※この作品はR-18です。

ラヴ・レターアフター(R-18)   作:こもれび

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 この小説は、pixivにて由比ヶ浜結衣聖誕祭の共同執筆SSの一環として執筆したものになります。
 15項目の選択ルートの中からひとつを選んで物語が進みますので、当作品がどのルートを進むのか、予想しながらお読みください。


『あたしをヒッキーの……エッチの道具に……してぇえ……!』

 部室に来てみれば鍵がかかっていた。

 この場で待てば雪ノ下が来るだろうとは思ったが、今日はどうしてか気が向き、職員室まで取りに行く。

 「あ、あたしも行くっ」と元気に言ったお団子さんが、隣を嬉しそうにぴょこぴょこ跳ねている。やめて、なんかべつなものまで跳ねてるから。

 そうして鍵を手に入れ、部室に入り、定位置に座ってみたのだが。いつまで経っても雪ノ下が来ない。

 これはもう帰っていいんじゃなかろうかと思ったあたりで、そわそわしていたもう一人のケータイに着信。今日は家の事情で来られないという事実が判明。一気に微妙な空間の出来上がりである。

 雪ノ下を待つ、というこれ以上ない名目がなくなった今、ここでこうしている理由もない。

 俺は───

 

1:帰るか。帰るね。ああ帰る。まじ帰る。(帰るしかないまである)

 

2:そういやラノベの新刊が(買い物をして帰る)

 

3:依頼者を待ってみる(二人で解決or後日三人で解決)

 

4:来られないと見せかけて、廊下で待機中のゆきのん(何故!?)

 

5:依頼者を待ってみる(難癖つけてとりあえず断るorギャグ方面へ)

 

6:無難な会話を試みる(小町あたりにコミュ力上げろとか言われた)

 

7:一緒に帰る(実は付き合ってましたorこれをきっかけに進展を)

 

8:襲われる(結衣のけっ、けっ、ケダモノぉおおおおおおぉっ!!)

 

9:からかってみる(笑いに走るもよし、愛に走るもよし)

 

10:急に具合が悪くなるor元から悪かった(ぽかぽかする)

 

11:真剣に話し合ってみる(全部を手に入れたい彼女のお話)

 

12:誰かが来る(知り合い等)

 

13:しっとりと、愛(18禁)

 

14:青春してみる(あなたの思い描く青春)

 

15;自由枠(むしろ最初からこれ書いておけばよかったのでは)

 

 

   ×   ×   ×

 

 

「ねえ、ゆきのん来ないけど、どうするの?ヒッキー?」

 

「ああ、そうだな……あいつがいねえなんて無かったからな……さて……」

 

 とりあえずいつも通りに椅子に座って本を出しながら、ちらと今日の相方を見やると、俺の真横に椅子を持ってずずいと近づいてきた。近い……っていうか近い!

 

「ちょ、おま……な、なんだよ」

 

「えへへ……ちょ、ちょっとたまには気分変えてみよっかなー、みたいな?」

 

「だったら、雪ノ下ポジとか空いてるし、そっちに……」

 

「ここにいちゃ……ダメ?」

 

 机に胸をのせながら、俺に顔を近づけて上目遣いでそう言うその顔は、すでに真っ赤に上気している。

 

 ゴクリ

 

 だ、ダメってことはないですね……むしろいいまであるが……

 

「お、お前な……最近ちょっとおかしいぞ。ところ構わず発情しやがって」

 

「ひ、ヒッキーがいけないんだよ。なんにも知らなかったあたしをこんなにして……」

 

 言いながら結衣は俺の背中に、自分の胸を押し当てながら、首に腕を回してきた。

 

「ねえ、お願い……またいつもみたいにしてよぉ……」

 

「って、こ、ここでか?」

 

「だ、だってぇ……」

 

 目をトロンとさせながら俺に頬を擦り寄せる結衣が、震える声で囁く。

 

「な、なんかもう、す、スイッチ入っちゃった……し……ん、あん……も、もう……だ、ダメぇ……」

 

「って、お、おい……」

 

 急にピクピクと体を跳ねさせた結衣を見やれば、スカート越しに自分の秘部に左手をあてがったままギュウギュウとその手を腿で絞めつけて、足をガクガクと痙攣させている。

 きっと熱い滴が滲んでいるのだろうそのスカートの内を想像しながら、俺の中の情欲が滾っていった。

 結衣は陰部を自らの手で慰めながら、振り向いた俺の頭を右手で抱き寄せ、ぷっくりとしたその唇から赤い舌を覗かせて、そのまま俺の口唇を押し開きながら熱く口付けをしてきた。 

