※この作品はR-18です。

仮面ライダーアマゾンズ side Ζ/Δ   作:神武音ミィタ

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R-18に慣れるため、色々と頑張るしかない。

アマゾンズ最高に面白い。
設定もドラマもライダーも。

ちなみにアマゾンズの中で一番好きなのは……ダメだ選べない皆好き(笑)


episode.2 Sex&Pet

「ん……っ、チュルルッ……」

 

ん……ここは……どこだ……?

僕は確か……そうだ。

身体がいきなり熱くなって。

それから……ん……なんか、下半身がムズムズする……何か……気持ちい……ッ⁉︎

 

僕は上半身を起こした。僕の、その……ペニスを咥えていたのは、見知らぬ女の人。

 

「うわわっ⁉︎ なっ、何してるんですかッ⁉︎」

 

女の人の頭を押して離れてもらおうとするも、女の人は離れるどころか、僕の腰を手でしっかりとホールドし、吸引とピストンが激しくなる。

 

「あ……ッ‼︎ 待って、ホントに……あっ‼︎ あっ、あっ……っ‼︎」

 

込み上げてくる感覚。それを感じ取ったかのように、女の人は僕のそれを、水音を激しくしながら舐める。

 

「出る……出る出る出るゥッ‼︎」

 

腰を震わせ、女の人の口の中に、吐き出す。凄い……一人でする時より、一杯でてる……腰、砕けそう……。

 

「んんっ、ん……ちゅる……ちゅぱ……、んく、んく……」

 

出してる間も吸引とピストンを止めない。女の人は頬を膨らませながら、僕のものを味わうように舐め……口の中に吐き出されたものを、飲み込んだ。

 

「ん〜‼︎ 濃くって粘っこくて大量……君、ステキぃ……んふ」

 

「……はっ‼︎ ななな、何なんですかあなた一体‼︎ 」

 

僕は股間を抑える。

女の人は下着姿のまま、缶チューハイを開けて飲む。

 

「酷いなぁ……あたしが助けてなかったら君、多分捕まってたよ?」

 

捕まってた……?

 

「……もしかして、君……自分が何者かわかってない感じ?」

 

「何者か……?」

 

女の人は僕の畳まれた服を枕元に置いた。

僕は服を手に取る。

 

「うん。自分がアマゾン……人喰い細胞の実験台だっていうこと」

 

「っ⁉︎」

 

人喰い、細胞……⁉︎

僕は下着を、手を震わせながら着る。

 

「あんたもあたしも、人のタンパク質を喰らう細胞がいるの、身体に」

 

「タンパク質……」

 

「だから、さっきあんたのザーメン飲んだ訳」

 

「そ、その……もう少し言い方が……」

 

「……赤ちゃんの素?」

 

「……それで、その……人喰いってことは……あなたも?」

 

「あたし? あたしは、人は食べないよ」

 

女の人は空になった缶チューハイの空き缶を潰して、ゴミ袋に投げ入れた。そして、僕の隣にピタリと寄り添って座る。

 

「あたしはね、俗に言う快楽主義者ってヤツなの。セックス出来て、美味しいもの食べられて……」

 

手元にあったベルト。それを手に、女の人は微笑み、僕の口に指を突っ込んで舌を撫で回した。

 

「このベルトの力で、気に入らないアマゾンを殺せれば、それでいいの」

 

ヤバい……また勃起してきた……。

女の人はそれに気付き、ベルトを手放して、パンツの中に手を入れ、僕のペニスを掴む。

 

「それにしても、良い拾い物しちゃった……可愛い顔してココ、こんなにおっきくて、精子も素敵で……んんっ、ヤバ、濡れちゃう……んっ」

 

女の人は自分のパンツの中に手を突っ込んで、激しく指で擦りながら、僕のペニスを扱く。

 

「あ……待って……っ‼︎ 汚れちゃう……っ‼︎ 」

 

女の人は僕のパンツを脱がし、耐えられなくなったのか、再び僕のペニスを咥えて、激しく舐め始めた。

 

