※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 世界を渡る転生者   作:上平 英

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第58話 偉大なる赤! ☆

<エイジ>

 

 

 インキュバスの能力も使いながら、久しぶりに戦場を駆けながら敵を削っていると、途中でオーディンに出くわし、フィールド内の現状と、リアスたちの現状を教えてもらった。

 

 オーディンからもらった情報は、まずフィールドがレアな神器で、神滅具に属するものが創りだしたと思われる結界で覆われていて、なかに入るのが困難で、破壊も困難だということ。

 

 さらに、結界のなかに『禍の団』の悪魔たちが転送され続け、旧魔王の血族の悪魔も戦いに参加しているということだった。

 

 そして、リアスたちの現状も教えてもらったが、心配の必要はなかったようだ。

 

 イッセーの赤龍帝のオーラと、ディオドラの魔力のぶつかり合いから、神殿でディオドラと戦っていたことはわかっていたし、ディオドラの魔力の反応が弱くなり、イッセーの魔力が高まったままで、ディオドラの魔力の反応が消えたことで、イッセーが勝利したことも察していた。

 

 さらに、リアスたちの近くに魔王クラスの魔力の反応を感じて少し心配したが、リアスの魔力の大きな高まりと、神殿の上部を破壊しながら空へと飛んでいく滅びの魔力を宿した矢。それと同時に消える魔力の反応でリアスたちが無事だということも。

 

 リアスたちのほうが完全に片づき、悪魔たちが転移してくる量も極端に減ってきたし、アザゼルやタンニーン、それに黒歌たちもフィールド内にいるようなので、残党狩りは任せて、オーディンから渡された通信機でリアスたちへ連絡を取る。

 

「こちらエイジ。みんな無事か?」

 

『おおっ、エイジ! そういや別のところに飛ばされてたんだったな!』

 

 聞えてきたのはイッセーの声だった。まったく、俺が『禍の団』と戦っていたというのに忘れていやがったのかこいつは……。

 

 俺のことを忘れていただろうイッセーにどんなお仕置きをしてやろうかと考えていると、通信機からリアスの声が聞えてきた。

 

『こっちは無事よ。全員大した怪我も負っていないし。それよりもエイジ。敵の真っ只中に放り込まれたんでしょ。怪我はない?』

 

 声は冷静なものだったが、かすかに不安の色が混じっていた。心配してくれているんだろう。

 

 あえて元気に答えることでリアスたちの不安を払拭させる。

 

「もちろん、全然大丈夫ですよ! 久しぶりに暴れられましたし、有象無象の雑魚ばかりでしたので怪我もありません」

 

『さすがエイジだな』

 

「ゼノたん。ゼノたんも無事?」

 

『ああ、ディオドラをイッセーが倒したあと、シャルバ・ベルゼブブという旧魔王の血を引く魔王クラスだろう悪魔が出てきたが、連携で先ほど始末した。怪我もないし、アーシアも無事だ』

 

「そう、よかった」

 

 安堵の息を吐くと次に朱乃さんの声が聞えてきた。

 

『とりあえず合流しませんか? エイジさんはどちらに――」

 

「いや、こっちからそっちに向うよ。俺のいる位置からさっきリアスの矢が見えたし。そこに行くほうが早いだろう」

 

『そうですね。お待ちしてますわ』

 

『じゃあ、エイジ。こちらへきてちょうだい』

 

「了解しました」

 

 通信を一旦切り、尻尾で捕らえていた悪魔たちを解放してから空へ飛び上がり、神殿へ向って飛翔する。

 

 ……ずっと誰かの視線を感じていたが、とりあえずいまは無視して、リアスと先に合流しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リアスたちと合流しようとしたとき、リアスたちの近くに空間の裂け目が生まれた。

 

 その空間の裂け目の奥から感じるのは数人分の気配。そのなかによく知った気配も混ざっていた。

 

 空間の裂け目から誰かが出てくる前にリアスたちと合流する。

 

「とりあえずは合流できたな」

 

「エイジ!」

 

「エイジさん!」

 

 イッセーとアーシアが俺の登場に嬉しそうな声を上げるが、まだ油断しないほうがいい。

 

「……エイジ」

 

「はい、『禍の団』のようです」

 

 裂けた空間を警戒していたリアスにうなずく。

 

 空間の裂け目からゆっくりと現れたのは俺が感じていたように、白龍皇ヴァーリ。それと、古代中国の鎧を着た男――孫悟空の美猴(びこう)だった。それともう1人。はじめてみる顔だった。背広を着ていて、手には神々しいオーラを放っている剣を持っていた。おそらく聖剣。腰にも1本さしてるってことは聖剣の二刀流か?

 

「その剣は――」

 

 木場の興味深そうな視線とつぶやきを感じてなのか、背広の男は自慢するかのように説明してくれる。

 

「おお、これは聖魔剣使い殿。お初にお目にかかります。私はアーサー・ペンドラゴンの末裔。アーサーとお呼びください。そして、この剣は聖王剣コールブランド。またの名をカリバーン。史上最強の聖剣とよばれているものですよ」

 

「アーサー王の末裔、それに史上最強の聖剣……。腰のも聖剣みたいだけど」

 

「こっちは最近発見された最後のエクスカリバーにして、7本中最凶のエクスカリバー。『  支配 の 聖剣  (エクスカリバー・ルーラー)』ですよ」

 

「――っ! 行方不明になっていたというエクスカリバーか」

 

「ふふっ、聖魔剣の使い手さんと聖剣デュランダルの使い手さん。剣士としてあなた方と是非とも手合わせしたいものですね」

 

「この場で戦おうということなのかい?」

 

「それもいいですね」

 

 木場くん、あとカリバーン使い。自分たちの世界に入らないでくれるかな。

 

 と、にらみ合いながら挑発し合うこいつらは無視して、俺たちを代表してイッセーがヴァーリに訊ねた。

 

「ここで俺たちと戦うつもりか、ヴァーリ」

 

「やるつもりはない。ただの見学に来ただけさ」

 

 イッセーの問いを否定するヴァーリ。確かに木場とカリバーンだけ盛り上がっているだけで、ヴァーリや美猴(びこう)からは敵意の類は感じられなかった。ていうか見学? 何を見学するんだ?

