グダお「チョコラミス……ふむ、ひらめいた」
セミ様「通報した」
何とか週更新はしようと思って頑張る毎日。ネタはあるのに物理的に時間が無い悲しみ。
所長ネタを集めようと、コミカライズ2本と、アニメと、原作を見直して、4回カルデアスに飲み込まれる所長を見て嘔吐した後に、よく分かるFGOで癒されながら書いた今話をどうぞ。
「スゥーハァ――、んぅ――……所長の体、いい匂い――」
「んっ、くぅ……あっ、もうあんまり首元でモゾモゾしないで……それに、いい匂いって、さっき貴方が入念に私の体、洗ってくれたじゃない……その石鹸の香りでしょ……」
押し倒されてから数分、てっきり野獣の如く戴かれてしまうのかとドキマギしていたが、意外や意外、グダおはベッドの上で抱き締めたまま、そこから派手なアクションを起こす事はなかった。
「いや……これは所長生来の香り、オルガマリウムに間違いない。あぁ……補充される所長成分に対する愛おしさと切なさでダメになってしまう~~……」
「何よオルガマリウムって……」
ベッドの上で重なり合う私達、バスローブの上からギュッと私を抱き締めてくれる彼の力加減は強すぎず、弱すぎず、安心を分け、寂しさを与えない、最高の塩梅の温もりだった。
これから、初めての性行為にドキドキさせていた私にとっては肩透かしな面もあったが、サーヴァントとしてあれだけ絶大な力を持っている彼が……所々カオスな面もあるけど、先陣に立ち、頼り甲斐のあるグダおが……こうして私に夢中になってくれる様子を見せてくれるのはどこか女の自信を与えてくれるようで少し……いや、凄く嬉しい。
「ほーら、所長ももっとギュっとして、今の俺はサーヴァントなんだから、壊れるぐらいに力入れてくれちゃってもいいんだぜ?」
「こ、こうかしらっ?」
「足りない足りない」
「こう、かしらっ!」
「まだまだ!もっと!もっとだ!両手だけじゃなくて両足使ってだいしゅきホールドする感じで!」
「え、え~~いっ!」
『だいしゅきホールド』の意味はよくわからなかったが、四肢で甘えるようにグダおにしがみついている自分の姿は結構間抜けな感じがする。何故か天井についている鏡が水着姿の彼を全身で抱擁している私の顔を写していた。
なによ……結構幸せそうな顔してるじゃない。
そもそもコイツのスキンシップもずるいのだ。
私に向けられる声色も表情もハグも、一切の打算とか企みを感じさせず、子供でもこの人は私の事が本当に好きなんだ、全身全霊で愛してくれているんだという事を理解出来てしまう程に親愛に満ちていた。
私って、こう易々と他人を信用するタイプだったかしら……?
「あ――、所長、可愛い。俺の言った事を真面目に挑戦してくれるその健気さが可愛い、本当は恥ずかしいのに必死に俺の体を抱き締め返してくれるその顔が可愛い、あぁ、可愛い可愛い超可愛い」
「う、あ……あんまり可愛い可愛い連呼しないでもらえる……私はそんなかわいげある女じゃ……」
「ほーら、またネガ入ってる……。一晩使ってしっかりと教え込むからね、貴女に……自分の可愛さを」
「一晩……」
私が下でグダおが上の体勢から、いつの間にかコロンとお互い向き合ったまま横向きになった。
両手足は依然として、グダおの体に絡んだまま……ちらっと下に視線を向けると、乱れたバスローブから私の太腿が覗かせている。
やばい……両手で着衣が一切無いグダおの肌に触れるのもそうだったけど、二人の太腿がこうして遮る衣類が無く……触れ合ってるドキドキが尋常じゃない。
彼の素肌が恥ずかしいのに心地良くて、動悸で胸が苦しいのに、とても気持ち良くて。
まるで物語の中にいる恋をした乙女のように私の瞳は目の前の男の顔だけに釘付けだった。
「なんだか、えっちぃわね……この感じ」
「何言ってるんですか所長……これからもっとえっちぃ事になるんですよ?」
「きゅぅ……」
そう面と向かって言われるとさらに心臓の鼓動で死にそうになるから勘弁して欲しいわ……。
電気も消してもらえなかったし……あぁ、私、変な顔してないかしら?