 俺の口内には溢れ出る彼女の唾液が注がれ、その蠢く舌で唇や口内を蹂躙され、俺はいよいよ平静でいられなくなる。

 舐められるごとに、吸われるごとに俺の中でブレーキをかけていた何かの留め具が外れ落ち、そして、その口で味わう快感は全身を貫き、抑えの効かない興奮が内からふつふつと沸き上がってきていた。

 

 他に音のない室内には、ちゅぷちゅぷと、結衣が俺の口を貪る淫靡な音だけが木霊する。

 

「きゃ、きゃあぁん……」

 

 俺は左手で抱きつく結衣のブラウスの裾をまくり、そのままブラをズリ上げて、弾力のあるその大きな胸を揉みしだいた。

 

「あ……、あ、あぁん……」

 

 掌に当たる、固い突起物を入念に刺激しながら、俺は突きだした結衣の尻に右手を伸ばしてまさぐりつつ、指先を陰部に触れさせたまま、強引に結衣を抱え上げ、椅子に座る俺の膝の上に股がらせた。

 腿に感じるのは、彼女から溢れる、熱い愛液の感触。それが彼女の白い薄い布から染みだし、俺の制服を濡らし始める。

 俺は一も二もなく彼女の服をまくりあげ、その勃起した乳頭にムしゃぶりついた。

 

「ん~~~~~!んん~~~~~……」

 

 必死に声を殺す彼女は、胸を俺に差し出したまま、股間を俺の太ももに擦り付け始める。背中に回した俺の両手は彼女の臀部を揉み、彼女もまた、俺のズボン越しに屹立した陰茎を両手で不器用にまさぐっていた。

 

 腰だけをグラインドさせるその彼女の恥態は俺の性欲を一気にかき立てた。

 ちぃぃぃ……と、ズボンのチャックを引き下ろす音と感触があり、見れば彼女の白い細い指が、その下ろしたチャックの合間に侵入していた。

 冷んやりとした指が、怒張した俺の一物をさすりながら、その出口へと導く。

 

 そして……

 

 もはや、収まることの出来ないほどに膨れ上がった俺のそれは、勢いよく飛び出し、したたかに彼女の下腹部を打ち付けた。

 

「あはっ……も、もう……ヒッキーってば元気すぎ」

 

「お、お前な……誰のせいでこうなったって………う、うああ……」

 

 突然結衣が俺の顔に胸を押し当てて倒れてきたかと思えば、自分の濡れたショーツごしに、陰部を俺のモノに擦り付けてきた。

 

「あ、ああ……あぁん……こ、これ、いい、これ、いいよぉ……気持ちいいよぉ……」

 

 グショグショのショーツからぬらぬらとした陰液を大量に垂らしながら、俺のいきりたったそれをくわえようとでもするように、彼女は自分の割れ目で俺のモノを包み込むようにして、しごき続ける。そして……

 

「あ、ああっ!!い、イクっ……!!イクイクッ!!ああああっ…………」

 

 激しく痙攣したかと思うと、結衣は俺の上でいきなり果てた。

 俺にはその情景があまりに扇情的でもはや我慢ができなくなり、激しくイキ続ける彼女のショーツに手をかけ、横にずらしながら、その露になったつるんとした無毛の恥丘の下、ピンクに染まった軟らかそうなわれめに俺の反り返ったそれをあてがった。

 目をつぶり、全身で絶頂を体感していた結衣はその一連の俺の動きは分からなかったのか、暫くして、へにゃあと力なく微笑もうとしたその時に、俺は彼女の尻を掴んだ両手に力を籠め、俺のあてがった肉棒に向かって彼女の陰部

を一気に引き寄せた。

 

「ひいっ!!ひぐぅっ!!!」

 

 どぱんっ!と、大量の水が弾ける音と共に、俺の硬く反り返ったそれが彼女の狭い蜜壺を最奥まで一気にさし貫く。そして遅れて彼女の熱い肉壁がギチギチと一気に俺のそれを締め上げてきた。

 

「ひ、ひああぁ、ああぁ……ひっき……ひっきぃ……」

 

 びくんっびくんっと、全身を激しく痙攣させながら、結衣は焦点の定まらないその瞳を虚空に向けて、だらしなく開いたままの口で何度も俺の名前を呼び続ける。

 俺は力の抜けてしまった結衣に挿入したまま彼女を抱き上げ、その身体を長机に寝かせた。そして、その開かれた両足を抱えるように手をまわし、彼女の腰のスカートのあたりを掴んだまま、何度も繰り返し腰を打ち付けた。

