ギリセーフだのなんだの言って軽々しく、前言撤回してすまない……。
だらしのない作者ですまない……。
というわけで今話からR18に移行させて頂きました。
何卒、よろしく。
タイトルのASはアタランテ・すべすべの略である。
決してアタランテとS〇Xの略ではない、イイネ?
―――――――――昼時、カルデア内おやつタイムの時間。
「なぁ、この状況はどういう事なんだ?マスター」
目の前の女狩人は俺に問いかける。
「なんなんだろうね?」
肩をすくめて、俺は返答する。
「我々はさっきまで何をしていた?」
「俺が作ったアップルパイを二人で食べていた」
本当に君はおいしそうに食べてくれてね、作ったこっちもつい嬉しくなっちゃったよ。
「あぁ、そうだな。なら、何故私の体が小さくなっているんだ?」
「薬を盛った」
「
ギャ―――――\(^o^)/
『緊急回避』が無ければ即死だったぜ、まったく危ないなぁアタランテちゃんは。
とりあえず落ち着いて、ほら深呼吸。ヒッヒッフー、ヒッヒッフー。
「……ふぅ―――、ふぅ―――、私はまだ妊娠はしておらん。
そもそもっ!薬とはなんだっ!事情を説明されなければ、いくら汝とて納得はせぬぞっ!」
ふむ、納得さえすれば何をされてもいいような言い草、とりあえず説明しますか。
「いやさね、暇だったんでダヴィンチちゃんになんか小っちゃくなる薬ない?って聞いたら、すぐに『ヨウジョニナール』って頭悪そうな薬を作ってくれたんだ。ダヴィンチちゃんは本当に便利だなぁと僕は思いました。おわり」
「だからっ!何故それを私に盛ったのだっ!と聞いているっ!」
フシャ――と髪と尻尾を逆立てながら、威嚇するアタランテちゃん。
けど、悲しいかな幼女状態なのでかわいいだけなんですわ、つーか完全に猫だこれ。
「ほら、アタランテの夢ってさ、全ての子供が愛される世界だろ?」
「それがどうかしたのか?」
「けど、アタランテ自身は真っ当な親の愛というのを受けたことはないでしょ、それならまずはアタランテが親からの無償の愛というものを受けなきゃ、ねっ」
自らの夢を実現するにはまずはその夢の一端を自分が感じないと。
ともっともっぽい事を考えながらアタランテちゃんを洗脳ゲフンゲフンもとい説得していく。
「う、うむ、確かに汝の言うことは一理あると言えばあるが、それが今の状況と何の関係が……」
よぉし、もう一押しだな。チョロ甘だぜ、アタランテちゃん。
「大いにあるさっ!何事も形から入らなければなるまいてっ!
アタランテちゃんも成人した体のまま甘やかされるのはおかしいと思うだろ?
それなら俺が薬を盛って幼女にさせるのも苦肉の策だったんよ!だってアタランテちゃん正直に言っても『汝の気持ちは嬉しいが、私には必要ないものだ』とか言いそうじゃん!」
「ぐ、ぐぅ……」
「その薬の効果は残念ながら1日しか持たないので今日は一日、俺が親になります。そんでめちゃくちゃ甘やかします。呼び方はパパ上!もしくはとおさまでも可っ!
ちなみにアタランテちゃんはアタちゃんとしますっ!」
なんか赤ちゃんとアタちゃんって語感が似ている。
「まっ、待ってくれっ!まさか今日一日マスターが」
「マスターではないっ!パパ上と呼びなさいっ!
……わかってくれ、アタちゃん。これもアタランテの夢を実現する為には必要不可欠な事なんだ。
アタランテ自身が子供が愛される世界はこんなにも素晴らしいという事を自ら経験することはっ!」
「……っ!そっ、そうか、これも私の夢の為には必要な事なのか、ならば仕方あるまい、私とて英霊だ。もう腹はくくった!好きにするがいい!ぱ、ぱぱうえっ!」
「よく言った!ならば共に来るがいい!そーれー、高い高い――!」
そういうことで、まぁ今言ったこと半分、面白そうだからという我が欲望が半分の理由の元に構成された俺の計画はここから始まった。
「は、ははは―――!わ、わぁ――い!わぁ―――い!」
しかしアタちゃん、ちょっとチョロすぎませんか?
