ステイホームしていたら1話分できたので、続きを投稿しちゃいます。
「あれっ、蛙吹!? さっきはごめん! 大丈夫だった!?」
ドラキュラの寝室へ駈け込んできた三奈が改めて梅雨に謝罪する。ゲーム中とはいえ、梅雨を辱めてしまったことに三奈は罪悪感を抱いていたのだ。
「大丈夫よ三奈ちゃん。ゲーム中の出来事だから気にしないで。あと、私もドラキュラから解放されたのよ」
「本当っ!? 良かったっ、本当に良かったぁ……!」
嬉しさのあまり、透を抱きかかえたまま三奈は泣き出してしまった。
その様子を卯稀は生暖かい目で見つめている。たしかに梅雨はドラキュラの支配から逃れることはできた。だが同時に卯稀に洗脳されてしまっている。
三奈もドラキュラから解放された身だが、まだ卯稀に洗脳されていない。セックスを通じて卯稀に好意を抱いているのと、クラスメイト達を助けるため一時的に卯稀に手を貸しただけである。
このタイミングで卯稀が梅雨を洗脳したことがバレると三奈が何をしだすか分からない。注意が必要であった。
「すみません! ちょっと通してください!」
号泣した三奈を押しのけて、ドラキュラの使用人達が寝室へなだれ込んでくる。ベッドの上で気絶している主人を発見すると慌てて抱き起した。
「ド、ドクターを呼べー!」
真っ青な顔をした使用人が叫ぶ。あっという間に寝室は喧騒とした空気に包まれた。
腰をやってしまったドラキュラの症状は重く、しばらく面会謝絶となってしまった。
本来であればゲームの景品である少女達の受け渡しなど、もろもろの作業が必要だったが全て翌日へ持ち越しとなる。
夜が更けてきたこともあり、卯稀達はそれぞれ個室に案内されて一夜を明かすことになった。ちなみに失神したきりだった百達も使用人によって寝室から連れ出されていった。
◇◆◇◆◇
「ふう……」
運ばれてきた夕食を済ませ、卯稀は個室のベッドの上で横になった。個室といってもそれなりの広さがあり、ベッドも人間二人が楽に寝られるほどの大きさである。
今日やるべきことがもう卯稀には思いつかなった。
ゲーム中に失神したままだったお茶子の様子を見に彼女の部屋へ行ったが、ちゃんと身体をきれいにされてベッドの中で静かに寝息を立てていたので卯稀は安心した。同じく失神していた百と響香も同様であった。三奈と梅雨は意識がちゃんとしていたので、卯稀は彼女達とは会わずに自分の部屋へ戻っていた。ちなみに透のことは完全に忘れている。
「寝よ……」
卯稀は明かりを消すとベッドに潜り込んだ。
思い返してみれば、一人きりの静かな夜は久しぶりだ。百を洗脳して奴隷にして以来、彼は毎晩のように彼女と朝になるまで交わる日々を送っていた。響香とお茶子が奴隷に加わってからも同様だ。
今日はゲームで疲れていたこと、お腹が満腹になったことが重なって卯稀の瞼が重くなる。深い眠りに誘われて、彼は意識を手放した。
それからどれくらいの時間が経っただろうか。ふと卯稀は目を覚ました。
まだ窓の外は真っ暗で起きるには早すぎる。ふたたび眠りに落ちようとした卯稀だが、彼はどこかおかしいことに気づいた。股間がなにか生暖かいものに包まれている感触がしたのだ。
一瞬で卯稀の意識が覚醒する。薄暗い室内に目を凝らすと、掛け布団が自分の腰辺りで大きく盛り上がっているのが分かった。
もしかしたら曲者が侵入したのかもしれない。卯稀は勢いよく掛け布団をどかすと、枕元のスイッチを押して部屋を明るくする。
「ケロっ!?」
掛け布団の下に居たのは梅雨であった。いきなり室内が明るくなってビックリした顔をしている。おまけにいつのまにか卯稀はズボンとパンツを脱がされており、むき出しになったペニスを梅雨が口に咥えているところであった。
