やはり俺達の性行為にSMをやるのはまちがっている。 作:新太朗
ゴールデンウィーク三日目の早朝、俺は陽乃さんの運転する赤いスポーツカーみたにな車に乗せられて温泉で有名な箱根に向かっていた。
正直な所、向こうに着いたらどんなプレイを始める気なのだろう?
今から想像しただけで、身震いしてしまう。だが、陽乃さんとの『夜の公園でのイヌプレイ』で鍛えられた俺ではない。
今更、どんな変態プレイだろうとこなして見せる!!
そんな事を考えていると目的地の温泉宿に着いたのはいいんだが、予想していたのと違っていた。
「……ここに泊まるんですか?」
「そうだ。いい場所でしょ♪」
はっきり言って庶民の俺なんかが泊まるには勿体無いくらいの豪華な宿だった。ここ、絶対金持ちが泊まるような場所だよ。
「お待ちしておりました、雪ノ下様。この度もご利用ありがとうございます」
「こんにちは~。今回もよろしくね」
「はい。もちろんでございます。それで……あちらの男性は?」
「彼ですか?彼は将来の身内とだけ言っておきます」
「そうですか。では、ごゆるりとお楽しみください」
「ええ、それじゃ」
フロントから戻ってきたきた陽乃さんはどこかニコニコしていた。何か言い事でもあったのだおろうか?
「おまたせ、比企谷君。それじゃまずは部屋の露天風呂を堪能しよっか♪」
「……さっきのフロントの人と何を話していたんですか?もしかして前にもここを利用した事があるんですか?」
「話については別にいいじゃない。ここには前着た時はお父さんの仕事の関係でね。その時はあんまり堪能できなかったから次は一人で来ようかなって思っていたんだけど、どうせなら比企谷君を誘ってみようかなって♪」
「……さいですか」
「それじゃさっそく部屋に行ってみよう!」
俺は陽乃さんに腕を掴まれてそのまま部屋に向かって歩き出した。
部屋に着き、中に入って見るとそこには予想以上の光景が待っていた。まさに金持ちが泊まるようにな立派な内装をしていた。
やっぱり庶民が手を出せる場所ではないな。もし俺が社会人になってここに来ようとしたら一体、何年働かないといけないのか、想像するだけで嫌になってくる。
「どうしたの?比企谷君。なんだか嫌な顔しているけど?」
「……いえ、俺がもしここに来ようとしたら何年働かないといけないのかを考えたらもの凄く嫌な気分になって……」
「そんな事なら気にしなくていいのに。来たくなったら私がまた連れて来てあげるから♪」
え?!また連れてきてくれるのか?それはちょっとどころではなく凄く嬉しいな!でもそれだと迷惑じゃないだろうか?
「そ、それは畏れ多いかと……」
「まあ、気が向いたらでいいよ。それじゃここでするプレイについて発表します!」
この人は何を言っているんだ?!あ、そう言えば昨日言っていたな。プレイがどうこうとか。
「……聞くのが恐ろしいんですけど、どんな事をすんですか?」
「ここでするプレイは……ずばり『寝取られ』です!」
「……え?」
「『寝取られ』です!」
「いえ、二度も言わなくても分かります。でもどうして『寝取られ』なんですか?」
そもそもこの人は『寝取られ』の意味を分かっているのか?俺はどころか陽乃さんも誰とも付き合っていないのに、『寝取る』とか無いだろ。
「うん。私は日々、比企谷君に喜んで貰う為に色々と勉強しているんだよ。その中で『寝取られ』って、ジャンルが気になって、実際やってみたらどんな気持ちになるか知りたいんだよね♪」
この人はとんでもない変態になってしまった。てか、俺がしたんだけどね。
「それで今回は私が比企谷君を『寝取る』から♪」
「……え?俺を誰から『寝取る』んですか?」
「雪乃ちゃんから」
「どうして、ここで貴女の妹が出て来るんですか?」
「それは設定で出てもらうから。設定はこう、雪乃ちゃんと結婚した比企谷君を私が温泉旅行に誘ってそこで私の身体を使って誘惑するの」
凝った設定だな!俺が雪ノ下と結婚か。すぐに罵倒されて胃に穴が開くな。確実に。
「まあ、分かりました。それで俺は陽乃さんの事を何と呼べば?」
「私の事はハル姉か陽乃義姉さんかな?あ、私は八幡君って呼ぶから♪」
ホント、凝った設定だな。ここまでするか?今更ぐだぐだ言っても意味がないか。
「……陽乃義姉さん」
「……ん?何かな?八幡君」
あれ?妙に反応が悪いな?一体、どうしたんだ?
「露天風呂にでも入りませんか?」
「……そうだね。さっそく入ろうかな」
陽乃さんは『寝取られ』プレイを始めた途端、いつもの感じじゃ無くなっているような気がする。
「ふ~露天風呂ってこんなに気持ちいいんだな。来て良かった」
「それは良かったね、八幡君」
「……陽乃義姉さん」
「うん?何かな八幡君」
「……この態勢、どうにかしてくれませんか?」
「う~ん……無理。お風呂に入っている間はこのままでいてもらうから」
俺達の態勢は俺の後ろに陽乃さんが抱きついているのだ。陽乃さんの二つの大きなお山が背中に当たってむず痒いし、陽乃さんの声が左耳からダイレクトに聞こえるので興奮してしまう。
「それに八幡君も雪乃ちゃんに出来ない事をしてみない?例えば、パイズリとか?」
「そ、それは……確かにやって欲しいですね」
確かに今のそうだが、将来あいつがボインになるとは限らないからな。雪ノ下はこの先、あの貧乳だろうな。
「それじゃこっち向いてね……」
「は、はい」
何だかんだ言っていた俺も役になりきっているな。こんなシュチュエーションは絶対にないだろうな。
「それじゃ行くね~」
陽乃さんのパイズリは前にやって貰ったが、前回もそうだが今回ももの凄く気持ちいいな!すぐに射精しそうだ。
びゅるるるるびゅるるる……びゅる、びゅる……
「きゃ?!……もう八幡君。射精するなら事前に言ってよね!びっくりするじゃない!」
「す、すいません。あまりの気持ち良さに我慢できなかったもので……」
「次は絶対だからね!それじゃもっとパイズリで抜いてあげるね♪」
それにしてもさっきから妙だな?陽乃さんのテンションが著しく低い気がする。いつもならノリノリな気がするのだが?
