※この作品はR-18です。

絶対可憐チルドレン〜超度不明の複合能力者〜   作:弥生の一矢

2 / 11
第1章 ザ・チルドレンと第5のチルドレン
第1話 パンドラの異端児・バベルの問題児


 

 

パンドラで忙しなく何かの準備をしているものがいる。彼の名前は”豊穣神姫”。異世界から来た異邦人である。

 

神姫「京介、資料は?」

京介「昨日、送っといたさ」

澪「大佐、神姫は何処か行くの?」

京介「バベルのザ・チルドレンに加えさせる。まぁ、”キング”が行きたいと言えば、止めるわけにはいかないだろ?」

澪「そうだけど、薫達は神姫の能力知らないよ」

神姫「あ、そこは初っ端から威嚇(ジャミング全開)しまくりで行くから。レベル7でも私の前では赤子も同然」

 

豊穣神姫はパンドラの本部で忙しなく、荷物をまとめていた。今日はバベルに入会をしに行く日であり、三人のレベル7に会える日である。今から約12時間前では桐壺というバベルのお偉いさんが資料を読んでいた。

 

桐壺「これが匿名で送られてきた資料かな?怪しすぎる」

皆本「そうですね。この資料を読む限りだと『”彼女”をザ・チルドレンに加入させて欲しい』とある。つまり、これはザ・チルドレンを知る者からですね」

桐壺「皆本君、ザ・チルドレンをココに呼べるかい?」

薫「もういるぜ」

紫穂「なんか楽しそうだったから、来ちゃった」

葵「ウチは止めたんやで」

皆本「紫穂、これを透視してくれ」

紫穂「イヤよ…なんか、私の直感が触っちゃいけないと言ってるわ」

皆本「頼むよ。明らかに怪しいだろ?」

紫穂「………はぁ…わかったわ。貸して」

 

皆本は紫穂に神姫の資料を渡した。紫穂はそれを透視した。その瞬間、京介が目の前に現れた。

 

京介「やぁ、エンプレス」

紫穂「………」

京介「これはある意味ウイルスさ。だが、見た時点で既に君の身体を侵食してる」

紫穂「どういう効果なの?」

京介「君は神姫のことが好きで好きで堪らなくなる。いわば、惚れ薬みたいなものさ」

紫穂「その惚れ薬みたいのはどうすれば解除できるの」

京介「交わればかな…ふふふ…それ以上は自分で考えてね、またねぇ」

紫穂「ちょっと、待ちなさい!交わるってな…っていない!」

薫「…ほ…し…ほ…紫穂!」

紫穂「ハッ…うく…」

皆本「大丈夫か?何があった?」

紫穂「”彼”はパンドラのエスパーだということは確かね。兵部さんが出てきたわ」

皆本「兵部…紫穂、イタズラぽかったか?」

紫穂「ん…いえ、実在しているみたい。どうやら、私、ウイルスを入れられたみたい」

薫「ウイルス!?京介はそんなことをしたのか?」

紫穂「ウイルスっていっても、彼…豊穣君を好きになるだけよ」

葵「それの解除方法はなんなんや?」

紫穂「恥ずかしくて今は言えないわ(あのジェスチャーはSEX、言えるわけない)」

 

ということがあった。京介は「あっ」と何か思い出したようにして、神姫にあることを伝えた。

 

京介「キング、エンプレスにウイルスをかけといた」

神姫「どんな?」

京介「君を大好きになる」

神姫「はぁ…余計なお世話ですよ…」

京介「あとね、エンプレスに触れたクイーンとゴッデスにもかかるようにしといた」

神姫「本当…余計なお世話です…ん…」

澪「んむ…んちゅ…ん…もう行くんでしょ?」

神姫「うん、また、学校で」

澪「うん、またね」

 

ふわっと神姫が浮かぶと海を割りながら、バベル方面に飛んで行った。

同時刻 バベルの予知部屋

 

