※この作品はR-18です。

ヤオヨロズ・リボーン   作:ぽんぴん

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お待たせいたしました。
続きを投稿します。


No.14 ゲーム終了

「いまさら出てきおったか。だが、もう手遅れじゃ。二人とも若造の相手をしてやれ」

 

 寝室に現れた卯稀を排除すべく、ドラキュラが百と響香に命令する。

 二人は素早くベッドから駆け下りると卯稀の前に立ちはだかった。

 

「あら、どなたかと思えば……『元』ご主人様ではありませんか。誠に申し訳ございませんが、ただいま取込み中ですのでお引き取りいただけませんか?」

 

「そうそう。いまお楽しみ中なんだからさ、空気読んで帰ってくれない? 『元』ボス」

 

 ドラキュラの個性で支配された彼女達には、卯稀に対する愛情は残っていない。かつての呼び名にわざわざ「元」をつけている点からもそれが伺えた。

 

「うっわー、なんかちょっとショック。二人とも後でお仕置きね。それから帰るわけにはいかないよ。お茶子ちゃんを助けて、ゲームにも勝たないといけないからね」

 

「あくまでマスターの邪魔をするおつもりですのね」

 

「ねえヤオモモ、ちょん切る? こいつのちょん切っちゃう?」

 

「なんか耳郎ちゃんが物騒なこと言ってる!?」

 

 悪寒を感じた卯稀が慌てて股間を押さえた。勃起剤によって機能を回復した彼のペニスはすでに戦闘態勢に入っている。ちょん切りやすい状態であった。

 

「百、響香。せっかく若造が来たんじゃ。こいつから精を搾り取ってしまえ」

 

「かしこまりましたわ。耳郎さん!」

 

「あんま気が進まないけど、分かった!」

 

 百の言葉を受けて響香が個性を発動する。かつてお茶子にしたように耳たぶを伸ばして卯稀を拘束しようとした。

 

「おおっと!」

 

 卯稀は素早く横に飛び、響香のイヤホン・ジャックを回避する。

 しかしそこには百が待ち受けていた。

 

「捕まえましたわ!」

 

 飛んだ勢いのまま百にキャッチされ、彼女を押し倒す格好になる卯稀。百に後ろから頭を押さえられ、彼の顔が彼女の大きく柔らかいおっぱいに埋まる。

 卯稀は脱出しようとジタバタと藻掻くが、あまりの気持ちよさに本気で力を入れることができない状況だ。

 すかさず耳郎が卯稀の後ろに取り付き、彼のペニスをしごき始める。不意の刺激にペニスがビクビクと反応し、ますます固くなっていく。

 

「ふぇっふぇっふぇっ、これで若造もお終いじゃ。ほれ、お茶子よ。あいつが無様に精を吐くところをたんと見るがいい」

 

「キング様ぁっ! 負けないでぇっ! ふぁあっ!?」

 

 ドラキュラは姿勢を変え、動けないお茶子に三人の様子を見せつける。卯稀に声援を送るお茶子の胸を揉み、彼女を嬲ることも忘れなかった。

 

「んふふ……どうですか? 『元』ご主人様? 貴方が大好きだったおっぱいですわ。このままおっぱいに溺れて、お漏らししてしまうといいですわぁ……って、ひぅっ!?」

 

 勝ち誇っていた百の顔が快楽に歪む。ジタバタしていたはずの卯稀が百の両方の胸を鷲掴みにしていた。そのままグニグニと緩急を入れてこね回す。

 快楽に反応する百の股間のイレズミが急激に輝きを増していった。

 

「あぁっっ、あひっ、あんっ、あ、あぁっ! 駄目、だめっ、お、お止めになって!? ああぁっ!?」

 

「ちょっ!? ヤオモモ!?」

 

 卯稀に胸を揉まれ、百は我慢できずに全身をくねらせた。ジンジンと甘い痺れが広がり、顔がとろけていく。卯稀の頭を押さえていた両腕も力なく床に落ちてしまっていた。

 百の嬌声に驚いた響香が顔を上げる。そこには卯稀に乳首を吸われ、悶絶する仲間の姿があった。

 

