※この作品はR-18です。

今日の調教師   作:とある名も無き調教師

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感度の悪いメイドにはお仕置きだ!

 早朝、仕事場のビルに来てみると地上階が慌ただしい。荷物を持ってきた引っ越し業者が、一斉に部屋への運び込みをしている様だ。

 何度もこの光景を見てきたけど、その度に「今期も頑張るぞ!」と意気込んでしまう。

 

部下

「先生、おはようございます」

 

調教師

「おはよう。見たかい、あれ?」

 

部下

「えぇ、凄いですね。今期は沢山人が来るという話でしたが、まさかここまでとは…」

 

調教師

「リストの人数より多かったりしてな」

 

部下

「有り得そうですね。不明な分は情報を集めておきますよ」

 

調教師

「ありがとう、助かるよ。じゃ、早速行こうか」

 

 地上階の居住フロアは、アパートの様に一通りの設備を備えた部屋を集めた形になっている。小さなビルとは言っても、かつてはウィークリーマンションとして使われていたこともある場所だ。ネット環境も設備も標準的だし、何より部屋数も割と多い。一時は200人がここに滞在していたという話もあるとか。アパートなのかマンションなのか僕にも分からないが、書類上はビルと言うことになっているそうな。

 とにかく、僕達は仕事場…地下に向かう。

 

 

 地上が落ち着くまで、地下のこちらは調教の準備をすることになる。

 居住フロアの広さに対して、調教室は文字通りの個室。それがズラリと並ぶこと、かれこれ50部屋。他にも公開調教に使うロビーや準備室に事務室もあったりするから、その狭さたるや量り知れるだろう。

 

調教師

「それにしても、あの法律は本当によく持ってるよね」

 

部下

「なんでも女性からの支持が厚いそうです」

 

調教師

「なんてこった…」

 

部下

「働かなくても、身体を売れば稼げるからじゃないんですかね?」

 

調教師

「まぁ、あの娘達にも報酬は入るから理由としては自然だけど…抵抗は無かったのかな…」

 

部下

「羞恥心よりも金、なんて女が増えたのは嬉しいのか悲しいのか…」

 

調教師

「僕にも分からないよ、そんなの」

 

 法律というのは、僕達の仕事を法的に保護するものだ。具体的には「女性の調教及び関連する経済活動で金を得る行為を職業として認める」というもの。

 しかし実際は、女性の職業としての「ダッチワイフ」を認め、それによって発生する利益を税収に役立てようという国家の算段である。

 

 その昔、先進諸国は金欲しさに売春を繰り返す女性が後を絶たず、違法として取り締まろうにも女性達に提示できる代替案が無かったりした。雇用問題が一層深刻になったからだ。

 異世界との交易が可能になったことも理由にある。異世界の資産家が新たに事業を立ち上げたりして人や金の往来が激しくなると、やはり失業者も増える。

 男は皆、モンスター退治等で食い扶持を稼ぐ方法を思い付いた。関わりのある異世界の中にはモンスターに困り果てたところもあり、得られる額も以前より遥かに多いからだ。

 取り残された女性達の中には男達と同じ様に稼ぐ者も居たが、それを面倒がった女性達はと言うと身体を売ることに傾倒した。また女性を調教、売却斡旋する組織までこの世界に参入するようになった為、思いきってその辺りを合法化した。

 

 …という経緯があるのだが、売春する女性達とダッチワイフ商人を引き合わせる様なこの法律には未だ僕の倫理観が追い付いていない。部下もまた同様だ。

 それでも「皆金を稼ぎたいから」という理由で納得することにしている。実際、関係する人達はそれが目的だし、だからこそ女性の調教を請け負う仕事も成り立っている訳だから。

 

部下

「…やっぱり今日は暇になるんじゃありませんか?」

 

調教師

「どうして?」

 

部下

「引っ越しで忙しいのに、転入初日から調教を受ける女性が居ますかね?」

 

調教師

「そうかもしれないな。ちょっと気が早かったかな…」

 

 その時、事務室のドアを叩く音がした。言うまでもなく、誰か来たのだろう。

 

部下

「空いてますよ?」

 

?

「失礼します…」

 

 事務室に入ってきたのは、黒髪ロングのメイド。私服でも良いだろうにわざわざメイド服を着て現れる辺り、何か考えがあるように見える。

 

調教師

「どうぞ、そちらの椅子に座ってください」

 

?

