続きを投稿します。
※強引な展開になっています。ご注意ください。
梅雨ちゃんと芦戸ファンの皆様は特にすみません。
「うわあああ! やばいやばいやばい!」
「ほらほらキングちゃん。出したくて仕方ないでしょう? 観念して楽になっちゃいなさいな」
興奮した面持ちの梅雨が卯稀に甘い声で囁く。
老齢ヴィラン、ドラキュラの館で開催されたゲームはまだ続行中だ。
卯稀ことリボーン・キングは敵チームの蛙吹梅雨によって壁際に追い詰められていた。
彼の身体には敵チームの芦戸三奈が前から抱きついている。しかも卯稀のペニスは三奈の膣内に挿入された状態になっていた。
卯稀を抱きしめる三奈の両手足は彼女が個性で分泌した粘液で固められていてビクともしない。
三奈自身は意識を失っているものの、卯稀が少し動くたびに三奈の膣がペニスを容赦なく締めつける。
卯稀と三奈の前には梅雨が立っていて、三奈の背中をグイグイと押していた。
三奈の豊かな乳房が卯稀の身体に押し当てられてグニャリと潰れる。巨乳好きの卯稀にとってはたまらない状態だが、いまはタイミングが悪すぎる。敵に盛られた勃起剤の効能でそそり立ったペニスが、ますます固くなってしまう。
ゲーム前は卯稀と結託してドラキュラを倒そうとしていた梅雨であったが、いまの彼女の頭の中は卯稀を敗北させることでいっぱいだ。ドラキュラに改めて血を吸われ、完全に洗脳された彼女の下腹部ではコスチュームに隠れてコウモリの形をしたイレズミが妖しく輝いている。
「ん、ああぁっ……」
膣内を貫かれる感触に導かれて三奈がボンヤリと目を覚ます。その瞳に映るのは苦悶の形相でこらえる卯稀の顔であった。股間から響いてくる甘い痺れに三奈がぶるっと身体を震わせる。
「えへへぇ……」
三奈はまどろんだ頭のまま卯稀に口づけした。夢心地でゲームのことがすっかり抜け落ちた彼女は、卯稀と二人っきりで交合している最中だと思い込んでいた。
自分は先に気絶してしまったというのに、相手の男の子はまだ一生懸命に腰を振っている。そんな卯稀が可愛く思え、愛しくなってしまう。
彼女が卯稀のピストンだと思っているのは梅雨が後ろから揺さぶっているせいなのだが、三奈はそのことには気づいていない。
「ん、んむぅ、んっ、んんん」
ピチャピチャと音を立てながら、三奈が卯稀の口内を貪る。ピリッとした彼女の唾液が卯稀のなかで弾けた。
股間がそれどころではない卯稀は三奈の行為を受け入れるしかない。
三奈が起きたことに気づいた梅雨が更に激しく二人を揺さぶる。
キスに没頭する三奈はそのことに気づいていない。卯稀が自分に応えてくれているのだと勘違いしていた。心の中が卯稀でいっぱいになっていく。それを理解した途端、三奈の性感も急激に高まっていった。子宮が降りてくるのを感じる。彼の精を受け止める準備が体内で着々と整えられていった。
「ぷはぁ……ん、んんっ……」
口を離した三奈は潤んだ瞳で卯稀を見つめる。二人の間で糸を引いた唾液がキラキラと光を放つ。卯稀を見ているだけで三奈の胸がときめいた。そして身体が熱くなった。
背中から押している梅雨はそんな三奈の様子に気づかず、ラストスパートとばかりに二人を激しく揺さぶる。
たっぷりと卯稀を凝視した三奈は、やがて恥ずかしそうに目を伏せる。
卯稀も快楽で表情を歪めながら彼女の様子を窺った。
三奈は自分の胸の鼓動にとまどいながら顔をあげる。そして本能が囁くまま、卯稀に向って囁いた。
「ねぇ……アタシに、ちょうだい?」
「んっ、ああああぁぁぁぁっ!!!」
破壊力のある一撃。三奈の言葉に卯稀はドキッとしてしまった。
心臓を掴まれるような感触に、張りつめていた糸がプツンと切れてしまう。しまったと思った時にはもう手遅れてあった。必死に押さえ続けていたものがペニスから一斉に放出されはじめてしまっていた。
「ああんっ、出てるぅっ!!」
三奈が歓喜の声をあげる。まるで火山が噴火したように、白く熱いマグマが彼女の胎内へこれでもかと注ぎ込まれていく。
大量の精液に子宮をノックされて三奈も絶頂を迎えた。暴れ続けるペニスを包むように膣が収縮する。彼から放たれるものを一滴でも多く搾り取ろうと妖しく蠢いた。
「う、ううう……」
