ぐだ男(一人で何してんだろう‥‥‥?あの娘)
ノッブ回の文字数を超えてしまった。喜べ、お前がNo.1だ。
薄暗い、監獄のような部屋。
人気も無く、そもそもここに生者が存在するかすら怪しい。
俺はいつものように自分の部屋で就寝した筈だ……どうして、こんな所に。
「絶望の島、監獄の塔へようこそ先輩!罪深き者、此処は恩讐の彼方なれば、如何な魂であれ囚われる!」
・・・・・・・・・・
目の前には不形の亡霊が突然現れて、こちらを睨み付け唸っている、いつ襲いかかってもおかしくはない。
「ふふふ、さっそくお出ましのようですね、暖かく脈動するあなたの魂が気に食わないのでしょう。
ずいぶんと苛立っているようにみえ」
オラアァッ!!
「キシャアァッ!?」
――――――シュワァァァァッ………
「え?」
「かつてステゴロ聖女は言いました、『拳と祈りさえあれば、この世に殴れないものは無い』と……ありがとうマルタさん。全てはあなたの教えのおかげです」
「ごめん、待って、え?何でゴーストがマスターの拳一発で消滅するの?ここは私が颯爽と登場して、ピンチを救い、あんたが『お前は何者だ!?』って感じのパターンでしょ?違う、違う違う!」
「何してんの?邪ンヌ」
「あっさりと名前バラすんじゃないわよっ!」
部屋の隅で待機してたのであろう邪ンヌが飛び出てくる。
おそらくというか間違いなく、この既視感ましましの監獄ルームも彼女の仕業だろう。
贋作騒動の時といい、ホントにトラブルメーカーなんだから。
「あれでしょ?巌窟王がシリアスムードで相棒ポジを確立しつつ、マスターをかっこよく導いちゃったもんだから、同じアヴェンジャーとして羨ましくなっちゃったんだよね?」
「は、はぁっ?どどうして、私があんたなんか導かなきゃならないワケ?べ、別にあんたと相棒として一緒に苦難を乗り越えて、感動的なラストで絆を深めちゃったりしたいとか全然思ってないしっ!」
語るに落ちる所まで落ちてますよ邪ンヌさん。
顔を赤らめ、手でパタパタと扇ぎながら目線を逸らす彼女、何この復讐者滅茶苦茶かわいい。
「ふぅっ……、ともかくっ!あんたはこの監獄塔に囚われているわけ、生きて脱出するには私の力を借りるしかないわよ。
さぁ、どうします人類最後のマスター?あなたはこのアヴェンジャーの手を取りますか?」
さっきの醜態は無かった事にして渾身のドヤ顔を披露する邪ンヌちゃん。
ふむ……果たしてそうかな?
ここにP先生から頂いたアゾット剣があります。
これをこうします。
「アサ次郎直伝、秘剣『燕返し』ィ!!」
――――――ザアンッッ!!
多重次元屈折現象起こすのは当然無理だけど、空間に亀裂を入れるぐらいはできそうかな。
よぉし、じゃぁもういっちょ………一刀にて証をしめ
「待って、お願い、正直に言うからっ!本当はマスターとこの監獄塔を踏破したいんです!こう私もかっこいい所があるって見せたいんです!だから無理矢理出ていこうとしないで!!」
さて、冗談と邪ンヌいじりはこれぐらいにしておきますか……剣をしまい、俺の肩を掴む邪ンヌの方に目を向ける。
「いくらなんでも、魔術礼装があるからって次元の壁は壊せないよ。俺を何だと思ってるのさ邪ンヌは」
「……あんたならマジで出来そうだから、笑えないのよ」
憔悴した顔でぼやく彼女。
出来ないと言っておろうに……。
まぁ、いいさ。それじゃあ、この「じゃんぬのかんがえたしゃとー・でぃふ」を攻略するとしましょうか!
