※この作品はR-18です。

東方純愛語   作:テクニクティクス

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白銀のなか、妖夢と一緒に

 

現代日本より自然と近しい幻想郷。

冬も中頃までくると、辺りは雪で白く塗りつぶされてしまう。

白玉楼も例外ではなく、広大な庭が一面銀世界に変わって物音ひとつしない様はどこか神秘的だ。

まぁ一般公開されているとはいえ、この雪が降り続く寒い中やってくる観光客は皆無なのだが。

そして白い息をはきながら雪かきをしている、周りと同じ白く綺麗な髪をもつ少女、妖夢がいた。

 

「ふぅ……、冬場はどうしても雪が積もってしまうのが大変です。庭はそのままでよくても

 屋敷周辺や屋根に積もってしまったのは降ろしておかないといけませんし」

 

厚手のジャンパーにマフラーをして、少しかじかんだ手を手袋から出して息を吹きかけて温める。

軽く休憩した妖夢はよしっと気合いを入れ直し、またシャベルを手にするが、ふと耳を何かがよぎる。

しんしんと雪が降り積もるなか、物音などはしないはずなのに、空耳ではないと感じる。

直感を信じてたぶんあちらの方だと妖夢は転ばないよう慎重かつ早足で進む。

 

「よ……妖夢。助けて」

「わわわ、だ、大丈夫ですか!?」

 

上半身が軽く出ているだけで、他はすっぽりと雪に覆いかぶされてしまっているあなたが

必死にもがいているところに駆けつけてきた妖夢。

力いっぱい引っ張ってもらって雪の塊の中から抜け出すことができた。

どうしてこんなことになっているのか聞いてきた妖夢に、事情を話す。

 

かき集めた雪をこの傍に捨てていたのだが、何度も往復していたため、道の雪がシャーベット状にぬかるみ

つるっと足が滑ってしまった。

慌てて木にしがみついたのだが、勢いがつき過ぎてしまいその衝撃で上から多くの雪が降り注ぎ

動けなくなってしまったのだ。

別件で同じように埋まった経験のある妖夢は苦笑するしかなかった。

 

「ありがとうね、このまま埋まってたら風邪でも引き……へくしゅっ」

「ああ、こんなに手が冷たくなってます。今日の雪かきはこれくらいでいいですから、冷えた身体を温めてきてください。ちょうどお風呂が沸いていますから」

 

促されるように屋敷の中に入っていく。

濡れた服を洗濯かごに入れて、風呂場の戸を開けると白い湯気が一面に立ち込めている。

かけ湯をして、身体の汚れを落とすとゆっくりお湯に浸かる。

芯まで冷えている身体には少し熱いと感じるが、その肌を刺すような刺激が心地いい。

指先まで血が巡っていくような、癒しを感じてリラックスしていると、磨りガラスの向こうに人影が映る。

 

「あの、湯加減はどうですか?」

「うん、ちょっと熱めかもしれないけど冷えた身体にはちょうどいいくらいかな」

「そうですか。それじゃあ、失礼します」

 

衣擦れの音が聞こえたと思ったら、戸を開けて身体をタオルで覆い隠した妖夢が浴室へ入ってきた。

突然のことに一瞬呆けてしまうが困り顔の妖夢の様子を見て、気を取り成す。

 

「あの、別々に入るよりかは一緒に入ってしまった方が沸かし直す必要もなくなるので……。

 それとも、ご迷惑でしたか?」

「い、いやいや! 大丈夫だよ! それに服を脱いじゃってるし着直す方が身体も冷えちゃうし

 そしたら妖夢の方が風邪ひいちゃうだろ?」

「ありがとうございます。あの……お傍に入ってもいいですか」

 

タオルをおずおずと退かして桶からお湯を汲むとかけ湯をして、そろそろと足を湯船に浸ける。

やはり熱めなのか、びくんと身体を震わせたがそのままお湯に入ってくる。

あなたの目の前にはすらりとした足、影になりはっきりとは見えなかった付け根、可愛らしいへそ周りから

小ぶりな胸がお湯の中へと消えていく。

たぶん、寒さだけではない理由で頬は薄い桃色に染まっているのが愛らしい。

 

