※この作品はR-18です。

魔法少女まどか☆マギカR‐18   作:七音

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【未来の嫁は】少女M・Kの場合2【まだ女子○生】

 

 

 二人同時に着替えるには、少し手狭な脱衣所。

 自分は、着ているワイシャツのボタンを外しながら、しかし、その視線を全く別の物に向けていた。

 

 

「……もぅ。あんまり見ちゃ、やだよ……」

 

 

 同じくブラウスを脱ごうとしていたまどかは、それに気付いて半身を隠す。

 けれど、恥ずかしがる彼女の表情は、自分にとっては扇情的にも感じられ、背中側から腕を回し、ボタンを外す動きを引き継ぐ。

 

 

「……ん」

 

 

 言葉にならない吐息と共に、やんわりと手が添えられるが、それは抵抗と呼ぶにはあまりにも優しく、押し留めるには至らない。

 今、最後のボタンが外され、小柄な身を包む下着が露になった。

 ピンク色の、シルクの上下。

 既にスカートと靴下は無いため、彼女が直接纏うのは、もうそれだけ。

 スルリ、ブラウスが床に落ちる。

 暖かな肌に手を這わせ、段々と上に。それが背中に移動し、ブラジャーのホックを外そうとしても、やはり嫌がりはしない。

 金具が外れ、ブラと胸との間に隙間が生まれて、柔らかな膨らみが露出する――

 

 

「あっ……」

 

 

 ――筈だったのだが、まどかは両手でそれを覆い隠してしまい、ふにゅ、と形を変えるだけだった。

 顔はやや下を向き、頬には赤みが差している。ただ、恥ずかしがっているだけでは、無い。

 焦らされ、誘われ、徐々にお互いの情動が高まり始める。

 それに任せて、もう一度彼女の体に手を添え、今度は下に動かし、女性らしい丸みを帯びたなだらかなラインを撫でる。

 くびれを降りて、指先がショーツのゴムに滑り込み、ゆっくりと引き下げて――

 

 

「……やぁだ」

 

 

 ――もう少し、という所で顔にブラが掛けられ、視界が塞がれた。

 驚いて硬直している間に、触れ合っていた肌は離れ、しゅる、と衣擦れの音とガラス戸が引かれる音。

 温もりの残るブラを顔から剥がした時には、彼女の姿は脱衣所には無く、曇りガラスの向こうに人影が。シャワーの水音も聴こえ始める。

 上手い事、逃げられてしまった。

 軽く苦笑いを浮かべ、彼女を追いかけるように服を脱ぎ捨てて、期待に鼓動を早めながら戸をスライドさせる。

 

 

「………………」

 

 

 湯気の向こうには、長い髪を湯に濡らす、まどかの背中。

 後ろからそれを抱けば、彼女の小さな体は腕の中にすっぽりと納まってしまった。

 中学の頃から身長はあまり伸びず、四年経った今でも百五十台前半。

 自分とは頭一つ分も違い、随分とそれを気にしているようだが、身長と違いきちんと成長している部分もある。

 

 

「あ、んっ」

 

 

 それが、このぷりぷりとした膨らみだ。

 一時期は執拗にこれを責め立てて欲しいとせがまれ、ちょっと困った事もあったが、その苦労の甲斐あって、まどかの胸は見事にサイズアップを果たしている。

 ……と言っても、万年BからギリギリCに上がっただけなのだが。

 それでも、この揉み心地は変わらず柔らかい。

 一緒に湯を浴びているのに、手の平には更に温かい感触があり、彼女の体温が高くなっている事を教えてくれる。

 

 

「だぁめ。まずはちゃんと体を洗ってから、ね? 背中流してあげるっ」

 

 

 しかし、それを楽しめたのも極僅か。

 再び腕から逃げ出した彼女は、一度シャワーを止め、風呂の椅子にこちらを座らせるよう、後ろに廻って肩を押す。

 甲斐甲斐しい申し出には逆らえず、PT製の椅子に腰掛けると、背後からワシャワシャとボディソープを泡立てる音。

 

 

「――ぇいっ!」

 

 

 暫く待っていると、想像していたスポンジの物とは違う感触を背中に感じ、うぉ、と声が上がる。

 胸板には小さな手が這い、背中には滑らかに擦れる肌。

 まどかは、自身の体を代わりとして、背中を流してくれていた。

 それだけでなく、泡をまとう手は体の前面を撫で回す。

 

 肩を、二の腕を、指先を、脇腹を、太ももを、膝裏を。

 隈なく、丁寧に。

 

 慣れた手付きは、過去に何度か同じ事をしているからだろう。どこの小娘の入れ知恵かは言うまでもない。

 が、やはり照れは残っているらしく、「気持ち、いい?」と、落ち着かない声で彼女は確かめる。

 気持ち良いよ、と肯定を返せば、今度は嬉しそうな息を漏らすまどか。

 

 

「良かった……。じゃあ、こっちも……する、ね」

 

 