~1日目、第一の扉:嫉妬の罪
「あなたは誰かを羨んだコトはありますか?」
「あるねぇ」
「己が持たざって、あんたがあるのっ!?」
完全にメンタルリセットシリアス顔だった邪ンヌが驚き、こちらを振り返る。
「バベッジさんとテスラさんかなぁ……ああいうマシーン的な魅力に男の子は抗えないからねぇ」
え?エジソンさんは?ってさすがの俺でも頭を獅子にするのはちょっと……。
「頼めば体の一部ぐらいに機械引っ付けてくれないかな――こう、アイアンマスター的な感じで」
「そんな事しようとしたら全力で止めるわよ。全く、これ以上人間やめてどうする気よ……さっ、着いたわよ、ここが第一の扉、待ち構えるは嫉妬の罪」
薄暗い通路を抜け、巨大な扉の先の広間に待っていたのは――――。
「あぁ、妬ましい妬ましい。マスターに抱かれた全ての女共が妬ましい」
「えっ、アタランテ」
「いいえ、あれは嫉妬の罪を以てあなたを殺す敵よ」
いやいや、若干やさぐれているがどっからどう見てもアタランテじゃろ。
「当たり前のようにマスターの隣に立っている汝も妬ましい。
どうせ、私を倒した後はしっぽりムフフというやつなのだろう?
私なんてロリ化させられて幼児プレイぐらいしかやっていないというのに……いや、あれはあれで素晴らしく良かったしまたお願いしたいぐらいだが、やはり大人の女としてマスターに戴かれたいのだ」
「しし、しっぽりなんてしないわよっ!い、いやらしいっ!……なんか想像してたのと違うけど……まぁ、いいわ!嫉妬の具現者よ!貴様を打ち砕き我々は先へ進む!我が憤怒の炎を以って!!」
「そうか。つまり隣にいる黒魔女を倒せば、私がマスターと一発キメれるというわけだな。
少し待っていろマスター、なあに実は例の薬はキチンと持ってきているからな。
汝が幼女姿の私にしか欲情出来ないというのなら、その性癖もしっかりと受け入れてあげようではないか……ふふふふふふふふふふふふふふふ」
「いい加減にしなさい!あんたのどこが純潔よっ!」
こうして締まらない感じでちょっと狂化入りかけているアタランテちゃんとアヴェンジャーが激突しました。
「……マスター、私といつか子を……」
――――――シュウゥゥン……
ごめん、アタランテちゃんここから帰ったら死ぬ程お詫び(意味深)はするから。
「アハハハハハハハハハハハハッ!!これがマスターを有した戦いという……やんっ!」
滅茶苦茶高笑いしている邪ンヌのお尻の撫でて正気に戻らす。
「なな何すんのよっ!」
「こんな所で悦に浸ってないで部屋へ戻るよ、2日目に備えて、休息を取らないと」
「何よ…もう少し余韻に浸からせてくれてもいいじゃない……」とブツクサ文句は聞こえるがスルー、明日の英気を養う為にも休憩は大事ですよ(ゲス顔)。
その後、部屋に戻った俺は「私は別の所で寝るからいいのっ!」とか何とか言ってた邪ンヌちゃんを無理矢理寝床に連れ込み、同衾した。
とりあえず、次の日まではずぅっとベッドの上で彼女を後ろから抱き締めながら耳に息を吹きかけ、耳たぶをハミハミと噛みながら、時折その中を舌で舐めつくしてあげた。
「んぅっ!ふぅ、んふぅっ……あっ、やぁ……かむなぁ……はぁっ!ぐしょぐしょってみみがおかされぇ……やぁっ、あっ、んんぅっ……!」
腕の中でピクピクと悶える邪ンヌちゃんは凄くかわいいかったです。
~2日目、第二の扉:色欲の罪
「主に私は女の子が好きですが、マスターも好きですっ!!」
「何て格好してるのよ!あんたはっ!」
第2の扉の先に待ち構えていたのはメドゥーサさん。
しかし、何故か格好は本当に大事な所をだけを隠しているマイクロビキニであった。
ちょっとセックスアピール強すぎんよぉ。
「い、いえ、私も好きでこのような格好をしてるわけでは……気づけばこんな所でこんな姿でいたのであって、あんまり激しく動くと色々と見えてしまうので私としては早く終わらせてくれるとありがたいのですが……」
「邪ンヌ、あのお姉さん可哀想だよ。慰めていい?こう精神的にも肉体的にも」
「デュヘられたいの?あんた」
アッハイ、大人しくしてます。
さすがに宝具ブッパは勘弁。
「ふふふ、心配には及びませんよマスター、ここではなくても後で私の部屋へ来てくれれば、好きなだけこの水着を堪能させてあげますよ」
え、マジで?やったあ。
「
あぁ!メドゥーサさんがっ!