決して狭くはないのだが、やはり二人一緒に入るとなると身を寄せ合わないと少し辛い。

あなたの股の間に入り込み、胸板に身を預けるように寄りかかる。

降り積もる雪が外界の音を飲み込み、天井から滴る雫が浴槽に響く音が時折するだけで

妖夢の息遣い、背を通してとくん、とくんと鼓動が伝わるような気がする。

透き通るような白い肌が、淡く紅を掛けたかのように色づいている首筋。

こちらを伺うように見返る妖夢の蒼い瞳は潤んで揺れているよう。

 

「あ、あの……温まりましたし、背中流しましょうか?」

「それじゃあ、お願いしようかな……」

 

共に湯船からあがり、座椅子に腰かけると石鹸で泡立てたタオルを手にした妖夢が背中を擦る。

あの細腕でも、二振りの剣を使う彼女だ。力加減も絶妙でとても気持ちよく感じる。

 

「んしょ……、ん、これくらいの強さで大丈夫ですか?」

「うん、すごく気持ちいいよ」

「よかった……」

 

しかし、背中を綺麗にし終えたというのにタオルを手渡そうとしない。

頬を赤く染めながら妖夢は口を開く。

 

「ま、前も私が洗いたいんですが……いいですか」

 

自然に身体を寄せて来ながら、そんなことを言い出す妖夢。

背中に二つ柔らかいものが押し当てられて、下半身に血が巡っていく。

こくりとあなたが頷くと前に回り込んだ彼女が前面を丁寧に洗っていき、そしていきり立った逸物を見つめる。

稽古の時の凛々しい表情や庭仕事中の休憩している時の朗らかな笑顔とは違う

とろりと熱を持った女の色を少しだけ醸し出して肉竿を少しだけ荒い呼吸をしながら見つめている。

 

「あの、妖夢さん? そこは自分で洗うから」

「あ……ごめんなさい。つい見つめてしまって。今綺麗にしてあげます」

 

ふわふわの泡を手に取って、陰茎に乗せると白魚のような指でそっと握り

ぴくんと跳ねたのを、嬉しそうに眺めてゆっくりと手を上下に動かし始める。

滑りがよい手で幹の根本から敏感な先端付近までなぞり、陰嚢も優しく揉みしだく。

うあ、あ……くっ、と自然と声が出てしまうのに対してにこりと笑って、もっと気持ちよくなってくださいと囁く妖夢。

石鹸とは違う、粘りのある音が擦る時に音がし始めたので、妖夢の肩を掴む。

 

「俺の方はもういいから、今度は妖夢の身体を綺麗にするよ」

「はい……。お願いします」

 

お風呂の縁に腰かけたあなたの上に、恐る恐る乗ってくる妖夢。

細くすらっとしたお腹付近を手のひらで優しく擦ってあげる。

 

「ふわっ……、ぁあっ、あっ、あっ……やんっ、くすぐったいですよぉ、んっ、んっ♥」

 

小さい窪みのようなおへそを人差し指でくりくりほじると、くすぐったさと官能が入り混じって身をよじる。

そのままお腹から腋を通り、小ぶりだが妖夢らしい魅力のある乳房を両手で掴みあげて揉む。

きゅっ、きゅっと絞るように愛撫すると、目蓋を閉じびくっと震えて吐息と共に甘く鳴く。

 

「あっ! ふにゃぁっ、あっ、ひぁあっ……あっあぁ! む、むね……きもちいいよぉ♥ もっと……して。

 んんっ! ううぅ、ぁあっっ……あんんっ!」

 

ぴんと張りつめ始めた妖夢の胸の蕾は、淡い桜色から濃く色づき始めている。

親指と人差し指で、二つの乳首を摘み上げてやると高い嬌声が上がって背をぐんと反らす。

そしてぷちゅりと大きな水音を立てて、花芯から潮を噴き彼女の股の前で起立していた牡の柱をしっとり濡らす。

 

「あっ……♥ ぁ、ああ……あはっ♥ んっ、こうすると、もっと気持ちよくなれますね……ひぁっ!