「お前かっ! 何ごとかと思ったわっ! ってか、なんで僕のチンチンをしゃぶってるんだよ!?」
慌てて起き上がった卯稀が後ろに後ずさる。彼のペニスは梅雨の唾液でベトベトになっていた。しかもギンギンに勃起している。精液は付着していないので、抜かれたわけではなさそうだ。
「ご、ごめんなさいっ! 気を悪くしたなら謝るわ! こ、これには深い理由があるのよ!」
「へぇ~……ちなみにどんな理由かな?」
「……ちょっとムラムラしちゃったの」
「ぜんぜん深くないじゃん!?」
あきらかに狼狽した様子の梅雨を卯稀が問い詰めると、とんでもない答えが返ってきた。
最初は嘘かと思った卯稀だが、頬を赤らめて恥ずかしそうにする梅雨を見ているとだんだん本当のように思えてくるのであった。
よく見れば梅雨は着ているパジャマのボタンが外れており、大きめの胸がチラチラ見える状態になっていた。そのことに気づいた卯稀は思わず彼女の胸元を凝視してしまう。自然と喉がゴクリと鳴った。
卯稀の視線に気づいた梅雨は慌てて衣服の乱れを直した。
「そもそも……卯稀ちゃんが悪いのよ」
「僕が? なんで?」
思い当たることがない卯稀が首を傾げた。その様子に梅雨の表情が少し不機嫌なものに変わる。
「あのね卯稀ちゃん。よーく思い出してみて。今日、あなたは誰かを洗脳して奴隷にしなかったかしら?」
「んー? …………あっ」
腕を組んで思案した卯稀は心当たりがあることに気づいた。目の前の梅雨だ。
ゲームで梅雨を絶頂させた卯稀は、彼女を手駒にするために洗脳している。しかしそれがどうして夜這いに繋がるのかが、彼には分からなかった。
「その顔は思い出したみたいね」
「う、うん」
目を細くする梅雨の顔は不機嫌なままだ。彼女から圧を感じた卯稀は正座に座りなおしてかしこまった。
「今夜は私が卯稀ちゃんに奴隷にしてもらってから初めての夜よね。新婚夫婦で言ったら初夜になるわ。だから私は自分の部屋で卯稀ちゃんをずっと待ってたの。シャワーを浴びて身体をきれいにして、歯を磨いて、身だしなみも整えて……ドキドキしながらベッドで卯稀ちゃんを待ってたのよ」
「お、おう……」
卯稀の背中を冷や汗が滑り落ちる。非常に嫌な予感がした。彼のペニスが急速に萎んでいく。
「でも卯稀ちゃんはいつまで経っても来なかったわね。それで心配になって、はしたないと思ったけど卯稀ちゃんの部屋を訪ねてみることにしたの」
「そ、そう……」
「そしたら卯稀ちゃんが鼻ちょうちんを出しながらグッスリ眠っていたわ。
……卯稀ちゃんにとって、私はその程度の都合のいい女だったのかしら」
「すいませんっした!!!」
いつの間にか梅雨の目が涙で潤んでいた。それに気づいた卯稀が勢いよく土下座する。
これは卯稀の落ち度であった。奴隷にするだけしておいて放置していたのだから、梅雨がショックを受けるのも当然である。
さらに話を聞くと、眠りこける卯稀を見るうちに腹が立った梅雨は彼のベッドに潜り込み、夜這いをかましたとのことであった。
「ごめん梅雨ちゃん! 本当にごめん!」
「いいのよ卯稀ちゃん。私も部屋に戻って一人で寝るわ」
「待って梅雨ちゃん!」
そう言って立ち上がろうとする梅雨の両肩を卯稀が掴む。彼はそのまま梅雨の唇を奪った。
「ふむぅっ! んっ……」
抵抗するそぶりもなくキスを受け入れた梅雨がそっと目を閉じる。梅雨の口内で二人の舌が絡み合い、クチュクチュと卑猥な音がなった。
しばらく口づけを交わした後、ようやく二人は顔を離した。