「あ、これで私の出番は終わりみたいですね、良かったぁ……。
けど、また姉様方にイジられるネタを提供しただけのような気も……」
――――――シュウゥゥン……
「あんたこそ色欲の罪が一番似合いそうね。馬鹿マスター」
ジト目でこちらを睨み付けてくる邪ンヌ。
失敬な、年頃の男子ならこれぐらい珍しくないですよ――。
その後、第2の扉を踏破し、前日同様部屋へ戻った俺はまたまた同じように抵抗する邪ンヌをベッドへ連れこんだ。
今度はお互い顔が見えるように向きあい、口付けを交わしていく。
最初は頑なに口を開こうとしなかった彼女だったがしつこいぐらい唇を舐め、甘噛みしていくと……やがて諦めたのかゆっくりと開き、舌を受け入れてくれた。
「ん、んっ……んちゅ……やぁ、はむぅ……ちゅ、ちゅるっ……んっ、んはぁ……もうっ…あぁっ…ちゅうぅ……」
恥ずかしがって目を瞑る彼女を追い詰めるようにひたすら舌を弄ぶ。
感じる度に開かれる瞳は完全に蕩けており、歯茎の裏をくすぐると大きく反応する。
1日中、呼吸困難になるまで口を貪り合った。
~3日目、第三の扉:怠惰の罪
「ういぃ――――――、あれぇ――、あるじぃー?
なんでこんな所にいるんだ――?あはははははははははははははは」
第三の扉の先に待ち構えていたというより、酔い潰れていたのは荊軻お姉さん。
これ怠惰というよりもただのアル中ですね。
「ちょっとあんた!飲むなとは言わないけど一応敵なんだからシャキッと待ち構えていなさいよ!つーか酒臭っ!」
「う――、だってなぁ、唯一の私の萌え要素と言っても良かった泥酔キャラのお株がどこぞのシールダーに奪われたんだぞ――、なんだあのあざとさは――――、さすがメインヒロイン格が違ったってやつか――、もう私に何も残らないじゃないか――、やってらんないわ――…………う、うわあああああぁぁん!!」
確かに酔いどれマシュはホントに可愛かった。つい桜の下でイタズラしてしまう程。
けど完全に面倒くさい方向へ進んでしまっているけーかさん、俺はそんなあなたも大好きです。
「…………うぅ――――……というわけでこの哀れな自暴自棄系泥酔年上姐さんをお持ち帰りする権利をあげるぞ――!いざっ!!」
酔っ払いとは思えない俊敏さでこちらへ襲い掛かってくる荊軻さん。
「そうよっ!動機はまぁ不純まみれだけど、敵サーヴァントがマスターに襲い掛かり、私がそれを庇うかのように前へ出て戦う!こういうのを求めていたのよ!」
「邪魔だ!性処女!」
「合ってるけど、何か違う気がする!」
「酒は……我が人生……ガクッ」
――――――シュウゥゥン……
「はぁ、はぁ、こいつ酔っ払った方が強いんじゃないの?ふっ、まぁ私の独壇場だったわね……ど・く・だ・ん・じょ・うだった、わね!」
どこの皇帝様だよ君は。
それでも良い戦いっぷりだったのは事実なので頭を撫で褒め称えてあげる。
「……何、気安く触ってんのよ……………………フフッ」
憎まれ口を叩きながらも嬉しそうにする彼女はやっぱり褒められるのは好きなんだろうなーと思いながら一緒に帰る。
前日同様ベッドで一緒に休息を取る俺達、邪ンヌももう諦めかけてるのかそこまで抵抗はしなかった。
さすがに胸元の服を肌蹴させたら少し暴れたが無問題、首の鎖が谷間に埋もれる程に実はサイズがある彼女の胸を後ろからひたすら揉み続けた。
目の前にある薄金色の髪を嗅ぎながら、あえて他の場所には手を出さず。
「あっ、あぁ……やあぁ、もういつまで揉んでぇ…んあぁ……はぁ、あっ、んひぅっ!そこつねるなぁ……あぁっ、だめぇ……やあぁっ……!」
充血している胸の先端を軽く抓ったり、こねくり回すと面白いぐらいに反応する。
4日目がくるまではひたすら彼女の乳房を弄んだ。
~4日目、第4の扉:憤怒の罪
「死ねえええええええぇぇ!!」
第4の扉を開けると問答無用で赤い何かが襲い掛かってきた、ってモーさんじゃないっすか、チースッ。