 躊躇いを乗せる言葉尻と裏腹に、彼女の手は迷い無く股間に滑る。

 期待から既に硬度を増していた竿に指が触れ、喉から呻きが漏れた。

 泡に助けられ、ローションでも使っているような滑らかさで上下に扱かれる。

 だが、あまり強くすると酷い目に遭う(後で滅茶苦茶ヒリヒリする)のは経験済みなので、その手付きはとても優しい。

 

 

「やっぱり、太い……っは……いつも、これが入ってるんだよね……はぁ……ぁ……」

 

 

 手を巧みに動かしながら、彼女自身も興奮し始めたのか、まどかの呼吸は少々荒い。

 しかし、竿を這いずる細さはやはり優しく、緩やかに快感を高めていく。

 手の平で包み込まれ、指の輪で扱かれ、鈴口を小指でくすぐられ、袋を揉み解される。

 滾りが根元に集まり始めた。一週間ほど溜め込んでいたそれは、弱い刺激にも迸ってしまいそうな程。

 けれど、手で達してしまうのは惜しく、愛撫されるだけなのもつまらなく感じて、彼女の手を止めさせる。

 

 ……ありがとう、もう綺麗になったから。

 次は、まどかを洗ってあげる。

 

 

「……う、ん……お願い、しよっかな……」

 

 

 それだけでは済まない事を知っていながら、彼女は従順に従う。

 立ち位置を変え、今度はまどかが椅子に座り、自分はその背後へ。

 見えないのを良い事に、誰かに見られたら間違い無く通報される卑猥な笑みを浮かべ、大量の泡を手に襲い掛かる。

 

 

「ひゃ! あっ、んっ!」

 

 

 まずは脇腹に沿わせ、泡を塗りたくるように体を撫で上げる。

 途中、通り過ぎながら膨らみの頭頂部を弾き、申し訳程度に腕や首筋などを洗って、それが終わったら胸に手を戻す。

 さっきから逃げられてばかりだったが、もう逃がさない。

 心行くまで楽しませて貰おう。

 

 

「は、ぁん……ん……やっ……ぅあ……んっ」

 

 

 手の平全体で捏ねる。

 指を使って揉み解す。

 頭頂部だけを摘んで軽く引っ張り上げる。

 感じ易いまどかの体は、ぴくん、ぴくん、と跳ね回り、ぎゅっと目を瞑ってそれに耐え忍ぶ。

 お湯よりも粘度が高い泡のおかげか、摩擦は限りなく軽減され、触れ合う肌はより鋭敏になっていた。

 後ろへ倒れ込みそうになる彼女を体で支えながら、感じ入るその顔が堪らなくて、可愛い、と耳に直接囁けば、その吐息にすら反応する。

 快感は素直に受け入れる癖に、いつまでも初々しさを無くさない、自分がこの手で色々と教え込んだ少女。

 ……本当に、堪らない。

 

 

「ひ、ぅ……やん……擦り付け、ないでよぉ……あん」

 

 

 互いの体に竿が挟まれているのを勘違いしたのか、それとも気を逸らしたいのか。まどかは、もどかしそうに体を捩った。

 しかし、それは竿に押し付けているようにも思える動きで、彼女の背中と髪の感触に、ビクビクと力が入る。

 もっとそれを感じたくて、こちらも腰を軽く揺らしながら、膨らみを弄くっていた両手を下に滑らせ、下腹部へ。

 左手はへその辺りで止め、小指でその中を優しくほじくり、右手は更に下に向ける。

 

 

「はぁ、っ! あっ! ん、くぅん!」

 

 

 剃っている訳でもないのに、未だに毛の一本も生えない丘を撫で、焼けるように熱い恥部を三本指でなぞると、まどかは大きく背中を海老反らせた。

 彼女は、この体質を子供っぽいと恥ずかしがっているが、自分からすれば、邪魔される事なく手を密着させられるし、この体勢では無理だが、ひくひくと動く様がよく見えるので楽しかったりする。

 それはさておき、ただ指を滑らせる動きを止めて、今度は二本の指――人差し指と薬指を使って、何十、何百と犯したにも関わらず、処女の様にぴったり閉じた花びらを押し開く。

 残った中指の腹を使い、小さな尿道と突起を丁寧に捏ね上げると――

 

 

「ひぅ! あ、ぁっ、んっ! そこ、だめ、ぇっ! ん、んんん!」

 

 

 ――敏感な部分への刺激に眼を剥き、眉をしかめて、唇をかみ締めるまどか。

 その姿に、男としての優越感を覚えながら、とろとろのぬめりが零れる深い穴へと指を差し込めば、今度は「はぁっん!」と悲鳴を上げ、彼女は後ろに体重を掛ける。

 指一本でもきつい狭さを解す様、入り口に指先を留め、のの字を描いて掻き回す。

 

 

「ぁう、ふぁ、あっ、んく、はひっ」

 

 

