※この作品はR-18です。

問題児世界でエロ勝手やるそうですよ?   作:作者ほぼ4亡

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一二話 ゲーム後

 ゲームはペルセウスの勝利に終わり、ルイオスたちは会議室に移動して今後の事を話し合う。ノーネームの面々の空気は重く、特にノーネームを助ける為に呼ばれたのに何も出来ずに敗北した飛鳥と耀は特に落ち込んでいる。ジンと黒ウサギはこれからの事に不安を抱き、十六夜と白夜叉は無言でルイオスを探るように見る。

 

「さて、ペスト。人数分のお茶を頼む」

 

「わかったわ。お茶菓子は何がいい?」

 

「バクラヴァを頼む」

 

 ルイオスは椅子に座るとペストに支持を出し、お茶とお菓子を用意させる。ノーネームと白夜叉も席に着き、ルイオスに視線を向けて話すように促すが華麗にスルーする。

 

「あの…」

 

「まあ、待て。今お茶を淹れに行かせているんだ。話はそれからでいいだろう」

 

 ノーネームのリーダーであるジンが尋ねようとするが、ルイオスが待ったをかけ、気まずい雰囲気が流れる。少しするとペストとアルゴールとレティシアの3人がお茶とお菓子を持って入ってくる。ルイオスを除く全員の前に紅茶とジャムとスコーンを置き、ルイオスの前にはバクラヴァとやたらと甘そうな飲物を置くと、ルイオスの近くの席に座る。

 

「あら、この紅茶美味しいわね」

 

「てかルイオスと一緒じゃないのか?」

 

「やめておきなさい、死ぬわよ」

 

 飛鳥が紅茶を一口飲み美味しさに驚き、他の面々も一息つく中で十六夜だけがルイオスだけ違う事に突っ込みを入れるとペストに止められる。どちらか片方なら何とかいけるだろうが、激甘の二乗攻撃は大抵の者の口内を蹂躙する。ペストは敗北者であった。

 

「…それで私たちはどうすればいいのでしょう?」

 

「傘下に下ったとはいえ特に何かがあるわけじゃないらしい」

 

「寧ろただのノーネームが傘下ではペルセウスの旗に傷がつく。だからコミュニティの復興の支援をすることになるわ」

 

 黒ウサギの問にレティシアとペストが答える。ルイオスは方向性を全て彼女らに話しているので、秘書のように代わりに彼らの質問に答える。

 

「待てよ、それならペルセウスに得どころか損しかねーだろ。なんでノーネームを傘下に加えた?」

 

「ノーネームは元々、大手のコミュニティで先代の遺産がまだ数多く残っているだろう?あとはペルセウスの傘下になる事でノーネームが所持していた土地や施設もある程度戻ってくる」

 

「あと、今は強者が少しでも欲しかったんだよねー」

 

 十六夜の問にノーネームの事をある程度把握しているレティシアがペルセウスの得に関して返すが、それだけじゃないと直感的に察していた十六夜にアルゴールが答える。

 

「これだけの戦力を整えてまだ欲しいと?戦争でも起こす気か?」

 

「あながち間違っていないよ、原典候補者くん」

 

「原典候補者?」

 

 今まで黙って甘味を味わっていたルイオスの放った一言で白夜叉以外が不思議そうな顔をする。十六夜のギフトネームが正体不明なだけあり、わからない事が多すぎた。だが、ルイオスは全てを知っているかのように笑う。

 

「神々と人類が共存している箱庭において、神の恩恵が人を作ったのか、人の信仰が神を作ったのか、本当の原典はどちらなのか」

 

「おいおい、卵が先か鶏が先かの回答のない問題かよ」

 

「そう、回答のないゲーム、パラドックスゲームの最終的な結論を導き出すための者こそが原典候補者だ。人類側の原典候補者である逆廻十六夜」

 

 ルイオスがそう言うと全員が目を見開く。いきなり話のスケールが大きくなったんだから当たり前だ。

 

「へえ、人類側って事は神々側の原典候補者もいるのか?」

 

「ああ、存在するよ」

 

「…それで、俺の事は置いといて、お前の目的はなんだ?」

 

 まだ聞き足りないが、十六夜は情報を整理したいので一旦話を戻す。戦争をすると言ったルイオスの目的がしりたいからだ。話についていけない十六夜以外のノーネームの面々は口を挟まず、ルイオスに隷属している魔王たちも主の会話に口を挟まない。白夜叉は黙して状況を見極めている。

 

「俺の目標はこの箱庭で自由気ままに怠惰に過ごす事だよ」

 

「矛盾しているぞ」

 

「いや矛盾してないさ。自分の寝床を荒らされるならその原因を取り除きたいと思わないか?」

 

 遠くない未来、この世界は破綻する。そう言ったルイオスの迫力に圧され全員何も言えなかった。

 

 

 

 ノーネームは一先ず自分たちの拠点に戻り、他の子ども達にゲームの結果を説明しに行った。部屋に残ったのはルイオスとペスト、アルゴール、レティシア、そして白夜叉の5人だ。

 

「…さて、お主は実際に何を企んでおる?」

 

「ただ人類最終試練を乗り越えるだけだ」

 

 そう言って指を鳴らすと、レティシアの時と同じく強制的にギフトゲームが開始される。

 

「なっ!?」

 