「って、危なっ!あんたねぇ!やる気満々なのは結構だけど、入っていきなり襲い掛かってくるってのはどういう了見よ!最初にお互い言葉を交わしてから戦闘に入るお約束ってもんがあるでしょう!?」
「うるせぇ!何がお約束だ!いきなりワケわかんねぇ役割押し付けられてマスターもいねえと思ったら、イケ好かねぇ黒女と仲良さげに出てくるしよ、オレにケンカ売ってんのか!?このアマ!」
もう激おこスティックファイナリアリティプンプンドリームって感じのモーさん。
あぁ、こりゃあ確かに憤怒がピッタリですわ。
「さすがはあの色ボケ黒騎士様の息子なだけあるわね、粗暴でホントに空気が読めないんだから」
「うっし、オレだけじゃなくて父上にまで暴言とは死刑確定だなてめぇ。良く見とけよマスター!本当にお前に必要な相棒ポジはこんなおぼこじゃなくてこのモードレッドって事をなぁ!」
「誰がおぼこよ!この狂犬女!」
「オレを女扱いすんじゃねえっ!!」
「……くっ!!」
うおっ、さすがは最優のセイバークラス。本人の殺る気もマンマンなので邪ンヌちゃん押されてるね、こりゃあ
このままではさすがにマズイので我が計略を以って覆すとしましょうか。
「オラオラァ!!」
完全に邪ンヌの方に集中しているモーさんの背後に回り、いつも気になっていたそのチューブトップと胸の間に手を差し込む……あぁ柔らかい。
「にやあぁぁぁっ!?」
今だっ!俺ごとやれ――!
「隙ありぃ!!」
本当に俺共々は攻撃するつもりはなかった彼女の会心の一撃は見事モーさんを捉えた。
「……へへっ、そういや忘れてたぜ。
うちのマスターは平気で英霊同士の戦いに手出せる奴だって事を……ガハッ……」
――――――シュウゥゥン……
許せ、モーさん。今回は邪ンヌのターンなんだ。
帰ったら好きなだけクエストに付き合ってあげるから……。
「腑に落ちない終わり方だったけど……まぁ、これもマスターとサーヴァントとのコンビプレイという奴で納得してあげるわ!ふふん、まぁそうよね。そろそろ折り返し地点だし、これぐらいの絆が深まっててもおかしくないわよねっ」
先程の勝利が嬉しかったのか得意げに語る邪ンヌ。
「うん、やっぱり邪ンヌはさいつよでさいかわですね」
「はっ!当然でしょう!ほらっ、ボサッとしてないで明日の為にさっさと休むわよ」
おやおや、自分から部屋に戻るようにしてくれるとは……浮かれてここ最近の日課を忘れてますな。
では今日は邪ンヌちゃんの頑張りのご褒美も込めてしっかりとお礼をせねばならぬか。
もはや説明の必要は無く、いつもの如く同衾体制に入る。密着している彼女が「すっかり忘れてたわ……」と呟いているが今更手遅れだしね。今度は昨日と違いひたすら股間の方を責めてあげる事にした。
ちょっと触っただけですぐに水気が溢れてきたので「もしかして期待してた?」と問いかける。
「は、はぁ!?期待なんかしてるわ、はあぁっ!やっ、あっ……このぉ……やめぇ!」
この娘が素直に答えるわけも無かったので返答の途中で割れ目の中へ指を入れる。
すぐに奥まで弄るという事はせずに中指の第二関節を曲げたところにあたるザラザラした部分、俗に言うGスポットの部分を指腹で延々と擦りあげた。
「ひぃ!あっあぁっ、んんぅっ!……そこぉ、やぁっ……んあぁっ!まって、いっちゃぁ……あぁっ!いくぅ、いく……ふぅあぁ……」
膨れ上がってきたクリトリスも一緒に撫でてあげながらずっと責めると、何度も小さく潮を吹くのがわかった。
その度に屈辱そうな顔をするがすぐに快感の波に流されていってしまう彼女。
明日が来るまでは女性器の愛撫だけでイカし続けた。
~5日目、第5の扉:暴食の罪
「もっきゅもっきゅ、もっきゅもっきゅ、、もっきゅもっきゅ…………」
「「…………」」
「ごっくんっ、ふぅ、その顔どうやら私が暴食の罪の間にいる事が予想外だったようだな」
「予想通り過ぎて呆れてんのよっ!てかその大量のジャンクフードどっから持ってきた!」