「あっ、あっ……イク……んぁああっ‼︎」

 

僕は再び、女の人の口の中で果てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……朱莉、戻ってこないな」

 

第2駆除班拠点。私、紅宮 深雪は滝沢から借りたタブレットで動画を見ていた。さっきのアマゾンの映像だ。

ベルトを着けて変身していた。まるで、そう。仮面ライダーの様に。

 

「無理もないよ。さっきちょろっと聞いたんだけどさ……幼馴染らしい。あの、青のアマゾンと」

 

滝沢が水を飲みながら答える。青いアマゾン。黄色のアマゾンと似ているものがある。しかし、こっちはベルトが無くて腕輪があった。だが、青のアマゾンは腕輪を剥ぎ取った。

 

「アマゾン……人喰い……喰種とは違うの?」

 

「……あの、もういいかな、喰種のお嬢ちゃん」

 

「あぁ、うん。ありがとう」

 

滝沢にタブレットを返す。

すると、穂乃夏が私の元に来た。

 

「あの、深雪さん」

 

「……穂乃夏、ちゃん」

 

「呼び捨てでいいですよ。なんか、深雪さんにはそう呼ばれたいなって」

 

「あぁ、うん。どうしたの、穂乃夏」

 

「……もしかして、なんですけど」

 

穂乃夏は一瞬俯き、訊いてきた。

 

「……深雪さん、お姉ちゃんのこと、知ってるんですか?」

 

……私は外に出る様に促し、穂乃夏と共に外に出た。

 

 

 

 

 

 

 

夕方の川岸で、腕輪を手にし、落ち込んだ様な顔をするのは……工藤 朱莉。

 

「何で……何でよ、優」

 

 

 

『朱莉ちゃん、私たちは2年ほど経てば、人を喰らう怪物になってしまうの』

 

『その時は我々を、躊躇わず、殺してくれ。我々はもう、覚悟は出来ている』

 

『優を……よろしくね。今はまだ眠っているけど、どうか……あの子には、人間でいて欲しいの……』

 

 

 

「私は……あんたを守るために……あんたを人間に戻すために、駆除班に……今の会社に入ったのに……っ‼︎」

 

朱莉は頭を抱え、その場に座り込む。

その目尻からは涙が垂れた。

 

 

 

「……そうですか、白鳩に……」

 

私は全てを話した。彼女の姉、羽崎 春奈のこと。沢芽市で出会い、私の全てを変えて、生きる力と希望をくれたこと。

そして、白鳩に殺されたこと……。

 

「ごめんなさい……あの時の私が無力だったせいで……」

 

穂乃夏は私を抱き締めた。

 

「……いいんです。あの時、白鳩が家を襲った時に、生き別れになって……あの後、ちゃんと生きてたんだって。わかっただけでも、良かった」

 

穂乃夏は私を見つめてきた。

 

「……沢芽市、にあるんですか? お姉ちゃんのお墓」

 

「……うん。春奈はあの街が好きだったから、ね」

 

「いつか……連れて行ってください」

 

「……約束するわ」

 

「はい……‼︎」

 

穂乃夏の笑顔。やはり、姉に……春奈に似ていた。

それから、私たち二人は……赤澤の電話に呼び戻された。

 

 

 

 

「……美味しい」

 

夜になり、お腹が空いていた僕は、卵粥を食べていた。女の人が作ってくれたのだ。

 

「でしょおー? お姉さんね、男を虜にするのが上手なの。勿論、胃袋もね‼︎」

 

ウインクに頭を下げ、僕は粥を食べる。

 

「そーいや、名前聞いてなかったね。名前、何ていうの?」

 

「優……安須川 優、です」

 

「ユー君ね。私は北羽 弥生‼︎ 弥生でいいよ‼︎」

 

弥生さん、か……。

 

「……そーいやユー君。はい」

 

いきなり手渡された手鏡。僕は粥を全部食べ、器を置いて手鏡を手にした。

 

