※この作品はR-18です。

エレナを縛ってみた+α   作:筋肉の宴

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アリス&ジャックの発見

∞

 

――――その足音に気が付いたのは、間違いなく奇跡だった。

 

他愛ない話し声を響かせて、軽快な足取りで近づいていくる「二人」の気配。絶頂の余韻に浸っていた俺とエレナの意識に緊張が奔った。

 

「ま、マズイ……誰か来る!?」「とりあえず貴方も服を着てっ!」「……いや、ダメだ! そんな時間無いよ!!」「ッ――――仕方ない! あなただけでも此処に隠れなさいっ……!!」

 

たかだか数秒程度の猶予。その中で出来ることなど限られていた。

 

俺は半ば押し込められるように、机の下にある人間一人分ならば入れそうな隙間へと隠れ、一方のエレナは辺りに散らばった性交の痕跡とでも言うべき下着やら性具やらを片付けていた。

 

 

バンッ!!

 

 

すると、勢いよく扉が開かれる――――ついに審判の時が訪れた。

 

「見つけたのだわ、マスター! ……って、あら?」

 

「あれー? おかあさんいないよー?」

 

聞こえたのは、そんな二人の少女の声。楽し気で、あどけない。声だけでも幼いと分かるほどに柔らかな、その少女たちはおそらく――――

 

「ナ、ナーサリーライムに……それに、ジャック? 何をしに来たの、あなたたち?」

 

机の下に隠れている俺はエレナのセリフを頼りに、声の主が誰なのかを確信した。

 

キャスターのサーヴァント・ナーサリーライム――アリスと、アサシンのサーヴァント・ジャック。扉を開けて現れたのは、エレナとはまた違い、内面も子供同然に幼い二人の少女だった。

 

彼女らの姿を見て、自然と安堵の溜息が零れ出す。

 

そう言えば会議の時に姿を見ていないな、などと思い出し、二人のことだから遊ぶのに夢中にでもなっていたのだろう、と推測して。

 

此処に現れたのがアリスとジャックであったことに、ホッと胸を下ろしていた。

 

(他のサーヴァントならまだしも……二人なら、何とか凌げるか?)

 

僅かに見えた希望に拳を握り締める。

 

だが、落ち着こうにも落ち着いてばかりではいられない。そんな俺の焦燥感の理由を証明するように、目の前の光景(・・・・・・)が問題だった。

 

「あ、エレナだ。そんなところで何してるのー?」

 

部屋で不自然にも一人でいた少女を見つけ、ジャックが外見相応の無邪気さで尋ねてくる。エレナにしても、見つかってしまった以上は無視することも出来ず――――

 

「べ、別に何もしてないわ。…………それよりも、あなたたちは一体どうして此方に? もう夜も遅いわ。子供は寝る時間よ」

 

悟られることのないようにと慎重に、エレナは何とかして二人を追い返そうと懸命に言葉を選んでいた。すると、アリスがブンブンと首を横に振るう。

 

「夢の国に行くにはまだ早いわ、だってこれからマスターと一緒にお茶会(パーティー)の時間なんだもの!」

 

表情をぱぁっと輝かせるアリス。だけど、たちまちその顔を暗く沈ませて、

 

「マスターってばひどいのよ! 前にちゃーんと約束したはずなのに、『かいぎ』だとか何とかで……約束の時間になっても、ちっとも来てくれないんだもん! つまんない、つまんない! バッドエンドなんてもうたくさんよ!」

 

(……そんな約束してたの?)

 

(すっかり忘れてた……まさか今日だったなんて……!)

 

囁くようにエレナが聞いてくる。俺が肯定すると、エレナはやれやれといった風に嘆息した。申し訳ない。アリスたちには本当にすまないが、今の今まで完全にそのことを失念していたのである。

 

「それでね、悪い子さんのマスターを探してたら、マシュが『先輩なら、会議が終わったので部屋に戻ってるか……もしも部屋にいなければ、おそらく会議室の方にまだ残っていると思いますよ』って、教えてくれて――――」

 

次第に頬を膨らませていくアリス。

 

探せども約束をすっぽかしたマスターは一向に見つからず、ようやく手がかりらしいものを掴んではみたが――――それが空振りに終わった(そう思い込んでしまった)のでは、少女が不満を爆発させたとしてもおかしくはない。

 

「もー、マスターってば何処に隠れたのかしら! 今日はかくれんぼって気分じゃないのに!」

 

「かくれんぼいや、鬼ごっこがいい。それか……うん、解体だね♪」

 

「バッドエンドはよくないのだわっ」

 

二人の台詞から、どうやら俺を探しに会議室(ここ)の扉を開けたらしいことは明白だった。しかし、流石にズボンもロクに履けていないこの恰好で出るわけにはいかないだろう。

 

そして、二人の前に実際に姿を現しているエレナはどうかというと、彼女だって下着を履き直せたわけではない。俺と同じように、下半身を露出させたままだった。

 

教卓のような机で上手く隠せてはいるものの、それだけだ。ひとたびアリスとジャックに机の下を覗かれようものなら、エレナの痴態は一目瞭然。勿論、その時は俺も地獄逝きではあるが。

 

(うわっ、エレナのが目の前にっ……しかも、俺の出した奴が垂れて……)

 

問題とは、つまり「そのこと」だった。

 

俺の視線の僅か先には、びしょびしょに濡れたままの、ツーと白濁液を漏らしている少女の割れ目。性交を終えたばかりのエレナの膣口が、確かな熱気と共に震えていた。

 

――――こんな状態で「何事も無かった」などと。

 

エレナの説明の悉くが嘘であることを知っているだけに、何とも言えない奇妙な面白さを感じ、思わず苦笑が漏れ出した。

 

(ごめん、この埋め合わせはいつか必ずする……だから、今回だけは見逃してくれ!)

 

無垢な少女たちは、果たしてエレナの言葉を信じてくれただろうか。

 

バクバクと音を鳴らす心臓を抑えながら、俺は内心で謝罪と祈りを繰り返す。それと共に、マスターとしての俺の人望その他諸々は、エレナの手腕一つに託された。

 

――――バレた瞬間すべてが終わる、そんな綱渡り。

 

「エレナの顔真っ赤ー。風邪引いてるの?」

 

「そ、そんなことないわ。私は万全よ」

 

「じゃあ、じゃあ、あなたも一緒にお茶会に参加しましょ! マスターも入れて、みんなで遊んだほうがきっと楽しいわっ!」

 

「ッ――――え、遠慮させてもらうわ! やっぱり具合が悪いみたい! ま、マスターね……うん、カルデアの何処かにはいるんじゃないかしら? あは、はは……此処には『絶対に』居ないから、他の場所を探しに行きなさいな!」

 

危うく連れ出されそうになってしまい、エレナが不自然なほどの動揺を見せた。

 

一歩でも机の裏から出てしまえば、その瞬間己の痴態は明らかとなる。そんな、頑なに動こうとしない彼女の態度に、やがてアリスたちは視線に疑惑の色を浮かばせた。

 

(っていうか…………)

 

ある意味で「ただ息を殺すだけの退屈な時間」だったことが災いして――――

 

(エレナ、すごい足をもじもじさせてるな……やっぱり、興奮しているんだろうか?)

