※この作品はR-18です。

魔法少女まどか☆マギカR‐18   作:七音

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【初体験は】少女H・Aの場合【らぶらぶで】

 

 

 すぐ隣に、温かい温度を感じる。

 視線を横にずらしてみれば、そこには、自分と同じ様にベッドに座り込む少女――恋人である、暁美ほむらが居た。

 

 

「………………」

 

 

 膝の上で手を組み、静かに佇むその姿は、傍から見れば一枚の絵画にも見えるだろう。

 しかし自分には、彼女の緊張が痛い程伝わってくる。

 頬は確かに上気しているし、組まれた手の指は忙しなく動き、視線も定まっていない。

 試しに、そっと肩を抱いてみれば――

 

 

「……っ!!」

 

 

 ――こうして、大きく体を跳ねさせる。

 小刻みに震える肩。ただでさえ赤かった顔が更に朱へ染まり、ほむらは顔を俯かせてしまう。

 気持ちは分からなくもないが、どうしてもその表情を見てみたくて、顔を寄せる。

 

 

「……っ……」

 

 

 するとほむらは、おずおずといった様子で顔を上げ、至近距離で視線が絡む。

 長い睫毛。形の良い大きな目。その瞳は、うっすらと潤み始めていた。

 堪らず、細い顎に手を添え、唇を寄せる。

 

 

「……んっ……」

 

 

 彼女の長い髪から、花のような香りが漂う。

 

 

「ん……む、ぅ……んん……」

 

 

 顔に暖かい吐息がかかり、柔らかい唇が触れる。

 その唇は、とても滑らかで、ふわふわとしていた。

 

 

「は……っん……む……」

 

 

 夢中に唇を吸い続け、ほむらが悩ましげな声を漏らす。

 

 

「ん……はぁ……」

 

 

 互いに、荒くなり始めた息を整えようと、間近にあった顔が離れ、同時に唇も離れる。

 

 

「………………」

 

 

 お互い、何も言葉を交わさず、無言のままだったが。

 何か、胸に火が点いた、そんな感覚を覚えた。

 それに身を任せるようにして、ほむらをベッドに押し倒す。

 

 

「あ……」

 

 

 彼女は、ほんの少しだけ抵抗する素振りを見せたが、少し力を込めるだけで、簡単に抑え込めてしまい。

 黒いタイツに包まれた脚の間へ自分の片膝を突き、四つん這いになるようにして体を被せる。

 

 

「………………」

 

 

 こちらを見上げるその眼には、不安以上に、大きな期待が込められているように思えた。

 勿論、それは自分も同じであり、躊躇すること無く、再び顔を寄せる。

 

 

「……ん、ん……」

 

 

 先程と同じように、唇が重なる。

 違ったのは、彼女の唇は僅かに開かれていた事で。

 その中を蹂躙しようと、自分の舌を蠢かせる。

 

 

「ん……ちゅっ……ちゅる……」

 

 

 ほむらの舌を絡め取り、自分の口内へと導く。

 小さな舌の熱と感触に、ゾクゾクした。

 

 

「はっ……む、ちゅ……ちゅうっ……」

 

 

 今まで数える程しか許されなかった、深い口付け。

 我慢していた分を取り戻そうと、ひたすら唇を貪る。

 

 

「じゅる……ぷぁ……ん~……」

 

 

 じゅるじゅる、と唾液が啜られ、その音がより興奮を高めた。

 

 

「ちゅうぅ……っは……ちゅ……む……」

 

 

 いつの間にか、ほむらの腕が背中に回っていて、小さな手がシャツを握り締めているのが分かる。

 その小ささに、彼女がまだ幼さを残す少女である事を思い出し、そんな相手にこれから自分がする事と、キスの興奮とが相まって、分身がガチガチに固まっていくのを自覚した。

 

 

「んぅ……は……はぁ……」

 

 

 糸を引きながら、唇が離れていく。

 しかし、ほむらの顔は未だに陶然としており、キスの余韻に浸っている事が窺えた。

 その隙に、彼女の着ていたブラウスを肌蹴させ、白い肌を空気に晒す。

 

 

「……あっ」

 

 

 その感覚に正気を取り戻したのか、ほむらは嫌がるように身を捩った。

 だが、時既に遅く、意外な色をした彼女の下着が姿を見せる。

 

 

「……う、ぅ……」

 

 

