Fate/Last Master IF 作:三代目盲打ちテイク
京の都は春真っ盛り。特異点に閉じ込められて救援を待って幾ばくか。すっかり沖田さんとの二人暮らしも慣れたもの。
「お茶とお茶菓子できたよー」
「ありがとうございます。マスター。んー、おいしいです。さあ、マスターもどうぞおいしいですよ、あーん」
「……あ。あーん」
こう無防備なのはどうにかならないだろうかと思う。ただ、確かに縁側でお茶しましょうと沖田さんが言った理由もわかる。
春の陽気はとても気持ちがいい。縁側はいっぱいに陽光が当たってとても暖かい。庭の桜の木から風が吹くたびに桜の花びらが舞ってとてもきれいだ。
「これは、うん、いい気持ちだ」
春うららかで、桜の花びらが舞っている。桜色。そういえば沖田さんの髪の色もどこかそんな感じだったっけ。桜の色はいいと思う。とてもきれいだ。
彼女の桜色の着物姿もいいともう。新選組の衣装もいいけれど。
「なんですマスター? 私の顔に何かついてます?」
「ん、いや、沖田さんは綺麗だなって」
「…………い、いきなりはズルい、です。心構えとか、その……」
オレの一言でもじもじと赤くなってしまうのは本当に可愛いと思う。
「……でも、マスターと居ると何というか、安心します」
「そうだね。オレも沖田さんといると安心するよ」
それから沖田さんはオレの言葉を聞いてなんだかうれしそうにはにかんで、それから吐露するように言った。
「あの、実は、ですね、マスターといると……胸が高鳴ると申しますか……すみません。変ですね! こんな事は生前一度も無かったのですが……また、熱でも出て来ましたかね?」
「………………」
だから、唐突にオレの心に三段突きしてくるのやめよう。襲いたくなっちゃう。いや、もう襲ってもいいんじゃないのかと。
――いいや、襲っちゃえと。
心のチビノブがそういった。
気が付けば沖田さんの唇を奪っていた。軽い口づけ。唇を合わせるだけの軽いキスを気が付けば沖田さんにしていた。
「――」
「あ、ご、ごめん、その沖田さんが、あんまりにも、魅力的だったから……」
見れば股間も半立ちで大きくなってきている。薄い着物だからそれがよくわかるだろう。
「い、いえ……」
いきなりのことで驚いたようだったが、逃げることはしなかった。これで逃げられたら立ち直れないところだった。逃げないってことは、いいってこと、だよな?
確認するように、沖田さんの赤く染まった顔を見て、
「いい、かな……? いやならやめる。もうしない」
恐る恐る聞いてみると、沖田さんは口元を手で押さえて恥ずかしがりながら顔を朱に染めてこくりと小さく頷いてくれた。
そして、
「優しく、して、ください」
そういった。
「――――」
理性のダムが決壊しかけるのを寸前で押しとどめる。獣のように盛るのは駄目だ。優しく、はじめてなのだから。そう必死に言い聞かせる。
何度か息を吸って沖田さんに臨む。優しく肩を引き寄せて、そっと形の良い顎を掴んで、再び口づけをする。
「んっ」
何度も何度も口づけをする。緊張でこわばった彼女の体が解き解されるように軽いキスを雨のように矢継ぎ早に振らせていく。
ゆったりとすればいい。焦ることはない。焦るなと必死に必死に言い聞かせて口づけをしていく。そうしながら軽く彼女の髪を撫でる。
さらさらとした綺麗な髪。
「んっ」
なでるように優しく手櫛を通していく。引っ張らないように慎重に優しく。気持ちが良いのだろう。沖田さんの体からは緊張が抜けていく。
「いっぱい、口づけしました、ね」
「ん、もっとする?」
「はい、こういうことは、その、全然わからないのですけれど……その、マスターと口づけをするのは、なんだかとてもほんわかすると言いますか」
「ならもっとしよう」
「んん――」
キスをして、見つめ合って、またキスをして。心地の良い時間が流れていく。沖田さんはすっかりオレに身体を預けている。
そろそろいいだろうか。彼女の髪をとかしながら、また何度目かになる口づけを交わす。その時に、扉をノックするようにつんつんと舌先で彼女の歯を叩く。
