※この作品はR-18です。

ハイスクールD×D 世界を渡る転生者   作:上平 英

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第64話 リアスの看病 ☆

<イッセー>

 

 

「えっ!? そ、それ本当なんですか!?」

 

 最近色々と忙しいなか、1日だけ通えることになった学校の放課後。オカルト研の部室で、部長から部員全員に告げられた話の内容に驚愕していた。

 

 部長は一度ゆっくりと目を閉じたあと、うなずいた。

 

「ええ。今回のロキとの戦いにエイジは参加出来なくなったわ」

 

「――っ」

 

 エイジがロキとの戦いに参加できない。これは痛すぎる戦力ダウンだ。今日も使い魔がエイジの代わりに通っていたけど、悪魔の仕事でもしているんだろうと思っていた。

 

「ど、どうして参加できなくなったんですか? あ、朱乃さんもおやすみみたいですけど、な、何か関係が?」

 

 ギャスパーがオドオドしながら部長に訊ねる。

 

 部長はギャスパーの問いにうなずいた。

 

「ええ、それをいまから説明するわ」

 

 部長は説明を始める。

 

 …………。

 

「し、死者蘇生……!?」

 

 部長の説明を聞いた俺は驚愕した。なんでも先日、朱乃さんのお母さんの魂を発見したエイジが死者蘇生の儀式を執り行い、朱乃さんのお母さんを無事蘇生させたけど、その死者蘇生の儀式で大怪我を負ったそうなんだ。

 

 でもエイジが大怪我を負うなんて……、俺には考えられない。魔王クラスとか称されて冥界でも超有名人なあいつが大怪我を負うなんて、とてもじゃないけど信じられない。

 

 そんな俺の疑問に答えるようにアザゼル先生が言う。

 

「神城が大怪我を負った原因は儀式にあった」

 

「儀式が問題?」

 

 俺が首をかしげると、先生はふぅっとため息を吐いて言った。

 

「あいつが行なった死者蘇生の儀式は、神聖なオーラが充満している結界のなかで執り行われていたんだ。……イッセー、悪魔にとって神聖なオーラはどんな存在だ?」

 

「そ、それはもちろん猛ど――っ!」

 

「――そうだ。神聖なオーラは悪魔にとってみれば猛毒に変わりない。上級悪魔でも聖水をかけられれば焼けどを負ったような怪我と、それに勝るとも劣らない激痛が走る。……奴は猛毒が充満している結界内で姫島朱璃の肉体の再構成から魂の定着までの術式を執り行った。当然、神城の体は神聖なオーラに犯され、全身に大怪我を負ったのさ」

 

 ぜ、全身に大怪我……。まえに俺がレイナーレと戦ったときに光の攻撃を食らったことはあるけど、あれは尋常じゃないぐらい痛かったな。特にエイジはいまは純血悪魔。神聖なものは人間ベースの俺よりも効果あるだろう。

 

「ほ、本当に、エイジさん……、全身がボロボロで……、神器で治療してもあんまり効果がなくて……」

 

 アーシアが嗚咽を漏らしながらつぶやいた。アーシアは知っていたのか?

 

 部長が涙を流すアーシアの頭をやさしく撫でて言う。

 

「アーシア、あなたはよくやったわ」

 

「部長さんっ……」

 

 アーシアは顔を伏せて涙を拭う。俺はアザゼル先生に訊ねる。

 

「エイジの怪我ってそこまで酷かったんですか?」

 

「……ああ」

 

 アザゼル先生はうなずいた。そして遠く、エイジの家のある方向を見つめながらつぶやいた。

 

「神聖なオーラで全身を焼けただれるなんてもんじゃなくてな。酸をかけられたように溶けていた。……翼や尻尾なんてもう原型さえ留めていなかった」

 

「――っ!」

 

「そ、そんな……!?」

 

 俺とギャスパーは大きく目を見開いた。ま、まさかそんな大怪我を負ったなんて……。

 

 アザゼル先生は嘆息しながら言う。

 

「まったく、肉体の再構成なんて繊細な術式を、全身を傷つけられながらやるなんて正気じゃねぇよな。ダメージが大きすぎてアーシアの神器でもなかなか治らなねぇし、ロキ戦で一番期待できていた戦力がなくなっちまった。――まっ、そのおかげでバラキエルの妻は生き返ったんだがよ」

 

 あんまりとも思える言葉だったけど、アザゼル先生の表情はうれしそうだった。先生は朱乃さんのお母さんのことをずっと後悔していたみたいだったから、お母さんを生き返えらせることができてうれしかったんだと思う。

 

 でもエイジは――。

 

「……エイジは無事なんですか?」

 

 酷い大怪我を負ったそうだから、心配だ。

 

 俺の問いに部長が答える。

 

「ええ、心配ないわ。アーシアの神器でかなり回復できていたし、自己治癒に加えて黒歌が仙術で治療してくれていて、今日休んだ朱乃も看病しているはずだから。――戦闘に参加させられないのは、今回の大怪我といままでのハードスケジュールで溜まった疲労が大きかったから、大事をとって会談のときは後方で待機してもらうことになったの。何かあれば前線にも出せるわ」

 

「……そうなんですか」

 

 よかった。あんまり大事にはならなかったみたいだ。

 

「――って、朱乃さんが看病しているんですか!?」

 

「え、ええ、そうだけど。どうしたの、イッセー?」

 

「黒歌さんだけじゃなくて、朱乃さんからも手厚い看病っ! な、なんて羨ましいんだ!」

 

『…………』

 

 呆れたような視線をいくつも感じるけど関係ない! 二大お姉さまである朱乃さんからの看病なんて羨ましすぎるだろ! 和服美人の黒歌さんにも看病してもらえてるみたいだし! きっとエッチな看病されてるんだぁぁぁっ! うわぁぁぁん~!

 

「アザゼル先生」

 

「なんだ、リアス」

 

「最近イッセーがどんどんわからなくなってきたの。……どうすればいいのかしら?」

 

「なんだ? いまごろこいつが理解不能な変態だと気づいたのか?」

 

「…………そうね。もともとそういう子だったわね……」

 

 あ、でも! 部長がエイジの看病を朱乃さんに任せるってことは、やっぱり部長はエイジのことをそれほど好きじゃないんじゃないか!?

 

 部長って嫉妬深いところがあるのに、エイジにベタベタしていないし、朱乃さんとデートすることも容認したり、今回の大怪我を負っているのに朱乃さんに任せて自分は部活にでて看病してないしっ!

 

 それに恋人とか付き合ってるとかはっきりと宣言していないしなぁ。部室でも一緒にいるところを見ていない。そもそもあまりエイジって部室にいる時間もない様子で仕事に行ってるし、その仕事もエロいこと。

 

 ということは部長とエイジはそこまで親密な関係じゃない?

 

 こ、これはますます可能性が見えてきたんじゃないか?

 

 ……お、俺にもまだチャンスがあるんじゃねぇか?

 

「おい、リアス。突然泣き出したと思ったら今度は血走った目でイッセーがおまえを見てるぞ?」

 

「…………きっと、エイジがいないなかで、悪神ロキとフェンリルを相手取って戦うことに緊張しているのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<エイジ>

 

 

 久しぶりに皆が学園生活を謳歌しているなか、俺は自宅のベッドで療養していた。

 

 先日の死者蘇生で負った大怪我と、いままでのハードスケジュールで溜まった疲労を癒すためだ。

 

 まっ、負った大怪我はといっても、アーシアが神器で治してくれたし、疲労なんかは黒歌が仙術で治療してくれてもう回復しているんだけど、心配性なリアスたちは休養だけじゃなく、ロキとフェンリル戦は「私たちに任せて」と、後方待機にされちゃったんだよね。

 

 まあ、俺が戦力から抜けたとしても、リアスや朱乃、ゼノたんは最上級悪魔に近い実力をもってるし、小猫ちゃんとかと一緒に、スーパーサイヤ人ばりのなんちゃってスーパーモードなんかも習得させているから、十二分にロキとフェンリルぐらい倒してくれそうだけど。

 

 ん~……、それにしても暇だ。

 

 さっきまで朱乃さんをはじめ、自宅で待機しているメンバーが手厚すぎるといっても過言ではない看病をしてくれていた分……とても暇だ。

 

 現在の時刻は夕方の6時を少し過ぎたあたり。

 

 まだリアスたちが部活している時間帯だ。

 

 悪魔の仕事はロキのことが終わるまでやすみだから、大体7時ぐらいに帰ってくるな。

 

 それまで寝ようかなぁ。

 

 そんなことを考えていると、部屋のドアが静かにコンコンとノックされた。

 

 返事を返す前にゆっくりとドアノブがまわされ、ドアが開く。

 

「起きてたのね、エイジ。」

 

 リアスだった。

 

「あれ? オカルト研の部活は?」

 

 まだ部活の時間のはず――。

 

「ロキとフェンリルの対策を考えないといけないし、2人も部員が不在で学園祭の出し物の相談もできないから、早めに解散したの」

 

 リアスはそう言うと俺が寝ているベットへ近づいて、額に手を当てた。

 

 ほんのり温かいリアスの手……気持ちいいなぁ。

 