 レースで縁取られた、フロントホックの黒いブラジャー。

 てっきり、少女らしい白とか暖色系の物かと思っていたので、少し驚いた。

 

 

「……ごめん、なさい……私、小さくて……」

 

 

 だが、それを勘違いしたのか、ほむらは顔を逸らし、か細く呟く。

 少し悪い事をしたとも思ったが、恥ずかしそうにする顔も堪らなく可愛くて、そんなこと無いよ、とホックを外す。

 

 

「……っ」

 

 

 ブラジャーの前を開けると、彼女の控えめな胸が露わになった。

 ほむらは眼をぎゅっと閉じ、羞恥に耐えるためか、体をもじもじと揺らし、ベッドの上で両の拳を握っている。

 動きに合わせて、桃色の頭頂部が揺れていた。

 

 

「……んっ……ふ……」

 

 

 驚かせないよう、するよ、と声をかけてから、白い肌に指を這わせ、口を着ける。

 敏感であろう先端を避け、柔らかで張りのある膨らみを弄ぶと、彼女は押し殺した声を漏らす。

 

 

「う……あっ……っ……」

 

 

 膨らみに舌を這わせ、指で先端の周囲に円を描く。

 目に見えて、しこりが硬くなっていくのが分かった。

 

 

「ん……んっ……ぅ……」

 

 

 それでも直接は触れず、頭頂部だけを避けるようにして刺激を続ける。

 

 

「ぁ……ふ……う、ぅ……」

 

 

 上目遣いにほむらの様子を伺ってみるれば、彼女の顔には、悦びと共に不満気な気配が見えた。

 しかし、それに気づかぬふりをして、わざとらしく尋ねてみる。

 

 ……どう? 気持ちいい?

 

 

「……ん、っ……気持ち、良い、けど……その……んっ」

 

 

 彼女が答える間も、手は膨らみを揉みしだき、舌が先端に触れるギリギリで蠢く。

 その刺激に、ほむらは切なげな表情を見せ始めるのだが、逆に意地悪を続けたくなってしまい、どうかした? と惚ける。

 

 

「……う……っ……意地悪、しない、でぇ……あっ」

 

 

 懇願するような甘い声に、彼女の望む事をしてあげたくなるが、それをぐっと堪えて、もう一度尋ねる。

 

 して欲しい事があるなら、ちゃんと言って?

 ……ほむらの口から、聞きたい。

 

 

「……! ……ううぅ……」

 

 

 綺麗な眉がひそめられ、困りきった声を漏らす彼女。

 やはり、直接口に出して言うのは、彼女にとって恥ずかしい事なのだろう。口を開いては閉じを繰り返している。

 

 

「はぅ……んっ……わ、分かったから……っ」

 

 

 だが、止まっていた刺激を再開して後押しすると、ほむらは観念したのか、小さな声で呟く。

 

 

「――も――って」

 

 

 あまりに小さい声が聞き取れず、首を傾げていたら、それすら意地悪されているとでも思ったのか、彼女は赤い顔で、目をぎゅっと瞑り――

 

 

「だ、だから……ち……乳首も……いじって……」

 

 

 ――とても恥ずかしそうな、哀願するような声を、喉から搾り出す。

 堪えていた衝動は突き動かされ、桃色をした頭頂部にむしゃぶり付く。

 

 

「ひあっ!?」

 

 

 

 待ち望んでいたであろう刺激に、彼女の体がビクッと跳ねる。

 それに構わず、片方を唇で強く吸い上げ、もう片方を指で弾く。

 

 

「んっ、く……ぅ、う……あっ……」

 

 

 ほむらが感じやすいのか、それとも散々焦らしたせいなのか。

 先端を舌や指で転がす度、彼女の体はピクピクと反応を返してきて。

 それが嬉しくて、調子に乗って更に強く頭頂部を責め立てる。

 

 

「んんっ……ふ、ぁっ……あっ、う……」

 

 

 吸い上げるのを止めて甘噛みしてみたり、人差し指と中指で挟み込んでクリクリと弄ってみたり。

 

 

「ひっ……やっ、あ……あぁっ……」

 

 

 余程気持ちが良いのか、ほむらはそれに耐えようと、胸元にあるこちらの頭に腕を回し、脚に膝が挟まれた。

 それに押し上げられるようにして、彼女の恥部に自分の膝が触れる。

 

 

「ふ……ふ、ぅっ……あっ……」

 

 

