すみません、書いているうちに筆が乗ってしまいました……
今回は耳郎のターンで終わります。
ヴィラン連合に虚偽の報告をした卯稀は奴隷達を病院へ連れて行った。といっても、百達は現在行方不明となっている身の上だ。普通の病院へ連れて行くことはできない。
卯稀達が向かったのは、ヴィランが院長を務める、闇の病院と言ってよい場所であった。
そこで百達は治療と、妊娠していないかどうかの検査を受けた。
卯稀の個性は呑み込んだ対象を物理的に一から作り直してしまう。その際、怪我は治った状態で身体が再構築される。
そのため生まれ変わったばかりの響香とお茶子はほとんど無傷であった。
百はエロンゲイテッドに突き破かれた肛門の裂傷が激しく、完治するまでは激しい運動を医師に禁じられた。
また、三人とも妊娠していないことが確認された。
響香とお茶子は結果に喜び、ついでに検査を受けた百は複雑な気持ちになった。
そんなこんなで四人が卯稀のマンションに戻ったのは夜遅くになってからだった。
寝室のベッドの上に卯稀が座っている。その目の前の床には百達が並んでひざまづいていた。
「まあ、色々あったけど、当初の目的は達成できたよ。百、本当にお疲れ様。耳郎ちゃんとお茶子ちゃんはこれからよろしくね」
卯稀の言葉に、三人は揃って頷いた。
ちなみに百は首輪姿で、お尻には治療のためにガーゼと包帯が巻かれている。
残りの二人は全裸だ。
「それじゃあ、新人の二人にはこれをプレゼントするよ」
卯稀は枕元から首輪を二本取り出した。それは百に与えたのと同じデザインだった。
「耳郎ちゃん、お茶子ちゃん、こっちきて。ベッドに上がって」
期待に目を輝かせながら、二人が立ち上がる。それぞれベッドに上がり、卯稀の前に並んで腰を降ろした。
「それじゃあ、これを付ける前に、改めて僕に忠誠を誓ってもらおうかな。まずは耳郎ちゃんから」
急にふられた耳郎は身をビクッとさせる。額から汗がダラダラと流れ始めた。
「そ、そんなのあるのっ!? どうしよう、ウチ何も考えてな……えぇっと、えぇっと……!
あのっ、生意気なことを言ってすみませんでしたっ! これからはボスのために何でもしますから、ウチを許してくださいっ! ウチは一生、ボスの忠実な奴隷ですっ!」
響香が慌てながら宣言する。その内容に百が眉をひそめた。
「あの……耳郎さん、生意気なことって何ですの? あなた、奴隷にしていただく前に、ご主人様に何を言いましたの? 場合によっては……」
「私も知りたいなぁ……」
百が険しい目で響香を見つめる。まるでヘビに睨まれたカエルのように響香は顔を青くした。
お茶子も百に同調した。
「それだけは勘弁してっ! ほほほらっ、次は麗日の番じゃないのっ!?」
「わ、私っ!?」
響香は慌ててお茶子にふった。
お茶子もまだ心の準備が出来ていなかったようで、目を閉じて深呼吸をした。やがて意を決したように瞳を開くと、卯稀に向かって三つ指を立てて深々と頭を下げた。
「……不束者ですがっ、末永くよろしくお願いします」
「えっと、初夜の挨拶かな?」
思わず卯稀は苦笑してしまった。
「あれっ、私なにか間違ったん……!? でも母ちゃんが、父ちゃんと一緒になった時にこう言ったって……!? あれっ、あれーっ!?」
「麗日さん。それはお嫁さんになった女性が、旦那様に初めて挨拶するときの口上ですわ」
卯稀の反応に、お茶子は目を丸くして慌ててしまった。
そんなお茶子を見かねて百が助け舟を出した。
「あっ、そうだったんだ。やだ、わたし勘違いしちゃった……!」
恥ずかしさがMAXになったお茶子は両手で顔を覆い隠してしまう。彼女の頭からプスプスと湯気が立ち込めた。
「まあ、斬新で良かったんじゃない? それじゃ耳郎ちゃん。首を出して」
言われたとおり、卯稀に向って首を突き出す響香。カチリと音と共に、彼女に首輪が取り付けられた。
「えへへ……これでウチもボスの物かぁ……」
響香はニヤニヤしながら首輪の手触りを楽しんでいる。
「それじゃ、お茶子ちゃん」
「は、はいっ!」
お茶子は両手を顔から離して卯稀に首を向ける。彼女にも首輪が取り付けられた。
「ありがとうございますっ! 私、キング様に精いっぱい尽くしますっ!」
感極まったのか、お茶子の目は潤んでいた。
「お二人とも、よく似合っておりますわ」
パチパチと手を叩きながら、百が祝福する。
「ご主人様? この後ですが、さっそく『頂いて』しまうんでしょう? どちらからなさいますの? もしかして二人いっぺんにですか?」
「さすが百。よく分かってるね。そうだね。先に奴隷になった耳郎ちゃんからにしようかな?」
「かしこまりましたわ。それでは麗日さん。ここはご主人様と耳郎さんだけにしてさしあげましょう。私達は外で楽しみましょうか」
「八百万さんっ、楽しむって、どういう……きゃあーっ!」
百に引きずられて、お茶子が寝室から退場する。
ドアが閉まり、室内には卯稀と響香だけが残された。二人はベッドの上に向かい合うように座り、お互いを見つめている。
「耳郎ちゃん、顔がこわばってるけど、緊張してる?」