俺が考え事をしているといつも間にか陽乃さんはパイズリを止めていた。どうしたんだ?
「……えっと、陽乃義姉さん?どうしたんですか?」
「…………ごめん。比企谷君」
あれ?呼び方がいつものに戻っているな。どうした?マジで!?
「ど、どうしたんですか?ホントに?」
「私、気付いたんだ……」
「何に気付いたんですか?」
「私、比企谷君を『寝取る』ために頑張ってやったつもりだったけど……全然、気持ちよくないの!!」
え、えぇぇぇぇぇ?!?!この人何を言っているんだ?言いだしっぺだろうに。
「えっと、つまり……」
「私が比企谷君を『寝取る』んじゃなくて、比企谷君が私を『寝取って』欲しいの!!!」
この人の言っている事はたまに分からない事があるな。
「……どうして、そうなったのか聞いてもいいですか?」
「……うん。始めは面白かったけど、パイズリ辺りから何だか満たされない私が居て、それを認識したら気持ち良くなれなくて……やっぱり私には攻めは出来ないの……比企谷君に攻めてもらわないと気持ち良くなれないの!!!」
とんでもない発言だな。まあ、俺も攻められるより攻める方が好きだからな。
「……それじゃ立場を変えやりましょうか?」
「……うん。お願い」
「俺が結婚している陽乃さんを『寝取る』という事でいいんですね?」
「うん。お願い比企谷君」
「まずはお尻をこっちに向けてください」
「は、はい♡」
マジでドMだな。調教し過ぎたと今では思うが、後悔は……無い!俺の命令に従順だしな。
今日は役になりきって、陽乃さんを旦那(空想)から『寝取る』!!
「それじゃ……行きますよ!」
「……え?ひ、比企谷君!そ、そっち!お尻なんだけど……っ!?」
「ドMの浮気女にはこっちで十分です、よ」
ずずずずずずっ……
「ひぎぃぃぃ?!お、お尻にっ……比企谷君の……がっ?!入って、くる……っ♡♡」
「流石に尻は締まりがいいですね。それでどんな気分ですか?結婚して1年も経っていないのに俺に犯されるのは?」
「き、気持ちいぃぃぃ、ですっ♡あの男よりっ!比企谷君のチンポの方が、大きくって……っ!?すごく、気持ちいぃぃぃですっ♡♡」
うわぁ……やっておいてなんだが、この人、役になりきっているな。てか、空想の結婚相手の小さい設定なの?
まあ、俺もノリノリで役をやっているからな。
「そうですか。だったら、ご褒美を上げよう」
「……ひえ?い、いひゃい?……」
呂律がまったく回っていない。役と言うよりドMとして覚醒してはないだろうか?それは前からだけど、これでさらにドMになったな。
「ぐっ!射精る……!」
びゅるるるる、びゅるるるる……びゅる、びゅる……
「おおぉぉぉぉっ♡……おひりに、ひきがやくんのが……っ♡でてるぅ♡いぐぅぅぅぅぅ♡♡♡」
お尻に射精したのが余程、気持ち良かったのだろう。アヘ顔を晒して陽乃さんは盛大に絶頂した。アナルに入れての射精は初めてだったが、凄く気持ち良かった。
陽乃さんの顔は今、酷い事になっている。目からは涙、鼻からは鼻水を出している。その上、舌も口からだらんとしている。
「陽乃さん?しっかりしてください。陽乃さん?……完全に気を失っているな」
「ぁぁぁぁ……」
ずずずずずぅ…………ぽこっ……ぽこっ……
俺が陽乃さんのお尻からムスコを抜くとお尻の穴から俺が射精した精液が溢れ出してきた。
陽乃さんのお尻の穴は開いたり閉じたりして、まるで呼吸しているようだった。
それを見ているとまた入れたくなったので……入れた。
ずずずずずっ……
「はひっ?!またっ♡おひりにっ♡……おおぉぉぉぉっ!?お、おひりはけちゃうっ♡」
「その割には嬉しそうに聞こえますが?嫌なら抜きますけど?」
「やめっ!?ぬ、ぬはないでっ♡もっとっ♡ずぼずぼしてっ♡……くらしゃい♡♡♡」
陽乃さんが何を喋っているのか、まったく分からない。今の状態の陽乃さんを雪ノ下が見たらドン引き間違いないな。
「……まったく、ここがどこだか忘れたんですか?いくら個室と言っても露天風呂ですよ?声が周りに響いて、それを誰かに聞かれたどうするんですか?」
「き、きはれてもっ♡いいはらっ♡もっと、おはしてくだざいっ♡♡♡」
……ああ、駄目だな、これは。完全に人格が可笑しくなっている。でも、いいか。エロいしな。
「それでは二度目の射精で無様にイってください!!」
びゅるるるるるっ!びゅるる、びゅる……!
「はひ?!おひりにだはれて……っ♡いぐぅぅぅぅぅっ♡♡♡」
それから二度目の気絶して陽乃さんが目覚めたのが、三十分後だった。その間、お湯に沈まないように支えるのは大変だった。