「うん、熱もないみたいね」

 

 リアスは微笑むと、ベッドの端に腰を下ろした。

 

 やさしく頭を撫でてきてくれる……。

 

「ゼノヴィアとイリナ、小猫も一緒に帰ってきたんだけど、いまは地下のトレーニングルームで修行してるわ。あなたの抜けた穴を自分が埋めるってはりきってね」

 

 ああ……、だからここにいないのか。なんだか休んでいるのが申し訳ないな。

 

「うふふ、いいのよ。あなたはいままでずっとがんばってくれていたんだから」

 

 俺の心を読んだように微笑むリアス。

 

「……顔にでてました?」

 

 リアスは微笑んでうなずく。

 

「ええ。自分だけがやすんでいるのが申し訳ないってね。……まったく、そんなこと思わなくていいのに」

 

「でも、俺もリアスの眷属悪魔ですし……」

 

 俺がそう言うと、リアスは少しだけ悲しい表情を浮かべた。

 

 俺の頬に片手を添えて正面から目線を合わせたまま、リアスは言う。

 

「……眷属悪魔だからあなたはがんばってくれているの?」

 

「えっ?」

 

「ロキとフェンリルやレーティングゲームで戦うのも眷属悪魔だから? 眷属悪魔じゃなかったら私に従わなかった?」

 

 リアスの問いに俺は首を横へ振る。

 

「いいえ。眷属悪魔なんて関係なく、あなたに尽くしたと思います。……確かに眷属悪魔になったことが知り合うきっかけになったとは思いますが、いまは――」

 

 いまは――と、そこまで言いかけて俺は気づいた。リアスがあとに続く俺のセリフを聞きたかったからこんな風に問いかけてきたのだと。

 

 このまま的外れなことを言ってもいいけど、丁度いい機会だし、言う。

 

「――いまはリアスだからこそ尽くしています」

 

「――っ!」

 

 俺の言葉でリアスの真剣だった表情が少しだけ変化を見せる。目じりと口元の緩みを必死に隠そうとしているのがうかがえた。

 

「ロキとフェンリルを相手取って戦うのも、レーティングゲームで戦うのも、リアスが大好きだからです。……リアスのために何かしたい。リアスを殺そうとする者から守りたい。リアスが幸せだと、俺も幸せになりますしね」

 

 そう言ってリアスの頭に手を置いて撫でる。リアスは自分の胸に手を持ってきて顔を真っ赤にしていた。

 

 リアスは胸から今度は頬を両手で挟むと、深呼吸を繰り返しながら悶えていた。

 

 この()って本当にわかりやすいよね。……少し心配になるぐらい。

 

「ん……、はぁはぁ……っ、ん。……はぁ」

 

 リアスが息を整えながら落ち着きを取り戻してきた。まだ赤い顔のまま、笑顔を浮かべて言う。

 

「……私も、……私もエイジが大好きよ」

 

 言ってから顔をさらに真っ赤にして俯き、もじもじとこちらを覗ってくるリアス。

 

 ――っ! こ、これはなかなかの破壊力だ……!

 

 普段のお姉さまなリアスとまるで雰囲気が違うのも、彼女の魅力を引き立たせていた。

 

 こちらが手を伸ばしてリアスの手を取ると、自然なかたちで指を絡めてきて、ぎゅっと握ってきた。

 

「……エイジぃ……」

 

 ああっ、すごくかわいいんだけど!

 

 襲っていい? 襲っていいよな!?

 

 最近リアスとじっくりしてなかったし、誰もいないし、このまま押し倒しても――。

 

「あら?」

 

 ――っ!

 

「――ふふっ、大きくなってるわね」

 

 襲おうとしていると、リアスから先に動いてきた!

 

 いつの間にか夏用の布団として使用しているタオルケットを押し上げてテントを作っていたペニスをやさしくタオルケット越しに触れられる。全裸で寝ているから、むき出しの亀頭が擦れてちょっと痛くて気持ちいいのがなんとも……、って――。

 

「り、リアス……?」

 

「看病とかいって朱乃や黒歌たちにさんざん抜かれてると思っていたんだけど、全然そんな様子はないわね。――まあ、元から絶倫だったからあんまり不思議じゃないけど」

 

 なでまわしながら何を言ってるんですか!? というか、かわいらしく「抜かれてないの?」と視線で訊ねるのは止めてください! いたたまれなくなるから!

 

「……い、一応かなり抜かれたんですが、どうも怪我が治ってから以前よりもすごく調子がよくなって……、すぐにこうなっちゃうんです」

 

 …………俺も何を告白しちゃているんだ?

 

「それはいけないわね。あなたの恋人としても見過ごせないわ。がんばったご褒美もあるし、私が抜いてあげるわね♪」

 

 リアスは微笑むとタオルケットを捲ろうとする。

 

「――って、ロキとフェンリル対策とかはいいんですか!?」

 

 俺はの言葉を無視するように、リアスは魔力を使い、全裸になった。

 

 滅びの魔力で服を消すのって、イッセーの洋服破壊のように一瞬でバラバラになるというわけじゃなくて、焼き消えるに近くてゆっくりだから余計エッチだなぁ。

 

 ――って、そんなことじゃなくて……。

 

 リアスは人差し指を立てて口もとにもっていき、悪戯っぽく微笑む。

 

「これも大事なことなのよ。恋人の欲求ぐらい受け止めてあげたいし、私自身、ロキと戦うための勇気の素にさせてもらうから。――エイジは楽にして快楽を貪っていてちょうだい」

 

 リアスのその言葉に俺は……、自分でも気づかないうちにうなずいていた。

 

「ふふっ」

 

 リアスがタオルケットを捲くる。

 

 リアスはベッドを這うように移動しながら移動し、ときおり胸で足を挟んだりしながらペニスへと近づいてきた。

 

 股の間に入り込んだリアスが、うっとりとペニスを見つめてくる。

 

 リアスは見せつけるように舌を伸ばし、亀頭をペロッと舐めた。

 

 むき出しの亀頭にリアスの舌が這い回る。皮の間まで舌でキレいに磨かれ、尿道口にキスをしてから軽く吸いついてきた。

 

「ああっ……」

 

 快感で声が漏れる。ペニスから感じる快感だけではなく、股の間に入り込んだリアスのやわらかく温かい肉体の感触が興奮をさらに掻き立てた。

 

「……じゅちゅっ、……はぁ。――うふふっ、どんどん硬く、熱くなっていくわね♪ カウパーも吸っても吸っても出てくるわ」

 

「だ、大好きな相手にフェラチオされてるんだ。そうなって当然だろ」

 

 いや、それにしてもエロい表情だ……。幸せそうに尿道口を舌先で磨いてくる。

 

「ふふっ、私も大好きなあなたが悦んでる姿を見てると……、このペニスのいやらしい臭いを嗅いでると、すぐにびしょ濡れになっちゃうのよ」

 

 リアスはそうつぶやくと、俺の片足を跨いでオマンコを擦りつけてきた。

 

「ほら、わかる? あなたのペニスを少し舐めただけでこんなに濡れてるの」

 

 リアスが擦りつけるように腰を動かすたび、じゅくじゅくと足が湿り気を帯びていく。……うわぁ、本当にびしょ濡れになってるよ。太ももにも押しつけられている乳首の勃起も感じる。

 

「んんっ、はぁ……、それにしてもあなたのペニスっていい臭い。頭の奥まで沸騰して発情しちゃうわ。……ん、じゅぶ」

 

 スンスンと犬のように鼻を鳴らしながらペニスの臭いを嗅がれる。両手でペニスを握られ、亀頭をパクリと咥えられた。

 

「――うっ、り、リアスっ」

 

 リアスは亀頭を咥えると顔を上下に動かし始めた。

 

「んじゅ、んじゅ……、じじゅ、ぐじゅ……、あふぅ、ふじゅっ……」

 

 顔を上下に動かしながらも、舌を器用に使って亀頭から裏筋、皮の隙間、雁首の裏側まで舐められる。

 

「く、くぅっ……、今日は一段と激しいな」

 

 快感で腰が浮き上げってしまう。いつもならゆっくりと快感を高めていくのに、今日は随分とハイペースだ。

 

「ふー……、じゅるるるるぅぅぅっ!」

 

 リアスは息を鼻から吐くと、俺の疑問には答えずに、いきなりバキュームフェラで精子を吸い上げてきた。

 

「――うっ!? で、射精()るっ!」

 

 当然何の警戒もしておらず、快感に身を任せていた俺は呆気なく快感に飲み込まれ、射精してしまった。

 

 ビュッ、ビュルルルルっ、ビュビュゥゥゥ~!