 

「ひんっ、ひあっ、ひぐっ……あ、あ、あ、ああん……」

 

 突く度に彼女の口から、熱っぽい吐息が漏れる。それを聞くたびに俺の脳内に火花が飛び散る。

 ぶちゅんぶちゅんと、熱い汁が漏れだす結衣のあそこを、俺は思いの限り肉棒で抉り、かき回し、犯し続けた。

 

「くあぁっ……で、でる……」

 

「ひああああああっ!……出てる……出てるよぉ……」

 

 結衣のうねるような締め付けに、快感が一気に俺の中を駆け抜け、湧き上がる衝動のままに、どぶゅるどぶゅるっと、結衣の膣奥深くに大量の白濁汁を注ぎ込んだ。

 その感触に全身を震わせた結衣は、ぴくぴくと痙攣しながらも、うっとりと恍惚とした表情に変わる。

 

「ああ……ヒッキー……嬉しい……嬉しいよぉ……好きぃ……」

 

 結衣はそう言いながら上体を起こすと、果てたばかりで力が抜けた俺の首に腕を巻き付けながら、再び俺の唇に吸い付いた。

 

「好き……ちゅぷ……あん、好きぃ……ちゅぱ……ん、はあぁ、ね、ねえ、もっとしてぇ」

 

「はあ、はあ、はあ、お、お前なあ……そんなに何回もできるかよ……」

 

「うそだ……まだ、こ、こんなに硬いし……えへへ、ね?今度はあたしが上になってあげるから」

 

「う……か、硬いのは、お、お前がきゅうきゅうに締め付けてるからだ……ま、まあでも、別にいいけど……」

 

 こう会話しながらも、結衣に収まった俺のアレは何度も何度も結衣の中でしごかれ、すでにMAXに屹立。

 俺は挿れたままで、結衣の両尻をムンズと掴んで持ち上げながら立ち上がった。思った以上に軽い彼女は、驚いた顔で俺の肩に手を伸ばそうとして、少し俺が腰を突き上げたその瞬間に甲高い嬉声を上げる。

 

「ふああああんっ、ちょ、ちょっとヒッキー、う、動かないで……はふん……」

 

「い、いや、これはこれで、かなり、気持ちよくてだな……だ、ダメだ、止まらねえ……」

 

「あん!はあん!ひあん!あっ、あっ、あっ……」

 

 結衣がぎゅっと俺の頭に腕を回して抱き着く。俺は身体を密着させて力を込める結衣をそのままに、彼女の尻を鷲掴みにしたまま何度も何度も俺の一物に向かってまるでオナホのように叩きつけ続けた。

 

「す、すまん、なんかこれ……お、お前の体をつかって、お、オナニーしてるみたいだ」

 

 言った途端に結衣が足を俺の背中に絡めて自分から腰を押し込んできた。その一体感に堪らなく全身に電流がほとばしる。

 

「い、いいよ、使って……あたしの体で気持ち良く……なって……あたしを……あたしをヒッキーの………………エッチの道具に……してぇえ……」

 

 結衣はそう声を漏らしながら、何度も何度も腰を押し込み、そのたびに大量の陰液を溢れさせた。蒸れた甘い香りの陰媚なその滴る汁が、俺のズボンをびしゃびしゃに濡らしていく。そして、何度目か、の結衣の腰を強引に俺の腰に打ち付けた瞬間に、再び猛烈な勢いで射精……今度はさっきよりもさらに奥……、完全に腰と腰を密着させた俺のそれは、結衣の最奥の肉壁を押し上げながら、そこに大量の精液を吐き出した。

 

「はあ、はあ、はあ、はあ、ひ、ヒッキー……好きぃ……」

 

「ああ、俺も好きだ……ん……ちゅ……」

 

 再び舌を絡めて結衣にキスをした俺は、射精後の脱力感で結衣を抱えたままその場にへたり込んだ。

 すると、今度は結衣が俺を押し倒す。

 

「えへへ……今度はあたしの番ね。ヒッキーは寝てていいよ。んしょ、んしょ……」

 

 言いながら結衣は俺の腰の上でゆっくりと抽送を繰り返し始めた。次第に上下に動くのに合わせて喘ぎ声も漏れ始める。それにまたもや俺のあそこは反応してしまい、三度目の射精に向けて硬く硬く膨らみ始める。

 俺はただ、結衣にされるがままで、俺の上であられもない恰好で弾む結衣を心から愛しく思いながら眺め続けた……。

 