「はい、では…」

 

 白いヘッドドレス、一分袖の黒い服に白いエプロン、ふわりと膨らんだミニスカート、そして白いガーターストッキングと黒のローファー。メイド喫茶でもコスプレでも割と典型的な格好だが、普段着として着るには機能性に乏しい。それを着てきたと言うことは…

 

部下

「まずはお名前を…」

 

逢

「あの…真田様の…め、メイドの逢です」

 

部下

「逢さん、ですね。真田様と言うと、近くの貸ビルの経営者でいらっしゃる方です」

 

調教師

「では、やはりその服は真田様の指定した制服でしたか。新しくしたという話は本当でしたね」

 

逢

「はい。真田様は以前より可愛らしい制服をご所望で、この度ご購入されました。私には一番に着せて下さりました」

 

調教師

「そうでしたか。似合ってますよ、あなたと同じく可愛いメイド服です」

 

逢

「あっ…ありがとうございます!」

 

 やはりメイド服は主人指定の制服だ。私服にしなかったと言うことは、ここに来たことも仕事の一環。ましてこの場所を知っているという事は、彼女を送り込んだ主人の意図も大体図れる。

 

逢

「それで、この度の用件なのですが、真田様がこれを届けろと…」

 

部下

「はい、この封筒ですね。書類が入っていますが…」

 

調教師

「見てみよう…」

 

 

[真田です。いつもお世話になっております。]

[この度、他所で逢というメイドを購入しましたが、なにぶん安物で感度がやや悪い様です。指示しないうちに反抗的な態度を勝手に取るのも不良でしょう。]

[とは言え、見た目と感触は文句無しのメイドです。先生の手でこの娘を矯正してはいただけないでしょうか。]

[出来れば事務所に届いてから3日以内に仕上げてくだされば幸いです。報酬は後日、普段の口座に送金致します]

 

 

調教師

「…モノ扱いするなと度々言ってるのに聞かないな、あの人は…」

 

部下

「他は良いのにそこだけが残念ですね…」

 

 ダッチワイフをモノ扱いすることは法律に抵触する事ではない。が、これも個人的に倫理観が追い付かないのだ。もっとも、だからこそ丁寧に調教しようとする僕を頼るクライアントは多いのだが…。

 

逢

「…あの、もしや私を…ちょ…調教したり…するんですか?」

 

調教師

「いえ、別の件でしたよ。まぁ世間話に近いものですね」

 

逢

「そうでしたか、良かった…」

 

部下

「そうだ、お茶しか無いんですが淹れますね」

 

逢

「あっ、ありがとうございます」

 

 部下が立ち上がって、パックの緑茶を淹れ始める。目的は媚薬と睡眠薬を飲ませることだが、怪しまれない様に客の目の前で湯呑みに注ぐのが工夫になっている。白い湯呑みに砂糖を一つまみだけ入れてから注ぐが、客のものは薬だ。もちろん砂糖の様に自然な甘みをしている。

 こんな方法を思い付いたのは部下の彼で、未だ一度もしくじった事はない。こうした事にかけてはなんと器用な男だろうか。

 

部下

「…お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」

 

逢

「すみません、私の為にわざわざ…いただきます」

 

調教師

「それで、さっきの様子だと何か心配事があった様ですね。どうしましたか?」

 

逢

「…実は、つい先日…真田様は私をご用命くださったのですが、あまり真田様の喜ぶ反応を出来なくて…」

 

調教師

「それは大変ですね。あの方はとにかく女性の反応を楽しみますから…」

 

逢

「そうですよね。ですから私、きっとあの方に嫌われてしまったのではないかと…私が不馴れなせいで…」

 

調教師

「馴れてない?経験はあったのでしょう?」

 

逢

「ありましたし、調教も受けました。でも…あんなに大きなモノは、私には早いです…」

 

部下

「痛かったんですか?」

 

逢

「はい…もっと私が頑張っていれば、真田様は…」

 

 少しずつ緑茶を口にする逢。眠気は割と早く来るはずだが、それとは別に彼女の声に力がない。口調を見ても、先日の事が尾をひいている様だ。安い値段で買われたのは、他人のやった最初の調教が上手く行かなかったせいだろう。だから大きなモノに堪えられず、痛みを訴えた…すべての辻褄が合う。

 

逢

「でも、調教されるのは怖いです。痛いことを…されるのは…」

 

調教師

「調教は痛めつけるものじゃありませんよ?」

 

逢

「でも…私がされた調教は…乱暴でした…」

 

部下

「…先生、キてますよ…」

 

逢

「痛くない調教…って…何ですか…?」

 

 眠気が襲ってきている様だ。上手く言葉を紡げないでいる。だが早まってはいけない。きちんと眠るまで待つのだ。

 

調教師

「少なくとも僕は、気持ちいいものを目指してますよ」

 

逢

「気持ち…いい…私も…してください…」

 

調教師

「…逢さん?」

 

逢

「…すぅ…すぅ…」

 

部下

「…力尽きましたね」

 

調教師

「けど、前の調教師が下手だったのかな?それとも、てんで目的の違うダッチワイフに金を出してしまったのか…」

 

