桜を寸止め地獄に送ると言ったな……
アレは嘘だ。
(ふたなり要素は)ないです。
一応、という言葉を用いて間桐慎二は自分にも今触れているモノと同じモノが付いている事が不思議で仕方なかった。
「ね、義姉さん?」
もにもにとずっと揉んでいたいと思えるぐらいに揉み心地がよく、肌触りもいい。母性の塊などと揶揄される――つまるところおっぱいを無言で揉みながらそんな事を思った。当然、義妹である桜を贔屓している事は確実である。
そんな義姉を困ったように見つめる桜。桜にとって乳房とは単なる脂肪の塊であり、男性などという畜生のク――畑の肥料にすら劣る生物として酸素と資源を消費し続ける無駄の塊達の汚らわしい視線を集めるモノでしかない。
当然、義姉に揉まれるというのならば話は別であるが。むしろ大きな乳房でよかったと、ホルモンバランスを大きく崩してくれたであろうお爺様に感謝する程に混乱もしている。
「ん、なるほど」
果たして満足したのか、揉んでいた手を離して一つ唸った慎二である。桜にしてみればさっぱり分からない事だが、義姉が満足したのならばソレで良いのではなかろうか。いいや、少し待ってほしい。先程自分が好き勝手した仕返しがこの程度では割に合わないのではないだろうか? 自分にはもっと罰を与えるべきではないだろうか?
かの十字架に磔にされた聖人様も納得の自罰精神である。聖人様もご立腹な冠も付けているが……。
「その、義姉さん」
「さて身体を洗おうか」
ボディソープを手に広げて揉み合わせる。くちゅくちゅと泡立つ手に思わず視線が向いてしまう桜。慎二は苦笑を浮かべながらも正面から桜に抱きつく。
近くに義姉の顔がある。幾度も性行為をしているけれど、こうして明るい所で、真正面から、至近距離で見る事は少なかった気がする。
桜の大きな乳房がむにゅりと慎二の身体で潰れ、慎二の手が桜の背中で滑る。その間も真っ直ぐに慎二の瞳は桜の顔を捉えていた。
キスする訳でもなく、じぃ、と見つめられている事に恥ずかしくなったのか桜は瞼を閉じて親鳥に求めるように顎を上げる。その様子に慎二は少しだけ微笑んで唇を静かに合わせる。
「ん……」
「ちゅ♡ んぅ♡」
お互いの呼吸を交わす。
慎二は桜を見ながら背中に手を這わせる。ゆっくりと、確かめるように手を這わせ、目を細める。
ああ、なるほど。と頭の中で納得した。
顔を離した慎二は桜の手を握る。壊れ物でも扱うように優しく、包み込むように。
泡を染み込ませるように指を絡ませながら、慎二は手を凝視する。その様子が何処か変に――まるで読書をしている時の義姉を見ているかのような錯覚を覚えて桜は首を傾げる。
疑問符を浮かべている桜を余所に慎二は目を細め、薬指の先を軽く揉む。
「ぇッ♡ ――?」
「どうかした?」
「い、いえ、別に……」
義姉に軽く抓まれた瞬間に思わず反応してしまった。痛みで反応してしまった訳ではない、ソレは明らかに快楽の波だ。
口元を強く結んで、どうしてか手を洗う事に集中している義姉にバレないように呼吸を整えた。
先程の様に痺れるような快楽はまったくない。勘違いであったのか、それとも義姉に手を洗われている事で変に興奮してしまったのか。
「……大体理解した」
手を離した慎二が桜の肉体へと視線を這わせる。
ゆっくりと手を伸ばし、桜の二の腕を優しく握り、親指で指圧する。
「ィッ♡」
感じたのは痛みではない。痺れるように脳髄に叩きつけられた快楽のみ。
思わず背筋を伸ばし太腿を強く閉じてしまう。
まるで当然の事が起こったように桜の身体を視姦している慎二とは違い桜は一体何が起こったか理解出来なかった。
ただ二の腕を握られただけ。それだけなのだ。義姉への愛が振り切れた訳ではあるまい。
混乱している桜をこれ以上思考させない為か、それともただ単純に楽しくなってしまったのか、慎二は更に手を伸ばす。
「は、はひ♡ ぁひ♡」
「やりすぎたかな」
弛緩した肉体を風呂椅子に乗せた桜が息も絶え絶えにビクリビクリと震える。半開きの口からは涎が溢れ、焦点の定まらない瞳がボンヤリと天井の光を見つめている。
開いてしまった太腿の間からトロトロと溢れた蜜が風呂椅子を汚し、何かを求めるように口を開閉する。
それほど悪びれもせずに慎二は一言呟いた。
半開きの口から顔を覗かせる舌を挟むようにキスをして、なるべく優しく顔の至る所にキスをしていく。
少し熱い程度のお湯でしっかりと桜に付着している泡を流し終えた慎二は桜を支えるように後ろから抱きしめる。
柔らかいお腹を撫で、太腿を撫で、桜の蜜壺に触れる。優しい手つきで入り口を撫で、ゆっくりと指を熱く濡れそぼった蜜壺へと差し入れていく。
ヌルヌルと絡みつく熱い柔肉を優しく蹂躙しながら桜の乳房を揉む。乳頭をクリクリと指で弄び、先程から何度も痙攣を起こしている桜を楽しむ。
「ひぃ♡ イッ♡」
きゅうきゅうと指を締め付ける柔肉を楽しみながら、腕の中でビクビクと痙攣している桜を責め立てる。
「ッ♡ ッ♡」
グチュグチュと音を立てる蜜壺の上に存在するクリトリスを指の腹で押しつぶす。
「ひッ♡ あぁぁぁあああッ♡」
熱い飛沫を吐き出した桜が脱力して慎二へと凭れ掛かる。時折痙攣を繰り返し、その度に潮を吹き出す。
桜は首を動かして焦点も定まらない瞳で義姉を見つける。
「ちゅー♡ ちゅー♡」
まるで幼児退行でもしたようにキスを求める義妹に苦笑しながら慎二は愛すべき桜の願いを十全に応えてみせた。
>>解析魔眼の正しい使い方()
エロ特化。『弱点』を正しい方法で責めただけ。
こういう設定何処かで読んだことあるなぁ、って人は文庫版も買おう(提案)。
>>聖人様もご立腹な冠
「性的な~」という冠。
>>もっとエロ頑張ってほら
勉強(意味深)はしているけれど成果が出ない。誰かエロの書き方を教えてください。
>>で、結局なんで書いたの?
読者の要望に応える作者の鏡だからダナ!
適当に妄想してたのは湯船の中でスマタされて亀頭責めされてる桜ちゃんが「もう辛抱堪らん!」とか言ってワカメネキにインサートして、エンゲージする予定だったけれどなんとなく改変。