 

 俺が疑問に思っていると、ヴァーリはイッセーに向って声をかけた。

 

「ディオドラ・アスタロトを倒したみたいだな、兵藤一誠。ライバルが成長してくれて嬉しいよ」

 

「ふんっ、最後は別の奴にトドメを刺されたけどな」

 

 けんか腰にヴァーリに答えるイッセーだったが、ヴァーリの視線はすぐに俺とリアスのほうへ移った。

 

「それに神城エイジ」

 

「なんだ?」

 

「ハンデを背負っている様子をまったく見せない武神のような活躍、見せてもらったよ。素晴らしい戦闘技術だね。そんなキミと戦うのが本当に楽しみだ。それと――リアス・グレモリー」

 

「何のようかしら、ヴァーリ」

 

 いつでも対処できるように弓を手にしたまま聞き返すリアス。ヴァーリはそんなリアスを嬉しそうに見ながら言う。

 

「少し見ない間にものすごく強くなったようだな。まさかオーフィスの『蛇』で魔王クラスまで強化されていたシャルバ・ベルゼブブを、赤龍帝ではなく、リアス・グレモリーが滅ぼすとは思っても見なかったよ。キミと戦うのも面白そうだ」

 

「はぁ……、あなたって根っからの戦闘狂なのね」

 

「まあね」

 

 呆れるように言うリアスに、ヴァーリは笑みを浮かべてうなずいた。

 

「てめえ、ヴァーリ! 部長に手をだしたら承知しねえからな!」

 

「落ち着きなさい、イッセー」

 

 赤龍帝のオーラを体から溢れされるイッセーを諌めて、リアスは改めてヴァーリたちに尋ねる。

 

「それで、見学って何を見学しに来たの? ただ私たちを見学しに来たわけじゃないんでしょ」

 

「もちろん。――空中を見ていろ、そろそろ奴が現れるはずだ」

 

 奴? 疑問はあったが、俺たちはヴァーリに言われた通りに空中を見上げる。

 

 すると――。

 

 バチッ! バチッ!

 

 空間に巨大な穴が開いていく。そして、そこから何かが姿を現した。

 

「あれは――」

 

 穴から出現したものを見て、イッセーは驚いて口を開きっぱなしにして空中を見上げていた。リアスや他の眷属も同様に口を開けて驚いていた。

 

 ヴァーリは口元をゆるくにやけさせながら言う。

 

「よく見ておけ、兵藤一誠。あれが俺が見たかったものだ」

 

 空中にとてつもなく巨大な生物――真紅のドラゴンが雄大に泳いでいく。

 

 随分とデカいな。タンニーンよりも大きいし、軽く100mは超えているだろう。

 

「『赤い龍』と呼ばれる龍は2種類いる。1つはキミに宿るウェールズの古のドラゴン――ウェルシュ・ドラゴン。赤龍帝だ。白龍皇もその伝承に出てくる同じ出自のもの。だが、もう1体だけ『赤い龍』がいる。それが『黙示録』に記されし、赤いドラゴンだ」

 

「黙示録……?」

 

「『 真なる 赤龍神帝 (アポカリュプス・ドラゴン)』グレードレッド。『真龍』と称される偉大なドラゴンだ。自ら次元の狭間に住み、永遠にそこを飛び続けている。今回、俺たちはあれを確認するため、ここへ来た。レーティングゲームのフィールドは次元の狭間の一角に結界を張ってそのなかで展開している。今回、オーフィスの本当の目的はあれを確認することだ。シャルバたちの作戦は俺たちにとって、どうでもいいことだった。――まあ、その計画もはじめから失敗していたようだがな」

 

「でも、どうしてこんなところを飛んでいるんだ?」

 

「さあね。いろいろ説はあるが……。あれがオーフィスの目的であり、俺が倒したい目標だ」

 

 ヴァーリの目標ねぇ……。

 

 そのとき、ヴァーリはいままでに見せたことのない真っ直ぐな瞳でイッセーに言った。

 

「俺が最も戦いたい相手――『  D × D  《ドラゴン・オブ・ドラゴン》』と呼ばれし『真なる赤龍神帝』グレードレッド。――俺は『真なる白龍神皇』になりたいんだ。赤の最上位がいるのに、白だけ一歩手前止まりでは格好がつかないだろう? だから俺はそれになる。いつか、グレードレッドを倒してな」

 

「…………」

 

 イッセーは夢を語るヴァーリを無言で見つめていた。

 

「まあ、『真なる白龍神皇』が目標のヴァーリと、ハーレム王が目標のイッセーじゃ、自分の目標が小さく見えても仕方ないよなあ」

 

「うるせぇ! ハーレム王は立派な目標の一部だし、俺も大きな目標を探してる途中なんだよ! リア充の入れ食い男は黙ってろ!」

 

 おおう、酷い言い草だ。軽くショックを受けていると、また誰かがこの場にやって来た。

 

「グレートレッド、久しい」

 

 前もって察知できた俺以外には、いきなり現れたかのように感じたんだろう、皆驚いていた。

 

 現れたのは黒髪の黒ワンピースの少女だった。イッセーが驚愕の表情を浮かべてつぶやいた。

 

「誰だ、あの娘……? さっきまでいなかったぞ」

 

 ヴァーリがそれを確認して苦笑する。

 

「――オーフィス。ウロボロスだ。『禍の団』のトップでもある」

 

 ――っ。へぇ~……、確かにかなりの力の持ち主のようだ。それにこの感じ、俺を覗いていた奴はこいつだな。

 

 少女――オーフィスはグレードレッドに指鉄砲のかまえでバンッと撃ちだす格好をした。

 

「我は、いつか必ず静寂を手にする」

 

 バサッ。

 

 今度は羽ばたき。

 

 ドスンッ!