予知者「報告!報告!この本部で事件が発生します。変動率はレベル7!」

桐壺「なに!?」

予知者「時刻は今から約30分後!」

皆本「すぐじゃないですか。ザ・チルドレン緊急出動!」

同時刻 皆本邸

薫「えぇー、朝風呂中なんだけど」

紫穂「薫ちゃん、仕方ないじゃない。いこ」

葵「紫穂、大丈夫なんか?」

紫穂「それは葵ちゃんもでしょ」

薫「まさか、私達全員にウイルスがかかるようになってたなんてな」

神姫「なるほど…京介の言う通り…いい身体してる」

薫「なっ!?」

紫穂「この子、豊穣神姫よ」

葵「なんやて!?」

薫「サイキック…あ、あれ?」

紫穂「どうしたの薫ちゃん」

薫「能力が使えない」

葵「ホントや、使えへん」

紫穂「まさか、ECM」

神姫「違うよ、私のジャミング」

薫「この!」

紫穂「だめ、薫ちゃん、今立ったら」

クチュ…

薫「え…」

神姫「ふむ、この感触、処女だな…」

薫「どこ触って…身体が…動かねぇ」

クチュクチュ…

薫「ん…あ…んぅ」

紫穂「薫ちゃん!(私も身体が動かない)」

葵「薫!」

神姫「薫ちゃん、イっちゃいなよ」

クチュクチュ…クリッ

薫「ん…ん…あ!んああああああ」ビクビク

神姫「ふぅ、さて、私は用があるから行くね」

紫穂「ま、まちなさい」

神姫「なに?紫穂ちゃん」

紫穂「ウイルスを解きなさい」

神姫「ウイルス?あぁ〜、京介がかけたやつか」

薫「ん…」

紫穂「薫ちゃん、大丈夫?」

薫「だ、大丈夫だ。少し知識あったから、抵抗してみたけど無駄だった」

神姫「また、今度な。どうせ、予知されてるだろうし」

クチュ…

薫「ん…」

紫穂「薫ちゃん、何してるの!?」

葵「薫、おかしくなったんか?あ、元々か」

神姫「じゃあ、後でな。私がいなくなるとジャミングなくなるから、能力使えるよ」

紫穂「待ちなさい!ぐ…いない…あ!予知!」

葵「そうや、薫!準備!」

薫「もうちょっと…んん!」クチュクチュクチュ…

紫穂「葵ちゃん、無理矢理着せて!」

葵「わかった!」

 

薫、葵、紫穂は神姫の奇襲に何もできなかった。葵は薫と紫穂と自分に服を着せると薫が仕方ないなぁという風な感じにバベルに向かうのだった。

その後、薫達は皆本の下に着いた。

 

皆本「君達!遅すぎやしないか!?さっき、連絡できなかったと思ったら」

紫穂「待って、皆本さん。豊穣君が来てたの」

葵「ウチらは手も足もでなかった」

薫「はぁはぁ……はぁ」

紫穂「薫ちゃん、大丈夫?」

 

紫穂は薫に触れるが…

 

紫穂「!?薫ちゃんを透視できない!」

葵「なんやて!?あ、また、テレポートが出来へん」

 

同時刻 バベル正面入口

 

