Fate/Last Master IF 作:三代目盲打ちテイク
――遭難した。
「遭難した」
「うむ。わかっているから大人しく助けを待つのだマスター」
「でも、雪山でそうなんだよ。洞窟があったとはいえ、持ってきているものといったらそんなにないし」
「もしもの時は私が狩りにでよう」
「うん、お願い。っと、そういえば、黒髭からなんかもらってたな」
薬瓶。
――危なくなったら飲みなさい。
――特に遭難した時とか。
――例えば女性と2人で遭難した時に使うと吉。
――栄養剤です
製作パラケルスス。
「――――」
怪しい。怪しいが背に腹はかえられない。というのもこの時のオレはたぶんすっかりとこの状況に参ってしまっていたわけで――。
すっかり寒さで弱ってしまっていたわけで。
「栄養剤みたいだし飲んでみるか。はい、アタランテの分」
「む、私にもか?」
「一応ね。助けが来るまではあまり動かない方がよいだろうし」
「わかった。もらっておこう」
飲んだ瞬間身体があったまる。雪山の寒さも消えて、むしろ熱いくらいで、だらだらと流れる汗に息が荒くなる。心臓は早鐘を打つように激しく鼓動を刻み、愚息がありえないくらいに膨張して服を突き破りそうな勢いだった。
この薬を誰からもらったのか。あまり信用したら駄目な人が製作していたとか。まあ、そんなことが走馬灯のように浮かんで、熱病に浮かされたようにオレの意識は溶かされていった。
あとにはもう情欲以外に何者もなく、オレがそんな状況なのだからアタランテはというと、顔を真っ赤にして股の間に手を入れてもじもじとしている。
いまだ理性が強いのはサーヴァントだからか、あるいは純潔の誓いをたてているからなのだろうと、そんなことを思う。
ただ、オレには、あまりにも彼女が愛おしく、股間のいちもつが辛く、考える余裕などなく、ただ獣のように荒い息を吐き続けていた。
だから我慢できず彼女にすり寄って、その身体に触れてしまう。
「ま、待て――」
そんな言葉など聞ける余裕などなく、無遠慮に彼女に触れる。華奢な肩に、腰に、髪に首筋に、ぴこぴこと動く耳にも触れて。
「あ、あまり触れてくれるな。わ、私は純潔の誓い、をた、立てている。ダメだと……」
それでも抵抗らしい抵抗がないのは彼女もまたあの妙な薬を飲んだから。疼いて仕方ないのだろう。頬は上気して朱に染まり、瞳は潤んで期待するかのようにハートが浮かんでいるかのよう。
「ん、ふちゅ――」
「んんっ、んっ、んっん……」
「んむんっれろちゅっんぐっあむっんぐっあむっ」
彼女に口づける。獣のように激しく彼女の口内を蹂躙して、味わい尽くしていく。時折、ものほしそうに絡んでくる彼女の舌と舌を絡め合い、ひっぱりこちらに引き込んで甘噛みで吸いつくす。
燃え上がった炎は何よりも激しく、互いを求めてさらに強く激しく燃えたつ。炎上する互いの欲望に際限はなく、より深く、より強くと唾液が垂れてだらしなく服に染みをつくるのも頬を濡らすのもいとわずに互いをむしゃぶりつくしていく。
「んちゅあむっずぶっれろ」
「んんあっんんっ! ……ふわっ」
窒息する寸前まで、苦しさもまた快楽に変換されて苦しくなるほどに頭がおかしくなるほどの気持ちよさを味わう。
離れれば架橋される唾液の橋。呆けたような声を上げるアタランテ。一時の休憩と感じられる快楽の余韻に浸る暇などは与えない。
再び互いの距離はゼロになる。いやらしい音を立てて彼女に吸い付く。全部が全部愛おしく、唇だけでなく吸い付くのは首筋へと愛撫の範囲を広げていく。
燃えるように熱い彼女の皮膚に食らいつき、舐めてなめて、舐めて。火照ってだらだらと流れる汗を舐めとって味わい尽くして彼女に返す。
もはや彼女の体液がオレにとっての媚薬と同じで昂りの焔は何よりも強く、熱く。気が付けば服を脱いでいた。寒さなどはもう感じない。それほどまでに火照り昂った身体はてらてらと汗と腺液を垂れ流して地面に染みを作っている。
「脱がすよ」
いいかどうかも聞くまでもなく彼女の服を脱がせて匂いを嗅いでみる。むわりとかおる汗の匂いに混じって感じるのは確かな雌の臭い。太ももに垂れて光る蜜の臭い。
ごくりと感じる喉の渇き。ああ、流れる蜜液は何よりも甘美に思われて、癒してくれるのはないか。そんなことを想ったらもう吸い付いていた。
「じゅる、んっんむんちゅずっ!」
「ふわっあっんあっううぅんんっ!」
遠慮のない吸い付きに昂った艶声が洞窟に響き渡る。それがさらにオレを燃え上がらせて、何よりも強く激しく吸い付かせる。
そのたびにあふれ出す膣液の量は増すばかり。相手もまた、昂っていくのだとわかって啜るだけでなく、舌先は彼女の性器を愛撫するように勝手に動く。そうすれば、この甘美なりし愛蜜が溢れだしてくるのだとわかっているのだ。
彼女の嬌声を聞きながら、どこがいいのかを探って舌を這わせる。やはりいいのは淫核か。唾液で濡らして剥いて舌で包み込み、女が男にするようにしごいて見せる。
彼女の喘ぎ声はより一層大きく艶やかになっていく。ぶしゅりと噴き出すほどにあふれ出す愛液は頬を濡らし喉を垂れて身体を濡らす。
痛いほどに膨張した剛直はもはや我慢できぬと腹を叩き、入れろと叫ぶ。ゆえにアタランテの体をひっくり返して尻を上げる。