逢

「ダッチワイフを間違えた様には見えませんよ。傷跡が無さそうですし…」

 

調教師

「そうだよな…」

 

 安いメイドを"買った"主人は、どうもこのダイヤの原石を捨てようとしている様だ。確かに見た目は上玉だが、それが安いというのは納得しがたい。理由が調教の手酷さにあったとしたら、むしろ金を溝に捨てるようなものだ。何より彼女が苦しんでいる。

 調教を痛いものと考えているなら、その記憶を塗り替えることが最低条件だろう。上手く行くだろうか…。

 

調教師

「少しずつ慣らすしかないね。1番室に連れていこう」

 

部下

「運びましょう、先生」

 

 2人掛かりで逢を抱き上げ、調教用の個室に連れていく。若い娘とは言え、力の抜けた人を抱えるのは大変だ。近場の部屋というのが救いか。

 

 

調教師

「じゃ、手っ取り早くマシンに頼るかな。乳首舐め用と普通のローターを」

 

部下

「只今…」

 

 今、逢はバンザイ状態で拘束されている。両足は棒付きの足枷を使って拡げられ、両手はロープ付きの手枷に繋がれて、腕も背筋もピンと伸ばされている。こうなっては、どんなに力を入れても逃げられないし、何をされても抵抗できない。

 調教の基本は拘束にあると考えるが、責め方に合った方法も色々だ。イモムシ式に拘束すると無理な体勢で寝転がることになるから、今回はバンザイ拘束にした。後は部下が持ってきた道具を仕込めば完了だ。

 

部下

「先生、これで良いですか?」

 

調教師

「うん、バッチリだ。後はこっちでやるよ」

 

部下

「では事務室に居ますので…」

 

調教師

「さて、この様子だと目覚めそうだ…」

 

逢

「…んっ…」

 

 逢が目を覚ました様だ。無理に起こすのは良くないので、自然に起きるときに合わせて調教方法も変えていく必要がある。そして、相手が求めたものには早めに応じることも重要だ。

 

逢

「…ここ…は?」

 

調教師

「どこだと思う?」

 

逢

「…調教師さん…と言うことは、やっぱり私、調教されるんですか!?」

 

調教師

「そうだけど…」

 

逢

「丁寧語じゃないってことは、やっぱり私を痛めつけるんですね!?」

 

調教師

「いや、ちょっと待ってよ…」

 

逢

「嫌ですっ!痛いのはもう絶対に受けません!」

 

調教師

「話を聞きなさい!」

 

逢

「ひっ!?」

 

調教師

「あっ…」

 

 目覚めて早々、こんな言い合いをするとは。様子を見るに、以前の調教でかなり痛い思いをしたのだろう。どれだけ粗暴な調教だったのか、考えただけでも嫌になる。

 まずは彼女を落ち着かせて、気分を作ろう。

 

調教師

「ほら、落ち着きなよ。痛いことは僕達もしたくないんだ」

 

逢

「えっ…そんな…?」

 

調教師

「怖くない、怖くない…落ち着いて深呼吸…」

 

逢

「あっ…ふぅ…」

 

 頭を撫で、拘束された身体を優しく抱く。性感帯はまだ触らず、落ち着かせることに注力する。何も知らない女性はパニックに陥るから、まず調教前に少しでもリラックスしてもらうのが優先事項だ。

 今回は彼女が調教を覚悟していたので割と早く落ち着いたけど、やはり痛いものだと思っている様だ。この記憶を塗り替えねば。

 

調教師

「…一つ教えてあげるよ、メイドさん」

 

逢

「…逢とお呼びください、ご主人様…」

 

調教師

「ご主人様?」

 

逢

「今、私はあなたのオモチャになっていますから…」

 

調教師

「そうか。で、僕は決して君を痛め付けない。絶対にね」

 

逢

「痛くない調教って、あるんですか?」

 

調教師

「少なくとも僕達はそうだよ。むしろ気持ちいい思いをさせてあげる…」

 

逢

「でも、ご主人様…私、今は手も足も拘束されて、私からは何もご奉仕が出来ないんですよ。なのに私だけ気持ちよくしてもらうなんて、そんなの…」

 

調教師

「不公平だと言いたいのかい?」

 

逢

「はい、それが私の仕事なのに…」

 

調教師

「分かってるけど、これは調教なんだ。君が気持ちよくなってくれないと意味がない。どうしても気になるなら、終わってから奉仕してもらおうかな」

 

逢

「調教が終わってから、ですか?その時に何をして差し上げれば…」

 

調教師

「考えておくよ、今は気持ちだけ受け取っておく。それで、今日から明後日まで調教を受けてもらうけど、良いね?」

 

逢

「3日ってことですか?その間、食事とかは…」

 