「えっと、ですね……今さらだけど、ホントにウチなんかでいいのかなって……ほら、ウチの身体はあいつに……」
響香は襲撃事件の日に、エロンゲイテッドに初めてを奪われたことを思い出していた。無理やり犯された記憶は、まだ脳裏に強く残っている。
「ふーん。僕にふさわしくないって思ってるんだ。その割にはここは準備万端のようだけど?」
「ちょっ! そ、それは……これから、ボスに抱かれると思ったら……思っただけで……」
卯稀は響香の股間に手を伸ばして秘所を弄った。彼女から溢れ出た蜜が指に絡みつく。クチュクチュと淫らな水音が小さく響いた。
響香は顔を赤らめて、ご主人様の好きにさせている。
「心配しなくてもいいよ。耳郎ちゃんはもう僕の奴隷なんだから。たっぷり可愛がってあげるよ」
卯稀は響香をそっと押し倒す。
「きゃっ……あ、あの……ウチ、まだ心の準備が……」
「悪いけど、恥ずかしがってる耳郎ちゃんを見てたら我慢できなくなっちゃった。入れちゃうよ」
卯稀は完全に勃起したペニスを秘所に宛がった。
「あっ、ま、まって……! あっ、あぁっ! ん、んむぅ、ん、ん……!」
ゆっくりと熱いものが侵入してくる感覚に、響香の身体に力が入る。
卯稀は響香をリラックスさせようと、彼女の唇を奪った。口内の唾液を吸い上げ、自分の舌を絡めていく。響香も恐る恐るご主人様の舌を受け入れた。
ご主人様の舌の感触に、響香の頭がポワンとなる。胸が幸福な気持ちに包まれ、だんだん手足から力が抜けていった。
「ぷはぁ……耳郎ちゃん、いい表情になってきたね。ほら、だいぶ入ったよ」
唇を離された響香の瞳は潤み、頬は紅潮している。すっかり女の顔になってしまっていた。
キスをしている間に彼女の秘所はペニスを半分ほど飲み込んでいた。
「ふぁ……あ……いつのまに……ぃ……」
「キスに夢中で気づかなかったみたいだね。あぁ、まだ全部入れてないけど、すっごい締めつけてくるね。身体が小さいからかな? ところでさ、これわかる?」
卯稀が少しだけ腰を押し出す。すると膣の中で何かがペニスの侵入を拒んだ。
「え……!? そんな、ウソ、な、どうしてっ……!? ウチ、たしかにあいつに……」
響香の頭が混乱する。失ったはずの処女膜が、膣内で再生していた。
「僕の個性で生まれ変わった子は、処女に戻っちゃうみたいなんだ。だから耳郎ちゃんの身体は綺麗なままだよ」
「う、うぅぅっ、ボ、ボスぅっ……!」
響香の両目から大粒の涙がこぼれた。
「で、僕はこのまま耳郎ちゃんの処女を頂いちゃうつもりだけど、いいかな?」
「は、はいぃっ……! ウチの初めては、ボスの、ボスのものですぅ……! ウチを全部、もらってくださいぃぃっ……!」
「よしよし。よく言えました。それでこそ僕の奴隷だ。それじゃあ遠慮なく」
泣きじゃくる響香の頭を撫でながら、卯稀は腰を思いきり押し出した。
「ふぁあ、ああぁぁぁっ!」
何かが、ちぎれる音がした。膣の奥まで届いた衝撃に彼女は歓喜の声をあげる。
響香の股間からひと筋の鮮血が流れた。
この瞬間、響香は生涯二度目の破瓜を迎えていた。
「耳郎ちゃんの初めて、ごちそうさま」
「ありがとうございます、ボスぅ……!」
響香が卯稀の唇に吸い付いた。今度は彼女から舌を差し入れる。身体が繋がったまま、互いの口を重ね続けた。
しばらくすると二人は名残惜しそうに口を離した。
「んぁ……ボスの、すっごい中でピクピクしてる……」
「もうね、入れてるだけで気持ちよくって。出し入れしたらどうなっちゃうのかなぁ」
「ん、ボス、ウチを好きにして……! ウチ、ボスにもっと気持ちよくなってほしい……!」
「僕は耳郎ちゃんに感じてもらいたいよ。そろそろ慣れてきたころだろうし、いくよ」
「は、はいぃっ……! あっ、あっ、んんぅっ、あ、はぁっ!」
卯稀が腰を前後に動かし始める。その度に響香のから熱い吐息が漏れた。
お互いの粘膜同士が擦れ、快感を生み出していく。
このままどこかに飛んで行ってしまいそうな気がして、響香はシーツをギュッと掴んだ。
「あんっ、あぁ! あぁっ、ボス、胸……ああっ!」
気づくと卯稀が響香の両胸を撫でていた。控えめなサイズの膨らみが、大きな手で包まれる。
卯稀は手のひらで胸全体を刺激すると、指を使って乳首を挟んだ。その途端、ピリッとした痺れが電気のように響香に走った。
「あー、もう我慢できない……! 耳郎ちゃん、中に出しちゃうよ……!」
「んっぅ、はぁ、あ、ぁ、出して、ウチに、ボスの、いっぱいぃ……!」
子宮を突かれる感触に、響香も限界が近づいていた。桃色に霞がかった頭で精いっぱい卯稀に懇願する。
ラストに向かって、腰を打たれる勢いが増していく。
「あ、あぁっ、あんっ、あー、は、っ、ウチ、も、だっ、だめぇっ、ボス、ボ、あああぁぁぁぁぁっ!」
嬌声を挙げながら、響香が先に達した。それを待っていたかのように、卯稀は最奥までペニスを突き上げる。その先端から、おびただしい量の精液が放たれた。
「あっ、あぁっ、出てる、ウチの、あぁっ、なか、あんっ、ウチ、ウチぃ……ん、んむっ!」
絶頂の余韻が続くなか、精液を注がれ続ける感触に響香は酔いしれた。
