※この作品はR-18です。

おいでよ カルデアの森   作:一火

42 / 146
前話のジャンヌスーパースターズの続きです。後編で御座います。











『A』『B』と試練を乗り越えた二人がやってきた『C』の間で待ち構えていた者はっ!?
このふざけたR18試練を創り出した黒幕は一体誰なのかっ!?
いやー、まるで予想できませんね。

タイトルがゲシュタルト崩壊しそう。


ジャンヌアルティメットスターズ(ジャンヌ・ダルク&ジャンヌ・ダルク・オルタ&ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ)

「フフッ、『A』『B』と続いて、最後は『C』でマスターと二人っきりで結ばれると思いましたか?残念、私がいるんですよ愚かな聖女様」

 

今までの部屋とは打って変わり、そこは一人で寝るには大きすぎるベッド、高級ホテルのような内装でありながらどこか淫靡な雰囲気を匂わせる、っていうか何かラブホにしか見えない部屋だった。

 

そのあからさま過ぎる部屋に渾身のドヤ顔で邪ンヌが立っていた。

しかもいつもの戦装束ではなく、どこかで見た彼女のイメージに合う深紫のドレスを着ている。

 

「貴女はっ……どうしてここに……!?それにその格好は……って私の服も変わっている!?」

 

この部屋に入った瞬間に既に変えられていたのかジャンヌの服も邪ンヌとは対照的な白色のドレス姿になっていた。二人とも差異は色だけともいえるお揃いのドレスを着ているのでこうして比べてみると本当に姉妹のように見える。

 

「ドレスコードですよ。この場には相応しい服装、振る舞いがあります。あんな野暮ったい服でここに入らせるワケないじゃ……」

 

成長した私(オルタ)、見て下さい!このベッド回転しますよっ!一体どんな論理的思考に基づいて作られているのでしょうか?」

 

「……まぁ、本来なら貴女に私と似たドレスを用意するなんて死んでも御免ですが、これは慈悲であり勝者の余裕を見せる為の必要経費という奴だとでも思って下さい。私という贋作が本物を凌駕してしまったという事実を示す為に私はあえて同じ条件を揃えて……」

 

「なんかボトルがあります……飲み物ではないですよね、うわっ!?なんか冷たくてヌルヌルしたものが出てきましたよ!どどどうしましょう!?」

 

「あぁもうっ!さっきから五月蠅いわね!ガキじゃないんだから一々その程度の事で騒ぐんじゃないわよ!」

 

「ガキっ!?貴女だって人のこと言えないでしょう!マスターさんと本来の私(ジャンヌ)が来るまで、『うわっ、風呂デカっ!しかも……なんかたくさんの色でライトアップされて綺麗ね……うん、うん、ここでアイツと一緒に入るのも悪くないわね。ふふ、ムードとかロマンチックとかそういう所も考えれる私は本当に良く出来たサーヴァントね!』とかはしゃいでたじゃないですか!!」

 

「はははははぁっ!?いつ私がそんな事言いましたぁ!?何時何分何秒地球が何周した時ですかぁ!?」

 

「うわぁ、リアルでそんな小学生染みたこと言う人初めて見ましたよ」

 

どうやらジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィちゃんもいたみたいだ。

しかも、邪ンヌといつもの口喧嘩をしている彼女も白と深紫が合わさったドレス……今の白黒ジャンヌの服装を足して均等に割った格好をしていた。

 

「どう、ですかマスターさん?今の私の姿は似合ってますか……?」

 

「あぁ、綺麗だよ。大人になったねリリィ」

 

「えへへ……」

 

「はっ、正直にちびっ子の背伸び乙って言っていいんじゃないかしらマスター?」

 

「もう、どうしてそう貴女は憎まれ口を叩いてしまうんですか……確かに状況は特殊ですが、私はこうしてあなた達とお揃いの服を着れて嬉しいですよ」

 

「鳥肌が立つような事言わないくれるかしら?全く、あのガキんちょといい、ちょっと能天気過ぎるんじゃなくて?私達がこの試練の間にいるという意味がわからないなんて言わせませんよ」

 

口元を歪め、俺とジャンヌを嘲笑うように見やる邪ンヌ。

ま、まさか黒幕は君ダッタノカー?

 

「そう、マスターといけ好かない聖女様をこの空間に取り込んだのは」

 

「あっ、黒幕はオルタではありませんよ。私もオルタも巻き込まれたクチです。この試練の間で()()役割も与えられていますし」

 

「…………」

 

「うん、知ってた」

「はい、私も少なくとも貴女ではないだろうと思っていました。あのノイズの主は何というかもっと理不尽かつ滅茶苦茶加減が凄まじい雰囲気がしたというか……勤勉な貴女とは非なるものでしょう」

 

見栄を張ろうとして即バレした恥ずかしさとジャンヌからの思いの外の高評価にお怒りなのかそれとも別種の感情なのか……邪ンヌはそのまま俯いてしまった。

 

「まぁ、話を聞けばかつてオルタも巌窟王さんのパクリをしてマスターさんとかその他のサーヴァントの方々に迷惑をかけたと聞きましたし因果応報、自業自得ですよね」

 

顔を下に向けている邪ンヌから「……パクリじゃないし、オマージュだし」とブツブツ聞こえる。

あの件も事の発端は邪ンヌだったけども最初から最後までむしろ邪ンヌは被害者ポジだったとも言えなくもないしなー。

え、俺?役得以外の何物でもなかったよ。邪ンヌおいしかったです。

 

「あのリリィ……役割というと、貴女達も今回の試練とやらに一枚噛んでいるという事でしょうか?」

 

「はいっ!では今回の試練を発表させて頂きますっ!」

 

どこからともなく取り出したプラカードを嬉しそうに俺達に見せてくるジャンヌ・リリィ。そこには――。

 

「今回の試練は『マスターと愛し合ってナカよくならないと出られない部屋(トリプルジャンヌによる複数プレイver)』です!ふふっ、私とオルタはこういう事に関しては本来の私より先輩ですからね。いつもは色々と戦闘を教えてくれている貴女の力になれると思いますよ!」

 

「リリィ、何故あなたはそんなにワクワクしているんですか!?え、えぇっ!それよりも、わ、私より先輩……?あのマスター、もしかしてこの二人とは……まさか既にそういう事を……」

 

