「そうだよね・・・ありがとうモフルン!」
みらいはリコに会うために来た道を戻る。その途中で肩を落とし、俯き、今にも泣き出しそうになっているリコを見つけた。リコはみらいに気づかずとぼとぼ歩いていた。
「リコ!」
みらいはリコを見つけるとそのまま抱きしめた。
「みらい・・・!」
みらい「ごめんね・・・リコ・・・あの時・・・助けてあげられなくて・・・それに・・・話も聞かないで・・・」
リコはみらいも泣いていることに気づき、同時に昨日言えなかったことを言うなら今しかないと思った。
「みらい・・・あの時・・・確かに来ないでって言ったけど・・・私・・・みらいを嫌いになったんじゃないの!私・・・昨日・・・男の人に犯されたの・・・太っていて不細工な男3人に・・・身体の至るところを・・・汚された・・・」
リコの告白にみらいは驚く。リコはそのまま続ける。
「だから・・・身体が・・・汚くなって・・・みらいに・・・軽蔑されるんじゃ・・・嫌われるんじゃ・・・ないかって・・・怖くて・・・」
「それで・・・あんなこと・・・」
リコは泣きながら頷く。みらいは昨日逃げ出したことを後悔した。少し考えれば、もしかしたらそれだけでわかったかもしれない事だった。
「じゃあ・・・やっぱり私が悪いんだ・・・ごめん・・・ごめんねリコ・・・」
泣きながら謝るみらい。
「それは・・・違うわ・・・」
「えっ?」
驚くみらいから身体を少し離し、顔を見つめながらリコは答える。
「少し考えればわかるもの。あなたもひどい目にあったんだなって・・・わかることの・・・はずなのにね・・・」
「リコ・・・」
「ホント・・・私ったら・・・馬鹿みたい・・・」
再び泣き出しそうになるリコをみらいはやさしく抱きしめる。
「リコ・・・終わらせよう・・・はーちゃんを助けて・・・フラストをやっつけて・・・終わりにしよう?」
「うん・・・そうね!そしたらまたみんなで・・・」
「みんなで・・・なにかな?」
突然聞こえて来た言葉にふたりはそちらを見る。そこにはフラストが空中にいた。
「「フラスト!」」
「夢を語るのは結構だが、現実を見ろ。お前達では俺には勝てない。」
フラストはゆっくり着地しながら言う。
「確かに今まで1度もあなたに勝てていないけど・・・だからって諦めるわけにはいかない!」
「はーちゃんが私達の助けを待ってるの!だから・・・今度こそあなたを倒す!」
みらいとリコはお互いにモフルンの手を取る。
「「キュアップラパパ!ダイヤ!」」
ふたりは呪文を唱え、プリキュアに変身する。
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「「魔法つかいプリキュア!」」