「所長ぺろぺろ」
「あ、ちょ……首なめちゃ、やぁ……ひぅんぅ」
首元に顔を近づけたかと思いきや、おかしな台詞と共に生温かく湿った感触が私の喉仏の辺りを這いずり回る。
くすぐったくて、未知の感触。異性に肌を舐められるという異常事態。なのに私が上げているのは悲鳴ではなく、色情に満ちた悦びの声。
「は、あぁっ、ふぅ……なにこれぇ……舐められるのって……こんなに気持ちいいの……?あっ!ひぅ……あっ、首にきすぅ……」
「んぅ、ちゅ……ちゅるぅ……ちゅぱっ、れろぉ……はむぅ……んぁ、所長の体、すんごく甘いですよ。うん、所長の体は実は砂糖で構成されているのかもしれませんね……これはもっと調査の必要が……」
「んぅ、ふぅぁ……あっ、バスローブ……」
「さっきお風呂で体を洗った時は生殺しもいい所でしたから……。もう焦らすなんて事はしません、俺の全身全霊を込めてオルガマリーを愛でる事にします」
既に肌蹴かけていたバスローブを脱がされる。上半身がブラジャーも無い生まれたままの姿へと剥かれていく。
浴室では酔いもあって割と前後不覚状態もあったが、今こうして寝台の上で彼に優しく脱がされていくと、より生々しくこれからの性行為についてより意識させられてしまう。
私の胸の形……おかしくないかしら……?
「綺麗だよ。オルガマリー」
「んひゅぅぅっ!!?」
私の胸を褒めて、そのバストを手の平で包んだだけ……。
それだけなのに、抗いようの無い幸福感が訪れた。
女の象徴に彼が夢中になって触れてくれている……胸から来る痺れの何と甘美たる事か。
「あぁっ!んぅう!はぅぅっ!グ、ダお……!指の動きがぁ……!あはぁぁっ!!」
触られただけでこれだけの艶声を上げてしまったのだ。ならば指を動かされ、揉まれてしまったら一体どれだけの刺激が私の体に襲いかかってしまうのか?
そんな心の疑問に答えてくれるかのように、私の胸の上を蠢き出すグダおの両手。
「ひぅ!んんぅっ!!あぁぁ……あぁぁ――――!」
凄い、凄い……そんな単純で語彙力に欠けた感想しか出てこない。
胸ぐらい別に自分で触った事はある……けど、こんな刺激は無かった。
異性に触れられるだけでもこうも違うの?それとも相手がこの人だから?あぁ、気持ちいい、気持ち良い、キモチいい。
撫でて、寄せて、くすぐって、突いて、摘まんで、揉んで。彼のありとあらゆる動きで素直過ぎる反応を返してしまう。
「ふぅ、んぅぅ!あっ、あぁっ、んぁァ!おっぱいぃ、おもちゃにされちゃってるぅ……あ、グダおぉ……」
「おっぱいは大きくて張りがあるし、なにこのスベスベでモチモチの感触、それでいて未成熟を感じさせるような蕾……マリぃっぱいはえっちぃ過ぎますわ……これは特異点になりかねないですよ」
「ふぅ、んぅうぅ……マジマジと、ふざけた品評してんじゃ、ない…わよぉっ……んくあぁぁっ!やっ、ちくびツンツンやぁぁっ……」
「もうマリーってばどうしてそんなにそそらせる反応をしてくれちゃうんですか……あぁ、もっと味わってもいいんだよね……これはさ」
いつもの丁寧な言葉から、少しずつ砕けた語調になるグダお。それが私達の距離感を縮めてくれている気がして何だか無性に嬉しくなった。
……ん?私の胸に口を近付けて、何を……?