わなわなと身を震わせてこっちを見るジャンヌに俺は誠意を持って答えてあげた。

 

「邪ンヌもジャンヌ・リリィも大好きだし、愛しています。互いに好き合っている男女がそういう関係になるのは別に不思議な事ではないと思います」

 

「駄目ですよっ!そんなキリッとしたカッコイイ顔で言っても誤魔化されませんからね!」

 

「さっきまで俺に滅茶苦茶激しいディープキスや手で精液を絞り取ろうとしてきたジャンヌもあんまり人の事は言えないと思います」

 

「なあああぁぁっ!!二人の前で何て事言おうとしているのですかっ!!あの事はもう忘れて下さいぃっ!!」

 

「私もマスターさんが好き、オルタもマスターさんが好き、本来の私もマスターさんが好き。マスターさんは3人とも好き。……なら結ばれるのに一体何の問題があるでしょうか、いえ、ありません!」

 

「いえ、あるでしょう!倫理観とか、貞操観念とか、色々と大事なものが!」

 

そんなものを気にしていたら、俺はとっくのとうにお縄ですよ。

 

「けど、『A』と『B』の部屋であんなハッスルしていたアンタが言ってもあまり説得力無いわよね……」

 

復活していた邪ンヌがジャンヌに爆弾発言をぶつける。ピキッと体が固まった白聖女は嘘ですよねと言わんばかりに黒聖女に問いかけた。

 

「………………もしかして今までの全部、見られていたのですか……?」

 

「えぇ、この部屋に備え付けられているモニターに映っていましたよ。さすがは本来の私です。経験値は私達に及ばなくともそのポテンシャルは尊敬の一言です。だからこそ映像を見ていたオルタも負けてなるものかと焦っていたようですし」

 

「ハハハハハハ…………”主よ、この身を委ねます――――”……」

 

やめい、自爆宝具を使おうとするな。気持ちはわかるが。

 

「さぁ、せっかくこんなに大きいベッドが用意されているのです。存分に使いましょう!」

 

元気いっぱいのリリィに引っ張られていく。しかし一つだけ気になることが。

 

「3人の服は立派なドレスなのに、どうして俺だけ格好は何も変わっていないんだ?」

 

「どうせ、アンタはこれから裸に剥かれるんだから、何着ても一緒でしょ」

 

身も蓋もねぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んっ、んぅっ……無理をしなくても、いいんじゃないかしら聖女様?実はもう恥ずかしさでいっぱいいっぱいなんでしょ……」

 

「んぁ、んふっ、いえ……私も吹っ切れました。ここからは自重無しでいきます……それに」

 

「それに?」

 

「貴女とリリィが仲睦まじく語り合っていたのはきっとこういった事が原因なのでしょう?……私も仲間外れは寂しかったですから、実は結構嬉しいんです」

 

「私とコイツ(リリィ)が仲良く見えるなんて相変わらず愉快な頭してるわね、全く……んふぅっ、あっ……もう落ち着きがないわねマスターのコレは……」

 

「んはぁっ……私はこんなにも強烈なモノを……触っていたのですね……」

 

「何度も何度も熱心にでしょ?……んっ、んんぅ……」

 

「……んぁ、ふっ、それはもう言わないで下さい……」

 

かつての特異点で生死をかけて争い、戦った二人がこうして平和に語り合っている光景にどれだけの価値があるのか十全に理解出来る人はいるだろうか。

 

……うん……白黒聖女の二人がドレスの胸元部分をずり下ろして、露出した乳房を使い、左右からベッドの上で仰向けになっている俺の逸物を挟んで扱いているという点を除けば、微笑ましく眺める事は出来たのだが。

 

けど仕方ないじゃん?気持ちいいんだもん。むしろこの光景から目を逸らす事が彼女達に失礼に当たると思わないかい?

 

「むむむ、私ももう少し成長すれば、二人と同じようにマスターさんにご奉仕出来るのですが……まぁ、いいです。気持ち良くなれるのは胸だけではないという事を私が教えてあげます……はむぅ、じゅるぅ……」

 

たわわに実った四つの果実に挟まれた肉棒の先端をリリィがその小さくも可愛らしい口で包み込んだ。

 

「じゅっ、じゅるるぅ……んむっ、ちゅぅ……」

「ほーら、キモチいいんでしょ、んっ、そんなにビクンビクンさせちゃって……いつでも出しちゃないなさいよ、ほら……」

「あっ、んぅ……ふぅぁ、胸、擦ってるだけで、なんだか変な気持ちにぃ……あん」

 

いつもと違う麗しいドレス姿に身を包んだ3人のジャンヌ。

白と黒の聖女達の柔肉に男性器は埋もれ、辛うじて顔を覗かせていた亀頭もリリィに吸い付かれている。

 

「……っぁ、なんとも、贅沢な光景だ、よ……」

 

下腹部を覗けば、俺の欲望の象徴に3人のジャンヌ・ダルクが群がっている……まさに非現実的な光景とも思えるかもしれない。

だが、剛直から脳髄まで駆け巡ってくるこの快楽はリアルとしか考えられなかった。

 

「フフッ、胸を使っているだけで気持ち良くなってしまったのかしら聖女様は?……なんてはしたない……ココもみっともなくそそり立たせて、んっ、こうしたら……その顔をもっと歪ませてくれるのかしらぁっ……んぁっ、はぁ……」

 

「あんぅ!?……ひっ、あぁっ!先っぽぉ、ぶつけるのをぉ……やめぇっ、んふぅっ!」

 

お互いに向き合ってパイズリをしている為、邪ンヌが自身の乳首をジャンヌにぶつけるのは容易だった。

自らの手でオリジナルを喘がせている事実に一種の悦びを覚えている邪ンヌは胸を扱き続けながら、ジャンヌの先端を苛め抜いていく。

 

「はんぅ、んっ……いい、わよ、その顔ぉ……今ならアンタの事、ほんの少しだけ好きになれそうだわっ……はぁっ、ほらっ、もっと喘ぎなさ……んひゃあぁ!!……ちょっとリリィ、何のつもりぃ……ああぁんぅ!」

 

手が空いているリリィがその手を差し込み、邪ンヌの乳頭をコリコリと摘まんでいた。

 

「ちゅぷぅ……んはぁっ、マスターさんが『邪ンヌが攻勢に出始めたら、それは苛めて欲しいのサインだから』って言っていたから手を出しました。私は学習したらそれを実践する論理的サーヴァントですから!」