 あなたの、おちんちんが私のと擦れて、じんじんしちゃう……っ♥ んんんっ! んっ、んっ!」

 

蕩けた顔で逸物の竿部分に割れ目部分を添え小さく動かし、こしこしと擦りあてて快感を得る妖夢。

すっかりできあがっている彼女のあごに指をかけて自分の方を向かすと、半開きの口を吸う。

 

「んっ……あむっ、んぷっ、ん……ふむ、ちゅ……じゅ、ずず……。美味しい……♥ もっとぉ……」

 

口端から涎を垂らしながら、舌を絡め合ってお互いの蜜を啜りあう。

初々しい小さな耳たぶを舐め、軽く噛んで囁く。

 

「妖夢、そろそろ挿れたいけど、いいかな」

「はい……、もう十分濡れてますから私の中に、このおっきいの入れてほしいです」

 

妖夢は向き合うように体位を変えて陰茎を握り、軽く腰を浮かしひくひくと切なく疼く蜜壺の入り口にあてがう。

そして、腰を降ろしていくと膣内へずぶずぶと肉塊は飲み込まれてしまう。

 

「あっ、ああっ! 来てるっ、おっきぃのがお腹の中入ってきて……! あぁ……熱いよ……♥」

「う、あぁ……、妖夢の中、きつくて温かい……」

 

根本までしっかりと妖夢の中に納まり、膣内はひゅくん、ひゅくんと蠢く。

甘く身体の芯が蕩けるような吐息を漏らしながら、あなたの首に腕をまわして愛情と色欲が混ざった笑みを浮かべる。

 

「一緒に気持ちよくなりましょうね……♥ んむ、はむっ、れろ……ぉ、ずずっ……あはっ♥」

 

小柄な妖夢の腰に手をまわして更にぴったりと密着する。

肉づきは薄いがすべすべとした手触りのいいお尻を撫でまわすと、くぅんと鳴いて悩ましく腰をくねらす。

あなたの胸板に自分の乳房を擦りつけ、先端の乳首をこりこりと押しつぶし、夢中で舌同士を絡ませて唾液を啜る。

 

「んぷっんぷっ、あむっ……んぷっちゅっ……んんんっ♥ ふあっ……、だめぇ、まだ満足できない……。

 んっ、じゅぷっ、じゅ……ずずっ! んっ……あ、あぁぁ……ひゃぁぁっ!」

 

ゆったりとした回す動きをしていた妖夢の腰をしっかりつかむとより深くへ目がけてずんっと突き上げる。

ぶちゅり、と一層多くの蜜が溢れ出て、耐え切れなくなった妖夢はあなたにしっかりとしがみついてしまう。

リズミカルに何度も突き上げるたびに彼女の身体は悦びで打ち震えて、歓喜の涙を零して淫らに鳴く。

 

「う、あぁあぁっ! いいっ、気持ちいいですっ! お腹のおくっ、ごつごつ突き上げられてっ、ひぃ……!

 ぁ……んんっ! あんんっ! んんっ! ふわ……ぁっ、ぁあっ……! もっと、もっといじめてください……っ!」

 

ぱんぱんっと肉がぶつかり合い音が風呂場に響き、愛しい少女剣士の喘ぐ声以外は何も聞こえない。

口を吸い、しっかりとお互いを抱きかかえて、身体の昂ぶりに翻弄されていく。

妖夢の淫芯が一段強くうねり出し、きゅうきゅうと締め付けが変わる。

 

「あぁぁあっあっっんんっ! だめ、もうだめぇ……! ぁあっぁあっ! わたし、もうもたないっ!

 だしてっ! お腹のなかに熱いのいっぱい、ほしいですっ!! ぁぁんんっ! ぁっんんっ!」

「はっ! う、く、はぁっ……! あ、くっう……妖夢、妖夢っ!!」

 

身体の境界がなければひとつに混ざり溶け合うかの如く、しっかりと妖夢を抱きしめる。

そして、彼女の子宮に白い瀑布が盛大に流れ込み、脳内を閃光で真っ白に染め上げてしまう。

 

「あんんっ! んんっ! んんっ! イクっ! イっちゃうぅ! 