卯稀は腰を押しつけたまま響香の口を塞いだ。そのまま彼女の子宮に精を送り込み続ける。
射精が終わってからも響香は唇を奪われ続けていた。
そろそろ窒息しそうだと思い始めたころ、卯稀がようやく顔を離した。
荒い息で新鮮な空気を吸いながら、二人は見つめあう。まだお互いの身体は繋がったままだ。
「よかったよ。耳郎ちゃん」
ニコッと微笑みながら、卯稀が言った。
「ボ、ボスうぅっ……!」
その一言で、響香は泣き出してしまった。他の男に身体を汚されていたことに加え、彼女にはもう一つ不安があった。それは胸の大きさについてである。
卯稀は巨乳好きだ。そのことは本人の言動や、病院での治療中に百から聞かされていた。
響香の胸はお世辞にも大きいとは言えない。いわゆる貧乳である。こんな胸で卯稀は喜んでくれるのだろうか。それがとても不安だった。
だが、初めての交合の後、卯稀は満足したように言葉を掛けてくれた。響香はいっぺんで救われた気持ちになった。
嬉しい。嬉しい。嬉しい。感情が溢れてきて、胸がいっぱいになる。目から涙が止まらなかった。
「あぁっ、うう、ボス、うああぁっ……!」
響香は子供のように泣きじゃくった。卯稀は彼女の目からこぼれた滴を、手で優しく拭い取った。
「泣かないで、耳郎ちゃん。もしかして痛くしちゃった? ごめんね」
「ち、違うのぉっ、だって、ウチ、貧乳だし。ぜったい、ボス……ガッカリすると、思ってたからぁ……っ!」
響香は首をブンブンと横に振った。
「なあんだ。そんなこと思ってたの? そりゃたしかに僕は巨乳好きだけどさぁ……」
「ひゃあっ!」
卯稀は響香のなだらかな両胸に手を置いた。そのまま力を入れずに胸を揉みはじめる。
「耳郎ちゃんの胸は可愛いと思うよ? だから安心して。僕はそんな理由で奴隷を捨てたりしないよ」
「あ、あんっ……! ボ、ボスうぅぅっ……!」
両胸から走る痺れと甘い言葉に、響香の心のわだかまりが解けていく。
「それに耳郎ちゃんがもし僕好みになりたいっていうのなら、いくらでも協力するよ。こうして揉んでいれば、おっぱいも大きくなるんじゃないかな。前例もあるし」
「あはぁ……あ、ありがと、ございま……あぁっん!」
響香は膣内に咥えこんだままのペニスが太く大きくなっていくのを感じた。胸を触っているうちに卯稀が再び興奮しはじめたと気づき、彼女の嬉しさが加速する。
「なにか僕にしてほしいことはない? もう日付は変わっちゃったけど、今日は耳郎ちゃんが僕の奴隷になった記念日だ。なんでも言うことを聞いてあげるよ」
卯稀の言葉に、響香は胸を震わせる。全身がもっと卯稀の遺伝子を欲していた。そんな彼女が望むことは一つだけであった。
「あの……ウチ、ボスの子供を……産みたいです。あんっ、ウチに、もう一度、種付け……してください……!」
響香は顔を真っ赤にして呟いた。
「オーケー。それじゃこのまま二回戦だ」
卯稀が繋がったままの腰を動かし始める。絶頂を迎えた直後で敏感になっている膣から、激しい快感が響香の全身を駆け抜けた。
「あ、ああぁっ! ボス、ボスぅっ……!」
卯稀は響香を突きながら、彼女の胸を執拗に揉み続けている。さっそく胸を大きくしてくれようとしているのだろうか。
胸と股間からの快感に、響香は容赦なく翻弄される。もう上も下も分からなくなるくらい、快楽に溺れていた。
「ふぁああぁっ、それ、だめぇぇっ……!」
揉むだけでは飽き足らず、乳首に吸い付いた卯稀に懇願する響香。胸を楽しんでもらっていることは嬉しいが、この行為はさすがにまだ恥ずかしかった。
卯稀はそんな彼女の反応を楽しむように、口を離して両方の乳首を順番に味わった。
「ん、も……ボスの、バカ、ぁ……」
半ば呆れているような響香の呟き。内心は嬉しがっているのを隠せていない。はやく卯稀の子供を妊娠して、本物の母乳を味あわせてあげたい。そんなことまで考えてしまっていた。
響香の脳裏に、卯稀の赤ちゃんを抱いている自分自身の姿が映った。空想の中の赤ん坊が、彼女の乳首に吸い付いている。
乳首からの感触と妄想が混ざり合って、本物の赤ちゃんに母乳をあげているような気分になってしまう。その空想を実現しようと、膣がペニスを締め付ける。子種を搾り取ろうと蠢いた。
「おおっ、一段と気持ちよくなってきた……乳首吸われて悦ぶとか、耳郎ちゃんもなかなかだね」
「ああんっ、ああぁぁ、ウチ、ちくび、吸われるの、スキィィッ!」
すっかりトリップしてしまった響香が叫んだ。もはや当初の恥じらいは残っていない。
「うんうん。素直が一番だ。さぁて、それじゃそろそろ二発目イッちゃおうかな?」
響香の締め付けにたまらなくなってきた卯稀は腰の勢いを強めた。徐々に射精感が高まってくる。
すっかりペニスに慣らされた響香の膣は、卯稀の物に合わせて形を変えられてしまっていた。
具合がよくなった胎内が、蹂躙するように犯されていく。
「あぁぁっ! きてぇっ! ウチに、ボスの、ちょうだ、あぁぁっ、また、ちくび、あぁぁっ!」
再び乳首を吸い付かれ、響香は悶絶した。さきほどから胸が反応しっぱなしだ。このまま本当に母乳が出てしまうのではないかと思ってしまうほどだった。