黒ジャンヌのツッコミはどスルーで周りに散乱している食べ物の山を隅に寄せた黒王様は剣を構え、戦闘態勢に入った。
「ふっ、しかしボスキャラだった貴様が味方になった途端、我がマスターと和気あいあいとしてるとはな。
貴様はあれか、敵キャラの時は強敵だったのに味方になった途端にヘタレ化する系の奴か?全く元ボスとしての矜持はどこへやった」
「あんたそれ、もろブーメランって気付いてる?」
「阿呆が、私はキャラ崩壊等起こさん。サンタになろうが何しようがいつでも素敵なオルタさんだ。
だが後続にどんどんオルタが増えそうな現状は度し難い、オルタは私一人で十分よ。貴様はここで朽ちろ、2号機」
「はっ、随分な言いぐさね。私もそろそろあんたの後追いキャラとか思われるのも癪だった頃だわ。元祖オルタの座、明け渡してもらおうかしら」
「やめてー、俺の為に争わないでー」
「「本当に一言多いな、貴様は!」」
「ふむ……やはりマスターの有無が大きな差となったか……当然の結果といえば当然の結果だろう。フランスの時とは真逆だな、ジャンヌオルタ」
「何が言いたいのよ……」
互角に見えた戦いもやがて拮抗が崩れ、最終的に邪ンヌちゃんが勝利を収めた。
黒王様はどこか納得したかのような顔で彼女に語りかける。
「あの時、私達の前に立ちはだかった貴様がマスターと共に進んでいき、その道を私が塞ぐ。貴様らは見事私を打ち破ったわけだ。ジャンヌ、立ち位置を変えなければ見えない景色もあるだろう?今貴様が抱えている気持ちは大事にしろ。ではな……」
――――――シュウゥゥン……
「…………言われるまでもないわよ」
セイバーオルタが消えた場所を見つめ、そう呟く邪ンヌ。
「お疲れさま、邪ンヌ」
「あんたもね、まぁ今回は中々の采配だったって褒めてあげない事もないわ。今日ぐらいはマスターの無茶に付き合ってあげてもいいわよ」
「今日ぐらいっていうか、ここに来てからずっと付き合ってくれてない?」
「う、うっさいわね!さっさと帰るわよ!」
黒王様に言われた言葉を自分なりに納得させたのか、どこか嬉しそうだった邪ンヌちゃんと一緒に戻っていく。しかし無茶OKですか――そうですか――。
せっかくの監獄版マイルームなので普段できない事をやろうと思い、邪ンヌを裸に引ん剝いて壁に取り付けてあった手枷と鎖で手足を拘束する。
鎖分の余裕はあるとは言え、手足で体を隠す事は出来ないので大事な所はまる見えだった。
彼女の色白の肌と監獄という部屋は中々にマッチしている。
「……確かに多少の無茶はOKとは言ったけど、ホントいい度胸してるわアンタっ!」
頬を引き攣らせながら、そう叫ぶ彼女。
「けど触ってもいないのにお股もう濡れてるよ。案外好きなんでしょ?こういうの」
「……っ!ばっ!ぬれてるわけ、ひゃっ……!ちょっどこなめぇ、あっ、やぁぁ……」
足の先から舌で太ももを通りどんどん上へ昇っていく、既に準備満タンだった彼女の秘部の中に舌先を入れ、愛液の味を確かめるかのように吸い上げる、味はあんまりしないね。
「ひやぁぁ!はぁ……ぐしゅぐしゅってぇ……ああぁ、ふぅあっ……!やだっ、飲むなあぁ、あ……やああぁっ……」
下半身を舐めつくした後はヘソも舌で突きながら脇の方まで丹念に責め込み胸の方へと到着した。
その二つの乳房を円を描くように唾液をつけ、徐々に乳輪の方まで近づき、物欲しそうにしている先端へ思いっきり吸い付いた。
「はああぁんぅ!!すぅ、すうなぁ、あっ、やあぁぁ……なんかでちゃうぅ……ああぁ!んっ、んあっ、あぁぁ……」
チュパチュパと胸を吸いながらも、そういや5日目なのに互いにあんまり臭わないなーというかこの監獄塔自体あんまり臭くないというか、まぁ邪ンヌの考えた奴だからもしかしてそこら辺の時間経過はしないようにしてんのかなーと少し安心したような、残念な気持ちに駆られる。
決して匂いフェチというわけではないですよ?
