制服の上着を脱ぎ、シャツと、チェック柄のスカートだけになって、まどかはベッドの上に横たわる。
薄暗い部屋の中、満月の光に照らし出されたその顔は、やや上気しているように見えた。
「あ……うぅ……」
偶然に視線が重なると、まどかは恥ずかしそうに視線を逸らす。
そんな彼女へ微笑み掛けながら、覆い被さるようにベッドに乗り、顔の位置を合わせる。
「あ……ん……む……ちゅ……」
無言で唇を合わせ、硬く閉じられたそれを開いて欲しくて、彼女の唇を舌でなぞる。
「ふぁ……んちゅっ……ちゅっ……」
おずおずと開かれたそこに遠慮なく自分の舌を進入させ、まどかの舌を絡め取る。
ちゅぷ、ちゅぷ、と生々しい水音が頭の中に響き、それと共に、背筋へゾクゾクと弱い快感が走った。
だがもう、それだけで満足はできず、気づかれないようそっと彼女の胸元へ手を伸ばす。
「……ぷぁっ……れるっ……ん、んぅっ!?」
厳つい手がまどかの控えめな膨らみに触れると、彼女は驚き、身を捩ろうとする。
それを少々強引に押さえ込み、口内をねぶりながら胸を揉みしだく。
「あっん……やっ……ちゅっ……もぅ……んちゅっ……」
まどかはキスの合間に、仕方ない、といった風に声を漏らすと、体の力を抜き、身を預けてくれる。
そのまましばらく小ぶりな胸の弾力を楽しんでいたが、肌との間に存在する布達が本来の柔らかさを伝えてくれない。
もどかしい思いをしながら、空いている方の手で、シャツのボタンを外していく。
「あっ……ん……」
それに気づいた彼女は、一瞬、止めようと手を伸ばしかけるが、ゆっくりとベッドの上に戻し、為すがままを受け入れる。
全てのボタンを外し終えシャツの前を開くと、彼女らしい、可愛らしいデザインのブラジャーが眼に入った。
「やぁ……は、恥ずかしい……」
言いながら、まどかは両手で自分の顔を隠してしまう。
そんな彼女の姿に、自然とまた微笑みながら、ずらすよ、と一声掛け、ブラジャーに手を添えてゆっくりと上に
「……ひゃんっ」
頭頂部で一旦引っかかるように動きを止めるが、構わず更に上へと押し上げる。
すると、ぷるんっ、と揺れながら、桜色をしたそれが顔を見せた。
「うぅぅ……」
恥ずかしそうに、体を縮こませるまどか。
少々苛虐心が刺激され、驚くだろうなとは思いつつも、いきなり口に含む。
「ひゃぁっ!? あっんぅっ!!」
案の定、彼女は大きく反応を示し、刺激に耐える為か、ベッドのシーツを強く握り、体をプルプルと震わせる。
可愛らしい様子に、苛めたいという欲求は一応満たされたものの、満足かと言われれば程遠く。
空いている方の胸も手でこね回しながら、口の中にある方も舌で転がす。
「ひゃっ、あぅ、んっ……ふっ、んっ……」
ただ転がすだけでなく、吸い上げたり、舌で押し込んだり。
手で弄んでいる方も、摘んだり、指で軽く弾いたり、挟み込んだりして楽しむ。
その度に、まどかの体がピクピクと反応し、切なげな吐息が漏れる。
「はぅ、はっ、んくっ、ふっ、ふぅっ、あんっ」
舌が疲れ始めるまでに反応を楽しみ続けていると、彼女も刺激に馴れ始めたのか、躊躇い無く快感を声に乗せ始める。
けれど、甘い声が耳に届くと、もっと恥ずかしがるまどかの声が聞きたくなってしまい、最後に一際強く吸い上げながら、ちゅぽっ、と音を立てて胸元から顔を離す。
「ひぁんっ」
まどかが声を上げ、ビクッ、と体を揺らす。
顔を覗いてみれば、瞳は潤み、頬を真っ赤に染めて、呆ける様な表情をしていた。
今までに見た事のない、淫靡な表情を引き出せた事にかなりの満足感を得るのだが、それに比例する様に。
まだ、まだ、足りない。
もっと、もっと、より深く。
彼女の全てを引き出したい。
そんな強い欲求が生まれて、一旦は離した顔をもう一度近づけ、体に舌を這わせながら、下へと動く。
「ひゃっ、くふっ……や、やめて……く、くすぐった……あははっ」