 

 仰向けでのけ反りながらリアスの口内に精液を吐き出していく。

 

「ごきゅっ、ごぐっ……んふー、ゴクゴクっ、ごぎゅっ……ふー、じゅるるぅっ」

 

 リアスはおびただしい量の精液を喉をゴクゴクと鳴らしながら胃のなかに収めていった。

 

「じゅるっ、じゅじゅぅぅぅっ」

 

 リアスは最後の一滴まで尿道から吸い上げると、ゆっくりと唇を離した。

 

 射精による快感と開放感などを感じて息を吐いている俺に、紅の髪に負けないほど紅く、みずみずしい唇の端からわずかに漏れる精液を指を使って拭い、ペロッと舐めて、子供のような笑顔でリアスは言った。

 

「これからロキ対策でますます忙しくなるでしょうし、最近朱乃に譲っていた分、私がエイジに甘えたり、甘えさせてあげたいの。……だからね。いまは楽しみましょ♪」

 

「あ、ああ……」

 

 リアスの言葉に自然とうなずいてしまう。

 

「じゃあ、時間もないことだし、さっそく始めましょ♪」

 

 リアスがベッドの上に膝立ちになる。

 

 両手の指でオマンコのスジを左右に開くと、腰を少し落としてペニスに擦りつけてきた。

 

 オマンコのスジに挟めたペニスにぐじゅぐじゅといやらしい音を立てながら愛液が絡みつかせ、リアスは腰を少し浮かせて膣口はもちろん、尿道口やクリトリスに亀頭から漏れるカウパーを混ぜるように、焦らすように擦り合わせた。

 

「ん……はぁっ、…………熱ぃぃ……」

 

 リアスが膣口に亀頭の先端を合わせ、ゆっくりと腰を落とし始めた。

 

 リアスの小さい膣口がミチミチと大きく広がっていく。

 

 相変わらず処女みたいに狭いな。

 

 ゆっくりとペニスを飲み込んでいくオマンコを眺めながら、亀頭から伝わるリアスの膣肉の感触を味わう。

 

 小穴だった膣口が驚くほど広がり、亀頭を完全に咥え込んだ。

 

「はぅうんっ、……ふふっ、ほら、見てる? あなたのオチンポ、私のなかに飲み込まれていくわよ♪ あ、ああっ……、すごいっ、太くて、長いわっ。私の膣があなたのオチンポのカタチに変えられていくのがわかるっ……、あんんっ」

 

 リアスはあごを持上げ、背を逸らしながらも腰を落としてペニスをどんどん膣に収めていく。

 

 ペニスの現在地を示すかのように、両手の位置がオマンコから下腹辺りへ変わっていってるところがエロい。それに呼び方もペニスからオチンポに変わってる。……完全に発情したな。

 

「俺もリアスを感じるよ。リアスのオマンコを通じて、リアスの熱を感触を……」

 

 そう言ってリアスを見つめる。セックス中に見つめられるのが好きなリアスはうれしそうな表情を浮かべて膣をきゅっきゅっと締めてきた。

 

「エイジぃ……」

 

 ううっ、それにしても気持ちいいっ。愛液は粘度が高くてドロドロで量が多くて、膣壁はペニスを受け入れて包み込むように絡みつき、膣から出そうとすると出さないように、子宮口がちゅぅぅっと吸い付いてくる。リアスのあまり表に見せない甘えん坊の性格が表れているようだった。

 

「んっ、はぁんっ!」

 

 ゆっくりと腰を下ろし続けていると、コツンと子宮口という行き止まりに達した。子宮口に亀頭が口づけしたことで、リアスの体がビクッと跳ねる。

 

 リアスの体がゆっくりと前へ倒れていく。リアスは俺の両胸に両手をついて倒れるのを防いだ。

 

「はぁ……、はぁはぁ……ぅんっ、……はぁぁぁ……」

 

「少しイッた?」

 

 俺が悪戯っぽく訊くと、リアスは素直にうなずいた。

 

「……うん、……だって久しぶりにエイジに甘えられるって思ったら自分がコントロールできなかったの……」

 

 頬を赤くして、幼い少女のような表情で、膣をキュンキュン締め付けながらのそのセリフ……。

 

 ――こっちも、興奮するじゃないか!

 

 ペニスが俺の興奮を表すように跳ねる。

 

「――っん、ぁんっ、私のなかでエイジのオチンポがビクビクしてる……」

 

 リアスの体がさらに前へ倒れる。近づいてきた大きなおっぱいを両手を伸ばして掴んだ。

 

「――あんっ」

 

「いつ触っても気持ちいいなぁ」

 

 ムニュムニゥと両手の指をいっぱいに伸ばしてワシ掴む。指が白い肌に食い込み、スベスベでみずみずしい肌も跳ね返すように反発してくる。

 

「ああ……極上の触り心地……、最高だよ」

 

 乳首なんてコリコリだし、ずっと弄っていても飽きないなぁ……。

 

「んっ……エイジ……、そ、そんなに弄らないでぇ……、おっぱいだけでイッちゃうわ」

 

 乳首を引っ張ったり、指で扱いていると、リアスの膣がまた痙攣し始めた。もうイきそうなのか? イき癖ついちゃったかな?

 

 名残惜しくもおっぱいの愛撫を緩めて、下乳に触れたり、わき腹を触ったりという愛撫に移る。性感を少し刺激するだけでもオマンコが締まるのでおもしろい。

 

 ん~、それにしてもリアスって肉付きがいいよなぁ……。

 

 太っているわけでもないのに、適度にやわらかくてお尻も丸くてむっちりしてるし、大人の肉体に除ける確かな若さがなんとも言えない。

 

「ああっ、エイジっ、エイジ……エイジぃぃっ……」

 

 リアスがぺたんと俺の腰に乗ると、悩ましく腰を動かし始めた。

 

「んっ……あぁ、……はぁはぁ……、んんっ……」

 

 前後に揺さぶるように揺すったり、お腹に力を入れて膣を締め上げたりと段々と激しくなっていく。

 

 リアスが膣に力を入れたのかペニスがぎゅうぎゅうと締まり始める。

 

「すごいっ、リアスのオマンコが俺のチンポにしゃぶりついてる!」

 

 感想をいやらしくも素直に伝え、リアスの太ももを両手で掴んでペニスを膣のなかでビクビクと跳ねさせる。

 

 あははは! ペニスが口でしゃぶりつかれていたときと同じ……いや、それ以上の快楽を感じるよ!

 

 

「あはぁっ、私を感じてくれているのね! んっ……あんっ、ふふっ」

 

 リアスは笑顔を見せると、今度は俺の腹に両手をついて、前かがみになり、上下に腰を激しくふり始めた。

 

 1回1回腰を浮かせ、下ろすたびに、子宮口に亀頭がめり込む。

 

「ひゃんっ! エイジっ、ああっ、そ、そんなに突き上げられると、し、子宮が……子宮口が開いちゃうぅぅぅっ!」

 

「いつもみたいに子宮に直接欲しいんだろ! こじ開けて子宮に直接射精してやるよ!」 

 

 リアスの言葉通り、子宮口が開き始めたことを感じ取っていた俺は、リアスの腰を両手で掴んで下から思いっきり突き上げる。ふふっ、リアスは子宮姦が大好きだからなぁ。どれほど乱れ狂うか楽しみだ。

 

 こじ開けられ始めた子宮口に亀頭をねじ込んで一気に貫く。

 

「ああっあああぁぁああああああああ~~~~!」

 

 リアスの絶叫が部屋に響く。ズゴッと亀頭が子宮の壁に入って止まる。

 

 丁度雁首辺りが子宮口に閉められる。

 

 絶叫してビクンビクンと白目を剥いてアヘっているリアスの下腹辺り、子宮を腹の上から撫でながらつぶやく。

 

「ほら、わかるか? 子宮まで俺のチンポが入ってるぞ」

 

「はひぃ……はぁぁぁ……はひぃぃ……」

 

 このままではリアスが後ろに倒れてしまいそうなので、上半身を起こして騎乗位から対面座位に体位を変える。アヘっているリアスを胸で包むように抱きしめて耳元で囁く。

 

「愛しているよ、リアス」

 

「――っ」

 

 俺の言葉を脳内が捉え反響させているのか、だらしなかったアヘ顔が幸せそうな笑みに変わり、弱々しくもリアスの両腕が腰にまわされぎゅうっと抱きしめられた。

 

 リアスの膣がキュンキュン締まる。リアスは顔を上げてこちらを見つめると熱っぽくつぶやいた。

 

「わはひも――あいひている……」

 

 口を少し開けて舌をチロッと伸ばして雛鳥が餌を求めるように愛らしくキスを求めてきた。

 

「リアス……ちゅっ、ちゅじゅっ……」

 

「はぁん……エイジぃ、ちゅっ、んじゅ……」

 

 リアスと舌を絡め唾液を交換し合いながら、ベッドのスプリングを利用して腰を上下に動かし始める。

 

 雁首が子宮口に引っかかり、腰を少し動かすたびにアヘるリアスが愛おしく、結合部から聞えてくるいやらしい音や、お互いの呼吸や心臓の鼓動が脳内に響き心を満たす。

 

 ああ……最高の抱き心地だよ……。愛らしい外見はもちろん、甘えん坊な内面や尽くしてくれる献身な愛撫。どれをとっても最高クラスだ。

 

 キスを続けながら快感を高めあっていると、リアスの膣が強く締まり、子宮口がビクビク痙攣し始めた。

 

 精液を欲しがっているんだろう。リアスの蕩けた表情からもうかがえる。

 

 射精感が募っていた俺もスパートをかける。

 

「んぐっ――!」

 

 リアスの唇を自分の唇で完全に塞ぎ、ベッドに押し倒して抱き合った状態で子宮の最深部までペニスをめり込ませた。

 

「んふぅっ……ふぅぅっ……、ふ、んふぅぅぅぅ……」

 

 声を出せないリアスは鼻を鳴らして抱きついてくる。快楽に犯された視線で俺を見つめ、俺の精液を全身で受け止めると意思表示をするように、両足まで使ってもしがみついてきた。

 

 本当に愛らしいな。

 

 俺はそんなことを想いながら欲望を解放する。

 

 煮えたぎった精液が尿道を駆け上がり、リアスの子宮に直接吐き出される。

 

 ビュビュッ、ビュルルルルルゥゥゥゥ~ッ!