「今度はもっと深いキスをしよう」
「んっんん?」
「んっれろ」
思わず開いたという感じ。好機とばかりに舌先は沖田さんの口内へと侵入する。
「んんっ!!?」
目を見開いて驚く沖田さん。予告したとはいえ他人の舌が自分の口の中に入ってくるというのは驚くもの。どうすればいいのかわからずまた硬直してしまう沖田さんに大丈夫大丈夫と言い聞かせながら耳元でオレに任せてと囁く。
優しく彼女の舌を誘うように誘う。おずおずと乗ってくればやさしく搦め合い、唾液を交換する。
つないだ手がきゅっと力強く握られて、こちらも安心するように握り返して口先の交合を続ける。ぴちゃぴちゃと唾液の立てる音が淫靡に耳を打つ。それは沖田さんにはどんな風な影響を与えているのだろうか。
顔を真っ赤にした沖田さんは淫気纏う音色が鳴るたびに捩るように体をくねらせる。
「気持ちいい?」
「わからない、ですマスター……ただ、マスターの、唾液、甘い、です……」
「じゃあ、何度もしよう……何度も何度も、沖田さんが気持ちよくなれるまで。甘いのは、たぶん和菓子食べたからかな?」
何度も口づけを交わそう。舌をいれて絡め合い、互いの唾液を循環させてさながら一つの生き物のように舌を彼女の口内を這わせていく。
「う、ん……んっんぁ……」
次第に沖田さんの声が艶を帯びてくる。女としての情交の色を帯びてくる。既にオレの男根は完全に勃起して戦闘準備が完了している。
下着などとっくの昔に脱げていて着物の間から顔を出して驚くほどの先走りを垂れ流していた。それが縁側に垂れて染みを作り、今ではもう水たまりのよう。
それでもまだだと理性を押さえつける。自分だけが気持ちよくなるだけではダメなのだ。だから、我慢して沖田さんを気持ちよくしていくためにゆっくりと彼女の体を解き解していく。
口づけをしながら指は静かに袴の隙間へと入っていく。目指すは彼女の秘所。たどり着いたそこを布越しに触る。
「んんっ!!」
いきなりのそれは頭を殴られたかのような衝撃だっただろう。自慰もしたことなにのではないだろうか。生前は新選組として駆け回り、サーヴァントとなったあとも戦闘ばかりだったのだから。
だから、ゆっくりととぎほぐさなければいけない。ゆえに直接触ることはなく、そのまま探るように下着の上から彼女の性器を触っていく。
陰毛の感触を通り抜けて、肉の割れ目に指をゆっくりと這わせていく。布越しでもあれど感じられるぬるりとした感触と下着の湿り。
何度も何度も交わした口づけは確かに彼女の中で情欲をたぎらせる結果となっていた。これはその証。それを下着でふき取り性器に塗り付けるように触れていく。
「あっ、っん、ぁっぁあ――」
少し触れるだけで昂った体には大きな刺激。触れられたことはなくともそういった知識は知っているだろうし、ゆっくりとした動きのおかげでそれがどのような感覚なのかを理解する余裕すらもある。
だからこそ、沖田さんの声はさらに艶やかに、艶おびて艶めかしく。それに合わせて指を這わせるだけだったのを指先の腹で円を描くように愛撫してやる。
ただし未だ割れ目を押し広げたりはしない。淫核にも未だ手を付けることはなく、ただ割れ目の上を焦らすかのように撫でていく。
なにせ、多少は愛液が分泌されてはいても初めてなのだ。まだまだきっと彼女には辛い。それに下着の褌越しであるゆえにいかに多少の湿りがあっても痛かろう。
だから、優しく撫でるような愛撫をしていく。
「っっ、ぁ、ぁっん、ぅぁ、はぁぁぅっぁ――」
「気持ちいい?」
「わ、わからない、です、けど、声、出て――んんっ」
「それは気持ちいんだよ。気持ちいいから声が出るんだ。もっと気持ちよくなっていやらしい沖田さんの声聞きたいな」
そう言って口づけをして舌を舐めてしごきながら、指先に全神経を集中したように揉みほぐしていく。沖田さんの淫靡な声とともにちゅくちゅくと聞こえる蜜の音。
先ほどよりも多く絶えず流れ出してくる。下着越しでもわかる愛液の感触にこちらの方が先にくらりときてしまいそうになる。
いいだろうかと少し強めに指を押し込めば帰ってくる嬌声。そっと下着の隙間に指を這わせれば感じられる蜜液のあふれ出る感覚。