 

 巨大なものが降ってきたと思ったら、タンニーンとアザゼルだった。

 

 確認したイッセーが2人に近づく。

 

「先生、おっさん!」

 

「おー、イッセー。ディオドラを無事に倒したみたいだな」

 

「はい!」

 

「リアス嬢も、まさかシャルバ・ベルゼブブを倒せるとは、短期間でものすごく成長したようだな」

 

「あ、ありがとうございます。タンニーンさま」

 

 シャルバ・ベルゼブブのことは通信で聞いていたんだろう。うん、それにしても本当にリアスたちは成長したな。

 

 師匠として鼻が高いよ。

 

 弟子の成長に喜んでいると、アザゼルとタンニーンが空を飛ぶグレードレッドに視線を向けた。

 

「懐かしい、グレードレッドか」

 

「タンニーンも戦ったことあるのか?」

 

 先生の問いにおっさんは首を横に振る。

 

「いや、俺なぞ歯牙にもかけてくれなかったさ」

 

 ん~……、まあ、グレードレッドから感じる力的にそれも当然だな。俺も【王の財宝】の宝具無しなら、変身しないと勝てそうにないし。

 

「久しぶりだな、アザゼル」

 

 ヴァーリがアザゼルに話しかける。

 

「クルゼレイ・アスモデウスは倒したのか?」

 

「ああ、旧アスモデウスはサーゼクスが片付けた。……まとめていた奴らが取られれば配下も逃げだす。シャルバ・ベルゼブブのほうもリアスたち片付けたみたいだしな」

 

「お兄さまは?」

 

 リアスがアザゼルに訊く。

 

「結界が崩壊したからな。観戦ルームに戻ったよ。あ、ちなみに加勢に来ていた黒歌たちも観戦ルームに戻ったぞ」

 

 フィールド内にきていたことは知っていたけど、大人しく観戦ルームに戻ったのは意外だな。てっきりこっちにくると思っていた。

 

 アザゼルがオーフィスに言う。

 

「オーフィス。各地で暴れ回った旧魔王派の連中は退却及び降伏した。――事実上、まとめていた末裔どもを失った旧魔王派は壊滅状態だ」

 

「そう。それもまたひとつの結末」

 

 オーフィスは全然驚く様子もなかった。『禍の団』はいくつも危険分子が集まってできてる組織らしいし1つぐらい派閥が消えても痛くないんだろう。

 

 それを聞き、アザゼルは半眼で肩をすくめた。

 

「おまえらのなかであとヴァーリ意外に大きな勢力は人間の英雄や勇者の末裔。神器所有者で集まった『英雄派』だけか」

 

 英雄派ねえ、アーサーって奴は英雄派なのか? それともヴァーリ派だろうか?

 

「さーて、オーフィス。やるか?」

 

 アザゼルが光の槍の矛先をオーフィスに向けるが、オーフィスは眼中にないように踵をかえす。

 

「我は帰る」

 

 戦闘意欲はないようだが、こちらはそれで納得できるわけもなく、アザゼルをはじめとしてタンニーンが戦闘態勢をとろうとする。

 

 戦闘態勢をとられたオーフィスはというと、なぜかこちらに視線を送ってきた。

 

「忘れていた」

 

 ゆっくりと俺目掛けて歩いてくるオーフィス。誰もが想像していなかった事態に全員の対応が遅れる。

 

「なんだ、俺に用でも」

 

「おまえ、黒い捕食者?」

 

 首をかしげながら訊いてくるオーフィス。ていうかロリっ娘だから下から見上げられるポジションになってかわいらしいと思ってしまった。

 

「ああ。そうだ」

 

 肯定するとオーフィスは俺に向って両手を伸ばし、頬っぺたを両手で挟んできた。

 

 なにがしたいんだ、こいつ……。

 

「エイジ!」

 

 周りから警戒の色を見せる叫びがいくつも飛んできたが、相手に戦闘意欲はなしだし、見かけロリ美少女を皆で虐める趣味はないので、手で大丈夫だと皆を制する。

 

「黒い捕食者と神城エイジは一緒?」

 

「ああ」

 

「神城エイジはインキュバス?」

 

「ああ」

 

「『禍の団』に入らない?」

 

「入らない」

 

「だったら、我との子を作って」

 

「ああ――って、なっ!?」

 

「なっ!? いきなり何を言ってるの!?」

 

 どこでそういう話に飛んだ!? いきなり禍の団の勧誘されて断わったら、何故、子作りに飛ぶ!? リアスたちも驚いちゃってるじゃねえか!

 

「エイジ、すごく強いインキュバス。インキュバスはどの種族でも交尾できる。我との子を作って育てればグレードレッド、倒せる」

 

「確かに。インキュバスはどの種族ともセックスし放題。それに、サキュバスもだが、インキュバスは孕ませた子供に、かなり高い確立で自分と母体の因子を色濃く受け継げさせるという特性があったはずだ」

 

「神城エイジの因子とオーフィスの因子を混ぜ合わせて生まれる子供か。そんな子供が成長すればグレードレッドを倒すのも容易いか」

 

 オーフィスの話しにうなずくアザゼルとヴァーリと、興味深そうにつぶやき始めたグレモリー眷属。

 

「じゃあ私とエイジの子供にはかなり高い確立で滅びの魔力が受け継がれるってことね」

 

「私の堕天使の血も受け継がれるの? いえ、でもエイジさんは私を全て受け入れてくれるとおっしゃいましたし、それはそれで――」

 

「ふふっ、その話を聞けてよかった。私の子供は強い子であって欲しいからな。高い確率でエイジと私の力を受け継がれるなら、確実に強い子になるだろう」

 