先程までとは違って、一転、無邪気な笑い声を上げるまどか。
だが、舌がへその辺りに来ると、また声が変わり始める。
「……だ、だめ、だって、ば……そこ、は……おへそ……ふぁっ」
すべすべで、吸い付く様な感触のお腹に舌を這わせ、その中心にある穴をほじる様に、舌を差し込む。
彼女は明らかに色を含ませた声を上げ、体を反らせた。
「ふぁっ、ひっ、んぁっ……だ、だめっ、き、きたない、よぉっ……ぁんっ」
あまり強くすると痛くしてしまうかも知れないと思い、奥までは入れず、その代わり、何度も何度も、舌を入れては出すを繰り返す。
「あっ……ひぅっ……んく……ぅんっ……」
その度に、まどかはポコポコとお腹に力を入れ、反応を返す。
完全に快感を得る為のスイッチが入ったのだと悟り、再び体から顔を離し、彼女を抱きしめるように引き起こして、スカートの上から太ももを撫でる。
「はぁ……はぁ……んっ……はぁ……」
荒い息を漏らすまどかに、触っても良いか、と尋ねながら、ゆっくりと、太ももに添えた手を下にずらす。
すると、見ているこちらが心配になる程に顔を赤く染め、胸に顔を埋めて小さく頷き、ほんの少しだけ脚を開く。
「……っ」
太ももを撫でていた手を内側に回し、焦らすように、上へと移動させる。
そのまま直接触る事はせず、ショーツの周囲を迂回して、今度は下腹部を撫で回す。
「……っ……ぅ……ふ……ぁ……」
間接的な刺激がもどかしいのか、胸に顔を埋めたまま、まどかは小さく息を漏らす。
吐息が胸に当たり少々くすぐったかったが、じっと我慢し、今度は手を下にずらして、ショーツの上から彼女の恥部をゆっくりなぞる。
「ぅあっ!? ……く、ふっ……」
小さな体が跳ねる。
ショーツをなぞる指には、ぬるぬるとした液体が纏わりつき、男性を受け入れ始める準備をしている事を知る。
だが、それよりも驚いたのは、愛液に濡れたショーツが彼女のそこにぴったりとくっついてしまっている事だ。
と言う事は、まどかには、まだ生えていない……?
「やぁ……やっぱり、恥ずかしい……私もう、中学生なのに、全然……」
今にも泣き出しそうな声で、まどかは恥ずかしいと声を漏らす。
そんな姿が愛おしくて、胸の中に在るまどかの頭に軽く口付け、可愛いよ、と囁く。
「あぅ……うぅぅ……」
まどかは抱きつく腕に力を込め、胸板に顔をぎゅっと押し付ける。
頭を撫で、直接触るよ、と断ってから、いよいよショーツの中へと手を滑り込ませた。
「あっ、まっ……んひっ……あっ、やぁ、っ……」
そこは強い熱を帯びていて、おしっこを漏らしたのかと思う程、びしょびしょに濡れていた。
これなら無茶をしても大丈夫か、と一瞬思ったが、敏感な部分である事を思い出し、思い留まる。
代わりにゆっくりと指を縦に滑らせ、触れた花びらをこれまたゆっくりと、円を描くようになぞった。
「ふぁあ……あぁ……ぁあっ……んっ……んぅ……ふっ……くっ……」
動きに合わせ、まどかは甲高い声を上げ始める。
指を差し入れたい衝動に駆られたが、内側を傷つける事を恐れ、入り口付近だけを、丹念に、解すためにこね回す。
「んっ……ふぁ……ひんっ……あ……ふ……ふぅ、んっ……」
ふと気になり、自分でした事は、と聞いてみる。
「ふぇっ!? ……あ……う……ど、どうしても、言わなきゃ……だめ……?」
まどかは驚きに顔を上げ、そう問い返す。
嫌なら無理には……と更に返せば、しばらく躊躇するように沈黙した後、顔を俯かせながら、彼女は口を開く。
「……い、一回、だけ……。あなたの、事、考えてたら……なんか、むずむずして……。
でも……途中で頭が真っ白になって、怖くなっちゃって……。それからは、一度も……」
羞恥を堪え、震える声で、まどかは告白する。
あの、まどかが。
いつも、純真無垢な笑顔を見せてくれていた、あのまどかが。
自分の事を想い、そんな事をしていた。