押しとどめていた下着というなの堤防にわずかでも穴が空いた瞬間にそこからあふれ出し太ももへと垂れていく蜜の感覚。
喉を鳴らしああ、啜りたいと思ってしまう。でもまだだとオレにしては珍しく鋼の精神を発揮して見せたりして、それでも着々と情事に向けて進んでいく。
まずは垂れた腺液を人差し指にそっと塗り付けていく。十分に濡れたらそのまま割れ目の中へとゆっくりと挿し込んでいく。
「あっぁあっ……!」
そっと解き解していく。新選組として戦っていたからか、初めての女性にあるはずの膜の感触はない。それにはちょっと残念に思いながらも安堵する。
――はじめては痛いらしいし。
それがないだけでも多少はマシだろうと思う訳で、我が意を得たりとばかりに指はずんずん奥へと、自らがペニスの代わりとでも言わんばかりにぬぷぬぷと入っていってしまう。
それと同期して大きくなる沖田さんの艶声。喘ぐ声はもう女のそれであり、甘美すぎて蕩けてしまうほど。下手したらそれだけで射精してしまうんじゃないかと慌てて力を入れて一安心しながら彼女のあそこを解していく。
一本入れれば二本、三本と入るようになっていく。どれほどの時間が発ったのだろか。互いに汗だくで着物が張り付いてしまってそれはもういい恰好になっている。
それの原因は春の陽光だけではあるまい。さすが水分補給もした方が良いだろう。荒い息の沖田さんの口付けをして先ほど口に含んだお茶を流していく。
こくりと彼女が飲んだのを確認してから今度は彼女の体を抱え上げる。これ以上はさすがに縁側でやるには恥ずかしい。
だから、布団を敷いてそのうえで。
「大丈夫?」
「だいじょう、ぶ、です」
「辛かったら言ってほしい」
「は……い」
布団の上に彼女を寝かせて、着物を脱がせていく。晒しも解けば、形の良い双丘が現れる。昂りによって既にその乳首は大きくたっていた。
もちろんそれには触れない。乳輪の周りからおっぱい全体をもみほぐすようにゆっくりとソフトタッチで触れていく。
「ん、んん? ん……」
先ほどまでの快感から比べたらないようなものだろう。もどかし気に首をかしげる沖田さん。その目はもっとやってほしいとすっかり淫乱の気が見え隠れ。
そりゃあ初めてとはいえど彼女は素直なので、その分気持ちよさを味わってくれる。
「大丈夫、気持ちよくなるから、ね。目を閉じて感じてて」
「わかりました――んっ……」
そっとゆっくりと焦らしながらも乳頭に向けて進んでいく。やわらかな彼女の胸。誰にも触れたコトのないそこに触れているというのは否応なく昂奮させられて、今そこを開発しているのだという優越感に酔いしれる。
勃起した乳首を見ているとああ、吸い付きたくなる衝動を抑えきれず、ついにはむしゃぶりつく。
「あああっ、んんっあっあっあっ……あんっんぅぁ……」
むしゃぶりついてそれでもやさしさは忘れないようにしていたが――自信は全くない。むしゃぶりついて強めに反対の乳を揉み上げて乳首をつまんでやる。
びしゃりと音がするほどに彼女の性器から愛蜜が流れ出して止まらず布団に染みを作っていく。布団についたときからずっと垂れ流していたオレの腺液の染みとつながって大きな地図を作る。
明日洗わないとなーとか思いながらも今は性行に集中する。そのまま乳首から口を外さずにずっと下へとおりていく。彼女の鍛えられた腹を舐めると汗ばんでいるからか汗の味がする。
それが妙に癖になって彼女の腹筋の上で何周もしてしまった。そのあとも徐々に下に降りて行って、むわりと淫臭香る淫裂へとたどり着いた。
淡い陰毛に覆われたそれを舌先で舐めとり、あふれ出す愛液を音と立てて啜る。
「ずじゅるるる」
「あっ、ます、ますたぁ、いや、らし――んぁっっ!!」
程よくほぐれた粘膜を舌先で感じながら、クリトリスを舌で愛撫していく。もうここまで来れば大丈夫だろう。顔を上げて、
「じゃあ、挿入るよ……?」
「ぁ、は、ぃ」
オレの股間の男を見たのだろう。それなりに大きい。沖田さんにあるのは不安と入り混じった期待のそれ。女としての本能が、無意識的に男のそれを欲しがっているのだ。