 

目の前にある扇情的な光景、それから目を離せずにいた。

 

だらしない涎を零す少女のクレバス。人間がある種の恐怖をスリルとして愉しむように、エレナもまた、この状況に興奮を覚えていたのかもしれない。

 

アリスたちも、障害物(つくえ)を挟んだその裏側でエレナが性器を剥き出しにしているとは思ってもいないだろう。ましてや……エレナの雌穴が先ほどまで男のモノを咥えていただなんて、夢にも思っていないはずだ。

 

(ごくん…………っ)

 

魅惑的かつ背徳的な光景に耐えられず、俺は思わず「それ」に手を伸ばしてしまった。

 

アリスとジャックの気配を確かに感じながら、ぷっくらと盛り上がったエレナの恥丘に人差し指を挿入して――――彼女の膣内(なか)をぐちゅりと掻き撫でた。

 

「きゃぁんっ……!?」

 

下半身に訪れた突然の快楽に、エレナが甲高い驚愕の悲鳴を叫んだ。それを見た二人が驚いて、心配するように近寄ってくる。しかし――――

 

「き、来ちゃダメ……っ、はぅん、んくっ……なんでも、ない、から………くぅ、っ……!」

 

エレナの必死すぎるほどの様子に、二人がびくりと立ち止まった。明らかに尋常ならざる様子。心配を尋ねる二人だったが、エレナは「何でもない」の一点張りを繰り返す。

 

「すごい苦しそうだよ、エレナ……!」

 

「大変だわっ、お医者さんを呼ばないと……」

 

「むー、お医者さんは嫌い。歯医者さんにしようよ」

 

「歯医者さんはおっかない人だからダメよ」

 

妙に外れた会話を広げる二人の少女。

 

しかし、当のエレナには彼女たちの会話に耳を傾けるだけの余裕は既に無く、肉壺を攪拌する俺の愛撫に、嬌声を押し殺すことに全力を注いでいた

 

「ッ、くっ………ん、はぁぅん、ぁっ、はぐっ……本当に、何でもないの…………だから、お願い、……部屋を、出て行ってくれるかしら……っ、んん!!」

 

純粋無垢とした心の持ち主だったためか、アリスとジャックは心の底からエレナのことを心配している。目の前で正体不明の病に苦しむ仲間(サーヴァント)。二人がおろおろとしてしまうのも無理はない。

 

だから――――

 

第二関節程度まで潜り込ませた人差し指を、くいっ、と内側に折り曲げ、エレナの膣ヒダを指の腹で擦り上げた。すると、少女の両足が頼りなく震え始め、内部に溜まっていた愛液と俺の吐き出した精液とが混ざって掻き出された。

 

(馬、鹿ぁ……こんな時に、どこを、触って……くぅんっ、二人が見てるのに……っ!! バレちゃったら、どうするの、よ…………ぁ、うぅん……っ)

 

懸命に平静を保とうとするエレナの姿に、ますます嗜虐心を覚えていく。

 

じゅぶ、ずちゃ、ぬるっ。

 

既に十分なほどに発情していたためか、また膣内に注がれた精液が潤滑油にでもなっているのか、指の抽挿は驚くほど滑らかに繰り返される。水の跳ねる卑猥な音が奏でられ、エレナの雌穴は鼻孔を突くほどに甘美なる匂いを放っていた。

 

(これ、っ、立ってられないっ……ん、くうぁっ……!! やだ、やだぁっ……! おま○こ、くちゅくちゅ、されて……っ、指でイかされちゃっ……ぁ、んぅっ!! イクところ、ぁっ、二人に見られて……っ!!)

 

膣内をぐちゃぐちゃに掻き混ぜていると、少女の弱点というものが分かってくる。そこを指で突いたり擦ったりすると、張り裂ける悲鳴と共にエレナの身体が机に倒れ込んだ。

 

執拗に愛撫を続ける俺の指から腕に掛けてを、滝のような蜜液が伝っていく。壊れた蛇口の如くに延々と。快楽の唾液に尽きる様子は無い。

 

(見ないで、ぇ……んぁ、あぅぅっ、気持ち、良すぎてぇ、っ……さっき、イったばかりだから、ぁ、あんっ……!! 簡単におま○こ、喜んじゃう、ぅぅ……っ!!)

 

エレナの痴態を間近で見ている俺の肉棒は、今日一日で既に何度も出したというのに息荒く勃起を遂げていた。今すぐにでも彼女の膣内(なか)に挿れたい、そう切なく震えていたが――――

 

流石にそれはバレてしまう。だから、自分の指を陰茎に見立てて、身の竦むようなスリルに酔いながら、エレナの雌である部分を犯し尽くすことに決めた。

 

「んっ、ふっ、ぁ………くぅっ、ふぅ、ん、んん………っっ!!」

 

エレナの様子に限界が見え始める。

 

足はガクガクと震え、何よりも少女の膣内が痛いほどに指を締め付けていた。引き抜くと、トロっとした粘着質の糸が穴から伸びて、より一層淫らな光景を作り出す。

 

俺が指で彼女の秘所を愛撫したから――――それだけではないだろう。

 

エレナも、またアリスとジャックに見られている状況に興奮を覚えていた。見られて興奮する素質があったのだ。そうでなくては、指でほじくる度に溢れ出す愛液の量に説明がつかない。

 

「ゃ、ん……見ちゃ、だめ、ぇっ……おねが、……くぅ、ぁっ!!」

 

今にも泣きだしそうな脆弱さで、弱音を吐き出したエレナ。

 

だから、この辺りで彼女を楽にさせてあげようと――――

 

毛の一本たりとも生えていない綺麗な陰裂を指で左右に開き、桜色の花弁に挟まれた、小さな突起が現れた瞬間、俺はそれを摘まみ上げた。

 

「んんっっ、ん、んんんっ、んんんん…………っっっっ!!!!」

 

必死に声を押し殺し、エレナが絶頂を迎えた。

 

口を手で押さえていなかったら今頃狂ったような悲鳴が漏れていただろうが、クリトリスを責められた衝撃はどうやら凄まじかったらしく、前傾だった少女の身体が勢いよく後ろへ反り上がった。

 

(ぁっ、やっ……らめ、止まってぇ……!!)

