場所からその本を抜き取った。

 

「ねぇ、アリスー、この本読んだことある?」

 

「……もういっそマスターと一緒に名無しの森で……ブツブツ、えっ?何かしらジャック?あら、その本?」

 

それは自分達が先程まで一緒に読んでいた『カルデア国物語』と似たような本だった。

だが、厚さはそれ程なく、なにやら雰囲気も微妙に違う。そもそもこのR18というマークは一体如何なる意味があるのか。

 

「『カルデア寝物語:IF番外編』?……偽物ではないわね、あたしにはわかるわ。この本に対する熱意、そしてこの本自体が誰かに読んで欲しいと願っている想いの強さが」

 

「ねものがたり?眠くなっちゃう本は退屈だよ」

 

本の表紙には()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()イラストが載っていた。

 

「IF、番外編……何だか只ならない絶版物の雰囲気を感じるのだわ……決めたわっ!この本を持っていく事にしましょう!」

 

「おー!」

 

二人は当初の目的である絵本の事もすっかり頭から抜け落ち、その本を持って帰る事にした。

エレナ女史が管理するこの図書室の本なら絶対付いている貸出カードもこの本には付いていなかったので、借りるのではなく、強奪するような形で。

それだけでもこの『IF番外編』とやらは本来ここにある筈のない曰くつきのアイテムだということだけははっきりしたが……二人が気にするワケもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『所長、もういいでしょ?』

 

『や、やめなさい、名門の当主たる私と、一般人のあなたでは釣り合わない事が……わ、わからないのっ?』

 

『そんな物欲しそうな瞳で言われても、説得力がないですよ。そういう台詞はもっと睨み付けるように言わなくちゃ』

 

 

精神と時の部屋という名のシミュレーションに先程の本を持ち帰ったアリスとジャックはマスターを待ち切れず、今度はベッドの上で拡げるようにして読んでいた。

 

その本では所長と呼ばれた女性が自身の自室と思われる部屋でマスターに迫られているシーンだった。

口ではやめなさいと言いながらも顔はマジで喰われる3秒前のようにチョロそうな顔をしている。

 

「何でおかあさんはこのひとに迫っているの?かいたいするの?」

 

「どうしてそんな物騒な思考が出るのかしら……。あたしにはすぐわかったわ、きっとこの本はラブロマンス物なのよ」

 

ジャックはわかっているのか、わかっていないのか「らぶろまんす、なるほどなー」と生返事を返すだけだった。

 

アリスはきっとこの本は自分達が読んでいた『カルデア国物語』で語られなかった恋愛を取扱った本だろうと確信していた。

こんな少女漫画的な展開……普通の子どもが見てもチンプンカンプンだが、自分はそういった恋愛物にも理解はある。伊達にマスターに常日頃アプローチはしていない。

「どうせだからマスターが来る前にこの本を読んで、彼との関係のステップアップの参考にでもしようかしら」とおませな女の子らしくアリスはそう思っていた。

 

まぁ、その考え方も特に悪い所があるわけでもない。

だがそれは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だったらという話が前提である。

 

 

『こ、こんな所……誰かに見られでもしたら……』

 

『ここは所長の部屋でしょ?誰かが来るなんて、それこそ所長の許しが無い限りあり得ないでしょう?あ、それとも誰かに見られた方が燃え上がるタイプですか?』

 

『なっ、人聞きの悪い事を言わないでもらえ……あっ』

 

 

「おぉー」

「な、なんだかドキドキするわ」

 

いつの間にか肩を抱かれて、お互い息がかかる距離まで接近しているマスターと所長の顔、その瞳にはもう目の前の異性の顔しか映っていなかった。

 

アリスもジャックも自分達と遊んでいる時には見せないマスターの強引でイケイケな姿勢に目が離せなくなっていた。

 

 

『それに今、俺自身も所長がOKしてくれなければこの部屋には入れなかった。その意味がわかりますよね?』

 

『それはあなたが……魔術のレッスンを受けたいというから……』

 

『ははっ、こんな遅い時間にまさかそれを本気にしてはいないでしょう?俺がこの部屋に来るってわかった時から期待してたんじゃないんですか?』

 

『ち、ちがっ……私は人理継続保障機関カルデアの所長で、アニムスフィア家の当主で……だから、だから……』

 

『ここには俺とあなた、一組の男女しかいません。今、この瞬間だけは面倒な事を全て忘れて一人の女の子になって下さい、オルガマリー』

 

『ずるいわっ……そんな事言われたら……わ、私、もう……んんぅ!?んっ、ちゅ……』

 

 

「ちゅーしたよ!」

「エンダアァ――!」

 

近づき、やがて一つになるように重なり合う顔、交じり合う唇。

子供とはいえ、女の子でもある二人は目の前のラブシーンに大興奮だった(ジャックは二人がキスをしている意味をちゃんとわかっているか不明だが)。

 

――そう、ここで終わっておけば、少女漫画を仲良く読むおませな女の子達の風景として片付ける事は出来たのだ。

 

ところがどっこい現実は非情である。二人がさらにページを捲った先には……。

 

 

『んぅっ……んむぅっ……んじゅるぅっ……んあぁっ、んちゅぅっ……』

 

『っぷはぁっ……ふふっ、激しい人だ、そんなに欲しかったんですか?』

 

『んぅっ、ふぅっ……はぁっ、うるさいわね……いいから黙ってもっとチューしなさい……んっ』

 

 

重ねた口からお互いに舌を絡め、激しくディープキスする二人の姿があった。

所長も最初の刺々しい態度はどこへいったのか、目はトロンとして、子猫のようにキスをねだっていた。チョロい。

 

「わぁ、なんか舌でペロペロしてるよ」

「ず、ずず、随分と……情熱的なキスなのね」

 

自分達二人はマスターに遊んでもらう際に頬っぺたにチューぐらいはした事ある。

だが、こんな激しく蛇のように絡め合うキスなんて見た事なかった。特にアリスはキスは唇を合わせて終わりだと思っていたので、平静を装いながらも心中は大荒れだった。

 

そして本の中で描かれている二人も行為はどんどんエスカレートしていく。

 

 

『んぅ、ちゅぱぁっ…‥あぁっ、さっきから胸ばっかり触ってもう、ホントに子供なんだから……』

 

『そういうオルガマリーも、さっきから太ももが俺の大事な所を擦りつけてますよ?』

 