「わ、私も猫魈の子供が……」

 

「ちくしょおおおおおおお! なんでこいつばっかりモテやがるんだぁあああああっ! 俺もドラゴンじゃなくてインキュバスに転生したかったよぉおおおおおおお~~!!」

 

 いや、男としては嬉しいけど、いまは、ね。あとイッセー、うるさいから血の涙を流して叫ぶな。そんなこと言ったらドライグもかわいそうだろ。

 

「神城エイジ。我を孕ませる」

 

「いや、いきなりそんなこと言われても……」

 

 まっすぐこちらの目を見つめてくるオーフィス。なんだろう……この状況は。

 

「我ではダメ?」

 

 首をかしげて訊いてくるオーフィス。無表情で、ショックを受けているようには感じないけど、かわいい少女な分、心にダメージが……。

 

「いや、そんなわけじゃな、ないけど。その――」

 

 なにかこの場を切り抜ける言い訳! 断わる理由はないか!?

 

 視線をずらそうにも頬っぺた固定されているし……。ていうか皆! 助けてくれない!?

 

「何故だ……。オーフィスまで神城と交尾するだと? 俺の配下の雌たちといい、俺の娘といい、何故ドラゴン同士でつがいになろうとは思わんのだ! ユウカナリア、そんなにパパが嫌いなのか? パパはおまえのことを思って――。昔はパパにべったりだったのに何故なんだ……」

 

 た、タンニーン!? だ、ダメだ。なにかのスイッチが入っちまってる。声的にも戦闘不能だ。

 

「我、エイジの子種が欲しい。すごく強いインキュバスなら『無限』の我を孕ませられる可能性がある」

 

 大胆な告白だな。どっかで聞いたことがある覚えもあるけど。

 

「む、無理だ」

 

「何故?」

 

「その――……から」

 

「何?」

 

「……俺のはかなりデカいから、その(なり)じゃたぶん裂けるから」

 

 ……これぐらいしか断わる理由が思い浮かばなかった……。

 

「裂ける?」

 

 首をかしげるオーフィス。

 

「え、やり方を知らないのか?」

 

 俺の問いにコクリとうなずいた。

 

「たぶん知っていたけど。忘れた」

 

 ま、まあ、永い時間生きてるそうだし、ありえるか。それなら――。

 

「だったらなおさらダメだ」

 

「ダメ?」

 

「俺の子が欲しかったら、恋愛とか知識を得てからにしてくれ」

 

「ん、わかった。ならまた会いに来る」

 

 思っていたよりも呆気なく解放される俺。オーフィスは1歩後ろに下がると、一瞬でどこかへ消えた。

 

「えっ、え? 結局先延ばしになっただけなのか?」

 

 俺、無限龍とも交尾するの?

 

 こうして、なんとも締りの悪い終わり方で、この騒動は幕を閉じることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『禍の団』の旧魔王派とディオドラ・アスタロトが起こした今回の事件が、サーゼクスやアザゼルたちによって様々な収束を見せていくなか、俺はというと、

 

「まったく、無限龍までに求婚されるなんて」

 

「うふふふ、喜んでいいのか悪いのかわかり難いですわね」

 

「ふっ、さすがエイジだ。世界最強のドラゴンにまで求められる子種をもらえて私は幸せだよ」

 

 冥界にあるグレモリー家のお屋敷の一室で、両手両足を縛られている状態で3人から淫行を受けていました。

 

 裸でベッドにまんぐり返しならぬ、チン繰り返しをさせられている俺に、制服姿のリアスが俺の顔面にオマンコを擦りつけながら、ペニスの亀頭をぱくりと咥えながら舌で射精口をほじり、横に座って俺の玉袋を弄りながら、巫女服姿の朱乃さんが竿に横から喰らいついてハーモニカのように唇で挟んだり、キスしたりしてくれて。俺の後ろ側、尻のほうに座ったゼノヴィアがお尻の穴を舌を深く突っ込んできて前立腺を刺激してきた。

 

 これはなんて天国! 全身が気持ちいい!

 

「にゃははは、エイジ。今度は私たちの相手もあるから覚えておくにゃよ」

 

 リアスたちの他に黒歌もあとでしてくれるみたいだし、本当になんて天国だよ!

 

 リアスが腰を前後に動かして、俺の顔面にヌレヌレオマンコを擦りつけてくる!

 

「ぅん……こら、エイジ。これはお仕置きなんだからね」

 

「はい! 存分にご奉仕させてもらいます!」

 

「もうっ、全然わかってないわね。こ、こら、そっちから攻めるのはダメよ」

 

 舌で王さまにご奉仕しようとするが、リアスは拒むようにオマンコをぐりぐりと顔面に押しつけてきた。

 

「じゅぶっ、ぁはっ、すげぇ、おいしぃ……。じゅぱぁ」

 

「こら、だから攻めるのはダメよ」

 

「うぎゅ」

 

 射精口を指で穿らるという大きな快感で動きを停めると、リアスは腰をゆっくりと上げた。

 

 ポタポタと顔面に愛液のしずくが滴り落ちる。

 

 美しいオマンコに顔面を覆われるのもいいけど、視界いっぱいに厭らしく愛液を漏らしているオマンコを観るのもいいなぁ~。

 

「さてと、とりあえず誰からやるか決めましょう。セルベリアたちはあとでたっぷり時間が取ってするってことだし、私たち4人で順番を決めるわよ」

 

「私は今日見学でいいにゃよ。その代わりエッチの様子を見せてもらうけど」

 

 黒歌不参加!? め、珍しいな。

 

「そうなの? じゃっ、私たち3人で決めましょう」

 

 唐突にはじまるじゃんけん大会。商品は俺とセックスする優先権。

 

 そういえばこのあと事件の後始末とか事情聴取が待ってたな。サーゼクスからもう今日は休むように言われたあとすぐに部屋に連れ込まれたから忘れてた。

 

「じゃあ、まずは私だ」

 

「ゼノたん」

 

 ゼノヴィアがボンテージを脱いでから近づいてきた。ベッドに仰向けで転がされている俺を立ったまま跨って、オマンコを大きく開いて見せてきた。

 

「ほら、見えるか。エイジのを弄っただけでもうじゅっくり濡れてしまっているんだ」

 

 顔を赤らめて指で弄り始めるゼノたん! 指を2本差し込んで膣道をかき回し、愛液がポタポタと体に降ってくる!