「ああっ、出る、出るよ! ぜんぶ受け取って、ママになっちゃえ!」
ペニスが子宮の最奥まで挿入される。子宮の壁に亀頭がグリグリと押しつけられていく。やがて大きく震えたかと思うと、新たな精液がビュクビュクと発射された。その勢いは初回に負けないくらいに激しい。子宮の壁が、絶え間なく精液の噴水にノックされ続けた。
小さな子宮の中に解き放たれた無数の精子達が、胎内を自由に泳ぎ回る。やがて一つの卵子を見つけると、次々と襲いかかっていった。先に放たれた精子達に負けないように、卵子の外側へ先端を懸命に擦りつける。
後から後から、数えきれないほどの精子達が卵子に飛びついていく。いまや卵子の全面に精子が取りついていて、犯されていない個所が無いほどであった。
しかも射精はまだ続いている。元気な精子達が続々と卵子へ向かってきていた。
響香の身体に、新しい命が宿るのは時間の問題であった。
「あっ、ボスのいっぱい出てるぅっ、ウチ、も、もうだめぇ、イクッ、イ、イッチャウううぅぅっ!!」
一回目の分と合わせて響香の胎内は精液でいっぱいだ。
子宮がはちきれそうになる感覚に響香も限界を迎える。最初よりも強い快楽に身体が大きく跳ねた。
「あ…あ、ああっ……」
目を見開いて、口をパクパクさせる響香。絶頂の余韻で、全身が倦怠感に包まれる。だが彼女の心と身体は満足しきっていた。
愛する人に身体を強く求められ、精を容赦なく注がれる。響香は女の悦びをすっかり教え込まれてしまっていた。それは今までの凌辱では味わえなかったことだ。彼女は無意識のうちに卯稀の口を求めていた。
交合が始まってから三回目のキス。二人は貪るように舌を絡めあった。
「あ……」
キスの後、卯稀がペニスを引き抜くと響香は名残惜しそうに呟いた。身体はすっかりヘトヘトになってしまっていたが、心の奥ではまだ卯稀と繋がっていたいと思っていた。
だが、後にはお茶子が控えている。
卯稀を独り占めしたいという邪な気持ちを響香は無理やり抑え込んだ。お茶子も自分と同様にひどい目に会ったと聞いている。彼女にもこの幸せを味わってほしいと響香は思った。
ぽっかりと空いた秘所から、白い液がドロリと垂れた。それを見た響香は慌てて股間を指で押さえた。
「うわっ、もったいなっ」
このまま指で塞いでおかないと中から次々と溢れてきそうだ。どれほどの量の精液を注ぎ込まれたのかが伺える。
響香はもう片方の手で、少し膨らんだ自分のお腹をさすった。卯稀の愛が詰まっていると思うと、自然と表情が緩んでしまう。
ふと前を見ると、精液で汚れたペニスが目に映った。躊躇なく、響香はそれを口に含んだ。
交合の後のお掃除フェラは奴隷の嗜みだ。響香はエロンゲイテッドにそう教え込まれた。最後の最後まで憎たらしい奴だったが、このときだけは男に感謝した。おかげで、卯稀の前で恥をかかずにすんだ。
「いやー、自分でもビックリするほど出しちゃったわー。僕、貧乳属性もあったのかな……」
響香にペニスをきれいにしてもらいながら、卯稀が遠い目をして呟いた。
「はむぅっ、んんっ……あの、麗日の分、残ってますよね……?」
精を貰い過ぎてしまったのではないかと、不安になる響香。これでもし麗日が何もしてもらえなかったら、彼女に土下座して謝らなければと真剣に思っていた。
「ああ、それは大丈夫。僕、こっち方面はタフだから」
サムズアップする卯稀を見て安心した響香はフェラを再開する。
そんな彼女を見て卯稀は目を細めた。思い返せば数時間前、彼は目の前の少女に殺されるところであった。
それが今はどうだ。すっかり響香は陥落し、殺そうとしたはずの相手の子を妊娠したいと願っている。個性のおかげとはいえ、変われば変わるものだ。
ペニスをしゃぶられる心地よさにウットリしていると、響香が不思議そうに顔をあげた。
「……ボス? いま何を考えてるんです?」
「ああ、耳郎ちゃんに殺されかけたときのこと」
響香は思わず吹き出しそうになってしまった。それはもはや彼女の黒歴史と言ってもよい内容だ。赤面しながら、無言でフェラを再開するしかなかった。
◇◆◇◆◇
時間は少し巻き戻る。
響香はエロンゲイテッドに凌辱された上に殺されかけた。
さらに自分と大切な人達の命を盾に、男の言うことを強要されていた。
いま響香はリボーン・キングこと卯稀を一人で追跡している。
エロンゲイテッドの読み通り、卯稀と百は別々に行動していた。エロンゲイテッドは百を襲うべく、響香から離れていた。
「……こっちか」
地面から耳のイヤホンジャックを引き抜いた響香は、音を確認した方向に駆け出した。
彼女は首輪以外、何も身に着けていない。
茂みの固い葉っぱが彼女の肌に無数の細かい傷を作っていく。固い小石のせいで、足の裏がジンジンと痛んだ。だが、それらに構っている余裕はない。
なにしろ追っている相手が卯稀とは限らないのだ。もし間違っていたら、また一から探さなければならなくなる。
そうしているうちに卯稀と百が合流しようものなら、間違いなくエロンゲイテッドに殺されてしまう。響香は焦っていた。
