Fate/Last Master IF 作:三代目盲打ちテイク
彼女の中に自分の一番敏感な部分がある。それは不思議な感覚を伝えてくれる。真綿で包まれているかのように優しくふわりとしていて温かい。
生まれる前に感じた母の胎内を思わせる感覚に、自然と心が穏やかになっていく。興奮の中に訪れる一瞬の凪。このままずっと挿入したまま抱き合っていたいとすら思う。
蕩けた彼女の表情を口づけをしながら見る。目を閉じてオレのキスを受け入れる彼女の高揚した顔を見ているだけで幸せな気分だった。
唇を合わせて彼女の口の中で舌を交わらせる。上も下も繋がって一つになる。彼女の頭に添えた右手でそっと汗に濡れた髪を撫でる。
柔らかな濡れそぼった髪を指で絡めてそっと撫でるように触れる。それだけでも彼女は感じているのだろうか。びくびくとした感覚が挿入した肉棒から伝わってくる。
どれほどそうやっていただろう。抱き合ったまま、じっと何も言わず口づけをたまに交わしながら座っていた。
「っふ……い、いいわ、よ」
「本当に?」
「ええ」
息を整えた彼女は、完全に痛みが引いたのかそう言ってきた。確認してからそっと彼女の体をベッドに横たえる。つながったままの彼女。
奥まで差し込んだ肉棒をゆっくりとゆっくりと抜いて行く。愛液で濡れた膣内をペニスが抵抗なく滑っていく。入り口付近で逃がさないようにと引き留められる。そこで止まった。
「行くよ」
今度はまた入っていく。入り口はグチュグチュしていてトロトロと溶けているかのよう。亀頭が通るとゼリーのようなヒダヒダがカリに回り込んでもう逃がさないとばかりに包み込む。
されどそう簡単にはいかないんだからとでもいうような押し返すようなわずかな抵抗が来る。それも心ばかりのそれで、少しばかり押し込んでやると、 ぬるりと亀頭が飲み込まれてしまう。
奥へ奥へ。まるで底なしの沼の中に吸い込まれていくかのような感覚を感じながら、ゆっくりとゆっくりと彼女を見下ろしながら抽送を開始する。
「ぁあっ…………んんっ! ……」
彼女のあえぐ声と腰の動きに合わせた水音が部屋に響き渡る。淫靡な合奏は耳を打ち、神経を貫いて脳髄に直接電気を流されているかのような圧倒的な快感を感じさせる。
鼓動に合せるように抽送を続ける。たまに奥まで入れて動かずに膣壁の感覚を確かめる。血が全身をめぐるように快楽が体中をめぐる。まるで、全身が男根になってしまったかのように思えた。
ヒダヒダがウニュウニュとまとわり付き、時折きゅんっ……きゅんっ……きゅんっと痙攣がペニスを愛撫する。軽く吸われながら締め付けられるようなそんな感覚に目の前を星がまいくらくらと脳を揺らす。
エレナの快楽がそのまま自分の快楽になってしまったかのよう。更なる快楽を求めて、そのまま奥に挿し込んだまま腰をのの字を描くようにグラインドさせる。
「んんっ! ぁあっあああっあんん……んううぅふわっっぁあっあんんっ! あっっ」
彼女の喘ぎ声が強くなっていく。気が付けば自分もまた同じように荒い息を吐いて喘いでいるようであった。今度は、またピストン。それから止まる。それの繰り返していく。
慣れてきたのだろうか、多少喘ぎ声に余裕が見られる気がした。
「ぎゅっとしてエレナ」
「ん……」
密着して耳元で囁く。熱に浮かされたような彼女はゆっくりと腕を首に回してぎゅっとしてくれる。彼女の鼓動が聞こえる。オレの鼓動も彼女に届いているだろうか。
早鐘を打つ鼓動。彼女の鼓動もまた早く、全身は朱に染まっている汗が流れるほどに熱せられている。愛の熱。恋の熱さ。