目の前にいる鎖の音をジャラジャラと鳴らしながら身じろぐ彼女の姿は見るだけでも大きな興奮材料となる。
今日一日は拘束した邪ンヌの足指を太ももを女陰をへそをお尻を背中を胸を脇を鎖骨を首を舌でもう舐め尽くす所が無くなるまで責め続けた。
~ぐだぐだ本能寺:監獄塔にホトトギスは鳴く
「うはははははははは――!この世の茶器も領地もそしてマスターも!全てわしのものよっ!」
「あっ、オガワハイムで見ましたそれ」
「同じのネタの使い回しとか恥ずかしくないのあんた?」
~6日目、第6の扉:強欲の罪
「……別にいいじゃろ、別にいいじゃろ、天丼というものがあるではないか……」
体育座り状態でいじけるノッブ。
ひたすら床に‘の‘の字を書き続けるノッブ。
先程の燃え盛った固有結界もどきも既に消えている……拗ねちゃったかな?
「それで?あんたが強欲の罪の門番?」
「うむっ!その通り!わしこそ、第6の扉の強欲の化身!第六天魔王織田信長じゃっ!」
おっ、復活が早い。さすがノッブ。
「よくぞここまで来た黒パイ、わしは貴様に敬意さえ抱いている。もし、わしの条件を飲むならここを素通りしても構わんぞ」
「なに?私の仲間になれば世界の半分をくれてやろうとかそういう奴?まぁ魔王様にはぴったりかもしれないけど、あと誰が黒パイよ」
「マスターを置いていくがいい。そうすれば貴様は見逃してやろう、そしてここから新しくわしと主の『ぐだぐだ・ぷりずんぶれいく』が始まるのじゃ!」
「だと思った。何でもかんでも欲しがるのね、このチビッ娘は」
「うはははははっ!仕方あるまい!与えらえれた役割とはいえ、わしは強欲じゃからのう!欲しい物は何としてでも手に入れたいのじゃ!例え貴様を骸骨にしてものう!」
「さっきは悪かったわね、多分七つの大罪であんたが一番真面目だわ」
「おっデレか?わしの前でツンデレとは良い度胸じゃ!」
「デレるかっ!」
「神性も騎乗もない相手には分が悪いのう……やはりこの世は相性ゲーじゃったか……だがわしを倒したぐらいで良い気になるなよ……わしが消えた所で第2、第3の織田信長が現れるじゃろう……てか冷静に考えて日ノ本国に織田信長多すぎね?むむっ!これはもしかしてセイバーウォーズならぬ真の織田信長を決める『戦国織田大戦』イベントの予感が!そして遂にそこで真の力を解放したわしは星6超魔人アーチャーとして実装が」
「はよ消えろっ!!」
――――――シュウゥゥン……
「前言撤回、あいつも真面目じゃないわ」
「うん、最後はぐだぐだだったね」
何とも言えない空気となり、俺達は部屋へ戻った。
「んぐっ、ちゅうぅ…ほんとにおおきいわねぇ……じゅるぅ……ちゅぱあっ、ぴくぴくして、まったくぅ……れろぉっ、ちぅむぅ……んちゅ……」
やられぱなっしは性に合わないという事で今度はこっちから責めるとおっしゃてくれた邪ンヌちゃん。
俺の性器を黒衣に隠れた聖パイを曝け出して、谷間に挟んで扱きながら奉仕してくれてる。
ぶつくさ文句は言っているが一生懸命にフェラをしてくれてるその姿に射精欲がドンドンと込み上げてくる。
「じゅるぅ、じゅぽぉ……ほらぁさっさとだしなさいよぉ、むじゅるぅ……ちゅう……じゅるるぅっ……!」
胸と頭を一心不乱に前後へ動かし、絞り出そうとする邪ンヌからの快感に耐え切れず、彼女の口の中でそのまま果ててしまった。