「……ひっ⁉︎」

 

僕の左目が……黄色くなっていたのだ。見え方に問題はないが……僕はびっくりし、鏡を落としてしまった。幸い割れはしなかった。

 

「ごっ、ごめんなさい‼︎」

 

「あー、大丈夫大丈夫。左目の色……多分、覚醒した細胞を抑え込んだ影響。所謂副作用ってヤツかな」

 

すると、弥生さんはどこからともなく、僕に黒い眼帯をくれた。

 

「はい。その方が、色々と気が楽でしょ?」

 

僕はそれを受け取り、着けてみた。鏡で見てみると、違和感もなくて、着け心地も悪くなかった。

 

「あ、ありがとう、ございます……」

 

優しい……。

少し照れながら言った。

それに笑顔を見せ、弥生さんが抱きついてきた。

 

「んもぅ……可愛いなぁ」

 

 

 

突然、スマホが鳴る。

 

「んー? 」

 

弥生さんはスマホを手に取る。地図の上に赤い点が2点。

 

「実験体か。よし、行きますか」

 

「……っ⁉︎」

 

その地図が指し示している場所。

そこは、見覚えが……いや、間違えるはずもなかった。

 

「ん? どしたのユー君」

 

「……ここは、僕の家……‼︎」

 

 

 

 

 

 

朱莉のスマホが鳴る。

電話に出る朱莉。

 

「はい」

 

「実験体が出た。データはそっちに送る」

 

「うん」

 

電話を切り、基地に向かって走る朱莉。走りながらスマホに送られた位置データを見る。

 

「……‼︎」

 

朱莉は立ち止まった。

その座標が指し示していたのは……安須川家だったのだから。

 

 

 

 

 

 

「ググ……オオオオ……だ、ダメだ‼︎ グァアアアアアアッ‼︎」

 

「あ、アナタ……オオオオオッ‼︎」

 

安須川家。

優の父と母の体から熱が発せられ、変質していた。

 

 

 

「安須川さーん……?」

 

隣の夫婦が二人揃って、叫び声を聞きつけてやって来た。

優の父と母の姿は……サメのような姿のアマゾンとなった。

そして、玄関のドアを開け、夫婦二人を引きずり込む。そして……

 

「な、なな……‼︎」

 

声を上げる間もなく、その巨大な口で、頭から食われてしまった。

 

 

 

 

 

「本当なの⁉︎ あのアマゾンの家族の家って……?」

 

朱莉の言葉に驚いていた私たち。朱莉は話した。

幼馴染両親から、自分たちがアマゾンに目覚めたら、息子を守って欲しいと。

そしていつか、アマゾンから人間に戻す方法を見つけて、幼馴染を人間に戻したいと。

 

「あの子は……優は……アマゾンでも、心は人間なの。だから……」

 

「……とにかく、現場に行かないと始まりませんね」

 

穂乃夏が答える。

それに、私たちは頷いた。

 

「優……」

 

朱莉は、その名前を呟くだけだった。

 

 

 

 

 

「……」

 

僕は弥生さんのバイクの後ろに乗っていた。

 

「……まだ、信じられない? 自分も、家族もアマゾンだってこと」

 

僕はただ、頷くだけだった。

 

「……まぁでも、いきなりだししょーがないよね」

 

 

 

 

 

バイクに乗る前に、僕は弥生さんから……弥生さんのと同じベルトを渡された。

 

「え……?」

 

「……多分さ、ユー君、迷うと思うの」

 

「迷う……」

 

否定できなかった。多分、父さんと母さんはアマゾン……人喰いになっている。

僕みたいに自分で抑えるのは、まず無理らしい。

 

「だからさ、もし……自分が人喰いになりたくないのなら……その力を使った方がいい、とだけ言っとくね」

 

 

 

 

 

僕は弥生さんの言葉を思い出しながら、バッグに入ったベルトを手でしっかり抱えていた。

 

 

 

 

 

 