 そのまましばらく、ほむらの胸で楽しんでいると、膝の部分がしっとりと濡れ始めてきたのを感じる。

 見れば、彼女は恥部を腰に擦り付け、自慰でもするように悶えていた。

 

 

「はぁ……ぁ……あ、ん……」

 

 

 視線を戻してみると、ほむらは恥ずかしそうな表情をしながらも、快感を得ようと腰を擦り続ける。

 その様子に、自分が一方的に求めているわけではない事を悟って、内心安堵した。

 だが、同時にもっと、彼女の恥ずかしがる顔を見たくなり、腰の動きに合わせて、こちらも膝を動かしてみる。

 

 

「ひぃあっ……あんっ……あ、あ……」

 

 

 ほむらの喉から飛び出た声には、明らかに喜色が見て取れた。

 その声に、もっと彼女を喜ばせたいと感じて、胸への愛撫も再開する。

 

 

「あ……や……やぁ……いゃ……んんっ……」

 

 

 ほむらの体が震え、合わせて、声も揺れ始めた。

 表情は既に蕩けきっていて、嫌がる素振りを見せながらうわ言をもらす彼女。

 それでも、膝や手、舌の動きを止めず、無心に愛撫を続けていると――

 

 

「あ、あ、あっ、く、ああぁあっ!!」

 

 

 ――彼女は体を海老反らせ、硬く瞼を閉じ、両脚で膝をきつく挟み込む。

 

 

「ん、んんんんっ、はっ、はぁ……はぁ……はぁ」

 

 

 痙攣するような震えに心配になったが、やがてほむらの体から力が抜け、背中がベッドに落ちる。

 荒い息を整えながら、口元から涎を垂らし、虚空を見上げるその表情は、とてもいやらしい気分を誘った。

 窮屈さに我慢しきれなくなり、彼女の顔の横に移動し、ズボンと下着を一緒に引き下げれば、下着から竿が飛び出て、彼女の蕩けた顔を隠す。

 

 

「……はぁ……ふ、ぅ……? ……っ!?」

 

 

 ほむらは、しばらくぼ~っと見つめた後、それがなんなのかを悟って、慌てて視線を逸らす。

 だが、尚も腰を近づけ顔に寄せると根負けしたのか、ゆっくりとそれを視界に入れる。

 

 

「どうすれば、良いの……? どうすれば、貴方は、喜んでくれる……?」

 

 

 竿をじっと見つめながら、ほむらは尋ねてくる。

 その問いに、口でしてみて欲しい、と素直に答えると、彼女は少し困ったように視線を彷徨わせた後、小さく返事を返す。

 

 

「……! ……っ……わ、分かったわ……」

 

 

 体を起こすほむらに高さを合わせて、自分もベッドに膝立ちになった。

 躊躇いがちに、彼女は体を寄せる。

 

 

「それ、じゃあ……始めるわ……」

 

 

 そう言うと、ほむらはこちらの太もも辺りに手を置き、更に体を寄せる。

 反り返る竿のすぐ側に、彼女の綺麗な顔があった。

 

 

「は、ぁ……」

 

 

 手で前髪を寄せながら、大きく口を開く。

 

 

「……っ」

 

 

 だが、まだ躊躇いが残っているのか、一度は開かれた口が閉じてしまう。

 ……よく考えたら、初めてなのに酷な要求をしてしまったかもしれない。

 今更ながら罪悪感が込み上げ、無理ならしなくても――

 

 

「はっ、んむ……」

 

 

 ――と、言いかけた時だった。

 いきなり竿が深く咥えられ、纏わりつくヌメリに呻き声が洩れる。

 夢想していたよりも、その中は遥かに熱かった。

 

 

「むっ……っ……ちる……」

 

 

 熱に慣れる暇もなく、彼女はたどたどしくも、頭を上下させ始める。

 

 

「んっ……むっ……じゅっ……」

 

 

 柔らかい唇が竿を緩やかに締め付け、熱い口内が先端を包み込む。

 

 

「じるっ……むぅ……ちゅ、る……」

 

 

 口の中で、舌がそれを舐め上げると、まるで電気が走るような快感に、竿が勝手に跳ねてしまう。

 

 

「ぷあっ……はぁ……は、ん……」

 

 

 驚いたのか、彼女の口が一旦離れる。

 と、今度は細い指が輪っかを作り、竿を上下にしごきながら、舌が先端のくびれを重点的に責め立てた。

 