「むぐぐぐぅっ……!んっ!んぐっ、んぐっ……ごくっ、っぷはぁ!けほっけほっ!どんだけ出してんのよあんた……なぁにその顔?もしかして私が飲むとは思わなかった……?ふふふ……」
口の端から白液を零しながらもドヤ顔する彼女は少し抜けているようにも見えたがそれ以上に愛おしかった。
~7日目、最後の扉:傲慢の罪
「私を神のムチムッチと呼んだな」
「呼んでないわよっ!」
「恥ずかしがらなくてもよい、天性の肉体を持つ私のセクシーフェロモンに惹かれるのは仕方ない事だろう。つらいわー、アルテラちゃんかわいすぎてつらいわー……とりあえず語尾に白髪褐色文明粉砕ガール万歳とつけろ、いいな?」
「ちょっとマスターあれどうなってんのよ!アイツあんなキャラだったっけ!?」
「あぁ――、自分の部屋で悠々自適引きこもりライフを送ってた所に突然ネットもゲームも無い監獄に連れてこられてしかも7日もいたら、そりゃあ狂化の一つや二つしてもおかしくなさそうでは」
うん、けど邪ンヌは接点少ないから知らないかもだけど、最近の彼女は割りと通常状態もあんなんやで。
「さてさて、まずは挨拶代わりに120%フォトレぶっぱでもしてやろうか、死に物狂いで耐えるがよい!不敬!!」
アルテラちゃん、その台詞軍神の剣ちゃう、乖離剣の方や。
つかマジで全力で打ち込んできそうだな!あの娘!
「アルテラちゃん!ここで倒れれば君は自動的に元いた場所に送還されるけどー!」
「…………ぐわー、やられたぁー」
――――――シュウゥゥン……
「ちょっと、一応最後の扉の間なんだけど。あんな終わり方でいいの?」
「だってあの娘、本気であの剣ぶちかますつもりだったもん。そんな事になればこの監獄塔ごとオジャンだよ、爆発オチなんてサイテー的な結末待ったなしだったし」
監獄塔「ぎゃあああああああ………」みたいな?
さっきの彼女の宝具とその結末を想像したのか邪ンヌは嫌な汗をかいている。
「ま、まぁいいわ!今更、手段なんて問いませんし。勝ちは勝ちよっ!」
「うんその通り!これにてハッピーエンドという事でっ!」
「あら?本当にそうかしら?」
口元を嫌らしく歪め、こちらを振り返る彼女。
「残念ながら、この監獄の塔、幾億の絶望で構築されたここを出られるのは一人のみ。当然私はあなたに譲るつもりなんてありません。あなたの屍を越えて、出ていかせてもらいます」
・・・・・・・・・・・
「けど、もしもあなたがまだ歩み続けるというのならば!希望を失ってないというならば!
はいっ、じゃあ失礼しまーす。
「きゃっ!?」
演説タイムだった邪ンヌの足を引っ掛け、体が地べたに落ちる前に彼女の体を抱き留め、そのまま床に座り込む。
「……ちょっ!?あんたどういうつもりよ!」
「いやこの展開も前見たし、俺は邪ンヌ殺すつもりサラサラ無いし。
というかね、君がエドモンの真似する必要もないでしょう、君は彼じゃないんだから。そもそもここに来てからずっと足腰震えてたじゃん、あんな状態で俺と戦えるわけないでしょう」
まぁ、彼女がプルプルしてた原因の9割方はここ6日間邪ンヌの体を好き勝手開発してた俺なんだが……アルテラちゃんが大人しく引いてくれなかったらヤバかったかな――?