 

「ゼノたん、すごく厭らしい……。ああっ、もう俺も――」

 

 ビクッビクッ! と反応を見せるペニス! 尻尾までゼノたんを犯したくてたまらないと蠢いている!

 

「ふふっ、そんなに求められると嬉しいな。ちょっと待っててくれ、自分で挿入するから」

 

「じ、自分で!?」

 

「こういうのもいいだろう」

 

「ああ、好きだ!」

 

 ビンッと起ってるペニスに向って、厭らしく左右に大きく股を開きながら腰を下ろしていく!

 

 くちゅっ。

 

 ペニスとオマンコが触れる!

 

「――っ」

 

 ゼノたんのあごが持ち上がり、感じているようだ。ゼノたんはそのまま手は使わずに腰だけ使ってオマンコに挿入しようとしている。

 

「――くっ」

 

「んぅ……はぁ……、もっちょっと右かな?」

 

 穴から亀頭がずれたり、クリトリスを突いたりと、この焦らされて興奮が高まっていく!

 

 ああっ、すっごく挿入したい!

 

 こちらから腰を進めて貫こうと思っていると、ゼノヴィアが微笑んだ。

 

「んっ、ここだな。――くぅううっ!」

 

 ズブブブンッ。

 

「くうっ!」

 

 挿入(はい)った!

 

「くっ、子宮が押し上げられて……!」

 

 気持ちよさそうに両手を腹においてくるゼノたん! 蕩けた顔がすごく厭らしいです!

 

「んふぅ、本当に太くて、長いっ。杭で貫かれたみたいだが、それがいいっ!」

 

 ゼノたんが動き始める! 腰で円を描いたり、前後に揺れたりと、ペニスがぎゅっぎゅっと締められながら引っ張られて、ゼノたんの膣がペニスで拡げられていくのがわかるから興奮する!

 

「すごくいいよ、ゼノたん……」

 

 体の上でおっぱい揺らしながら、下ではゼノたんのオマンコを拡げてペニスが咥えられているところが見えて。もう感激してしまったよ。

 

「いつもと違って動けないエイジを犯すのもいいな。これが悪魔になったということなのか。エイジに厭らしいことをしたくてたまらない」

 

「ふふっ、ゼノヴィアもやるわね」

 

「あらあら、いつもと違ってだらしない顔ですわね」

 

 ゼノたん、その悪魔認識はちょっと違うと思う。リアスと朱乃さんも少しは突っ込んで。

 

「はぁ、はあっ……、あくぅっ、エイジ。私は――」

 

 ジュブっと腰を上げてピストンを開始するゼノたん! 上下に激しく揺れるおっぱいを自らの両手で愛撫し始める。

 

 おっぱいを下から持上げるように揉んだり、乳首を指で摘んで引っ張ったりして快感を楽しみながら、時おり片方の指で左右に広げられたマンスジを擦り性感を高め、ペニスを締めてくるゼノたん!

 

「ああっ、ああっ! 私の子宮口がノックされてる! 子宮がこじ開けられる!」

 

「ゼノたん! そろそろ――」

 

「エイジ! こ、このまま子宮に精液を注いでくれ! 私を孕ませてくれ!」

 

 ピストンを止めて子宮口を亀頭で咥え込もうと体重をかけてくる! そこまで俺の精液が欲しいのか!

 

「ゼノたんっ! わかったよ!」

 

 思いっきり射精()させてもらう!

 

 ゼノヴィアの子宮口に亀頭がセットされたのを感じる! 射精口に子宮口が吸いついてきて、膣が痙攣しながらペニスを強く締めつけてくる!

 

「で、射精()るっ!」

 

 ビュッ、ビュッ、ビュゥウウウウウウウウッ~~!

 

「あ、ああっ! 出てる! (なか)に、エイジの精子がたくさん出てる!」

 

 ゼノヴィアの子宮に精液が注がれていく! このまま孕まれても別にいい!

 

「ふふふっ、たっぷり、まだ注がれている。エイジの精子……温かいな」

 

 倒れ込むゼノヴィア。胸に顔を乗せて、嬉しそうにつぶやいていた。

 

「ゼノたんも温かいよ」

 

 このままキスして2ラウンド目に突入しようかとしていると、リアスから待ったがかかった。

 

「次は朱乃よ。ゼノヴィアはまた後でしてもらいなさい」

 

「ふう……仕方がないか。エイジ、また子作りしよう。いや、今度は後ろの穴で――」

 

「ゼノヴィアさん、あとがつっかえていますから、早く代わってくださいますか?」

 

「ああ、すまない。すぐにどくよ」

 

 起き上がってぐじゅっとオマンコからペニスを抜く、ゼノたん。子宮からドクドクと白濁した精液が溢れてきた。

 

「おっと、せっかく注がれたのにこれでは勿体無いな」

 

 ゼノヴィアはこぼれ落ちる精液をオマンコを手で塞ぐことで、落ちないようにする。そこに黒歌の悪戯っぽい声が飛んだ。ゴソゴソと懐から何かを取り出す黒歌。

 

「にゃ、これで栓をしとけば落ちないにゃよ」

 

「おお、これはいい。ありがとうございます、黒歌さん」

 

 ゼノヴィアは黒歌から渡された物を見て助かったと礼を言って受け取った。逆三角形というか円錐の――それはプラグ!? しかも、エグい返しがついていて抜きにくくなってる!