「……いたっ!」
響香は卯稀の姿を確認した。少し離れた場所を呑気に歩いている。まだ響香には気づいていないようだ。
だが、不意打ちするには距離が足りない。
響香の耳のイヤホンジャックは最大で6メートルまでしか伸びないのだ。彼女は卯稀に気づかれないように接近を試みる。しかし、うっかり足元の小枝を踏み抜いてしまった。
静かな森に小枝が割れる音が響く。
その音に反応して、卯稀が響香の方を向いた。
「うああああっっ!」
やぶれかぶれになった響香は卯稀に向かって駆け出した。
細かい作戦などない。急いで近づいて、イヤホンジャックをブチ込む。そして個性を発動させて始末する。それだけだった。
しかしそれは卯稀に見透かされていた。響香に気づいた卯稀が側の草むらに姿を消した。
「ちっ!」
舌打ちをしながらも、響香は走り続ける。このまま森の奥に逃げられたら面倒だ。とにかく彼の姿を捕捉しなければ話にならなかった。
卯稀が歩いていた地点まで到着した響香は辺りを見回す。周囲の木々や茂みのどこかに卯稀がいる。彼女は三白眼気味の目を見開いて姿を探した。
「よっと」
「きゃああっ!」
突然、響香の視界が逆転した。彼女は地球が引っくり返ったのかと思った。もちろんそうではない。
響香の側の草むらに身を屈めて隠れていた卯稀が、彼女に体当たりをしていた。
激しい衝撃を受けて、響香は地面に押し倒されてしまう。
卯稀は響香の両耳から長く伸びたイヤホンジャックを使って、彼女の腕を素早く縛り上げる。そのまま馬乗りになって押さえつけた。
「こんのっ、てめぇ!」
興奮気味に響香が叫んだ。卯稀をどかそうとするが、両手の自由を奪われていてはどうすることもできない。
「きみ、たしかエロゲーのとこの奴隷だよね? なんでこんなところに一人でいるの? どうして僕を襲ったのかな?」
「うるさいっ、うるさい! ウチはお前を殺さないといけないんだっ!」
「おやおや。それはあいつの命令かな? ここには居ないみたいだけど……ははぁ、だいたい読めたよ」
エロンゲイテッドが百を厭らしい目で見ていたことを思い出した卯稀は、現在の状況を把握した。
「百が危ないみたいだし、悪いけど殺されるわけにはいかないな」
「それだったら、ウチに任せろっ! お前を殺して、あいつも殺す! 八百万はウチが助けるっ……!」
「エロゲーはすごく強いよ? こうして僕に手も足も出ないのに、あいつを殺せるかなぁ? それに百を助けるってどういうこと? 君は百を恨んでるんじゃないの?」
「そ、それは……」
「いいから全部喋っちゃいなよ」
「ひゃあっ! 変なとこ触るなぁ! このエロヴィラン!」
卯稀は響香の控えめな胸をモミモミする。その不快な感触に響香は思わず叫んでしまう。
「なんだよ。揉みごたえのない胸だなぁ。ほら、あんまり時間が無いんだ。急いで急いで」
「いやぁっ! わ、わかったからヤメてぇ!」
卯稀が響香の乳首を摘まむと、彼女は足をバタつかせた。
「……確かにウチはずっと八百万を恨んでた。でも、あいつに脅されて、みじめな気持ちになって、ようやく分かったんだ。本当は、ウチは、自分自身に腹を立ててたんだって!」
響香は血走った目で卯稀を睨んだ。拘束から抜け出そうと腕をもがかせている。
「だからウチは、ウチのしたいことをする! もう誰の命令も聞かない。お前らを殺して、八百万の洗脳も解く! それで、必ずヒーローになって、ヴィランを皆殺しにしてやる!」
響香は叫ぶと、卯稀に向かって唾を飛ばした。
顔に命中した唾を拭おうともせず、卯稀は響香を見下ろしている。
「ハァ……なんにも分かってないんだね。百の洗脳は絶対に解けないよ」
「ウ、ウソだっ! 絶対に何か方法が……あいつ、本当はいいやつなんだ。絶対にウチが助けてみせるっ……!」
「その顔、たまらないねぇ。心をへし折りたくなるよ。僕はね、君みたいに反抗的な子を従わせるのが大好きなんだ」
卯稀の目が妖しく光る。それを見た響香は背筋が寒くなった。
「まさか……ウチを洗脳するつもり? ふ、ふざけるなっ! だれがお前なんかの思い通りになるもんかっ!」
「ふざけてるのはどっちかなぁ? 今さらヒーローになるって? 笑わせないでよ。いいかい? 君はヴィランに誘拐されて、性奴隷にされちゃったんだよ? そんな君がヒーローになったところで誰が仕事を依頼するっていうのさ。どこの事務所も雇っちゃくれないよ」
「そっ、それは……」
卯稀の指摘に響香が口ごもる。
「それとも自分で事務所を立てて独り立ちする? そんなの無理無理。元性奴隷のヒーローに、誰も力なんか貸してくれないさ。けっきょく君はね、ヴィランに媚びて生きるしかないんだよ」
「ウ、ウソだぁっ! そんなこと、絶対に、ない……!」
響香が歯を食いしばる。懸命に卯稀の言葉を振り払おうとしていた。
「お尻の穴からヴィランの精液を垂れ流しながら言ったって説得力がないよ。あいつ、こんなところで奴隷を犯すとか、頭がどうかして……コホン、人の事は言えないか。えっと、時間もないし、さっさとやっちゃおう」
