問題児世界でエロ勝手やるそうですよ? 作:作者ほぼ4亡
八話 問題児たち
箱庭の外の森で1匹の生物が木影で外界からやって来た3人の少年少女を静かに見つめる。
「仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴らにでも聞くか?」
ずぶ濡れになった1人の少年がため息交じりに呟き、生物はピクっと耳を動かす。その生物は気配を遮断するギフトを所持している、見つかる筈はないのだ。よく見れば3人の視線はその生物とは違う方を見つめている。すると、その目線の先からやや怯んだ1人の女性が現れた。女性の頭には兎の耳が付いている。箱庭の貴族と呼ばれる月の兎だ。月の兎は3人の少年少女と話をすると、3人を連れてこの場から去っていった。
一部始終見ていた生物もこの場から去ろうとすると、先ほど去った筈の金髪の少年、十六夜が目の前にいる事に気付く。
「気配はなかったが、視線までは隠せないようだな。額にある赤い宝石、カーバンクルだな」
十六夜はカーバンクルの耳を掴んで顔の前まで持ち上げる。カーバンクルとは民間の伝承にて、その宝石を手にしたら富と名誉を手に入れるとされる伝説の生物だ。姿は猫と兎を足したような姿をしていた。
「ミー!ミ―!」
「なんだ、箱庭の生物なのに話せねえのか」
カーバンクルは人語を話すギフトを所持していない。十六夜も他の生物と意思疎通が出来るギフトを持っていないので、会話する事は出来ないのだ。
「連れて帰ったら金になるか」
『それは少し待ってもらえるかな』
十六夜の手に軽い衝撃が走りカーバンクルは緩んだ拘束から抜け出すと、スッと地面に着地する。
「…誰だ、お前」
『この子の主人だよ』
地面から十六夜を見上げるカーバンクルを通して聞こえて来た男性の声に少年は警戒する。
「そいつを通して俺らを見ていたのは、お前か」
『自己紹介…といきたい所だけど、まあ直ぐに会う事になる。その時までお楽しみはとっておこうか。ではまた会おう』
「待て!」
慌てて捕らえようとするが、カーバンクルの姿は突如と消える。空の切った手を握ると、十六夜は頬を吊り上げる。
「面白いじゃねえか。会うのを楽しみにしてるぜ」
意外に時間を取られたので、もうそろそろ黒ウサギは十六夜がいない事に気付く頃だろう。十六夜は当初の予定通り“世界の果て”を見に行くために森を駆け抜けた。
ルイオスは執務室で机に肘をつき、転移させたカーバンクルを撫でる。他の使い魔の視線の先では2人の少女、久遠飛鳥と春日部耀が“フォレス・ガロ”のリーダーにギフトゲームを挑んでいた。
「いよいよ物語が始まる」
ルイオスは笑みを浮かべる。宣言通り十六夜とはすぐに会う事になるだろう。ノーネームに強力なギフト所持者が呼ばれるのを知っており、レティシアをノーネームに返品したい白夜叉は手を回して勝手にレティシアを賭けたギフトゲームを公開した。ルイオスは速攻で中止にし、サウザンドアイズに抗議した。ペルセウスがサウザンドアイズの傘下とはいえ、勝手にそんな事をやられたのだ。最大手のコミュニティの幹部であり階層支配者だろうとそんな勝手は許されない。ルイオスはこの事を理由にサウザンドアイズから離反する事を決意する。そもそもルイオスにレティシアは手放す気はないし、気を見てレティシアを元コミュニティに連れて行ってやろうと思っていた。すると、又しても白夜叉の手引きでレティシアは7桁に向かい、ルイオスは白夜叉に“おしおき”をする事を決定した。この流れは『原作』の修正力だろう。ルイオスはその修正力さえも捻じ曲げられるのだが、面倒なのである程度は流れに身を任せていた。
白夜叉の手引きにより5桁の階層にあるペルセウスから7桁のフォレス・ガロに行っていたレティシアは建物の屋上から暴走するガルドの方を眺める。レティシアはガルドに鬼種のギフトを与え、住居区の植物を鬼化させていく。明日ここでゲームが行われるのだ。
「レティシア」
「ああ、主殿か」