神姫「ふぅーん、ここがバベルねぇ」

ほたる「(奈津子、あの子、例の子よね?)」

神姫「無駄ですよ、ダブルフェイスの御二方」

奈津子「それはどういうことかしら?」

神姫「私がジャミングしてるので、能力は使えません」

タッタッタッタ…

紫穂「やっぱり、豊穣君だったのね!」

神姫「やぁ、さっきぶり」ニコッ

薫「う…(可愛い…)」

神姫「貴方が皆本光一さんですね?」

皆本「あぁ、そうだ。君はパンドラの人間なのか?」

神姫「違いますよ。まず、私はこの世界の人間じゃないです」

薫「な!?じゃあ、何故、合成能力が使えるんだ?」

紫穂「そうよ、それから私達のウイルスを解除しなさい」

神姫「はぁ…京介にも言っときました。余計なお世話だと。まぁ、私が近くにいる間は全ての能力が無効化されてるので、ヒュプノもかかってませんよ」

葵「そういや、ウチ、豊穣はんのこと今、どうも思わへん」

紫穂「そういえば、さっきも」

神姫「まぁ、そういうこと。あと、この世界にはこんな耳付いてる人なんていませんよね?」

薫「いや、いる」

紫穂「えぇ、いるわね」

葵「そやな」

紫穂「さっきから思ってたんだけど、豊穣くんのその耳は犬耳?猫耳?」

神姫「ああ〜、狐耳です」

皆本「それより、ジャミングを解いてくれないか?」

神姫「いいですけど、薫ちゃんと葵ちゃんと紫穂ちゃんは気をつけてね。京介のウイルス全面に出るから」

紫穂「解除はしてくれないの?」

神姫「解除方法はわかりますが、この場所でやれと?」

薫「紫穂、ウイルス解除方法わかるのか?」

葵「ウチにも教えてぇな」

紫穂「実はね………………というわけなの」

葵「……そ…それは…やらないとだめなん?」

紫穂「ダメよ。そうでしょ、豊穣くん」

神姫「まぁ、言いたいことはわかります。薫ちゃんには朝に少しやりましたが、アレよりもヤバイことです」

薫「あれ以上なんて…想像しただけで…」

澪「ゾッとするわよね〜」

薫「澪!なんで、こんなところにいるんだ」

澪「神姫に会いに来たのよ…ね?」

神姫「ん?あぁ、澪か。学校は?」

澪「今日、休みだった」

神姫「なるほどな、じゃあ、ジャミング切るぞ。あ!この施設に『普通の人々』が数人入り込んでるみたいだぞ」

 

神姫の周りに電撃が見えたかと思うと、薫たちは忙しなく辺りを見回し始めた。そこで神姫があることを言った。

 

神姫「薫ちゃんと紫穂ちゃん、手を…」

薫「え…変なことしないよな…」

神姫「大丈夫だから」

紫穂「信用できないのよ…」

神姫「いいから」

 

神姫は薫と紫穂の手を握った。薫と紫穂は顔を真っ赤にしたが、それと同時に薫は超直感的な力を、紫穂は触れなくても悪意を感じ取れるようになった。

 

薫「紫穂、場所は?」

紫穂「階段のとこに二人、豊穣くんの後ろに…」

神姫「紫穂ちゃん、ちょっとリンク外すよ」

紫穂「え…」

 

次の瞬間、神姫はポケットからコインを取り出しながら向きを変え、”ピンッ”とコインを上に弾き、狙いを定め、コインを当てるべき相手目掛けて撃ち出したのである。

 

?「グガッ」

 

見事命中したが、当てられたものは気を失い、ピクピクしていた。地面は軽くえぐれていた。薫と紫穂はポカーンとしていた。

 

神姫「薫ちゃん!階段のやつは任せたよ」

薫「あ!そうだった。サイキック・バンジージャンプ!」

神姫「なに、そのネーミングセンスの無さは…」

 

そんなこんなで”普通の人々”は捕らえられた。澪は久々の神姫の攻撃を見て、目をキラキラとさせていた。

 

澪「やっぱり、神姫はかっこいいなぁ」

薫「なぁ、神姫、さっきの技なんだよ?」

神姫「あれは”超電磁砲(レールガン)”さ。電撃を圧縮して、撃ち出してるのさ」

薫「へぇ…」

紫穂「薫ちゃん、顔真っ赤よ?」

薫「紫穂だって、さっきの手繋ぎからずっと真っ赤じゃんか」

葵「二人ともズルすぎやん。ウチも参加したかった」

皆本「君達、遊びじゃないんだぞ。それと豊穣くん、君にもリミッターをつけさせてもら…」

神姫「必要ないです。っていうか付けたら壊れます」

紫穂「それは、もしかして、ジャミングが関係してるの?」

神姫「えぇ、私に機械関連を付けると壊れます。私の意志で周囲5m圏内なら破壊も出来ます」

皆本「つまり、兵部と一緒ってことか」

神姫「そういえば、京介も言ってましたね。まぁ、能力の暴走はしませんよ。薫ちゃんとかとは能力の構造部分が違うので」

皆本「そうか。なら、豊穣くんに能力の詳しい内容聞きたい」

神姫「資料には書いてない感じで?」

皆本「書いてはあるが、大雑把すぎてな」

神姫「はぁ…わかりました。私も能力的には細かすぎて説明すると長いので省きますが、えっと、まず、複合能力で電撃が出せます。私の意志でジャミングができるので、ECMやリミッターなどの類はやろうと思えば無効化できます。まぁ、元々、私自身が無効化効果を無効化してるので、それを周りに使うことは可能です」

皆本「なるほどな。そういえば、さっきの”超電磁砲”だったか?アレも電撃関連なんだな?」

神姫「はい、アレは超圧縮エネルギーを放射してるんです。あとは先ほど、紫穂ちゃんと薫ちゃんに使ったものです」

薫「手を握ったやつか?」

紫穂「アレは豊穣くんの能力なのね」

神姫「あぁ、あの能力は”手を繋がないとならない”のが欠点だが、握れれば握った相手の能力の隠された部分を握ってる間引き出せる」

葵「ウチもやってみたい」

神姫「いいよ、ほら」

 

葵は神姫と手を繋いだ。それにより”透視物体移動”が可能になった。透視物体移動とは見えないとこに自分や物を移動できる。

 