≪その1:いっしょに遊ぼう≫
というわけで、手軽なお外を求めアタちゃん抱えて移動中。
出来るだけ天気がよくて、広い所がいいですね。え?カルデアにそんな所があるのか?って……あるんですよ、そうレイシフトならね。
「と、とおさま、わざわざ抱えながら移動する必要はあるのか?」
俺の腕にだっこされているアタちゃんが問いかけてくる
やっぱりパパ上は恥ずかしかったみたいなのでとおさまになったらしい。
「どうした?あっ、もしかして、ベビーカーの方が良かった?」
「いや、そうではなくて……こんな風にされるのは少々目立つのではと思ってな…
現にさっきだって……」
赤いワンコ系不良セイバー『ままますた――!?なんだそれっ!こどもっ!?う、嘘だろっ!オレだってまだつくってもらってねえのにっ!!』
黒いゴスロリ系王様セイバー『マスター?そのこどもはなんだ?いや、言わなくてもいい、その見た目から全てを理解した。
ふぅ、純潔の狩人を語っておきながら、やる事はしっかりやっていたとはな……あぁ狩人という意味でなら合っているか、さて、この落とし前どうつけてくれようかあの獣娘めぇ……』
「大丈夫、大丈夫
あの二人ならそこまで無茶しないよ。後でキチンとフォローするし」
「魔力放出した聖剣片手に、血走った眼で私を探しにいったように見えたんだが……まぁ、とおさまがそう言うなら信じよう。しかし、普通に並んで歩けば余計な誤解をされることもなかったのではないのか?」
チッチッチッ、考えが甘いなアタちゃん。
「言ったろ、今日は甘やかすって。やっぱり親と子供はこう触れ合わないと、この温かさと子供を抱えた腕にかかる少しの重みが愛情を表しているんだよ。
アタちゃんだって、何か安心するでしょ?」
「むぅ、そう……だな」
と照れくさそうに俺の胸元をギュっと掴むアタちゃん。
しかも3歳児サイズなのですっぽり収まるフィット感。
何だこのかわいい生物、殺す気か、イイゾイイゾもっとやってくれ。
「ロマンにはもうレイシフト頼んであるから、敵がいない平和な草原にでも行こうか」
おそらく、ダヴィンチちゃんから事情は聞いてたんだろう。
二つ返事でやってくれたDrは間違いなくカルデア内で最も雑用が似合う男に違いない。
褒めてますよ?
そんなわけで目的地に到着、天気が良いっすね。
「で、何をするのだ?狩りか?」
「いや、もう2015年だからね。さすがに子供と一緒に狩りをする時代ではないよ。はい、これ持って」
「これはグローブと野球ボールか?」
「そう、キャッチボール。子供と親の絆を高める神器の一つアルよ。
ゲームでも良かったけどアタちゃん外で遊ぶ方が好きでしょ?」
「そうだな……しかし、こういった趣向の物は初めてだからいささか戸惑うな……」
「はいはい、難しい事は考えない。
今のアタちゃんは子供なんだから感情の赴くままに楽しめばいいの
それじゃあ目いっぱい遊ぶぞ――!来いアタちゃん!」
「わ、わかったぞ!とおさまっ!」
ノリがいいねアタちゃんは、大好きだぜホント。
っとと、さすがアーチャークラスいいコントロールしてますわ、制球◎ってところですかね、いいピッチャーになるぞう、これは。
カルデア内で野球チームでも作れそうだなー。
「おろっ?」
としょうもない事、考えていたらボールがすっぽ抜けてしまった。
しかし、さすがは大自然で育った狩人様。何なくキャッチ。
てか今すんごいジャンプしたな、何だこの幼女(驚愕)。
「ふふっ、どうした、とおさま?ノーコンという奴か?」
と得意気に耳をピコピコさせながらこっちを見るアタちゃん。
ふと俺はある事を思いついてアタちゃんを呼ぶ。
「アタちゃん、アタちゃん。ボールは投げないままこっちに来て」
「?」
と傍まで駆け寄ってくるアタちゃん。
「う――ん!さすが俺の子供だっ!ナイスキャッチだぞっ!よ~~しよしよしよしっ!」
すかさず抱きしめ、頭を撫で、頬をスリスリする。
「ん、んにゃっ!わわっ!?あははっ!くすぐったいぞとおさまっ!?き、急にどうしたのだっ?」
「よくできた子供は褒めるのが常識。
何気ないことでも褒めて伸ばす。
よく褒め、うまく叱るのが子育ての基本であるのさ(キリッ」
「うむ、そうなのか。
とおさまの子育て論は勉強になるな……」
うん、成人していない俺が何をしたり顔で子育て論を語っているのかというツッコミがありそうだが……アタちゃんも嬉しそうだし許して、尻尾がすんごいブンブンしてるんですもの。
まぁこうやって子供とたわむれるのも良い予行演習になるだろうな。
え、なんの予行演習だって?いつか出来る自分の子供に決まってんだろうが言わせんな恥ずかしい。
結局、その後「そうら、とってこ―――い!」とボールを投げ、キャッチしてこちらに持ってくるアタちゃんを褒め撫でまわし……また同じことを繰り返してしばらく遊んだ。
途中から、これ親子というより飼い主とペットの関係じゃね?と思ったが、アタちゃん楽しそうだったし気づいてないことにした。
≪その2:ミルクをあげよう≫