 声と体をわななかせ、ついに耐え切れなくなったのか、まどかはポカンと口を開き、腰を浮かせて、与えられる昂りに身を任せ始める。

 脚も大きく開かれて、筋肉が弛緩し、内側の窮屈さも和らぐ。その隙に、更に深く指を捩じ込む。

 きゅ、きゅ、とリズミカルに中が収縮し、にゅるにゅるなそこを合わせてくすぐれば、「ひ、んぁ!」と甲高い声を上げて、こちらの二の腕を掴む彼女。

 跡が残りそうな強さに、内側でつい指を曲げてしまった。

 

 

「あひっ!」

 

 

 再びの、短い悲鳴。

 ぎゅうぅ、と指に圧が掛かり、軽く達しようとしているのを悟った自分は、あえて刺激を与えぬよう、ゆっくり、静かに指を引き抜く。

 すると、まどかは呆けた表情で何か問いたげな息を漏らす。

 

 

「ふ、ぇ? ……あ、ぅ……あな、た、ぁ?」

 

 

 言葉はそこで終わったが、「どうしてやめるの?」と彼女の瞳が言っている。

 我慢の限界が近づいていた自分は、その眼差しに対し、指で良いのか? と竿を擦り付けながら誘う。

 

 

「………………」

 

 

 ぷい、とそっぽを向き、まどかは答えない。答えないのが、彼女なりの精一杯の強がり。

 自分は重々承知しており、シャワーのコックに手を伸ばして、もう乾き始めていた泡を落とすために湯を降らせる。

 頭からそれを浴び、一緒に立ち上がりながら彼女を壁に押しやると、無言のままでタイル張りのそれに手を突き、娼婦の如く桃尻を差し出す。

 肩越しに振り向くその顔は、淫靡な期待を乱れ髪に隠す、女の顔だった。

 肌で弾ける水滴が、ぬるく感じる。

 濡れ髪の張り付く背中を指で、つぅ、となぞり、腰のくびれに手を添えて、いざまどかを貫こうとしたその時、ある事に気づく。

 

 ……あ、ゴム持って来てない。

 

 

「……え? ……なんで?」

 

 

 いや、ごめんっ、こうなるとは思ってなかったから……。直ぐに取って――。

 

 

「ううん、そうじゃなくて……なんで、着けるの?」

 

 

 心底不思議そうな顔に、なんでって、と思わず口篭ってしまうが、頭に過ぎる欲望と水滴を振り払い、彼女を諭す。

 

 なんでもなにも、あれは避妊のためだけじゃなくて、病気を予防するための物でもあるんだからな?

 きちんと着けないと……。

 

 

「……でも、私、もぅ……分かってるでしょ? ……ね? 早く、早くぅ」

 

 

 小刻みに腰を揺らし、切ない声で媚を売る姿に、生唾が喉を下る。

 無性に、喉が渇いていた。

 唾液なんかでは、この渇きは癒せない。癒せるのは、目の前にぶら下がる、ようやく熟し始めた果実のみ。

 しかし、ここで踏み止まらねば、後に待つのは鉄拳と包丁による制裁死。

 拳を硬く握り、頬を強張らせ、いや……でも……と情けない抵抗を続ける自分。それを見て、まどかは尚静かに言葉を重ねる。

 

 

「……じゃあ、こう考えて? 私がこのお家に来てるのは、練習のため、なの。

 お料理したり、お掃除したり、お洗濯したり、あなたって呼ぶのも……。

 いつか来る日のための、大事な練習。だか、ら……」

 

 

 言いながら、自らの尻に手を添え、肩幅に脚を開き直し――

 

 

 

 

 

「……赤ちゃん作る練習も、しよ……?」

 

 

 

 

 

 ――細い指で秘所の内側を、くぱ、と晒して、魔女の如く、雄を蠱惑する色香を発した。

 ……こんなの、抗える筈が無い。

 自制心の最後の一片までも絆されてしまった自分は、ふらふらまどかに歩み寄り、再度、その腰に手を添えて。

 

 

「……んっ、んぁ、あ、ぁあ、あぁぅ……」

 

 

 駆り立てる衝動と対照的に、酷く緩慢な動きで、その内側に侵入する。

 押し付けた先端が、ぬぷん、と簡単に飲み込まれ、ずぶ、ずぶ、沈んでいく。

 広がっていく壁は、しかし、隙間無く竿を締め付け、歓喜に打ち震えている。

 幾度と無く分身を受け入れたそこは、ようやく根元までを受け入れてくれる深さを得ていた。

 だが、先に触れる硬いしこりの存在は変わらず、最奥と先端がキスをする。

 久方ぶりの、直接に擦れ合う感覚。最高の占領感に、腰が震えた。

 ぬるいシャワーで静められていなければ、そのまま果ててしまいそうだ。

 

 

「あ……は、っ……ぅ、う……ふ、うっ」

 

 

 一方、まどかは壁に爪を立て、必死にそれに縋り付いていた。

 脚もガクガクと震えて力が入っておらず、自分が腰を押さえていなければ崩れ押してしまいそう。

 ただ繋がっただけでそれほどに感じてくれるのは嬉しかったが、先程彼女が言ったように、自分も、もう我慢は出来ない。

 そのため、望む快楽を得ようと、じわじわ竿を引き抜いて――

 

 