『……ふ、服の上からでもわかるぐらいパンパンだから……気になったのよ。ほらっ、さっさと脱ぎなさい』

 

『脱がさせて下さいよ、俺はあなたのを脱がすんで』

 

 

相手の局部を触っても服の上からでは満足出来なかったのか、二人で脱がせ合いながら生まれたままの姿になっていく。

 

「え、え?なんでおかあさん裸になったの?」

 

「ななななななな、何なのだわ!?一体これは何なのだわ――!!?」

 

アリスはここに来て理解してしまった。これは自分達が入っていい領域ではなかったことを。

今すぐにこの本を閉じて、見なかった事にするのが正解なのだろう。だが、だが………。

 

 

『あ、相変わらず大きいわね……』

 

『すみません、あなたがあまりに魅力的だったので』

 

『そう、ふーん、私に興奮してそうなっちゃったのねー、うん、まぁ……私のパーフェクトな高貴さと可愛らしさなら仕方ないことよね!うんうん!ふふっ、ふふふふっ』

 

 

「お、おかあさんの凄く、はれてる……」

 

(閉じないと駄目なのにっ!……どうしてっ、どうして目が離せないのかしらっ!?ぺ、ページを捲る手が止まらないのだわっ!!あぁ、体も何だかどんどん熱くなって……)

 

イケナイ筈なのに、見ては駄目だと理性が訴えているのに、それを上回る本能がどんどんアリスの読む手を進めていってしまっている。息が荒くなり、動悸も激しくなり、これは実は呪われた魔導書なのではと疑ってしまう程に。

 

 

『はぁ、はぁ……ねぇ、もう我慢できないの。お願い、今だけでいいから……その熱いモノで……煩わしい事全部忘れさせてぇ』

 

『はい、一緒に溺れましょう。オルガマリー』

 

 

「「……………ごくり」」

 

 

そういった男女の関係にまるで無頓着だったジャック、知った風でいてまだまだ大人の関係については全く知らなかったアリス。

 

人は自分が知らない物、未知に遭遇した時……目が離せなくなってしまう。例え怖くなってもつい目をそこへ向けてしまう。

この幼き少女達も自分達が知らないマスターの姿に、繰り広げられている行為に釘付けになっていた。

 

もはや、口を動かす余裕もない、必要なのは脳に刻み込む為の目と本を捲る手とありのままを受け入れる心だけ。

ページは最後まで進められる。

こうして無垢なる少女達は新たな世界を知ってまた一つ大人になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はふぅ……」

「ぁぁ……くるくる、くるくる回るのだわ……」

 

読んでしまった。読み終えてしまった。

本を閉じた後の二人は何とも言えない余韻に浸っていた。

 

「これがアリスが言ってたらぶろまんすなの?」

 

「え、えぇ……そうなる、のかもしれないわ……」

 

「おかあさんのおちんちんがあんな所をズボズボするのも?」

 

「………………」

 

知らなかった。あんな世界があるなんて、あんな関係があるなんて。

アリスは何となく察してしまった。きっとジャンヌ・リリィはあの本と同じような事をマスターとしているのだろう。

 

なるほど確かにそれは勝ち誇ったような顔にもなってしまってもおかしくない。

ジャンヌ・リリィにとってアリスとジャックは誇張無しでおこちゃまだったのだから。

 

アリスは今、自身の体中を疼いている熱さと明瞭し難い感情の昂りに戸惑っていた。

今まで色んな本を読んできたけど、こんな読後感に陥ったのは生まれて初めてだった。

 

「んっ……んくぅ、ふぅ……」

 

そんな気持ちをもて余していると隣から声が聞こえる。

 

「な、な何をしているのかしら……?ジャック――」

 

目を見開いたアリスの先にはジャックが胸と股に自身の手を擦り付けていた。

本人わかっていないだろうがその姿は紛うことなき自慰であった。

 

「……んぅ、なんだか、あの本を読んだあとにおかあさんのことを考えると胸がきゅんとして……ゆびがとまらないよぉ……んぁっ」

 

露出の多い服装も相まって幼子とは思えない程に今のジャックは扇情的であった。

 

(と、止めないと、だめなのだわ……こ、こんなイケナイこと。…はしたないのだわ……)

 

「あぅ……ん……」

 

なのにアリスの手はジャックを真似するように局部誘われてしまう。

マスターのことを想いながら、胸を撫で回す手、無造作に股の間を動かす指、動かせば動かす程、もう手は止まらない………だが。

 

「むぅ、服がじゃまだね、脱いじゃおっか」

 

ちょうど同じ事を考えていたのか、布の上からの刺激だけじゃ満足出来なくなったジャックは迷う事なく脱衣していった。

ほぼ下着のような服だったので全裸になるのは容易だった。

こういう時のジャックの判断の早さを少し羨ましがるアリス。

 

「あれ、アリスは脱がないの?わたしたちが服をバラバラにしてあげよっか?」

 

「じ、自分で脱げるから、結構なのだわっ!」

 

さすがに自慢のゴスロリ衣装をズタズタにされて全裸になるなんてどうあがいても通報案件な事態に自分がなるワケにもいかないので大人しく自ら脱いでいくアリス。

 

もう、彼女も諦めてこの流れに従うことにした。

さっきの本に載っていたようにジャンヌ・リリィも体験したこの『大人の関係』という奴を学べば、自分達はもっとマスターとナカ良くなれるという打算もあったから。

 

「こうして見てみるとあたし達の体って、やっぱり小さいのだわ……」

 

大きいベッドの上で生まれたままの姿になる二人。

アリスもジャックも体型はほとんど似たようなもので未成熟のツルペタロリボディである。

 

あの薄い本に載っていた女性と比べてしまうとやはり自分達の体は凹凸が無いとアリスは無性に敗けた気分になってしまう。

 

「でも、ちっぱいはいい文明だってアルテラが言ってたよ」

 

「それは喜んでいいのかしら……」

 

褐色残念文明っ娘のその台詞は自分に言い聞かせている節もある。

まぁ、確かにマスター自身も女性の胸は大小貴賤無しでメチャクチャに愛してくれるので、その言葉自体も間違いではないのだが……というか一体幼女に何の言葉を教えているのか。

 

何はともあれ、こうして全裸になったのだ。ゆっくりと自身の体を撫でまわす。

一緒にお風呂に入ることはあるが、二人でこんな所で裸になるのは初めての経験なのでイケナイ事をしているような気分になって体がどんどん火照ってきてしまう。

 