――ちゅぅぅぅぅ……。
「んくぅあああああっ!!?すってぇ……!んにゃああぁっ……!!」
先程、舌で私の肌をねぶっていた延長。今度は赤子のように乳頭にグダおは吸い付いた。
当然、私は妊娠もしていないし、母乳が出る筈も無い。母親になるにはまだ少しばかり足りていない年齢。そんな私が外見上、そう年が離れていない男の子に乳を吸われている……倒錯的で変態的な光景。だが私の体は悦びしか感じていなかった。彼の手、舌、唇……全てから与えられる物が女の性をハンマーで叩きつけてくるような衝撃。
お願い、もっと吸ってと淫らに私は彼の頭をギュッと抱き締めていた。
「んふぅっ!あっ……はぁっ、はぁっ、あぁぁっ!!ちゅっちゅってぇ……おっぱいどんどんキモチよくなっちゃってるぅ……なによぉ、なんなのよこれぇぇ……あんぅぅ!!」
吸い付いてくる彼の舌の動きが鮮明にわかってしまう。乳輪を回る舌先、時折唾液を塗すように乳首に絡みついてくる……もう一方の手で乳房をたぷたぷと円を描くように彼の手は淫らに動きまわる。
「あっ……!はぅぅ!!ひぅぁああっ!!おっぱいぃ……あつくなってぇ……おかひくなっちゃぅうっ!」
今まで他人に触らせた事の無い胸、それを咥えられ、弄ばれている現状。
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだけど……それ以上に胸奥から彼に対する母性愛と女の性が呼び起こされる。
「んぅ――……ふぅ――、あっ……んはぁ――……」
私がどれだけ喘いでも、グダおの口淫は留まる事を知らなかった。抱かれてから1時間、胸責めからやっと解放されて唾液でベトベトになった私の胸は淫猥極まりなかった。
未だはしたなく屹立している乳頭をピンとグダおに指で弾かれる度に下腹部から大きな液が漏れ出そうになる。
「いやらしい顔になってるのに、とっても綺麗でなお初々しさを失わない……はぁー、本当大好きだな、マリー……だぁいすき」
「んっ、あっ……やめ、てぇ……」
「う――ん?やめてって何が?『好き』って言う事?それとも……」
厭らしく口元を歪ませて、私の耳元で囁いてるグダおの指はもう大洪水になっている秘部へとすらりと伸びていく。
「ここに指が入っちゃう事?」
駄目……今、触られたら私本当に狂っちゃう……。
お願い……早く触って……この疼きを抑えて……。
相反する二つの感情が混ざり合って、ぐちゃぐちゃになる。
彼に女の象徴を弄られる未知への期待感と不安感……上半身だけを露わにさせていたバスローブはさらに開かされる。グダおの前で男を知らない未熟な体がいとも簡単に暴かれてしまう。
見てて楽しくもないであろう体をグダおは何度でも『綺麗』だという。
聞き分けの無い子供を諭すように何度でも『好きだ』という。
駄目よ駄目……そんなに褒めないで、自信を持ってしまうわ、己惚れてしまうわ。
「はっ、はっ、はぁっ、あぁっ、あぁんぅぁっ……!」
その言葉を耳で囁かれる度に私の体は達してしまったかのように痙攣してしまうのだった。
「全身も綺麗でいい匂いしかしない……ここもプニプニしてて一生触ってられるよマリー」
「ひぅっ!あぁっ……!ゆびぃ、スリスリ……やぁぁっ……!」
「反応も可愛すぎるし、そんないじらしい顔されるともっと好きになっちゃうよ」
『所長』ではない、『マリー』と彼に呼ばれるのがくすぐったくて、それ以上に嬉しい。カルデアの所長とそこに所属しているマスターのサーヴァントという関係ではなく只の男女の関係のようで……煩わしい物が一切無く愛しあえる。
幼児退行してしまったかのように首をわけもわからず振り続ける……私の淫筋を擦る彼の指が熱くて熱くて、まだ中に入れられたわけでも無いのに内から溶かされてしまいそうで……。
「はずかしさで、頭がおかしくなるぅっ……あっ、はぁっ……!あぁ、下ぁ……!指、だめぇぇっ!だめ、だめぇぇ……!恥ずかしすぎるのぉっ……!」
「いいんだよマリー……どんどん恥ずかしくなって。どんなに恥ずかしい恰好になっても、どんな醜態を晒そうとも、どんなに快楽に溺れようとも、俺が貴女を失望する事も見限る事も見捨てる事も絶対に無い、だから俺に全てを見せて」
「あ――――」
「貴女がどこにいようとも絶対に拾い上げて、大事に俺の懐で未来永劫抱き締めるとも。こう見えても独占欲は強いからね?一度情を交えた娘には生涯、俺と付き合ってもらうから」
陰部を弄られながら、真剣な顔で告げられる愛の囁き。どこまでも真剣で本気で、私に逃げ場が無いって事をわからせる強烈な言霊。
『逃げ場が無い』なんて閉塞としたマイナスのイメージしかないのに、彼に言われてしまうと……逃がさないと囁かれてしまうとどうしてこんなにも胸が高鳴ってしまうのだろうか……?