 

   ×   ×   ×

 

 

「と、いうことでぇ、正解は13番でしたぁ!実はラヴレターの続編だったのでしたぁ!正解の人、いたかなあ!景品は……特に、ありませーーーーん!てへっ!」

 

「ちょっと、小町ちゃん?誰に向かって話してるの?」

 

「あーいろは先輩、それはですね、メタ的ななにかで、とくに聞いちゃダメなことなので、教えてあげませんっ!それにしてもお兄ちゃんたち、服着たままで、あんなに激しくしちゃって……もう小町もびっくり!はあ、洗濯が大変だぁ……」

 

「ね、ねえ、比企谷さん?なんで俺紐でぐるぐるにしばられて、アイマスクつけて、ヘッドフォンで坂本ですがのOPひたすら聞かされてんの?なんか、だんだん、たぎってき……んが……もが………」

 

「………………ふー、最初からガムテープで口も塞いどけば良かったかな?大志君はこれでよしっと!もう、いろは先輩も、引戸の隙間から覗いてないで、手伝ってくださいよぉ!」

 

「はあ………ゆい先輩、うらやましぃ」

 

「なんか、聞いちゃいけない感想出ちゃった!!」

 

 

 

 おしまい

 

 ちゃんちゃん♪

 




【あとがき】

 これにて、誕生日SS全作品の投稿の完了となります。

 今回、このシリーズを書くに至り、まずは企画していただいたF-2Aさん、それに選択ルートのお題を提供していただいた凍傷さん、そしてすばらしい表紙絵を御提供くださったあろえさん他、共同で参加いただいた皆さんに厚く御礼を申し上げます。
 皆様お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
 これだけの短期間にこの数の八結小説が乱立したことは今までなかったのではないでしょうか?
 それだけ、この俺ガイルという原作が強い影響力を持っているということだと、改めて認識いたしました。

 かくいう私も、原作のなかなか進展しない……というか、お互いにフラグばかり立てて回収しない(笑)この原作に、一時期はイライラもしましたが、それでも読むと優しい気持ちになれるこの作品が好きで、いつの間にかSSを書きまくるようになっていました。
 中でも、結衣が一番お気に入りで彼女のための物語を色々書いてきました。
 彼女は原作を読んで分かる通り、一貫して頑張って八幡を想い続け、彼女なりにアプローチを繰り返していますけど、そのどれもが良い結果に結びつかず、いつももう一歩を踏み込めず諦めてしまっています……彼女は空気を読んだり、人の気持ちを考えたりすることに長けているがために、自分から思いをぶつけることが出来ないでいるように思うのです。
 そんな一途で奥手、今時のビッチ女子高生の見た目だけど、実はウブで清純。
 この娘を見てると、自分の学生時代に好きな人に声をかけられなくて諦めたあの時を、なんとはなしに思い出してしまいます。そんな自分と重ねて見える彼女に、なんとか幸せになってもらいたい。とにかく、今まで結衣が努力してきた全てを肯定してあげたい。
 今回の企画を頂いた時、まっさきに考えたのはそれでした。

 そして、さあ書くぞ!と、執筆に取りかかったわけですが……早速壁にぶち当たりました。
 ただ、普通にイチャイチャするだけは勿体ないな?と思ってしまったのが運のつき。プロットを立てる段階からかなり不穏な話しに進んでしまい、いざ書き始めてみれば、傷心の結衣に私自身も心が痛む始末。 
 もう、書いてて、苦しくなって筆が止まり、また書き始めて泣きたくなって……の繰り返し。
 原作ヘイトをする気が全く無い私にとって、勘違いとはいえ、結衣という個人をここまで傷つけてしまった事はかなり堪えました。
 まあ、結果としては、最後はいちゃいちゃ。しかも、初めてR-18にチャレンジしたのですけど、完全な官能小説になってしまいましたし。反省。
 結衣は本当に良い娘なんだから、原作のヒッキーももっと大事にしてあげなよー!って、いつも思いつつ、最高のハッピーエンドを切望し続けています。
 多分、どんな結果になるにせよ、この原作は主要キャラ全員がハッピーエンドになることを、信じて疑っていませんけどね!

 では、最後になりますが、読者の皆様、ここまでお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
 一人でも多くの人が結衣のファンになってくれることを願いまして、これからも小説を書いていきたいと思います。
 またの機会に皆様にお会いできることを楽しみにしております。
 
 それでは、また!

 平成28年6月某日
 こもれび

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