※この作品はR-18です。

桜に落花   作:猫毛布

15 / 26
エロ回

エロを書く時に毎回思うのだけれど、ちょっと描写が薄くないですかね……(自虐

要素
手コキ フェラチオ イ"ラ"マチオ 疑似露出


14☆

 女子トイレの個室に慎二を入れた桜は後ろ手で個室の鍵を閉めて、慎二に抱きついてその香りを肺一杯に詰め込んでいく。嗅ぎ慣れた義姉の香りと芳香剤の香りが混じり、場所を意識してしまう。

 

「桜?」

「……すみません」

 

 義妹の行動を認可していた、無抵抗であった慎二は桜の行動理由を問いかける。けれど応えは謝罪である。慎二からしてみれば何を謝っているのかは分からない。自身の行動を少しだけ振り返ってみても、自身から桜に謝らなくてはいけないような内容はあっても、桜から謝られる内容はない。

 今朝は襲われてもなかったし、朝食も桜が作ってくれていた。そのまま桜は寝惚けていた慎二と軽く会話をしてから衛宮邸へと向かった。そこまでは慎二はなんとか思い出せた。寝惚けていた時の会話内容までは思い出せなかったけれど。

 結局慎二は何の謝罪かがさっぱり分からずに、桜に為されるがままになっている。髪に顔を埋められ深呼吸されたり、首筋を嗅がれたり、抱きしめている腕が身体を弄ったりしている事に対してやや気恥ずかしさを覚えるけれど、抵抗する事はない。

 ふと、慎二の身体がビクリと反応した。得心したように、「あぁー」とトイレの天井を見る。

 

「すみません、義姉さん」

 

 息の荒くなった桜が再度、謝罪を口にした。その謝罪は過去の罪を償うためのソレではなく、未来に起こすだろう罪を減らす為の言葉である事を慎二は理解した。

 スカート越しに当たる熱い物体。布越しに臀部の柔らかさを楽しむように細かく上下する物体に慎二は小さく息を吐き出した。同時に桜がビクリと動いて、僅かに拘束が緩くなった。

 

「す……すみません」

 

 濡れた犬のようにショボクレた桜を尻目に見て、慎二は口をへの字にしてしまう。

 理解は出来た。桜をそ(・)う(・)したのは自身であったし、前世と呼べる過去では男性であった慎二は桜が持て余しているソレをしっかりと理解している。

 

「いや……その、勃って辛いんだろう?」

 

 慎二の言葉に桜は目を逸し、顔を赤くする。桜としては、コレで勘違いをしてほしい。

 

 決して言えない。制服姿の義姉に欲情して何も考えずにトイレに連れ込んだなど、言えない。確かに勃起して辛いという事もあるけれど、義姉を見なければ何も問題はなかった。それこそ、桜にしてみれば女生徒に興奮するなんてあり得ない事であるし。

 桜にしてみれば強姦から和姦へと持ち込めるかもしれない僥倖。

 

 蚊の鳴くような声で「はい」とだけ呟いた桜に慎二は納得(勘違い)する。些細な間違いである。

 

「そうか……あー、うん」

 

 頭の中で必死に自己弁護を始める慎二。先日も心の中で誓ったが、「チンポに弱すぎる義姉」というエロ本よろしくな自分である。

 いや、ココは改めて「義姉はチンポに強い」を見せる所ではないだろうか。そうに決まっている。余裕を見せつつ、チンポに勝つ。これでライダーやキャスターにポンコツとは言われまい。

 

 間桐慎二はしっかりと性的な熱で混乱していた。

 

「そのままで」

「ぅっ」

 

 突然触られた男根に桜は思わず驚きを含めた呻きを上げてしまう。義姉の手が冷たいという事もあったけれど、細い指が男根を這い、握られて上下に擦られる。

 空いた左手に唾液を落として男性器へと塗り込んでいく。滑りの良くなった手がグチュグチュと僅かな音を鳴らして熱い男根を愛撫していく。

 二度目となる手コキに対して桜は耐えた。それこそ慎二の性技は卓越したモノではないが、桜にしてみれば唯一の快楽でもある。だからこそ長く味わいたい。たったそれだけの理由である。