夜中の住宅街。静まり返ったその一帯。近隣住民には、危険物処理と称して避難させた。暫くは大丈夫らしい。

私は駆除班と共に、問題の家の前に。

 

「ここだね」

 

滝沢がタブレットを手に言う。安藤が銃を構える。

 

「……玄関、空いてるっぽいっすよ」

 

「……突入するぞ」

 

赤澤を先頭に家の敷地内へ。

ドアを開けて、中へ。

リビングに突入。そこで……

 

「ググ……ガッ……」

 

二体のアマゾンが人を食らい、その身に返り血を浴びていた。

 

「虫、確認……狩り、開始‼︎」

 

一斉に放たれる銃撃。

私もドライバーを装備して変身。

 

『ワイルドストロベリーアームズ‼︎ 惨劇・バーサーク‼︎』

 

「血祭りにしてあげる‼︎」

 

穂乃夏も前に出て、赫子(かぐね)……喰種の生態器官を展開。羽根状の羽赫(うかく)を展開。

 

「はっ‼︎」

 

穂乃夏の羽赫から放たれる羽根が刃となり、アマゾン二体に降り注ぐ。怯んだところを、私と朱莉が斬り込む。

 

「ごめんなさい、お父さんお母さん……優は……必ず私が‼︎」

 

吹っ切れたようで良かった。

しかし、アマゾンとは恐ろしいな。人の理性までも崩壊させ、ただ喰らうことしか頭に無いとは……。

 

「ギギ……ッ‼︎」

 

一体が怯んだ。

 

『ソイヤッ‼︎ ワイルドストロベリースカッシュ‼︎』

 

「サァアアアアアイッ‼︎」

 

横一文字に振るった斬撃が、一体の体を溶かした。

もう一体は……ガラスを突き破り、外へ。

 

「逃げた‼︎」

 

「滝沢‼︎」

 

「わかってるって‼︎」

 

私たちはアマゾンを追った。

 

 

 

 

 

「んー? 一体減って移動したみたい」

 

ハンドルの真ん中に取り付けられたスマホのナビ。どうやら赤い点が1つが消えて、もう1つが移動……父さんと母さんのどちらかが消えて、片方が移動したらしい。

 

「でも、もーちょいで着くかなー」

 

僕はただ、何も言わずに弥生さんの背中にしがみついていた。

親の死を、実感できないまま。

 

 

 

 

 

「くそ……逃げるな‼︎ 」

 

公園まで来てしまった。

住宅地内だったため、避難はしている。

これ以上は時間は取れない。

 

「‼︎」

 

岡本がスナイパーライフルで足止め。しかし、アマゾンは衰えていない。

 

「くそ……食った分強くなってるっす‼︎」

 

「このっ‼︎」

 

乱丸を叩きつけるも噛み砕かれた。

 

「嘘っ⁉︎」

 

「グオオオオッ‼︎」

 

腕に噛み付いてきた。

 

「くぁああああっ‼︎」

 

「み、深雪さん‼︎」

 

「この……放せっ‼︎」

 

無双セイバーを引き抜き、ガンモードをゼロ距離で放つ。何とかアマゾンは離れたが、装甲が砕け、血が流れた。

くっそ……動かないっ⁉︎

 

「ヤバい……っ‼︎」

 

「このっ‼︎」

 

駆除班の射撃も通じない。

このままじゃ……今度こそ本当に……っ‼︎

 

 

 

 

 

「着いた着いた〜♫」

 

公園に着いた。既にアマゾンと武装した人たちとの戦いが始まっていた。

僕と弥生さんはバイクから降り、公園に足を踏み入れた。

 

そこにいたのは……朱莉だった。

 

「優⁉︎」

 

「朱莉⁉︎ なんでこんなとこに……」

 

「あんたこそ、どうして……っ⁉︎」

 

サメのアマゾン……恐らく、体格的に父さんだ。

もう、僕の姿を見てもわからないだろう。

けど……。

僕は震えていた。

 