葵「頭がスッキリする感じがあるなぁ」

神姫「とりあえず、今はこれだけね」

 

神姫は葵から手を離す。葵はポーっとしていた。

 

薫「葵?葵!葵!!」

葵「!?ウチ…今、どうなってたん?」

紫穂「完全に豊穣君に惚れてたわね」

薫「いやなウイルスだな」

神姫「全くだ」

紫穂「なんで豊穣君が困ってるのよ」

神姫「さっきも言ったが大きなお世話なんだ。京介は過保護すぎる。私は自力で落とせる」

葵「凄い自信やな」

神姫「もう、はだk…むぐっ」

紫穂「はい、それ以上は言わなくてもいいわよ」

神姫「紫穂ちゃん、あとでおしおきね?」

紫穂「な!?あれ以上言ったら皆本さんにバレちゃうじゃない(ボソ)」

神姫「それがどうしたんだ?皆本にはヒュプノをかけて、私のエロ発言はスルーするようにしてある。問題はない」

紫穂「そうゆう問題じゃないの!ひぃ」

 

神姫は紫穂の目の前に顔を寄せた。それにより紫穂はボッ!っと顔が真っ赤になった。

 

神姫「面白いウイルスだな」

紫穂「私で遊ばないd…ひゃ」

神姫「紫穂ちゃん、耳弱いみたいだね」

紫穂「やめ…ひゃう!…み、みなもとさんの…まえ…だか…ら!」

神姫「ふむ……今はこのくらいでいいか」

紫穂「く…他に何するのよ!!あれ?強気で言える…あ!ジャミング」

葵「ウチはテレポート使えるよ」

薫「私も浮ける」

神姫「紫穂ちゃんだけ部分ジャミングかけた。詳しい内容は皆本宅で話そうよ」

 

その後、皆本亭にて

 

神姫「さっきも思ったがいい部屋に住んでるな、皆本さん」

皆本「豊穣くんはこういう家じゃなかったのか?」

神姫「えぇ、機械仕掛けに近いですね。まぁ、異世界の話なので気にしないでください」

薫「そういえば、神姫は兄弟とかはいないのか?」

神姫「いるよ。姉と妹がね」

紫穂「あら、意外ね」

神姫「意外は余計だよ。名前は姉が火神菜(カミナ)で、妹が雷神歌(ラミカ)っていうんだ」

葵「なんか神様みたいな名前やな」

神姫「いや、親父の話だと本当に神らしいよ。親父の名前が絶神総(ゼウス)だし」

皆本「異世界に帰った方がいいんじゃないか?」

神姫「まぁ、帰る話は姉が来たらにしますよ」

薫「さてと、今日も疲れたなぁ〜。特に神姫のせいで…ひぃ」

 

薫が振り向いた瞬間に神姫は薫の前に立った。神姫は薫のみジャミングを切っているため、薫にかかったヒュプノは全面に出ている。薫は一気に真っ赤になった。

 

神姫「それは、どういう意味かな?薫ちゃん」

薫「や、やめろ、近づくな!くっ…」

神姫「ククク…薫ちゃん、今、ジャミング切ってるから、能力使えるよ?」

薫「Σ(・□・;)うりゃぁ!」

神姫「まぁ、私には効かないけどな」

葵「紫穂、今なら豊穣はんを拘束できないか?」

紫穂「ダメね、豊穣くんは機械系統を破壊できる。しかも、ジャミング全開にされたら私達はただの女の子以下よ」

神姫2「さすが、紫穂ちゃん。わかってきたね」

紫穂「ひぃ…豊穣さんが二人…」

神姫2「これは澪からの受け売り能力だが、私のは影分身みたいなものだよ」

紫穂「ちょっと、引っ張らないでよ」

神姫2「まぁまぁ、こっち行こうよ」

薫「紫穂!」

皆本「君達は家の中で何をやっているんだ?」

神姫3「葵ちゃんをちょっと借りるだけですよ」

葵「なんやて!?豊穣はんが三人!?くっ…」

薫「葵!くっ…神姫、二人に何をするつもりなんだ?」

神姫「何って…ウイルスを解くだけさ。まぁ、薫ちゃんのも解いてあげるよ(まぁ、新たにヒュプノかけるけどさ)」

薫「で?どこに連れて行くんだ?」

神姫「内緒〜。じゃあ、皆本さん、三人をちょっと借りますね〜」

 

神姫は異次元ホールを展開し、三方向に一人一人連れて行った。

次回は薫、葵、紫穂をそれぞれ犯します。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。