「ん、んんんぅっ! ちくび、ちくびはぁぁっ、ゆ、ゆるしてくださ……! あ、あ、……はああぁぁぁっっっ!!」

 

 あっという間に絶頂を迎え、百の身体が激しく痙攣する。

 

「ぷはぁ……まったくさあ、どんだけ僕がこのおっぱいを味わったと思ってるの? 弱点は全部把握済みだよ」

 

「あ、ひ、ひぃ……」

 

 ようやく百の乳首から口を離す卯稀。

 無理やり果てさせられた百は息も絶え絶えだ。絶頂の余韻で意識を失い、しばらくは行動不能に追い込まれてしまっていた。

 

「次は耳郎ちゃんの番だよ」

 

「ひぃっ!」

 

 嬉しそうな卯稀の声に響香が顔を青くする。

 彼女も卯稀とさんざん身体を重ね合わせた関係だ。恐怖のあまり、卯稀のペニスから手を放してしまうのも無理はなかった。

 

「うーむ、若造め。思ったよりもやるわい。名残惜しいが、そろそろ終わりにするかの」

 

 響香も百の二の舞になると予想したドラキュラがゲームの幕引きを決断する。

 お茶子に止めを刺すべく、彼女の股間の張り子に手を伸ばした。

 

「おっと。そうはいかないよ!」

 

 ドラキュラの動きを察知した卯稀が叫んだ瞬間、天井から赤く細長く伸びた物体がドラキュラ達に目がけて急降下する。

 

「なんじゃっ!?」

 

「きゃああっ!?」

 

 その細長い物体がお茶子の腕に巻き付き、彼女を勢いよく引っ張り上げる。

 突然のことにドラキュラの判断が遅れた。お茶子の身体はドラキュラの腕の中から抜け出し、空中に宙ずりとなる。

 

「貴様……!?」

 

 天井を見上げたドラキュラが顔をしかめる。その視線の先には彼の良く知る少女の姿があった。

 

「つ、梅雨ちゃんっ!?」

 

 同様に上を見上げたお茶子が目を丸くする。

 ドラキュラからお茶子を救い出したのは蛙吹梅雨であった。彼女は個性を使って寝室の天井にピットリと張り付いている。同じく個性で伸ばした長い舌がお茶子の腕を絡めとっていた。

 梅雨は今日初めて卯稀達と会った時と同じく、ヒーローコスチュームを身にまとっている。特徴的な形をしたゴーグルも頭にちょこんと装着されていた。

 

「ビックリさせちゃってごめんなさい、お茶子ちゃん。よく頑張ったわね。もう大丈夫だから安心してちょうだい」

 

 梅雨は舌を巻き取り、両腕でしっかりとお茶子を抱きとめると、天井からドラキュラのベッドの下へ降り立った。ドラキュラに何かされないよう、距離は十分にとっている。

 お茶子をベッドに寝かせた梅雨は、彼女を庇うようにドラキュラの方に体を向けた。

 

「梅雨……貴様まさか」

 

 梅雨とドラキュラがにらみ合い、二人の間に緊迫した空気が漂う。梅雨の背中を見ながらお茶子もゴクリと喉を鳴らした。

 

「そうだよー、さっき梅雨ちゃんもゴックンさせてもらったよ。まあそっちも同じことしてたんだから文句は言えないよね?」

 

「ふぁあぁっ!? ご、ごめんなさいマスターっ! ウチ、敵のチンポでっ、イカサレチャウウゥッッ!!」

 

 のんきにドラキュラに声を掛けながら、勢いよく腰を振る卯稀。その下では響香が四つん這いの姿勢にされて卯稀のペニスを突っ込まれていた。

 卯稀のお仕置きセックスによって、響香は膣内の弱いところだけを執拗に責め続けられている。激しい快楽に響香は抵抗することも出来ず、卯稀の為すがままだ。すでに息は上がり、顔もとろけきってしまっている。陥落寸前であった。

 