卯稀は片手でコスチュームのポケットをまさぐると、一本の針金を取り出した。それを響香の首輪のカギに差し込んでカチャカチャと動かし始める。
「な、なに……? もしかしてウチを助けてくれるの?」
「はぁ? 今までの話を聞いてなかったの? バカなの? これはね、単に邪魔だから取ろうとしてるだけ」
「え、それってどういう……?」
卯稀が個性を使って奴隷を作る際、異物は取り除く必要がある。単なる服ならば喉の中の触手で脱がすことが出来るが、さすがに鍵付の首輪を外すことはできない。
卯稀の個性について詳しく知らない響香は、彼が好意で首輪を取ってくれようとしてくれているのだと勘違いしてしまっていた。
「べつに知らなくてもいいよ……お、とれた。思ったより簡単だったな。あいつ、安物を買ったな?」
卯稀は響香から首輪を外すと、側に置いた。
「さって、これで準備オーケーだ。百のリクエストもあったし、僕もエロゲーを倒す手駒が欲しい。悪いけど、僕の奴隷になってもらうよ。この世は弱肉強食だからね。仕方ないね。大人しく食べられちゃってよ」
響香のうえに跨ったまま、卯稀が個性を発動させる。彼の身体があっというまに膨らんでいった。伸縮性に優れた卯稀のコスチュームは破れたりせずに、彼の身体を包み込んでいる。
「あ、あ……や、ヤメ、ホントに、ヤメ……!」
響香が顔を青くした。歯がガチガチと震えだす。恐怖のあまり、彼女の股間から暖かい液体が流れ始めてしまっていた。なんとかして逃げだそうと試みるが、大きくなって更に重みを増した卯稀の身体はビクともしない。
「あらら。洩らしちゃった? イイねぇ、僕はその顔が見たかったんだ」
巨大化を終えた卯稀は太くなった首を伸ばしていく。響香の目の前で、大きな口をポッカリと開いた。
「イ、イヤアああぁッ! ウチは自由になるんだ! もう、奴隷になんか、なりたくないいぃぃっ!」
「そーれっ」
卯稀は響香の上半身を咥えこむと、そのままズルズルと引っ張り出す。器用に口を動かして、とうとう全身を呑み込んでしまった。
いまの響香は何も身に着けていない。触手による脱衣は必要ないため、彼女の身体を胃袋まで放り込んだ。
「がぼっ! う、ぷはぁ、あ、ああああぁぁぁっ! ウ、ウチのカラダ、が……」
溶解液のプールに落ちた響香の全身が容赦なく溶かされていく。両手を自分の耳たぶで縛られたままの彼女は泳ぐことすらままならない。ろくに抵抗もできず、胃袋の底へと沈んでいくしかなかった。
「さーてと。はやく終わらないかな」
まるでお湯を注いだカップラーメンが出来るのを待つような口調で卯稀が呟く。そうしているうちに吐き気がこみ上げてきた。嗚咽と共に、巨大な粘液の固まりを吐き出した。
スッキリした卯稀は身体を小さくしていく。元のサイズに戻ったころになると、粘液の固まりから響香が抜け出していた。彼女の目は虚ろに濁っている。
「いっちょあがりっと。僕のこと、分かる?」
卯稀が肩を叩くと、響香の目に光が戻った。
「はい……ウチの、世界で一番大事な人……ウチのボスです」
響香が卯稀の前に膝をついた。彼の顔を見上げて、ウットリとした顔を浮かべている。まるで主人の命令を待つ犬のようだ。先ほどまで反抗心をむき出しにしていたとは思えない光景である。
奴隷として生まれ変わった響香の姿を見て、卯稀は唇の端をつり上げた。
「これで二人目ゲットと。えっと……そういえば名前なんだっけ? 百が言ってた気がするけど、君のおっぱいが小さいから忘れちゃった」
「ウチは耳郎響香です……胸が小さくて、すみません」
肩を落としてションボリする響香。
「おっぱいが小さいのは分かってるから、別にいいよ。それじゃね、とりあえず仰向けになって。それからカエルみたいに股を広げて」
「こう、ですか?……ひゃあっ!」
言われたとおりの姿勢になった響香の股間を、卯稀が踏みつけた。分厚いブーツの底をグリグリと押しつける。
「ボ、ボスっ、痛いっ! ウチ、何かしてしまいました、いたぁいっ!」
訳が分からず、目に涙を浮かべる響香。
「あのねえ。さっき君は僕の顔に唾を吐いたよね? 時間が無いけど、お仕置しないと気が済まないんだ」
他のヴィランと比べると自分の奴隷には優しい卯稀だが、先ほどの行為は我慢ならなかった。
奴隷になる前のこととはいえ、響香に罰を与えるつもりだ。
「あ、あぁぁっ! 申し訳ありませんっ! 申し訳ありませんっ! ウチは、とんでもないことをしてしまいましたっ! ボス、どうかウチを許してぇっ……!!」
「なんでもねぇ……本当だったら、ここで犯しちゃうところなんだけど……百が心配だから、それはこの後にするよ。そうだねえ、その格好で犬みたいにワンワンと鳴いてくれる? それでひとまず許したげるよ」
「わっ、わかりましっ、わ、わんっ、ワンワン! ワ、ワン!」
股間を踏みにじられ、響香は懸命に犬の鳴き真似をする。主人に対して行ってしまったことを償おうと、必死になった。そんなことをしているうちに、彼女の股間が湿り気を帯びてくる。ひどい屈辱を味わされているはずなのに、いつの間にか感じ始めてしまっていた。