キャッチボールが終わり、マスターの部屋に戻ると今度はご飯の時間になったようだが、私は嫌な確信を持ち問いかけた。
「な、なぁ、とおさまが手に持っているのは何だ?」
「哺乳瓶でちゅよ」
…………あぁ、そうか。涎かけを掛けられたときから何か嫌な予感はしたんだが……私も馬鹿ではない。マスターに抱えられている現状、これから起こる事柄は容易に想像できた。
「というわけで哺乳の時間です。いっぱい飲んで大きくなるんでちゅよ~」
「ま…まてっ!この体とはいえ授乳はさすがに恥ずか、むむっ!んぐっ!」
「細かい事は気にしな~い、気にしな~い。
今のアタちゃんは子供だから、されるがまま何も考えずリラックスしていいんだよ。
おっと、口元からミルクがこぼれてまちゅね~~、はい、フキフキしますよ~~」
マスターにされるがまま首元の涎かけで口の周りのミルクを拭かれる。
もうこうなった以上、抵抗は無意味だろうな……一度すると決めたら、絶対に成し遂げるマンだからな、こやつは。
「んっ、んっ、むぐっ、んちゅ、ちゅぱ、ちゅぱ……」
諦めて、咥えた哺乳瓶からミルクを吸い上げる。
……しかし、体を横抱きにされ、涎かけで拭かれ、哺乳瓶からミルクを飲んでいると
本当に自分が子供になってしまったような気分になるな。
マスターは本当に微笑ましそうな顔でこちらを見ている。
わざわざ、ミルクを人肌の温度にして、私の体勢に気をつかっている当たり、本気で親として甘やかすつもりなんだろうな、マメな男だまったく……。
―――あぁ、少し安心するな。
≪その3:お風呂に入ろう≫
ただいま浴室の鏡の前にはアタちゃんのつるペタボディ。
そしてその後ろには腰にタオルを巻いた俺の姿が。
鏡にはシャンプーハットを頭につけた、赤い顔のすっぽんぽんのアタちゃんの姿が映っている……。
ふむ、当然毛は生えていないか。
「どうした――アタちゃん?さっきから大人しいね?」
「いや……もうここまで来たからには為すがままに行こうと思ったが、それでも照れるものは、照れるのでな……」
「恥ずかしがる必要はナッシングだよ。
ここにいるのはただの父娘。親子が一緒にお風呂に入るのはよくある風景だよ。なんなら、俺のコレつついて、『わーい、とおさまの象さん、おっき~~い!』ぐらいやってくれてもいいのだよ?」
「す、するかっ!」
そう?子供は好奇心旺盛で無垢だっていうし、それぐらい問題なさそうだけど……。
「それじゃまずは髪を洗いましょうか、ハットがあるから大丈夫だと思うけど、目に入っちゃうと危ないし、目は瞑ってね。アタちゃん」
「うむ」
水ですすぎ、シャンプーをつけていく。
しっかし髪サラッサラだねアタちゃんは……。
「痒いところはない~~?」
「…んっ!んっ……、あっあぁ、大丈夫だ…気持ちいいぞ……んっ…とおさま」
なんだか時折ビクビクッとするアタちゃん。
まぁ、原因はこの耳だろうなぁ、頭を洗う以上どうしても触れてしまうだろうし。
しかし当然、見逃しませんよ私は。しっかりと耳の隅々まできれいにさせていたただく。
とりあえず、全ての指先を使って優しく揉みこませていこう。
「ふぇっ!ま、まってく、んふぅ!と、とおさ、んにゃあ!そこは、あらわなくて、あっあっ、ああぁっ!」
よおし、シャンプーが終わったので完璧に泡を洗い流し
お次は体を洗いましょうか、(なんかアタちゃん蕩けた顔してるけどキニシナーイキニシナーイ)。
さてさて、ボディタオルを使ってもいいんだけど……幼児の柔肌は結構敏感なので、泡をつけた素手で洗うのが案外良かったりする筈、多分、メイビー。
それじゃあ、細っこい首回りからー、肩へ――、腕にいき――、手の指の間から先まで丹念に泡をぬりこんでいきます。
「んっ、んっ、んぅ……ま、まて、いま、敏感になっ、くすぐった、んくぅっ!あっあっ……」
お次は脇を上下に滑らせ――、起伏がないお腹のまわり――そして胸の所もモミモミと泡を……おや、ちょっと硬くなっている部分がありますね…………差別はしません。体のあらゆる所はきれいにしますよ―――。
とりあえず、コリコリしっかりと泡をしみ込ませます。
「……あっあぁ、やぁ、むねは、あくうぅっ、んひぃっ!にゃぁああ!んあぁ、コリコリやあぁぁ…」
今度は足の指先から――足回り――お尻の表面を揉みこんだら、割れ目にもしっかり手を挿し込み、上下に優しくスライドしていきます。
当然、生えている尻尾を見逃す理由もなく泡のついた手でしっかりと何度もシゴいていきます。
尻尾を握ったときの反応は耳の比ではなかった。尻尾は弱点これ全人類の常識ね。
「はぁ、はぁ……、ふわあぁっ!そ、そんなところまで、あぁっ、んっ、あひいぃいいっ!しっ、しっぽはらめっ……あ、あ、あぁんっ!やあっ!…………」
最後は股のところもシュッシュッとなんかどう考えても別の水気が混じった音がしますが、 おそらく気のせいでしょう。
「……ひぃ、ひあぁ、そこ、いまぁ、ぐしゅぐしゅってえぇぇ、あん、あんぅ、ああああぁぁっ!!……」
ウルトラ上手にキレイになりましたっ―――!