 

「ふぅんんぅぅぅぅぅ~~~~!」

 

 唇も離さない。唾液をリアスの口内に送り続けながら、全ての精液がリアスの子宮に吐き出されるまで抱きしめ続ける。

 

 ビュルッ、ビュビュッ! ビュルルッ!

 

「ふもぅ……、ふむぅ……」

 

 雁首を子宮口で締めつけられていようと関係なしにいつも以上の精液をリアスの子宮に注ぎ込む。リアスは体を痙攣させながらも精液を子宮で受け止め続けた。

 

 ああ……、それにしても本当によく出るなぁ。リアスの子宮はもういっぱいなのにまだ射精()でるよ。

 

 これでも朱乃さんや黒歌を始め、20回以上は抜かれているのに全然萎えない。

 

 ん~、このまますぐに2ラウンド目に突入してもいいけど、収まりがつかなくなりそうだし、このあとリアスは予定があるからなぁ。

 

 しばらく悩んだ末に俺は唇を離して膣からペニスを引き抜いた。栓が抜かれたことで子宮に収まりきらなかった精液がドロドロと漏れだし、俺自身も尿道に溜まっていた精液の残りをリアスの体に降り注いだ。

 

「んむぅぅ……はぁ……、はぁはぁ……、エイジの臭いでいっぱいぃぃっ……、オマンコからも溢れて……るぅぅぅ……」

 

 リアスは大股開きのまま精液を幸せそうに受け止めた。

 

 ぽっかりと開いた膣口から漏れ続ける精液が次から次へと溢れ、ベッドに大きな水溜りならぬ、精液溜まりを作った。

 

 ははっ、たっぷり中出してしまったな。フェンリルフォームに負けないぐらい射精したんじゃないか? そういえばインキュバスになって、精液も強化されてただでさえ妊娠しやすくなったんだし、一応避妊魔法使っとくか。

 

 避妊魔法をかけ終わる。

 

 幸せそうなアヘ顔を浮べて大股開きで、虚ろな瞳で天井を見上げているリアスを改めて眺めた。

 

 ベッドの上で、一糸纏わぬ全裸で、紅い髪の美少女が、体のいたるところに精液を付着させ、ぽっかり開いたままのオマンコからもドクドク精液を溢れ返させながら、快楽に支配された表情で、虚ろな瞳で天井を見上げている。

 

 ……この惨状だけを見ると集団陵辱されて堕ちた紅髪の美少女だな。

 

 そんなことを考えていると、起き上がれるまで回復したリアスがいつものようにペニスに向って近づいてきて、様々な体液で汚れたペニスに舌を伸ばしてきた。

 

 いわえるお掃除フェラなんだが、悪魔といえど高校生にここまで仕込んでしまったことにちょっと罪悪感を覚える。

 

 まあ、とうの本人はというと……。

 

「はぁはぁ……、私とエイジの匂いが混ざってる……、ふふっ、私の匂いが取れないように口でキレイにしてあげるわね……」

 

 うれしそうな表情で舐めしゃぶっていた。

 

 俺はリアスの頭に手を置いて、紅い髪を指ですかしながらつぶやく。

 

「最高だったよ、リアス」

 

「んっはぁっ、私もよ……レロッ、あはぁぁぁ……おいしい……」

 

 リアスはペニスを清め続ける。股の間に顔を突っ込み、玉袋を顔に擦り付けながら、舌を伸ばして尻の穴までチロチロと舐めてくる。

 

 本当にいやらしく育ったなぁ。

 

 玉袋を片方ずつ口内で磨かれていると、ドアがコンコンとノックされた。

 

「はぁ……んじゅっ、んじゅ……エイジぃぃぃっ」

 

 リアスは来訪者に気づいていない。

 

「リアスっ」

 

「んもぅ、何なの? 私はオチンポ舐めるのに忙しいんだから……ああっ、ビクッてなった。うふふっ、まだ満足できないの? ビクビクしててかわいいわね」

 

 訂正。リアスはトランスしてて状況判断能力も思考能力も停止している模様。

 

 部屋の外から声がかけられる。

 

『ご主人さま、レイナーレです。起きておられますか?』

 

「れ、レイナーレか。――ああ、起きているよ」

 

 このシーンを見られたら、色々刺激が強すぎて確実にヤバいだろう小猫ちゃんじゃなくてよかった。小猫ちゃんにエッチはまだ早いからね。

 

 ほっと胸を撫で下ろしていると、レイナーレはとんでもない……いや、最悪のことを告げた。

 

『お客さまがお見舞いに来られました』

 

「……客? 見舞い?」

 

『はい、イッセーさまとアーシアさま、ギャスパーさま。そして、ソーナー・シトリーさまと真羅椿姫さまがいらっしゃっています』

 

 ――なっ! このシーンを見せちゃいけないだろう人たちがここまでそろうなんて……!

 

 ど、どどどどうする、この状況っ!?

 

 リアスとベッドの上でお掃除フェラ中。しかも、リアスのオマンコからは白濁した精液が漏れてて、完全に情事のあと!

 

 しかも部屋の臭いも獣臭のような、イカ臭いような、色んな匂いで溢れてる。

 

 どうやって誤魔化せばいいんだよ! 見当もつかねぇよ!

 

『失礼します』

 

 混乱する俺にレイナーレからの死刑宣告!

 

 ドアノブがまわされ、扉が開いていく。

 

 俺の危機察知能力が反応し、時間が引き延ばされる。

 

 とりあえず誤魔化さないと! もう少しソフトな状況だったら、キスシーンだったりしたら、実はリアスと付き合っててさ~っとかで乗り切れるだろうけど、完全にセックスあとのお掃除フェラシーンなんて見せられるわけがない!

 

 特にエロイッセーなんて現場を脳内保存しそうだし、アーシアには刺激が強すぎる! ギャスパーはどうなるか予想もできないけど、ロクなことにもならなさそうだし! ソーナ会長とか生徒会メンバーには不純異性交遊の現行犯で捕まっちまう!

 

 どうする!? 部屋の臭いなんかは魔術で消せるが、リアスは? 転移させる? ダメだ。この部屋は飛び入り参加とかで乱交騒ぎにならないように簡単に転移できないよう、この前設定したばかりだ。結果、転移魔法による脱出は無理!

 

 魔力で全裸のリアスに服を着せる。……ダメだ。ペニスのことしか頭にないいまのリアスは服を着せても正気に戻らないだろうし、どうやってベッドから下ろす? それに立ったらオマンコから精液が垂れるだろうしなぁ……。よって却下。

 

 ……ま、マジでどうする? いっそ見せ付けるか?

 

 いや、ダメだ。リアスのエロい姿を他の男……特に最近変態さ加減に磨きがかかってきたイッセーなんぞに見せてたまるか!

 

 こうなったら――!

 

 俺は最後の手段を使うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よお、意外と元気そうだな。エイジ」

 

「大怪我を負ったと聞きましたが、元気そうで安心しました」

 

 イッセーとソーナ会長が声をかけてきてくれる。

 

 俺はベッドから上半身だけを起こし、膝を曲げて座った状態で対応する。

 

「まあ、アーシアの神器で怪我も治してもらいましたし、黒歌だけじゃなく自分でも仙術使って疲労も抜きましたからね。逆に体の調子がいいぐらいですよ」

 

 ソーナ会長もいることだし、敬語で話す、が、体を包んでいる大きめのタオルケットの下では……。

 

『んじゅ、んじゅ……じゅぶぶっ……はぁ、レロッ、じゅるるぅぅ……』

 

 ――全裸のリアスがフェラチオを続けていた。

 

『じゅるるるる~っ』

 

「――うっ」

 

 バキュームフェラによる快感で声が漏れてしまう。――って、リアス! 『サイレント』使って消音してタオルケットに軽い幻影魔術かけてるっていっても限度があるんだし、俺自身は動けないんだから止めて!

 

「お、おい……大丈夫か、エイジ」

 

「まだ先日の怪我が……」

 

 ほら、皆心配しているじゃん! 時間もなかったから最後の手段で部屋の消臭をして、タオルケットに気づかれない程度の薄い魔力で隠蔽魔術をかけて、リアスを隠してやり過ごそうとしているのに、何でさっきよりフェラチオが激しくなってるんだ!? スリル味わってるんですか!? そういや露出の気が少しありましたね!