調教師

「ここの建物を見たと思うけど、部屋なんだよ。そこに入るんじゃダメかな?もちろん道具は揃えてあるよ」

 

逢

「そうですか、分かりました。では…」

 

 無事に落ち着いてくれた様だ。こうならないと、とにかく本人は苦しくて仕方がない。パニック状態の女性は素直に調教を受けてくれないのだ。

 さて、準備が出来たからには優しくしてあげなくては…。

 

逢

「…ご主人様、感度の悪い私に快楽を教えてください」

 

調教師

「はい、良くできました。ちゃんと言ってくれてありがとう」

 

逢

「ふふ…ルールですよね?」

 

調教師

「マナーかな、多分。ルールなんて堅苦しいものじゃないよ」

 

逢

「そうでしたか。でも、気持ちとして…」

 

調教師

「それもそうか。さて…携帯とかは持ってたりする?」

 

逢

「スマートフォンならスカートの右ポケットに入ってますよ」

 

調教師

「邪魔になるといけないから、取り出しておくよ」

 

 服の中の携帯電話は取り出すのがマナーだ。万一、調教中に何かの間違いで壊れようものなら責任を問われかねない。他に財布も無くさないように厳重保管する。その日の調教が終わったら本人に返すのも決まりになっている。

 さて、これで後は調教に専念できるぞ…。

 

調教師

「それじゃ、まずは…胸を揉むよ。痛かったら言ってね」

 

逢

「はい、お願いします…んっ!」

 

調教師

「やっぱりおっぱいは触り心地が良いね。服の上からでも分かるよ」

 

逢

「ふっ…んんっ…あの、脱がさないんですか?」

 

調教師

「いきなり裸になるのは興醒めだと思ってるんだ。可愛い姿を見ながら、少しずつ乱れていく様子を楽しむんだよ」

 

逢

「男の人って…あっ…分からないものですね…」

 

調教師

「男にとっては、女がソノ気になる条件の方が遥かに謎なのさ…」

 

 胸を揉むだけでは全然調教と言えない。が、きちんと刺激が性感に結び付いていることは間違いない。これは安心できそうだ。

 次は服をはだけさせ、手のひらで胸を全体的に絞りながら、指先で乳首を転がす。これを痛がる女性は調教した女性の中でも案外居るので、見た目とは裏腹にかなり気を使う愛撫だ。それでも今のところ、嫌がっている素振りは見られない。

 

調教師

「痛かった調教って何?」

 

逢

「やっていたことは、ご主人様と同じです。でもここまで優しくはしてくれなくて、ただ調教師さんのやりたい放題…という感じでした」

 

調教師

「一番許せないタイプの調教師だな。まるでモノ扱いじゃないか」

 

逢

「んくっ…ご主人様はお優しいのですね。乳首が…こんなにっ、気持ちいいなんて…」

 

調教師

「そう言うことを教えるのが本当の調教師じゃないかと思ってるけど、違うかな?」

 

逢

「私には…分かりませんけど、こうしてもらう方がずっと良いです…」

 

調教師

「それは良かった。好きなだけ感じて良いよ、イヤと言うほどイカせてあげても良いし…」

 

逢

「イカせて…くださるのですか?」

 

調教師

「いや、普通…じゃなかったのか、逢さんは。僕はそうすると決めてる」

 

逢

「では…イカせてください、ご主人様…」

 

 はだけた服に、もう胸を隠していない純白のブラ。その下の乳首は、人並みに固くなっている。生理現象としてはそれが普通なので、僕はいちいち興奮したりしない。

 絶頂したいという要求を聞いたので、まずはローターを使うことにした。何の変わりもない、有線コントローラーと一緒になっている卵形のピンクローター。しかし静音設計をしてあるおかげで、気が散るレベルの振動音はしない。身体に押し付けてようやく音がする程度だが、与える振動は意外に強かったりする。最近の玩具は良くできているものだ…。

 

調教師

「…これ、使ったことはある?」

 

逢

「えっ?それ、かなりうるさいローターじゃ…」

 

調教師

「そうかな?ちょっと見てごらん…」

 

 静音設計のピンクローターは、振動は目に見えるほどはっきりしている。そしてスイッチを入れてみても、小さな音しかしない。安物のローターはうるさくて壊れやすいし、何より気持ちよくなってくれない女性は多いのだ。結果として女性に人気のローターを備品として買ってくる訳だが、価格が電マに相当したりと意外に高い。稼ぎが無かったら安心して揃えられなかっただろう。

 逢はすっかりローターに見入っている。何か不思議なものを見るような目付きだ。こういう金のかかるローターは初めてなのかもしれない。

 

調教師

「…意外に静かでしょ?」

 

逢

「こんな静かなローター、初めて見ました。凄いですね」

 