それを互いに感じながら彼女の背と頭に手を持っていき深く挿入したまま彼女の体を抱き上げていく。座った姿勢。そのまま彼女の腰を掴んで上下に動かす。
先ほどよりも深く彼女とつながった感覚。腰を掴んで動かすというある意味物を扱っているかのような錯綜した感覚にペニスがさらに膨張する。
「んんっ! あ……っんんっ! ふわっんぁあっっ……」
体位が変わったことで感じ方が変わったのか喘ぎ声からは余裕がなくなっている。気持ちよさそうに蕩ける彼女を見るとこちらも同じように蕩けそうになる。
同時に射精感も昇ってくる。下腹部に力を入れてそれに耐えながら彼女の腰を上下させる。時折かき回すように腰を動かしながらぎゅっと抱き着いてきている彼女の耳を舐める。
「んっ!! んあっ、あ……」
「んっんぷっんちゅんちゅ……」
軟らかな耳たぶを口に含む。あたたかいそれを口に含み下で転がす。汗でどこかしょっぱい。腰を動かしながら耳を舐める。
右耳、口づけ、左耳へ。普段なら非難するだろう行為。けれど、今の彼女はただ快楽を受容するばかり。だらしなく垂れたよだれを舐めとって耳を舐める。
なんという心地だろうか。天にも昇るというのはこのことだろう。あらゆる全ての行為が快楽に繋がっているようにも感じられた。
この心の動きすらも同様だった。それほどまでに彼女のことが愛おしい。だからこそもっともっとと思う。英霊たちに鍛えられた良いように扱われていただけど今度は違う。彼女をもっと気持ちよくさせたい。
その一心で昇ってくる射精感に耐える。
「次、行くよ、もっと気持ちよくしてあげる」
今度はくるりと彼女の体を回す。挿入したまま回して彼女を四つん這いに。力が入らないのか彼女は枕に身体を預けている。
必然、お尻が上がっている。綺麗な背中に指を這わせて、彼女の体を感じる。筋肉、骨。全てが愛おしかった。それから腰へと手をおく。
一気に引き抜き、一気に突く。こちらも限界が近い。だから、一気に行く。ぱんっ、パンッ、パンッ! 尻肉にぶつかる腰と子種袋。小気味よく肉欲の音を鳴らす。
さながら獣の雄と雌の交尾のように荒々しく激しく。
「ひあっ……やあぁ……かふっ………へあぁっ……くぅうんっ……はふぅうっ!!」
「はぁっあぁくっ……」
互いに喘ぐ声を上げながらひたすらに快感を高め合う。彼女の蜜壺からは関を切ったようにだらだらと愛液が流れ出しパンッ、パンッという音は次第にばちゅんばちゅんと淫靡なものへと変わっていく。
彼女のあえぐ声もまた同じく変化する。
「はぁっううぅはぁっぐぁがぁぎゃあ! ううぅ」
交尾と同じく喘ぎ声もまた獣のように獣性を帯びているよう。ここで再び体位を変える。果てそうになるのを必死にこらえながら互いに向き合う正常位へと戻る。
あとはラストスパートをかけるように腰を振った。際限なく高まる射精感に視界に火花が散る。
「んふぅうううっ、ふむぅうっぅ、ぬふっっ、んほほほおおおっっ!! あっっ、ああッ! あっあっ、あっッ、ああっ! あッあッあアァアアアッ!!」
イク寸前なのだろう。膣の位置口が収縮し、中が広がりを見せる。まるで全てが消えたような一瞬の停滞。ぷつんとすべての糸がその瞬間に切れた気がした。
「……ぐっ……あ、ああっ!!!!」
「――――アァアアアッ!!」
ペニスが爆発したかのような衝撃が股間から脳髄を駆け巡った。あらゆる全てが消し飛んだかのよう。気がついたときには、オレは身を震わせて激しく射精していた。
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっといつまでもいつまでも射精が続く。ペニスは壊れたホースのように精液を吐き出し続ける。