「疲れてたとかは言い訳だね。ごめん梅雨ちゃん。今からでも初夜を始めてもいいかな?」
「……もちろんよ」
頬を赤らめながら梅雨が卯稀の胸に飛び込んだ。
卯稀が梅雨の身体をギュッと抱きしめる。柔らかい感触に彼の股間が再び大きくなっていった。自己主張を始めた先端が梅雨の下腹部にあたると、梅雨はますます顔を赤らめた。
「卯稀ちゃんのアソコ……げ、元気ね?」
「梅雨ちゃんだからだよ」
ムードに任せて歯の浮くようなセリフを言ってみる卯稀。どうやら効果てきめんだったようで、梅雨の頭から湯気が沸いた。
このままイケると思った卯稀が梅雨のパジャマを脱がしていく。梅雨の豊かな胸部があらわになる。彼女はノーブラだった。
「きゃあっ」
とうとうズボンまで脱がされて、梅雨はすっぽんぽんにされてしまった。ゲーム中に剝かれたことがある梅雨だが、改めて裸にされると恥ずかしいらしく、すぐに両手で胸と股間を隠した。
「きれいだよ、梅雨ちゃん」
「う、卯稀ちゃん、そのセリフは反則よ……!」
卯稀は梅雨が枕側になるように位置を変えると、優しく彼女を押し倒した。梅雨に抵抗するそぶりはない。卯稀の為すがままになっている。
「そうだねぇ……いまから始めちゃおうと思うんだけど、その前に、ちゃんと僕に忠誠を誓ってもらっていいかな?」
卯稀の問いに梅雨は頷いた。
「えっと……卯稀ちゃん。まずはお礼を言わせて。私のお願いを聞いて、ゲームに勝ってくれてありがとう……公園でひどいことをしたり、操られて足を引っ張っちゃって、本当にごめんなさい。
こんな私でも奴隷にしてくれて嬉しいわ。これからちゃんと卯稀ちゃんのために頑張るから、よろしくね? あと……あと……」
「うん?」
遠慮がちに言いよどむ梅雨に卯稀がキョトンとする。
「みんなには悪いけど……今夜だけは卯稀ちゃんを独り占めさせて……?」
目をそらしながら梅雨がはにかむ。それは普段どこか飄々としている彼女が今まで見せたことがない姿であった。
その恐ろしい破壊力に卯稀の胸が貫かれる。気づくと卯稀のペニスは最大限まで勃起していた。
「なにこの可愛い生き物ぉぉっ!!」
梅雨のギャップに頭をやられた卯稀が彼女に襲い掛かった。再び梅雨がきゃあ、と可愛らしい声を挙げる。卯稀が興奮気味に梅雨の口を奪った。
「んんっ、ん、んぅ……!」
二回目のキスは先ほどよりも激しかった。卯稀の下が梅雨の口内を貪っていく。結合部分から溢れた唾液が一つ、また一つとこぼれた。
卯稀の手が梅雨の胸に伸び、大きめな果実を包み込んだ。力を入れるとフニフニとした触感が返ってくる。刺激に反応して、梅雨の身体がビクッと震える。
「ぷはぁっ……あぁぁっ、あっ、あぁっ、あ、あんっ、あぁ……!」
唇を離した卯稀が梅雨の身体に次々と口づけをする。首すじ、肩、胸、お腹にキスのシャワーが降り注いだ。そのたびに梅雨が甘い吐息を漏らす。
梅雨の身体からどんどん力が抜けていった。卯稀に可愛がられるたびに下腹部が熱くなる。しだいに秘所が潤ってくるのが分かった。
卯稀の責めもキスだけではない。彼の両手が梅雨の身体を撫でるように滑っていく。彼女の細い両腕、脇腹、太ももを触りながら、徐々に口が下半身へと近づいた。
「おや、梅雨ちゃん、すっかりアソコがぐしょぐしょだね?」
「あぁっ、言わないで卯稀ちゃん……」
恥ずかしそうな梅雨の眉が八の字になる。彼女の秘所からは洪水のように蜜が溢れ出していた。
「個性の関係で量が多いのかな? それとも梅雨ちゃんが気持ちよくなりすぎちゃったのかな? ぺろっ」
「ひゃっ、あああっ!」