調教師

「高いんだよ、これ。でも安物は嫌いだからさ」

 

逢

「それで、これを…どこに使うんですか?」

 

調教師

「まずは乳首を責めてあげるよ。腰が動いたりしたら、我慢せずに悶えてね」

 

逢

「そう言われるのは初めてです…ひうっ!?」

 

 乳首に当てたローターは、少しだけ音を大きくしながら動く。これは別に変わったことをしている訳じゃない。調教としてはむしろ初歩的なものに入ると思っている。

 胸と乳首については、この後にも別の道具がある。その下準備と思えば…。

 

逢

「あぁ、ダメ…」

 

調教師

「んっ?ダメかい?」

 

逢

「いえっ、もっとしてください…興奮して、なんだか落ち着きません…」

 

調教師

「じゃ、もう少しこうしてあげるよ。こんなローター、割と良いでしょ」

 

逢

「はいっ、気持ちいいです…ふぁうっ!」

 

 ローターを長く押し当てたり、乳首と一緒に転がしたり…それでもやはり気を使う責めだ。目安は息が少し荒くなるところまで。その後は胸の調教を別の道具に任せる。

 しかし、感度が悪いというのは嘘かもしれない。最初の調教が大雑把なせいで、こういう感覚をきちんと掴めなかったのだろう。と言うことは、オナニーまで出来るようになれば目的は達成されるはずだ。

 

逢

「…あれっ?もうローターはやめるんですか?」

 

調教師

「察してるかもしれないけど、これは別のところを責めるのに使うことが多いんだ」

 

逢

「それじゃ、この後は…あの、アソコ…ですよね?」

 

調教師

「その前に、おっぱいは別の機械に責めてもらおうかな。これもお金が掛かってるんだ」

 

逢

「おぉ…」

 

 円盤状の小さなカップには中心にブラシがついており、その外側はシリコンの吸盤とワイヤーがついている。全体で吸盤として胸に吸い付くだけでなく、仕込まれたワイヤーを自動で動かすことで胸を揉み、更にブラシで乳首も磨く。こんな道具は今までそう多くはなかったし、登場してからかなり重宝している。

 これが乳首舐めマシンであると気付いた逢は、足をモジモジさせ始める。使うところを想像するのが恥ずかしいのかもしれない。

 

逢

「ヌーブラみたいな形で面白いですね」

 

調教師

「オシャレなヌーブラではないけどね」

 

逢

「それもそうですね。ではご主人様、その道具で…私のイヤらしいおっぱいを、遠慮なくお仕置きしてください」

 

調教師

「本当に礼儀が出来てるね。エッチをしなくても普通のメイドとして働けるんじゃないかな?」

 

逢

「いえ、私はそこまで器用ではありませんから…取り付けましたか?」

 

調教師

「着けたよ。後はスイッチを入れるだけだ…用意は良いね?」

 

逢

「はい、お願いします」

 

調教師

「それじゃ、調教スタートだ」

 

 いよいよスイッチを入れる。するとワイヤーがウネウネと波打って胸を揉みしだく。モーターの音がすると言うことは、乳首もブラシで舐められているはずだ。

 動き出したマシンに、ピクピクと反応し始める逢。胸用の道具でも特に人気の乳首舐めマシンは、今まで嫌がった人が居ない。

 

逢

「いやあぁ、これ凄いです!おっぱい揉まれて、乳首も舐められてるのが分かります…っ!」

 

調教師

「男にも人気のマシンだよ。どうかな?」

 

逢

「私、胸だけでこんなに気持ちよくなるなんて…」

 

調教師

「まだ責めるところは残ってるよ。誰でも昇天する秘密の場所、まだ触ってないからね」

 

逢

「えっ?このまま、くり…クリトリスも責められるなんて…」

 

調教師

「まずかった?」

 

逢

「いえ、だ…あうっ…大丈夫ですよ、ご主人様。もっとお仕置きしてください…」

 

調教師

「では遠慮なく…」

 

 そしていよいよ、手は下半身へと伸びていく。脱がせていないので、最初に見た通りのエプロンとミニスカートにガーターストッキングは変化がない。仮に汚したら、後始末が大変そうだ。

 なので下半身を責めるときは、パンツの中に調教用のナプキンを仕込むことにしている。愛液も潮もナニモカモを一切漏らさない、以前は実現し得なかった強力なパンティライナーである。これは異世界から持ち込まれこの世界で完成を見た、露出趣味女子が泣いて喜ぶエチケットアイテムだ。ここでも服を汚さずに済むので重宝している。

 

調教師

「さて、まず逢さんのアソコは…あれっ、濡れてない?」

 

逢

「濡れていませんか?」

 

調教師

「その様だね。まずはナプキンを使うから待ってて…」

 

逢

「ナプキンって…きゃっ!?パンツの中に何か…何か入って…!」

 