 

「だ、大丈夫だ。別に問題ない」

 

 俺はそう誤魔化すが――。

 

「ダメです! 私が神器で治しますから痛いところを出してください!」

 

 とアーシアに止められる。アーシア、痛くはないんだよ。気持ちいいだけで……。

 

「さあ、エイジさん!」

 

 淡い緑色の光を放ち、タオルケットを剥ぎ取らんばかりに顔を近づけてくるアーシア。……アーシアってこんなに熱血だったけ? ていうか俺タオルケット取ったら全裸だし、タオルケットのなかには全裸のリアスがフェラチオしてるからね。タオルケットを剥ぐのだけは止めて。お願いだから……!

 

 ……ここでタオルケットを脱がないでいると、怪しまれる? いや、怪しまれることはないかもしれないけど、あからさまに拒絶するのはマズいな。ここは素直に脱げるところまで脱いで素直に治療された風を装うか。

 

「じゃあ、頼むよ」

 

「はい、任せてください!」

 

 俺は下半身にいるリアスが絶対に見えないように、上半身を覆っていたタオルケットを下ろした。

 

『…………』

 

「なんだ、どうかしたか?」

 

 上半身のタオルケットを下ろしただけなのに、色々な注目を集めてる。まさかキスマーク!? ――はない。今回痕が残るようなプレイはやっていないはずだ。

 

 俺が疑問に思っていると、イッセーが声をあげた。

 

「なんで上半身裸なんだよ!?」

 

「そ、そうです! なんで裸なんですか!」

 

 イッセーの大声に続いて、ソーナ会長が怒鳴り、頬を染めて後ろを向く。……ああ、そういうこと、ね。

 

「すみません。俺、いつも寝るときは何も着ないので……」

 

 と、体を隠そうとするが、アーシアに止められた。

 

「そのままでいいです! 私の神器は直接触れたほうが効果がありますし、……どこが痛いんですか?」

 

「あ、ああ……。は、腹辺り……かな?」

 

 背中は集中的に治してもらったし、仮病で一番初めに考えつくのって大抵頭か腹だよな……。

 

「わかりました!」

 

 アーシアはうなずくと神器で腹を治してくれる。やさしい緑色の光が腹を癒して――。

 

 ――なっ!?

 

 ビクッ、ビクンッ! 

 

『うふぅぅ……』

 

 ペニスが回復した!? というかリアス! 口にペニスを含みながら微笑むな! 声は聞えなくても舌の動きでうれしそうに笑ったの気づいてるからな! いまはそういう状況じゃないでしょ!

 

「どうですか、エイジさん? 痛みは引いていってますか?」

 

「あ、ああ……、ありがとう。おかげで随分と楽になっていっているよ」

 

 ……本当に色んな意味でね……。

 

「それはよかったです。……でも、もうあまり無茶は止めてくださいね。またエイジさんが死に掛けるようなことになったら……」

 

 と、アーシアが涙を浮べながら言ってくれる。それに便乗するカタチでイッセーとギャスパー、ソーナ会長と椿姫先輩がうなずいた。

 

 ……随分と皆に心配をかけたようだ。……ベッドで淫行してた、いやしてる最中だから正直かなりの罪悪感……。

 

「ありがとう、アーシア。それに皆も」

 

 俺は感謝の気持ちを表すように頭を下げた。

 

 アーシアの治癒を受け終わると、椿姫先輩が近づいてきた。

 

「それにしてもすごい体ですね」

 

 感心するように、見とれるように体をジロジロと観察される。

 

「戦闘向きの理想的な肉体。どれほどの修行を積めばこんな肉体に……」

 

 と何やら興味深そうだ。他のメンバーを見ると同じく体を観察していた。

 

「そ、そんなに見ないで欲しいんですけど。恥ずかしいので」

 

 ジロジロと見られるのは誰だって羞恥心が煽られるよな。特に下半身でリアスにペニスをおいしそうにちゅうちゅうと吸いつかれていると。

 

「ご、ごめんなさい。でも本当に見事な体ね」

 

「ええ、本当に。無駄な肉なんて一グラムもないような美しい肉体……」

 

 椿姫先輩が謝り、褒めてくる。椿姫先輩の意見に賛同したソーナ会長はどこかおかしい感じがする……。

 

 何というか熱っぽい視線をものすごく感じるんだ。

 

 頬も上気してるし、少し鼻息が荒い。ゆっくりと近づいてきて、とうとう肌に触れてきた。あなたさっきまで顔背けていませんでしたっけ? ……あと、貞操の危機なんかも感じちゃうんですか……。

 

「これが黒い捕食者の体……。私の予想してた以上……、素晴らしいわ」

 

「ソーナ会長?」

 

「――っ! あ、ご、ゴメンなさいっ。あまりに美しかったから、つい……」

 

 慌てて手を引っ込めて頭を下げる。いや、そこまで恐縮されるとなぁ。

 

「別にいいですよ。気にしてませんから」

 

「そ、そう? ならもう少し……」

 

 サワサワ……、うふふ……、サワサワ……。

 

「……会長?」

 

 恍惚の表情で筋肉をなぞり時おり笑みを溢すソーナ会長。椿姫先輩も普段とはまるで違うその様子に困惑していた。

 

 ……まさか筋肉フェチ? ……姉のセラたんはハードプレイ好きのはっちゃけ性癖よりも随分と清いけど、視線にセラたんと同じヤバいものを感じます……。絶対他に誰にも言えないような性癖隠し持っているだろ、絶対。

 

 ハミぃぃっ。

 

「――っ」

 

 ペニスが甘噛みされた。リアスの歯が竿の皮をやさしく挟み、じゅるじゅると唾液を浴びせながら尻の穴にまで指を差し込んで刺激してきた。

 

「だ、大丈夫? 神城くん」

 

「あ、はい。大丈夫ですよ」

 

 快楽でのけ反りそうになる俺の様子にソーナ会長も正気に戻る。

 

 いきなり何をするんですか! ソーナ会長に触られていたからか嫉妬したのか? 俺はせめてもの仕返しとして、タオルケットに窓側の手を差し込んでリアスのおっぱいを掴んで乳首を人差し指でクリクリと捏ねて抓った。

 

『うふぅぅっ、じゅっ、じゅっ、レロレロっ……ぅん……はぁっ、じゅぶぶっ、むふぅ……』

 

 うん。結果逆効果だったみたい。興奮が増した様子でフェラがすごいことになった。

 

「……やっぱり、まだ本調子ではないようね。長居するのも気が引けるし、私たちはもう戻るわ。リアスとロキのことで会議しないといけないし」

 

「あ、はい。わざわざ、ありがとうございました」

 

 リアス、ソーナ会長が会議するとか言ってるよ! キミも行かなくていいの?

 

『ふもぅ……レロっ、はぁん……』

 

 玉袋を夢中で舐めながら片手の平で亀頭をぐりぐりと刺激してくる。……まだいいってことね。

 

「気にしないでください。私たちのほうも色々とお世話になってますから。――椿姫」

 

「はい。神城くん、長刀の件はいつでもいいので、いまはしっかりやすんでいてくださいね」

 

「はい、わかりました」

 

 椿姫先輩の言葉にうなずく。ソーナ会長は椿姫先輩をつれてドアの方へ向うと軽く頭を下げて部屋をあとにした。レイナーレも同行して見送りに行く。

 

 で、残ったのはイッセー、アーシア、ギャスパーの3人……いや、リアスを含めて4人なんだが――そろそろヤバい。

 

 リアスがさっきから前立腺を刺激しながらディープスロートでじゅぼじゅぼしてくるからもう射精しそうなんだ!

 

 正直イッセーたちにも出て行って欲しい!

 

 見られながら、隠れながら射精とか……興奮するけど、わざわざ見舞いに来てくれているのにするのは避けたい!

 

 俺のそんな願いが通じたのかイッセーたちも帰宅する空気になった。

 

「じゃあ、俺たちもお暇するか。ロキ対策に向けて修行しないといけないしな」

 

「そうですね。あまり長居するとエイジさんのお体に触りそうですし」

 

「はいっ、神城先輩や祐斗先輩の分までがんばります!」

 

 イッセーたちがドアの方へ向かう。……ふうっ、やっと射精できる。

 

「ああ、見舞いありがとうな。特にアーシア。先日は本当に助かったよ」

 

「い、いえ、私は何も――」

 

「何もってことはないだろ。アーシアの神器がなかったらここまですぐには回復しなかったし、感謝しているよ。――ありがとう」

 

「――っ。はい、どういたしまして」

 

 アーシアは笑顔を浮べて頭を下げた。本当なら俺のほうが頭を下げるところなんだけどな。

 

 ギャスパー、アーシアと退出していって最後のイッセーがもう一度声をかけてきた。

 

「じゃあ、またな」

 

「ああ、またな」

 

 と、ドアを静かに閉めた。

 

 …………。

 

 …………さて、と。

 

 さっきから精液を出せと懇願してるお姫さまにお望みの物を献上しようかな。

 

射精()すぞ、リアス。一滴も溢したらお仕置きするからな」

 

 Sモードに入って両手でリアスの頭を掴んで引き寄せる。

 

『んぐっ!』

 

 まだサイレントが続いて声は聞えない。ずらしたタオルケットの隙間から覗く顔が俺を見つめてきた。リアスが両手で息ができない、苦しいと太ももを押す……風の演技をする。

 

 まあ、悪魔でその気になれば数時間は呼吸しなくても大丈夫だし、苦しいはずもないよな。嫌悪とかいう気持ちも感じられないし、押しのけるように見せかけて顔を押し付けてきてるし。

 

 リアスの喉が動く。水を飲むような動きが、膣に挿入しているような感触に近い。さらにリアスの口内に、喉にペニスを挿入しているというシチュエーションがさらに快感を高めた。

 

 くうっ、もう射精()る!