 

 受け取ったゼノヴィアは平常運転でプラグをオマンコに差し込んで栓をする。少しは躊躇おうよゼノたん……。

 

「んっ。これでシャワーを浴びても漏れないな」

 

 とか言いながらシャワールームに消えていった。おいおい……。

 

「さてと、でははじめましょうか」

 

「は、はい」

 

 今度は朱乃さんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、じゅっ、じゅぶ……はぁ、結構汚れましたわね」

 

「あ、朱乃……」

 

 朱乃さんが仰向けで寝ている俺の股に顔を突っ込んで、ゼノヴィアとのセックスで汚れたペニスを綺麗に舌で舐めとっていく。

 

 亀頭から裏スジ、竿、玉袋からお尻の穴まで美味しそうに舐めてくる朱乃さん。寝転がった状態で天井を見ている分、感覚が鋭敏になって隅々まで舌でお掃除されているのがすごく感じられる。

 

「うふふっ、仕上げですわ。んじゅぅ……」

 

「あうっ」

 

 根元近くまで……いや、喉を使ってのディープストート! ジュルジュルよだれを吸い取りながらペニスを唇でしごき上げるられる!

 

 すごい! いつのまにこんな!

 

 なんとか射精せずに済んだけど、俺の興奮は最高潮だ。縛られていなかったら朱乃さんに襲い掛かっていただろう。

 

「じゅぽっ、あは♪ 綺麗になりましたわ」

 

「あ、ありがとう、朱乃」

 

 満足気に微笑む朱乃さん。早く射精したいです……。

 

「じゃあ、始めましょうか」

 

 パサッ。

 

「――え?」

 

 拘束から解放された。朱乃さんを見るとベッドに四つんばいになってて巫女服の袴を半分だけ、アナルとオマンコの少し下ぐらいまで引き下ろしていた。

 

「朱乃?」

 

「よろしいですわよ、エイジ」

 

 ニッコリと微笑む朱乃さん。マジで……?

 

「大好きな年下男子に欲望の限り犯されるのがクセになっちゃったみたいなの。さっ、早く」

 

 朱乃さんは頬を赤らめ、誘うようにお尻を振ってくる。ああっ、朱乃さんのオマンコからくじゅくじゅと愛液が――。

 

 朱乃さんに近づいていく。

 

 ペニスはギンギンで血管が浮きでていて、カウパーもポタポタと漏らしている。

 

「あんっ」

 

 両手で朱乃さんの形のいいお尻を掴むけど、逃げない。

 

「朱乃!」

 

「存分に楽しみましょう♪」

 

 ぐじゅ、――ズンッ!

 

 興奮している俺は穴に標準を合わせてすぐに朱乃さんのオマンコにペニスを突っ込んで、最深部の子宮口をノックした。

 

「あはっ! い、いきなり奥まで……!」

 

 キュウキュウと締めつけてくる朱乃さんのオマンコ。やわらかくて奥で粒粒してるものが亀頭にあたって、膣肉もペニスを包み込むように絡みついてくる。ああっ、最高! 思わず腰が砕けそうになってしまう!

 

 朱乃さんは愛液の量も多くて、ペニスを少し引き抜くとぐちゅぐじゅと厭らしい音が響いた。

 

 朱乃さんの甘く荒い息づかいと合わさって興奮を駆り立てる。

 

 挿入してから時間が経つにつれてどんどん具合がよくなっていくオマンコ。やさしくペニスを抱きしめたかと思ったら、痙攣しているかのように度々強く締まり、子宮口の吸いつきも変化があって、いつまでも腰を打ちつけて味わっていたいと思ってしまう。

 

 それに――。

 

「あんっ、エイジ! すごいわっ、もっと、もっとパンパンして!」

 

「朱乃は本当に激しくされるのが好きだな」

 

 腰をパンパンと鳴るように激しく打ちつける度に見せてくれる艶姿は、なんともいえないエロスを感じた。

 

 しかも現在の朱乃さんは巫女服着用、半脱ぎ袴!

 

 無理矢理犯している感が半端ない! 蹂躙しているみたいで楽しい!

 

 バックを主体に体位を変えながら存分にオマンコを解し、ラストは覆いかぶさって小刻みに腰を振る!

 

「ぁんっ、ああっ、そ、そんなにノックされてしまいますと、子宮が、子宮口が開いてしまいますわ!」

 

「このまま子宮に俺の精子をたっぷり注ぎ込んでやるよ!」

 

 覆いかぶさったまま両手を朱乃さんのおっぱいを掴んで抱き寄せ、強くおっぱいを握りながら、腰を小刻みに振って子宮口をこじ開けていく!

 

「いやぁっ、開いてる! 子宮が、エイジのを――んんっ!」

 

 グッン!

 

 子宮口に亀頭が完全に刺さった!

 

「あ、あああ……ッ!」

 

 瞳から涙を流し、口を開けて舌を突き出し、涎をシーツに垂らしながら全身を痙攣させる朱乃さん。ずっとSMちっくなプレイをしていたから子宮姦もできるようになったんだよな。

 

 ――いまだ!

 

 体を完全に密着させた状態で朱乃さんの耳元につぶやく!

 

「俺に染まれ、朱乃」

 

「――んくっ!」

 

 ビュッ! ビュルビュゥウウウウウ~~~ッ!