「んぅ、んぁ………はぅ…」

「あっ、んっ、んぅ……こう、かしら……」

 

先程の本の内容を思い出しつつ、手探りで自慰に耽る幼女達。

 

「んぅぅ、あぁっ、お股がぬるぬるするよぉ……」

「だめ、なのだわっ……胸の先さわるとびりびりってぇ…やぁ……あん…」

 

おっかなびっくりで指腹を自身の割れ目に擦りながら、幼き膨らみを愛撫するアリスとジャック。

本で銀髪の女性が犯られたような指をナカに入れたり、乳首を摘まみ上げたりする勇気は無いのか、その強さは表面をなぞるような微々たるものだった。

 

「はぅ……なんだか、物足りないね、やっぱり自分だけで触るより触ってもらった方がいいのかな……」

 

「え?ちょっとジャック……な、にを……あぁぅっ!」

 

「ほら、アリスも触って、同じように……」

 

ジャックは世間知らずだが、頭の回転はとても速い娘だった。どんどん性行為への正解を辿っていく。自分で触るより親友に触ってもらった方が気持ちいいと。

 

「はぁ……ジャック、なんだか、うまく、ないかしらぁっ……あぅっ、んんぅ!」

 

「うん、あっ……なんか少しわかってきた、よっ……アリスのおっぱいの先っぽもかたくなってきたぁっ……はぁうぅ………」

 

アリスとジャックは目の前の親友の裸体に手を伸ばして、触りっこしていく。

先程の自慰とは違って、どう触られるのかわからないからこそ、体がさっきよりも快感を享受しているような気がした。

 

しかし、それでもまだ足りない。何かが足りない。

 

「あっ、あぁ……やっ、はぁっ、んぁっ……」

「んふぅっ、んあぁ、あぅっ……ふあぁっ」

 

触られて、擦られて、弄られて、頭の中でマスターに愛されていた女性を自分に置き換えても、何故かもどかしい気持ちが二人の中で渦巻いていた。

 

「…………ぁさんっ」

「…………ァスター」

 

つい切なくなって呼びかけてしまう、年にそぐわないこんな淫らな様をしながら懇願してしまう。

 

「おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん……」

「マスター、マスター、マスター、マスター、マスター……」

 

あなたに触って欲しい、あなたに愛して欲しい。

一番大好きな人を何度も言葉に出しながら、二人は愛撫を続けていく。

呼吸も心臓の動悸も激しくなっていくのに心は欠けたピースを求めて叫んでしまう。

 

「はぁっ、はぁ……おかあさんっ!」

「あぁっ、あぁ……マスター!」

 

 

 

「呼んだ?」

 

すぐ側で声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【目の前で幼女達が裸でくんずほぐれつになっている件】

と速攻で釣り乙と言われてしまいそうな事態が現在進行形で繰り広げられていた。

 

二人ともぴたっと手を止めてこちらを見つめている。

ジャックはなんだか頬を染め、蕩けたような瞳なので何を考えているのか微妙にわかりづらい反面、アリスは血の気の引いた顔で固まっていた。わかりやすい。

 

ふむ、なんだろうなこの気持ちは。

まるで思春期真っ盛りの息子のマスターベーション中に部屋に入ってきてしまった母親のような心境だぜ。

 

「い、一体……いつからいたのかしら……?」

 

「ちょうど二人が服を脱ぎ始めたあたりかな」

 

「い、いいいるなら、言って欲しかったのだわ――!」

 

「いや、ほら完全に二人の世界に入ってたし。邪魔するのもあれかなーと思ってさ」

 

いつだって人生は未知の発見と冒険の連続。

たとえどんなに幼さなかろうともそこは同じ、知らないものをどんどん吸収して子供は成長していくのだから。

彼女達が自らの足でアダルディーなゾーンに入ったというのなら、俺にそれを止める権利はありません。

ほら何でも駄目ダメで縛り付けるのも良くないですし?

 

だから、まぁ微笑ましく見守っていようと思ったんだけど……あんなに熱烈に呼びかけられたもんだからつい気配遮断(我流)を解いて、返事をしてしまいました。まだまだ修行が足りないね。

 

「おかあさん……おかあさんだぁ……」

 

にへらと笑みを浮かべたジャックが夢遊病者のように俺の側まで来ると、袖を引っ張ってベッドまで来るように促してきた。

 

「恥ずかしいのだわ!恥ずかしいのだわ!」

 

俺がベッドの上に乗るとアリスは湯気が上がってしまいそうな程に顔を真っ赤にして両手で体を隠していた。

さっきまでもっと凄いモノ見せてたし今更な気もするゾ。

 

「恥ずかしい?アリスは恥ずかしいの?なら、おかあさんも脱いでみんな同じになれば恥ずかしくないよね?」

 

独自の思考回路でトンデモ理論を導き出したジャックは俺の服に手をかけるというか、ナイフで切り裂いていった。

うん、全裸の幼女に身ぐるみを剥がされるとはこれまた中々稀有な経験をしていますね俺。

 

「何をしてるのかしら――!?ジャック!?というかマスターもどうして無抵抗なのかしら!?」

 

「ほら良く見てごらんアリス。乱雑に切り裂かれているように見えて体は一切傷付いてないよ。見事に衣服だけ解体してるんだ。ハハッ、やっぱすげえよジャックは」

 

「笑ってる場合なのかしら!?着るもの無くなってマスターはここからどうやって出るつもりなの!?」

 

「あ、やべ」

 

そこはノープランだった。というか時既に遅し、俺の周りには残骸となった布切れが、下着まで差別を許さずジャックのナイフは俺を二人と同じ格好にさせた。

 

「うん、バラバラになったね。これでおかあさんもわたしたちもアリスもみーんな同じ。これで恥ずかしいことは無くなったもんね」

 

むしろより恥ずかしくなったのですがと言いたげなアリスは目線を俺の裸体と他の場所を行ったり来たりさせていた。

 

満足したジャックは熱に浮かされた表情で俺の上半身にのしかかるように抱き着いてきた。

お互い纏う物はもう無いわけでジャックの体の柔らかさが直に感じてしまう。

 

「えへへ、おかあさんの体、すんごくあったかい。もっと、ぎゅぅっとして……ね?」

 

腰と胸をくねらせて、敏感な部分を擦り付けるジャック。

吐息や喘ぎ声が途切れ途切れで漏れているのがよくわかる。

 