「あふ……ぃ……やぅ……ひあっ!?」

 

 

 ――勢い良く突き刺す。

 途端、きゅうん、と締め付ける柔い肉。反り返る背中と跳ねる声に、飛沫が舞う。

 尋常ではなく溢れ出る愛液が竿を伝い、湯に混じって消えていく。

 しかし、熱さだけが消えずに残り、内なる獣を罠に誘った。

 

 

「はっ、あっ、ひっ、っ! お、奥、ぉく、叩、かない、でぇ! あん!」

 

 

 まどかの出す淫らな声に。

 息の止まるような快感に、溺れそうになる。

 体にぶつかる水音に紛れて、じゅぷ、ぬちゅ、ぱん、ぱんっ、と、繋がり合う部分が激しく音を立てた。

 

 

「あ、あ゛っ、んぐっ、あっ、ひっ」

 

 

 気遣いも何もない、ただ女を貪るためだけの腰突きに彼女は苦しそうな声を上げる。

 けれど、強引に犯されているようなその息遣いには、確かな愉悦が混じっていた。

 竿の中に、込み上げる熱があった。

 それを吐き出す準備として、自分は、よりまどかを恥ずかしがらせるために、彼女の内ももに腕を通し、そのまま片脚を持ち上げる。

 

 

「きゃっ!? え、あんっ、やぁ! こん、なっ、恥ずかし、いっ、やぁあ!」

 

 

 必然的に彼女の体は向きを変え、往復する角度にも変化が起こる。

 だが、四年の間、欲望を受け入れ続けてくれたそこは、どんな角度から突き立てても、確実に喜ばせようとぴっちり絡みつく――まるで、自分専用に誂えられたかの様。

 抱けば抱くほどに、まどかの体はいやらしく成長し、飽きるどころか、益々のめり込む。

 硬く幼かった壁は柔らかく成熟し、締め付けは共に昂ろうと盛んに緩急をつける。

 虜にされていた。離れようなどとは、欠片も考えられない。

 

 

「あっ、くぅんっ! や、あ、ちょっ、と、待ってぇ! 漏れ、ちゃう! 漏れちゃうから、もっと、ゆっくり……ぃっ!」

 

 

 夢中に腰を打ち付けていると、まどかはそう言って片腕を彷徨わせる。尿意でも催したのかも知れない。

 けれど、その悩ましげな哀願には、飢えを一段と強く感じさせる効果しかなく。

 せめて倒れてしまわないように、改めて彼女の下に手を回してから、ごめんっ、と一言謝って抽送を続ける。

 

 風呂場だから、そのまま出して、いいよっ、ほら、強くするぞ!

 

 

「そんな……やだ、ぁ! やだぁ! こんなの、ワンちゃん、みた、いっ! やんっ!」

 

 

 抵抗しているのか、彼女は体を強張らせ、同時に内側も狭くなった。

 しかし、手を壁に突いて、一方の足は抱えられ、唯一床についている脚も、体躯の差で殆ど爪先立ち。

 こんな不安定な状態ではろくに力も入らないのだろう。締め付けは竿を押し出せるはずも無く、程よい刺激を加えるのみ。

 

 

「あな、たっ、はぁ、あなたぁ! もぅ、だめ、だめぇ! いっ、ちゃう! でちゃうよぅ!」

 

 

 必死にこちらを呼ぶまどかの声に、絶頂の震えが混じる。

 自分も、気を抜けばハチ切れてしまいそうに、竿が張り詰めていた。

 腰の動きが単調になり、その分、激しく細かく最奥を突く。

 瞬く間に滾りが登り詰め、共に達しようと、最後に一段と強く叩き付け、叫ぶ。

 

 出すぞ、まどかっ!

 

 

「ひゃうっ!? ぅああぁあぁああっ!!!!!!」

 

 

 ぎりっ、と、絞られるような強い締め付けに促され、まどかの奥へ向けて熱が迸る。

 脚をピンと張り、過たず、共に絶頂しただろう彼女の内は、まるで啜る様にそれを飲み込んでいく。

 微細な痙攣が快感の深さを思わせ、自分もまた同じく、腰を震わせる。

 

 

「は、ふぁ、ひ……まだ、出て……こんな、に……お腹に、いっぱい……んんっ」

 

 

 どく、どく、どく、と、際限無く脈動し、何度も何度も胤を放つ。

 比較的安全な日とは言え、一週間は溜め込んだ濃い物を、このように、奥へ擦り付けながら吐き出しては、本当に子供が出来てしまうかも知れない。

 しかし、そんな危機感すら、最早スパイスの一つに過ぎなかった。

 

 

「は……ぅ、あ……? あ、だ、だめ、や、見ちゃ、見ないでぇ」

 

 

 男の喜びが一段落し、大きく息を吐いていると、唐突に、太ももに温かさを感じた。

 その温度に、ようやくシャワーを浴びたままなのを思い出したのだが、それとはまた違う。

 視線を下ろしてみれば、シャワーに紛れ、まどかの恥部から小水が漏れ出ていた。

 普通なら汚いと思いそうな物を、ぷるぷる震えながら必死に顔を背けようとする姿が可愛らしく感じられてしまい、自分はただ、それを受け止める。

 

 ……たくさん出てるね。そんなに我慢してた?