「…………私を捨てない?」
「むしろ勝手にどっかに行ったら地の果てまで追いかけて連れ戻すとも」
「ずっと傍にいてくれる……?」
「もちろん」
「う、うぅ……うぅぅぅぅぅぅぅぅっっ」
全裸でアソコを愛撫されているという酷い絵面なのに、感極まった私はボロボロと涙をこぼしていた。
ずっとずっと何かを求めていた……。欲しくて仕方なかった言葉が、与えてもらいたかった感情が目の前にいる彼が用意してくれた。
っていうかこれ、プロポーズ!?プロポーズなのかしら!?私、既婚者にプロポーズされてるの!?いきなりそんなハイレベルでアダルティなロマンスから始まるの?私まだ恋愛経験値全く無いのに………………あぁ、けど彼、英霊よね……サーヴァントよ、ね…………夫婦みたいな関係には……あ、そうよ!聖杯があるじゃない!どうせいくつも特異点あるなら一個ぐらい彼の受肉に使っても文句は言われないわよね!
いやいやいや、彼のプロポーズに答えるつもりとかべべべべべ、別に全くもってないけど?けど、所長としてはね?カルデアの長としてはプライベートな場所といえども告げられた言葉に虚偽が無いか判断する必要があって、その為には彼には私とずっと一緒にいてもらう必要があって、そう考えると聖杯の使用はむしろ必要経費よね?
「ひゃうぅぅんぅぅ!!」
「あ――、マリー大丈夫?顔から湯気が蒸気王なみに出て、目がどっかイッてたけど……」
「ららら、らいじょうぶよ。ぜんぜんおちちゅいてるわ。私はいたってれれれれいせいよ……何なら今から九九の段を言ってあげてもいいわ」
「冷静さのかけらもねぇ。ごめんねぇマリー……。貴女が恋愛大雑魚なのすっかり忘れてた。もっと段階を踏むべきだった。カルデアの食堂デートから始めるべきだったよ」
「誰が恋愛大雑魚よ!」
確かに経験は無いけども!大雑魚は言い過ぎでしょう!
「マリー」
「あぅ」
かかかか顔が――――。
「下の口は指とキスしちゃってるからね、上の口も寂しくなってるでしょ?」
お互いの吐息が顔にかかり合う。
迫りくるグダおの顔、若干の幼さがある少年と青年の境目……だけどまるで歴戦の勇士であるような妖艶とした色気もある矛盾してながら完成されている彼の容貌にクラクラしてきてしまう。
キス、よね?キス……?口…………!?
ま、まままま待ちなさい!そういえば!私、さっき吐いたばっかりじゃない!!
「せ、せめて歯を磨かせて――」
「却下。言ったでしょう?『俺に全てを見せて』って」
「あ、そんな――……んぅぅっぅ!!」
有無を言わさず奪われる唇、体内の吐瀉物を出したばかりの女の口にどうしてこの男は一切の躊躇なくキスする事は出来るのだろうか……。
「んぅっ!んむぅぅっ!!んぅっ……んっ、ふぅ……」
女としてのプライドを守るべく頑固として口を開けるつもりの無かった決心も彼とマウストゥーマウストゥーをした瞬間に吹き飛んでしまった。
男とは思えない程に柔らかな唇、優しく微かな力で私の下唇を啄まれ、リップ全体を舌でくすぐられる事でその防壁もあっけなく開城してしまった。
あっ……舌が入って――――。
「んぁ、ぁむぅっ……んじゅぅ、ちゅぅぅ……れぇあぁっ、んはぁぁっ……んじゅるぅぅぅっ」
バキュームの如き卑猥な音と共に私の体は弓なりに反り返る。
彼の舌が口内のありとあらゆる全てを舐めつくそうと動き回る。躊躇も遠慮も無く、吐いた後だろうが、何だろうが、そんなもの関係ないとばかりにグダおは口内の全てを蹂躙し始めた。
言葉に出さなくとも私の全てが愛おしいとそう語りかけるような彼の口技にだらしなく口が半開きになっていく。
「っんはぁっ……マリーももっと舌、絡めて……」
「っはぁっ、ふぁい……あむぅっ、んぷぅっ、んちゅ、ちゅぅ……れろぉぁっ……」
私はただペロンと舌を出しただけ……それだけなのに彼の舌に絡め取られた私のソレは踊るように弄ばれてる。
ちゅぱちゅぱ、ぶちゅぶちゅ、じゅるじゅる……もう音だけでも恥ずかしいのに、彼の舌が私の口の全てを舐めとろうとする蠢動から与えらる快感により一層恥ずかしい声は溢れる。
