※この作品はR-18です。

東方純愛語   作:テクニクティクス

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彼女の匂いに惑わされ

 

人里から遠すぎず近すぎない場所に立つ、質素だが趣のある平屋。

そこにあなたはやって来て引き戸を軽く叩いて声をかける。

 

「もしもし、文? 入ってもいいのかい」

 

返事は聞こえてこないが、家の中には誰かの気配がある。

とりあえず合鍵を使って玄関を開けると、籠った独特の臭いが少しだけ鼻につく。

居間に向かって足を進めると座卓の傍に沢山の資料が散乱し、卓に向いて少し目の下に隈が出来ている文の姿があった。

 

「あれ……あややや。ごめんなさい、いらっしゃったのに気付かないで」

「別に気にしなくてもいいよ。それより新聞の方は仕上がったの?」

「ええ、ちょっと手間取りはしましたが缶詰強行軍で何とか全部刷り上がりました」

 

射命丸の家は妖怪の山、天狗の里にあるため人間であるあなたが気軽に行ける場所ではない。

一応守矢神社までは行きやすくなったとはいえ、そこから下山しつつ向かうなど積極的な自殺行為だ。

そこで人妖共にそこまで刺激しない程度の場所に簡易な別荘を作り、そこで逢瀬を重ねている。

自分の家もいいのだが隠れ家的なところでいちゃつくのも、新鮮味を感じられ時折記事作成を自宅でやらずにここでやる程文も気に入っている様子。

 

換気のため襖や窓を軽く開けて、振り返ると彼女の今の姿に驚いてしまう。

寝食を忘れて没頭していたからか、髪はぼさっとして手入れがされてないのが分かり、服もタンクトップに紐のパンツとほぼ下着姿。

時折自堕落な格好をしたりはする(それだけ気を許してくれていると前向きに考えている)文だがここまで扇情的な姿はほとんど見たことがない。

邪魔しては悪いとしばらく会うことも控えていたので触れ合いたくてどうにも自分が抑えきれない。

座卓の上を鼻歌混じりで布巾で掃除している文を、おもむろに背後から抱きしめた。

 

「ひゃっ!? えっ、な、何ですか急に!?」

「全然会うことが出来なかったから、久しぶりに文ちゃんを抱きしめたくなりました」

「えっ……、そ、それは私だってずっとあなたに会いたかったですし……あ! ま、待ってくださいっ!

 わたし、しばらくお風呂入ってないので!」

 

そう言われてみれば、抱きしめた彼女の身体からは普段では絶対しない特有の濃い匂いが。

どことなく獣臭いと感じる文の体臭だが、愛する人の飾り気のない匂いだと思えばそこまで苦ではないし

逆に今の状態では下半身に一層血を集める媚薬の効果しかない。

回した腕に力を込めてより密着しながら首筋に鼻を近づけて、香りを味わいながら耳たぶを噛む。

 

「ふひゃぁっ!? やっ、だめですっ! 先にお風呂入らせてくださっ、ああんっ!」

 

人とは違い少し尖った文の耳。付け根から先に向けて舌の先でなぞりあげるとぞくぞくとしたむず痒い刺激で自然と首を反らして甘い吐息が漏れる。

細くまるで絹のように滑らかな肌触りの腰まわりを、撫で回しながらおへそをほじる。

まさに鴉の艶髪そのものがあるうなじ付近に顔を近づけて、鳥が遊ぶように柔肌へ唇を跳ねさせる。

 

「あぅっ、ひゃん……だめ、だめぇ……。やめて、ください」

「本気で嫌なら文なら振り払えるでしょ?」

「……本当にいじわるですね。うー……分かりました。好きにしていいですよ」

 

少し膨れた顔をしつつ、諦めがついたのか仰向けにころんと寝転がり両手を上げて交差させる。

潤んだ紅い瞳に誘われるように、桜色の唇へ自分のものをふんわり重ね合わす。

 

「あんっ♥ ん、ちゅ……ちゅぱ、……んふ♥ あむっ、ふ、ぁっ……んんぅ」

 

親しい野鳥同士が嘴を重ねる時みたく、柔らかで甘い文の唇へ幾度もキスを続ける。

頬が赤く染まり、慈しむようでいて艶色も混じる表情を浮かべている文。

いつの間かに包み込むように彼女の手があなたの背に回されていて、胸板に柔らかな乳房が押し付けられている、

唇を舌先でノックされたのをきっかけに、文の口内へ自分の舌を差し入れた。

 

「ちゅる……っ、んっ、ずずっ、はぁっ、む♥ んんぅ……れろ、んふぅ」

 

ねっとりと淫らに絡み、甘く粘る唾液を混ぜ合わせお互いに飲ませ合う。

口を離せば銀色の糸が伸びて橋を作る。

視線を下げてタンクトップを上にめくり上げれば、形のよい文の乳房が目の前に現れる。

天を向いてつんっと尖り、まだ先端の蕾は実っていないが呼吸に合わせて小さく揺れる姿が愛らしい。

何かをねだるようにこちらを見つめている彼女に、自然と手が伸びて乳房に触れた。

 