 

絶頂に伴い、激しく潮を吹きだすエレナの雌穴。スプレーというよりはホースの噴射を思わせる潮の勢いは、真っ直ぐに俺の顔面へと襲い掛かってきた。

 

少女の生温かさが液体として惜しげなく伝わってくる。

 

別段、俺自身は何とも思っていない、寧ろ――――という気持ちだったが、どうやら俺に潮をぶちまけてしまったことが、エレナを存外のこと羞恥に苦しめているようだった。

 

(ん、はぁんっ……おま○こ、いっちゃったぁ………こんなの、絶対バレて……)

 

出来る限り平然を装っていたエレナだったが、最後の一瞬、絶頂の様子だけは、人間でもサーヴァントでもなく、快楽を貪る雌犬としての表情を見せていた。

 

目がとろんと天井を向いて、舌を伸ばし、息も絶え絶えといった様子で唾液を零す少女の姿。誤魔化せるはずがない。故に、エレナの胸中を巨大な絶望感が押し寄せた、その瞬間。

 

「……!! ねー、アリス。ごにょごにょ…………」

 

「!! ……ええ、そうよ! きっと、そうだわ!!」

 

ジャックが何やら耳打ちすると、アリスが得心したように手を叩き合わせた。

 

「マスターの隠れている場所が閃いたわ! 早く探しに行かなくちゃ!!」

 

すると、二人は踵を返し、何を思いついたのか、颯爽と部屋を後にした。突然のその行動にどのような意図があるのかは全く分からない。だけど――――

 

(……もしかして気付かれていない?)

 

瞬く間に消え去ってしまった少女たちに、エレナの様子を怪しむような気配はなかった。どことなく確信を覚えたような、そんな晴れ晴れとした表情で、

 

「っ…………この、馬鹿弟子っ!!」

 

アリスたちが出て行って数秒した後、エレナが全力で頬をつねってきた。

 

他人の監視がある状態で迎えてしまった絶頂。相手が疎かった(・・・・・)からバレずに済んだのかもしれないが、それでも危険極まりない状況・行為だったことには違いない。

 

――――やばい、本気で怒ってる。

 

羞恥と憤怒に紅潮しきった相貌は、まさに鬼の形相といった感じで。「まあまあ」と宥める俺の態度が一層のこと火に油を注いだのか、エレナが更に激しく掴み掛かってくる。だからというわけでもないが、俺も言い訳がましく反論して――――

 

「も、元はと言えば、エレナがこんな場所でしようなんて言ったからだろ……!」

 

「それはそうだけど…………って、それはあたしの台詞でしょ! 元はと言えば、あなたが変な提案(こと)をお願いしてきたから…………っ!」

 

「アレは、エレナが不満そうに見えたからであって……!」

 

「ふ、不満!? ……へえ、あたしが……このあたしが、そんな顔をしていたって言うのかしら、あなたは? 錯覚に決まってるわ、ええ、絶対にそうよ!」

 

「いいや、あの時のエレナの表情は凄く辛そうだったぞ! 凄く卑猥だったし、それに……!」

 

「ッ――――だって、それはあなたのが…………っ」

 

喧嘩じみた言い合いに、俺もエレナも歯止めが利かなくなる。

 

「大体、エレナが毎日そんな際どい服装をしているのが悪いんだよ! ……いつもいつも肩や脇を見せつけてきて……俺がどれだけ我慢してきたと……!!」

 

「私だって……! あなたがいつも迷子の子犬のような瞳をしてくるから……断るに断れなくて……仕方ないから、あなたの変態的なオーダーも受け入れてきたのよ、少しくらい感謝してもいいじゃない!」

 

「それじゃあ、エレナは俺とするのが嫌だったのか!?」

 

「良いに決まってるわ! 私の身体、あなたのおちん○ん無しじゃ生きられないんだもの! あなただって、私のことを性欲処理の道具程度にしか見ていないんじゃなくて!?」

 

「そんなわけあるか! 俺はエレナのことを一人の女の子として誰よりも愛しているし、誰よりも大事にしたいと思ってる! 勝手なことを言わないでくれ!」

 

「じゃあ、なんであたしたち喧嘩してるのかしら!?」

 

「俺に聞かれても分かんないよ!!」

 

互いに息も切れるほどに言葉をぶつけ合ったところで、この言い合いに全く意味が無いことをようやく理解した。あまりに不毛すぎたのである。

 

「……………………」

 

「……………………」

 

気まずい沈黙。掛ける言葉が見当たらない。

 

何というか、他人に見られたら恥ずかしくて死にたくなる、そんな口喧嘩だっただけに、俺もエレナも相手の顔を直視できずにいた。

 

だけど――――

 

「あっ………んむ、んちゅ、ちゅぷぅ……くちゅ、ちゅぅっ…………」

 

示し合わせたわけでもなく、偶然にも視線が重なってしまうと、もう止まらなかった。

 

吸い込まれるように、エレナの唇を奪っていく。少女も目が合った瞬間から受け入れる体勢は出来ていたようで、静かに瞼を伏せると、潜り込む俺の舌先に自分のそれを絡ませていった。

 

「ちゅる、じゅぅぅ、っぷぁ、あむぅ……んんぅ……ぇろ、ちゅむ、っっ…………んあぁ……」

 

「エレナ…………」

 

「ん、もう……無理ぃ、あなたのおち○ちん、また欲しくなってきちゃったぁ……」

 

キスによって再び欲情の焔が灯ったのか、エレナが両足を擦り合わせてて強請(ねだ)ってくる。

 

以前の彼女からは想像もつかないほどに淫靡で積極的な姿。

 

エレナをそう(・・)してしまったのは間違いなく自分の責任である。手錠で縛ったあの日以来、エレナを浮上する見込みのない快楽の海に溺れさせたのは、紛れもなく俺の責任(せい)だった。

 

「来てぇ、マスター……」

 

机に乗り上がったエレナが、陰部を見せつけるように自慰を始めた。

 

ぐちゅぐちゅ、と。あまりの切なさに涙ぐむ少女は指を激しく膣内に入れては引き抜くが、これでは全く満たされていないのか、物欲しげな視線を俺に向けてきた。

 

少女の指が自らを慰める度に、雌穴からは愛液がぷしゅ、と弾け飛ぶ。一方の手は服の上からでも分かるほどに屹立した乳首を、摘まんだり、転がしたり、といった風に苛めていた。

 

――――物足りないのは自分も同じ。

 