 

「……んくっ!アンタはまた、コイツに余計な事、吹き込んでぇっ、あぅうっ!」

 

だが俺の頭の中の邪ンヌ取扱説明書にはそう書いているのだ。信憑性はある。

トリプル聖女が百合百合しく絡み合いながらも俺に快楽を送り込んでくる。

 

「あっ、あんぅ、んぅ、ふぅっ……頭が沸騰しそうですぅっ……こんな事、わたしぃっ……はぁぁっ!」

「んじゅっ、ちゅぅ、んぐぅ、ぷはぁっ!……それでいいんですよ、本来の私……マスターさんと私達3人でおかしくなっちゃいましょう……はむぅ、じゅるるるぅっ!」

「んくぅ、はっ、あぁ!もう、我慢出来ないんでしょ……?その凶悪なモノから、さっさと白く濁った奴をピューっと出して……私達を汚しなさいよっ……んふぅぁ!んっ、ほらっ、ほらぁっ、ほらぁっ……!」

 

せり上がってくるその欲望を俺には止める術は無かった。

大きく噴火の予兆を見せたペニスからリリィは口を離す。噴水のように湧き出た白濁液は邪ンヌの言う通り3人に降り注いでいった。

 

「んんぅっ!あぁ……はぁっ、すごい……こんなにたくさん、まだ止まらないんですね……あっ、顔にもこんなにかかって……ぺろぉ、れろっ、ちゅむぅ、んじゅぅ……」

 

「……っはぁ、ったくどんだけ出すのよ……この性欲グランドが……というかリリィ、アンタなら全部独占して飲むかと思ったんだけど」

 

「こうして3人の『私』が集まっているのなら、独り占めはよくないと思っただけですよ。メディアさんも『皆ナカ良しが一番ですから』って言ってましたし」

 

何かニュアンスが少し違うように聞こえるのは俺だけでしょうか。

 

「あのパンケーキの悪魔の言う事を間に受けんじゃないわよ……あぁ、もう顔中ベトベト……。ん?何ジロジロ見てんのよ?」

 

「……あの、まだ、貴女の顔にマスターの白い液がついているので……はぁ、はぁ……私が、取ってあげましょうか?」

 

「は?」

 

自身の顔にへばり付いた精液を舐め取ったジャンヌが足りないとばかりに今度は邪ンヌの方に身を寄せていく。

蕩けた表情で開いた口から覗かせている舌がもう一人聖女の顔に迫っていく。

 

「ちょっ……ばか、アンタ頭沸いてんじゃないのっ……んっ、ひぅ!……やめ……ってか馬鹿マスターあんたも便乗しようとしてドレスの裾を捲るんじゃないわよっ……ぅくぅっ、まってどこに顔を入れてぇ……あくぅっ!」

 

「むむむ、仲間外れはよくありませんよ!私も参加させてもらいますからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ぅうう、はぁ、んぅ……酷い目にあったわ……なんで、私ばっかりいつもこんな展開に……」

 

「様式美って良い言葉だよね」

 

「黙りなさい」

 

俺、白ジャンヌ、ロリジャンヌのジェットペロリームアタックで唾液まみれになった邪ンヌは服もはだけ、扇情的な様でベッドの上で呼吸を整えていた。

 

「……すみません、こう……マスターが出した白液で濡れている貴女の顔を見ていたら、つい我を忘れてしまい……場酔いをしてしまったと言うべきでしょうか……」

 

「さすがは本来の私です!その積極性はとても参考になります!」

 

「オリジナルに関しても、リリィに関しても全てはマスターの教育は悪いということにしましょうか……まぁ、いいです。悪いと思っているのなら誠意を見せられますよね?……まさか聖女様が口だけの謝罪なんてしないでしょう?」

 

「は、はい……私に出来る事なら……」

 

イイ笑顔で何かを思い付いた様子の邪ンヌ、やられっぱなしでは復讐者は終われないのだ。

だが、こうエロチックになってしまったジャンヌとリリィの原因が100%俺にあるような物言いはどうかと思う。

それに自分だけは違いますみたいな顔してるけど、性に対してのアグレッシブさは君も他の二人と大差無いと思うよ。本人に言ったら否定されるだろうけどさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………あぁぁ、少し、はしたな過ぎませんかっ、この格好は……あぁ、だめ、マスター、そんな見ないで下さいぃ……」

 

「あら、私にあれだけ辱めをしておいて、自分は嫌だなんて通りませんわよ。ちゃーんとマスターに見てもらいなさい。今の自分の姿を。余す所なく」

 

胸の部分は先程同様、露出されたまま……半脱ぎ状態ともいえるドレス姿でジャンヌは立ち上がっている竜の魔女に後ろから抱えられるように脚をM字に開かされていた。

 

親が幼子におしっこをさせてあげるような、それなりの年齢であるジャンヌがやると倒錯的で色情を催す今の姿。

 

パンツも剥ぎ取られ、ドレスの裾を上に捲り上げれば、隠す物が何もないジャンヌのありのままの雌の園が目に映る。これを見るなというのが無理な相談であろう。

 

謝罪という名目上、抵抗出来ない彼女は邪ンヌにされるがまま。みっともなく開かれたそれは俺をどんどん誘惑してくる。

 

「さぁ、マスター……今度はその凶悪なモノで淫らな聖女様に慈悲を与えてやりなさい。もちろん私もこうして手伝ってあげるから」

 

「なるほど、先輩として本来の私とマスターの挿入の手解きをしてあげようという考えですか!オルタは、いつもツンツンしながらも、実は妹分として姉が心配だったんですね!全く素直じゃないんですから……」

 

「はぁ!?どんな愉快な思考回路したら、そうなるのかしら!?アンタも『私の為に……』みたいな眼で振り返るんじゃないわよ!こんな恥ずかしい格好してるのよ!もっと憤りなさいよ!嘆きなさいよ!」

 

「けど、相手がマスターなら、私は吝かではありませんし……それにこうやっているのはなんだか共同作業みたいで本当に姉妹になったような気持ちに……」

 

「あぁ、もう!ここには頭お花畑な奴しかいないのかしら!?」

 

「はいはい、ツンデレ乙というやつですね。さぁ、マスターさん。オルタの意を汲む為にも……ここはズバっと本来の私と愛し合いましょう!私も微力ながら手を添えさせてもらいますので」