「おやおや? もしかして濡らしちゃったの? 犬みたいに扱われて気持ちよくなるとか、君はとんだ変態だね。ほら、靴の裏が汚れちゃったよ。舌で舐めてきれいにしてくれる? あぁ、僕がいいって言うまで、犬の真似はやめちゃダメだよ」
卯稀が靴をあげると、ヌメッとした液体が糸を引いた。
響香は四つん這いで起き上がると、卯稀の靴の裏をぺろぺろと舐めはじめた。ときおり、犬のように小さく鳴いた。
すっかり従順になった響香の様子に卯稀の怒りが収まっていく。
「もう舐めるのはいいよ。君みたいな駄犬にはコレが必要だね」
卯稀は地面から首輪を拾い上げると、響香の首に取り付けた。カチッと音がして、自動的に鍵が締まった。
「ワウン……!」
元の主人が用意したものとはいえ、犬扱いされて響香が上気した顔で鳴いた。もし彼女に尻尾があったなら、嬉しそうにパタパタと振っていたことだろう。
「ああ、もう犬の真似はいいよ。さっそくだけど、君に命令をするよ。これから僕と一緒に百を助けるんだ。それとエロンゲイテッドを殺せ。今まではヴィラン同士だから大目に見てきてやったけど、もう堪忍袋の緒が切れた。あいつには死んでもらう」
「分かりました。でも、ウチの個性はあいつには……」
響香の顔が曇る。彼女の個性はエロンゲイテッドの柔らかい身体には通用しないのだ。卯稀の役に立ってポイントを稼ぐチャンスだというのに、歯がゆくなってしまう。
「それならたぶん大丈夫。あいつはね、体内の臓器はそんなに柔らかくならないんだ。あいつがいままで胴体を伸ばしたことってある?」
「そういえば……ないです」
「今から作戦を言うよ。エロンゲイテッドは百を狙ってる。君はあいつの奴隷の振りをして近づいてくれるかな。そして隙を窺って、君の耳たぶをケツの穴に突っ込んでやるんだ。そしたら後は分かるね? それであいつはお終いだ」
「わかりました。必ずウチがあいつを始末します」
真剣な顔で見つめてくる響香の頭を卯稀が撫でた。
「よく言ったね。うまくいったら、あとでご褒美をあげるよ」
ご褒美。その言葉を聞いた響香の胸が高鳴った。期待のせいで、さきほど足蹴にされた秘所が再び潤ってくる。奴隷に作り替えられてしまった彼女の身体は、卯稀に対してすぐに発情するようになってしまっていた。
絶対に作戦を成功させようと、響香は心に固く誓った。
「百とはこの近くの大きな岩のある場所で待ち合わせてるんだ。ひとまずその辺まで行ってみよう。きっとエロンゲイテッドも潜んでいるはずだ。もしかしたら……もう百に手を出してるかも」
「その場所だったら、さっきウチも側を通りましたっ! すぐに向いますっ!」
卯稀のご褒美に鼻息を荒くした響香は、全力で走り出した。
「あっ、ちょっ……! あーあ、僕を置いてっちゃった……弱ったな。ちょっと道に迷っちゃったから、案内してもらおうと思ったのに。まったくもう、とんだ駄犬だよ……」
やれやれと言った様子で卯稀が呟いた。
◇◆◇◆◇
「……あれっ、そういえばエロゲーに止めを刺したのって、お茶子ちゃんじゃなかったっけ」
響香にペニスを舐められながら、卯稀が思い出したように呟いた。
「その辺りはノーコメントで……」
響香は気まずそうに目を逸らした。
「まあ、耳郎ちゃんの身体が気持ちよかったから、もうどうでもいいや」
気怠そうに息を吐く卯稀の様子に、響香は胸を撫で下ろした。
「ボス、おちんちんの掃除、終わりました」
「ありがとう。耳郎ちゃん」
響香が名残惜しそうにペニスから顔を離す。彼女の唇からは唾液が糸を引いていた。
響香によってきれいになったペニスが、つやつやと光る。たて続けに射精したばかりというのに、フェラチオのおかげでまた大きさと固さを取り戻していた。
「それじゃあ、選手交代だね」
「はい」
残念だが、いつまでもお茶子を待たせているわけにもいかない。
二人はベッドを降りて、外で待機している百とお茶子の元へ向かった。
響香はせっかく注いでもらった精液をこぼさないよう、股間に手を添えながら内股で歩いている。
「ごめーん。おまたせー……って、おやおや」
リビングのドアを開けた卯稀は目を見開いた。
そこでは首輪姿の百とお茶子が睦み合っていた。
仰向けになったお茶子の上に百が覆いかぶさり、その手がお茶子の股間に伸びている。彼女の細い指が、お茶子の秘所にジュポジュポと出し入れされていた。
「あ…あ、あ……ぁ……」
「んふふ。あれほど抵抗されていましたのに、すっかり大人しくなってしまいましたわね。他愛ないですわ。このまま私のテクニックの味を覚え込ませて、ご主人様に手を出さないようにしてしまいましょう……そうすればライバルが一人減りますわ」
百は卯稀達がやってきたことにも気づかず、お茶子を責め続けている。
百にすっかり骨抜きにされてしまったお茶子は光を失った目で天井を見上げていた。
「ていっ」
「きゃあっ! って、ご、ご主人様っ!?」
卯稀に頭をチョップされた百が、二人の存在を知って驚いた。慌ててお茶子の秘所から手を離すが、犯行現場はしっかりと目撃されてしまっている。
「奴隷同士で楽しむのは結構だけどさー、ちょっとヤリ過ぎだと思うの。まさかと思うけど、お茶子ちゃんの処女を奪ってないよね?」