自慰に耽るエレナの指を止めると、固く勃起した己の陰茎を少女の亀裂と付き合わせた。艶然と濡れ光る恥丘を強引にペニスで開かせ――――

 

――――そして、彼女の期待に応えるべく腰を乱暴に突き出した。

 

「んんぅぁぁぁっっ………!! 入って、んっ、来た、ぁあっ……! ますたぁの、おちん○ん、っうう……あたしの、小さな、っ、おま○この、ぉ……奥、ぅぅ……まで、ぇっ!! ずんずん、って、蹂躙してきててるぅぅ……っ!」

 

待ち望んでいた肉棒を己が膣口で咥え込んだエレナは、その瞬間、ケモノの嬌声を叫び吠えた。

 

対面の姿勢であるためか、少女の顔がよく見える。それはもう卑猥にすぎて、亀頭で最奥を小突く度に、彼女の身体全体が喜々として、雌の喜びに打ち震えていた。

 

「ッ、エレナ……締め付け、強すぎ……っ」

 

「だって、っ……!! ますたーのおち○ぽ、もう一生離したくないから……ん、ぁっ……はぁ、くぅ……ひぐ、ぅ、くひぁ……!! 太いの、ずぶずぶして、こんにゃの……ぉ、あんっ、んはぁっ……頭、狂っひゃ、ぅう……!! あなたのおち○ぽ、でぇっ、あたしの身体、エッチになっちゃったぁ……っ!!」

 

「俺はそこまで変えたとは思ってない、よ……エレナには元々、淫乱の素質があったんだ……っ」

 

「やだ、ぁっ……そんなこと、言っちゃ……っん、んんぁぁっ!! 嫌いに、ならないでぇ……っ、おちん○ん咥えて、喜ぶ、雌犬サーヴァントだけど、ぉ……んぁ、ぁ、ひぃん、んっ、捨て、たりしちゃ、ぁ……ぁくぅんんっ!!」

 

「捨てるわけないよ。今のエレナもずっと魅力的だ……!」

 

パンパンと景気よく腰が打ち付けられ、槍のように鋭く伸びた肉棒が何度も少女の最奥を叩いた。快感を咀嚼するケモノへと変貌したエレナは、今日一日なにかと声を押し殺す場面が多かったためか、本能を全開にして泣き叫んでいた。

 

いつしか俺はエレナの身体を持ち上げて、両膝の裏に腕を通す抱きかかえるような姿勢でペニスを突き上げていた。少女も俺の首裏へと腕を回し、振り落とされないようにと必死にしがみ付く。

 

自分よりも背丈が何段も低いエレナの体重は、別段苦になるほどのものではなかった。身体を上下させると、重力の関係もあってか、少女の子宮口が亀頭と何度もぶつかり合ってくる。

 

火傷しかねないほどに発熱した少女の膣道。肉ヒダはエレナの雌としての執着心を示すが如くに肉棒を締め上げ、筋やカリの裏側をまるで愛撫するかのように咥え込んでいた。

 

渾身の力で腰を動かす。全力のストロークで少女の膣内を征服する。

 

そして――――

 

 

 

 

「見つけたのだわ、マスター! さあ、一緒にお茶会へ―――――――」

 

「おかあさん、発見ー。隠れても無駄だよ――――」

 

 

 

 

瞬間。

 

「「………………………あ」」

 

「「……………………え?」」

 

――――その扉が開かれた刹那、世界が停止した(気がした)。

 

「な、な、なっ…………!!」

 

身体を交わらせる二人組。

 

それを目撃した少女二人。

 

「見た方」も「見られた方」も言葉を失い、ひたすらに硬直して――――

 

最初に正気を取り戻したのは、漆黒のゴスロリ服に身を包んだ少女だった。

 

「何をやってるのかしらだわっ――――――――!!」

 

「お、落ち着けアリス、これはだな…………っ!!」

 

「ま、マスターと、エレナが、い、い、イケナイなことを……だ、だめっ、見ちゃいけないものだわ、ジャック! おまわりさんを呼ばなくちゃっ!」

 

「んん? どういうことー? おかあさんとエレナ、何やってるの?」

 

動揺して悲鳴を叫ぶアリス。

 

絶望に言葉を失うエレナ。

 

いまいち状況を理解していないジャック。

 

もはや隠れる余裕すらなく、今まさに射精を迎えようとしていた瞬間、それは訪れた。

 

迂闊だった、とか、油断していた、とか後悔の台詞ならば幾らでも浮かんでくる。だが、そんなことを悔いている暇はない。そう、つまり――――

 

――――見られたのだ(・・・・・・)。

 

自分とエレナが性器を媒介に繋がっているところを。愛を育む生物同士の交わりを。

 

(み、見られた……っ、あの二人に、マスターのおちん○ん入れられてるところ……言い逃れも出来ないくらい、ハッキリと見られちゃった……!!)

 

エレナは俺の胸に身体を寄せたまま、激しい焦燥と羞恥に苦しんでいた。

 

どうやら、アリスたちは先ほど部屋を訪ねた時点で、俺が机の下に隠れていたことを見抜いていたらしい。あの時見せたエレナの必死な様子は俺を匿うための演技。「かくれんぼ」のための協力だと勘違いしていたとか――――

 

一度気付かないフリをして帰ることで、油断した俺が姿を現したところを「見つけた」と捕まえる……そうした作戦をアリスたちは考えていた。

 

部屋の外でひっそりと息を潜めていた二人は、ただじっくりとその瞬間を待つ。マスターの声が聞こえる、そのタイミング。正確な言葉までは聞き取れなかったが、確かに慣れ親しんだマスターの声が聞こえたところで――――突入した。

 

すると、どうしたことか。

 

確かにマスターは居た。居たのだが――――そこに広がっていた光景は彼女たちの想像を百八十度回転させた予期せぬものであり、少年の陰茎が少女を突き刺す、明らかに「NG」な映像だった。

 

アリスたちの瞳にはハッキリと映っていた。

 

いわゆる「櫓立ち」という体位の自分たち。ちょうとエレナが二人に背を向けているためか、彼女の小振りな尻を下から俺の肉棒が突き上げる「結合」の恰好が丸見えとなっていた。

 

ジャックは性知識に疎いのか、きょとんと小首を傾げている。

 

問題はアリスだ。彼女は明らかに自分たちの「行為」を、たとえ明確には知らずとも、あまり公にするべきではない「何か」だと気付いていた。

 

途端、アリスが涙ぐむ。

 

膨大な情報量を捌ききれず、思考回路が故障(ショート)したが故の涙だろうか。もしも彼女が泣き叫んで、その悲鳴にカルデア中のサーヴァントが集まったりでもしたら――――間違いなく「終わり」だ。