「あっ、んっ、ふぅ、ふぅあ………体が熱くて、なんだかキュンキュンする……ねぇ、おかあさん……わたしたちの体、たくさんなでなでして、じゃないと、わたしたち、わたしたち……んんぅ、お願い……んぅっ、ちゅっ」

 

もはや子供が甘えるレベルではない卑猥な様でジャックは唇を重ねてくる。

拒絶されたら、ここで自害すると言いかねないぐらいの必死さだったので俺は優しくその接吻を受け入れた。

 

「んぅっ、ちゅるぅっ、れろぉ……んじゅるぅぅ」

 

どこで覚えてきたのかジャックのキスは舌を絡め合うディープキスだった。

器用にその小さい舌を俺のモノに巻き付け、唾液を吸い付くすように音を立てていく。

 

「ちゅるぅっ、じゅるるぅ!……むじゅるぅっ…っぷはぁっ……おかあさんのよだれおいしい、もっともっと、欲しいなぁ……」

 

何を参考にしたのか定かではないが、ジャックの舌使いは初めてとは思えない程に熟練されているようにも感じた。

彼女の幼き外見で背徳感もプラスされた俺の興奮度も増していく。

 

「じゅぱぁっ……ぴちゃ、れろぉっ……ほら、アリスも一緒におかあさんのペロペロしよっ……?気持ちがポカポカして、キモチいいよ」

 

「あ、あたしは……」

 

唇を両者の涎で汚しながら、ジャックはアリスを誘惑する。

童女は目線を逸らそうとしても、体は誘蛾灯に誘われるように少しずつ俺達に近付いていった。

 

「はぁー…はぁー……わたしも、触ってみたいのだわ……ジャンヌみたく、マスターに愛して欲しい……キス、してもいいかしら?」

 

「あぁ、おいでアリス」

 

涙目で今にも恥ずかしさで倒れそうな顔で懇願されては断る理由は無い。

彼女達が求めるなら俺はそれを受け入れ、倍にして愛情を返してあげるだけなのだから。

というかジャンヌ・リリィと致していたのもバレてたのか。

 

「んぅっ、ちゅぅっ、ちゅるぅ……ぇあっ、はぁ、マスターの唾液美味しいのだわ……蜂蜜みたく甘くて……じゅるっ……」

「んんっ……二人で、おかあさんのチューを……わけあいっこだね……はむぅっ、ちゅぅっ」

 

小さい為か唇の大きさは二人合わせても、俺へとキスするのには丁度いいサイズだった。

二つの幼き舌はチロチロと俺の舌を舐めてくる。

三人で混ざり合いながら、喉に流れこんでくる唾はアリスの言う通り非常に甘露だった。

 

俺は二人に好きなようにキスさせながら、その未成熟な躰へ手を這わせていく。

触って欲しいと言われたのを忘れる筈もない。彼女達が自分達で弄るだけでは物足りないというのなら、当然、その手伝いはするつもりだ。

 

「んんぅ!マスターっ、だめぇ、んんあぅっ!」

「んふぅ、あはぁ、くすぐったいよぉっ……おかあさん、ああぁ!!」

 

右手でアリスには股の間に指を伸ばして、その淫裂を何度もスライドするように往復させた。

左手でジャックの方は太腿、腹周りを撫で回し、そしてほとんど膨らみはないが、その頂点は充血している乳首をこねくり回してあげた。

 

「あぁ、なにこれぇっ……さっきと全然ちがうのだわぁ!んんあぁ!自分で触るより、ジャックに触られるより、すごく気持ちよくてぇぇっ……あぁ、あぁっ!知らない、こんなのしらないのぉっ……んひやぁっ!」

 

「ひゃあ!あっ、ふぁあ……!おかあさんにおっぱい触られるとぉ……ビリビリしちゃうよぉ!ビリビリするのに痛くないぃ……あんぅっ、ふぅ!もっとビリビリいっぱいしてぇぇ……!!」

 

俺の体の上でよがるアリスとジャックの姿はいつもの年相応の天真爛漫な面影はなく、絶え間なく与えられる快楽を悦んでいる牝の姿を少しずつ出していった。

 

「あっ、んあぁ!……マスター……!もっと、もっとぉ、アリスのイケナイ所を擦ってちょうだいぃ……本だけじゃ学べない事をあたしの体に教えこんでぇ…はあぁ、んあ!あっぅぅぅっ!!」

 

「おかあさんぅ、おかあさんぅっ!な、なんか……きてるぅっ、すごいのぉ、バチバチってするのぉ……来てるよぉ、あぁ!わたしたちの体が浮かんじゃうよぉぉ…あぁ、あああぁっ!おかあさんううぅっっ……!!」

 

初めての絶頂が近付いていく事にキスを続ける余裕が無くなってしまった二人は全身を震わせながら、俺の体へ強く縋りついてきた。

 

「大丈夫、何も怖い事はないから。ずっとこうやって側にいてあげるから」

 

安心させるように二人に語りかけながらも手はそのままオルガズムへと連れていくように刺激し続けていく。

 

「あっ、あっ、あぁぁんぅ!ま、すたぁっ………あくぁあああっ――――!!!」

「ひぃああああっ!!トンじゃうよぉぉ、あぁ、ひああぁぁああ!!」

 

イキ処女を卒業した二人は同時に嬌声を響かせる。

プシュ、プシュッ!!と両者の恥ずかしい所から漏れでる潮が俺の手と太腿を汚していた。

 

女性器を責められたアリスはともかく、乳首を弄られたジャックがここまで盛大にイクとは中々に敏感だなーと思ってみたり。

 

 

「はひっ……はぁっ、はぁ―――……す、すごかったのだわ……まるで異世界に連れてかれたような気分よ、マスター……あっ」

「おかあさんの……本のといっしょで凄く腫れてる……痛くないの?」

 

さすがに相手が相手とはいえ、こんな状態で反応しない程、俺の愚息は謙虚な性格はしていない。本当に幼女とは思えないぐらいエロかったです。ありがとうございます。

けど、そんなキラキラした瞳で興味津々に見つめられるとどう反応すればいいのか困ってしまうよ。

 

というか本とは一体何の話だ?()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……。

 

「んぅっ……よいしょっと。いいこー、いいこー……おかあさんキモチいい?」

 

「ジャックがさっきからとてもアグレッシブなのだわっ……!」

 