 

「れ、る……どう、かしら……? ……ちゅ……」

 

 

 ほむらが、上目遣いにこちらの様子を伺っている。

 与えられる快感に悶えながら、途切れ途切れに、凄く、気持ちいい、と伝えると、彼女は満足げに呟く。

 

 

「……良かった……ぁむ……んん……」

 

 

 ほむらは再び、先端を口に含む。すると今度は、尿道をほじるように舌を蠢かせる。

 たまらず大きく声が洩れ、急速に射精感が高まる。

 

 

「んっ……ん……ふ、んぅ……」

 

 

 竿をしごく指が強く上下し、舌が満遍なく先端を舐め回す。

 我慢が出来る筈もなかった。

 

 

「……んっ! はっ……あ、熱っ……」

 

 

 出て行く事を教える間もなく、白濁とした精液が吐き出される。

 一瞬、彼女の口内にそれが吐き出されるが、急な射精に驚いたのだろう、ほむらは口を離してしまう。

 それでも射精は止まらなくて、彼女の顔に熱い粘液が降りかかる。

 

 

「あ、ぁと……ぁ、っ……」

 

 

 受け止めてくれようとしたのか、ほむらは両手で先端を包み込む。

 すべすべした感触に射精は助けられて、次々に吐き出される精液が、細い指に絡みつく。

 

 

「すごい……熱くて、ドロドロして……」

 

 

 竿の脈動が終わり、ベッドに腰を落とすと、彼女は指についたそれをしげしげと眺め、弄ぶ。

 しばらくそうしていたと思ったら、何を思ったのか、ほむらはそれを口に含んでしまった。

 

 

「んむ……変な、味……ちゅぷ……」

 

 

 言いながらも、彼女は手に纏わりついた精液を、舌で舐め取っていく。

 

 

「はぁ……ちゅ……んむ……ぇる……」

 

 

 指の間、手の平だけでなく、顔にかかった分も、指で摘み取っては口に。

 

 

「ん……は、あ……んむ……」

 

 

 目の前に広がる淫靡な光景に、萎える筈だった分身が、力を取り戻し始めて。

 ほむらが全てを舐め終える頃には、完全に硬さが復活していた。彼女と一つになりたいと、本能が訴えかける。

 それを抑えようとする気は毛頭なく、思うがまま、彼女の肩を押し、ベッドに倒す。

 

 

「あ……」

 

 

 押し倒され、小さく声を上げるほむらの目を見つめながら、言葉を紡ぐ。

 

 ほむらと、一つになりたい。

 ほむらの初めて、貰っていいか……?

 

 

「……うん……私も、貴方にあげたい……。もっと、恥ずかしい事、して……?」

 

 

 彼女は目を細め、小さく頷いてくれる。

 その返事に嬉しくなり、思わずそのまま腰を寄せようとしてしまうが、しかし、このまますれば妊娠させてしまうかもしれない。

 流石に中学生を孕ませるわけにも行かず、少し体を離して、脱ぎかけのズボンに忍ばせておいたゴムを取り出す。

 初めてなのだから、本当はこんなもの着けずにしたいのだが、彼女の事を考えれば我慢するしかない。

 

 

「あ、待って……?」

 

 

 すると、それを見たほむらが声を上げる。

 何かと思い首を傾げると、彼女は体を起こし、言葉を続けた。

 

 

「初めては、着けないで……。私なら、大丈夫だから……」

 

 

 内心、喜びはしたものの、理性がそれを押さえつける。

 

 例え安全な日でも、万が一って事が……。

 

 

「ううん、そうじゃなくて……。生理、止めてるから。だから、そのままで……」

 

 

 ほむらの言葉に、疑問は膨らむ。

 止めてる――という事は、ピルでも飲んでいるのだろうか……? しかし、中学生に手に入れられるような物ではないはず……?