調教師

「エチケットナプキン、これで少なくともパンツは汚れないはずだよ。じゃ、いよいよ触るからね」

 

逢

「あうぅ…気持ちいいのに、濡れてないなんて…」

 

調教師

「そんな人もいるし、誰だって慣れないうちは仕方ないよ。なかなか濡れなくて調教が進まない人も結構見てきたけど、だからって悪いことじゃないからね」

 

 ナプキンは仕込んだ。これで遠慮なく可愛がってあげられる。少なくとも愛液でパンツやガーターストッキングが汚れる可能性は、これで回避できる。

 その後も優しく調教を進めていく。いきなり激しくして彼女にトドメを刺すのは、もはや調教ではなく凌辱である。それではいけないので、依然として優しく触らなければいけないのだ。

 

調教師

「それじゃ、次はパンツをよく見せて」

 

逢

「んっ…好きなだけ、私を視線で犯してください…」

 

調教師

「本当に犯す気は無いけどね…っと、シンプルな白いパンツだ。これも制服?」

 

逢

「はい、真田様がこのパンツをご所望で…触った感じが良いとか、見た目が自然だとか…」

 

調教師

「こだわるねぇ…こんなに上質なコットンのパンツ、最近はなかなか安く売ってないよ。まして純白だなんて…」

 

逢

「見掛けませんよね、確かに…」

 

 話している間に、指をパンツ越しの割れ目に当てる。ナプキンを仕込むときにクリトリスの皮も剥いたので、触ったときに感触がダイレクトで伝わるだろう。アソコとのダブルアタックだ。

 だが何しろ濡れていないので、激しくしてもやはり感じてくれない。ゆっくりやるのが肝要だろう。

 

逢

「あっ…これ、イイです…」

 

調教師

「気持ちいい?」

 

逢

「はい、ナプキンが擦れて…強すぎないから痛くないです」

 

調教師

「ふむ。腰が反応してるってことは、感じてはくれているんだね。十分濡れるまで、こうして弄ってあげるよ」

 

逢

「弄られちゃう…私、このままイケるかな…」

 

 そうだ、イカせてあげなくては。さっき聞いたばかりなのに、すぐ絶頂させていなかった。絶頂の瞬間を待ちわびているとしたら、少し気の毒だ。

 イカせる方向に切り替えるべく、僕は彼女のパンツの中に手を入れる。濡れていれば話は早いが…。

 

調教師

「…おっ、今度は濡れてる。今のは良かった?」

 

逢

「はい、クリトリスもアソコも気持ちよくて…」

 

調教師

「と言うことは、関わった人が皆せっかちだったのか。こうして丁寧に愛撫すれば、きちんと感じてくれるのに…」

 

逢

「私、感度が悪いんじゃないんですか?」

 

調教師

「悪くないよ。その証拠に、今からイカせてあげるよ」

 

逢

「えっ、本当に…あっ!?」

 

 指の腹でクリトリスをこねくり回すと、それまでゆっくり動いていた腰が跳ね回り始めた。ピクピク反応して責めから逃れようと腰をくねらせる様はエロスそのもの。彼女から引き出したかったのはこの快感だ。

 アソコも問題なく濡れており、指を伸ばして弄るときちんと水っぽい音がする。先程から何度となく割れ目が指先をくわえてしまい、抜こうとする間にクリトリスを強く擦る状態が続いている。これなら激しくしても問題は無さそうだ。

 

逢

「いやあぁ!こんな、こんなの凄すぎます!」

 

調教師

「やめるかい?」

 

逢

「嫌です、続けて!続けてください、ご主人様!」

 

調教師

「続けるよ。そのまま我慢しないで…」

 

逢

「あっあっ、ああぁ…あっあっ!」

 

 胸もマシンで責められていることを忘れてはいけない。誰もが持っている性感帯もきちんと押さえれば、胸回りの開発にもなる。後は本人がイクまで責めてその味を覚えさせれば、調教は峠を越したことになる。

 クチュクチュと音をたてながら責められるクリトリスとアソコ。だが濡れてきたらすぐにナプキンを被せないと、服が汚れてしまう。この後は服を脱がせた方が良いだろう。

 

逢

「ああぁ…ダメ、ダメぇ!」

 

調教師

「何がダメ?」

 

逢

「頭の中がぐちゃぐちゃにぃ、いやあぁ…イッちゃう、イッちゃいますぅ!」

 

調教師

「良いんだよ、我慢しなくて。何かあっても助けてあげるよ」

 

 がっちり拘束されてもなお快感で暴れまわる逢に、いよいよ絶頂が訪れた様だ。遠慮なく激しくして、素直にイカせてあげよう。

 一際締まりの強くなった割れ目に指を突っ込み、手全体でアソコとクリトリスを責める。今の僕が道具を使わずに与えられる、最大限の甘い快感だ。

 

逢

「あっはっ、やっやっやぁ!もっと、もっとぉ!」

 

調教師

「これでどうかな?」

 

逢

「イイっ!イイですぅ!ご主人様の手、気持ちいいですっ!」

 

 いよいよ指が抜けなくなってきた。これはイク!