「あぁっ、ん、あ……んぅ、はっ、はぁ……ん」

 

餅のように手のひらに吸い付く柔らかな胸を、丁寧に捏ね回していく。

瞳を閉じて時折首を振りながら、文は呟くような喘ぎ声を出して身をよじらせる。

強弱をつけて乳房を揉みしだくと、びくびくっと身体を震わせて背を反らす。

 

「あ、おっぱい……気持ちいいです、もっと、いっぱい揉んでほしい♥ はぁ……っ、んんっ!」

 

根本を少し強めに絞って、より先端を尖らせると半勃ちしている乳首を口に含む。

途端、一際身体を震わせて痺れるような喜悦に嬌声をあげてしまう文。

 

「ああぁぁっ! 乳首、らめぇっ! そんないきなり、強く吸っちゃ……! んぁぁっ!」

 

哀願じみた声を上げ、目じりから涙の粒が零れ落ちる。

それでも、もっと彼女の乱れる姿を見ていたいがためちゅうちゅうと乳首を吸引し、乳房を舐めまわす。

いつも愛し合う時に比べて、塩味が強く感じられ一層彼女の匂いが強く感じられる。

胸愛撫に翻弄されている文にさりげなく片手を降ろしていき、おへそをくすぐりながら花園へ進ませる。

 

「あっ、待って……そ、そこはまだっ」

 

気を取り戻した彼女の静止を聞き流し下着の上からそっと指を押し当てると、軽く触れただけなのにくちゅりと粘った音がした。

かぁぁっと頬を真っ赤に染める文。根詰め過ぎて自慰もしていなかったのか、胸をいじられただけでこんな濡れていることに恥ずかしさを感じているようだ。

可愛らしい鴉天狗の頬へキスをすると、もっとよく見てみたくなったので身体を下げて脚を開かせた。

 

「や……やぁ……。恥ずかしいですよぉ……もぉ……」

 

文の股間にある紐の下着はもう役割を果たしておらず、張り付いてくっきりと濡れた陰唇の姿を映し出している。

紐を引いてはらりとショーツを取り去ると、一際乳製品のような甘酸っぱい匂いが立ち込める。

両手で顔を覆い、お湯でも沸かしてしまいそうなほど赤くなっている。

 

「うぅぅ……恥ずかしすぎて死んじゃいそうです。お風呂入れさせてくれないし、絶対汚いですよぉ……」

「そんなことない。嫌な臭いはしないし、汚れとかも全然ついてないからいつもの可愛らしい文のあそこだよ」

 

くすんくすんと少し鼻を啜りながらいじける文に、言葉だけでは説得できそうにないので秘部に顔を近づけて恥丘を舐める。

 

「ひゃうぅぅっ!?」

 

鼠蹊部にキスをしたり、舌を使って舐めるたびに彼女の身体は震え愛液の量も増えていく。

ひくひくとうずく花弁のキワを舐めてやると、より強く濃くなっていく甘い香り。

ふんわりと花開いていく陰唇から、白い蜜がとろりと零れ落ちて畳に染みる。

下からぺろりと舐めあげてやるだけで、電気ショックを受けたかのように文は腰を浮かせてしまう。

 

「あぅっ! ひっ、や、ぁぁっ! ぺろぺろ舐めちゃだめ、ですっ! し、痺れちゃう! ふわっ、んん!」

 

抗議の声は耳を素通りし、舐めとるたびに倍の量を溢れ差す蜜壺をしゃぶり続ける。

大胆に足を押し開かれ牝の熟れた獣臭が強くある秘部をクンニされる恥辱に、恥ずかしさと法悦の波に掻き回され畳に立てた爪が音を奏でる。

ぷっくりと充血し、傍目にも痛そうな程に芽吹いた陰核を包皮の部分からくすぐる。

 

「あっ、ああぁぁあっ! らめらめぇ! お豆いじめないでっ、イ、イっちゃうのっ! わた、し……もう、おかしくなるぅぅ! あぁあ! イクイクっ! あ、あぁぁぁああ――――ッ!!」

 

文は全身を襲う電撃のような痺れにがくがくっと全身を痙攣させて、絶頂する。

四肢をぴんと張り詰めさせていたが、だんだんと力が抜けていきぐったりと床に身を横たえた。

 

「あ……あぅ……、ん、ぁぁ……ふ、ぁ♥」

 

うわ言を呟きながら放心している彼女が気を取り戻すまで、控え目に全身にキスを降らせておく。

段々と目の焦点が合ってきて数回まばたきを繰り返し、あなたと視線が合うとむくれた表情でじっと見てきた。

 

「……うん、そうですね。ずっとやられっぱなしというのは天狗としても沽券に係わりますね。という訳で覚悟してくださいね!」

 

今までの虚脱してた姿が嘘のように勢いよく起き上がり、逆にあなたを下敷きにして肩を抑えながら覗きこんでくる文。

いたずらが成功した喜びと、まだ下腹部に残るじんじんとした疼きが醸す淫美さが入り混じった笑みを浮かべている。

 