焦点が合っていない瞳のまま、半開きの口から涎を垂らした放心状態のアタちゃんを抱え、お風呂につかります。
やがて意識が復活したアタちゃんはお風呂用おもちゃ(犬かきフォウくん:ネジを回せばいつまでもいつまでも泳ぎ続ける無限の水泳獣、338円)
で遊びながら俺に問いかけた。
「……さすがに親子でもあそこまではしないのでは?」
「そう?親が小さい子の体を洗ってあげるのはよくあることだと思うけど、というかアタちゃんが敏感過ぎるだけな気が……」
「違うっ!とおさまがうますぎるだけだっ!」
「さいですか……けど、もう少し大きくなったらいずれ一緒に入らなくなるさ」
「反抗期という奴か、とおさまのと一緒に洗濯しないでくれっ!とか言うのか?ふふっ」
「結構、心にクるね、それ。昔はあんなに素直だったのに……とか思い出に浸るんだろうなぁ」
「アタ、大きくなったら、とおさまと結婚するっ―――!」
「はははっ、可愛いこと言うなぁアタは。とうさまは嬉しいぞ」
と二人でお馬鹿なノリで親娘の語らいをしばらく続けた…………。
≪その4:一緒に寝よう≫
「今日はどうだった?アタちゃん」
「あぁ、どっと疲れた。今ならすぐに眠れそうだ」
「ならばよしっ」
「良いのか?」
ベッドに二人で寝転がり、私に添い寝しながらマスターは嬉しそうにあぁと答える。
「子供はよく遊び、よく学び、よく食べ、疲れ果てて眠る。そしてその傍らには親が見守ってあげるから、子供も安心して色んな事に挑戦できる。
それにアタちゃん……楽しかったでしょ?」
――――あぁ、そうだな、確かに楽しかった。
自分が英霊である事を忘れ、本当にただの子供になった気分であった。
滅多に出来ない貴重な経験であった、こういう温かい世界が当たり前にあって欲しいその願いを再確認もできた
マスターには感謝の言葉しかない。
「今日はもう、おやすみ……アタちゃんが寝たら、とおさまもここで眠るからさ」
と言いながら、私の頭をゆっくりと撫でながら子守歌を口ずさむ。
特別に上手いわけでもないのに、何故か安心して全てを身に任せて良いような気分になってしまう。
温かく、暖かく、ホカホカするのだ……瞼が重くなり、睡魔が襲ってくる……。
明日になれば、アタちゃんは消え、私は英霊アタランテになる。
けど……今は……今だけは。
良い夢を見てもいいのかもしれないな…………。
イイハナシダナー
しかし、話数を重ねるごとに増える文字数。
基本1話完結で4000字以内に抑えるつもりがどうしてこうなった。
筆がノッてしまうのだから仕方ないネッ!
はい、というわけで、うちのカルデアにロリいねーな。
あっそうだ、今いる誰かをロリにすればええやんけ!
というトチ狂った悪魔的発想で生まれた今回の話。
これでも大分ソフトにした方なんですよ……。
「子供が愛される世界?ならっ!お前がっ!子供をっ!産むんだよっ!!」
的な展開にしようかなーと思いましたが自重。
ちなみにアタランテは主人公とは本番を致してません。
その代わり、エッチいイタズラは死ぬほどされています。
だってあんな絆MAXのボイスを聞いたらするしかないでしょう、もぅ…。
猪版バーサーカーアタランテ実装はよ