 

逢

「イイっ!イイっ!イクぅ、イクぅ、拘束されて、恥ずかしい格好までされて…」

 

調教師

「主人でもない男に責められて…」

 

逢

「私、はしたなくイッちゃう!イクイクイクイクイクううぅぅぅ!いやあぁぁぁぁ!」

 

調教師

「あうっ!?」

 

逢

「いやぁっ、いやぁ!指がぁ!指がオマンコの中でぇ…」

 

 ついに言葉を選ぶ余裕が無くなり、オマンコと言い始めた逢。彼女の理性は一通り飛んでしまった様だが、それで良い。

 しかし、指が本当に抜けなくなるとは予想外だった。イチモツより遥かに細い指が締め付けで抜けないとなると、とんでもない力が入っているという訳だ。指先でGスポットを責められるのは良いが、あまり嬉しい状態ではない。

 

逢

「ダメぇ、オマンコの中は弄らないでぇ!ご主人様の指が取れちゃいますぅ!」

 

調教師

「こんなに強く締め付けられたら、血行不良になりそうだ…」

 

逢

「やめて、やめてぇ!そんなに強く締め付けないでぇ!やっやっ、やあぁ!」

 

 少しやり過ぎたかもしれない。まだローターでの調教が残っているのに…。

 言われた通りGスポットの責めを止めると、ようやくアソコの締め付けが落ち着いた。指を抜いてみると、思いっきり浴びた愛液よりも溜まった血液が目立っている。こんなになるまで締め付けられていたとは…。

 

調教師

「…と言うことは、前戯もしないで突っ込もうとしたんだな。それにこの辺の調教もされてないなんて、前の人があまりにも雑すぎるぞ…」

 

逢

「はぁっ…はぁっ…今、意識が飛ぶかと思いました…」

 

調教師

「そんなに良かったのか。それは良かったよ」

 

逢

「あの、他にはどんなことを?」

 

調教師

「そうそう、それなんだけど…さっきのローターをもう一度使おう」

 

 落ち着いたところで、次のステップに移る。クライアントの真田氏がどういうイチモツを持っているかは知らないが、それを問題なく収められる様にアソコを慣らさないといけない。先程指を"喰われた"感じでは、処女膜は無い。本番も経験済みという訳だ。

 これを踏まえた上でのローターの使い方は、彼女にとって少し大変な責めだろう。卵形ローターの上…つまりやや細い方をアソコに突き立て、それをパンツで固定する。その間に別のローターをクリトリスに当て、両方を振動させる。するとどうなるか…。

 

調教師

「…このナプキンは凄いな。割と大きなローターをしっかり覆ってくれるよ」

 

逢

「これ…オマンコとクリトリスにローターを当ててるんですよね?」

 

調教師

「そうだよ。振動する間にローターが君の中に少しずつ入り込んで、穴を解すんだ」

 

逢

「ローターに…んっ…オマンコを拡げられるってことですか?」

 

調教師

「そう言うこと。さっきはかなり締め付けがキツかったから、それで真田様のイチモツが入らなかったのかもしれないんだ」

 

逢

「ふぁうっ…そうだとしたら、ダメですよね…」

 

調教師

「じゃ、続けるよ…」

 

 ローターのスイッチを入れる。2つのローターはナプキンに覆われ、更にパンツで敏感なところに押さえつけられている状態だ。そうなれば自ずと結果は分かる。

 スイッチを入れてみれば、案の定彼女は腰をくねらせ始めた。先程とは違ってローターという機械なので、人の手の様に加減が利かない。更に彼女は拘束されているので、強すぎても自力では弱めることも逃げることも出来ないのだ。結果として行き場の無い快感に襲われ、何とか動かせる腰だけを振るのだ。

 

逢

「いやぁっ!さっきイッたばかりなのに、また感じてますぅ!」

 

調教師

「可愛いよ、そうやってお尻を振るところ」

 

逢

「み、見られてます…私、ご主人様の前ではしたなくお尻を振ってます…腰が止まりません…」

 

調教師

「もう少し強めにしようか」

 

逢

「まだ強く…ああっ!?」

 

調教師

「こうしてスカートが捲れ上がるところ、興奮するよ」

 

逢

「あうぅっ、そんなにパンツを見られたら…私…私…」

 

調教師

「恥ずかしくて壊れちゃう」

 