 

多分、邪ンヌとしてはあの毅然とした聖女様の顔を歪めてやろうという考えしかなかったんだろうけど、二人に絶妙な勘違いをされて普段は悪ぶっている照れ屋なジャンヌ・オルタちゃんという扱いをされてしまっている。

 

うん、邪ンヌはやっぱり振り回されている方が性に合ってるよネ。

 

「ひぅんぅ!あっ、駄目ぇ……息、ふきかけないでぇ、下さいぃ……ああぁ!」

 

いきなり、挿れるなんて事はせず、まずは至近距離でジャンヌの蜜肉を確認する。

 

「ちょっと息を吹きかけただけで、こんなに震えてるよ……ジャンヌの恥ずかしい所、ほら、リリィも触ってごらん」

 

「……は、はい……おぉ、私のと形は似ていますが、やっぱり大きさと雰囲気はどこか違いますね……なんだか興味深いです」

 

リリィと二人で顔を近づけて、ジャンヌの女陰を品評する。

入り口のスジを撫で、感触を確かめるように淫唇を俺達は弄っていった。

 

「あぁ、ふぅ!んぁ、そんな何度も触ってぇ……あぁ、マスターだけじゃなくてぇ……リリィみたいな、小さい子にまで、はあぁうぅ……!」

 

「こんな恥ずかしい格好で自分の性器を好き放題されてるのに何でこんな喜色に満ちた顔をしてるのよ……ちょっと業が深すぎないかしら……?」

 

戦慄している邪ンヌは置いておいて、俺はジャンヌが自身のモノを受け入れられる為の下準備をどんどん進めていく。

 

「あんぅ!……いけませんっ、マスター……そんな所にぃ、ああぁっ!口を付けてはぁっ……あぁんぅ!舌動かしちゃ、やぁぁ……!」

 

膣内を唾液でコーティングするように舐め回す。身動きの取れないジャンヌは雌穴を食べられている感覚に脚を閉じることも許されず、鳴くことしか出来ない。

 

「わぁ……エッチなお汁がどんどん溢れてます……マスターさんがお上手なのか、それとも本来の私が敏感なだけなのか、そこの所どう思いますかオルタ?」

 

「…………ノーコメントよ」

 

「ひんぅ、あっ……飲まないで、下さいぃ……ふあぁ!恥ずかしさで頭がおかしくなりそう……ひやぁぅ!」

 

ピチャピチャとどんどん湧き出る愛液を彼女自身に音を聞かせるように啜っていく。

まぁ、ここに来るまで色んな事してきたから既にジャンヌの秘部が出来上がっていてもおかしくはないだろうさ。

 

さて、前戯はもう十分、これから本番に入らせてもらうとしよう。

 

3人がかりでアソコを責められた時から、既に俺は全裸に剥かれている。

立ち上がった俺とその股にそびえ立つ塔を目にしてジャンヌはこれから自分がされる事を理解している筈だ。

 

「優しく……」

 

『優しくして下さい』か?当然、最初っからそのつもりだったが。

 

「優しく……そして激しくシて下さい……」

 

結構難しいオーダーを寄越しますねこの聖女様は……。

ただ、そんな潤んだ瞳でお願いされたはNoとは言えない。彼女の懇願に頷き、俺は腰を近づけていく。

 

「とんだドスケベ我儘性女様ね……」

 

「えぇ!?だ、駄目ですかぁ!?」

 

「けど、オルタもあんまり人の事は言えないと思います」

 

「私もアンタには言われたくないわね。ジャンヌ・ダルク・ドスケベ・サンタ・ロリィ」

 

「私はただ愛に正直に生きているだけです!不純じゃないですから!その呼称は侮辱罪ですよ!」

 

女三人よれば姦しいとは言うが、こうして見ると只の仲の良い姉妹にしか思えない。

長女:ジャンヌ・ダルク。次女:ジャンヌ・ダルク・オルタ。三女:ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィと言った所か。実に心が和む。

その仲良し三姉妹の内の一人に卑猥な格好をさせて、竿をブチ込もうとしている俺が言えた台詞でもないが……。

 

「んぅ、ふぅ……あ、リリィ……そんなに開かないで……」

 

俺の挿入をアシストするかのようにリリィはジャンヌの淫花を開いていた。

邪ンヌは変わらず、ジャンヌを開脚のポーズで抱えたままだし、彼女の言う通り、これは姉妹の共同作業とも言ってもあながち間違いではないのかもしれない。

 

「っぁ、っあぁっ……ああぁっ~~~~……!」

 

そんな妹二人の力を借りて、ジャンヌは男根を受け入れ始めた。

痛み、不安、快楽、悦び、興奮、あらゆる感情が混ざり合っている彼女は挿入しながら迫ってくる俺の首に手を回した。

 

「あくぁっ……私のナカが開かされてるぅっ……ひあぁっ!」

 

「マスターさんのモノをパックリ咥えていますね……とてもドキドキする画です……」

 

「何、挿れられただけで満足してるよの。本番はここからでしょっ!」

 

邪ンヌはジャンヌの太腿を掴んでいた手に力を入れると、抱えていた腕を使ってそのままリズムを取るように彼女の体を小刻みに、そして上下に動かし始めた。

 

「あはぁぁ!!?ま、まってぇっくださ……ひぅんぅ!急に、動かしたらぁっ……奥ぅ、奥がぁっ!んんんぅあぁ!!」

 

卑猥な格好で固定されているジャンヌに抵抗は出来ず、自分の股から全身に駆けてやってくる快感に口を開く。

自分が動かずとも、ストロークは行われ、俺のモノを締め付けるジャンヌの膣肉は本人の性格を表すように慈愛に満ちた蠢き方をしているようだった。

 

「私ぃ……あんぅ!!……串刺しにされちゃってますぅ……!マスターのイケナイ所でぇ……ふあぁっ!おっぱいいじらなでぇぇ……」

 

まぐわいでプルンプルン揺れるバストを揉み込んでいく。優しく、緊張をほぐすように……。

触っている自分の手が逆に犯されてしまっているような錯覚に陥ってしまう程に柔らかさ、肌触り共に今のジャンヌの乳房は第二の名器とも言える魅力を持っていた。

 