 

 

「言わ、ないで、ばかぁ、ん、んんぅ、ふっ、う、うぅう」

 

 

 段々と勢いが弱くなり、水の粒がそれを洗い流していく。

 まどかの体からの力が抜け、硬さを失い始めた竿が、ぬるん、と吐き出された。

 崩れ落ちそうになるのを支え、彼女をバスタブの縁にもたれ掛けてから、自分は粗相させてしまった物をお湯で流す。

 

 

「ふ、ぁ……あ……はぁ……ぅあ」

 

 

 くた、と女の子座りをし、股から白濁する粘液を垂らすまどか。

 可哀相な事をしてしまった気もしたが、水を滴らせ、茫然と宙を眺める彼女の肢体には、思わず魅せられてしまう妖しさも在った。

 シャワーヘッドを戻し、立ったままに近づいて、その頭を撫でると――

 

 

「……あ……ぁむっ……んむ……」

 

 

 ――まどかは、だらり垂れ下がった竿を、ぱくっ、と咥え込む。

 彼女の内側とは違った熱さと滑りが襲い、自分は感嘆とした吐息を漏らす。

 反射的にも見えるその行動は、時間を掛けてじっくり教え込んだ賜物だ。

 

 

「ん、ちゅっ、んぱっ、ちゅうぅ」

 

 

 視線は未だ亡羊としているのに、含んだ先端に舌を這わせ、尿道に残った精を吸い出す。

 口に含みながら舌で円周を舐め回し、僅かに頭を前後させて、唇をすぼめ、ストローのようにちゅうちゅう吸い上げるのも忘れない。

 しばらくすると、咥え切れない部分に指が掛けられ、竿が扱かれるのと同時に、袋の方まで優しく揉みしだかれる。

 明らかに熟練しているそのフェラチオは、しかし、自分が進んで仕込んだ訳ではなかった。

 

 

「はぷ、ぢる、むぐ、ふー、んぐ」

 

 

 まどかとの交歓を禁じられて以降も、なんとか恋人の務めを果たそうとした彼女の方から、進んで口での奉仕を申し出てくれたのだ。

 まぁ、結局、我慢が出来なくなった彼女に惑わされ、致してしまう事も少なくなかったが……。

 最初は手で触れるのすら躊躇して、「咥えるなんて一生無理かも……」と言っていたものだが、当時の怖がっていた姿は、今は面影も残さない。

 夢中に奉仕を続け、深く、喉に届きそうなまでに飲み込む彼女に、そんなに美味しい? なんて意地悪な質問を投げ掛けると、案の定、眉を顰めて竿を吐き出す。

 

 

「美味しく、ないよ……洗っても変な味がするし、凄い匂い、だし……。

 でも、舐めてると、頭の奥まで、あなたの匂いでいっぱいになって……」

 

 

 頬ずりをしながらも、扱く手は止めず。

 またもや竿にしゃぶりつき、「くへになっひゃふ」と、上目遣いに訴える。

 ぞくり、背筋に駆け巡る征服感。同時に感じる舌使いは、ツボを心得た入念な動き。

 それだけでなく、先の言葉に、こちらを見上げる情の篭もった視線、微かにくねる腰。……些細な仕草が、どうにも濫りがましい。

 

 

「ぷあ、ん~、じゅる、ちゅぷ……んっ!?」

 

 

 堪らず、まどかの小さな頭を両手で掴み、浅く腰を前後させる。

 一瞬、咎めるような目つきをして、それでも行為を受け入れてくれるのか、ストロークに合わせて吸引に強弱を付け始めた。

 くぽ、くぽ、と大きな音が立ち、射精して間もない竿が再び欲を抱き始め、しかし、敏感に感じすぎてしまうそれは、急ぎ足に階段を駆け上がる。

 

 

「ん、ふ、んぐ、むん、ぅん、っん」

 

 

 短く声を出す彼女に習い、自分の喉も快楽に唸りを上げた。

 あっという間に果ててしまいそうになるが、先程よりも余裕を持って楽しめたのもあり、一度動きを止め、今度こそきちんと断りを入れる。

 

 また、出そうだから、強くしても良いか……?