獣のような体勢。
「ふぁ、ぁ、ま、――」
わずかな理性によるアタランテの静止。そんなもので止まるはずもなく、一直線に突きあげる。
「っううぅああっあっっふわっんあ……あっぁあっぁんんっ! ……ぁあっ!!」
そして待つことなく抽送を開始する。最初から遠慮なく、肉欲をたたきつけるような交合。ひと突きごとにばちゅんばちゅんと淫乱が音となる。
アタランテの喜悦の声と相まって恍惚が昇る。ちんぽから脊髄を登る愛おしさは何にも増して大きく、孕ませたい孕ませたいと玉袋が精子が叫んでいるのを幻視する。
尻に腰を断ちつけ彼女の背に覆いかぶさって逃がさない押さえつけるように雄として雌に刻む自らの精。膣内の肉襞にあふれ出して止まらない腺液をこすりつけて自らのものだ、この雌はオレのものだと主張するように擦りつけて縄張りを主張する。
あふれ出す汁、汁、汁。もはや互いのそれが混じったものから放たれるすさまじい淫気にここに誰か来たのならおそらくは目をそむけたくなるか、一目散に逃げるか発情するかのどれかになるだろうというほど。
「あむっ……」
「あぁあっ!」
さらに打ち付けるだけではなく彼女の耳を噛む。優しく甘噛みなれど、彼女に自らの証をつけるかのように。首筋にも強く歯形をつけて。
昇ってくる射精感を耐えて耐えて最高の一瞬に吐き出すように溜める。腹に力をいれてされどたたきつける腰の動きはやめずに、むしろ緩急やひねり、円を描くような動きも追加して快楽に攻め立てる。
もはや我慢できない早くくれとばかりに収縮する膣に口を開ける子宮口。きゅうきゅうと搾りつくさんと締め付けてくる肉襞に頭が真っ白になる。精を勢いよく吐き出したのは、彼女が逝って膣が広がりを見せたのとほとんど同時で
「ぐぉお――」
「ぁあううぅっあぁあっああううぅんんっ! ふわっあっぁあっ――――」
どくどくと律動して精を吐き出す肉棒のそれは十度を超えてまだ吐き出してびゅくびゅくとどろりと濃い精液を子宮へとたたきつける。
どれほど出しているのかというほどの快楽。脊髄に上るそれはもう天井知らずに上がっていって、出し切ったと思った瞬間にまだだと言わんばりに締め付けてくる彼女のおかげでその場で二発目が出たほど。
しかも、何もしていないのに吐き出す精の量は倍以上。死ぬんじゃないかと思うほどの快楽にたったそれだけで動けなくなるほどだった。
どさりと引き抜くと同時に倒れ伏す。ごぼりと音がして流れ出す精液の量は感心する前に恐怖するくらいだ。それでいてとてつもなく濃厚で凄まじい粘性すらあるように錯覚する。
「ぁ、ぁあぁ――もっと――」
そして、動けないオレへと覆いかぶさるのはアタランテだった。すっかりと火がついてもはやこれでは足りぬと言わんばかり。
しかし、出し切ったかのように萎えたペニス。動かぬからだ。
「ふっふ――」
口移しで飲まされるのはさっきの薬。一瞬にして燃え上がる体。彼女の唾液と混じり合って効果は倍増しているかのように強く、先ほど以上にそそり立つ己の分身。
「ぁん」
それをアタランテは頬一杯に頬張る。
「じゅぷっちゅっじゅぷっずぶっんぷっずぶっずっ!」
いやらしく音と立てながらの口淫。舌で亀頭を攻めて攻め抜いてくる。
「ぐ、ぉお――」
一瞬で射精してしまう。
「んく、んくっ――ぷはぁ、一杯出たな。じゃあ、次はこっちにももっとだ」
そう言って、萎えかけた一物を尻尾がしごいて行く。ふわふわのそれが巧く動かされてすぐさま硬度を増す剛直。くぱぁと拡げられた膣肉から垂れる精液と愛液の入り混じった混合液がペニスにかかるだけですさまじい衝撃だった。
それが持ったないと言わんばかりに一気に飲み込まれる肉棒。一気に奥まで入る。
「あぁっ、んん、くぁ――いくぞ?」
やはり待つことなどなく抽送は開始される。遠慮は互いにあるはずもなく、たたきつけられる。その激しさ、速度はすさまじく一瞬だってもたない。
四度目の射精になるはずなのに一向に萎えず、量も変わらず精液を十回、二十回を超える律動に合わせて吐き出して子宮へと送り込んで行く。
それで彼女が止まることはない。射精中のちんこをさらに肉襞が扱きあげていく。締まった膣が容赦なくペニスを苛め尽くす。
そのあまりの激しさに快楽の海に溺れて脳が焼かれていく。
もはや己の感覚はちんこにしかないかのよう。甘く、熱く、とろとろの膣内。二人のいやらしい汁が混ざり合ったあたたかな空間が何よりも心地よい。
彼女は休むことなく腰を振り続けた。射精が十度を超えたときから数えるのをやめた。気が付けば洞窟内が真っ白に染まっているが、それすらもまた行為をやめるきっかけにはなりはしない。
薬を何錠飲んだのだろうか。もうそれすらも判断はできず。ただ快楽に任せて互いに腰を振り続ける。喉が渇いたら互いの唾液を飲む。
一つになったままずっと腰を振り続ける。もはやそういう一個の生命体のような有様。
ただ、それがどうしよもなく幸せで、気持ちがよくて、いつまでもセックスをつづけた――。
某Pの薬というだけである程度の説得力があるのってズルいと思う笑
次回はメイヴかな。
感想やら評価やらもとむ。
ではまた。