 と、そんな事を考えていると、彼女の口から答えを聞く事が出来た。

 

 

「魔法少女は痛覚を制御できるけど、それの応用で、魔法で止めているから……繰り返している間に見つけた、裏技」

 

 

 ……魔法と言う物は、随分と便利らしい。

 だが、少し都合が良すぎる気もして、迷いが生まれる。

 信じていない訳ではないのだが、どうしても万が一の事が頭を過ぎってしまう。

 

 

「だから……」

 

 

 しかし、その迷いを感じ取ったのか、ほむらは見せ付けるようにして、脚をゆっくりと開いていく。

 彼女の手がタイツの上を滑り、それ越しに見える濃い黒の上で止まると、指がタイツを摘み、小さく引き裂く。

 ショーツが横にずれて行き、彼女の恥部が晒される。

 愛液によって、そこはしとどに濡れそぼっていて――

 

 

 

 

 

「……そのままで、直接、奪って……」

 

 

 

 

 

 ――雄を誘う猥らな声に、簡単に迷いは打ち砕かれた。

 街灯へ集る羽虫の如く、身を焼かれる事も考えず、熱に身を投じようと腰を近づけ、場所を確かめるために先端を擦り付ける。

 

 

「んっ……もう少し、下……んん……」

 

 

 彼女の声に従い、竿を下に押し下げると、先端が軽く埋まり始める。

 その感触が堪らなくて、ぐいぐい、と自分自身を埋めていく。

 

 

「ん……うっ……ぅ、あっ!?」

 

 

 そして、何かを強引に突き破るような感触が、ほむらの純潔を奪った事を知らせてくれる。

 耐え切れない興奮に、自分自身を根元まで埋めようと、より深く、より奥へと掻き分けて行けば、先端が何かしこりに当たり、それが最奥だと分かった。

 

 

「……んいっ……く、ぅっ……はっ……あ、ぁ……」

 

 

 様子を伺ってみると、彼女は苦しげに息を漏らし、目尻に小さな涙を浮かべていた。

 既に一度達していたためか、体を気遣う位の余裕はあり、指で涙を拭いながら、大丈夫か、と声をかける。

 

 

「……う、ん……痛みは、消してるから……平気……」

 

 

 気丈に振舞い、ほむらはそう言ってくれる。

 しかし、無理をさせているんじゃないかと心配になり、彼女が落ち着くまで待とうと、その頬に手を添え、額にキスをした。

 

 

「……ん……」

 

 

 ほむらはこちらの手に頬ずりをして、静かに目を閉じる。

 少しの間、そうして沈黙を保っていたが、その間も絶え間なく、きゅうきゅうと締め付ける彼女の壁に我慢できなくなり、動くよ、と囁く。

 

 

「……うん……きて……」

 

 

 すると、ほむらはうなずきを返しながら、同じように小さく囁く。

 微笑み返しながら、頬に添えていた手で彼女の手を握り、少しゆっくり目に腰を動かす。

 

 

「は、ぅ……ん……ふ、ぁっ……」

 

 

 ほむらの鼻に掛かった声と共に、内側が締め付けを強め、複雑に絡みつく。

 先端には最奥のしこりが押し付けられ、その周囲にツブツブとした感触があり、溜息が出るほどの快感が襲って来た。

 おそらくは、これがいわゆる、名器という物なのだろう。

 他に比べられる経験はないが、それでも、この快感は並みの物ではないと感じた。

 

 

「あ……はっ……ぅあっ……」

 

 

 一度出していなかったら、三往復もしない内に果てていたであろう、強い快感。

 それに四苦八苦しながら馴れない腰の動きを続けていると、不意に、別方向への刺激が加えられる。

 見れば、ほむらが目を閉じながら、緩やかに腰を動かせていた。

 

 

「は……はぅ……んっ……」

 

 

 こちらの動きに合わせるようにして、小さく揺れる腰が、快感を加速させる。

 彼女の中は、ニュルニュル、と滑らかに竿を受け入れるのに対して、引き抜こうとすると、嫌がって離れようとしない。

 

 

「んぁっ……あっ……あ、くぅ……んん……はっ……」

 

 

 ほむらの嬌声が部屋に響く。

 気がつけば、彼女の体が跳ねてしまうくらいに、大きく腰を突き動かしていた。

 

 

「あっ……あんっ……ぁあっ……ゃんっ……あ……」

 

 

 だが、ほむらはそれにすら動きを合わせ、緩やかな揺れを、激しいグラインドに変化させる。

 小さな胸が、その動きにぷるぷると弾む。

 

 

「ん、は……ふっ……うぅっ……うっ、ん……」

 

 

 息が荒くなり、快感に思考が飲み込まれていく。

 激しい動きの中、腰がガクガクと揺れ始め、勝手に熱が高まっていった。

 

 

「……お兄、さん……あっ、う、んぁっ」

 

 

 そんな時、ほむらの口から、懐かしい呼び方が洩れる。

 けれど、記憶の中の無邪気な声とは違う、色欲に艶めく声が脳を犯す。

 