 

「…………ち、違うぞ、二人とも!!」

 

だから――――きっと、俺も混乱していたのだろう。

 

アリスが泣き出す前に――――依然としてエレナとは繋がったまま。

 

「――――これは”霊基強化”なんだ!!」

 

「…………霊基?」

 

「…………強化?」

 

アリスとジャックが俺の台詞を反芻し、どういう意味かと瞳を向けてくる。一か八か、この絶望的な状況を打破するべく、すうっと息を吸い込んで説明を開始した。

 

「ほら……サーヴァントを強化(つよ)くするのに、基本的に『種火』やら『灯火』が使われていることは、二人とも知ってるだろ?」

 

「え、ええ……っ」

 

「知ってるよ?」

 

「だけど、最近……それが少なくなってきて、サーヴァントを強くすることが出来なくなっていたんだ。今日の会議はそのことについて話し合ったんだけど……二人とも居なかったから、どうやら知らなかったようだね」

 

「なんてこと! 私たち、そんな大切なことを聞き逃してたなんて!」

 

「ご、ごめんなさい………おかあさん、怒ってる?」

 

「いやいや、ぜんぜん怒ってないよ。で、本題はこれからだ」

 

呼吸をするかのように言葉を吐き出してくれる達者な口に、今日この日だけは感謝しよう。

 

アリスとジャックが話を清聴してくれる中、俺は勢いに身を任せて、最後の仕上げへと移った。

 

「『種火』の枯渇した今、サーヴァントを強くするにはこれ(・・)が効率的なんだ。つまり、マスターからの『魔力供給』によって、サーヴァントを強化する……それをただ実践しているだけなんだよ」

 

腰を浮かび上がらせ、肉棒を上に突き放つ。すると、茫然とうわ言を呟いていたエレナが突然の衝撃に目を見開き、自身の置かれた状況を即座に理解して、更に驚愕した。

 

(え、なに、なにこれ!? ちょ、ちょっと……二人がまじまじと見てるのに、一体なにをしているの、あなたっ…………んんぁぁっ!?)

 

(悪いけど、もうこれしか手段は無いんだ……エレナも俺に話を合わせてくれ!)

 

アリスが恥ずかしそうに見つめる。

 

ジャックが不思議そうに見つめる。

 

合計して二人の視線が向けられる中、俺は実際にペニスを咥えるエレナの雌穴を――――二つの性器が重なる結合部を見せつけた。

 

「ひゃっ……すごく、激しいわ!」

 

「おかあさんのおちん○ん……エレナのおまたにすっぽり入っちゃってる……っ」

 

僅かに頬を赤らめて、アリスとジャックが食い入るように観察する。好奇心に支配されたかのように。自分の持っているものとは違う少女のそれと、自分の持っていない少年のそれを、その交わりを、興味深そうに見つめていた。

 

『魔力供給』――――つまり、こうする(・・・・)ことがサーヴァント強化の隠された手段なのだと、自分の身体を教材として俺は説明する。

 

尤も、全くの嘘というわけでもない。

 

『種火』が足りないのはいつものことだし、魔力供給によってサーヴァントの霊格が強化されるのは既に証明されていることだった。ただ、まあ……欺いていることには変わりない。

 

「分かったか、二人とも。俺たちは遊びのつもりじゃなくて、強くなるため真剣に取り組んでいるんだ。だから、別に驚くようなことでもないし、恥ずかしがるようなことでもない。そのことを理解してくれたら十分だ」

 

俺の釈明に二人は、

 

「そうだったのね……アリス(わたし)ったら勘違いをしていたわ……っ」

 

「じゃあ、じゃあ、おかあさん! いつか私たちにもそれ(・・)してくれるの? 私たちもそれをしたら、強くなれるの?」

 

「え? あ――――ああ、まあ……いつか。いつか、な? 多分、そのいつかは果てしなく遠くなるとは思うけど……確かに、エレナにする以上、他のサーヴァントにもするべきだよ、なあ……」

 

思いも寄らないジャックの発言に背筋が冷え上がる。

 

だが、本当の恐怖とはその後に続いたセリフで――――

 

 

 

 

「――――エレナが強くなるところ、私たちにも見せてほしいな」

 

 

 

 

自分は何かとんでもない間違いをしたのではと、今更になって後悔した。

 

「…………………は?」

 

「ちゃんと最後まで(・・・・・・・・)見たいって、『私たち』全員が言ってるよ。ちょっぴり恥ずかしいけど、すごくワクワクしてきて……ねー、いいでしょ、おかあさん?」

 

子が母に何かを強請るような仕草でジャックが尋ねてくる。ワケガワカラナイ。俺の想像した展開では、この光景に二人が恐怖を為して逃げてくれることを期待していたんだが――――

 

幼い少女の視線は、真っ直ぐに俺とエレナの結合部に向けられていた。それは純粋なる知的好奇心。自分の知らないものを知りたがる、子供としての貪欲さだった。

 

エレナは口から魂が抜けだしたように放心していた。本当に済まないと思っている。俺の行き当たりばったりの作戦のせいで、こんな展開を生んでしまったことに。

 

「早くー♪ 早くー♪」

 

本当に頭が混乱していたのだろう。

 

サーヴァントの急かすような声に、俺は「ああ……」とだけ一言頷いて、そうして――――エレナの身体を前後に反転させる。すると、俺たちの繋がっている部分はアリスたちの視界に完全に収められ――――逆駅弁のような体位に切り替えた。

 

(ええい、ままよ……っ!)

 

どうなろうと知ったことか――――何もかもをぶん投げて。

 

もうこのまま突っ走ってしまえ――――理性が砕け散った瞬間、俺は勢いよく腰を動かした。

 

「ふぇっ? ぇ、ちょっと待っ――――んいぃぃぃぃぃっ……!? あっ、やんっ、なんで、っ……!! 二人が、ぁうんっ、はぁっ、見てる……っ!! おちん○ん挿(は)いってるところ……くぅ、んあっ……ぜんぶ、見られて……っ、ひぐぅっ! だ、だめぇ! こんなの、ぉ……恥ずかしくて死んじゃうわっ……んんっ!!」

 

弛緩しきっていたエレナにキツイ一撃を見舞いする。

 

両腕に少女の体重が惜しみなく伝わってくるこの体位。先ほどまでと違う点は、エレナが正面を向いている、ということだろう。

 

肉棒が陰裂を貫き、その奥へ、膣内へと突き進んでいく。すぐさま引き抜かれ、じゅぷんじゅぷん、といった愛液の弾ける音を響かせる。そうした抽挿の光景が、二人の観客を前に盛大に披露されていた。

 