熱烈なディープキス、されるがままだったの私だが、体の反応は律儀に返している。
特にグダおの指腹にキスされてしまっている女陰からはもう愛液の噴水が彼の手を汚してしまっている事だろう。
「ァっ……ぇああっっ……はぁっ……あむぅっ、ちゅ、ちゅぅ……きしゅ……しゅごぉい……あぁっ……こんな大人のきしゅ……いきなりされたらもう……普通のじゃぁ……満足できにゃぁい……あむぅ、グダぉ……ちゅ、んじゅるぅぅぅ……」
嘔吐の後のディープキス、彼に私の醜い部分まで吸い取られている気分になって何故か無性に興奮が止まらなかった……。
「へぇぁ……ぁあっ……んはぁぁ――――……」
「もう上下の口どっちも涎がひどい事になってるよマリー」
「だ、誰のせいよぉ、ばかぁ……」
キスの後のお互いを結ぶ長い長い銀色の唾液のアーチを見せられて小休止。
ディープキスだけで軽く二桁は達してしまった私だったが……不思議なことにまだ体力的には余裕がある。
これもグダおが私の肉体として与えてくれた宝具のおかげか……はたまた彼の唾液には霊薬的な効果が含まれているのか……。
ただまぁ、それより気になっている事がある。
キスの最中はいっぱいいっぱいで余裕は無かったが、今ははっきりとわかる。唇を交わしながら時折触れ合った彼の下の膨らみ……。水着の上からでもはっきりわかる彼の興奮の象徴がそこに眠っているのが眼に入る。
「…………苦しいんでしょ?」
確かに私は処女だけれども、そういう経験も無いし、彼に恋愛大雑魚とか言われても仕方ないぐらいにはその方面ではポンコツだけれども……それでも、されるがままの人形にはなりたくなかった。
こんなにも自分を愛してくれているグダおの思いにアクションを起こしたい。
「マリー……」
彼の海パンにそっと手をかける。
「動かないで」
――ボロンッ……!
「………………」
え、え、ぅえ!?デカっ……!男の人って……興奮したらこんなに大きくなるの!?ちっちゃい頃、お風呂で見たお父様のと全然違うわ!!
「あっ、マリー……ちょっと……そんなツンツンされると」
「……でででもこれって、私でこんなになるまで、えええエッチな気持ちになってくれたって事よよよよね?」
恥ずかしさで気絶しそうになるのを何とか根性で踏み留まらせる。
確かに私の顔より長くてグロテスクだけど、指で突く度にピクピクと震えるのは何だか愛おしさも込み上げてくる。
不思議な気分ね……。本来なら男の人の性器なんて目の当たりにしたら、逃げ出してもいい気がするのに……今は彼のココから眼が離せなくなっている。
「あなた、実はココに魅了スキルがあるとか?」
「ディルみたいな『愛の肉棒:EX』的な?無い無い」
「そう、なら……この感情はスキルで生まれたものじゃないのね、良かったわ……。ん、ンンッ!コレ、このままにしておくと苦しいんでしょ?私の中でスッキリさせないといけないのよね?」
知識として、男女の『抱く』という行為の何たるかを理解している私は必死に弁を続ける。
「いやスッキリするのなら別に膣内じゃなくてもいいんだけど、いきなり膣内射精をご希望とは、マリーってばえっちぃんだぁ」
「貴方が私のアソコをずぅっと焦らすからでしょ!キスされながら指であんな厭らしい動きで擦られ続けたら切なくなっちゃうじゃないのよ……」
「ハハハ、ごめんごめんて。マリーが女としての部分で俺を求めてくれるのが嬉しくてさ……。そうだよ、マリーの全てが愛らしくて、愛おしくて、欲しくて仕方ないから、俺のアソコがこんなにギンギンになってるんだよ。ちょっとは自分に自信が持てた?」
「…………言葉だけじゃ、信じられない」
すすっと、湧き出る羞恥の心全て押し殺して股を開く――――。
「行動で示しなさいよ……」
そこから、私は彼に初めてを奪われた。
いきり立つ怒張とは正反対に彼の挿入はビックリするぐらいに優しかった。
『挿れるよ……マリー』と蕩かすような声色でそっと始まる私が密かに夢見てたロマンチックな交わり。