「うふふ♥ 今度は私の方がいっぱいいじめちゃいますから。んっ……あぅ、熱い……♥」

 

器用にズボンと下着を脱がせた文は、天を仰ぐほどに張りつめた陰茎に自分の割れ目を擦りつけた。

小さく腰を揺すり巧みに溢れ出た愛蜜を肉竿へ丹念に塗り付けていく。

熱くとても柔らかな陰唇が陰茎をしゃぶるかのようにぬるぬると擦り動くだけで、その刺激だけでも達してしまいそう。

 

「だめですよ。ちゃんと、私の中で出してくれないと許してあげませんから。んふっ、でも……もう少しいじめちゃおうかしら」

 

口ではそう言ってるが、蕩け始めた顔で扇情的に腰を躍らせる文も早く猛る肉塊に貫かれたいと感じている。

お互い意識しないうちに指を絡め合って視線を交わらせ、濡れそぼる淫壺に陰茎を飲み込んだ。

 

「あっ、んぁっ、あぁぁああ……ッ! んくぅ、あ、熱くて太いぃっ、あんっ、いぃ……っ!」

 

待ちわびていた肉槍がお腹の奥に埋め込んでいく快感に、口端から抑えきれない涎が垂れてきてしまう。

火傷しそうなくらいに熱く、食いちぎってしまうのではないかと錯覚するほどに締め付けてくる膣。

少しでも気を緩めたらそれだけでも達してしまいそうなのを必死にこらえる。

 

「うふふ、すぐに出したらだめですよ♥ は、ぁ……っ、んう、あ、ぁぅぅ……」

 

なまめかしい微笑みを浮かべながら、文は腰を揺するように円を描き始める。

緩慢な動きのはずなのに、吸いつきが強いせいでじんじんとした刺激が肉塊を襲う。

抑えきれなくなってきたのか、尻たぶをぺたんぺたんとぶつけるように上下運動へ移行し始める。

 

「あんっ、あっ、あぅっ! いいっ、おちんちんが、おくっ、こつんこつんってぶつかって、あぁぁっ!

 もっと、もっと突いてくださいっ! ひぃぁっ、んぁぁっ!」

 

あなたの上に跨りながら、卑猥に跳ね踊る射命丸。

恍惚の表情で喜悦をむさぼる姿にどこか麗しさを感じてしまうのは、惚れた弱みも混じっている気がする。

彼女の一層乱れた姿を求めて、下から動きに合わせて腰を突き上げると嬌声がより高くなる、

 

「あんあんっ! らめっ、そんにゃ、はげしくっ、あぁぁっ! ふわっ、あぅっ! らめらめぇ……っ!

 イクっ、またわたしっ、飛んじゃいましゅっ! んあぁぁ――っ!」

 

目を閉じ、下腹部にパチパチと連続して起こる快感の電撃に翻弄され、腰を落としてグリグリと子宮口を嬲って更に法悦を味わう。

限界がすぐ傍に迫っているのをお互いに覚り、上半身を倒して覆いかぶさってくる文を受け止める。

情熱的に口づけを交わし、ぎゅぅぅと蜜壺が収縮するのに合わせて陰茎も熱い滾りを迸らせた。

 

「んんぅ! んんっ、んんぅううぅぅぅ――――ッ!!」

 

隙間無く身体を重ねあわせ、びくんびくんと膣内で陰茎が跳ねる刺激を感じ合った。

肉槍が幾度も精液を子宮に注いでくれるのがとても心地よく、心身ともに満たされていく。

全てを出し切った陰茎がぬるりと淫芯から抜け出てしまったのが少しだけ切なさを感じた。

 

「はぁ……はぁ……♥ えへへ、いっぱいお腹に出ましたね♥ うれしい……」

 

 

 

 

 

 

「はふぅ~。久しぶりにちゃんとしたご飯食べると元気がでますね~」

 

協力しながら夕餉の仕度を済ませて、座卓で向い合せで食事をする。

お風呂にも入りさっぱりしたとはいえ、Yシャツだけを羽織った文の姿はちらりと見える太腿も相まって目の毒だ。

けれども、ちゃんとした寝間着に着替えてしまうのももったいないので何も言えない。

 

「ところで、後は原稿を持っていくだけなのかい」

「そうですね。清書も校正も済んでますので、印刷所に入稿すれば残るは配達だけになりますね。

 しばらくはちょっと飛び回ることになるかもです」

「そっか……」

 

せっかく愛する少女と一緒に居られると思っていたのが、当てが外れて少ししょんぼりする。

そんなあなたの姿を見て、くすりと笑った文は優しく頬へ口づけをする。

 

「そんな顔しないでください。この最速の鴉天狗、あっという間に用事を片付けてあなたの元へ翼を休めに戻ってきますから。そしたらいーっぱい甘えちゃうので覚悟してくださいね♥」

 

翌朝、足早に平屋を出ていったが言葉通りに少し日が沈みかけた時刻に戻ってきた文。

迎えに出た玄関先で彼女に思い切り抱きしめられ、夜通し他愛もない話をしたり睦み合ったりと存分に愛を育みあうのだった。

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