梅雨の個性は「蛙」で、「蛙っぽいことが大体できる」という能力だ。蛙は水の中に居る生きものなので、体内の水分量が多いのかもしれないと卯稀は思った。
卯稀が梅雨の秘所を舌で舐めると、彼女がひときわ大きい声をあげる。
「だっ、だめよ卯稀ちゃ……! き、汚いわっ……ひぅっ!」
「梅雨ちゃんのだから汚くないよ」
そう言いながら梅雨の秘所を舐めつづける卯稀。そのたびに梅雨は快感に身をよじる。
舐めるたびに奥から新しい蜜がこぼれてくることから、卯稀は梅雨が気持ちよくなっていることを実感する。もっと性感を引き出そうと、太ももに手を伸ばして撫でていく。
「ああっ! ふぁあっ! うまれ、ちゃぁっ……! ひゃあああっ!」
卯稀が梅雨の秘所へ指を一本、慎重に挿入する。膣が震えてさらに分泌された大量の愛液が指にまとわりついていく。彼が引き抜いた指は梅雨が感じた証拠でドロドロになっていた。
「ほら梅雨ちゃん。指がこんなになっちゃったよ?」
秘所に挿入した後の指を見せつけられ、梅雨がますます赤面する。
「もう準備できたみたいだね。そろそろ入れてみる?」
ずいぶん前から卯稀のペニスはギンギンになっている。勃起しすぎて痛いほどであった。彼は梅雨の様子からいよいよ本番の初めごろと判断した。
「ま、まって卯稀ちゃん……その前に、あの、お……お……お、おちんちんに、ご挨拶させて……?」
両手を頬に当てて目をそらす梅雨。恥じらう様子に卯稀の胸が再び貫かれる。
「可愛いの権化かよ、もうっ!」
膝立ちをした卯稀がペニスを梅雨の眼前に持ってくる。大きくなったペニスがピクピクと震えていた。
「あ……」
熱い吐息をもらした梅雨が、そっとペニスに手を添える。口を大きく開いたと思うと、ペニスを口内に迎え入れた。しっとりヌメヌメした感触に卯稀の腰が震えた。
「ちょ……!」
「ぷはぁ……りっぱなおちんちんね……前はイジメてしまってごめんなさい。今日はいっぱい私を可愛がってね……?」
梅雨の口から解放されたペニスは彼女の唾液にまみれている。梅雨はうっとりした表情でつぶやくと、ペニスに口づけをした。その光景に卯稀の興奮も最高潮に達した。
梅雨があいさつを済ませると、卯稀は再び彼女の股の間に移動する。勃起しきったペニスを秘所に宛がった。
「それじゃ梅雨ちゃん行くよ? もし痛かったら遠慮なく言ってね?」
梅雨が頷くのを確認した卯稀が少しずつ腰を押し出していく。膣を押し広げながら、ペニスが梅雨の中を進んでいった。入口がそうであったように膣の内部も潤沢な蜜で溢れており、ねっとりとした刺激をペニスに与えた。
「お……やべ……」
これに驚いたのは卯稀だ。奴隷とのセックスではいつも主導権を握っていた彼だが、今はまるで童貞が初めてしたときのように、さっそく射精感がこみ上げてしまっていた。このままでは途中で精を出してしまいそうだ。彼は少しも動くことができなくなり、その場で腰が止まってしまった。
「卯稀ちゃん、辛そうね。少しこのままでいましょうか」
辛そうな表情を見かねた梅雨が心配そうに声を掛ける。
卯稀は静かに頷いた。
「うふふ、女の子慣れしている卯稀ちゃんもウブなところがあるのね。意外だわ」
「……がっかりした?」
「ううん。安心したの。ますます卯稀ちゃんのことが好きになったわ。このことはみんなには黙っておくわね。私たちだけの秘密にしましょう」
「ありがとう、梅雨ちゃん……」
途中で漏らしてしまいそうだったなどと知られたら、ご主人様としての威厳に関わりそうだ。卯稀は梅雨の配慮に感謝した。
そうしているうちに興奮が落ち着いてきた卯稀が行為を再開する。やがて膣の中で何かがペニスの侵入を拒んだ。