私の男を知らない女性器でグダおのモノを受け入れられるかの心配は杞憂であった。挿入する時のグダおの腰の動き、むしろ私の膣内は彼のペニスの為にあるのかと思うぐらいにピッタリであった。あんなに、あんなに大きかったのに……。
「ひぅぅんんゥゥっ!!!あぁ――……アァぁっ!……大きいのに、とてもぉ……はまってるぅ……ハメられちゃってるっ……ふぅあああぁァァっ!」
「ちょっとずつ進むよマリー」
その挿入は驚く程に紳士的だった。
「初めては痛い」という固定観念を打ち破るぐらいに気持ち良く。純潔を失った痛みすら無かった。
むしろ荒々しくアソコを強く挿入してくれた方が良かったかもしれない。少しずつ少しずつ円を描くように膣壁を擦りながら進んでいく彼の陰茎に結合部からの潮が止まらなくなっていた。こんなにじっくり挿入されるともう軽く達してしまいそうになって----。
「あぇぁっ……あんぅぅ!!アァ!はぁぁんぅぅ……!はぁ、はぁ、男女のって……こんなに、こんなにぃ、キモチいいものなのぉ……!?あ、はぁっ……!だめぇ……依存しちゃう!こんなセックス知ったら、これしかしたくなっちゃうわぁ……」
「ほーら、奥まで入ったよマリー。よく頑張ったね、えらいえらい」
「ふわぁっ……あっ、あっ、んふぅぁ」
彼の熱い温もりが体全体を貫いている気がする。なのに痛さが無い。心地よさと安心感しか無い。
グダおに抱き締められて、頭を撫でられ、褒められるだけで、こうも容易く涙を流してしまう。
あぁ……涙は嬉しくても出るのね。
「んふぅぅっ……!」
「いつもお疲れ様マリー、人類史を観測し、守るなんていう大役をいきなり任されて右も左もわからない中、必死に頑張って……」
耳に彼の唇が近づく。肉棒が私の中で緩やかに動いているのを感じる。
「マリーは凄いよ。本当なら逃げたくて仕方なかったのに、ここまで必死に足掻いて。カルデアも爆破されて、マスター候補生達も全員意識不明になった……そんな異常事態でも最善の道を選ぼうって考えて、重圧に押し潰されそうになりながらも進み続けた」
「はぅっ!あんぅぅ!……んあぁっ……!!ま、まってぇ……!!」
吐息と私を褒めてくれる言葉が耳から脳髄へと届いていくようだった。快感が増幅される。
「一度、肉体を失っても。所長としての責務から逃げないで。本当は後方支援でも良かったのに、こうして俺達とレイシフトまでして戦って……マリーはえらいなぁ、凄く頑張っててさ。いつもありがとうね」
「ああぁ!!あぁァァ!!んふぅぁぁっ……!だ、めぇっ!それ、ダメぇ……褒めながら、耳元で褒めながら、ズンズンしちゃぁ、ダメぇぇ……!あ゛あ゛あ゛あぁぁっ……!!」
小刻みに動く剛直が私の体を愛していると教えてくれている。
何度も耳元で囁かれる言葉が私を認めていると教えてくれている。
「こうやって一つ一つの行動に返してくれる反応も初々しくて、その時の表情も生き生きとしてて、ずぅっと一緒にいても飽きないよ……。体も柔らかくて、スベスベで、どこを嗅いでもいい匂いしかしない。綺麗だよマリー」
「ひぅんっぅ!ダメェぇ!それ、ダメぇ……!おかしくなっちゃうぅ!あぁんんぅう!……本当におかひくなっちゃうからぁぁっ……!」
くるっちゃう。くるっちゃう。こんなにエッチにされながら褒められ続けたら、嬉しすぎて死んじゃうよぉ……。
――パンパン……。
膣内と耳から、行動と言葉で、肉体的にも精神的にも堕とされてしまう。
動きながら、ギュッと全身で抱き締められる。ストロークの度に伸し掛かる彼の重みが愛されているんだという実感として、犯されながら告げられる言葉が本気で私を褒め殺そうとしている。
彼の肌が心地良い。彼の言葉が心地良い。彼の肉棒が心地良い。全部全部が気持ち良すぎて逆に怖くなってしまう。
「可愛いよマリー。レイシフト中の恰好で恥ずかしがる姿も、ワイバーンを倒した時小さくガッツポーズしてた所も、フランスの市民に感謝されて照れていた所も……今こうしてベッドの上で喘いでいる姿も……んちゅ……」
「にゃああぁっ!耳ぃ、舐めちゃぁぁ……はぁあんぅ!!あっ、あっ!はぁんぅぅ……んふぁぁっ!!ひぅ、もう、脳とアソコが両方犯されてぇぇ……ああぁぁっ……!!」