 

「ああぁんっ! エイジの精子が! んんっ、そ、染まる! 体の内側から子宮から支配されちゃうぅうううううっ!」

 

 朱乃さんの叫び声が部屋に響く。朱乃さんは体をビクッビクッと痙攣させながらベッドに突っ伏したが、子宮は相変わらず精液を飲み続け、表情も緩みきった悦びの顔だった。

 

 最後の一滴まで精液を注ぎ込んだあと、ズプッとペニスを引き抜くと、ぽっかり大穴を開けたままヒクヒクしている膣道から精液が垂れてきた。

 

「勿体無いにゃん、早く栓をするにゃん」

 

 と、黒歌が近づいてきた。いや、いくつ持ってるんだよ、プラグ。

 

 ペニスにこびりついていた体液を朱乃さんの内股やお尻に、自分のものだと匂いをつけるように擦りつける。

 

 そして、リアスのほうへ視線を向ける。

 

「こ、今度は私の番だけど……」

 

 先ほどまでノリノリだったのに、急に周りのギャラリーを気にし始めるリアス。

 

「ベッドも汚れてるし、朱乃も疲れているでしょうから、そのまま寝せてあげて。わ、私の部屋でしましょう、エイジ。――2人っきりで」

 

 ん? なんか言い回しが――。

 

「エイジ」

 

 はい。突っ込んじゃダメなんですね。

 

 2人っきりと言ったリアスに黒歌が意を唱えた。

 

「にゃ、見学は?」

 

「ゴメンなさい。私は完全にエイジと2人っきりでしたいの」

 

 謝るリアス。おそらく朱乃さんが普通の状態だったら、からかいにおったんだろうけど、朱乃さんは現在アヘって撃沈しているため、リアスにも公開セックスをさせようとする女は、見学の黒歌ぐらいだったのだが、その黒歌は呆気なくリアスの頼みを聞き入れた。

 

「まあ、十分記録させてもらったしいいにゃ。じゃっ、今度2人っきりで子作りしようにゃ、エイジ」

 

「ああ、約束な」

 

 ご機嫌の様子で部屋をあとにする黒歌。黒歌の手に小型のビデオカメラが見えたような気がしたが、誰も指摘する者はいなかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朱乃さんの処理をして、シャワー上がりのゼノたんと別れをつげたあと、俺はリアスの部屋に招かれていた。

 

 その部屋にある天蓋付きのベッドの上で、リアスの腰に抱きついて俺はピンク色の乳首に夢中でしゃぶりついていた。

 

 俺の頭を優しく撫でながら訊ねてくる、リアス。

 

「美味しい? エイジ」

 

「ああ、ほんのり甘くて飲みやすくてすごく美味しいよ」

 

 ヴェネラナさんみたいに母乳がでるようになったリアスのおっぱいを味わう。

 

「ふふっ、今日はたっぷり頑張ったからとことん甘えさせてあげるわ」

 

 最近――というか、はじめてセックスしてから、リアスはどんどん俺に甘くなっていっている気がする……。

 

 もちろん普段の学校などでは部長と呼んでいるし、悪魔の仕事やレーティングゲーム、修行でもキッチリこなしている彼女だけど、エッチになると本性が露見するように甘えん坊になったり、こちらの要求するマニアックなプレイに喜んで応じてくれたりと、段々とリアスに依存していかれるような関係になりつつあった。

 

「リアスのおっぱい美味しい、ちゅっ、ちゅじゅぅぅ……」

 

「ぁんっ♪ うふふ、いっぱい飲んでいいのよ。私のかわいいエイジ」

 

 リアスにやさしく頭を撫でられる。どうしよう……。俺のほうもリアスに依存してるかも。

 

 舌で乳首からにじみでてくる母乳をペロペロと舐めながら、今度はお互いの性器を手で弄りはじめる。

 

「うふふ、朱乃とゼノヴィアにあれだけ射精したのに全然衰えてないわね。カウパーもトロトロ出てるし、そんなに私が欲しいの?」

 

 細くて長い美しい指先でペニスを弄られる。

 

 仕返しとばかりにこっちもリアスのオマンコを弄りはじめる。

 

「当たり前だろ。それにリアスだってオマンコじゅっくりふやけてるし、したいんじゃないのか?」

 

 じゅぶじゅぶと厭らしい音をオマンコからたてさせながら、亀頭を手の平でぐりぐりと捏ねられたり、指で玉袋をマッサージされながら、微笑みあう。

 

 リアスの片方の手が、オマンコを弄っていた手に添えられる。

 

「エイジ、ここも舐めてくれる」

 

「もちろん」

 

 乳首から口を放して起き上がり、ベッドに膝を立てたまま、M字開脚して仰向けで寝転がったリアスの股に四つんばいになって顔を差し込む。太ももの内側を舌で舐めながらオマンコのほうへ進む。

 

「んっ……、エイジぃ……」

 

「すごく美味しそうだ」

 

 紅いストロベリーブロンドの陰毛、その下に見える色素の濃いめのオマンコ。半分顔をだしたクリトリスは小まめサイズで愛らしく、小さな尿道のすぐ下には、クパクパと口を広げたり閉じたりしている膣道があって、愛液がそれら全てを煌かせていた。

 

「もう。恥ずかしいから早く、お願い……」

 

「ああ、わかった。ペロっ、はぁ……、じゅるる……、レロッ、ぅん、おいしぃ」

 

 ゆっくりとオマンコに舌を這わせていく。

 

「あ……、ぅん、エイジ……。はぁ、……いい。すごく、いいわ」

 

 オマンコの間からどんどん溢れてくる愛液。マンスジと太ももの付け根や、膣口から香るリアスの強い香りに興奮を高めながら、クリトリスを舌で弾いたり、尿道口を舌で穿ったり、膣口に喰らいついて舌でかき回すと、リアスものってきたようで、足を伸ばして俺のペニスを足裏で弄り始めてきた。

 

「足コキって――」

 

「うふふ、朱乃にもしてもらってるんでしょ。はぁはぁ……、私もおかえしにしてあげるわ」

 

「それは嬉しいな。――ううっ」

 

 リアスの両足の足裏でペニスが挟まれ、足裏を交互に前後に動かされてペニスの竿を弄られる。

 

 捻られてるみたいで気持ちがいい!