エレナの蜜壺はこれまで以上に締め付けてくる。それは、まるで俺のペニスが挿入されるところを見せたくないと拒むようでもあった。

 

亀頭が狭小とした少女の洞穴を掘削していき、奥に潜む子宮口を何度もノックした。その度にエレナの口から隠されることのない嬌声が吐き出され、狂ったようによがっていた。

 

「ぁっ、ひぁっ、くぅんんっ……!! 駄目、ぇ……おち○ぽ、これ以上ずぽずぽしちゃ、ダメぇ……っ!! ぁ、やぁん、んはぁっ……んぃぃ、あへぁ、気持ちいいのぉ、止まらにゃいぃぃ……っ!! ますたあので喜んでる、わらひのおま○こぉ……ぁうんっ、ひにゃぁっ……!! 丸見えになってりゅ、ぅぅ……!!」

 

激しく上下するペニスを積極的に呑み込もうとしてくるエレナの姿は卑猥の一言に尽きる。

 

沸騰した意識でも、エレナは確かに自分の置かれた状況を理解していた。

 

つまり、俺の肉棒をを恍惚として受け入れる自身の痴態、雌穴を、アリスとジャックに間近で見られている、という恥辱極まりない状況を。

 

「ふぁぁぁ、どうしましょう、どうしましょう……!? 見ちゃイケナイものなのに、目が離せないわ……マスターのが大きくて、それが動くと、エレナの身体がびくんってして……!!」

 

「おかあさん、エレナが苦しそうだよ、痛そうだよ……!! 痛いのは、やだよぉ……!!」

 

アリスが両手を顔に、だけど指の隙間から覗き見るようにして、エレナの膣内に俺の陰茎が何度も入っては抜かれていく光景を直視していた。

 

一方のジャックは、眉を寄せ、辛そうな表情を見せていた。

 

痛そうだという彼女の台詞も、分からないでもない。呼吸も荒く、真っ赤に熟しきったエレナの相貌は、ある種痛みに苦しんでいるようにも映るだろう。

 

だからこそ、俺はそんなジャックの不安をほぐすように、ペニスの抽挿を加速させた。

 

ぐちゅん、ぐちゅん、と広がったカリが少女の膣内(なか)を擦り、粘っとした不透明な体液を掻き出していく。亀頭の先目がけて欲望が昇りつつある肉棒は、二人の目の前で幾度となくエレナの雌穴をつんざいてみせ――――

 

「大丈夫だよ、ジャック。これは、そんなに痛いことじゃない……」

 

「でも……エレナのおまた、おかあさんのおちん○んで貫かれて、とても痛そうにしてるよ?」

 

「……だそうだ、エレナ。お前から二人に説明してやってくれ」

 

俺はその反応を愉しむかのように、快楽に狂い続ける少女へと話を振った。同時に、思い切り強く、彼女の浅いところにある子宮口を突き上げる。

 

「んぁぁぁっ……!! は、ぁ……っ、気持ちいい、ぃ……っ、ますひゃあぁのおち○ぽぉっ、最初は痛かった、けど、っ、んくぅ……っ!! あっ、ぁあんっ、んひゃぁっ……もう、大好きに、なって……っ、あたしのおま○こ、ますたぁのおち○ぽ専用のかたちに、作り替えられちゃったの、ぉ……っ!!」

 

「抜いていいか?」

 

「んぐぅっ、はぁん、やらぁ……!! おち○ぽ、抜いちゃ、やだぁ……っ、もっとじゅじゅぽじゅぽしてぇ…………っ! わらひの子供おま○こ、あなたの雄ち○ぽで……ぁ、いぐぅ、んくぅぁ……っっ、……幸せになってりゅから……抜いちゃ、やだぁ……!!」

 

「それじゃあ、もっと強くなれ。これは『サーヴァントを強化するため』の訓練だからな」

 

「あ、ひぃぁっ……あ、ぁん、んんっ、ふぁぁ……!! なりゅぅ、ますたあの勃起ち○ぽにいっぱい貫かへぇ……っ、ますたーのために、もっと強くなりゅから、ぁぁん……!! あたま馬鹿になるくらい、激しくぅ、……んあっ、おち○ぽでぐちゃぐちゃにしてぇ、んいぃっ……!!」

 

エレナ自身の口から「気持ちいい」という言葉が出たことで、ジャックが顔を安堵に緩ませた。少女の素直さが愛らしく、そんな純真すぎる彼女に応えるため――――

 

エレナの快感に狂う絶叫を更に引き出そうと、腰を強く突き出した。

 

疾うの昔に理性の焼き切れたエレナには、もはやマトモな思考能力なんて残っていない。快楽の虜と化した少女は、ただ懸命に、俺のイチモツが去っていかないようにと膣壁をぎゅうぎゅうに締め付けていた。

 

「ん”ん”ん”ん”ん”っっ……あは、ぁ、これ好きぃ、子供部屋、こつんこつんって叩かれれうの、ぉぉ……ぁぇ、い、いぃ、落ちちゃうぅ、ぅぅぅ…………っ、雌犬になっちゃ、んぁぁっ、はぁ……おっきいの、くりゅ、ぅう……!!」

 

ばちん、ばちん、ばちん、と。素早い腰のストロークが、エレナの尻を打ち叩く。

 

亀頭が少女の膣内(なか)を攪拌する中――――俺は、エレナが絶頂の寸前にあることを確信した。思えば、さっきから少女は小刻みな痙攣を繰り返していた。既に浅い絶頂の波に漂っていたのかもしれない。

 

無論、それは俺も同じだ。俺の限界を悟ったのか、エレナが激しくよがり狂う。

 

「膣内(なか)ぁっ、わらひのおま○この中にぃ、っ、んあぁん……っ!! あなたのおち○ぽ精液(まりょく)、いっぱい、注ぎ込んで、ぇっ……ひぅん!!」

 

膣内射精(なかだし)を要求するエレナの瞳には、もうアリスとジャックの姿は映っていなかった。いや、寧ろ盛大に見せつけているかのような節がある。

 

俺としても、エレナの懇願を断る理由が無いため、ラストスパートを掛けて肉棒を動かした。鈴口の先端まで精液が昇っているのが分かる。それを吐き出すのに、もう数秒として要らなかった。

 

その時――――

 

「な、何をやってるのだわ、ジャック……!」

 

「んぇ? 何って……」

 

色白の肌をこれでもかというほどに紅潮させて、アリスが驚愕の声を叫んだ。

 

自身の隣にいる少女――――同じように俺たちのセックスを観覧していたサーヴァントが、突如として、エレナの秘部に唇を付け合わせたのだ。

 

アリスが驚くのも無理はない。

 