「ちゅぅ、んちゅ……すき、大好きだよマリー」
男根で女性器を犯され、言葉で脳を蕩かされる。
あぁ……あぁ……彼に「好き」と言われる度に、「愛している」と言われる度に、「綺麗」だと言われる度に、「可愛い」と言われる度に、雌の本能が熱く滾ってしまう。
「はぁんぅぅ……うるひゃい、うるひゃいのよぉ……!!私の方がずっと好きよばかぁ……!あぁ、あぁっ」
助けられてからずっと言えなかった想いを口に出す。
こんな状況になってから言う自分の素直のなれなさに辟易しながらも、彼を抱き締め返す。
「命を救われて、そこからもずぅっと私の事気にかけてくれて、褒めてくれて、認めてくれて、見てくれて……こんなの、こんなの好きになっちゃうじゃない……好きになるしかないじゃない、ばかぁっ……!」
お互いに「好き」と「愛してる」と素面では絶対に言えないような言葉(私の方は)を口にしながら、交じり合う。耳内をピチャピチャと舐め続ける卑猥な音とぬめった感触と私を認めてくれる褒め殺しの嵐。
これは駄目だ。もう絶対に離れられない。こんな温もりを知ってしまったら今までの独りぼっちになんて戻れない。
「…………マリー、ナカに出すよっ……いいかい?」
膣内に出す……?妊娠……?私の今の肉体は聖杯から造られているし……してもおかしくないけど、サーヴァントの精子で孕むのかしら……?
そこから彼に聞かされた驚きの情報。自分が何者なのか、どうしてこうなったのか。
そして、彼の第六宝具『
こうしてサーヴァントの身ではあり、確率ではあるが、私がその宝具の影響を受けてもおかしくはないとグダおは前もって言っていた。
答えは決まっていた。今更、そんな情報で引くようなオルガマリー・アニムスフィアじゃないわ……。
「いいのぉ、それでもいいのぉ!貴方が何だろうと、私を助けて、絶対に見捨てないってわかっているからぁ……それだけでいいのぉっ……だから、全部出してぇ……私に吐き出してぇ……私だって貴方を受け止められるんだからぁ……!」
「ふふっ、ありがとう……所長っ」
「あ゛あ゛あ゛あ――――――……!!」
――――ビュルルルルルルゥゥッ!!!
二人とも渾身の力で目の前の異性を抱き締める。
子宮に注がれるマグマのように熱い精子の塊が私の嬌声をさらに大きくさせる。
「あんぅぅぁっ……!!あアアァァっぁっ……!ひんぅっぁあっ……!……あぁっ、あぁぁっ……うれしい、うれしいぃ……」
天井の鏡にだらしなく映る口を半開きにした私の顔、それさえも気にならないぐらいに幸福感に満ちた今の感情。これが女の幸せってやつなのかしら……誰かに頼られて、愛されて、求められるのってこんなにイイものなのね……。
「マリー、まだ治まりそうにないや。このまま動き続けてもいい?」
「んふぅっ!んぉぁっ……!もう、了承得る前に動いてるじゃないのぉ……好きにしなさい……私も、もっと貴方に抱かれたいからぁっ……」
そんなに、私の体が良かったのかしら……。ふふ、ふふふふふふ、しょ、しょうがないわねぇ、しょうがないわねぇ!ならもっとギュッとして、私を褒めなさい。頭がおかしくなるぐらいに……あんっ、またアソコが膨らんで――――。
そこから、私が眠るように気絶するまでグダおとの情事は続いた。
「んっ、あ、もう朝かしら……」
室内に付けられた時計が外に陽が昇っている事を教えてくれる。
隣には黒髪の少年が寝ていた。私を散々犯したとは思えないあどけない表情。
一つのベッドの中で仲良く眠っていたらしい。
つんつんとその頬を指でつく。
「えへ、えへへへへへへへへ……」
思い出すのは夜の交じり合い、恥ずかしい言葉や恥ずかしい行為をたくさん見せた気もするがそれでも今は嬉しさが勝る。
「うへ、うへへへへぇっ」
自分でも気味が悪いと思う笑みがつい零れてしまう。
最高の気分だった。今まで自身が低俗だと思っていた雑誌に書かれていた『彼氏に抱かれて世界が変わった』だの何だのが本当だったんだと。あぁ、世界の色が10倍ぐらい鮮やかに見える。
認められて、褒められて、心身ともに愛されるのがこんなに素晴らしい事なんて!