 

 しかもリアスが足を伸ばしたことで太ももが閉じられ、頭が股に固定される。リアスの陰毛が顔に押しつけられて、リアスの匂いが鼻から口、肺のなかまで満たされる。

 

 次第に激しくなっていく動き。

 

 オマンコにねじ込んだ舌をきゅうきゅうと締められたり、ペニスがビクッビクッと跳ねてきはじめた。

 

「エイジ……そろそろ――」

 

「ああ、そうだな」

 

 起き上がってリアスのオマンコから口を離し、再びM字にしたリアスの股の間に体を入れる。リアスの膣口にペニスの先端を固定してゆっくりと腰を進める。

 

 ググッ。

 

「あ、くっ……!」

 

 ゆっくりと拡げるように掘り進めていく。

 

 グジュッ、ヌジュッっと、ペニスを押し込むと膣壁がペニスを包むように絡みつき、引くとグボッ、グブッっと、愛らしく甘えん坊のようにペニスを離さないと締めつけてくる。

 

「あ、ああっ、いい、いいわ! ――んんっ」

 

 悦びの声を上げるリアスの口を、覆いかぶさって唇を重ねて塞ぐ!

 

「んちゅ、はぁ、ちゅ……、レロぉ、じゅちゅぅぅぅ~」

 

 ピッタリ合わせた唇どうしの間を通らせて、舌でお互いの口内をかき回し、唾液を混ぜ合わせながら啜りあう。

 

「んじゅっ、はぁはぁ、ぁん……、エイジぃ……」

 

 少しだけ唇を離すと、蕩けた表情のリアスがかわいらしい舌をこちらへ突き出してきた。

 

「リアス……」

 

「あひゅ……」

 

 リアスの舌を咥えてちゅぅぅっと、吸う。膣がきゅんきゅんと締まる。

 

 再びキスを再開させながら腰を動かしてオマンコを擦る!

 

「~~~~っ!」

 

 ペニスの形をオマンコにすりこむようにかきまわすと、リアスは瞳を大きく開かせてビクッビクッと体を痙攣させた。

 

 軽くイッたな。

 

「愛してるよ、リアス」

 

「はぁはぁ……私もよ、エイジ」

 

 荒く息を吐きながら、膣をきゅんきゅんと締めてくる。本当にかわいいな~。

 

 あらためてキスをしてから、頭の位置で力なく置いているリアスの手と、自分の両手を重ねて、リアスをベッドにはりつける。

 

 ピストンの速度を上げて、リアスの弱点である膣道の上部、膀胱を擦る!

 

「ああ……、温かくてフカフカで、厭らしく絡みつきながらキュンキュン締められて、最高だよ、リアス」

 

「もうっ。――ふふ、あなたのも最高よ。んんっ、熱くて私のなかでビクビク跳ねて……、私を満たしてくれる。――愛してるわ、エイジ」

 

 リアスの両足が俺の腰を引き寄せる! すでに降りてきていた子宮をペニスが持上げる!

 

 コツンコツンと先端で小突き上げ、リアスを抱きしめる!

 

「ぁんんっ、エイジ! こ、このまま子宮に射精()してぇっ! あなたの精子で孕ませて!」

 

「ああ! 子宮たっぷりに注いでやるからな!」

 

 がばっとリアスに覆いかぶさって射精する!

 

 ビュッ、ビュッ、ビュルゥウウウウウウウウウ!

 

「あはぁああああああぁあああああああああ~~!」

 

 たまりに溜まっていた精液が、ダムの決壊のように大量にリアスの子宮に注ぎ込まれる! なんて開放感だ!

 

 ビュルゥウウウウ……ビュッ、ビビュッ!

 

 まだ射精()てる! 止まらねぇ!

 

「すごぃぃっ! いっはいっ! いっはい射精()でるぅうううううっ!」

 

 舌をだらしなくだし、背を反らしながら絶頂するリアス。オマンコが柔らかくペニスを包み込み、精液を浴びた膣が悦んでいるみたいに吸いついてきた!

 

 ああっ、まだまだ足りねえっ!

 

 ズンッ!

 

「あひっ!? ――エイジ!?」

 

「ごめんリアス! 俺、このまま――!」

 

 ――このまま続けたい!

 

 妖艶な笑みを見せてリアスは頬っぺたにキスをしてきた。

 

「うふふ、いいわ。全部受け止めてあげる」

 

「リアス!」

 

 俺は抱きついて再び腰を振る。衝撃で前後左右に跳ねるおっぱいに顔を埋めてリアスを感じながら2回目を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、ちゅっ、ペロっ、うふふ」

 

「り、リアス……」

 

 人外同士ゆえに、体力が尽きて性欲が収まるまであれから10回近くまでセックスし続けた俺とリアスは、現在ベッドに抱き合ったまま寝転がっているわけだが、

 

「エイジに包まれていると本当に安心するわ」

 

「そ、そうか?」

 

 赤ん坊のように乳首に吸いつかれたり、舌で乳首を転がされたりと、最初とは逆になっていました。

 

 俺は乳首に吸いつくリアスの頭を優しく撫でる。

 

 リアスは嬉しそうに微笑みながら、普段はまったく見せない――いや、絶対に見せないだろう幼い姿を見せて、俺に甘えていた。

 

「最近、2人っきりで出来なかったしね」

 

「まあ、そうだな」

 

 いつも朱乃さんやゼノヴィア、黒歌たちとかと一緒にしたり、夜寝るときもベッドには結構リアス以外の女性がいたからな。

 

「だから、今夜はたっぷりと甘えさせてもらうわ」

 

 そうリアスは嬉しそうに微笑んだ。俺はそんなリアスを優しく抱きしめた。

 

 ――確かに、こんな甘えん坊のリアスは見せられないよなぁ。

 




 オーフィスをエンカウント。

 改めて考えると、世界最強と釣り合える存在で、どの種族とも交配できるインキュバスってヤバいな……。
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