「ほら、ほらっ……マスターのおちんちんでもっと狂って、みっもない顔を見せなさいよ……はむぅ、んちゅぅ……」

「ちゅ、れろっ……マスターさんと本来の私が繋がってる所、凄く、えっちぃです……んちゅぅ、ちゅぱぁ……」

 

サディスティックな笑みを浮かべている邪ンヌは後ろから耳を甘噛みをして、対照的にリリィは優しそうな笑顔で俺とジャンヌの結合部を舐めていた。

 

体の中、外、どちらからも敏感な場所を責められてジャンヌは悶える事しか出来ない。

 

「はぅ!あぁ、あぁぁんぅ!!……キモチ良すぎてぇ……こわひぃですぅ……はぁっ!ますたぁっ……私が私でいられるようにキス……きしゅしてくださひぃっ……」

 

舌を出し、涙目でそう懇願されては俺には断る理由はない。

『A』の扉の間の時とは逆の立場だが、今度は俺から彼女と唇を重ね合わせる事にした。

 

「んむぅ、んぅ……ちゅぅ、んふぅ、ふぅぁ……あぁ、これ、好きですぅ、キスして、おっぱい揉まれるのぉ……ますたぁ、ましゅたぁ……はむぅ、んじゅんぅ、ちゅぅっ……!」

 

キスをしたのは俺からだが、それでも完全に受け身に回るつもりはないのかジャンヌは息を荒げ、自分からも積極的に唇と舌を動かしていく。

 

「んんぅ、んじゅっ……じゅぱぁっ、あぁ!アソコがジンジンするの、止まらな、ひぃ!……あっ、あっ、あっ、あくぅっんぅ!ますたぁのその腰の動かし方好きぃ、かもですぅ……んあぁあぁ!」

 

後ろにいる邪ンヌと呼吸を合わせるように俺自身もジャンヌの子宮口を程よい力で連続で突いていく。

目の前にいる俺はジャンヌの限界が近い事を何となく悟っていた。

 

「…………もう、出すよ、ジャンヌ」

 

「はいぃ!いいですぅ、出してくださいぃ……!んぅ、ちゅぱっ!私の膣内にぃ……んぷぅ、マスターの魔力をたくしゃんぅぅ……んむぅぅ……」

 

深い深い接吻の合間におねだりする白い聖女と同じ色の欲望を解き放つ。

 

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛んぅぅぅうぅぅっ!!!」

 

エクスタシーに達し、小刻みに体が痙攣しているのが重なり合っている唇からよくわかる。

 

股間から来る感触からどうやらリリィが結合部から垂れている俺達の愛液を啜っているようだった……こんなロリ性女に一体誰がしてしまったのだろう。

 

「んむぅ、はぁ、ますたぁの吐き出したモノが……今、私の中にたくさん、あるんですねぇ………‥ちゅっ、んじゅぅ、ちゅむぅ……んむぅ……」

 

子宮いっぱいに射精されてなお、ハマってしまったのか甘えるようにキスをしてくるジャンヌの色っぽさに愚息は即座に元気を取り戻していった。

 

「あっ……マスターの、また硬くなってます、ね……」

 

せっかくジャンヌ・ダルクが3人揃っているのだ。この淫蕩な宴はまだまだ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぅ、んあぁ!!敏感な所、こすれてぇっ……こんな責め方もあるんですねぇ……あうぅぅんぅ!」

 

「あっ、ふぅ、んぅ!なん、でぇ……私が下なのかしらぁっ……重いったら、ありゃしないわよっ……!」

 

「お、重い!?……体重は私達変わらないはずでは…………んひゃあぁっ!!」

 

「んぅ、じゃあ……アンタが肥えたんじゃないかしらぁ……にゃああぁぁっ!!」

 

ほぼ全裸に近い状態までドレスを荒々しく破られた二人の白黒聖女は口が悪い方を下にしてベッドの上で重なり合っていた。

 

その二つの女貝の狭間をペニスが何度も行き来する。

ダブルジャンヌの女性器は一見すると確かにそっくりだが、俺には仮に目を瞑ったとしても、こうして触れ合っていればどっちが二人のモノか自信を持って答えれる。

こういった個々の違いをちゃんと把握するのも良きマスターの証なのかもしれない。

 

「ひぅんぅ!あぁぅ!!……はぁ、ますたぁさんの指ぃ、とんだ暴れトナカイですぅ……!私のアソコ、そんなにかき混ぜてぇぇ……んにゃぁぁ!」

 

小柄なリリィは腰を動かしている俺の傍らに寄り添っている。

当然、見ているだけなんて勿体無い事はさせず、俺がさっきのご奉仕のお返しとしてしっかりと狭い女陰を弄り回してあげていた。

 

似て非なる彼女達の恥丘は一つとなって俺の性器を受け入れているようにも見えた。

幼女とは思えないリリィの痴態を隣に置きながら、俺は抽送を続ける。

 

上にいるジャンヌの金髪を掻き分けると、うなじから背中まで蠱惑的な汗が浮かんでいる。

それを拭き取るように指をなぞらせると、彼女の反応はさらに大きくなった。

 

「ひやぅんうっ!?あへぁっ、だめ……ますたぁ、背中はだめっ……!なんですっ、私弱くへぇ……んひぃっ!!?あぁ、舌ぁ……舐めちゃ、やあぁっ……!あぁぁっ!!」

 

駄目と言われるとやりたくなるのが人の性というもの。

しかもルーラーの彼女が弱い所があると聞いて黙ってられるマスターではない、これを機に弱点を克服してもらいたい。

 

「あっ!ひぃ!んぅぅ……!あぁ、ぁぁっ!くすぐったぁぁいですぅ、マスタぁぁ……!あっ、あぁ、はふぅぅ……痺れるのが止まらなひぃっ……!!」

 

「はぁ、はぁ……フフッ、いい調子よマスター、あの聖女様がこうして私の上で無様を晒してるなんて…………んんぁぁあ!?ちょっとぉ……急に、あ、んぅ……アソコでクリトリス擦るのはぁ……やめなさいよぉっ…はああんぅぅ!!」

 

「あぅぅ、んぁぁっ!マスターさんぅ、マスターさんぅっ!……もっと、もっとぉ、たくさんぅっ……リリィのイケナイ所、愛してくださいぃ……!あぁぁあっ!!」

 

金髪を振り乱し、真っ白な穢れなき背中からの快楽に悶える白聖女。脚をヒクつかせて敏感な場所をピンポイントに突かれ続ける黒聖女。腕にすがりつき、もっと激しくとお願いする幼聖女。