壁に背中を預けながら、腰が抜けた卯稀の身体がずり落ちていく。やがてお尻がぺたんと床に着いた。そんな状態でもなお、彼の射精は止まらなかった。
そして卯稀が装着している装置のランプが激しく点滅する。
『チームリボーン・キング・リボーン・キング1回目の射精』
「これでまずは1回目。残りは2回ね。さあて、どうやってキングちゃんを料理しちゃおうかしら。このまま三奈ちゃんに絞り尽くさせるか、それとも私の舌で……って、あら?」
「あんっ、まだ出てるぅ……! そんなに気持ちよかったのぉ……? んもう、仕方ないなぁ……」
とろけた口調で卯稀に呟く三奈。その声に嫌悪の様子は全くない。普段の快活な彼女からは想像もできないような媚態ぶりである。しかし相手の卯稀は射精を続けたまま放心しており、彼女の言葉は耳に届いていなかった。
ここにきて梅雨は三奈の様子がおかしいことに気がついた。
「あの、三奈ちゃん?」
梅雨は三奈の肩を指でトントンとつついた。
「ぎゃあっ! あ、蛙吹!?」
男子とセックスをしているところを見られた三奈が慌てふためく。急いで卯稀から離れようとするが、粘液で手足が固まっているせいで今の体勢のままいるかしかなかった。
「お、落ち着いて三奈ちゃ……ん?」
三奈を見つめる梅雨の目が点になる。彼女の視線は三奈の下腹部に向けられていた。
卯稀の精でポッコリと膨らんだ三奈のお腹には、あるべきものがなかった。
「三奈ちゃんのイレズミが、消えた……?」
いまだ卯稀と繋がっている三奈は性感を感じているはずであり、ドラキュラの僕の証であるコウモリのイレズミが浮びあがっていなければおかしいのだ。
「へえ……? それはつまりどういうことかな?」
「どういうって、その……マスターが三奈ちゃんに施した洗脳が解けちゃったとしか……って、キングちゃん!?」
予想外の事態に驚きすぎた梅雨は、復活した卯稀の問いかけにあっさりと答えてしまった。
梅雨の言葉を聞いた卯稀はニヤリと微笑んだ。ついでに射精も止まった。
ここで三奈の身体に何が起きたのか説明しよう。
卯稀との交合中、三奈は快楽に流されて彼に身と心を預けてしまっていた。
ドラキュラに洗脳され、彼に全てを捧げた三奈にとってそれは許されないことである。しかしそれが現実に起きてしまった。
その結果、ドラキュラに植え付けられた支配の力は三奈の身体から霧散した。彼の僕の証であるイレズミも同時に消えてしまったのである。
前述したようにドラキュラの洗脳は対象をバッドステータスにするものだ。
バッドステータスは何らかの形で解消が可能だ。例えば三奈のようにドラキュラ以外に心身を許すことが該当する。
ちなみにドラキュラが生き血を啜ってから時間が経てばたつほど洗脳が解ける可能性は大きくなる。そのためドラキュラは定期的に僕の血を吸いなおす必要があった。
そして三奈の洗脳が解けたことは卯稀にとって嬉しい情報だ。うまくいけば三奈を自分の味方にすることができるのではと彼は考えている。少なくとも今の抱きつかれた状態だけは何とかする必要があった。彼は口先三寸で三奈を丸め込むことに決めた。
「これはいいことを聞いた。え~っと、芦戸三奈……だっけ?」
「な、なに……?」
「僕はね、君を助けにここへ来たんだ!」
「ええーーっ!?」
卯稀の言っていることは一応嘘ではない。成り行きとはいえ、三奈達をドラキュラから奪う予定なのだ。
「ウ、ウソよ! 騙されちゃだめよ三奈ちゃん!」
「外野は黙ってろし! コホン、いいかい三奈? 僕は君をUSJで見たときからずっと気になっていたんだ。そして君があの悪名高いドラキュラの性奴隷にされたと聞いて、いてもたってもいられなくなってここに来たんだ」
「キングちゃん! あなただって悪名高いし、マスターと同じことをしてるじゃない!」
「だから外野は黙ってろし! コホン、三奈……さあ、僕だけを見つめて、僕の声だけを聞いて」
「う、うん……」
すっかりムードに流された三奈には梅雨の言葉は届いていない。手ごたえを感じた卯稀は一気に畳みかけることにした。
「僕と一緒にドラキュラを倒して、クラスメイトの皆を救いだそう。そしたら僕と結婚してくれないかい? 二人っきりで大きなお家に住んで、子供をたくさん作ろう。いっぱい可愛がってあげるよ、三奈」