 

 我慢していた分、たまりに溜まった精液がリアスの喉を通って胃のなかへ収められていく。

 

 ビュビュルルルゥゥゥゥ~! ビュゥゥゥッ。

 

『ふぶぶぅぅっ! ゴクゴクゴクッ、ゴギュッ、ゲボッ』

 

 苦しそうなリアスだが、手を離しはしない。リアスの鼻からいやらしく白濁した精液が漏れるがお構い無しに射精し続ける。

 

「ほら、まだまだ射精るぞ。もう限界か?」

 

『ふぶぅぅっ、ゴギュッ……ふぅぅっ、ゴクゴクっ……はひぃぃ……』

 

 リアスが脳内まで蕩けさせてしまいそうだったから拘束を外す。するとリアスは口を離して呼吸を行い。いまだに射精途中だった俺のペニスは空気を取り入れようと口を開くリアスの顔に精液を浴びせかけた。

 

 リアスの紅の髪からおっぱいと、いたるところに精液が降りかかる。

 

『あ、ああ……』

 

 リアスは両手で頬を挟んで恍惚の表情を浮かべた。

 

「――だが、これで終わりなわけがないだろう。――リアス」

 

『…………』

 

 リアスが俺を見上げてくる。俺の言葉に気づいたようにリアスはペニスの掃除を行なうが、それではない。

 

「全部飲めと言ったのに飲みきれなかったな」

 

『――っ』

 

 目を見開くリアスにドSモードに移行し、SMプレイを開始した俺はリアスのあごに手を添えて言う。

 

「お仕置きしないとな」

 

『――っ』

 

 俺の言葉にリアスは一瞬うれしそうな表情を浮かべると、すぐに表情を変えて許しを請うようにペニスに口づけをしたり頬を擦り付けたりしてきた。

 

「そういえば長い間トイレに行ってなかったな。――リアス」

 

『――っ! …………ああぁ』

 

 リアスは亀頭の先端、正面に陣取るとおもむろに口を大きく開いた。

 

 サイレントを解除して訊ねる。

 

「なんだ、リアス?」

 

「わたひぃが、わたひぃが便器になりぃますぅ……、エイジの便器にぃ……なりましゅぅ」

 

 本当に手馴れたものだな。最初は遊びで演技混じりでやってたのに、いまでは本物の肉便器願望でなってる。

 

「どうお、……おはひくだしゃい」

 

 口を開けたままそう言うリアス。視線は尿道にロックオンされてて精液でもない老廃物が放たれるのを待ち望んでいた。

 

 俺はドSな笑みを浮かべてリアスの頭に手を置いてなでる。

 

「くくく、いい子だリアス。お仕置きは免除してあげよう。――ほら、口を開けろ。注いでやる」

 

「はひっ」

 

 リアスは口を大きく開く。舌を突き出し、まだかまだかと待ち望んでいる。

 

 俺は勃起して少々出し辛かったが、ゆっくりと力を抜いてジョボボボォォ……っと小便をリアスの口内に放った。

 

 しだいと勢いを増す小便がリアスの口内で跳ね返り、いやらしい音が鳴り響かせる。リアスは溢さないように両手を口の周りに添えてゴクゴクと、まるで大好物のジュースを飲んでいるかのように喉を鳴らしながら飲み下していく。

 

「俺の小便はそんなに美味しいか?」

 

「うむぅ、ゴクゴクゴク……じゅるるっ」

 

 俺の問いに答えるように亀頭に口をつけて小便を吸いだそうとしてくるリアス。……元々甘えん坊のMだったけど、ここまでエロくなるなんてな。

 

 イッセーなんかに見せたら鼻血もの――っ!

 

 この気配は――!

 

 ガチャ。

 

 ドアが開く――!

 

 バ、バッ!

 

 危機を感じた俺は一瞬でリアスの頭を掴んで蓋をするようにペニスを突っ込み、隠蔽魔術のかかったタオルケットを体に被せた。

 

「う――」

 

 リアスが抗議の声でもあげようとしたんだろうが消音で塞がせてもらう。

 

 状況がわからないだろうリアスに、わかるようにもわざとらしく声に出して言う。

 

「ど、どうしたんだイッセー。何か忘れ物か?」

 

「いや、そういうわけじゃねぇんだけど、ていうかさっきすごい音しなかったか?」

 

「いや? そんなことはないと思うぞ」

 

「そうか?」

 

『――っ』

 

 リアスもイッセーが現れたことに気づいたようだ。ていうか、なんでさっき帰ったのに戻ってきてんだ!? 他人の家なんだしノックぐらいしろよ! ていうかいいところで邪魔するなよ!

 

「それで、何のようなんだ?」

 

 さっさと帰ってくれ、途中で小便止めるのはキツいんだからさ。

 

『じゅっ』

 

「――っ!」

 

 リアスが息継ぎか呼吸でもしたんだろうけど、そのせいで小便が再び漏れていってしまう。止めてるところを吸うのは反則だって!

 

「おい、大丈夫か? アーシアを呼ぶか?」

 

「大丈夫だ。問題ない。それよりも帰ったんじゃないのか?」

 

 心配してくれるイッセーには悪いが、早く用件を言えと視線で訴える。

 

「帰ろうとしたんだけど、言っておきたいことあってさ」

 

「言っておきたいこと?」

 

「ああ……」

 

 うなずくイッセー。リアスが小便で溺れちゃうから早く言え! もうこの娘、精液と小便で胃がヤバいんだって! 最後は全身に浴びせかけるつもりだったのに、おまえが入ってきたから全部飲み干すしか選択肢がなくなったんだからさぁ!

 

「今回おまえは戦闘に参加できない分、俺ががんばるから! 俺が部長や朱乃さんを守るから安心してやすんでくれ!」

 

 イッセーは胸を張って言う。……正確には俺だけじゃなく、木場も戦闘に参加できないんだけどな。……主におまえのスケベ根性のせいで。

 

「ロキやフェンリルなんかに絶対に誰も死なせない! 傷つけさせねぇ! 絶対に部長を守って見せる! おまえに約束する! ………………これで部長も俺を……」

 

「………………そうか」

 

 熱い告白だけど、終わったあとでニヤケてブツブツ言うなよ。雰囲気崩れるから。

 

 それに最近のおまえって正直俺のなかで評価がものすごく低いんだけど……。

 

 悪魔になってから上がったり下がったりで、夏休みからドンドンおまえの評価が下がっているわけだけど、気づいているか?

 

 おっぱい突いて禁手に至ったのは別にどうでもいいけど、『洋服破壊』とかいう技で女の服を破壊して全裸にしたり、『乳語翻訳』とかいうプライベートを完全に無視した、最悪なタチの悪い読心術を開発したり、泣いているドライグとかアルビオンとか見てると、ね。不憫でかわいそうで……。しかもスケベが原因でドライグ死にかけてるのに相変わらずのスケベ根性まるだしだし……。

 

 それに、1番気に入らないのはアーシアのことなんだけどな。

 

 あれだけアプローチされているのに気づかない。出かけるとなるとまずは元浜や松田を思い浮かべたり……。まあ、それは長年モテなかったからだろうけど、あからさまに誘ってくださいオーラを出しているアーシアに少しは気づいてやってくれ。

 

 まったく、ハーレム作るならまずはアーシアの好意に気づいて大事にしろよ。

 

 美女や美少女なんかが登場する度に興奮して服を脱がそうとか考えるなよ。あいかわらず元浜や松田と更衣室を覗いたり、普通なら退学ものだ。先日の一件でも疑いをかけられた木場の弁護もしないで放っておいて、精神病棟にぶち込まれたあとで自分が全て悪いとか……。正直、ライザーより評価が低かったりするんだよな……。

 

 注意してもいいけど、こいつの場合「俺からエロを取ったら何が残るんだ!」とか言って聞かなさそうだ。

 

「俺が言いたいことはそれだけだ!」

 

 イッセーはそれで帰っていくかと思われたが、近づいてきて小声で話しかけてきた。……それだけじゃなかったのかよ。

 

「なあ、エイジ」

 

「……なんだ?」

 

「怪我してんだし、あんまりエロ本とか読まないほうがいいぜ」

 

 ――ふう……。

 

「帰れ」

 

 俺は最高の笑顔で言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イッセーが今度こそ帰ったのを確認してから、『サイレント』を解除した。

 

 すでに小便は止まっていた。タオルケットを取り払ってなかを見ると、リアスが陰毛に鼻を埋めてペニスに頬ずりしていた。

 

 リアスの頭をよくがんばったなと撫でる。

 

「ん……」

 

 リアスの口からうれしそうな声が漏れる。俺の下半身とリアスは色んな体液で汚れていてものすごくエロい。……はぁ……、この姿をイッセーに見せつけてやればよかったかな? それともオカルト研で恋人宣言するか?