指、肉棒と3種類のジャンヌの女性器の感触を存分に味わいながら、俺は本日何度目かになる射精をする。

 

「はぅぅうっぅぅ……!!あっ、あぁ……もう、また私の方にかかってるじゃないのよ……………待ちなさい。ちょっと、待ちなさい淫乱聖女、これは自分で拭くから、あんたは大人しくしてなさい……そんなお約束求めていないから……」

 

「……んぅ…………はぁ、はぁぁ――、はぁ……そんなに遠慮しなくてもいいんですよ。私はお姉ちゃんですから、ちゃんと責任を持って綺麗にして、あげますからぁ…………」

 

邪ンヌが下にいる以上、当たり前だが俺が吐き出した白濁液はほとんど彼女の体にかかってしまっている。

汚れてしまった妹の体を綺麗にしてあげようという優しいジャンヌお姉ちゃん。決して邪ンヌの体に付着しているスペルマが羨ましいからなんて理由では断じてない。

 

「百億歩譲ってアンタを姉と仮定しても、間違いなく普通の姉は妹の体についた精液を舐め取ろうとはしないわよっ!……ちょっと待て、そんな息を荒げて、ちかづくな…………あんぅ!……どこ舐めてぇ……」

 

「仲良き事は美しき哉ですね。マスターさん」

 

あぁ、全くだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁぁぁ!……あんぅぅ……ひぅぅっ!!ますたぁさんの暴れん棒が私のお腹の中いっぱいにしてぇぇっ……!しゅきぃ、これだいしゅきですっ……あぁっ、はぁぁっ!!」

 

「はぅ、んぅ……ふぁ……!まったくぅ、私達3人をこうして並べて犯すなんて、本当に良い身分よ、ねぇ……あふぅっ!」

 

「はぁ、はぅ!それ冷たくヌルヌルし、てぇ……!指の動かし方なんだかえっちぃですぅ、あんんぅうぅ!お豆摘ままないでぇっ!!」

 

邪ンヌの言う通り、全裸にさせた3人のジャンヌ・ダルクをベッドの上で犯している様は豪勢としか言えない。

大小白黒ジャンヌ3姉妹丼の美味しさは最上級……現在進行形でそれを戴いている俺は目の前のご馳走に食いつくのを中止する選択肢は無い。

 

リリィを真ん中にして、川の字で横になっているジャンヌ達の痴態がまとめて見える絶景。

今は幼き聖女の膣内をお腹が膨れるぐらいにピストンしている。両隣にいる二人を休ませる理由もなく、二つの雌穴にそれぞれローションで滑りを良くした左右の指を暴れさせて、退屈させないように悦びを絶え間なく与え続ける。

 

肉棒を抜いては別の娘のヴァギナへ挿入していく。抜いた後でも代わりとばかりに手マンで快楽のインターバルを与えない。

 

「あぁっ、ますたぁさん……抜かないでくださ、んんふぁぁあ、あぁっ!指ぃ、いつもと違う感触ですぅ、私のナカ、すべってぇ……ひゃぅうっ!」

 

「……ちょっと待ちなさぁ……アンタどこの穴に入れようして……あウウぅっ!!おぉぁっ!おぉっ……ほぉ……!だ、めぇっ、だめぇっ……お尻はぁぁっ、変になるかりゃあぁっ……!」

 

リリィの時は狭い膣内を子宮口まで埋め尽くしたら、小刻みに振動するように動かし、ピストン運動をした。

邪ンヌの時はローションでコーティングした肉棒であえてアナルの方を責めていく。強く、彼女を少し苛める感じを意識して……。

 

「あぁっ!……太くてぇ、優しいのにぃ……激しいのぉ、んあぁあっっ!こんなの挿れられたらぁ……もう抜きたくなくなりますぅっ、はあぁっ!」

 

そしてジャンヌには、恋人のようにスタンダードな挿入をプレゼントした。

 

挿れては抜き……挿れては抜き……三者三様、それぞれの責め方で代わる代わる男性器と指で異なるジャンヌ・ダルク達と肉交していく。

 

セックスの最中で指を絡め合いながら、物理的にも精神的にも距離が近くなっている聖女達に自身の滾った欲望を俺は何度もぶつけていった。

 

「あぁああぁ――――ッッ!!!あぁっ、あふぅ……今日、初めてのぉ……マスターさんからの膣内出しプレゼントですぅ…‥!私の袋に入り切らないですよぉ……やぁぁんぅ」

 

「あ゛あ゛あ゛んぅぅぅっっ!!おぉぁぁっ!!……おぉっ、ほぉぉ……おほぉっ……!こんなお尻に出されてキモチよくなっちゃ、らめなのにぃ……らんで恥ずかしい声、とまらないのぉぉっ……」

 

「んふぅ――!!んんぅ!んぐぅっ!ちゅぅぅっ、ちゅむぅ……っぱぁっ!……あぁっ、キスされながら、たぷたぷ出されるのぉ……とってもしゅきれすぅ……ちゅぅ、んぅ……っはぁ……癖になっちゃいそうぉ……あんんぅっ……」

 

彼女達の嬌声による重奏曲……耳を蕩かす程に婬奔な演奏会はそれぞれに一度出したぐらいでは終了しない。

ジャンヌ・ダルク達が気絶して、淫靡な音が出なくなるまでしばらく続く事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……では行きましょうか、マスター」

 

「もういいの?」

 

ルーラー故に耐久力に秀でているお蔭か、一番最初に目覚めたジャンヌはいつもの服に戻ると仲良く夢の中にいるオルタとリリィに優しく毛布をかけてあげていた。

さっきまで彼女もこの二人に混ざって眠りについていたのだが……。

 

「はい、少々名残惜しいですが、私達にはまだやる事が残っていますしね。それに今回の事でオルタとは距離を縮められた気もします……やっぱり、裸の付き合い、肌と肌の触れ合いは絆を深める手段としてもってこいかもしれませんね。二人とは色んな意味で家族になれた気がします……」

 

「”色んな意味”、ね……」

 

「そ、そこは突っ込まないで下さい……マスターは本当にえっちぃです」

 

まぁ、そうだね。様々な液で体中ぐっちょぐっちょになるぐらい混じり合ったわけだし、あんな重なり合って喘いでいたら、一種の連帯感的な物も生まれたのかもしれない。あのオルタちゃんですら、最終的にはジャンヌに心を許しているようにも見えたし。

やっぱり複数プレイは平和への最適解だった……!?