だって、秘裂は今か今かと待ちきれないようにひくついている。
「いく、よ」
オレは彼女の蜜壺へと肉棒をあてがい、膣液を塗りたくっていく。ぬちゃぬちゃと淫猥な音色が部屋に響き渡る。
そして、ゆっくりと彼女へと腰を落としていった。
「あっあっううぅぁあっ」
初めてとは思えないほどににゅるんと男根は彼女の中へと入っていく。肉襞がまるで待ちかねていたかのように絡みつき、逃がさないと膣肉が収縮して締め付けてくる。
鍛えられたそれは普通の女性よりも強く、されど求めるように優しい。緩急併せ持った淫撃がオレの魔羅を直撃する。
天性のそれ。まさしく男の性を絞る摂る天然の名器というべきか。沖田総司という人間は剣技だけでなくこっちの方もまた天才的らしい。
これが無意識なのだから怖いほど、とそんな無関係なことを考えるのはいれただけで一度も動いていないのに精子を吐き出してしまっては男としてのプライドがという小さなことのためであり、もちろんただの人間であるオレに耐えることはできず、
「ぐ――ぁ」
「ぁ、ぁあっ、で、出てる、お腹の中いっぱい、でてます。マスターのが、びくんびくんって脈打って、そのたびに私の、中、に、いっぱい、熱いのが、でて、る。これ、が精液、なん、ですね。マス、たぁ」
沖田さんの問いかけなんて答えられる余裕の方がこちらにはなかった。なにせ、吐き出した瞬間、これまた待っていたぞと言わんばかりに搾ってくる。
きゅうきゅうとしめつけてふっと離して吐き出させる。その精液を吐き出す律動のたびに搾り取る動き。そのおかげか普通ならば十数回の律動が二十をこえて、射精時間は一分ほどにも達していた。
その快楽、もはや天に上るかのような心地。終わった後もこのまま倒れ伏してしまいたいと思うほどであるが、それをどうやら沖田さんの女が許さない。
少しだけ萎えたちんこをさわさわと肉襞が愛撫していく。
「ぅ、ぉ、ぉおぉ――」
射精し敏感なそこを刺激されて声を上げるうちに再び剛直はその硬さを取り戻していた。何より、オレとしてもこのまま終わるわけにはいかない。
「く、こ、んどは動く、よ」
「は、い」
一度出したからこそ二度目は長くなる。
だから、今度は抽送を開始した。初めはゆっくりと浅く。徐々に深く、早くテンポを上げていく。沖田さんはどこが気持ちよいのかを探りながら、そこを見つけたらそこを全力で。
「ふわっううぅっあんんっ! ううぅあふわっあ……!」
嬌声は甘美なアクセル。腰の振りは際限なく加速していく。それに合わせて鳴り響くばちゅんばちゅんという淫音。互いの精液と愛液が混ざりあった卑猥な音はさらに興奮を高めていく。
二度目もまた限界は近いことがわかった。それは沖田さんもだろう。子宮口がきゅうきゅうと精液が来るのを待っているのを感じる。
彼女の喘ぎ声もまた余裕がなく、過去最高の高まりを知らせてくれていて、
「イクよ、一緒に」
「は、い、い、く、はい、イキ、ま、す、い、っしょに――ぁ、んぁぁぁんんんっ!」
「う、ぉ!」
抜ける寸前から一気に子宮口にたたきつけるように腰を打つ。肉音響くと同時に身体が聞いたどぴゅりという射精音。
いいや、もはや壊れたホースのようにびゅーびゅーとありえない量。先ほど出したとは思えないほどの量が彼女の子宮へと注がれているのがわかる。
頭の中が真っ白になる。一体どれくらい出したのだろう。彼女の腹がたぷんとなるくらい? そのまま布団に倒れ込む。
このまま眠ってしまってはあとが大変だろう。肉棒を引き抜くとぼこりと戦慄するくらいの量が彼女の中からあふれ出している。
だが、もうそれすらも気怠い微睡みの中では些事である。目の前にある幸せそうな沖田さんの顔だけが、すべてだ。
だから見つめあったまま、オレたちは眠りについた――。
ノッブ「助けに来たら、とんでもないものを見てしまった……」
というわけで沖田さんのエロでした。唐突に書きたくなったんじゃ。
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次回はアタランテかメイヴです。
ではまた。