だが、ジャックは変わらず舌を動かして――――

 

「あっ、やめっ、いまそこ舐められたら……くひぃっ!」

 

ジャックは少しだけ腰を浮き上がらせ、今もまさに俺の肉棒を咥え込んでいるエレナの、ぷっくらと膨らんだ恥丘の辺りに舌を這わせていた。

 

ぺろ、ぬちゃ、ちゅる。

 

大口を広げた、エレナの桜色の花弁。愛液にぐじゅぐじゅとした一帯の領域を、俺ではない、突然の快楽に襲われたことで、エレナが更に激しく甘美な悲鳴を上げた。

 

ジャック自身、自分のしている行為の意味を分かっていない様子。

 

彼女はただ「こうするとエレナがもっと気持ち良くなるのかなって…………」と、無意識の思い付きに従って、少女の陰部に口淫を始めていた。

 

言ってしまえば、善意。純粋な少女らしい、優しさとも言える。

 

「アリスもしてあげようよー。エレナのここ、すごく寂しそうだよ?」

 

「え、ええ~~~~っ!?」

 

少女の無邪気は、更に波紋していく。

 

俺のペニスにずぽんずぽんと抽挿され続けるエレナの雌穴を舌で愛撫しているジャック。そんな彼女を恥ずかしそうに眺めていたもう一人の少女にまで。

 

こんなのはイケナイこと――――だとは分かっている。

 

そんな逡巡の様子を見せたアリスだったが、ジャックに手を引かれると、抵抗することもなくそれを始めた。つまり、エレナの恥部に対する口淫を。二人並び合うようにして。

 

「んちゅ、ちゅる……ぺろ、ちゅぅ、ちゅぱ……」

 

「れろ、んぢゅぅぅ……ぱちゅん、んっ、じゅりゅ……」

 

「ひあっ、やめ、へぇ……っ! 二人とも、そんなとこ、舐めないで、えぇ……!!」

 

実に二人分の小さな舌に陰部を弄られ、エレナが涙を零して泣き叫んだ。

 

絶頂も間近といったタイミングで、不意打ちにも等しく訪れたこの快楽。更には、一段と強く俺に子宮口を押し突かれたことで、相乗した衝撃がエレナの脳を快楽という名の麻薬で溶かしていた。

 

「ふぁぁ……エレナのここから、温かい液がぷしゅって言って出て来てるわ……んちゅ、しょっぱくて、お菓子とは違う甘さだわ……んきゃ、顔に掛かっちゃ……っ」

 

「おかあさんのおちん○ん、すごく膨らんでる……ん、こんなに大きいのが入るなんて、信じられないけど……ちゅ、すごく、熱いよ……っ」

 

本能の導くままひたすらに口淫を続けるアリスとジャックの協力もあって、俺たちの限界は凄まじい快感を伴って迎えることが出来た。

 

瞬間、ぎゅぅぅと膣壁が肉棒を噛み千切らんほどに吸い上げ――――それと同時に俺は思い切り腰を突き上げた。エレナの下がり切っていた子宮の入り口に亀頭をぶつけ、我慢ならないほどに蓄積した欲望を吐き出そうとして、

 

ほぼ同時に二人の少女が両サイドから、恥丘に挟まれるようにして起立している小さな陰核を、知ってか知らずか、容赦なく舌で攻撃した。

 

そんな、内外からの快感に――――

 

「ッ……エレナ、射精(だ)すぞ……!!」

 

「ん”ん”、ましゅたぁのおち○ぽ、膨らんでぇ”……ん、ひぃ、爆発しそうなの分かる、ぅうんっ、はぁんっ……!! なかっ、膣内(なか)に出して……っ、ますたぁの精液(まりょく)、あたしの子宮のなかにぃ、いっぱい注ぎ込んでぇ……っ!!」

 

欲望が爆発する、その瞬間。

 

「んい、ぃぐぅっ……!! あひ、んひぃあっ、いく、いくいく……っ! ますたーに射精されて、二人に舐められ、へ……っ、おま○こ、おちりゅ、……みんなに見られて、いぐ、いく、いくぅ、ん”ん”ん”っっ………い、ぐぅぅぅぅぅぅぅ……っ!!」

 

亀頭の先から白く濁った液体、精液が吐き出され、エレナの扉が開き切った子宮内へと力強く放たれていった。込み上げる快感に従って、びゅる、びゅる、と。子供を育てるための部屋を、白一色に染め上げていく。

 

かくして射精の快楽に絶頂を迎えたエレナは、ぷしゃあぁぁ、と絶頂の証拠とも言える潮を股間から噴き出していた。失禁を疑わせる量だったが、勿論、それは彼女の性器に顔を近づけていた少女たちに掛かる結果となり――――

 

「……んっ、エレナ……おしっこした」

 

「ち、違うわ、ジャック……これ、おしっこではないわ……」

 

アリスとジャックの顔は、溢れんばかりのエレナの潮によって濡れていた。自分たちの知らない何か。性知識が皆無にも等しい彼女たちは、それが何であるかを答えられずにいる。

 

――――そして、更に。

 

びゅくん、びゅるるっ…………!!

 

「んぁぁ……ますたーの精液(まりょく)、まだ出てるぅぅ……これ、ぇ、しゅきぃ……びゅびゅってされて……子宮いっぱい満たされちゃってる……っ」

 

最後の一滴まで注ぎ込むと、エレナが嬉し気に表情を歪めた。自身の内部に異物を流し込まれるという感覚を、五体で満遍なく享受しているようだった。

 

流石に今日はもう限界で、ペニスを力なく引き抜くと、途端にエレナの膣内から精液が氾濫した。重力に従って溢れるそれは、少女の雌穴(くち)が漏らした白い唾液のようで。

 

「あっ、やらぁ……ますたーのおちんぽミルク(まりょく)、出ていっちゃ……っ」

 

零れ落ちていく精液を、エレナは泣き出した童のように悔やんでいた。

 

「おかあさんの魔力、私たちも欲しい……っ」

 

「くちゅ……んっ、とても熱いわ。それに、ネバっとしていて……」

 

垂れ落ちた精液は、少女の雌穴から糸を引いて床にぽつりぽつりと着地していく。だけど、その途中、滴となって落ちていくそれを、アリスとジャックの二人が舌を伸ばして受け止めていた。

 

――――まるで三人で一人分の精液を分け合うような光景に立ち会って。

 

「ぅ…………」

 

ぶるる、っと背筋を電流が奔る。

 

すると、尿道にまだ残っていたらしい精液がびゅるっと吐き出された。少量ではあるものの、確かに飛び出た残滓は、軽い弧を描いて二人の少女の相貌を汚していく。

 