 慎二からしてみれば、コレは『桜にとって事務的な性処理』であって、我慢する意味もなく、授業に遅れてしまう観点から言っても早期に射精すべきだと考えている。加えていうならば自身の性技が卓越したものでない事も理解している。

 慎二の高速(ポンコツ)思考が回転し、答えを導き出す。

 

 膝を折り曲げて、眼前にはそそり勃つ男根がある。噎せ返るような雄の匂い。慎二は生唾を飲み込んで、口を開く。

 

「ぁ――ん」

「イッ!」

 

 熱い口内に亀頭だけが入り、生暖かい舌が雁首を這い回る。手とは全く違う快楽に桜は顎を上げて、快楽に耐えた。

 溢れ出る唾液を啜るようにジュルジュルと下品な音を立てて義姉が男根に吸い付く。いっそうに舌が密着して、僅かな動きが桜の腰に響く。

 緩やかに顔を上下させて唇で男性器を扱きあげる。瞳だけで桜の顔を確認すれば、快楽に蕩けたように眉尻を下げて、それでも耐えるように唇を結んでいる。

 亀頭を舐りながら甘噛してやればその度に反応する桜。

 そんな桜の手が慎二の頭に添えられる。

 

「んぶぅ」

「――あはっ」

 

 喉奥に突き入れられた男根。咄嗟の事で息が詰まり、喉が締まる。同時にソレは突き入れた男性器が刺激される事でもあり、桜にしてみれば快楽でしかない。

 我慢していた。けれど我慢はもう出来なかった。

 義姉の頭を掴みながら、まるで道具を使うように腰を前後させて快楽を貪る。

 グッポグッポグッポと低い音が鳴り、その度に慎二の嗚咽が響いたが桜にとっては快楽を彩るモノにしかならない。涙目の義姉も、苦しそうな義姉も、実に愛おしい。愛しくて壊してしまいたい。

 

「出ますよ、義姉さん。全部、全部飲んでください」

 

 桜は腰から這い上がる快楽に従い、ストロークを速めて義姉の喉を味わい尽くす。

 本能に従って、義姉の頭を腰に押し付けた。より深く、より奥に捻り込むように、前屈みになって快楽に蕩ける。

 

「ぉぉぉおお」

 

 半開きになった口から声が溢れて、我慢していたソレを放出していく。視界が白くなりそうな程の快楽。自分の意思とは関係なしに跳ねる身体。義姉の熱い鼻息が腰に当って、さらに刺激される。

 止まっていた呼吸を再開させて、荒い呼吸をしながら義姉の頭を腰から離す。まるでリスのように頬を膨らませた義姉の口からズルリと白に塗れた男性器が抜けた。

 涙目の義姉。口の中には桜自身が吐き出したであろう白濁液がある。義姉が私だけのモノになっている。ゾクゾクと桜の心を刺激する何か。

 慎二は口を手で抑えながら口の中のモノを唾液に混ぜ込んで嚥下していく。喉に引っ掛かる、濃い白濁液。その全てを胃に落として、何かに従うように桜に向けて口を大きく開いた。

 

「義姉さん……凄く、エロいです」

「ん?」

 

 酸素不足でドコか朦朧としていた慎二は義妹の言葉をさっぱり理解していなかった。

 全てを吐き出して萎れていた男性器が再び立ち上がる。

 義姉の両脇に手を差し込み立ち上がらせて、クルリと反転させる。そのままスカートをたくし上げて、ショーツをズラす。幸い、男性器も濡れているし、義姉も濡れている。

 

「んぅぃぃいい」

「ほら、義姉さん。あんまり声出すと誰か来ちゃうかも知れませんよ」

 

 耳元で囁かれた桜の声に慎二は両手で口を覆う。それでも桜は気にせずピストンを止める事はない。肉を打つような音は響かないが、腰を動かす度に義姉の声が漏れるのが愛おしくて堪らない。

 

 