逢

「はいっ、壊れてしまいます…まだご奉仕していませんのに…」

 

調教師

「それなら…いっぱい絶頂して、アソコの中がほぐれたらお相手してもらおうかな」

 

逢

「が、頑張ります!調教、頑張ってみせます!」

 

調教師

「よしよし、そんなに頑張ってくれるなんて素敵なメイドさんだ…」

 

 後は時間が来るまで放置でも良いが、彼女を不安にさせない工夫も必要だ。僕の場合、放置する前には必ずやることがある。

 優しく身体を抱き締め、頭を撫でて、簡単に出来る首筋にキスをする…これだけだ。

 

逢

「あのっ、キスをするなら口にしてください…」

 

調教師

「口に?良いよ」

 

逢

「嬉しいです…んっ、はむっ、あむっ…」

 

調教師

「んっ…」

 

逢

「んむっ…ぷあぁっ、ありがとうございます。これで私、頑張れます!」

 

調教師

「うん、頑張ろうね。それじゃ僕は別の件があるから…一度イクところを見てから出ていこうかな。その後、夕方には戻るからね」

 

逢

「では、ご主人様…そのオモチャで私をもっと…お仕置きしてください…」

 

調教師

「余裕綽々に言ってると、大変だよ?」

 

 いきなりローターと乳首舐めマシンのパワーを最大にする。気持ちは有り難いが、余裕を見せるようでは調教とは言えない。

 

逢

「ああぁっ!?おっぱいまで、乳首まで強くなってぇっ!」

 

調教師

「我慢しないで良いよ」

 

逢

「クリトリス、こんなに強く責められるなんて…」

 

調教師

「アソコのローターはちゃんと中に入ってくれるかな…」

 

逢

「オマンコの入口にっ、ご主人様のローターが…入ってきてます…形まで分かりそうで…」

 

調教師

「それで良いよ。力を抜いたら中に入るだろうけど、痛いようなものじゃないから安心して」

 

逢

「奥に…奥に入って来ちゃう!ふうぅっ…オマンコの入口…ローターに押し開けられてる…」

 

調教師

「痛くないよね?」

 

逢

「平気です…痛くありません」

 

調教師

「後は好きなだけイッて良いよ。後で戻って…」

 

逢

「はああぁぁっ!入ったら急にゾクゾクして…またイクっ!イクぅ!あっ…っ!」

 

 ローターが中に入ったようだ。この余りにも早い絶頂には驚かされるが、もしこれが本性だとしたら前途は明るい。心配していた感度と慣れの問題も、これで解決できるだろう。

 

逢

「イッてる…イッてるのに止まりませんっ、今もっと責められたら、私…!」

 

調教師

「良いんだよ、今は壊れても」

 

逢

「はあぁっ、わたし壊れます!壊れちゃいます!おっぱいもオマンコもいっぱい責められて、壊れちゃうっ!」

 

調教師

「余裕が無くなったか…でもそれで良いんだ」

 

逢

「ご主人様ぁ、必ず戻ってきてください!壊れたわたしを、助けてくださいぃ!」

 

調教師

「もちろん、約束するよ」

 

逢

「ああぁっ!またイク!イキます!イクイクイクっ、イっクうぅぅ!」

 

 節操なく達しているようにも見えるが、そうでなくてはダッチワイフは勤まらない。これから本人の望む刺激で底の見えない快感を得られるようにしておけば、目的は達成だ。

 

逢

「あっあっあっ、くうぅっ…イッてらっしゃいませ、ご主人様…頑張ります…!」

 

調教師

「うん、後でね…」

 

 個室を出てドアを閉めると、防音の壁の向こうから聞こえる甘い声に頭を撫でられる。これはまさに機械でレイプされる様なもの。責められている本人が同意し、きちんと考え付く配慮を凝らしているからこそ、安心して放置が出来る。

 彼女については、昼くらいに食事の休憩を取らせよう…そう考えながら、僕は事務室に戻っていった。

 

 

部下

「おや、絶頂祭は終わりですか?」

 

調教師

「そんなところさ。昼まではこのまま機械に任せる」

 

部下

「先生、こう言うときにご自分ではお相手を犯しませんね。絶好のチャンスでしょうに…」

 

調教師

「それじゃ1日ずっと頑張り続けるのは難しいよ。精々仕事が終わってから、応じてくれた娘にしてもらうんだ」

 

部下

「変に自制心が有るというか…」

 

 事務室のソファに雪崩れ込むと、ようやく一息つく。あんなに乱れまくる女性達を頻繁に見続けて…まして自分の手で狂わせて、平常心を保つのは難しい。だから調教の後は休むのが個人的なルールだ。休みなくやっていたら、疲労とは別に発狂してしまうだろう。

 次の娘が来るか昼になるまでは、今しがた休息の時間だ…。

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