そんな疑問を余所にフル勃起している俺の亀頭をペットのように手の平で撫でてくるジャック。プニプニとした感触が確かに心地良かった。

すまん、ジャック……俺のソレはあんまり良い子ではないんだ。むしろ凶悪と言ってもいい。

 

「ほら、アリス……おかあさんの苦しそうだから、さっきみたくペロペロして、楽にしてあげよ?……ぇろぉっ、じゅるっ……んちゅぅ……」

 

「さっきからリードされっぱなしなのだわ……あたしだって負けてられないんだからっ……はむぅっ、じゅぅ……んちゅぅ……」

 

今度は脈打つ剛直を二人の幼女が啄ばむように口淫していった。

それは齧り付くような激しいフェラではなく、キャンディのように表面を舐め、時折唇で小さく噛んでいく控えめなものだった。

 

「はむぅっ、ちゅぅ、れるぅっ……んちゅっ、っあ……熱くて、硬くて、不思議な匂いがするわ……」

「おかあさんのおちんちん、ピクピクしてる、ふふっ、かわいい……んちゅっ、ちゅぱぁ、れるぅ……んじゅぅっ……」

 

だが、全裸のアリスとジャックにグロテスクな肉棒を舐められているという視覚的な快感とそのシチュエーションは射精欲を高めてくれるのに十分に足りえるものだった。

快楽に揺れ出す剛直を逃がさないとばかりに二人は今度は小さな手で扱き出した。

鈴口から先走りが溢れ、舌先で掬われる。

 

「ちゅっ、おかあさんの先っぽからお汁が出てるね……ちゅぅ、じゅるぅぅ……おいひぃ、んじゅぅぅ……」

 

「あ、ずるいのだわ……あたしにも吸わせなさい、んむぅっ、ちゅるぅ……?んっ、んくぁっ…な、何だか苦いのだわ、キスした時はあんなに甘かったのに、何でなのかしら……」

 

「そう?わたしたちはけっこー好きな味だけどね、アリスは甘い方がいいのかな……んちゅぅ、ちゅぱぁっ」

 

「それは、あたしが子供っぽいって言いたいのかしらっ?……いいのだわ、ここで大人の味というのを学んであげるんだから……はむぅっ、ちゅぅ……じゅるぅ、んむぅっ……」

 

年相応に競い合う彼女達に思わず笑みが溢れる。

いやこんな凶悪なモノを舐めさせておいて年相応とかあるかボケという全方位からツッコミはごもっともなのですが。うん、無理矢理じゃないしセーフということで。

 

そんな自己弁護をしていると、ジャックとアリスが太腿をモジモジと擦り合わせて……だんだん切なそうな顔をしていった。

 

「うぅっ、ふぅ……おかあさんのチュッチュッしてると……わたしたちのもなんだか寂しくなってきたよぉ」

 

「そ、そんな事言われても困るわ……自分で触りながら舐めればいいのかしら?」

 

「う―――ん………あっ、そうだ」

 

ジャックが何か思い付いたのかアリスに耳打ちする。

アリスの顔が耳まで真っ赤になった。気にしないとばかりにニコニコ顔のジャック。

それを見て諦めたようにコクりと頷いたアリスはジャックと一緒に体を起こした。

 

一体何をするのかと思えば、二人はお尻を俺の下腹部と太腿の間あたりに乗せると……その可愛らしい恥丘で男根を挟んできた。

 

「んぅ、んあぁ、ふぅ、これで、わたしたちもおかあさんもキモチよくなれるよ……『いっせきにちょう』ってやつだね」

「ぅあ……んあっ……こっちのキノコさんはあたしたちに食べられて大きくなっちゃうのかしら……」

 

ぴっちりと隙間なく両サイドからロリすじにサンドされた愚息を今度は腰を上下に動かして刺激してくる二人。

いわゆる素股というやつなのだが、一体こんなモノをどこで覚えてきたのか……おそらくジャックが口にした本に載ってたものなのだろうが……。

 

「はぁっ、あぁっ、はふぅ、んにやあぁ……!これ、キモチいいよぉぉ!おかあさんのあったかくて、グシュグシュするのとまらないぃ……!」

「んあぁ、あふぅぅ……!マスターのキノコさんが……あたしたちのお股の間でぇ、また大きくなってるのだ、わぁ!ああんぅ!」

 

淫液を垂らす幼いマンコに包まれながら肉棒に襲いかかる快感は中々のモノだった。

技術の拙さを愛情の大きさと初々しささえ感じる一生懸命な動きがカバーしているように。

 

ジャックとアリスは互いに抱き締め合って、プリプリとした蜜肉で剛直を扱いてくる。

 

「あぁ、はぁっ!あぅぅっ!……アリスのおっぱいも擦れてぇ……ひゃあ…!上も下もビリビリするよぉ!!」

「んんぅ!…あぁっ!……ジャックの乳首が何度もあたってしまうのぉ……あっ、これだめぇ……癖になってしまうのだわぁ……!」

 

全身を動かして素股してくれてる為か、二人の興奮した乳頭がぶつかり合っていた。

穢れを知らないピンク色の綺麗な蕾から快楽を得ている彼女達の様は情欲を盛り上げる肴となってくれる。

 

「ひんぅ!あふぅ!はぁっ……はうぅんぅ、おかあさんのとくっつけあうのどんどんキモチよくなってるぅっ!?ひやああうぅ!!ここぉ、ココがキモチいいよぉ!!」

「なに、かしらぁ、これぇっ……あたしのもマスターみたく腫れてぇ……あぁんぅ!だめぇっ、これぇ痺れすぎちゃうわぁっ!あん……!ふぅあああぁ!」

 

熱いペニスに女性器を擦り付けていた二人はついに興奮したクリトリスからも性的悦びを得るようになってしまった。

 

アリスとジャックはお互いの指を絡めさせて繋ぎ、上下の淫芽を興奮させてぶつけ合っている。

その小さな雌孔で抱き締め合っている幼女達が百合百合しく、我が愚息に奉仕している姿に我慢は長く続きそうになかった。

 

「あっ、ぅぁっ!お、かあさんのぉがぁっ……ま、た震えてぇぇっ……」

「はうぅっ!あぁ!キモチいいのがたくさんでぇっ……うあぅぅ!!腰がぁ、と、まらないのだわぁぁっ……」

 

顔を上げて、涙と嬌声を溢していく……女の様へと成長した彼女達の肢体へ俺は白く濁った欲望を吐き出していった。

 