 ちなみに先ほどの説明のとおり、卯稀は個性を使って梅雨を洗脳していた。

 今までのゲームでは必ずドラキュラが女子を倒していたと梅雨から聞いた卯稀は、彼女と共にドラキュラの寝室へ向かった。寝室ではドラキュラ達がお茶子を嬲っている最中であった。卯稀は先に梅雨を室内に潜入させ、彼女がスタンバイ出来たところで声を出して登場してみせたのである。

 

「ふむ。じゃがまあ、大した問題ではないわ。また血を吸って躾し直してやるだけじゃ」

 

 ドラキュラの目が紅く禍々しい光を放ち始める。

 

「そう上手くいくかしら」

 

 ドラキュラの言葉に梅雨が目を細める。ドラキュラから、相手の自由を奪う閃光が発せられたのはその次の瞬間であった。

 

「ふぇっふぇっふぇっ……梅雨よ。これで貴様もワシの操り人形じゃって、なんじゃとっ!?」

 

 瞳の色が戻ったドラキュラが驚愕する。彼の視界から梅雨の姿が消えていたのだ。

 

「ここよ」

 

 梅雨がドラキュラの背後から彼の両腕を取り押さえる。彼女は怪光線が放たれる寸前に蛙のように大きくジャンプして、ドラキュラの頭上を飛び越えていた。怪光線で視界が真っ赤になっていたドラキュラはそれに気づくことができなかった。

 

「ワシの切り札をよく知っておったのう、さては若造の入れ知恵かっ!」

 

「そうよ。ここに来る前に貴方のことを色々と教えてもらったわ」

 

 焦った様子のドラキュラに、梅雨が頷く。

 卯稀は日頃から様々な情報をネットで収集している。ドラキュラの切り札についても、とある匿名掲示板に立てられた「元ドラキュラの使用人だけど何か質問ある?」というスレの主が暴露していたものを目にしており、そこで得た情報を梅雨に伝えていたのである。

 

「あのね、私はすごく怒ってるの。貴方は私のお友達に色々ひどいことを沢山してくれたわね。今からお返しをさせてもらうわ」

 

 梅雨はドラキュラのペニスに向かって長い舌を飛ばした。あっという間にペニスに巻き付いた舌が細かく震えだす。

 ヌルヌルとした感触とバイブのような刺激を受けて、ドラキュラは股間を大きくした。

 

「ぐうぅっ……!」

 

 今まで何度も梅雨を辱めたドラキュラであったが、こんなふうに責められるのは初めてだ。未知の快感に思わず声を漏らしてしまう。

 そんなドラキュラの様子に手ごたえを感じた梅雨が舌の振動を強めていく。

 

「ぐ、ぐあぁぁぁっ!?」

 

 みるみるうちに射精感がこみあげ、ドラキュラが吐精する。ペニスから放たれた大量の白い体液がベッドシーツを汚していった。彼の腕の装置の点滅に応えるように、室内のスピーカーから音声が流れ出す。

 

『チームドラキュラ・ドラキュラ1回目の射精』

 

「……まずは三奈ちゃんと透ちゃんの分よ」

 

 梅雨達がゲームに勝つには、ドラキュラを残り2回射精させることが必要だ。彼女は舌を休めることなく、次の手を繰り出した。

 

「貴様っ……!? 少しは、休ませんかぁっ……! 出したばかりで、びんか……うぅっ!」

 

 今度は梅雨の舌がペニスを包むように広がりだす。パクっとペニス全体を吞み込んだような状態になると、舌が器用に上下に収縮する。

 ドラキュラは腰を少しも動かしていないが、まるで膣内に挿入したような感覚に襲われていた。初物のようにキツキツに締め上げられたかと思えば、次はまた違った角度から押さえつけられる。予測不能な刺激に、ドラキュラはどうすることもできない。

 先ほど射精したばかりだというのに、もう次の弾がそこまでせり上がってきてしまっていた。

 

「ぐ、ほぉぉっっ……!?」

 