「おかあさんのおちん○んから……白いの出てきた……ぁっ」

 

「きゃっ! ……これ、がマスターの……」

 

「ご、ごめん二人とも…………」

 

そうして、この果てしない悦楽の一日が終わりを告げた。

 

不思議な沈黙に包まれて、全員の荒い息だけが室内を響き渡る。そんな中、俺は安堵とも不安とも分からぬ嘆息を零し――――

 

余韻に浸るようにして床に横臥した俺の身体に、合計して三人の少女が倒れ込んでくる。起き上がろうにも起き上がれず、再び立ち上がるその時まで、俺は彼女たちの身体を受け止めていた。

 

 

∞ ∞ ∞ ∞

 

 

「死ぬわ、死んでやるわ……もぅマヂ無理。自害しょ……ふふふふふふ」

 

俺と二人、マイルームへと戻ったエレナは、部屋に入るや否や膝から崩れ落ちた。

 

口調もキャラも変わって絶望する少女は、やがて奇妙な笑いさえ零し始める。……やばい。これは本格的にきてる。今日の一件は、本当に堪えたようだ。

 

「あ、あのー……エレナ、さん? 大丈夫ですか……?」

 

「…………これが大丈夫に見えて?」

 

「いや…………」

 

「死にたい、消えてなくなりたい…………見られた、見られちゃった…………そりゃあ、あたしにだって責任あるし? あなたを一方的に責めるなんてことはしないわ。でもね――――」

 

エレナが激しく起き上がって、

 

「――――あの二人にわざわざ見せつけなくてもよかったじゃない! 馬鹿なの、あなた!?」

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい――――!!」

 

「『もし(if)』は言いたくないけどね、他に良い解決策があったはずだわ! あなたの取った策は下の下、愚策も愚策、多分……考えうる限り最低に近い結果よこれ!」

 

あの後、俺の必死な説得によって――――

 

アリスとジャックは、一先ず俺たちのセックスを『サーヴァント強化のための健全な行為』と認識してくれたようだった。他言無用ときつく言っておいたため、誰かに伝わることはおそらくない……はず。

 

「……………………」

 

確かに、最悪の結果は避けられた。

 

カルデア中の全サーヴァントに広まるような結果は避けられたかもしれない。

 

だけど、それで最低の結果に行きついては元も子もないだろう。

 

幼い少女二人に自分たちの性交を公開する…………なんて、羞恥心だけで死んでしまいそうな選択に、エレナが憤慨するのは当然だった。

 

俺だって恥ずかしかったが、少女のそれとは比べるべくもない。

 

陰部を見られ、卑猥なセリフを叫び絶頂に悶える姿を見られ、挙句の果てに舐められたとあっては、俺にはもう、同情を掛ける以外に出来ることはなかった。

 

「こうなったら、あの二人に『金星神・火炎天主(サナト・クマラ)』で攻撃して……記憶を消去させるしか……」

 

「いや、流石にそれはダメでしょ………エレナには悪いけど、今回のことはもう諦めた方が……」

 

「う、ぅぅ……だって、ジャックはまだしも、ナーサリーライムにも見られたのよ? それって、ドジソンに見られたのと同義よ? SPRの連中に弱みを握られたも同じことなのよ!? 絶対、これを機に何かを仕掛けてくるわ。そう、エロ同人みたいに!」

 

「ちょっと違う気が……」

 

「おだまりっ! ……っていうか、あなたはどうしてそんなに平気なのよ!? あなただって恥ずかしかったりしてるのでしょ!?」

 

勿論だ。

 

なにも、見られたのはエレナだけではない。

 

俺だって自分の性器を見られたり、射精の瞬間を目撃されたりと、激しい恥辱に襲われているのは確かだが、エレナほど苦しんでいるわけではなかった。

 

無論、男女の違いがあったりもしたのだろうが、それはきっと――――

 

「――――エレナだから(・・・・・・)だよ。お前との行為に、誇ることはあっても恥ずべきことなんて何一つとして存在しない。エレナのことが好きだから…………確かに、恥ずかしくはあるけど、苦しくはないのかな?」

 

「っ……………………!!」

 

まあ、つまりはそういうことだった。

 

言い訳にもなるが、俺はこれで良かったと思っている。いつかは当然のように知られてしまう関係だし、隠し通せるはずもない。早いか遅いかの違いでしかないのだ。

 

「ば、ばかぁ……そんなこと言っても、許してあげないんだから……」

 

口ぶりこそ憤りを乗せていたが、エレナの表情は喜びを隠せていなかった。

 

「はぁ……こんな時、なんて言えばいいのかしら? もうお嫁にいけない、とか?」

 

「……その時は俺がエレナのことを貰うよ。お前さえ良ければ、だけど……」

 

「なっ、違……! そういう意味で言ったんじゃ……いや、あたしだって、あなたとは歳もそんなに離れていないわけだし、結婚には賛成というか――――」

 

エレナが照れを掻き消すように頭をブンブンと振るう。

 

「……あなただって、私でいいの? 結婚生活なんてそっちのけで研究に夢中になっちゃう女よ、あたし? それでも――――」

 

彼女が言っているのは、自分がなぜ「ブラヴァツキー夫人」と呼ばれているか、そのことについての忠告なのだろう。

 

だけど、そこに何の問題があるだろうか。

 

俺がエレナを好きなことに変わりはない。彼女が何処かへ行くというのなら、俺はマスターとして、その旅路に随従するつもりだ。

 

「んちゅっ…………んあっ、あなたってばぁ……」

 

気が付いた時にはすでに、少女の唇を奪っていた。

 

エレナの方にも拒む様子は見られない。

 

それはまるで、婚姻を交わす誓いのキスのようであり――――

 

「くちゅ、ちゅるぅ、ぅぅ……んむ、んはぁ…………!!」

 

口付けの熱が激しさを増し始めたその時、突然、マイルームの扉が開かれる。

 

 

「忘れていたわ、マスター! お茶会の――――ひゃぁ!?」

 

「あー、おかあさんたちちゅっちゅしてる。これも『まりょくきょうきゅう』なの?」

 

 

既視感を覚えるその光景。俺とエレナは、またしても固まっていた。

 

(……部屋の鍵は?)

 

(……ごめん、閉めてなかった)

 

何というか…………これからは周囲に気を付けようと、そう反省した。

 

∞

 

 




公開プレイという名の4P。エレナのライフはもうゼロよ。

今回はこれで終了ですね。次回(おそらく)は、また同じように他キャラ出してエレナメインで書くか、他キャラメインで書くか……絶賛考え中です。感想等お待ちしております。

7/20
活動報告欄用意いたしました。
要望等、お願いいたします
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