「あ、あぁ…ぁっ――――!!!す、ごいっ、おかあさんから白いのがいっぱいぃ……んんぅっ…」

「ひゃあぁっ…!!あぁ!んんうぅっ!!顔にかかってぇるぅぅ……」

 

噴水のように射精された精液は彼女達の顔まで届き、汚していく。

ジャックは嬉しそうに顔にかかった淫液を舐め取り、アリスもそれに追従するように口に入れていく。

精子を全身に浴びせられ、それをお菓子のように口に入れていく幼女達の姿は肉棒が再び大きさを取り戻すぐらい淫靡な光景だった。

 

「んむぅ……じゅるぅ……おかあさんのネバネバしてるこの味ぃ……好きぃっ、ぇろぉっ……」

「うぅ……やっぱり苦いのだわ……んちゅぅ、けど…ちょっと癖になってきたような……はむぅ……」

 

まだ興奮状態にある愚息に気づいたジャックは精液を舐めるのを一旦止めて、今度は陰部に手を添えながら、クチュクチュとその入り口を開き始めてた。

 

「おかあさんも、まだ満足出来ないんだね……うん、わたしたちのココもおかあさんを中に入れたいって言ってるよ……。おねがい、ジャックの中におかあさんの入れさせてっ、さっきの白くてネバネバしたのをわたしたちのお腹の中でピュッピュッってしてぇ……」

 

本人にはそのつもりは無いんだろうな、今口走っている言葉はどエロいということに。無自覚エロロリというやつか。アリスも隣で「ジャックがどんどんアダルティになっているのだわっ!恐ろしい娘!」って少女漫画風に驚愕してるし。

 

「じゃあ、もっと近くにおいで、ギュッとしてあげるから」

 

「わぁーいっ!」

 

ふふっ、微笑ましい光景だな。お互いに全裸という事ともう色んな液体で体中がドロドロになっている事に目を瞑れば。

 

「よいしょ、力抜いてジャック……んちゅ…」

 

彼女の雌孔に狙いを定め、挿入をし始めるのと同時に口と手で乳首とクリトリスを愛撫していく。

痛みを敏感な部分から与える快感で和らげるように。

 

「あぁっ!お、かあさんぅっ!そこぉ……クリクリされるの好きぃ……ぁ、にゃああああああああああ!!」

 

臨戦体勢である肉棒がジャックの膣肉を掻き分けて進んでいくと一際大きい嬌声が響き渡る。

 

「おぉっ!おぁっ……!痛いぃっ……?キモチいいぃ……!あぁっ、ひゃああ!痛いのにぃキモチいいぃっ!!んあぁっ……なんでぇ、なんでぇっ!?痛いのがキモチよくにゃってるぅぅ!!あぁ!あんぅ!あくうぅ!キモチいいっ!ひもちいいぃよぉ!!ひもちいいので頭がいっぱいににゃってるぅ!!」

 

小刻みに膣襞を刺激させながら、狭い膣道を奥まで進ませていく。

うん、というかジャックなんかエロ過ぎる。

絞ってくる膣の感触もそうなんだけど、声とか反応とかその他全てが。

まさかここまでのポテンシャルを持ってるとは思わなかったぜ。

赤面で固まっているアリスの気持ちがよくわかる。

 

「はひっ……はひぅ、ふぅっ、あっ、あぁ……おかあさんのがわたしたちのお腹の中に入ったんだね……うん、ほらもっと動いていいよ……おかあさんの白いのぉ、わたしたちの中にたくさん帰らせて……」

 

彼女の膣内を完全にいっぱいさせて一度動きを止めたがジャックは次の動きを促してくる。

まるで今の状況は彼女が持っている願望とはあべこべなようにも感じた。俺の大事な部分がジャックのナカにあると。

それでも幸せそうなジャックの表情をもっとトロトロにしようと腰はピストンをし始める。

 

「あくぅっ!んあぁ!はあぁっ……!ひやああぁ!おかあさんの元気いっぱいだ、ねぇっ!ああぉっ!!」

 

懐で小さく跳ねるジャックの体を包み込むように抱き締めた。

頭を撫で、四肢から全身までも手這わせてその無垢な肌に愛を込めるように撫で回す。

 

体をそうやって触れられるのが好きなのかジャックは……撫でる度に、そして膣内を行き来させる度に、その顔をどんどん雌のものへと変化させていった。

 

「はぁっ!もっとなでてぇっ……いいこいいこしてぇ……わたしたちもぉっ、おかあさんのいいこいいこしてあげるからぁっ……!あんぅぅ!!」

 

自分からも腰を動かし始め、初めての性交を貪るジャック。しかしその動きは初めてとは思えない程に色香が満ちていた。

 

「こ、れぇ……すごいぃ!おかあさんの中にいるみたいぃ!!おかあさんはわたしたちの中に入ってるのにぃ、ひゃああぁっ!あっ、もうぅ……だめぇっ!よくわかんにゃいよぉ!!キモチいいことしかぁっ……おかあさんのことしかぁっ……考えりゃれにゃいよぉぉっ……!!」

 

限界近付いているジャックにそっと囁く。

 

「……さっきの白いの、このままジャックの中に出すよ」

 

「うん……うん、うんっ……!らしてぇっ…!おかあしゃんのたくさんぅ……!わたしたちのお腹の中にかえらへてぇぇっ!!タプタプにしてぇっ…!いっぱいにひへぇぇっ……!!あ、あ、あぁ……ぁっ――――」

 

力強く俺へとしがみつくジャック……俺の子種が出てくる入り口とジャックの赤ちゃん部屋の入り口がキスするその瞬間……。

 

――――ピュルピュルピュルゥッ!!

