※この作品はR-18です。

魔法つかい墜つ   作:フリフレ

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羞恥2-1

「「はぁ・・・はぁ・・・」」

 

今回もミラクルとマジカルは追い詰められていた。ダイヤスタイルの衣装は変身したばかりのきらびやかさは失われ、ヨクバールと戦ってる時以上にボロボロになっている。だが、彼女達の闘志は尽きていない。足を震わせながらも立っている。

 

「お前らも懲りないな。」

 

「あなた・・・みたいな・・・悪い・・・人には・・・負けない!」

 

「そうよ・・・絶対に・・・」

 

フラストはため息をつきながら呪文を唱える。するとプリキュアふたりの変身が強制的に解かれる。

 

「えっ!?」

 

「そんな!」

 

ふたりは驚いて自分の身体を見回す。フラストはさらに呪文を唱えると自身とみらいの足下に転移用の魔法陣を展開する。

 

「っ!させない!」

 

リコは魔法陣を見てフラストがみらいを狙っていることを察し、みらいを庇うために走り出す。しかし、みらいを突き飛ばす直前で転移魔法が発動し、リコはみらいと一緒に飛ばされる。フラストも続いて転移するがその直前、フラストはどこからか視線を感じたような気がしたが、特に気には止めず転移する。

 

「ここは・・・」

 

ふたりが転移した先はとある街中だった。ふたりは何故か魔法学校の制服に身を包んでいた。

 

「みらい!」

 

リコはみらいより先に気がついていたようでみらいが起きるのを見るとすぐに駆け寄る。

 

「リコ!」

 

「みらい・・・ここにいるってことは・・・間に合わなかったのね・・・ごめんなさい・・・」

 

リコはみらいも飛ばされてきたことを知り、俯いて謝る。

 

「そんな!リコは悪くないよ!それよりモフルンは!?」

 

「そうだ!はーちゃんも!」

 

ふたりは慌てて辺りを見渡す。幸い、モフルンもリンクルスマホンも近くにあった。

 

「みらい!リコ!」

 

「モフルン!」

 

「はーちゃんもいたわ!良かった・・・」

 

みらいはモフルンを、リコはリンクルスマホンを抱き締める。フラストに盗られないようにするためだろう。

 

「今回はふたりか・・・まぁいい。」

 

フラストは合図する。上空から鳥の姿をした化け物が現れる。化け物は足で男性を掴んでいる。

 

「た・・・助けてくれ!」

 

「なっ!やめて!」

 

「その人は関係ないでしょ!」

 

「これだけのことして俺がただで放すと思うか?」

 

「まさか・・・!」

 

フラストは再び合図する。鳥の魔物は男性を掴んだまま飛翔する。

 

「やめて!お願い!何でもするから!」

 

「それでいい。では下準備をするか。」

 

フラストは魔法の呪文を詠唱する。するとみらいとリコの身体が本人の意思と関係なく勝手に動く。

 

「なに・・・身体が・・・?」

 

「いったい・・・何が・・・!」

 

みらいとリコはそのまま四つん這いの体制になる。さらにお尻からしっぽが生え、フードは勝手に頭に被り、耳のような飾りが本物になる。

 

「どうなってるの?」

 

驚くふたりの前に呪文の詠唱を終えたフラストが来る。その手には、鈴付き首輪の付いたリードをふたつ持っていた。

 

「散歩の時間だ。」

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