 ペニスがビクンと震えたかと思うと、先端から精液があふれ出る。ペニスを包み込んだ舌の隙間から白い液体が滲み出す。梅雨が舌の包みを開くと、ダムが決壊したみたいに大量の精液がこぼれていった。

 

「次は百ちゃんと響香ちゃんの分」

 

 スピーカーから放送の際に発生するノイズが流れはじめる。まもなく流れるアナウンスに、梅雨は耳を澄ませた。

 

『チームドラキュラ・ドラキュラ2回目の射精』

 

『チームリボーン・キング・リボーン・キング2回目の射精』

 

「えっ」

 

 2つめの内容に驚いた梅雨が室内を見回す。

 そこには梅雨に向かって床に土下座する卯稀の姿があった。その側にはグッタリした響香が倒れている。大きく開かれた彼女の股間から、膣内に収まりきらなかった精液が逆流していた。

 

「耳郎ちゃんの中が気持ちよすぎて我慢できませんでした」

 

 お仕置きと称して響香を犯していた卯稀だったが、ついつい調子に乗ってしまい、ゲーム中であることを忘れて響香に中出しをしてしまっていた。

 梅雨はドラキュラを責めることに集中していたため、放送があるまで気づくことはなかった。

 

「……卯稀ちゃん。ドラキュラは私に任せて、お茶子ちゃんを介抱してあげて。まだ辛そうなの」

 

「り、了解しました!」

 

 梅雨にジト目で睨まれた卯稀が慌てて立ち上がる。急いでベッドによじ登り、倒れているお茶子を抱きかかえた。

 

「お茶子ちゃん、大丈夫?」

 

「あ……キン、さまぁ……っ」

 

 頬を真っ赤に染め、お茶子が辛そうにつぶやく。彼女の股間には張り子が中途半端に挿入されたままであった。

 卯稀はお茶子が達してしまわないよう慎重に張り子を引き抜く。張り子の先端はお茶子の愛液でベトベトで、秘所との間に何本もの糸を引いていた。どれだけ彼女が感じさせられたのかが一目で分かった。

 

「キンさま、キン、さまぁ……っ!」

 

 ようやく身体が動くようになってきたお茶子が卯稀に抱き着いた。先ほどまでの凌辱を耐え抜いた彼女を労うように、卯稀はお茶子の背中を優しく撫でた。

 これが平時であれば慰めセックスの一発でもしてあげたいところだが、今はまだゲームの最中だ。先ほど梅雨に睨まれたばかりで、そんなことをするわけにはいかなかった。

 仕方ないのでしばらくこのままでいようと思った卯稀はお茶子の様子がおかしいことに気付いた。

 いつの間にかお茶子が卯稀のペニスをまさぐっていたのだ。

 

「はぁっ、はぁっ……キング様のにおい、キング様の胸板、キング様のおちんちん……!」

 

「お、お茶子ちゃん……?」

 

 不穏に思った卯稀がお茶子の頭を上に向かせる。彼女の顔は発情した雌の表情を浮かべていた。頬は紅潮し、口元からはヨダレが垂れている。うるんだ瞳は卯稀をジッと見つめ、ハートマークが浮かんでいた。お茶子の理性が吹っ飛んでいるのは一目瞭然だ。

 卯稀に奴隷にされてからセックスまみれの生活を送っていたお茶子だが、卯稀が一時的に不能にされたせいで昨夜からお預け状態であった。しかもゲーム中の凌辱で寸止めを2回も味あわされたばかりだ。そんなところへ愛しのご主人様に裸で抱きしめられ、お茶子の性欲は爆発した。

 

「キングさまぁっ、私がんばった、がんばったからぁっ……ご褒美くださいぃっ!」

 

「ちょっ!?」

 

 お茶子が力任せに卯稀を押し倒す。卯稀の上にまたがり、雄々しく勃起したペニスを挿入しようと腰を浮かせていた。

 

「わーっ!? ちょっと待って!?」

 

 慌てた卯稀がお茶子を押しのけようとする。卯稀チームは彼かお茶子のどちらかが絶頂したら敗北である。この状況でセックスをするわけにはいかなかった。

 