 

 そんなことを真剣に考えながら、よしよしとしばらくリアスの頭を撫でていると、黒歌がドアを空けて飛び込んできた。

 

 何やら機嫌が悪い様子だ。鼻を摘まんで手を払っている。

 

 ……えっと小便とかじゃないよな? 結構嗅いでいるし、飲んだりしてるし。

 

「ここもにゃ! まったく、あの乳龍帝のガキめ!」

 

 あ、そういうこと。

 

 消臭スプレーならぬ、浄化魔法で清める黒歌。あまりの効果に俺とリアスの匂いも汚れだけじゃなく部屋自体すっきりしたけど、黒歌の機嫌は直らない。

 

「白音と私がいない間に侵入するなんて! レイナーレもなんであんな変態を家に入れたのにゃ!」

 

 黒歌は怒り心頭のようすで黒いオーラを撒き散らす。発情状態から脱したリアスが魔力で駒王の制服に着替えながらつぶやいた。

 

「……イッセーって黒歌に随分と嫌われているようね」

 

 俺はうなずいてからリアスに言う。

 

「まあ、当然だな。冥界全土に放送されているのを知っていて小猫ちゃんに迫って、胸を肌蹴させた上で乳を突いたんだ。……全冥界で放送されてネットに映像が流出して、楽しみにしていた特撮番組でトラウマになりかけたその映像が流れたり、グッズ販売されたりって、一時期マジで引き篭もりそうになっていた小猫ちゃんに追い討ちかけて引き篭もりにしたんだし、何回も泣かせてるしな……。姉妹の仲が回復して重度のシスコンになった黒歌にとってイッセーは完全な敵なんだろう」

 

「…………それはさすがにフォローできないわね。私だって家族の裸の映像や写真がネットに流出とかなったら怒るもの。イッセーの『洋服破壊』もレーティングゲームで使用禁止させたほうがよさそうね。子供も見るものだし、苦情がきそうだから」

 

 リアスは頭を抱えてつぶやいた。

 

 黒歌は完全に浄化されたことを確認すると、俺に抱きついてきた。

 

「エイジぃっ! エッチ! エッチしようにゃ! いますぐ乳龍帝のこと忘れさせてほしいにゃああ!」

 

 体全体、特に鼻を擦りつけながら臭いを嗅いでくる黒歌を片腕で抱き返すと、リアスが起き上がって言った。

 

「ちょっと黒歌! エイジはまだ疲れて――」

 

「リアスもしてたくせにずるいにゃ! エッチさせてくれないなら乳龍帝を始末しにいくにゃ!」

 

「――っ」

 

 ほ、本気の目だ……。そこまでイッセーが嫌いか。

 

 黒歌は両手を着物に手をかけて脱ぎ始めた。

 

「ちょっ、黒歌――」

 

 リアスは声をあげる。黒歌はお構い無しに服を脱いでペニスに跨って挿入すると、前後左右に腰を動かし、上下にピストンを開始し始めた。

 

「にゃぁぁんっ! エイジっ、エイジのがあの忌々しい乳龍帝を忘れさせてくれるにゃぁぁぁっ!」

 

 黒歌が腰に抱きついて乳首に吸い付いてくる。……いきなりスパートかけてやがる……!

 

「ちょっと黒歌! さっき私がせっかく臭いをつけたのに!」

 

 抗議の声をあげるリアス。……リアス? 何に対して抗議しているんですか?

 

「もうっ、リアスも止める気がないのにゃら空気を読んで出て行くにゃ。……それとも一緒に混ざるにゃ?」

 

「え……、わ、私は、ロキ対策の会議がもうすぐあるし……」

 

「それなら――、……にゃん」

 

 黒歌の最後の一言で空間が変化する。これは――いつもの結界?

 

 黒歌は俺とリアスの疑問に答えるようにつぶやいた。

 

「簡易用の、2時間ぐらい外界と隔離する結界にゃ。……これで時間の問題は解決したにゃ」

 

「えっ……」

 

「んもうっ、面倒だにゃん!」

 

 戸惑うリアスに黒歌はそう言い放つと、空間から鎖を召喚した。

 

 鎖に拘束されるリアス。

 

 あれ? フェンリル用の鎖じゃないよな? あれは当日に届くらしいし、明らかに人間用だし……。いや、何故人間用の鎖なんて持ってるんだ?

 

「ちょっ、黒歌!?」

 

 驚くリアスをよそに黒歌は腰を振り続け、鎖を操って股を開かせると俺の顔に落としてきた。

 

「ぐ……、黒歌?」

 

 これにはさすがに戸惑う俺だが、黒歌は普通に、当然のように、

 

「さっ、リアスを発情させるにゃ。乳龍帝のことなんか完全に忘れるぐらいたっぷり交尾するにゃん」

 

 と、言って腰を振りまくり、膣を蠢かせペニスをオマンコでしゃぶった。

 

「はぁ……、まっ、俺も体力が回復する……というか、アーシアに回復させられてかなり溜まってるからなぁ」

 

 それに目の前で揺らさせてるリアスの尻とか、ペニスに感じる快感から逃げられるわけないしな。

 

「ちょっ、エイジまで!?」

 

 リアスは驚いているようだが、

 

 「……ごめん。先に謝っておく。回復した俺の欲望は2人ぐらいじゃ受け止められないと思うから」

 

「にゃん♪ どんとこいにゃ! 何も考えられなくなるぐらい犯して欲しいにゃ!」

 

「…………エイジ」

 

「なんですか?」

 

「……ロキ対策の会議は受けれるようには加減してちょうだい」

 

「……善処します」

 

「…………」

 

 俺はリアスの尻を掴む。スカートで覆われて影になっているが、正確に紫色のアダルトな紐パンを目視できている。最近脱ぎやすいように紐パンを穿くようになったんだよな。

 

 両手の指で再度の紐を解いて脱がせる。

 

 うん、黒歌の強力な浄化魔法で精液も愛液もキレいになってるな。

 

 太ももに腕を回してオマンコに口をつけて俺はクンニを開始した。まだペニスの影響で穴を広げている膣口に舌を差し込んで味と匂い、感触を楽しむ。

 

「ああっん! エイジの舌が……んんっ、ペロペロされてるぅぅっ!」

 

「にゃははっん♪ リアスもやっとノッテきたにゃ。エイジィ、そろそろ1回目の子種が欲しいにゃん」

 

 快楽の宴が再び開幕した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 オーディンと日本の神々の会談が行なわれ、ロキが襲ってくるだろう日の夕方。バラキエルと朱璃さんが家を訪れた。

 

 家のリビングのテーブルで、バラキエルと朱璃さんの2人と向かい合うように座る。俺の隣には朱乃さんが座り、レイナーレが給仕を行う。レイナーレ以外のリアスや黒歌は決戦に備えてやすんだり作戦の確認を行なっているので不在だ。

 

 まずバラキエルがテーブルに頭をあてんばかりに深々と頭を下げた。

 

「神城エイジ。妻を蘇生させてくれたことに、心から感謝する」

 

 続いてバラキエルの隣に座っていた朱璃さんも頭を下げて礼を言う。

 

「こうして夫と娘とまた話したり触れ合えたりできたのはあなたのおかげです。本当にありがとうございます」

 

 俺は素直に2人から礼の言葉と感謝の気持ちを受ける。なんだかこうして改まってお礼されると恐縮してしまうな……。

 

 まだ朱乃さんはバラキエルに対しての気持ちが整理できていないからか、無言で視線を逸らしていた。

 

 娘のツンとした態度にバラキエルは表情を暗くするが、こちらを向いて申し訳なさそうに訊ねてきた。

 

「死者蘇生の儀式での怪我はもう大丈夫なのか? 戦いに参加できないと聞いたが……」

 

「ロキとの戦いは大事をとって参加しないだけよ。怪我はちゃんとアーシアさんの神器で治ってるし、仙術で内部からも癒したからあなたが心配する必要はないわ」

 

 バラキエルの問いに朱乃さんが答える。

 

「そ、そうなのか……」

 

「………………」

 

「………………」

 

 バツが悪そうに引き下がるバラキエルと、会話はするが相変わらずツンケンしている朱乃さんに、俺と朱璃さんは苦笑してしまう。

 

 とりあえず話を変えようと口を開く。

 

「体の調子はどうですか、朱璃さん。何か違和感などはありませんか?」

 

「ええ、背中に翼が生えたぐらいで昔よりもずっと調子がいいですよ」

 

 朱璃さんがそう言って場を和やかにするよう微笑む。翼って……そういえば天使になっちゃってたんだった。人間に転生させられなくて申し訳ない気もしないでもないが、人間に蘇生させた場合でも、バラキエルと娘の朱乃さんと同じ時を生きるために、同じように人外なっていたそうだから別に俺が悩むことでもないか。

 

「まさか天使になって生き返るとは、いや生き返らせることができるとは思っても見なかった」

 