 

「ぃっ……あ……や……あんっ……あっ」

 

 

 頭の中が、ほむらへの想いで埋め尽くされる。

 溶け合うように重なる熱と、耳に届く甘い吐息だけが、今の自分が感じられる全てだった。

 

 

「はっ……は、お兄さん……んっ、っく、お兄、さぁん……ぁんっ」

 

 

 永遠に、このまま快楽を貪っていたい。

 何もかもを忘れて、ずっと、ほむらと繋がっていたい。

 そんな気さえしてくる。

 

 

「あ……あ……気持ち……い、ぃ……あんっ……あぅっ……」

 

 

 しかし、竿の根元が熱く脈打ち始め、限界が近い事を感じた。

 それでも尚、快感を得ようとする本能は治まる事がなく。

 空いていた手でほむらの体を抱きかかえ、そのまま後ろに倒れこむ。

 必然的に騎乗位のような体勢となり、彼女の体重で、最奥のしこりが先端へ強く押し付けられる。

 

 

「……はっ!? ……あっ……っ……っぁあ……」

 

 

 

 刺激が強すぎたのか、彼女は目を白黒させ、口をパクパクと開閉し、体を撃ち震わせていた。

 同時に内側も締め付けを一段と強くし、彼女が絶頂に至った事を感じさせる。

 自分へも、あやうく達してしまいそうな快感が与えられたが、歯を食いしばってなんとかそれを堪え、それで出来た僅かな猶予を惜しむように、激しく腰を突き上げる。

 

 

「あっ、ま、待っ、て、んはっ、だめ、やっ、だめぇっ、まだ、いって、あんっ」

 

 

 ほむらの声が甘く弾け、その顔に、乱れた髪が汗で張り付く。

 口ぶりからして、彼女はまだ、絶頂の中に居るようだった。

 しかし、自分も限界が目前まで迫っていて、それに応える余裕はなかった。

 

 

「やぁっ、あ、んぅっ、苦、し、あふっ、んんんっ」

 

 

 逃げようとするほむらの腰を手で押さえつけ、ズンズン、と突き上げる。

 それに耐えるためか、彼女は空いていた手を胸板に突き、爪を立ててきたが、その痛みですら、本能を諌めるには至らず。

 今にも出て行ってしまいそうな熱を、より熱くするため、我武者羅に腰を跳ね上げる。

 

 

「あっ、あ、ぁ、ま、た、来る、また、あっ、あぁっ」

 

 

 ほむらが体を震わせながら、荒い吐息の中に、絶頂の気配を滲ませる。

 もう、我慢する事は出来なかった。

 ほむら、と彼女の名を叫び、腰に添えていた手を引き、最奥を突き破るような勢いで、愛欲を解き放つ。

 

 

「あっ!?」

 

 

 ほむらは大きく体を反らせ、繋いでいる手に力を込める。

 腰が幾度と無く打ち震え、何度も何度も竿が脈打つ。

 

 

「やぁぁあああっ!! んぁっぁあああああっっっ!!!!!!」

 

 

 彼女の内側は、それに合わせるようにキュウッ、と一際強く締め付け、快感に脈動は助長される。

 

 

「は、あ、ぁぁ、あぁぁ、はっ、はぁっ……」

 

 

 やがて、最後の一滴までをほむらの中へ吐き出し終えれば、同時に彼女の体が倒れ込んで来た。

 

 

「はぁ……は……んっ……」

 

 

 荒い息遣いが、胸板に掛かる。

 抱きしめるようにしてその背中を撫でると、艶やかな黒髪の感触が、手に心地良かった。

 

 

「はぁ……はぁ……ふぅ……ふ、う……」

 

 

 そうしている内に、乱れていた息は落ち着きを取り戻し、ほむらが体の上で身じろぎをする。

 体を起こし、こちらを見下ろす彼女。

 

 

「………………」

 

 

 視線が絡み合う。

 なんとなく、名前を呼びたくなって。

 ほむら、と、小さく呟く。

 

 

「……あ」

 

 

 すると、彼女の目が細くなって、唇が弧を描き。

 

 泣き笑いのような、儚く……それでいて、とても幸せそうな笑顔を浮かべてくれた。

 

 

 

 

 

「………………だいすき………………」

 

 

 

 

 




 ほむらはまどかと俺の嫁。
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