「もう、貴方無しじゃ、いられなくなったわよ馬鹿」
まぁ、カルデアでは公私を分けないといけないわね。グダおは藤丸のサーヴァントだし、この関係は周りには悟られないようにしないと……。私は所長という立場もあるのだから……。けど、それで彼とできなくなるのは嫌ね……。ふむ、魔力供給…………そう魔力供給よ!建前上はグダおの宝具で造られた私のメンテナンス兼魔力供給って事にすれば、二人っきりになれる機会は作れるし、私達が男女の関係になったって事はバレずに済むわ!ふふ、こういう秘密裏な男女の関係っていうのもアダルティな感じがするわね!私ももう一人前の女になったって事かしら……ふふ、うふふふふふふふふふ。
――所長、いやんいやんと頬を染めながら、クネクネして妄想に耽っている様子をもう眼を覚ましていたグダおに見られている事に気付くまで、数分。
なお、この特異点から帰ってきて既にバレてる模様。
『
ランク:EX
種別:対人宝具
おめぇの精子、もしかして根源から来てる? と思わずにはいられない程生命力に満ちたナニか。マスター時代はそれで肉体関係を持ったサーヴァントに肉を与え、子を宿させた。彼の精子を上の口だろうが、下の口だろうが、飲めば体が快調になる。病気が治る、心の病も落ち着くのでメンタルケアにもOK! 傷が癒える。新しい宝具を得られる。本でも孕む。体がかけられれば、美肌になる。おっぱいが大きくなる(個人差はあります)と、たくさんの効能がある万能液。彼をビーストせしめんとした重要な要素の一つ。なお、所長は彼に抱かれた後、精々ワイバーン程度が限界だった魅了をサーヴァントや魔神柱に通用するレベルまで成長させる。恋する乙女は強くなくっちゃね!
第一宝具:『百式官能』
第二宝具:『
第三宝具:『
第四宝具:『
第五宝具:『
第六宝具:『
第七宝具:――――――
第四特異点から帰還後、抜け駆け(?)をした事で次の特異点発見までグダおとの接触禁止を言い渡された所長が自室で耽っていた行為とは……。
「うっ、んんぅっ、ふぅぁっ……あんぅぅ……」
既に彼から大量にもらっているぬいぐるみ『スケープゴートグダおくんver』を股間に擦りつけるオナニーだった。
「あぁっ、だめ、だ、めぇよぉ……そんな所舐めちゃぁ……」
既に愛液でふやけている黒髪のぬいぐるみをこれでもかと剥きだしの女陰に押さえつけている。
「あんっ!あっ……はぁっ、は――――空しい……これも悪くないけど、やっぱり本物が欲しいわ……」
――『所長さん、楽しみにしていますから……貴女が彼の子を宿すその時を。貴女を私達の家に招待出来る日を待っていますから……』
――『嘔吐した後にキスされるぐらいどうという事はないだろう。私なんてマスターに吐瀉物をぶっかけてしまったまま自己嫌悪で死にかけているのをシャワーを浴びる事すら許されないまま慰めックスだからな……いや、あれは色んな意味で心にキた。滅茶苦茶キモチ良かったけれども、女としての矜持という点で暗殺失敗よりも心にキたぞ――』
「ん?」
サイコ魔女とへべれけアサシンの幻聴が聞こえた気がした。
所長に何かフラグが立った気がした。
立香「もしかして、メインヒロインは所長だったの……?」
所長回書くのすんげー楽しかった(小並感)。