「ケ、ケッコン!!??」
三奈が驚いて叫ぶ。高校生になったばかりの彼女だ。求婚されるのはさすがに生まれて初めてであった。
「いいでしょ? 結婚しようよ。ケッコンしちゃおうよ。カッコカリでもいいよ」
卯稀は三奈の腰を軽く突き上げる。
腹にたっぷり注がれた精の感触と膣から拡がる甘い痺れに、三奈は先ほどまでの快楽とトキメキを思い出されてしまう。それは彼女の理性を削りとっていく。
三奈は恍惚とした顔を浮かべながら身を震わせる。彼女の胸は卯稀に対する甘酢っぱい気持ちで満たされていた。
「あ、う、うんっ……カッコカリ……カッコカリ、だったら……いい、かな……?」
はにかんだように微笑む三奈。彼女が冷静であれば突然の求婚を受けたりはしなかっただろうが、卯稀との交合でとろけた頭にはそこまでの判断力は残っていなかったのだ。
そんな彼女を見て、卯稀は心の中でほくそ笑んだ。
「よし、そうと決まればさっそく行動開始だ。え~っと、まずは僕から離れてくれるかい? このままだと動きづらくって」
「そ、そうだね……!」
卯稀に促され、三奈が個性を発動させる。手足から新しい粘液を分泌させて、固まっていた古い粘液を溶かしていく。
ようやく二人は身体を離すことが出来た。
「ふう……」
久方ぶりにペニスを外気に晒し、安堵の息を吐く卯稀。彼とは対照的に三奈は少し残念そうだ。
「さてと……」
卯稀がするどい目つきで梅雨を睨んだ。
「ケロッ!?」
二人のやり取りに呆気にとられていた梅雨が声をあげる。卯稀と三奈に取り囲まれ、梅雨の額からイヤな汗が流れる。
「三奈。いまの状況は分かってる?」
卯稀が問いかけると、三奈は首を縦に振る。
「とにかく今はこの悪趣味なゲームに勝たないとね。もし負けちゃったら、三奈は変態ジジイの奴隷に逆戻りだ。
心苦しいと思うけど、僕と一緒に目の前のクラスメイトと戦ってくれるかい?」
「う、うんっ、わかった……!」
二人は頷きあうと、梅雨に向かって同時に飛びかかった。
◇◆◇◆◇
『チームドラキュラ・蛙吹梅雨、絶頂しました』
あれから少しして。全裸に剥かれた梅雨が廊下に倒れていた。卯稀と三奈の二人に取り押さえられた彼女はその場で辱められたのだ。
梅雨のは全身は三奈が分泌したヌルヌルのローションまみれにされ、目からは光が消えかかっている。周囲には彼女のコスチュームが散乱していた。
協力してくれている三奈の心証を悪くしないために、卯稀は梅雨にペニスを挿入していない。
その代わり梅雨は全身余すところなく二人に可愛がられてしまった。その結果がこの有り様だ。
「ごめん蛙吹! 本当にごめん!」
梅雨の側で手を合わせて謝罪する三奈。いくらクラスメイトを助けるためとはいえ、無理やり襲ったことに罪悪感があるようだ。
「初めての共同作業完了っと。これで後は透ちゃんだけか」
「えっと、アタシあの子の隠れてるところ知ってるかも」
バスルームで逃がした少女のことを思い浮かべる卯稀の呟きに三奈が反応する。
「そうか。君たちはここで暮らしていたから、屋敷のことに詳しいんだね。じゃあ、透ちゃんの方をお願いできるかな? 僕はお茶子ちゃんを探したいんだ」
「それはいいんだけど……ねえ、リボーン・キング!」
「な、なんだい?」
神妙な面持ちで三奈が叫ぶ。その瞳は卯稀をまっすぐに見つめている。
先ほどとは雰囲気が変わった三奈の様子に少しとまどいながら卯稀は応えた。
「……アタシ、本当にキングを信じてもいいんだよね? さっきの言葉、嘘じゃないよね?」
「嘘じゃないよ」
「だったら約束して。このゲームに勝ったら、みんなを解放するって。ちゃんと八百万達の洗脳も解いて、お家に帰すって!」
三奈の言葉に卯稀は驚いた。今までの言動から少しバカっぽい子なのかと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
時間が経って落ち着いてきたおかげか、卯稀の言動に疑いを持ったようだ。
それは当然である。卯稀ことリボーン・キングはUSJで百を洗脳し、この事態を作り出した元凶ともいえる存在だ。そんな彼が言うことなど本当に信用できるのだろうか。きっと三奈はそう考えたのに違いないと卯稀は思った。
