あ、次でエロします。
でも期待はしないでください(震え声
やったぜ
間桐桜は目を覚ます。僅かに身動ぎをしてボンヤリと意識を浮上させていく。泥の中にも似た現実でも、この時だけは幸福の中にあること桜は知っている。
鼻孔を擽る甘い香りとボディソープの匂い。薄っすらと開いた視界には瞼を閉じる少女が見える。波打つ髪が額を流れ、桜の身動ぎに無意識に違和感を覚えたのか眉間に皺が寄り、少ししてからむふぅ、と息を吐き出して夢の国へと改めて旅立ってしまう。浴衣が乱れて、肌が多少露出している。隙間から覗く少しだけ盛られた乳房。
桜は一通り、自身の全てである少女の姿を確認して、安心する。魔術回路が無い
繋いでくれていた手を握り直しながら桜は幸福を咀嚼する。ゆったりとした時間。朝の一時。愛しい
自然と笑みが浮かぶような幸福を噛みしめていれば、少女が身動ぎして、長い睫毛が動く。瞼が震えるように薄っすらと開き、透き通るような群青の瞳が桜を捉える。握っていた手にキュと力を込めて少女は微笑む。
「おはよう、桜」
「おはようございます、
未だに脳がしっかりと動いていないのか、少女――間桐慎二はニヘラとだらしない微笑みを浮かべて、桜をゆるりと抱きしめる。寝惚けている義姉に抵抗する訳でもなく、桜は蕩けそうな顔を微笑みで隠して義姉の薄い胸へと顔を埋めた。強く感じる
二分ほど
桜を堪能した事が起因しているのか慎二は上半身を起こして背筋を伸ばす。息を吐き出して脱力すれば浴衣が肩からずり落ちてしまうが、ココには女性しかいないので慎二自身はそれほど気にしていない。
「もう義姉さん、だらしないですよ」
少し呆れたように言葉を漏らした桜であるが、肌蹴てしまった浴衣を直そうとはしない。それどころか見えている肌をじぃ……と眺めている。傷一つなく、出不精が原因なのか白い肌。波打つ群青色の髪を鬱陶し気に撫でる細い指と産毛も生えていない脇。浴衣が引っ掛かりもしなかった慎ましやかな乳房と鮮やかな色の乳首。自分の中のドロドロとした欲望を抑え付ける。
桜に窘められた事でゆっくりと寝惚けた頭が起動し始めた慎二は浴衣を直して欠伸を一つ零してから
そうして、間桐桜の
◆◆
間桐慎二という人物は良く言えば『変な人物』である。そう他人から評価されている。そんな事を間桐慎二自身が言うのだから、自称と言っても何ら間違いではない。
衛宮士郎は毎朝と言ってもいい程来訪するこの友人がそんな事を言ったのを覚えている。
「やあ、おはよう。士郎」
「おはようございます、先輩」
「おはよう、慎二、桜」
妹よりも少し身長の低い姉。過去に桜に会い姉と間違えた時を思い出して、士郎はスグにその記憶を奥底へと封印した。慎二は喉を震わせるように笑っていたが、桜は笑顔で怒っていた――そんな記憶は封印された。
ともあれ、自称が『変人』である友人は勝手知りたる他人の家へとスルリと入り込んで定位置でカバンから本を取り出して開いた。本の表紙には『続・人類の起源。その秘密』とチープな字体で描かれている。
まるで野良猫を思わせる身勝手さは日常なので士郎はソレを咎める訳でもなく、いつものように朝食を作り始める為に台所へと移動する。ソレに着いて行く桜もこれまた士郎にとって日常の一部なのだ。
褒められると照れて微笑む桜と勝手気ままに読書をしている慎二。飼い犬と野良猫の姉妹。当然、飼い犬の飼い主は野良猫である。自称はどうであれ、士郎はそんな印象を間桐姉妹に抱いている。