「……ま、まだ無理な話だよね」

 

弥生さんが僕の肩を叩いて、前に出た。

父さん……アマゾンが弥生さんの方を向いた。

弥生さんはベルトを腰に巻いた。

そして、ベルトのグリップを回した。

 

 

 

 

『DELTA……‼︎』

 

 

 

 

「あーまーぞんっ♡」

 

 

 

 

弥生さんの周りに熱が起こり……弥生さんの身体は、黄色いアマゾンになった。

 

「ユー君の濃ゆいの、2回も飲んだから……今日の私は本気だァッ‼︎」

 

黄色いアマゾンが、サメのアマゾンに飛びかかる。黄色いアマゾンはサメのアマゾンに掴みかかって、爪で引っ搔く。サメのアマゾンが荒々しく反撃するも、黄色のアマゾンはいとも簡単にいなし、蹴りを叩き込む。

 

 

「遅い遅い遅ぉーい‼︎」

 

まるで……戦いを楽しんでいるようだ。

黄色アマゾンの一撃が、サメアマゾンを吹っ飛ばす。サメアマゾンが吹っ飛ばされた先に……武装した男の人が竦み上がっていた。

 

「ひっ⁉︎ しまっ……」

 

その場から離れるのも遅く、その男の人は足を噛まれた。

 

「ぎゃあああああっ‼︎ このっ、このぉおおおっ‼︎」

 

射撃を撃ち込み、離れたサメアマゾン。

男の人はその場に蹲る。

 

「ギャオオオオオッ‼︎」

 

サメアマゾンの体から蒸気が噴き出した。人を食べたことで、強くなったのか⁉︎

 

「……ッ‼︎」

 

僕の頭の中で……叫び声が響く。

 

 

 

 

 

……喰エ‼︎ 人ノニク……旨イ‼︎

 

 

 

喰エ‼︎ 喰エ‼︎ 強ク、ナレル‼︎

 

 

 

人ハ食物‼︎ ウマイ‼︎ ウマイ‼︎

 

 

 

 

アマゾンナラバ、喰ラエ‼︎

 

 

 

 

僕は頭を抑える。身体が熱い。あの時と同じだ。

 

 

 

喰エ‼︎ 喰エ‼︎ 喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ喰エ……

 

 

 

 

「黙れ……ッ‼︎」

 

喰エ‼︎ 喰ラエ‼︎ 喰ライツクセ‼︎

 

 

 

 

「黙れェエエエエエエエッ‼︎」

 

僕は叫んだ。その叫びに、その場にいた全員がこちらを向く。

僕はフラつきながらも、父さん……いや、サメアマゾンに向かっていく。

 

あれはもう、父さんじゃない。

父さんも母さんも……もういない。

 

僕は……僕は……ッ‼︎

 

 

僕は立ち止まる。そして、ベルトを装着した。

 

「‼︎ 優‼︎ ダメっ‼︎ 」

 

朱莉の声。僕は朱莉を横目に見る。

 

「あんたは戦っちゃダメ‼︎ あんたが……あんたが戦ったら‼︎」

 

朱莉はその場に崩れ落ちた。

 

「私は……何のために……ッ⁉︎」

 

僕はベルトのグリップを握る。

 

「……僕は、あんな風になりたくない。あんな風に……人を食う怪物なんかになるのは……嫌だ‼︎」

 

「だから‼︎ 私はあんたを助けるために……」

 

「……僕が助かるまでに……何人死なないといけないの?」

 

その問いに、朱莉は黙り込んだ。

 

「僕は……気に入らない。人を勝手に喰らうなんて。だから僕は……気に入らないものを、人を食うアマゾンを、殺す‼︎ 僕は……あくまで人間として戦う‼︎」

 

 

僕は……ベルトのグリップを勢いよく回した。

 

 

 

 

 

『ZETA……‼︎』

 

 

 

 

「ウオオオオオオオオオッ‼︎ アマゾン‼︎」

 

 

 

 

 