「しょ、じょ……? あの、一体なんのお話ですの? 麗日さんの初めてはとっくにヴィランに……」
清い身体のまま卯稀に奴隷化された百は、処女膜が戻ることを知らなかった。
「うわー、っと。こりゃヤバいかも。耳郎ちゃん、悪いけどチェックお願い」
「あらほらさっさー」
片手が使えない耳郎は個性を発動して耳たぶを長く伸ばした。イヤホンジャックの先端を、倒れているお茶子の秘所へと慎重に挿入していく。
「百はお仕置ね。とりあえず、ロープを作ってくれる? ちゃんと固いやつね。簡単にちぎれる様なやつはダメだよ」
「は、はい……」
観念した百は命令通り個性でロープの束を産み出した。それを受け取った卯稀は、そのロープを使って百の身体を縛り上げる。
百は両手は背中に回され、股を大きく開いた状態で固定されてしまった。
「ボスー、麗日の処女膜は無事ですよー」
耳郎の報告に、卯稀は胸を撫で下ろす。
「ホッ……一時はどうなるかと思ったよ。それじゃ、僕はお茶子ちゃんと楽しんでくるよ。耳郎ちゃん、百にお仕置しといてね。好きにしていいよ」
「わっかりましたー」
卯稀はお茶子を抱きかかえると、寝室へと戻っていった。
リビングに残されたのは響香と百の二人だけ。
響香は卯稀を見送るためにドアの方を向いている。百からは背中しか見えなかった。
「さってと……それじゃウチらも始めよっか」
百の方を向いた響香がニッコリとほほ笑んだ。その笑顔に百の背筋が寒くなる。
「あの……耳郎さん? いったい何をなさるおつもりで? あの、あなたは私に借りがありますわよね!? 再会したときに私に暴言を吐いたこと、それからあの男と一緒に私にひどいことをしましたわよね!?」
「あー、それについてはゴメン。本当に悪いと思ってる」
「で、でしたら……」
「でもそれとこれとは話が別。ボスの命令は絶対だからね」
内股のまま百へにじり寄る響香。百は逃げようとするが、両手足が自由にならないため、その場でジタバタするしかできなかった。
「ウチの耳はね、バイブの代わりにもなるんだ。今からそれを味あわせてあげるよ。ボスはしばらく帰ってこないから、たっぷり楽しんで」
響香は耳たぶを伸ばすと、百の秘所へ先端を挿入させた。
「ひゃあんっ!」
秘所を犯されて、百がたまらずに色っぽい声をあげる。
「百ってば膣が濡れ濡れじゃん。麗日を犯しながら自分も感じちゃってたんだ。えっと、お尻は不味いんだっけ? それじゃもう一本も前だね」
響香がもう片方のイヤホンジャックも百の秘所へ突っ込んだ。棒で二本差しにされた膣から、ギチギチと音が鳴った。
「ああんっ、耳郎さんっ、そんなぁっ! ひどすぎ、ますわぁっ!」
胎内の異物の感触に、百が腰をくねらせながら抗議する。しかし響香は涼しい顔だ。
「ボスの命令だから仕方ないんだって。ウチもホントはこんなことしたくないんだよ?」
「ぜったい、ウソですわぁ……!」
「ばれちゃったか。さーて、これからウチの心音を送るよ。最初は弱めにして、だんだん強くするから。八百万はどこまで耐えられるかなぁ」
響香が嬉しそうに表情を崩す。この状況を完全に楽しんでいる様子だ。
「あぁっ、耳郎さんのが中で震えて……! んんっ、くぅ……!」
「せっかくだから、このままウチのイヤホンジャックの虜にしたげるよ。ボスに興味がなくなるくらいにね。そしたらライバルが一人減って、ウチも大助かりだ」
先ほどの百と似たようなことを呟く響香。
二人とも奴隷同士の仲間意識はあるのだが、卯稀の愛を得ることが最優先だ。主人の一番になりたいという気持ちをそれぞれが強く持っていた。
響香は挿入しただけでは飽き足らず、イヤホンジャックをピストン運動のように出し入れさせる。
「はああっ! ああぁぁっ! 激し、すぎ、ああんっ! ダメっ、ダメですわぁぁっ!」
イヤホンジャックがもたらす快楽に翻弄される百。徐々に目から力が消えていき、口からは涎が垂れる。まだ始まったばかりというのに、すっかり責めに屈してしまっていた。
そんな百の様子を響香は満足そうに見つめている。しばらくしたら他の部分も可愛がってあげよう。卯稀を惑わすあの子憎たらしい大きな胸は特に念入りに。
どこまで百が乱れるのか、響香は楽しみだった。
「えへへ……ボスの子供が出来てますように……っと」
ソファに座った響香は愛おしそうに自分のお腹を撫でた。
「……おっと、そろそろ一段階強化っと」
響香がイヤホンジャックの振動を少し強くする。ついでにピストン運動の速度も早めてあげることにした。
百の声がひときわ大きくなる。その後、リビングから百の嬌声が途絶えることはなかった。
お読み下さり、ありがとうございました。
お茶子のエロシーンは次回に持ち越しです。
また、リアルが忙しくなってきたため、これから更新が遅れる可能性があります。ご了承のほどよろしくお願いします。
あとサブタイトルについて毎回悩んでいます……
今回は以下のような候補を考えましたが、これに落ち着きました。センスが欲しいです……
「響香、人生最良の日」「受精するんだ耳郎ちゃん」「捧げろ処女」