 

「あひやああああぁあああああ――――!!!………おぁぁっ…っあぁっ!っくぁあっ!あっ!お腹の中にでてるのぉっ…!わたしたちがぁ、おかあさんになっひゃうよぉ…‥!!すごいっ!入りきらなひぃっ………!!あっ、あっ、んぁっ………」

 

行く場所を求めた精液が子宮へ注ぎ込まれていく。

その快楽で俺に抱き締められながらその幼い肢体を痙攣させたジャックは安心したような、心底幸せそうな笑みを浮かべて、そのままゆっくりと眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しい獣欲を交わした俺とジャックを見ていたアリスは意を決してベッドに仰向けで寝そべっていた。

 

「つ、つつつ次はあたしの番ね、ささ、さぁ、召し上がれなのかしらっ」

 

アリスはさっきのジャックとは正反対で緊張しながらも、ゆっくりと脚を開いて、女性器をこちらに見せつけていた。

まぁ、さっきのジャックみたいな感じになると思ったら、そりゃあ萎縮するよな。

 

「うぅ~~……いざ、こうなると顔から火が出るほど恥かしいわ!あぁもうぅ、マスター、そんなにまじまじと見続けては駄目なのだわっ」

 

「そうは言ってもね、こういう状況で女の子の体から目を逸らすのは逆に失礼なんだよ。せっかく綺麗な体なんだからもっと自信を持って」

 

「なら証明させて欲しいのだわ。あたしの体が魅力的だって、こ、恋人みたくとっても優しく扱って、愛して欲しいのだわっ……」

 

「仰せのままにお姫様……んっ」

 

「んぅっ……むぅっ、ちゅぅぅっ……」

 

アリスの羽のように軽い体を持ち上げ、キスを交わす。

ジャックの時は彼女が思いのほかノリノリだった為、素早く挿入は済ますことは出来たが、こっちはゆっくり時間をかけながら致すことにしよう。

まずは彼女の小さな唇を同じくこちらも唇で甘噛みしていく

 

「んんぅ……んむぅ!んんふぁぅっ……!んじるゅぅぅ!?」

 

ジャックとアリスが同時にキスをしたあの時は出来るだけ、彼女達の好きにさせていたが今度はそうするつもりはない。

唇の愛撫で緩くなった口の中に舌を這わせる。

驚いているアリスの舌を絡めて引っ張り出すと、それを吸い付くようにまた唇で噛んでいく。

 

「ぇあぁっ!……ろぉっ……まひゅたぁっ……あむぅっ!ひゃぅぅっ……!」

 

その間、肉棒は少しずつ、少しずつ、アリスの膣内へ侵入しているが……それを気づかせないように口淫をさらに激しくさせる。

アリスのプリプリで可愛らしいベロをこちらの舌と唇と歯、全てを使って愛し抜く。

 

「ひゃうぅ……んぁっ!ろぉっ……んむぅっ……!ぇらぁっ、ぁっ……ぇろぉぉっ……ぇああぁっ!」

 

目の前の童女の口はだらしなく開き、その端からどんどん涎が垂れている。

目がトロンとしているアリスは自分が何をされているのかわかっていないのだろう、だがそれでいい、今は気持ち良い事だけを考えればいいのだから。

 

「んあぁっ……!?ぁっ、ひぅっ!あひぁっ……んむぅっ!?んじゅぅ、んじゅるるぅっ……!んんぐぅっ…‥!」

 

最奥へ近づいていく挿入の痛みを舌を挿し入れて、アリスの口腔内を蹂躙する快楽で忘却させていく。

唇を舌を歯茎を口蓋を頬裏を口を構成する全てを犯すように唾液が混ざり合う音を響かせながら、口を重ね合わせる。

たっぷりと、じっくりと……時間をかけるように。

 

 

1時間かけて、ディープキスをひたすら楽しみ終えると、既に肉棒はアリスの膣内を埋めていた。

 

「ひぅぅっ……はぁぁ―――あぁっ―――……ふぅ、はぁ……や、優しくしてって言ったのに……」

 

キスの嵐から解放された彼女は息も絶え絶えで非難じみた瞳でこちらを見ていた。

 

「いや、物凄く優しくしたよ。だって痛くはなかったでしょ?」

 

「そ、それでも……もう少し加減して欲しかったのだわ……こんな本番前に、ドロドロにされるなんて思わなかったもの……」

 

ぷいっと口を尖らせて、拗ねるアリスちゃんすごく可愛いです。

まぁ、挿入の痛みを和らげるのには仕方なかったという事で納得して欲しい。

 

「ごめんって、ここからはとても優しくするから」

 

「お願いする、わっ……正直な所、今の状態でももうあたし、あっ、限界なの……ジャックみたく激しくされたらわたし多分、んぅっ、簡単に飛んでしまうわっ……」

 

「りょーかい、じゃあ、手繋ごっか」

 

「えぇ……」

 

恋人繋ぎで指を絡め合った俺達はゆったりと腰を動かす、それは突くというよりは回すような動きで、おそらくアリスの膣内にくる快感は穏やかなものだろう。

 

「はぁっ……あっ、あくぅっ、この動き好きだわっ、あぁ!……ふあぁっ!」

 

目を細め、ウットリとした様のアリスだったが途端に申し訳なさそうな顔になって俺に謝り出した。

 

「ひぃっ!あぁっ!ご、めんない、ますたぁっ!やっぱり、これでももう限界かもぉっ!もう、すぐにでもぉっ……さっきみたいにトンでしまいそうなのだわぁ……あくぅっ!!」

 

「……んっと、別に謝ることはないでしょ、そういう時は我慢しないですぐイッていいんだよ」

 

「い、やなのだわっ!マスターも一緒に気持ち良くならないと駄目なのだわぁっ!はぁっ、あんぅ!!……じゃないと、じゃないと理想的なカップルなんて言えないわぁ……!!」

 

どうしても俺が射精するまでイクつもりはないらしい、こっちも出来るだけ動きはスローにしているがアリスの膣内の動きはそれに反してキュウキュウとペニスを絞ってきている。限界が近いのはどうやら本当のようだ。

アリスの様子を見る限り、確かに後一回でもイッたらジャックと同じく気絶してしまいそうである。彼女としてはそれは避けたい所なのだろう。

 

なら、こっちは出来る限り、射精を早めるようにするしかない。女の子のお願いを聞くのが男の甲斐性だしね。

俺自身もアリスと一緒に気持ち良くなりたいし。

 

「じゃあ、あと少しだけ我慢出来る?」

 

「んぁあっ!らいじょうぶなのだわぁっ!ひやあぁっ!!」

 

呂律が回っていないので少々心配だが、大丈夫と言っているのだ。そこは信用しようじゃないか。

問題ない、焦らしプレイとかで射精を我慢した事はたくさんある。なら逆に早める事だって出来る筈だ。

いや、その発想はおかしいとかいう苦情は受け付けない。

 

「あくぁっ、ああぁっ…!あ!あっっ!ふああぁぁっ!!」

 

目を瞑り、縋るように俺の指を必死に握り締めるアリス。

結合部からは水と肉がぶつかり合う音が聞こえてくる。

 

「ひぃっ!あぁっ!!はあぁっ…!ましゅたあぁっ……!もう、限界なのだわぁぁっ!あ、あぁぁぁっ……」

 