「……じゃあ、どうやってケリをつけるつもりよ」
「邪ンヌに負けを認めさせるなら何も戦って痛みつける必要はなし、気持ちよすぎて降参という展開もあると思わない?」
顔を白くしたり、赤くしたりと忙しい彼女がある種の確信を持って問いかける。
「……ま、まちなさい。あんた……まさか…………」
「はいっ、じゃあ脱ぎ脱ぎしましょねー」
「やっぱりか!ちょ待ちな、ってはやっ!脱がすのはやっ!どんだけ手慣れてんのよ!」
そりゃもちろんプロですから。
けど自分でも不思議、いつの間にかどんな複雑な服だろうが鎧だろうがもたつく事無く手早く脱がせれるようになってしまったのだから。
これって一種のスキルにならない?ならないかぁ……。
「ここ7日間ずっと焦らしててごめんね、大丈夫すぐに楽してあげるから」
「んっ……な、なんのことよぉ、あぁ!……うぅ、はぁ……やっ……」
だって少し体に触っただけでも反応するようになってるもん。
アソコは濡れっぱだし、乳首は固くなってるし、吐息は荒いし。
全裸になって自分の膝の上にいる彼女に囁く。
「それじゃあ、いくよ。邪ンヌ」
「……んっ、すきに、すればいいでしょ……」
ではお言葉に甘えて……。
肉棒をそのまま欲しがっているようにしか見えない彼女の肉蜜へ挿し込んでいく。
体勢は相手の一番気持ち良い所を責めやすい対面座位で。
「んぐぅっ!あはぁぁっ……!奥までぇ……あぁ!あっ、いきなりぃ……んあぁ、あぁ……」
ずっと待ち望んでかのように自分を突き刺す快感を受け入れてる邪ンヌをより強く責め立てる。
「あああぁぁ!やぁぁ!……おくぅ、こつこつってぇ!あっ、んあっ……はあぁぁぁっ!のっくしてるぅぅ……やぁ……」
人形のように色白の彼女が火照った体でこちらにしがみついてくる。
俺がどこかへ行ってしまわないように。
「くっ、ここにいるよ邪ンヌ」
「ひあぁぁっ!またいくぅ……あぁ、いくのがとまらなぁ……はあぁ!……あ、んあぁ……どこかへとんじゃうう……やあぁぁ!あっ、あぁあ!……こわいぃ……んくぅ……こわぁぁ、ああぁぁんぅ……!」
彼女を安心させるように口を塞ぎ、そのままラストスパートをかける。
「んぅっ!?……んっ、んちゅ、ちゅぅ……ちゅぱぁ、すきぃ……んむぅ…ちゅるぅ…すきぃ……じゅるぅ……」
口を貪り合ってる最中に漏れる彼女の好意の言葉を聞きながら、精液を解き放つ準備をする。
多分無意識で言ってるんだろうな――と思いつつ。
「んむぐぅっ!んんんぅぅっっ――――……!!!」
キスはしたまま、彼女の中で一滴残らず射精する……涙を流しながらも気持ち良さそうに目を細める邪ンヌにまた性欲が湧いてきそうだった。
「ぷはぁっ!……はあぁ――はあぁ――――んっ、だしすぎよぉ……あっ……で?これでまんぞくぅ……?あぁ……」
「まさか、邪ンヌに負けを認めさせればならないんだから、これでも10%ぐらいだよ。というわけでこれからもっと気持ち良くさせるからね」
「え?うそっ?ちょっとまって…んあっ!……わかった!私の負けっ!降参するからぁ……ああぁ!やああぁん……またぁ、ひぃぃああっ………」
よおし、ここから邪ンヌと一緒に出る為にもお兄さん頑張っちゃうぞー。
監獄塔「うちはラブホテルじゃねえんだぞ」
そういや、今まで書いたキャラは7体かぁ……7……七つの大罪……あっ何か書けそう。
みたいな感じで生まれた今回の話。
邪ンヌ的にはマスターと共に時にはぶつかり合いながら絆を深め、感動のラストという想定だったのに蓋を開ければ7日間かけて監獄塔で開発されただけだったの巻
どうしてこうなった!どうしてこうなった!
あ、主人公はちゃんと監獄塔を脱出できましたよ。色々な液体でグショグショになって気絶してる邪ンヌと。めでたしめでたし。
何だかんだで邪ンヌが考えたシャトー・ディフもどきに付き合ってくれるあたり、7人とも良い娘。これからは独りぼっちじゃないですよ、よかったよかった。