「ほら梅雨ちゃん、処女膜まで来たよ。知ってるかもしれないけど、僕の個性で生まれ変わった子は、処女に戻っちゃうみたいなんだ。梅雨ちゃんの初めて、もらっちゃうよ?」
目に涙をためながら、梅雨がこくんと頷いた。卯稀は梅雨が痛まないようゆっくりと腰を押し出す。
「ふぁ、ああっ!」
梅雨は膣内で何かがちぎれる音を聞いた気がした。梅雨の股間から愛液に混じって、ひと筋の鮮血が流れた。
この瞬間、梅雨は生涯二度目の破瓜を卯稀に捧げたのだ。
「梅雨ちゃんの初めて、ごちそうさま」
「ありがとう、卯稀ちゃん……!」
優しく微笑む卯稀に、梅雨の目から涙がこぼれた。
「わっ!? 痛かった!? ごめん梅雨ちゃん!?」
「あっ、ううん。違うの。うれし涙だから安心して」
梅雨を痛がらせてしまったかと慌てた卯稀だが、彼女の言葉を聞いて安心する。
処女膜を破ったペニスがさらに奥へ進んでいく。やがて二人の股間同士がくっついた。卯稀のペニスが全て梅雨の膣内に呑みこまれたのだ。
「ふぅ……なんとかなった……」
一時は漏らしそうだった卯稀が安堵の息を吐く。そんな卯稀の後頭部を梅雨が優しくなでた。
「うふふ。偉いわ卯稀ちゃん。よくがんばったわね」
「あの、めっちゃ恥ずかしいんだけど……」
改めて確認しておくが二人は主従の関係である。卯稀がご主人様で、梅雨が奴隷だ。その梅雨に頭をナデナデされて、卯稀はなんだか自分が奴隷で梅雨がご主人様のような錯覚を覚えてしまう。
「梅雨ちゃん? それじゃ、そろそろ……って、うわぁっ!?」
卯稀は不意に梅雨に頭を掴まれ、唇を奪われる。梅雨の細い舌が卯稀の口内に侵入して、歯茎をくまなく舐めていく。昨夜公園で味わった、梅雨の本気のキスであった。
あまりの心地よさに彼の全身から力が抜けていく。梅雨の為すがままにされて、だんだん頭がボウっとしてくる。股間から甘い痺れが広がり、全てを梅雨に委ねたくなってくる感覚に陥りそうになってしまう。
「っと! あっぶねぇぇっ!?」
危ういところで自分を取り戻した卯稀は慌てて梅雨から口を離すことに成功した。あと数秒キスを続けていたら卯稀は射精してしまっていたことだろう。
「あら残念。もう少しで卯稀ちゃんを堕とせそうだったのに」
「こわっ!? 梅雨ちゃん恐ろしい子!?」
悪びれない梅雨の様子に卯稀の背すじがブルっと震える。危うく本当に主従逆転してしまうところであった。このままではいけない。卯稀は梅雨を思いきり気持ちよくさせて、改めて自分の立場を思い知らせようと決意する。
「……ご主人様を堕とそうとする悪い奴隷はお仕置きが必要だね? それじゃあ行くよ、梅雨ちゃん?」
「あっ、ちょっ、卯稀ちゃんっ!? いまのは軽いじょうだ、ケロぉっ!?」
卯稀が腰を動かし始めると梅雨の顔が快楽に歪んだ。
じつは梅雨の身長は1-A女子の中で一番低い。その小さめボディのおかげで卯稀はペニスを梅雨の最奥まで突っ込むことが可能だ。卯稀が腰を動かすたびにペニスの先端が梅雨の子宮の壁にとどいた。まるで除夜の鐘のように何度も子宮を突かれ、梅雨が悶絶する。
「ふぁああっ!? ああんっ! ああぁっ、ふぁあぁ! は、ああぁっ! ああぁぁっ!?」
梅雨の身体はすっかり上気してピンク色に染まっている。柔肌から汗が吹きだしてグッショリだ。すでにろれつは回らなくなり、目の焦点もどこかに行ってしまっていた。
一方、卯稀の方も汗だくだ。そんな梅雨にかまわず遠慮なく腰を打ち付けている。
「ひ、ひぇっ! あ、あんっ! ふぁっ、ああぁっ! んっ、んっ、くはぁぁぁっ!?」
梅雨の身体が小刻みに痙攣する。