「――――。」

「――、――――!」

 

 そんな折、両者の知らぬ誰かがトイレへと入ってきた。桜からしてみれば無遠慮な闖入者であるが、学校の女子トイレという公共の場で致している君が言う言葉ではない。

 そんな闖入者に驚いたのは桜だけではない。当然、慎二も驚きを隠す事は出来なかった。

 慎二の緊張を示すようにきゅうきゅうと締め付けてくる柔襞。人の気配が近付くにつれて強くなっていく快楽。

 桜は慎二に見えない所でニタリと口を歪ませた。

 義姉と繋がったまま蓋の閉じている洋式便器に座り、義姉の両膝を後ろから掴む。そのまま大きく広げてみせる。

 驚きのあまり、何度も桜へと視線を送る慎二に対して桜は意地悪そうな笑みを浮かべながら義姉へと耳打ちをする。

 

「このまま開けられたら、義姉さんの大切な所が丸見えですね」

「っ!?」

「義姉さんが声を出したら、怪しんで開けられるかもしれませんね」

 

 更に膣が締まる。桜は快楽を混ぜた笑みを浮かべながら腰を動かす。真っ赤になっている義姉の顔を楽しみながら首筋に吸い付く。

 快楽に蕩けた義姉の顔。それでも両手で口を押さえて声を我慢している。

 

「義姉さん、イキますね」

 

 首を横に振る義姉を無視して、腰を速めて快楽を貪る。義姉の膣がビクビクと痙攣をして、更に快楽を与えてくる。

 亀頭に感じる弾力のある感触に押し付けて、桜は絶頂した。

 

 

 

 

 

 

 繋がったまま呼吸を整えている二人。既に人の気配は消えていて、桜は慎二の腹部を抱きしめて温かい義姉の香りを楽しんでいる。

 

「――桜」

「はい?」

「次にコレをやったら嫌う」

 

 桜の脳髄に絶望という鈍器が振り下ろされた。魔術師らしい頭脳でどうにか言い訳を考える。魔力の補充、聖杯戦争の勝ち筋、ライダーとキャスターの魔力。

 どれも弱い。こう、義姉を納得させるような、確定している理由を――。

 

「誰かにバレるのはマズいだろう」

「…………ん?」

 

 回転していた思考を一時止める。

 

「どうかしたか?」

「あ、いえ……性交に関してじゃないんですね」

「それは……まあ別に、いい」

 

 不貞腐れたように、顔を赤くしてそう吐き捨てた慎二。不器用な義姉に笑みを浮かべて桜は更に強く抱きしめた。




>>イラマチオ
 当時は若く、『イマラチオ』だと思ってました……。

>>何故トイレ?
 桜「人目も無く、義姉を犯せる、近い。以上の観点から冷静に連れ込んだ。反省はしているが、後悔などしていない(キリッ」

>>ワカメネキ「チンポになんて負けない、そう――勝てばよかろうなのだぁぁぁッ!」
 ポンコツ

>>どうしてワカメネキが精液全部飲んでるの?
 吐き出すと制服が汚れちゃうからね。仕方ないね。

>>《何かに》従うように口を開いた。
 そりゃ、元男としての本能とか、理想とか、そういうのです。

>>もしトイレを開けられてたらどうしたんですかね……
 桜ちゃんがメディア姉貴に教えられている魔術が行使されるだけデショ。そこに何も残らないから大丈夫だな!



>>次回とか
 そろそろ原作に入る予定です。言うなれば、ランサーがアーチャーと戦ったり、士郎がランサーにビュオンされたり、士郎君が「問おう」されたり。そういう感じです。まあワカメネキの立ち位置的に、士郎君が「問おう」されてる時は見てないでしょうけど。

 


 ふと疑問だったので、調べたのですが、FGOで登場する「エミヤ(アサシン)」の正体がアレなので、アサシン居ない状態で士郎が召喚するならアレを召喚する可能性もあるのかなぁ、とか。
 結局、エミヤ(アサシン)はFGO世界でしか召喚されない英霊だったのですが……。 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。