僕の身体は熱気に包まれ、その姿は……青い装甲に包まれた。

 

力が漲る……‼︎

 

 

「ウオオオオオオオオオッ‼︎ ガァアアアアアアッ‼︎」

 

身体が動く。

凄い。

今なら、何でもできる。

目の前の気に入らないものを、全て消せる力が、今ここに‼︎

 

「グオオオオッ‼︎ ウオオオオオオオオオッ‼︎」

 

本能のまま、僕は荒々しくサメアマゾンを攻撃した。

 

 

 

 

 

「……ステキぃ……‼︎」

 

あたしは変身を解除。鉄棒にもたれかかり、濡れた秘部をショーパン越しに擦る。

 

「あんなに可愛らしい子が……こんなに荒々しく、激しくなるなんて……んん……っ‼︎」

 

こんな感覚、初めてェ……‼︎

あ、イク……勝手に興奮して勝手に擦ってイっちゃう……♡

戦いを見ながら、私は自慰で軽く絶頂した。

 

 

 

 

「凄い……」

 

私は変身を解き、青い装甲に包まれたアマゾンの戦いを眺める。

野獣のような荒々しさ。

こんな戦い、見たことがない。

 

「……」

 

その傍らで、朱莉は呆然としていた。

その瞳は虚無感に苛まれていた。

 

 

 

 

「グオオオオッ‼︎ ウオオオオオラアアアアッ‼︎」

 

蹴りが、サメアマゾンの尾ビレを叩き折る。サメアマゾンは怯み、傷跡に悶える。

僕はベルトのグリップを勢いよく回した。

 

 

 

 

 

『Violent Crush……‼︎』

 

 

 

 

 

「グゥゥ……ッ‼︎ ガァアアアアアアウッ‼︎」

 

駆け出し、振るった右腕。その右腕に付いた刃が、サメアマゾンの体を真っ二つにした。

サメアマゾンは溶け、腕輪が残った。

 

「ハァッ、ハァッ……‼︎」

 

さよなら、父さん、母さん。

最後に何も言えなかったけど。

ごめんなさい。でも。

きっと、間違ってないんだ、これで。

だって……。

 

僕は弥生さんの方を見る。

 

そうだ。

彼女は僕を導いてくれる。

彼女は正しい……。

 

疲労が一気にきた。

僕はその場に倒れた。

 

 

 

 

 

 

「よっと……」

 

私は倒れ、変身の解けたユー君をおぶって立ち上がった。

 

「待ちなさい‼︎」

 

駆除班の少女……というほど若くはないかな。彼女が立ち上がって言い放つ。

 

「返して……優を……優は、私の……ッ‼︎」

 

「んー……ヤダね。だって……」

 

私は……寝ているユー君の唇を奪う。

その光景に、女は赤面した。

 

「この子はもう……あたしのペットだから〜‼︎ きゃ〜‼︎」

 

私は小走りでバイクに乗り、後ろにユー君を乗せて、走り去った。

 

 

 

 

 

「優……っ‼︎」

 

朱莉がその場に崩れ落ちた。

私は穂乃夏に肩を貸してもらって立っていた。

 

「朱莉さん……」

 

「許さない……あの女……っ‼︎」

 

朱莉は……その声に殺意を込めているのがわかるように、低い声で言い放つ。

 

「殺してやる……駆除してやる‼︎」

 

 

 

 

 

 

「始まったか……」

 

戦いの様子を、物陰から見ていた男。スーツの男は怪しく笑みながら、誰にも気づかれずにその場を離れる。

 

「アマゾン細胞……興味深い品だ」

 

その手に握られていたのは……ゲネシスドライバー。

 

「……いい実験が、出来そうだ」




NEXT HUNT……



「ねぇ……犯してェ……私を……壊してェ……‼︎」



「インベス⁉︎ どうして、アマゾンが錠前を⁉︎」



「この店の奴らが……全部虫?」




「僕がやりたいことは、僕が決める‼︎」






episode.3 Deep Kiss Trap

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