卯稀は彼女の絶頂が近いことを感じとった。さきほど卯稀も漏らしかけたばかりだ。ペニスの方も長期戦ができるコンディションではない。卯稀は止めとばかりに、ひときわ強くペニスを押し込んだ。
「ああぁっ! あひっ! あぁっ、ふぁぁっ、あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!?」
ペニスの快楽に負けた梅雨の身体が限界を迎える。彼女の視界が真っ白に染まっていく。
梅雨の絶頂にみちびかれ、卯稀も射精を迎えた。我慢していた分、いつもより多い精液が梅雨の胎内を満たしていった。
「はぁ、はぁ……」
すべてを出し切った卯稀が荒い息を吐く。梅雨の様子を確認すると、彼女は幸せそうな表情で失神していた。どうやら主従関係を叩きこむのに成功したようである。
「あーい、うぃーん……」
疲れ切った卯稀が梅雨に覆いかぶさるように倒れこむ。瞼が重くなった卯稀は、梅雨と繋がったまま意識を手放してしまうのであった。
◇◆◇◆◇
「……あれ」
あれからどれくらい眠っていたのだろうか。卯稀は目を覚ました。なんだか後頭部に柔らかいものが当たっている気がする。
卯稀が目をこすると、彼の視界に大きな二つの肌色の球体が映った。
「おはよう、卯稀ちゃん。といってもまだ夜明け前なんだけれど」
「……梅雨ちゃん? 僕はどうして膝枕されてるのかな?」
どうやら先に目を覚ました梅雨が卯稀を膝枕しているようである。
「私は卯稀ちゃんの奴隷なんだから、膝枕くらいするのは当り前よ」
「そっかあ……」
なんだか股間が気持ちいい卯稀が視線を下半身に向ける。そこでは勃起した卯稀のペニスを梅雨が手で軽く握って上下に動かしていた。
「……梅雨ちゃん? 僕はどうして手コキされてるのかな?」
「私は卯稀ちゃんの奴隷なんだから、手コキくらいするのは当り前よ」
「そっかあ……」
起き抜けで頭がはっきりしない卯稀はまだまどろんだままだ。気持ちいいので放っておくことにした。
「あのね卯稀ちゃん。私はさっきのことで少し怒ってるのよ。私はいちおう初めてだったんだから、最後はもっと優しくしてほしかったわ」
梅雨が卯稀のペニスを少し強く握る。
「あふ! わ、わかったよ梅雨ちゃん……」
「うふふ。それでいいわ卯稀ちゃん。女の子は大事にしないとダメよ。あら、おちんちんが辛そうね。このまま出しちゃっていいわよ」
梅雨が刺激を強めると、卯稀のペニスがビクビクと震えた。ビュッ、ビュッと大量の精液が放たれ、梅雨の手とシーツを汚した。
「ううう……」
射精した卯稀が再び眠りに落ちる。その表情は気持ちよさに緩んでいた。
「寝ちゃったのね……卯稀ちゃんの前では恥ずかしくて言えないけど、許してちょうだいね。愛しているわ。私の大事な『ご主人様』……」
梅雨は卯稀を抱きかかえると、優しく口づけをする。
卯稀からするとつかみどころのないように見える彼女だが、洗脳によって彼に対する深い愛情をしっかりと植え付けられている。そしてそれは今日のように暴走しがちな危険も秘めていた。
今日のところは卯稀の辛勝といったところか、それとも引き分けか。堕としたつもりが今度は彼自身が堕とされないように注意しなければならない。卯稀にとって油断できない奴隷――それが蛙吹梅雨であった。
「ケロっ、それじゃ私も眠るとしましょう」
小さくあくびをした梅雨が卯稀をベッドに寝かせる。当然のように横に並んだ梅雨が彼の腕に抱きついた。
夜が明けるまでもう少し。
このわずかな間、梅雨は卯稀を独り占めすることに成功したのであった。
お読み下さり、ありがとうございました。