 

 

「っは、はぁ……うん、ひいよ……おふひに、はふはん、らひて? ……んむっ!」

 

 

 喋れるように口から引き抜いたのに、態々舌を伸ばし、先端を飴の様に舐め溶かそうとするまどか。

 耐えられず、乱暴に腰を突き出す。

 また、愛液に似た粘りを持つ唾液の中に、竿が突き込まれる。

 

 

「ん! ぐ! ふぐ! う! んぅ! むぐぅ!」

 

 

 苦しさに顔を歪め、それなのに、こちらの腰へ腕を回してがっしりしがみ付く。

 目に涙を浮かべ、必死に我慢し続ける彼女の姿は、痛々しいまでの献身を感じさせる。

 が、それに加速させられる欲望は、敢え無く暴発しそうに。

 いくよ、とどうにか告げた瞬間、それは発射されてしまった。

 

 

「んぶぅ!? ……~っ! ……っぐ! ……ん……ふ……」

 

 

 一度目よりは少なめに、けれど、勢いだけは変わらず、まどかの口の中を汚していく。

 脈打つ竿にわずかに遅れ、ぴくん、ぴくん、と彼女の体が跳ねる。

 

 

「ふー、ふー、む、ん゛、んっ、ちぅうぅ」

 

 

 荒い鼻息を誤魔化す事もせず、一際強く吸い付き、えずく寸前まで深く呑み込んで、舌と唇を使って精を吸い出す。

 腰が抜けるような、とでも言えば良いのか。

 素晴らしく心地の良い、骨抜きにされる感覚に、自分は全身を震わせる。

 文字通り、一滴も残さずに吸い尽くされ、それでも無心に吸引を続けるまどかの口から竿を引き抜こうとするが、彼女は最後の最後まで止めようとせず、離れる際には、ちゅぽん、と大きな音が鳴った。

 

 

「ん……ん……っぅん゛……んぁ」

 

 

 口に溜まった物をくちゅくちゅ味わった後、一息に嚥下して、彼女は口を大きく開いて空っぽになった事を示す。

 褒めて貰えるのを期待する姿は微笑ましく、気持ち良かったよ、と頭を撫でてあげれば、まどかは「くすぐったいよぉ」と目を細める。

 そうして、二人でイチャイチャし始めようとしたのだが――

 

 

 

 

 

 ……っくしゅっ! ……っはは。

「……っくちゅん! ……ぇはは」

 

 

 

 

 

 ――思いの他、水に濡れた体は冷えていたようで。

 同時にくしゃみをしてしまい、一拍の間の後、小さく笑い合う。

 入ろうか? と抱き起こすと、まどかも「うん」と頷き返し、内ももを伝う白濁液をもう一度シャワーで洗い流し、ついでに口もゆすいで貰ってから、一緒に湯船に浸かる。

 最初からこうするつもりだったのか、お湯の量は二人で丁度良い位だった。

 手の平で踊らされているような気分に、何故か、悪い気は起こらなかった。

 

 

「はふぅ……。あったかいね」

 

 

 うん、落ち着くね。

 

 バスタブの中で向かい合い、お湯に疲れを溶かす。

 二人だと流石に狭く、互いの脚は触れ合ってしまうが、この窮屈さにも幸せを感じる。

 何を話すわけでもなく、時折、思い出したように脚を絡ませたり、相手のふくらはぎを指でなぞったり。

 子供みたいな悪戯を繰り返しながら、しんわりと染み入る温かさに心を解していく。

 

 ――と、そんな風に気を抜いていたら、脚の間に割って入られる感触。見れば、小さな足が股間に向かって伸ばされていた。

 まどか……? と注意するように名前を呼んでも、彼女は知らん振り。

 やがて、すっかり落ち着いてしぼんでしまった竿が、足先でつつかれる。

 

 

「男の人って、やっぱり不思議。さっきまで鉄みたいに硬かったのに、今はこんなにふにゃふにゃで……」

 

 

 そう言って、ぐにぐに遊び始めるまどか。

 こら、と叱ってみたが、彼女は玩具で遊ぶ子供の様に股間で足をモゾモゾ動かす。

 二度も出した後ではそうそう昂る事も無く、お漏らしさせてしまった罪悪感もあり、仕方なく、為されるがままに悪戯を受け入れる事に。

 こういう所はやはり、まだまだ子供っぽい。

 

 

「んー、まだ柔らかい……。気持ち良くない?」

 

 

 いや、気持ちは良いんだけど……それよりもなんか、くすぐったいような……。

 って言うか、硬くしなきゃ駄目? 二回もしたし、直ぐにはちょっと……。

 

 

「ん……だって、私はまだ一回しか……不公平だよ……えいっ」

 

 

 いきなり刺激の質が変化し、軽く握られたような感覚を覚え、うっ、と声が出る。

 まどかの足の指が、片方は先端に被さり、もう片方が竿の根元を器用に挟んでいた。

 

 

「っしょ、うー、難しい……よっ、むーん」

 

 

 にぎにぎと先端を揉んだり、根元をぎゅっとしてみたり。難しい顔で唸っては、試行錯誤を繰り返す彼女。

 自分は、弄ばれる感触に腰を微妙に悶えさせながら、満足の行くまでやらせてみようと、それに耐える。

 やがて、違うやり方を思いついたのか、先端を握っていた指でも竿を挟み、根元の方を固定しながら、上下に動かし始めた。

 時々、上下させる足を交代し、先端のくびれを押さえて、逆の足で根元までをぎゅうぎゅうと。

 要領を覚え始めた足付きに、三度、竿が硬くなっていく。

 

 

「あ、おっきくなってきた……。痛くない? このままで平気?」

 

 