夜の闇から現れるのは彼女の主人であり愛しい人。白夜叉は知らないが、レティシアはルイオスに全て説明して下層に行く許可を貰っていた。今のレティシアはノーネームに戻る気はない。確かに前に所属しており、親しかった者たちを心配し無事を思う気持ちはある。だが、今のレティシアはペルセウスを受け入れ、ルイオスを愛してさえいる。立場的には嫁入りした女性が近いだろう。
そもそもレティシアはノーネームを解散させるために接触の機会を探していたのだ。ルイオスに聞いた話では、敵は箱庭の上層部も関わっている大規模な組織であり元同志たちは箱庭の外、別々の世界の様々な時間軸に放り出され、既に命を落とした者もいるらしい。とても1コミュニティが手を出せる相手ではない。レティシアは過去に囚われ茨の道を行こうとしている仲間を止め、自分のように新たな幸せを掴んで欲しかった。だが、彼らは強力なギフト所持者という光を迎え入れ、茨の道を歩む事を選んだのだ。その先が行き止まりと知らずに。だがレティシアはルイオスという規格外の存在を知っていた。新しく呼ばれた光が
「主殿、ガルドは当て馬になるだろうか」
「無理だろうね。少女たちはギフトを使いこなせていなく未完成だ。今のままでは魔王の前では無力だね。何より神格を倒した少年はゲームに参加しないようだし」
「…やはりそうか」
ため息を吐くレティシアをルイオスは抱きしめ、お尻を撫でる。夜風に晒され体は少し冷たくなっていた。
「ん…♥主殿、ここは外なのだが…」
「偶にはいいだろ?」
ルイオスはそう言うと、レティシアの唇を奪い冷えた体に熱を与える。レティシアもルイオスのキスを受け入れ、もっとと言う様にルイオスの首に手を回し自分からも求めていく。舌を絡め合い、歯茎の裏を刺激し、互いの唾液を交換し飲み込む。
「ん…んんっ♥」
特にレティシアは吸血鬼として発達した牙を舐められるのが好きなのだ。ルイオスはそれを知っており、優しく舌で刺激してやる。
「ぷはぁ…」
口を離すと、レティシアは惚けたように息を吐き、地面に座り込む。ルイオスはそんなレティシアの眼の前に大きくなったイチモツを突き出す。
「ふふ、主殿は好き者だな」
レティシアはルイオスのイチモツを手で扱きながら、亀頭にキスをする。そのまま舌で刺激しながら裏筋を丹念に舐める。片手で竿を扱きながら、もう片手で袋を優しく揉む。刺激によりカウパーが出てくると、レティシアは先走りを舐めて小さな口で亀頭を咥えこむ。そのままのど奥まで使い口に含んでいくが、小さな口ではルイオスのモノを全て飲みこむ事は出来ない。大人の姿になれば全て咥えられるのに、と口惜しさを感じながらも、口に含めない部分を引き続き手を使いながら頭を前後に動かす。
「んぷ、じゅ…ぷ♥」
口を窄めて吸いつくように刺激を加えると、白く熱いモノがレティシアの口内に吐き出される。レティシアは口の中に大量に出された精液を飲まずに、口を開けてルイオスに見せる。多すぎる精液は口から零れるが、口の下に手で皿を作り受け止める。
「飲んでいいぞ」
「ん、ごく」
ルイオスの許可を貰い、喉を鳴らしながら飲みこんでいく。ルイオスのモノも舌で掃除し、尿道に残っていたモノも吸い出す。そして、自身の口から垂れたモノや手の中に零れたモノも綺麗に舐めとる。その毛づくろいをする猫のような姿がとても卑猥で可愛かった。
「…主殿、もう準備は出来ている…ぞ?」
「今日はお預けだ。明日は色々と事が動きそうだからね」
「なっ、そんな」
レティシアの子宮は主人の子種が欲しいと疼き、既に濡れていたのだ。だが愛しい主人にお預け宣言され軽く絶望する。レティシアは原因であろう白夜叉に怒りを抱いた。本当に酷いのはレティシアに抜かせて自分だけ満足したルイオスなのだが、レティシアは気付かない。恋は盲目というやつだった。
指摘されハートの量を抑えようと思ったのですが、エッチの時に。や!を使う事に違和感を感じます。メールやラインでも顔文字などがないと無機質というか怒ってる?と感じる作者なのでハートを使わないと違和感が凄かったです。
はい、そういうのに頼らないと表現できない作者が未熟なだけですね。
台詞途中のハートをできるだけ控えるようにはしました。
無理に作風を変えようとすると文が書けなかったです。
なので合わないと感じた方はブラウザバック推奨です。
所詮は作者の妄想を書き綴った拙い物なので。