 この状況を離れたところから見て慌てたのが梅雨である。彼女はドラキュラに止めを刺すべく、新たな舌責めの準備をしているところだった。

 

「卯稀ちゃんにお茶子ちゃん!?」

 

 押し合いをしている二人を見て驚いた梅雨は、ドラキュラを押さえている腕を緩めてしまう。そこを見逃すドラキュラではなかった。

 ドラキュラは老人とは思えない素早さで拘束から抜け出すと、逆に梅雨を押し倒した。

 

「ケロっ!?」

 

「形勢逆転じゃな……もう一度、奴隷に堕としてやろう」

 

 ニヤリと笑うドラキュラの口元で鋭い牙が光る。

 梅雨のヒーローコスチュームは首元まで布で覆われたデザインだが、そんなことは関係ない。ひとたび噛みつかれてしまえば、梅雨はあっという間に生き血を吸われてしまうだろう。

 あともう少しだったのに。そう思った梅雨の顔が苦渋に染まる。

 

「ふぇっふぇっふぇっ、これでお終いじゃ!」

 

「あぁっ!?」

 

 梅雨の首筋に噛みつこうと、ドラキュラが襲い掛かる。

 その瞬間が直視できず、梅雨はギュッと目をつぶった。

 

「……ケロっ?」

 

 おかしい。いくら待っても首を噛まれた感触が来ないことを不思議に思った梅雨が目を開ける。

 そこには口を開けたまま固まったドラキュラの姿があった。なぜか彼の顔色は蒼白で、額からは玉のような脂汗が流れている。

 

「こ、こしが……」

 

 絞るような声でドラキュラが呻いた。

 最初に百を襲った際、響香に吹っ飛ばされたドラキュラは腰を痛めてしまっている。なんとかだましだましにゲームを続けていた彼であったが、梅雨を押し倒した時の激しいアクションが原因で、今度こそ完全に腰を痛めてしまったのだ。梅雨に噛みつこうとした姿勢のまま、ドラキュラは一歩も動けなくなってしまった。

 

「よく分からないけど、チャンスだわ!」

 

 ドラキュラの拘束から抜け出した梅雨が再び舌技の準備を始める。幸いにも梅雨の舌はドラキュラに巻き付いたままだ。そのまま締め上げてペニスを固くさせた梅雨は次の段階に入る。

 

「これで全部お返しできるわ。最後は私の分よ」

 

 梅雨は舌の先をすぼめて、限りなく細くする。その間にも舌でグルグル巻きにしたペニスを締め付けることは忘れない。三度高まった射精感にドラキュラのペニスがビクビクと震えた。

 頃合いを見計らった梅雨は、細くした舌をペニスの先端部分――亀頭の穴の中へ突っ込んだ。尿道をほじくられ、ドラキュラが固まったまま呻いた。

 

 ちょうど同じころ、卯稀とお茶子の攻防も続いていた。すっかり頭の中がピンク色になったお茶子が卯稀のペニスを狙い続けている。

 

「はぁっ、はぁっ、キングさまぁっ……! お願いだからぁっ、入れさせてくださいぃぃっ!」

 

「だからダメだって、お茶子ちゃ……! やばっ!?」

 

 お茶子を払いのけようとした卯稀の手が滑った。

 それを見たお茶子が一気に腰を落とす。卯稀のペニスがあっと言う間にお茶子の胎内に吞み込まれていく。

 待ちわびていた感触にお茶子の全身が歓喜で震える。

 

「き、きたあぁっ! キンさまの、おちんちん、あ、イ、あああああああああああぁぁっ!!!」

 

「う、あ、ああああっ……!?」

 

 焦らされ続け、火照り切ったお茶子の身体が念願の絶頂を迎える。膣内に思い切り締め付けられ、ついでに卯稀も精を吐き出していた。

 そして彼らと同じ瞬間に絶頂した人間がもう一人いた。ドラキュラである。

 

「ぐ、うううっ……!」

 