 と、バラキエルさんは語るが、朱乃さんはドSな微笑を浮べて毒を吐く。

 

「本当に、母さまを生き返らせれたのは偶然が重なった幸運とエイジががんばったおかげということをきちんと理解してくださいね。普通だったら母さまとは会話すらもできずに死んだままだったんですから」

 

「……そうだな……」

 

 ズゥゥンッと落ち込むバラキエル。この人感情の起伏が激しいよなぁ。

 

 朱璃さんもヤブヘビにならないようにスルーして……、いや、ワザと無視していらっしゃる? 細められた瞳から現役SM嬢ばりのドSな気配を感じたんだけど。

 

 ん~、それに、この親子3人の間に自分がいることが少々場違いな気がする……。親子3人で会話させたほうがいいんじゃないかな。

 

 そんなことを考えていたら、朱璃さんが頬に手を当ててニッコリ笑顔でぶち込んできた。

 

「朱乃」

 

「……はい、母さま」

 

「また3人で暮らす? 皆人外で3大勢力も協力関係にあるいまなら、今度は親子3人で一緒に暮らせるわよ」

 

「――っ!」

 

 朱乃さんの目が大きく開かれる。バラキエルと朱璃さんと3人で暮らす。それは朱乃さんにとっての幼い頃の幸せだった思い出で願いだったはずだ。

 

 だけど――。

 

「しゅ、朱璃……その話しはまだ……」

 

 バラキエルが諌めるように朱璃さんに声をかける。確かにこの話しは朱乃さんにはまだ早い。

 

 朱乃さんの顔を覗こうとすると、朱乃さんの手が伸びてきて俺の手を握ってきた。

 

 朱乃さんは朱璃さんの顔を正面から見ながら顔を横に振る。

 

「いいえ、母さま。いまの私の家はここです。…………父さまのことを抜きにしても、私はずっとここで皆と暮らしていきたいの。――……ごめんなさい、父さま、母さま」

 

「そう……か」

 

「ふふっ、そう。わかったわ」

 

 バラキエルが肩を落としながらつぶやき、朱璃さんも少し残念そうにうなずき、息を吐くと、

 

「まあ、仕方がないわね。婚約してる相手と同棲してるんだもの。両親と暮らすよりも恋人を選ぶわよね」

 

 と、ぶっこんできた。

 

「かっ、か、母さま! そ、それは――」

 

「なにぃいいっ!? 恋人!? 同棲!? いや、婚約しているだと!? いったい何の話だぁぁぁっ!」

 

「あ、あなたには関係ないでしょ! それよりも母さま! なんでこのタイミングでそれを言うんですか!」

 

「うふふ、あらあら、ごめんなさいね。まだ秘密だったの」

 

 驚愕するバラキエルと、顔を真っ赤に染める朱乃さん。そしてその様子を眺めて微笑む朱璃さん……。

 

 バラキエルが最初に動き、怒鳴り声をあげて俺の胸ぐらを掴んできた。

 

「神城エイジぃぃぃっ! いったいどういうことだ! 貴様のことは認めてやったが、そこまで許した覚えはないぞ!」

 

「い、いや、そ、それは……」

 

「ちょっと! エイジに乱暴しないで! この人は私の大事な人なんだから!」

 

 俺の胸ぐらを掴んでいるバラキエルの腕を掴んで叫ぶ朱乃さん。その修羅場に朱璃さんが少し離れた位置から眺めながらおもしろそうに煽る。

 

「そうなのよね。エイジくんのためだったら、色んなご奉仕もしちゃうのよね。うふふ。でも妊娠には気をつけなさい。学生のうちに妊娠すると色々苦労するわよ」

 

「母さまっ!」

 

「な、ななな……貴様ぁっ! 表に出ろ! 娘を傷モノにした落とし前をつけさせてもらうぞ!」

 

「お、落ち着いてください、お父さん」

 

 自然とでた何気ないセリフがまたバラキエルを興奮させてしまう。

 

「誰が義父さんだぁぁぁっ! おまえを息子などとは絶対に認めんからなぁっ! 朱乃は一生嫁に出さんぞぉぉぉっ!」

 

「だからそれはあなたには関係ないでしょ! 私がエイジを好きなんだから!」

 

 朱乃さんは興奮するバラキエルに、威嚇するように体から雷光を放つ。

 

「うふふ、本当に生き返ってよかったわ。孫の顔も随分早く拝めるみたいだし、未来は明るいわね」

 

「ぐ、ぐぬぅぅ……!」

 

 苦しそうに、悲しそうにバラキエルの顔が歪み、血走らせた瞳から血の涙が滲む。

 

「しゅ、朱璃さんっ、それ以上煽らないでください! 色々とマズイですから! 朱乃さんのお父さん、血の涙流してますから!」 

 

「俺は娘のことを大事に……家族のことを一番に思い、朱璃が死んでからも、朱璃と朱乃のことは一日も忘れたこともない! 俺から大切な家族を奪う者は例え神であろうと許さん! 俺の家族を二度と失ってたまるかぁぁぁっ!」

 

 感情の処理を超え、狂化したバラキエルが片手で俺の胸ぐらを掴み、もう片方の手に雷光を纏わせる。……おいおい、マジですか? 部屋が無茶苦茶になるぞ。というか、レイナーレは? あ、巻き込まれないようにキッチンに引っ込んやがる。

 

 クソッ、とりあえず雷光を消すか。

 

「うふふ、あなた。その辺で止めましょうか」

 

「止めるな、朱璃! 俺はこの男を始末しなくてはいかんのだ!」

 

 朱璃さん、いまのバラキエルに何を言っても――。

 

「――あなた。いい加減にしましょうね」

 

「ぐぬぬぅ……」

 

 大声ではないがリビングに透き通る朱璃さんの声に、バラキエルは萎縮する。おおう……、狂化していたバラキエルが落ち着いてきたぞ。胸ぐらを掴んでいた手もゆっくりと離された。

 

 ふぅっと息を吐いて席に座りなおす。バラキエルに視線を向けてみると、ぷいっと逸らされる。うん、好感度が最低に戻ったようです。

 

「まったく、あなたは。朱乃はもう18歳なんですから恋人ぐらいいますよ。悪い男に引っかかっているわけでもないんですから、いちいち目くじらを立てないでください」

 

 呆れたように朱璃さんは言うけど、あなたが煽ってましたよね。楽しそうに場を混乱させて悦んでましたよね?

 

「だ、だが、朱璃。この男はインキュバスで大勢の女を囲んでいてだな……」

 

「あら? 悪魔は元から一夫多妻制なんでしょ。人外同士、人間の常識は当てはまらないわ。それにインキュバスだからって種族で差別するのはダメよ。私たちのように堕天使と人間が結ばれるわけでもないんだし、悪魔同士結ばれてるんだから反対する理由はないわ」

 

「そ、それはそうだが……くぅっ」

 

 何も言えなくなったのはわかりますが俺を睨まないでください、バラキエルさん……。

 

 朱璃さんにフォローされ、認められてかなり機嫌がよくなった朱乃さんが、畳み込むように腕を絡めて、バラキエルに見せ付けるように胸を押し付けてきた。

 

「あ、朱乃……!」

 

「ふん……」

 

 ショックを受けるバラキエルを鼻を鳴らして無視すると、ゴロゴロと甘えるように顔を擦り付けてきた。

 

「あらあら、ラブラブね」

 

「あははは……」

 

 朱璃さん、これ以上煽らないでっ! あとラブラブっていう表現は若干古――。

 

「そうそう、まえにも注意したけどその歳からあまり無茶なプ――」

 

「しゅ、朱璃さんっ」

 

 ――お願いですから続きを言わないで! 視線で懇願すると、――まっ、いいでしょう。と、朱璃さんはそれ以上は言わないでくれた。

 

 っていつまで睨んでるんだよ、バラキエル……。

 

「とりあえず目先のことね。悪神ロキが会談を邪魔しに来るんでしょう」

 

 朱璃さんが言うと、バラキエルは睨むのを止めて、訂正。あからさまに睨むのを止めてうなずいた。

 

「ああ、今日の会談を邪魔しに襲いに来るだろう。――神とフェンリルが相手だ。厳しい戦いになるだろうな」

 

 今夜の戦闘って俺は後方待機なんだよね。

 

 朱璃さんは心配そうに言う。

 

「私は足手まといになるから戦場にはいけないけど、2人とも必ず生きて帰ってきて。生き返って早々に未亡人になるなんて嫌ですからね、あなた。朱乃も、生き返ったのに今度は娘が死ぬようなことになるのはやめてちょうだい」

 

「ああ、約束する。絶対に死なないし、朱乃も守ってみせる。生きて必ず帰ってくる」

 

「はい。約束しますわ」

 

 うなずく2人に朱璃さんは微笑むと、俺の方を再び視線を送り、悪戯っぽい表情を浮けべたあと、

 

「もし、2人とも帰ってこなかったらエイジくんをもらうから、覚悟しておいてね」

 

 と、素晴らしい笑顔でまたもや爆弾を投げ込んできた。

 

 このあと再び修羅場と化したのは言うまでもない……。

 




 次からやっとロキ戦です。
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