桜にとって、衛宮士郎という人物は義姉を奪おうとする敵以外の何でもなかった。慎二が桜に士郎を引き合わせた時は身を引き裂いたような感覚が桜を襲ったのだ。基本的に他人と接する時は一定の壁を作っていた義姉が
今となれば、士郎と桜の関係は良好である。外面的な話であるけれど。
どちらにせよ、慎二から「士郎に料理を習いなさい」と命令されては桜はどうしようもなかった。慎二に逆らう事は桜にとって命を落とすよりも禁忌的な事なのだ。
確かに、慎二に美味しいモノを食べて欲しい桜にとっても重要な事だった。義姉の為、と思えば桜はなんだって出来る。
◆◆
「義姉さんを……ですか」
「そうじゃ」
クツクツの耳にへばり付く様な嗤いで空気を揺らした臓硯の
「次の聖杯戦争が迫っておる。お主に刻まれた令呪が何よりの証拠じゃろう」
「……」
チラリと自身の左手に刻まれた令呪へと視線を落として、桜はそれ程何かを感じる事もなく老人の形をしている臓硯へと視線を向けた。その視線は明らかな侮蔑と怒りが篭っている。
「ソレが義姉さんと何の関係があるんですか……?」
「何を言う。お主とて慎二が魔力を溜め込んでおるのは知っておることじゃろう?」
桜の眉間に皺が寄せられる。キチキチと辺りの蟲がざわめき、ソレも愉快なように臓硯の嗤いが空間を揺らす。
慎二が魔力を溜め込んでいるのは知っている。それこそ慎二自身がそう言っていた事を桜は覚えている。だからこそ、常時魔力が不足している桜は時折慎二に頼んで魔力を補填する事もある。尤も、正規の魔術師では無い桜が魔術師ですらない慎二から魔力を貰う事は正規的な方法ではなく、体液――血液の摂取という形になっている。
義姉の指を口に含み、蕩けるように甘い指を舌で愛撫し、小さく付けられた傷を
だからこそ、臓硯の言葉を否定し、拒絶しようとする。血液――少量の魔力だけでは足りない。もっと高い魔力を求められている。
「私に――義姉さんを犯せ……という事ですか」
「慎二の魔力を得るには丁度よいじゃろう」
絶えず嗤う臓硯に対してやはり感情を隠そうともしない桜。ココに
自身にとって平穏の象徴である義姉を犯す。それは祖父であり、自身に絶対的な命令権を持っている臓硯の命令である。
だから、
もしも断れば――義姉は容易く蟲蔵へと放り込まれて、その魔力だけが桜の糧になるだろう。桜がいる事で魔術的価値の無い慎二を殺す事など、臓硯にとっては容易い決断だろう。
だから、ソレは仕方ない。
義姉さんを犯して、穢す事を想像すれば身が灼熱に放り込まれたように辛い。
ココに
口から嗤いが溢れて、臓硯の不愉快極まりない嗤いを空間を揺らす。
「こういう時は犯し抜くのが定石じゃ」
「……お祖父様には珍しい助言ですね」
「自身の恋を叶えようとする孫への忠告じゃよ」
「そうですか」
蟲蔵の中に二人の嗤いが少しの間響いた。
>>士郎の登場いる?
いら)ないです。
エロにも関係)ないです。
>>魔術回路無いのに魔力を溜め込むなんて出来るのかよ。もっと設定練って、どうぞ
エロ小説に何を求めているんだ……(震え声
全てはエロに繋げる為のご都合設定だから。
>>ワカメネキ容姿などの数値
間桐 慎二(ワカメネキ
性別:女性
身長:150cm/体重:41kg
B.W.H:78(B)/52/81
イメージカラー:群青
特技:探し物、速読
好きな物:陰謀、本、自分よりも弱い動物、間桐桜
嫌いな物:世界構成物質、ワカメ、正義の味方
天敵:間桐雁夜、美綴綾子、怒っている時の桜
低身長、長髪(ワカメ)、貧乳、タレ目。自宅では和装(浴衣のような着用が比較的楽なモノ)が多く、スカートは嫌う傾向。白牌(重要)