 固まったままの姿勢のドラキュラのペニスから大量の精液が噴き出していた。腰の痛みと射精の快楽で訳が分からなくなった彼の意識が遠くなる。とうとう白目をむいて気絶してしまうのであった。

 ベッドに倒れこむドラキュラを見た梅雨が慌てて卯稀達の元へ駆け寄る。

 

「二人とも大丈夫!? こっちはどうしてこんなことになっちゃってるのかしら!?」

 

「僕が聞きたいよ……」

 

 疲れきった声の卯稀。起き上がった彼の腕の中では、満足そうな表情のお茶子が静かに寝息を立てている。すでにペニスが引き抜かれた秘所からは白い雫が零れていた。

 

「で? けっきょくゲームはどっちが勝ったの?」

 

「しっ、待って卯稀ちゃん。放送が始まるわ」

 

 梅雨が卯稀の口に人差し指を当てると、スピーカーからノイズが流れはじめた。

 

『チームドラキュラ・葉隠透、絶頂しました』

 

「「えっ」」

 

 想像していた答えと違い、二人の声が重なる。

 

「どういうこと? 透ちゃん、ムラムラして自分でしちゃったとか?」

 

「そんなわけないでしょ……たぶん三奈ちゃんのおかげよ」

 

「ああ! 忘れてた!」

 

 梅雨の言葉に納得した卯稀がポンと手を叩いた。

 彼の記憶が確かなら、三奈は透の居場所に向かっていたはずだ。経緯はよく分からないが、同じくらいのタイミングで透を倒してくれたらしい。

 

『チームリボーン・キング・麗日お茶子、絶頂しました』

 

『チームドラキュラ・ドラキュラ3回目の射精』

 

『チームリボーン・キング・リボーン・キング3回目の射精』

 

『只今をもちまして、ドラキュラ主催・第072回イかせあいっこゲームは終了しました。

 全員絶頂しましたが、チームドラキュラの方が先に女子が全滅しましたので、優勝はチームリボーン・キングです。おめでとうございます』

 

 立て続けに流れた放送内容に、卯稀が固まる。

 

「……あれ? これってイった順に放送されてるんだよね? もしかして三奈ちゃんがやってくれなかったら、僕たち負けてた……?」

 

 卯稀の呟きに梅雨がこくんと頷いた。

 

「あっぶねえええぇぇっ!?」

 

「三奈ちゃんに感謝しないといけないわね……そうだ、卯稀ちゃん。これから三奈ちゃんをどうするつもりなのかしら?」

 

「え、三奈ちゃん? もちろん後で洗脳しちゃうけど?」

 

 卯稀の言葉に梅雨が眉を八の字にする。どうやら気になることがあるようだ。

 

「私もさっき知ったばかりだけど……卯稀ちゃんの個性って、相手を丸呑みにして強力な胃液で溶かしちゃうわよね? 思い出してほしいんだけど、三奈ちゃんの個性って――」

 

 梅雨が何かを言いかけた途中で、誰かが寝室へ飛び込んでくる。

 現れたのは三奈だ。ここまで急いで来たのだろう。彼女はハアハアと荒い息をしている。その両腕には失神した透が抱きかかえられていた。

 

「リボーン・キング! あたし頑張ったよ!」

 

 歯を見せて満面の笑みを浮かべる三奈。それとは対照的に梅雨は心配そうな顔で卯稀を見つめるのであった。

 

※ゲーム終了時の状況

 

●チームリボーン・キング

 

リボーン・キング:×(射精回数3回)

 

麗日お茶子:×(絶頂)

 

蛙吹梅雨:×(絶頂→洗脳されて卯稀の僕に)

 

芦戸三奈:×(絶頂+ドラキュラの洗脳が解けてキングとケッコンカッコカリ)

 

●チームドラキュラ

 

ドラキュラ:×(射精回数3回)

 

葉隠透:× (絶頂)

 

八百万百:×(絶頂→洗脳されてドラキュラの僕に)

 

耳郎響香:×(絶頂→洗脳されてドラキュラの僕に)




お読み下さり、ありがとうございました。
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