 無限に広がる白夜の地平。宇宙論である天動説の証明、人類最終試練天動説のゲームだ。地球が宇宙の中心であるかは人類史が存続する全ての時間を費やしても暴けない位置に存在しており、星の果て、時の果て、宇宙の最果てに到達してようやく証明することができる存在だ。だが全ての因果を捻じ曲げ結果だけを残せるルイオスのギフトの前では時間や距離という概念は通用しない。今ここに天動説の証明がなされた。

 

「…相変わらず無茶苦茶するわね」

 

「ルイオスだからねー」

 

「…私は学んだ。主殿に出来ない事は無いという事…」

 

「いや、ほぼ無限に広がる宇宙の証明はコッペリアがいなかったら因果を捻じ曲げてもきつい」

 

「マスター、もっと褒めてもいいのよ?」

 

 因果律を使っても宇宙を丸裸にする作業は人のみであるルイオスの力だけでは厳しい。この証明に、因果律、神性の肉体、第三永久機関があって、なされた。

 

「どういう事か説明してくれるんだろうな。ここにそれがある事についても」

 

 白夜叉はコッペリアとルイオスを睨みながらそう言う。質問の回答や説明はアルゴールとペストが行い、白夜叉は全てを聞き終えたら叫ぶ。

 

「どういう事じゃ!第三永久機関の人類最終試練がクリアされており、尚且つそこの小僧は因果率を自在に操れるギフト持ちじゃと!?」

 

「大丈夫だ、アルファさんとオメガさんには説明してある」

 

 サウザンドアイズの双女神である創世の女神アルファと終末の女神オメガにはしっかりと説明していた。ルイオスは過去にゼウスと飲んでいる時、サウザンドアイズに属するならその2柱には説明しておけと紹介されたのだ。命と運命を嘲笑うようなギフトを持つルイオスにアルファは良い顔をしなかったが、ギフトを悪用しないという事で納得させた。その後何故かオメガとは仲良くなり色々紹介されたりもした。

 

「双女神と知り合いじゃと!?聞いておらんぞ!?」

 

「ああ、オメガさんに口止めしといたからな」

 

 ルイオスは狼狽する白夜叉を楽しそうに眺める。レティシアの時の勝手な事はしっかりと双女神にチクっていたりもする。魔王の抑止力にもなり得て、自分たちで管理しときたいルイオスがサウザンドアイズを脱退する事にいい顔をしなかったが、サウザンドアイズ側に責任がある事で抜ける事ができた。まあ、何も知らずに突っかかってくるロリを揶揄いたいという理由で白夜叉に説明しなかったルイオスが全て悪いのだが、その事はルイオスとオメガしか知らない。

 

「ある程度説明も終わった所で、白夜叉のお仕置きタイムだ」

 

「まさか私に乱暴するつもりか!?エロ同人みたいに!」

 

「その通りだが?」

 

 白夜叉はルイオスのお仕置きという言葉にネタ台詞を言ったら真面目に返ってきて唖然とする。

 

「白夜叉、諦めろ。主殿はロリコンだ」

 

「まさかお主ら…?」

 

「アルちゃんはールイオスを愛しているからー」

 

「勿論私も主殿を愛しているぞ!」

 

「…なん…じゃと…」

 

 思い返してみれば、確かに見た目の悪くないサウザンドアイズの女性店員たちに目もくれず、白夜叉の方に熱い視線を向けていたような気もする。何より白夜叉を驚愕させたのは助けようとしたレティシアが完全に落ちている事と、人のいう事を聞かないような問題児のアルゴールがルイオスに完全に従っていて愛しているとまで言った事。2人とも恋する乙女といった感じであった。そして霊格を完全に取り戻しているアルゴールが幼い姿である理由も察する事が出来てしまった。

 

 

 

「…どうだ?」

 

 それから数時間、部屋に入ってある作業をしているペストにルイオスは尋ねる。

 

「いい感じに出来上がっているわよ」

 

 ペストは笑顔を浮かべながらルイオスに返事をする。そこに広がっている光景は、目隠しと猿轡をした全裸の幼女が椅子に縛られている姿であった。白い肌は桃色に上気し、色々な汁が零れている。暴れる気力も失い、あらゆる性感帯にローターを当てられていた。

 

「太陽に対する復讐はどう?」

 

「もうサイッコーよ!」

 

「んんっ!?んんん!!!」

 

 ペストが楽しそうに汗や唾液、愛液で酷い事になっている白夜叉の乳首をピンと弾くとビクっと震える。感度ももの凄く上がっているのにルイオスの因果律のギフトによって白夜叉は絶頂する事が出来ない。なお白夜叉を縛っている鎖は、ルイオスが対フェンリル用に用意した神格と力を封じるグレイプニルである。流石の白夜叉でも一度捕まると逃げ出す事が出来ないで無限に思える生殺しを味わっていた。お仕置きのついでにペストの太陽に対する復讐をルイオスはこういう形で実践した。白夜叉を楽しそうに虐めるペストはサドなんじゃないかと思うが、ルイオスの前ではマゾっぽくもあるのでよくわからないがペストも白夜叉も楽しそうなのでそれでいいだろう。

 

 

 




うん、白夜叉のお仕置きが中途半端ですね。
話が思いのほか長くなったのですが、二連続でエロなしはどうかと思いこういう形にしました。
長くなりそうなので一先ず区切りましたが、次回は白夜叉調教の続きになるかスキップするか未定です。
三人以上での会話とか苦手です。十六夜以外のノーネームが空気になっているのはそういう事ですね。飛鳥と耀辺りは心が折れていてもおかしくないですし。


とりあえず一巻の内容が終ったので次回の更新は未定です。

…一巻終了したんだしもう完結でもいいのでは…?
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