 こちらを心配しながらも、まどかは貪欲に技能を修得していく。

 小さな足のふにふにした感触に、意外なほど早く、竿は硬度を取り戻す。

 頭ではもう少し休んでいたいと思っているのに……。男は、上半身と下半身が別の生き物だとよく言われるが、こんな様では否定も出来ない。

 再び、彼女の言う鉄の硬さに戻ると、その太さは指の間には収まらなくなる。

 すると、今度は土踏まずを使って竿を挟んできた。

 

 本当に、どこで、覚えてくるんだ……っ。

 

 予想外の手際に呟いて、まどかはそれに困ったような顔で答える。

 

 

「え、と……これは、その……ママ達のを、また見ちゃって……」

 

 

 ………………何時まで経ってもラブラブですね、本当に。でも、もうちょっと気をつけて下さいよ部長。

 思わず脳内で溜息をつく。

 いや、よく考えたら、まどかが積極的に覗いた可能性も……無いと思いたいけど、好奇心旺盛だからなぁ、この子。

 なんて考えていると、股間に置かれていた脚が離れ、代わりに近寄る気配が。

 

 

「ねぇ、あなた……?」

 

 

 体をゆらゆら揺らし、期待に胸を膨らませている表情。

 拒む気なんて起こりようも無く、腕を広げて、おいで、と誘う。

 淡い笑みの後、こちらの首に腕を回し、まどかは腰を浮かせる。

 反り返る竿の上にそれを置くと、彼女自ら腰を下ろし、二度目の挿入。

 

 

「ぇへへ……じゃあ、入れちゃうね? ……あ……っ……ふ、あ……はあぁ……入っ、ちゃった、ぁ……」

 

 

 先端に最奥がぐりぐり押し付けられる。

 自然と抱き合い、肌も腰も密着度を増して、性的な快感とは違う、精神的な充足感を強く覚えた。

 勿論、気持ち良いのも当たり前で、竿に力が入り、勝手に奥を擦り上げてしまう。

 

 

「あひっ! う、くぅ……んんっ……はぁあぁ、あ」

 

 

 ペタリとくっ付いた肌がずれないよう、激しい上下ではなく、緩やかなグラインド。

 互いの呼吸を合わせて、まったりと味わい合う肉感は、愛し合っているのだという実感をもたらす。

 耳元で揺れる喘ぎが、彼女も同じ様に感じてくれているのを、如実に物語る。

 

 

「ぁっ、うぅん、これ、好きぃ、い、奥、擦られる、とっ、ふわふわしてっ、気持ちいいのぉ、あん」

 

 

 蕩けるように甘く、体と共に心も交わる。

 まどかの内は奇妙なほどに熱い。

 おそらく、湯船に浸かって体が火照っているのだろうが、先に乱れた時より遥かに熱く、火傷しそうなそこは、本当に溶かされてしまいそうだ。

 そうなっても良いと感じるのも、間違いでは無いと信じていたい。

 

 

「ふあ、ん! はっ、あっ、ふ! うっ!」

 

 

 きゅっ、きゅっ、と締め付ける間隔が短くなり、首筋に掛かる息も荒く、彼女が急速に絶頂を迎えようとしているのを悟る。

 自分も射精の余韻が抜けきっていなかったのか、三度目だというのに限界を遠く感じず、少し激しく動きたくなり、小さめのお尻を鷲掴みに。

 すると、こちらの胴体も強くカニ挟みされ、間違っても抜けてしまわぬよう固定される。

 まどか、と呼んでみれば、彼女は僅かに体を離し、無言で唇を合わせて来た。

 

 

「ん、むっ、んむぅ、っは、んぅう」

 

 

 キスをしながら、まどかのお尻を持ち上げて、勢い良く引き付ける。

 鼻に掛かった声、絡み付く舌、混じり合う恥部。

 ざぶ、ざぶ、と波打つ湯船の波音が、まるで結合部から響いているようにも聞こえ、腰の中ほどに滾りがうねる。

 

 

「んっ、はぁ! ね、ねぇ、まだ、なのっ? わらひ、も、ふっ、ん、いっひゃう、よぉ」

 

 

 しかし、思っていたよりも早く達しかけているのか、彼女はキスの合間に切願を唱えた。

 もう少しだからっ、と宥めながら竿を膨らませ、柔らか過ぎる内側を削るつもりで抜き差しを継続。

 のぼせそうな頼りない意識の中、ビリビリする性感に集中し、目の前でさえずる唇を塞ぐ。

 

 

「んん、ん! じる、んふっ、っ! っぷあ! ちぅう!」

 

 

 唾液を混ぜあう音とまどかの声が、唇を通じて脳内に反響し、思考を塗りつぶしていく。

 彼女と交わる度に繰り返し感じる、この高揚感。

 快楽に身を任せ、幼くも見える少女の艶姿に心を奪われる。

 このままでは、彼女無しでは生きていけなくなりそうなのに、不安に思うどころか、むしろそう在りたいと願ってしまう愚かしさ。

 けれど、そんな感情も白く融けて、我武者羅に彼女を犯す。

 

 