 

「ではお手を、マスター……。この先の道も暗闇が続きますが、貴方が隣にいるのなら何も恐れる事はないでしょう」

 

ベッドの上で寝息を立てている二人を後に、俺達は見事『C』の試練の間を突破し、そのラブホっぽい部屋から出る事が出来た。

 

さて、俺達をこのエッチでニッチな世界に取り込んだのは一体どこの誰ナノカ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「主は言いました。『乙女よあざとくあれ。サーヴァントは常識に囚われてはいけない』と……ワン」

 

道を進み、今までとは異なった何も書かれていない扉を潜ると……………そこにはいた。

 

開いた胸元、丈が短いスカートに、惜しげもなく露出されている臍。

あざとく付けた犬耳に全身を黄色の魔法少女コスで包んでいるその少女は――――――どこまでもジャンヌだった。

 

「というわけで、”あなたを犯人です”みたいな感じであなた達をこの『ABCイッちゃう太陽』にご案内した黒幕はピカピカぴかりんジャンけんポン♪キュアピース!こと私、神風魔法少女ジャンヌちゃんでした!ふふーん、予想外過ぎて二の句も継げないみたいですね!ワン!」

 

「…………カハッ」

 

俺の隣にいるジャンヌは精神的ショックで言葉が出なくなってますが……あぁ、白目剥いてらぁ。

 

「むむ、その反応……ルーラージャンヌの方はともかく、マスターはもしかして私の事に気付いていたご様子ですか?」

 

「まぁ、ノイズがかかっていようが、はっちゃけていようが、あの声はジャンヌ以外の何者でもなかったし、間違いようがないよ」

 

「…………どうして、マスターはこう私の母胎にキュンキュンする発言をかましてくれるんですかねぇ……」

 

その露出度増し増しの格好でもじもじするのはやめい、ウチのジャンヌがさらにダメージを負っているから。

 

「なんですか、また増えたのですか。私はアルトリアさんと違ってそんなぽこじゃか増える事はないと思っていましたのに……」

 

「う――ん、厳密に言えば少し違いますかね。今の私は霊基を得て、現界しているわけではありませんから。この不思議空間でしか実体を保てないそれはもう弱々しく保護欲を掻き立てるただの魔法少女ですから。…………あ、ワン」

 

思わせぶりな態度で目の前の魔法少女ジャンヌは話を続ける。

啓示のスキルかジャンヌは嫌な予感を感じ取って、汗をダラダラと流していた。

 

「なるほど、確かに聖女のあなたにフランスを憎む心はありませんから、あなたの側面としてジャンヌ・オルタが生まれる事はない。それは真実でしょう……ですが、それが別の側面も無いという理由にはなりますか?」

 

「……まさ、か」

 

「そう、今あなた自身が恥ずかしいと思っているこの私は!ピチピチマジカルジャンヌは!紛れもないあなたなのですよ!……”はっちゃけたい、ギャグテイストに全振りでいきたい、あわよくばマスターとイチャイチャエロエロしたい”……そんなあなたの奥底にある願望がこうして私という存在を生み出したのです!」

 

「ち、違います。私は……私はそんな事は……」

 

「自分でも気づいていたのでは?『A』『B』『C』と試練を乗り越える度にだんだん自重しなくなっているのを……マスターとそういう事をするのに抵抗が無くなっているのを、むしろノリノリになっているのを!」

 

「それ……はっ……」

 

顔色が変わっていくジャンヌに神風魔法少女がさらなる追い打ちをかけていく。

 

「つまり、この試練を創ったのもあなた自身だと言えるのですよ!ジャンヌ・ダルク!だって”私はあなたなのですから”!!」

 

「ちがい、ますっ……そんなキャラ方向が定まっていない痛々しい姿が私なんて……私なんてっ、認められないっ!”あなたなんて私ではありません”!!」

 

「フフフフ、フフフッ……!!そうですね。あなたがそう言うのならそうなのでしょう。あなたの中ではねぇ!!『我は影……真なる我……』。ここでもう色物ヒロインは卒業します!私があなたに代わって、真のジャンヌ・ダルクになってあげますよ!!」

 

「…………っくぁっ……?」

 

強く拒絶したジャンヌは力が抜けたのか、膝をついてしまっている。その反面、目の前にいる黄色のジャンヌはオーラを増し、完全なサーヴァントと見間違える程に存在感を増しているように見えた。まるで本家ジャンヌからエネルギーを吸収したかのように。

 

「アハハハハッ!なんと素晴らしいパワーだワン!これならっ……これならもう四月莫迦限定という一瞬のキャラで満足する必要もありません……今なら旗をタケコプターのように回してお空だって飛べそうですっ!!」

 

高笑いを響かせる魔法少女は黒幕に相応しい振る舞いをしていた。

彼女は自身の中で渦巻いている本家から頂いた力に酔っている事がよくわかる。

 

だが……そんな露出度が高い服でこの俺を目の前して隙を見せるとは――。

 

「そりゃ、悪手だろ。キュアジャンヌ」

 

 

――――『百式官能 参乃掌』

 

彼女の懐に瞬時に迫り、すれ違いざまに手をかざす。

それだけで全ては終わる……このもう一人のジャンヌは自分が何をされたのかすらもわからないままに。

 

「きゃうぅぅぅんぅぅっ!!?」

 

自慢のコスプレ臭がする衣装も最初から無くなったかのように弾けた。そして、脱がすだけで終わる程に俺の手は謙虚な性格をしていない。この一瞬で多数あるジャンヌの性感帯を正確に突いた。

 

「君がジャンヌ自身というのなら、弱点(性的)も当然本人と同じだろう。三つの試練を超えて、既に俺はジャンヌの敏感な場所は完璧に熟知している。慢心したな、神風魔法少女ジャンヌ」

 

「……んぅ、くぅ、はぁ……ふふっ、敵に見せ場をやる必要無し!と言わんばかりの先手必殺に、変身中の戦隊ヒーローや魔法少女に攻撃するレベルの容赦の無さ……マスターがそちら側にまわっていた時から私の勝ち目は無かったみたい、ですね……ワン」

 