それにしても出てきた要求が全員の解放とは。
彼女はどれだけクラスメイト思いなのだろうか。これから自分の身がどうなるかすら、まだ分からないというのに。
やれやれと言った様子で、卯稀は息を吐き出した。
「いいよ。愛しい三奈との約束だからね。絶対に守るよ」
「ほ、本当!?」
「本当だよ」
「もし嘘だったら承知しないからね! そ、その……ケッコンカッコカリもオコトワリだからね!」
そう言うと三奈は卯稀に背を向けて一目散に駆けだしてしまった。彼女の頬は真っ赤になっていたのだが、卯稀からは見ることはできなかった。
「あっ、おい……! 嘘じゃなかったらケッコンカッコカリはいいんだ……」
卯稀は自分の頬をポリポリと掻いた。どうやら結婚云々の話も本気にされてしまったらしい。
やっぱりおバカな子なのだろうかと卯稀は思った。
だがまあ、そんなことはどうでもいい。
卯稀はそのうち三奈も百達のように洗脳してしまうつもりなのだ。彼女がどう思っていようが関係は無い。
「さあて……」
気持ちを切り替えた卯稀は床に倒れたままの梅雨に顔を向ける。そしてニヤリと笑った。
◇◆◇◆◇
屋敷内の別の場所。延々と続く長い廊下をお茶子が一人で歩いている。
彼女はキョロキョロと辺りを見回すと、大声で叫んだ。
「あかん! 完全に迷った! ここどこーっ!?」
梅雨の罠にかかって落とし穴に落とされた後、お茶子は屋敷の廊下に放り出された。
それから彼女は仲間達と合流するべく歩き続けているのだが、いっこうに誰とも会う気配はなかった。
「おまけに私がこうしてるうちにどんどんゲーム進んじゃってるし、いったいどうしたら……」
誰かが絶頂させられたことは館内に逐一放送されている。
ゲームの参加者達が続々と脱落していっていることはお茶子の耳にも届いていた。
「八百万さんも耳郎さんもやられちゃったし、もし私が負けちゃったら……」
メイド服姿でオモチャにされていた梅雨達の姿を思い出し、お茶子の背筋に悪寒が走る。
「……って、弱気になっちゃいかん! 大丈夫! だいじょうぶ! ダイジョーブ!! だいじょーーーーーーーーぶっ!!!」
絶叫しながら、非常口の標識の走る人物のポーズをするお茶子。
こうでもして自分を鼓舞していないと、プレッシャーでどうにかなってしまいそうだ。
一分ほどそのままの姿勢をとっていたお茶子は大きくため息をつくと、再びトボトボと歩きはじめる。
廊下の角を曲がろうとして、お茶子は誰かとぶつかった。
「きゃっ! ごめんなさい! 私ちょっとボーっとしてて……って、あれ!?」
「麗日さんっ! よかった、ご無事でしたのね……!」
そこに立っていたのは百であった。彼女は首輪しか身に着けていない格好である。
百はお茶子を見て、顔を綻ばせた。
「うんっ、私は何とか……一人でずっと迷っちゃってて……っていうか、八百万さんは平気なん!? ほら、さっき放送で……」
お茶子の問いかけに百の顔が曇る。
「はい、お聞きの通りマ……ドラキュラさんに敗北してしまいました。ですが、何とか逃げてきましたの」
「そうだったんだ……」
百の話にお茶子が拳を固く握る。もしその場に自分がいれば助けられたかもしれないと思うと、悔しさがこみ上げてくる。
「私が来たからにはもう大丈夫ですわ。さあ、ご主人様のところまで一緒に参りましょう」
百が優しく微笑みながら、お茶子に右手を伸ばす。お茶子はその手を握ろうとして、直前で止めた。
お茶子の様子に百は不思議そうに首を傾げる。
「いかがされました? 麗日さん」
「あっ、あのっ、八百万さん……!」
顔を真っ青にして百に問いかけるお茶子。
百は相変わらず優しい笑みを浮かべている。
「八百万さんの首から血が……」
お茶子は喉から声を絞り出した。彼女が指摘したとおり、百に巻かれた首輪の下から少量の赤い血が滲んでいたのだ。
「あら……これですか? ちゃんと手当したつもりだったのですが……じつは先ほどドラキュラさんに首を噛まれてしまいまして、血を頂かれてしまいましたの」
「首を……噛まれて……!?」
ドラキュラに血を吸われたものは彼の僕にされてしまう――お茶子は梅雨からそう聞かされていた。