その事実に堪らなく興奮し、彼女の唇を強引に吸い上げ、指を激しく上下させる。
「んむっ……ふぁっ!? やっ……だ……むぅ……ちゅっ……つ、強……ひぅっ……あっ、あっ、あっ」
唇から首筋へとキスの対象を変え、空いていた手でまた胸を弄び、ショーツの中の手をくねらせる。
まどかの息が徐々に荒くなり、体が震え始めた。
背中は大きく仰け反り始め、脚がピクピクと痙攣をする。
その様子に、流石にやりすぎたかと心配になり、少し休ませる為に、ショーツの中の手を引き抜こうとした。
だが、その手がうっかり、小さな突起物に触れてしまい――
「ひゃあっ!? ん、あぁぁああぁっ!! ……あぁっ……あ……う……」
――まどかが一際大きく跳ね、同時に、今だショーツの中にあった手に暖かい液体が掛かる。
直後、彼女は全身から力を抜き、くたっ、とベッドに倒れこむ。
口元からは涎が垂れ、蕩けきった目は、呆然と宙を見つめていた。
その姿から、自分の手が彼女を絶頂に至らせたのだ、という事に気づく。
「あ……うぅ……ふぅ……はぁ……んっ……」
まどかは、荒い息遣いを続けている。まだ快感の余韻が続いているのだろう、時折、体を揺らしては声を漏らしていた。
淫らな姿に、雄としての本能が鎌首をもたげる。
気が付けば乱暴にズボンのベルトを外し、下半身を露出させていた。
自分の分身は、まさしく怒張という表現がふさわしい程に、今にもはち切れそうに。
濡れそぼり、もはや役割を果たしていないショーツを強引に引き下げ、脱がせるのももどかしく、脚の間をくぐるようにして腰を近づける。
「……え? ……ひっ」
まどかが声を上げたが、それすら耳に入らない程興奮していた。
そしてそのまま、彼女の恥部に先端をあてがい、入り口を確かめる為に擦り付け――
「ひぁあ!?」
――ぬりゅ、とした刺激に、まどかは再び体を反らせる。
自分も、ただ擦り付けただけだというのに、そのあまりの快感に思わず息が漏れた。あやうく、それだけで射精してしまいそうなほど気持ちが良かった。
だが、ここで出したくない。出すなら、まどかの中で。
そんな勝手な願望を達成する為、目を閉じ、必死に射精感を我慢する。
しばらくしてようやく落ち着き、大きく息を吐く。そして、再び挿入しようと目を開けると、思わぬものが視界に入り、煮え滾った思考を冷却する。
「……っ……」
まどかは硬く瞼を閉じ、端に大粒の涙を浮かべていた。肩を震わせながら自身を抱きしめ、耐え忍ぶよう、じっと何かを待っている。
その姿に、自分がどれほど身勝手な行動をしていたのかを知り、大きな罪悪感が込み上げた。
後ずさり、腰を離して、彼女を抱き起こしながら、ごめん、と謝る。
「……ぁ……うぅ……ぐすっ……」
肩に額を乗せ、首に腕を回しながら、まどかは小さく嗚咽を漏らす。
頭と背中を優しく撫でながら、自分は、彼女への想いを言葉に乗せる。
焦って、ごめん。
でも、どうしても、まどかと繋がりたい。まどかの全てが欲しい。
だから……。
「……スンッ。……うん……。私も……あなたと、繋がりたい……。あなたが、いい……」
まどかはそう言うと、頬に小さく口付けてから、もう一度ベッドに横たわる。
覆い被さる様にして、腰を近づけ、手を握り。
入り口にもう一度先端をあてがい、いくよ、と声を掛ける。
「……ん……来て……?」
こちらを真っ直ぐに見つめ、まどかは頷きを返す。
その言葉に誘われるまま、ゆっくりと、彼女の中に自分自身を埋めていく。
「……う、あ゛っ!? うぐっ……いっ……」
握った手に、痛いほど力が篭る。
先端に何か引っかかるような抵抗を感じたが、それはすぐに破れ、更に奥へ。
やはり痛いのだろう。まどかは辛そうな声を出すのだが、暖かい肉壁を押し広げ、竿を飲み込ませていく感触に夢中になり、留まる事なく突き進む。
自分自身、女性の中に分け入るのは初めてだった為、歯止めが利かなかった。