「あ、あっ、膨らん、で、きたぁ! あっ! また、出してっ! 奥に、赤ちゃんのもと、出してぇ! あっ!」

 

 

 やがて、竿に掛かる圧力が最高潮に高まり――

 

 

「んっ! んんんんんっ!!!!!!」

 

 

 ――それに助けられ、まどかに遅れて自分も解き放つ。

 短時間での三回目、量はあまり多くないが、勢いと熱さだけは逆に、今までで一番だと自信のある射精だった。

 

 

「あ、ひ、うっ……せーし、出てる、よぅ……あっ……熱、くて、火傷、しちゃぅ……んっ」

 

 

 彼女もそれを実感しているのか、最初の時と同じく、茫然と宙を眺めてうわ言を零す。

 何時の間にか息を止めていたのか、自分は射精を終えると大きく息を吐き、深い呼吸で余韻に浸る。

 暫くそのまま抱き締め合い、二人で、男女が繋がる悦びに感じ入った。

 車のエンジンの様に逸る鼓動が、ゆっくり静まっていく。肌を通じる体温は、安定剤の如く心を穏やかに。

 そして、やおら腰を引こうとしたのだが、まどかは「あ、待って」とそれを止める。

 

 

「もうちょっと、このままで……まだ、あなたと繋がってたい……いいでしょ?」

 

 

 ……ああ、分かった。

 

 いじらしい願いに、自分はそう微笑む。

 彼女も「ふふ」と小さく笑い、また首筋に顔をうずめてきた。

 すべすべな背中を撫で、浅い息遣いをうなじで感じる。と、不意に、「……ねぇ、あなた」と唇を震わせるまどか。

 ん? と鼻を鳴らして先を促せば、返って来るのは囁き声。

 

 

「私ね……今、赤ちゃんの名前、考えてるの……。でも、一人だとどんなのが良いのか悩んじゃって……。あなたも一緒に考えてくれたら、嬉しいな、って……」

 

 

 なま、え? 流石に、それは気が早いんじゃ……?

 

 

「でも、ほむらちゃんはもう決めてあるみたいなの。それに、お腹に居る時から、ちゃんと名前で呼んであげたいから……」

 

 

 ……そっか。なら、いい名前を贈ってあげなくちゃな。

 

 彼女に習い、自分も囁き返す。

 今度は彼女が「ん」と鼻を鳴らし、モゾモゾと額を擦り付けられて、ちょっとくすぐったい。

 女の子であれば、ぱっと思いつくのは、母親であるまどかの名をもじった名前。

 まいか、まりか、まなか、のどか……とかだろうか。

 男の子であれば、逆に自分の名前で。

 明日の帰りに、姓名判断の本でも買ってみるか……。

 

 

「ぅ……ね、ぇ、あなた……ぁ」

 

 

 まだ見ぬ我が子に想いを馳せていたら、彼女が再び唇を開く。

 どうした? と今度は言葉で返し、それにまどかは腕を緩め、顔を向き合わせた。

 その眼差しは、疑問や願い事を抱えたものではなく、冷める事の無い熱情を湛えていて。

 

 

「さっきは、直ぐにふにゃって、なっちゃったのに……んっ……どうして、また中で……あ……膨らんでるの……?」

 

 

 ……そう言うまどかこそ、さっきからきゅんきゅん締め付けて、奥が吸い付いてくるんだけど。

 

 

「だって、ぇ……あなたの、が……入ってるん、だもん……嬉しく、て……はぅ」

 

 

 またも男殺しな一言を発し、彼女は身をくねらせる。

 自分だって、愛する人を貫いたままで萎えるほど枯れてはおらず、殆ど意識せずに腰を繰り出す。

 

 

「あんっ!」

 

 

 艶めく声をあげ、体を反らせるまどか。ぷるん、と胸が弾んだ。

 すると、今日はまだ口を使って愛撫してあげてないのを思い出し、それを実行するために背中を丸め、水面の上に出たふくらみを口に含む。

 しゃぶる舌に感じる硬さは、そうしてくれるのを待っていたかのようで、まだ出る筈のない母乳を求めて、ちゅるちゅる音を立てて吸い付く。

 彼女は「ひぁう!」と叫んでこちらの頭を抱え、ぷにぷにした胸の中に顔が埋まってしまう。

 若干の息苦しさを感じながら浅く抽送を再開すれば、途端に狭くなる入り口が先端をくくり、感覚の鈍くなった竿に、また新しい刺激を与える。

 

 

「ぅあん、あな、たぁ、あん」

 

 

 甘える声で呼ばれ、自分の心は二つに分かたれる。

 このまま四度、まどかを犯すか。

 それとも、明日を考えて自重するか。

 疲れた体は、休息を求めて軋む悲鳴を上げている。どうすればいいかなど、火を見るよりも明らかだ。

 けれど――

 

 

「おね、がい……あなたの、で、もっと、気持ち良く、して……私で、気持ち良く、なってぇ……」

 

 

 ――いっそ妖惑と表現してもいい声に、思考は止まり。

 自分は、何度でも愛欲に塗れるため、腰をぶつけるのだった。

 

 

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