百から視線を外さずに、お茶子がゆっくりと後ずさる。
「麗日さん、いったいどこへ? そちらはご主人様のいる方向ではありませんわ」
「ねえ八百万さん! 八百万さんの言うご主人様って、キング様のことだよね!?」
「まあ麗日さんったら、おかしなことを仰いますのね」
百は口に手を添えてクスクスと笑う。そして目を細めながら呟いた。
「私の主は、ドラキュラ様ただお一人ですわ――」
「ひ、ひぃっ!」
百が冗談でこんなことを言うはずがない。
怯えたお茶子が再び後ずさると、背中が何かにぶつかった。
お茶子が恐る恐る振り返った先には響香が立っていた。彼女も百のように全裸に首輪という格好だ。
「二人ともやっと見つけた……って、どしたの麗日? 顔が真っ青だけど」
のんきな口調でお茶子に話しかける響香。
「耳郎さんっ! 八百万さんがドラキュラに噛まれ――」
そこまで言ってお茶子は口をつぐんだ。二人の敗北がたて続けにアナウンスされていたことを思い出したのだ。
もしかすると二人は一緒にドラキュラと戦ったのではないだろうか。そしていっぺんに――お茶子の頭の中を悪い考えがよぎる。
お茶子は響香を見つめながら、壁際に後ずさった。
「あ、もう気づいちゃったんだ? 大人しく騙されてりゃよかったのに」
響香が唇をつり上げながら個性を発動させる。彼女の耳たぶが素早く伸び、あっという間にお茶子を拘束した。
「い、いやあああっっ!」
「まったく。私を信じて着いてきてくだされば、こんなことをしなくてもすみましたのに」
そう言いながら百も個性を発動させる。彼女の脇腹から、鉄製の大きな手袋のようなものが創造された。その手袋はそれぞれが太い鎖で繋がれている。
「お懐かしいでしょう? 前にUSJで麗日さんを捕まえた時と同じ拘束具ですわ」
百は拘束具を拾い上げると、身動きがとれないお茶子に近づいた。
「いやっ、やめてぇっ! 八百万さんっ、耳郎さんっ、正気に戻ってぇ!」
何とか逃れようとするお茶子だが、響香の耳たぶが強く締め付けてきてどうすることもできない。
響香によってお茶子の両手が後ろに回される。その上から百が拘束具をはめ込んだ。
ガチャリという金属音が無情に響いた。
「これでもう麗日さんは個性を使えませんわ。このままマスターの所へ連れて行きましょう」
「ドラキュラのところに!? そんなこと、させな、あぁっ!」
なおも反抗的なお茶子の首に響香の耳たぶが巻きついた。そのまま首をキュッと絞められてお茶子が呻く。
「う、あぁっ……!」
お茶子はしばらく苦しそうにしていたが、やがて意識を失い、ガクッと首を落とした。
「耳郎さん。気絶させてしまっては拘束具を産み出した意味がありませんわ」
「この方が確実だって。それよりもさ、ここで麗日をヤっちゃわない? そしたらマスターの勝ちになるんでしょ?」
耳たぶを元のサイズに戻しながら、響香がお茶子を指差す。ドラキュラに洗脳された彼女にはお茶子に対する仲間意識は残っていない。なんのためらいもなく、この場でお茶子を絶頂させることを百に提案していた。
「いけませんわ。麗日さんを犯さずに連れて来いと、マスターが仰っていたでしょう?」
「あー、そうだったっけ。それじゃ邪魔が来ないうちに運んじゃおっか」
「そう致しましょう。ふふふっ、もうすぐ麗日さんも私達の仲間になれますのね」
「みんな揃ってマスターにご奉仕するのが楽しみだよ」
お茶子を抱き起しながら百と響香がそれぞれ邪悪な笑みを浮かべる。
かつての仲間達の手によって、お茶子はドラキュラの待つ寝室へと運ばれていくのであった。
※現在のゲームの状況
●チームリボーン・キング
リボーン・キング:△(射精回数1回)
八百万百:×(絶頂→洗脳されてドラキュラの僕に)
耳郎響香:×(絶頂→洗脳されてドラキュラの僕に)
麗日お茶子:○(百達によってドラキュラの寝室へ運ばれる)
●チームドラキュラ
ドラキュラ:○(射精回数0回)
蛙吹梅雨:×(絶頂)
芦戸三奈:×(絶頂+ドラキュラの洗脳が解けてキングとケッコンカッコカリ)
葉隠透:○ (逃走中)
お読み下さり、ありがとうございました。
続きも近いうちに投稿します。
あと、今までの話を読み返してみて、気になったところを直してます。
それでは。