「……うぁっ……はっ……はっ……」
やがて、何かに突き当たる感触がして、腰を止める。まだ自分には、少しだけ奥へと進めるだけの余裕が残っていたが、まどかの体の大きさから考えて、ここが限界なのだろう。
初めて男性を受け入れる彼女に、これ以上無理を強いるのも嫌で、そのまましばらく動きを止める。
と、格好つけてはいるが、実際には、ただ挿入しただけで射精してしまいそうな快感に襲われ、動けないだけなのだが。
「……あぁ……入っ、てる……奥、まで、ぇ……」
まどかは、苦しげに息を漏らしながら、それでも満足そうに呟く。
だが、痛むのは変わりないのか、目の端からは涙が零れていた。
心配になり、それを拭いながら、大丈夫か、と声を掛ける。
「……うん、大丈夫……。嬉しいの……。これは、嬉しくて……。痛いけど、その何倍も、幸せだから……だから……」
健気な言葉に、小さく頷く。
ゆっくりと腰を引き、徐々に竿を引き抜いて――
「ひっ……ぁ……ぐっ……うぅ……ん……」
――限界まで引き抜いたそれを、もう一度、彼女の中に埋めていく。
「いっ……ひあっ……くっ……うっ……あっ……」
まどかの漏らす、痛みが混ざった声を頼りに、ゆっくりと前後の動きを繰り返す。
「ふっ……うっ……んぁ……うぅ……んっ……」
彼女の中は、まるで熱に浮かされている様に熱く、ぎゅうぎゅうに締め付けてくるのに。
溢れ出る愛液と、膜が破れた事による軽い出血が滑りを良くし、また挿入を促す。
「ふぅっ……んぅ……あっ……あぅ……あんっ……」
その締め付けは、挿入する時はまるで拒むかのように強く抵抗するが、引き抜こうとすると、逆に縋りつくように竿に絡み付いてきた。
与えられる快感は凄まじく、次第にまどかの事を気にする余裕がなくなっていき、腰の動きがどんどん早くなっていく。
まどかの小ぶりな胸が、動きに合わせてプルプルと揺れていた。
「んっ、うっ、ふっ、ふっ、あっ、あぁ、んっく、ぅん」
彼女の声も、痛みを感じているとは思えない程に艶を含み始め――
「あっ、あっ、んっ、んぅっ、あんっ、あぅっ、はっ、ひぁっ」
――その声に突き動かされて、無心に腰を動かす。パンッ、パンッ、と腰を打ち合わせる音が響く。
腰を動かすたびに、じゅぷっ、じゅぷっ、と繋がりあった部分から、愛液と共に音が漏れる。
思考は快楽の中へと完全に埋没し、ただ、貪るように腰を叩きつける。
「あっ、ひゃっ、んっ、あはぁっ、あんっ、あっ、あっ」
唐突に、限界は訪れた。下腹部から熱いものが竿を駆け上り、今にも爆発しそうな程に高まる。
白熱する思考の中で、それを無意識に感じ取った自分は、まどかの名を叫び、一際強く、その最奥に先端を突き立てた。
「んぁあっ!?」
瞬間、熱い迸りが、まどかの中に放たれる。
「あ、ああああああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!」
受け止めるまどかは、またも大きく体を仰け反らせ、甘い叫び声を。
内側が別の生き物の様に蠢き、竿をしごき上げ、経験した事のない、麻薬の如き快感が全身を駆け巡った。
彼女の両脚が腰に絡み、より深く、最奥へと先端が押し付けられる。
「あ、ああぁ、ああ、ぁぁ、ぁああ」
竿が脈打つたびに、まどかが声をあげる。同時に壁が蠢いて、より射精を促す。
自分でも驚くほど長く、射精は続いていた。
「あぁ……あ……はぁ……はぁ……」
ようやっと射精が終わると、へたり込むようにしてまどかの上に倒れこむ。
荒い息遣いが、耳元で響く。
余韻が抜け、自分が彼女に圧し掛かっている事に気づき、ゆっくりと体を起こすと、目と目が合った。
「……ん……」
どちらからともなく、ただ、触れるだけのキスをする。
唇が離れると、まどかは優しく、柔らかい微笑みを浮かべてくれるのだった。
「………………大好き………………」
まどっちマジ天使。