びくんびくんと痙攣するエレナ。もはや体の自由が利かないのかがくがくと震えて痙攣するばかりだ。膣は痛いほどに締め付けてきて精液を最後の一滴までも絞り出そうとする。
びゅるっ、びゅるるっ――と最後の一滴までも出し尽くす。この一回に全てを出し切ったかのような感覚。事実、いつもであれば何度でも出せそうなペニスは一瞬にして萎えてしまっている。
ただこの一回で全てを出し尽くし、絞りつくしたという実感。肉棒を引き抜くと同時にどぷりと彼女の中から精液が溢れだして流れていく。
それを見届けた瞬間、ああ、出し切ったんだなという理解に身体が追いつきベッドに倒れ込む。そこには蕩けきって荒い息を吐くエレナの姿があった。
そっと腕を彼女の首の下に入れてくれてそのまま腕枕する。満たされている感覚があった。セックスの余韻を感じてぼぅっと彼女と共に揺蕩う。
「んっ、んん……」
「大丈夫?」
しばらくして彼女が意識を取り戻す。英霊だけあって回復は早いようだった。
「ええ、大丈夫よ……本当に、しちゃったのよね、あたしたち……」
「……」
頷く。確認されると何とも言えない気恥ずかしさがある。彼女の顔が見れない。ちらちらと様子をうかがう。どうやら彼女も同じようで視線が合うと思わずそらしてしまう。
それでも彼女はオレの腕の中から出ようとしない。むしろもっと密着する。
「どうする? もう一回やる?」
「魅力的な提案ですけど、オレは、ちょっと、限界、かな」
もう指一本動かすのもしんどい。
「そうね、あたしもけっこう辛いし」
「無理、させました?」
「ううん、ちょっとお腹いっぱいというか、ね……」
ある意味ではお腹いっぱいなんだけど、と言って彼女はお腹をさする。どれほど出したのだろうか。とりあえず人生でもっとも大量に射精した感覚だけはある。
彼女の中は精子でいっぱいになっていることだろう。英霊だから子供ができることはないが、普通なら妊娠していることだろう。
「ちょっと幸せ過ぎて、これ以上は、ね……」
「…………エレナ師匠可愛すぎ」
「んもう、またすぐそういうこと言って。…………ねえ、気持ちよかった……?」
「それはこっちのセリフですよ」
「見たらわかるでしょ。察しなさい、察して」
恥ずかしいのか顔を朱に染めて顔を隠すエレナ。
「言ってください。オレ馬鹿なんで言ってくれないとわからないんです」
「…………ええ、気持ちよかったわよ! どう、これでいい!?」
「良かった。オレも、気持ちよかったですよ」
「もう。……でも、いいこと、あたしにこんなことしたんだから、もう逃がしてあげないんだから。もうあたし以外の誰にも目が移らないようにしてあげる」
「期待してます」
「良くってよ。マハトマを感じるし、あなたっていう弟子も得られた。恋人としてもね。だから、ここに来れて良かったわ」
「オレも会えてよかったです」
「これからもよろしく、あたしの
「はい、師匠」
優しく口づけを交わして、オレたちはそのまま眠りについた――。
さて、前後編いかがでしたでしょうか。
いろいろと頑張って書きましたので感想など聞かせていただけると嬉しいです。
次回は、夏イベがあるんでいつになるやら。
とりあえず、私はきよひーか玉藻狙いです。
なぜかって? ランサーがほしいから。でも一番欲しいのはきよひー。
てなわけで、次回は、わかりません。
夏のビーチでみんなに隠れてお師さんととかネタはありそうでないんでどうなるかわかりませんが、気長にお待ちください。
忘れたころに更新するかもです。
あとはエロだけでなく、普通にIFネタとかやろうかな。
配布鯖縛りじゃなくて、課金鯖縛りのlast masterとか。