 うくぅ……っ! あ、ふわっ! んんっ! ううぅ……! っぁあっっぁああぁぁっんんっ!」

 

妖夢のなかで射精すると同時に、彼女も達し、縮こまるようにあなたの身体にしっかりとしがみついて震えている。

収まりきらなかった精液がどろり、こぷりと陰唇から溢れて、床に糸を引きながら垂れて、お湯に流されていく。

快感の高みから半分降りてきた妖夢はまだか細く震えつつも、そっとあなたの頬に両手を沿えて、慈しむようにキスをする。

 

「すごく……気持ちよかったです♥」

「あ、あの……妖夢、悪いんだけどまだ小さくならなくて、できれば続きしたいんだけど」

「あ……、そうですね。まだお腹のなかで硬いまま♥ そ、それじゃあ、続きしましょうか……?」

 

一旦妖夢の膣内から陰茎を抜くと、身体を支えたまま彼女を床に横たえる。

 

「大丈夫? 痛かったり苦しかったらすぐに言ってね」

「はい。けれど、多目にタオルを下に引いてますしこれなら多少激しくしても大丈夫かと」

 

横向きになっている妖夢の左足を抱きかかえるようにして、鈴口と陰唇の場所を重ね合わす。

触れ合うたびに、くちゅっ、にちゃっと水音が立ち、期待と悦びが入り混じった顔で下腹部を見つめる妖夢。

位置を定めてゆっくりと腰を押し進めると、肉槍に掻き出され、ぐぷぷ……と音を立てて

蜜と精液が混じった汁が白く泡立って花弁の奥から溢れ出てくる。

 

「あ、あぁぁ……っ。 ふ、ふかいよぉ……♥ ぁあっ、あっああ……」

 

妖夢はきゅっとタオルを掴んで、身体を震わせている。恥丘の少し上部分のお腹を手のひらで優しく撫でると

その中に自分の逸物が入っているのが分かるような気がする膨らみを感じ彼女も蕩けた顔で眺めている。

ぴったりと股が隙間なく触れ合って、激しくならない程度に抑えて腰を上下に揺する。

お腹のなかをゆったりと揺すられる行為に、落ち着いてきた官能の波がまただんだんと強まり

少しむず痒く全身に響き始める。

 

「あぅ……、は、ぁあ……んっ、あひっ♥ ん、にゃっ……! き、きもちいいよ……ぅ。あ、ああぁ……」

 

子猫がか細く鳴くように、脳の芯が溶けてしまいそうな甘い声で喘ぐ妖夢。

鼠蹊部から膝まで指でなぞりあげて、お尻の穴をくすぐってあげるとびくびくっと震える彼女が愛おしい。

 

「お、お願い……っ、もう大丈夫だから、もっと激しく……ああっ! ううぅっ」

「分かった。それじゃだんだん強めていくからね」

「はいっ♥ ひっ、あ、ああん! あぅっ、あっ、あっ! ぁああっ……!

 

両手でしっかりと持ち上げた足を抱え込んで、大きく開脚しぷっくりと実った陰核まで見えてしまっている

妖夢の秘部、その蜜壺奥へ目がけて強くピストンを開始する。

肉杭で子宮口をノックして、こじ開けるように亀頭でぐりぐりと押し上げる。

陰毛がクリトリスと擦れ、何度も妖夢の脳の中に火花を散らして白く染め上げてしまう。

 

「っぁあ! っ! ううぅぁ! あっあぁあっ! ぁあっ、んんっ! 好きっ! あなたにされること

 全部、全部気持ちよくなっちゃうぅ! あっあっ♥ 好きっ! 大好きですっ! だから、もっとしてぇっ!」

 

恥ずかしげもなく、しかしあなたにだけしか言わない真っ白で純な妖夢の想い。

肉欲だけではない温かく愛おしいものが両者の心に満たされていく。

多少乱暴に膣奥の子宮をごつごつ突き上げられても、きゅんきゅんと疼いて淫肉はねっとりと陰茎に絡みついてしまう。

 

「ひっ……ああっ♥ らめらめぇ……っ! きちゃうぅ! またおおきいのがきちゃうよぉ! うぁあっ、んんっ!