全裸で地に伏せた(元)魔法少女。最後の矜持なのか犬耳だけは残っていたが……。

 

「マスター……」

 

「ジャンヌ……確かにちょっとアレな性格だけど、この娘は間違いなく君自身だよ」

 

「…………」

 

膝をつきながらも顔を上げるジャンヌに俺は近づいていく。

 

「ただまぁ、そこまで気にすることかな?」

 

「え?」

 

「だって、ほら。アルテラちゃんやアタランテの二人に比べると……あれぐらい全然可愛いもんだよ」

 

後ろで「え、今……私の事、可愛いって言いましたよね!?……聞こえてますよ!聞こえましたよ!マスター!」とか何とか言ってるけどガンスルーで。

 

「それに、自分で言うのもなんだけど……マスターである俺自身だって大分はっちゃけてると思うよ。それは一緒にいるジャンヌがよくわかってるでしょ?だからジャンヌは目の前のアレを恥ずかしがる事は何も無いと思う。むしろ俺は嬉しいよ。こうして君の新しい一面が知れて」

 

後ろの「アレ扱いで放置プレイ……あぁ、けど逆にキモチ良くなってきました。なんだか新しい扉が開きそうですぅ……」とか言っている戯言はスルーで。

 

ポカンと呆けていたジャンヌはクスリと笑うとふらつきながらも立ち上がった。

 

「……そうですね、私は今日一日であなたにたくさんの恥ずかしい所を見られちゃいましたし、今更何を拒絶する事があったんでしょうか。確かにマスターもマスターでアレ以上に滅茶苦茶でした。貴方は……あんな残念な一面を持っている私を受け入れてくれますか?」

 

「もちろん。むしろウェルカム」

 

俺の返答に朗らかに顔を輝かせたジャンヌは全裸で倒れ込んでいるシャドウジャンヌの傍へ。

 

「貴女は私なんでしょうね……最初の奇妙な姿や言動から認めたくありませんでしたが、それでもわかります。私の心のどこかにあるのでしょう……貴女の言う通り……恥ずかし気もなく周囲を気にせず風のように自由奔放な振る舞いをしたい私が。マスターとこう…………ぇっちぃ事したい私が。認めます。貴女は私です……!」

 

ジャンヌの言葉により、目の前のシャドウジャンヌの体が透けて、光の粒子となっていく。

どうやら、元のジャンヌに還っていくようだ。

 

「ようやく認める事が出来ましたか……まぁ、まだまだ消化不良ですが、きっとこれで良いのでしょう……あ、それと今回はあなたの体に大人しく戻りますが、もしエイプリルフールイベントとかあって私が実装されたら、その時は遠慮無しで別個体として出てくるんでよろしくお願いしますね!」

 

「ちょっと!?最後に不吉な事言って消えるのやめてもらえませんか!!」

 

影を受け入れる事でシャドウはペルソナへ昇華する。

自分自身と向き合える強い心が、”力”へと変わる……。

 

 

 

ジャンヌはペルソナ『マジカルキュアジャンヌ』を手に入れた!

ペルソナを手に入れたジャンヌは新しいスキル『性人:B』を手に入れた。

 

「ちょちょ、ちょっと待って下さい!?何か可笑しなスキルがついたんですけど!『性人:B』って何ですか!!後この『カリスマ(性):C』とかいうスキル!!私知りませんよっ!マスターのアソコを指揮とか色々とヒド過ぎると思うんですけど!?」

 

周りから空間が崩れる音が聞こえる。シャドウが消えた事により、もうこの試練の間も役目を終えて消えていくのだろう。

巻き込まれたオルタとリリィも無事にカルデアに戻っていく筈だ。最初に何も見えない暗闇に放り込まれた時はどうなるかと思ったがいざ終わりを迎えると少し寂しい気持ちが湧いてくる。

 

「いやいや、それっぽいナレーションで締めようとしないで下さいマスター!確かに彼女を私とは認めましたが、こんなスキルを付けられるなんて聞いていないんですがっ!?」

 

この騒動の後は、おそらくカルデアで目が覚めるだろう。

そこからいつもと変わらないそれでいて退屈しない日常が。

新たな一面(ペルソナ)を得たジャンヌと共に俺はそんな日常を歩んでいきたい。

 

「もしもーし!マスター!聞こえてますよねっ!?マスターってば!」

 

 

 

 

 

 




『魔法少女コスで凌辱プレイとかいいと思うんですけどっ!今度マスターさんに頼んでみましょうよ、私!』

「あぁ、もう私の中で毒電波を発しないで下さい!!私は優しく、情熱的にしてもらうような愛があるプレイの方が好きなんですよっ!」

『いいじゃないですかー……マスター相手ならそういうプレイでも愛はちゃんと芽生えますよ。食わず嫌いはどうかと思いますけどね私は。マスターと新たな世界を開拓をするのに躊躇する必要があります?』

「………………ちょっとだけ、ほんの少しだけ考えておきましょう。考えるだけですけど……」

『(ちょろい)』



我は汝、汝は我……
せっかく見つけたあなたの性癖……
どうかもう、見失わないで。
今日はイイ子ちゃんの自分からの卒業記念日です。


ジャンヌ祭り回。前話の感想で黒幕バレバレだったので意外性もくそもないっすね。
もし、将来的に魔法少女ジャンヌが実装される事になればまた別キャラとして書く可能性が微レ存?このままではジャンヌが色物枠になってしまうんでね(自身の中に魔法少女コスをしたもう一人の自分がいるとかキャラ濃すぎるのじゃ)。
アタランテ「色物枠?」
アルテラちゃん「こっち来いよ」






活動報告にも書きましたが、もしかしたら、4月から社会に放り出され、いつものように執筆時間が取れなくなり、更新頻度が遅くなるかもしれません。
感想も返信の方は遅くなる可能性が大だと思います。それでもやる気の原料としていつもありがたく読ませてもらっています。

ただ、まだまだ書きたいキャラがいるので連載を止める事はありません。それこそFateないしFGOというコンテンツが終了しない限りは。
茨木、タマキャ、エレナ、フラン、メディリリ、青王、乳上、ヒロインXオルタ、クロエ、ゴルゴーン、アナ、ジャガー…………現在持っていないキャラでも書きたい奴はたくさんいますし(数多すぎるネー)。
というわけでこれからもお付き合いをしてもらえると嬉しいです。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。