「……んっ、大丈夫……!こっちはいつでもっ……」

 

「あくぅ!!ならもうっ、気をつかわないでいいわぁ……!好きに動いてぇ、アリスの真っ白なページにいぃ……あなたの証を刻み込んでぇっ!!」

 

俺よりもふたまわりぐらい小さいアリスの体が跳ねていく。

青空が広がる幻想的なシミュレーションの中で背徳的な交わりは終わりが見えてきた。

 

「ましゅたああぁっ……んむぅ……!んちゅぅ……んんんんぐぅうぅぅぅ――――――!!!!」

 

精液を放出するその瞬間、恋人のようにアリスとキスをする。

長い長い射精が終わるまで、アリスは俺から離れようとはしなかった。

 

「んぅ!んっ!んむっっ…!んんっ、んふぅっ!んちゅぅぅ……っぷはぁっ、あぁぅ………」

 

絶頂の余韻によるアリスの震えが唇からはっきりと伝わってくる

 

俺が全てを出し切って、ようやく糸が切れた人形のようにアリスは唇を離して、そのまま気絶した。

 

意識を手放す瞬間に「大好きよマスター、これでわたし達は永遠ね」と言葉を残して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスターからアリス達のシミュレーションまで着替えを持ってきて欲しいと頼まれてやって来たら、彼女達がマスターとの関係を色々と段階をすっ飛ばして急接近していたのですが……ノンロジカルですよ!これはっ!」

 

「『信じて送り出した親友二人がマスターにどハマリしてアヘ顔ピースになるなんて……』という奴でしょうか?」

 

「でしょうか?と言われても知りませんよ!というか、あなた……あ、アルテラさんです、よね……?随分様変わりしていますが、何故ここにいらっしゃるのですか?」

 

「はて、私はアルテラという褐色クールビューティスーパーメインヒロインではないですよ。強いていうなら、そうですね……ロリテラとでも呼んでください」

 

「どう見ても、本人であろう……語るに落ちているぞ汝」

 

「いえ、あのー……あなたも同じ穴の狢ですよアタランテさん。二人して何で小さくなっているんですか……?」

 

「ロリハーレムはいい文明。わるい文明?」

 

「良い文明に決まっておろう!!」

 

「聞いちゃいないですよ!?」

 

 

ジャンヌ・リリィから着替えを持って来てもらい、二人仲良くベッドで寝ているアリスとジャックの隣で着替え終わると(彼女達の周りにはどこにも二人が読んでいたであろうと思われる本の姿は無かった)、いつの間にか幼女化したアルテラちゃんとアタランテちゃんまでやって来てました。

 

「まぁ、私がここにいるのは純潔の狩人的な勘で納得して欲しい。さぁ…とおさま、私も愛情が欲しいのだ。たっぷりと甘やかして欲しい」

 

「勘というか、120%欲望で動いていますよね!いつものアタランテさんは一体どこへ行ってしまったのですか!?」

 

「ふむ、ジャンヌ・リリィよ。汝は確か、早く大人の女性になりたかったのだな?」

 

「そ、そうですけど」

 

「だが、それは子供の時だけに味わえる温かさをっ、愛情をっ、気持ち良さを捨ててるに他ならない愚行である!」

 

「な、何ですと――!!」

 

「私は、汝ともアリスともジャックとも一緒に家族のようになってとおさまに滅茶苦茶に甘やかされたいし、愛されたいし。逆に大人になってマスターと疑似夫婦で汝ら子供達と存分に戯れるのも素晴らしいと思っているのだ!」

 

「わ、わたしは視野が狭かったという事でしょうか……」

 

「一辺倒はよろしくないという事だ。一度何も考えずにとおさまにその身全てを任せてみるといい、凄まじいぞ?」

 

「ゴクリ……」

 

 

 

「ふむ、ジャンヌ・リリィが簡単に取り込まれてしまいましたね。さすがはチョロいと評判の邪ンヌのリリィです。容易い、実に容易いですね」

 

ジャンヌ・リリィとアタちゃんが熱い議論をを交わしている隙にロリテラちゃんが俺の膝の上に乗っていた。

 

「収拾がつかないよね、コレ」

 

「ツッコミ不在の恐怖ですね。むしろ私達は突っ込まれる側なのでその役はマスターに任せます。しかし純潔の狩人もどうしてここまで残念になってしまったのでしょう?キャラ崩壊はいい文明ですか?わるい文明ですか?」

 

おまいう………。

 

「そう言えば、ロリテラちゃんとやら、その口調は一体」

 

「いつまでも私の事を残念引き篭もり文明ガールと思われるのは癪ですので、まずは口調から変えてみようと」

 

「もう手遅れだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




【カルデア寝物語:IF番外編】
サブタイトルは「パーソナル・レッスン」。
今回の諸悪の根源。どこかの平行世界からご都合主義とほんの少しの奇跡と中々スポットライトが当たらない所長の怨念によって当カルデアに紛れ込み、図書室の隅で眠っていた本。まさにシークレット。
全編に渡って、ひたすらチョロい所長がマスターによってエロエロされてしまう王道(?)物。
二人の幼女の目に渡り、性知識を教え込み(あぁ、パーソナル・レッスンってそういう……)、役目を終えたかのようにこの世界線から姿を消した。二人も何かの本を読んだ事は覚えているのだが、最終的には内容の方は一切思い出せなくなるので多分情報抹消のスキル持ち。
ゲームではヘタレだったり、アニメでは凛々しかったりするので、きっとどこかの世界線ではこんな所長もいたのだろう。
つーか、はやく復活させてくれないと、いよいよこのマスターにサルベージさせたくなるんですが。


ジャンヌ・リリィ:邪ンヌのハメ撮りで性知識を学ぶ
アリス&ジャック:薄い本で性知識を学ぶ
(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ

オチ要因その1:アタちゃん
    その2:ロリテラ
(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ







アリス&ジャックのロリロリ回。そして前回の小ネタを使っていくスタイル。
ジャンヌ・リリィからサンタオルタを挟んでまたロリ……ロリの頻度高くない?

多分、このカルデアでのエロに対するポテンシャル大きさはジャック>ジャンヌ・リリィ≧アリスみたいな感じになってしまいました。
ジャックちゃん中々にアグレッシブになってしまったね。まじでお前がおかあさんになってしまう日もそう遠くないような……(おまわりさんこいつです)


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