 おねがいですっ! また、いっしょに……きてっ!! ああぁぁっ! イクっ、イクよぉ……ッ!!」

 

涙を流しながら力いっぱいタオルを掴み、何とか達するのを我慢し、共に果てたいと哀願する妖夢。

彼女が一番感じる奥深くまで、しっかりと肉塊を埋めて小刻みに突きあげて、陰核もぐいぐい押しつぶす。

そして妖夢の嬌声が一段と高くなり、蜜壺も限界まで収縮を始めて、全身が震えだした。

 

「ああぁあっんんっ! あっっあっ! ううぅ――ッ! もうらめっ!! わたし……イクぅ!!

 ぁあんんっ! ふわっっ、んんっ! ぁあっあぁ――――ッ!! ふ、う……うぅ、ぁあっ…………」

 

海老反りになってぎゅぅぅとタオルを掴み上げて絶頂する妖夢。うねるような膣の搾りにあなたも限界を迎えて

再度彼女の腹内にどぶり、どぶりと二度目とは思えないほどの牡汁を沢山流し込む。

虚ろな目、口端からは涎が垂れて、痙攣を繰り返す身体と傍から見ると凌辱でもされたかと思える状況。

更にはふるりと力が緩んだと思ったら、ちょろちょろと下腹部を温かいものが濡らしていく。

失禁までしてしまったので、心配になってきたが、目の焦点が合い始めた妖夢は自分が粗相をしているのに気付いて

尚顔を赤らめていやいやと首を振り出したので少し安心する。

 

「え……、あっ、やだっ! わ、わたし……なんてことを……。あ、ちょ、足を離してくださいっ!

 ああぁ……いやぁ……っ、そんな、まじまじ見ないでくださいぃ……恥ずかしいよぉ……」

「大丈夫、お漏らししちゃう妖夢も十分可愛いから。それに妖夢のならかけられてもそんなに気にしないし」

「そういう問題じゃないですよぉ……うぅぅ……」

 

顔を真っ赤に染めて両手で覆い隠しつつ、大きく足を広げられおしっこが止まらないまま秘部をじっと見られる

羞恥の極みのような状態に恥ずかしさで死んでしまいそうになる。

ようやく黄金水の放出が終わったので、少し小さくなった陰茎を蜜壺からずるりと抜き出す。

しかし、顔を覆ったまま動こうとしない妖夢が心配になって声をかけると申し訳なさそうに呟く。

 

「あ、あの……力が抜けきっちゃってうまく起き上がれないんです。お、起こしてもらえませんか?」

 

特に大事ではないことに、ほっと軽く息を吐くと妖夢に覆いかぶさるようにしてから横抱きにして持ち上げる。

少し冷えた身体を温めるために湯船に浸かり、自分の膝上にちょこんと乗せて向かい合うように抱き合う。

耳元で紡がれる微かな吐息に、とくんとくんと優しく伝わる鼓動。

きゅっと抱きしめると、妖夢もそっと目を閉じて背に腕をまわして密着してくれた。

 

 

 

 

 

 

お風呂から上がって、軽めの夕食と作って二人で食べる。

仄かに炭の爆ぜる音がする火鉢の傍で少し大きめのとっくりから御猪口に熱燗を注いでちびちびと飲む。

 

「今日は幽々子さま、泊まってくるそうなので戸締りだけしっかりしておけばもうほとんどやることないですね」

 

そういうとより身を寄せてきて、酒のせいでより温まった妖夢の身体の熱を感じる。

 

「あの……この後、一緒に眠りませんか? あ、いえ! その、お風呂の続きをしたいわけではなくて……

 ただ、あなたのぬくもりを感じながらまどろみたいって思って……」

 

この常に初々しさがあるのが妖夢の魅力の一つ。こくりと頷くと頬がより濃い桜色に染まった気がする。

 

「わたし……なんだか、すごい幸せです」

 

しなだれるようにこてんと肩に頭を乗せて、とろんとした顔になる妖夢。

雪に周囲の音は吸い取られて、世界に自分と妖夢だけしか居ないように感じるこの状況がもっと長く続いたらいいのに――

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