Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
第7-1章 新婚夫婦の一日
-幻想郷 とある家- -暁ノ刻-
霧の湖の東側に、一つの家が建っていた。そこは最近建てられていて、紅魔館や地霊殿程の豪邸ではないが、少し大きな家だった。家ではあったものの、店みたいな看板があった。そこの看板名が『弓兵の店』と書いてあった。っと言っても、中はカフェ的な感じではあるが、和風式になっている。ただメニューは、和洋中の料理があるため、カフェというよりはレストランではと疑いたくなるものだった。だが、『弓兵の店』はカフェ以外でも、依頼を頼む事も出来るというギルドのような機能があった。さて、ここの家主だが、かつて世界の異変を解決し、何時しか『幻影の英雄』と呼ばれている者が住んでいる。しかも、その者は3人の幼妻を持ち、幸せな家庭を作っている。見た目は14歳の子供だが、最早人外……いや、魔神でさえ超える力を持っている。剣術、魔術、弓術、槍術など極めているが、そのほかに料理とか上手で、エミヤシロウと同じぐらいの実力を持っている。
ガルッチ「ふぁぁ……、ちょっとやり過ぎたかな……?いやまあ…、朝までやろうって言ったけど、本当に朝までしてしまったけど……。」
………今はこうではないですが、こう見えて初心なとこがあり、滅茶苦茶赤面することが多くあった。
ガルッチ「んまあ、初夜もそうだったしいっか。さてと、3人が起きる前に……。」
フラン「んむ……、お兄ちゃん……おはよう。」
ガルッチ「あ、おはようフラン。」
フラン「えへへ、初夜みたいに激しかったね。」
ガルッチ「途中からだけど……。」
こいし「ガバーッ!」
ガルッチ「うわ!?こいし起きてたの!?」
こいし「うん、朝食も作っておいたよ。」
早起きだな、こいし。しかも料理とか教えたおかげで、士郎程ではないが、旨いんだよねぇ。
ガルッチ「んじゃ、イリヤを起こして…。」
イリヤ「もう起きてるよ?」
ガルッチ「ウェイ!?いつの間に……。」
イリヤ「えへへ……。お兄ちゃんの寝顔、可愛かったなぁ。」
ガルッチ「寝顔まで見られただと!?」
んまあ、こんな感じで生活の始まりみたいになります。
-朝ノ刻-
ガルッチ「そんじゃ僕、依頼をこなしてくるね。」
3人「いってらっしゃーい。」
ガルッチの仕事服は、結婚式で着ていった服装で、調べてみると月夜見の加護があるという何とも凄いものだった。というかお爺ちゃん、月夜見の子孫か何かなの?
フラン「それじゃ、私達も始めましょうか。」
白野「あ、3人ともおはよー。」
イリヤ「白野さん、おはよう。」
白野「まだ開店はしていないの?」
こいし「うん、今からだけどいいかな?」
白野「いいよ、クロエちゃんは?」
クロエ「呼んだ?」
調理場からクロエが掃除用具を持って出てきた。
クロエ「よっと、はくのんおっはー。」
白野「おっはー、あーあとエミヤ達は少し遅れるって言ってたわ。」
イリヤ「あら、珍しいわね。」
白野「エミヤはガルッチの手伝いで行ってるし、士郎はまだ凛の修行をしてるし、桜さんは紅魔館のところでバイトしてる。」
フラン「開店前には間に合うかな?」
白野「士郎はともかく、エミヤと桜さんは時間かかるかな?」
こいし「そうなんだ、それじゃあ私達でどうにかしましょ。」
クロエ「そうね、まずは掃除から始めましょ。」
-人間の里 酒場- -朝ノ刻-
一方、ガルッチはというと………。
ガルッチ「正邪、今回の依頼ってのは?」
正邪「今回の依頼は、最近暴れてると言われているベヒーモスの討伐をしてもらう。」
エミヤ「ベヒーモスって、幻想郷にもいたのか?」
正邪「いや、紫の特権で入ってきたと思う。」
ガルッチ「よし、後で紫をボコろう。」
正邪「唯一対抗できるのって、あんただけだしなぁ……。(^ω^;)」
正邪とは結婚の2日後に知り合い、最初は敵対関係だったものの、紫に弄られていたところを救われ、更に料理を振る舞った事で、仕事仲間という関係になった。
ホルホース「だがよ、そいつ何処に居るんだ?」
正邪「恐らく妖怪の山の河童がいるところにいるはずだ。そこに居るはずだ。」
エミヤ「骨が折れそうだな……、私とホルホースと正邪は遠距離から攻撃で、ガルッチは……まあ好きにやればいいんだよな?」
ガルッチ「うん。」
正邪「よし、んじゃ行くか。」
エミヤ「ああ、それとミスティア。この場を使わせて悪かったな。」
ミスティア「い……いえ、お気になさらず。気をつけて下さい。」
ホルホース「ああ、任せな。ベイビー。」
本当、女好きだな…。そう思った3人だった。
-妖怪の山 河童のすみか- -朝ノ刻-
にとり「あー、ちょうどよかったよ。彼奴私のスペルカードを使っても全然効かないんだよ。」
にとりが喋ると同時に、正邪は試しにスペルカードを放つが、何かの障壁で弾かれてしまった。それが発端なのか、ベヒーモスは目を覚ましてしまった。
正邪「あのアマ……、スペルカードを効かないような結界を入れたのか…。」
エミヤ「やれやれ、困った時空の賢者だ。」
ガルッチ「あれが賢者とか、思えないんだけど……。とにかく、理由は何であれ、後でボコる。」
ホルホース「殺し……何だよな?どちらにしても…。」
ガルッチ「Exactly、そのとおりでございます。」
ホルホース「……程々にしとけよ。『皇帝《エンペラー》』!」
正邪「さぁ、ShowTimeと行こうか。」
エミヤ「そうだな、トレース・オン。」
ガルッチ「来い、ベヒーモス。その強さで十分か?」
殺意剥き出しのベヒーモスは、早速攻撃してきた正邪に向けて攻撃を始めた。
ガルッチ「暁丸と闇夜丸と合体し、銃型に変形!」
お互いの刀をくっつけるかと思えば、刃にはつけない代わりに中央に発射口らしき物が出現した。
ベヒーモス「■■■■■■■■■■■■■■ーーーーーーーーー!!!!!!」
ホルホース「精々冥界で楽しんで逝けよ。」
ホルホースは、正邪に襲いかかる直前に4本の両足を何度も撃ち抜いた。エミヤは螺旋剣を投影し右足を切断、正邪はそれを逃さずガルッチが投影したアサルトライフルで左足を風穴だらけにした。その後、ガルッチは背中に向けて放ち、前足全てをもぎ取る勢いで撃ちまくった。
正邪「ナイス、さぁてどんな気分だ?最初に撃ってきた奴を殺したい気分だが両足が使い物にならねえってのはどんな気分だ?」
ベヒーモス「………メテオ。」
ガルッチ「メテオ?まずい!正邪!エミヤ!急いで撃ちまくれ!」
エミヤ「どういう……。」
エミヤは見上げると、隕石らしき物が落ちてくるところを目撃した。
エミヤ「ちっ、道連れって事か。」
正邪「負けるぐらいなら、道連れって奴か?悪足掻きにも、程があるね!」
2人は撃ちまくるも、隕石は止まらなかった。
ガルッチ「だったらこれで!両刃剣型に変形!」
発射口らしき物が消えると同時に、刃と刃がくっつき、剣の形に変わった。そして、死骸となったベヒーモスを踏み台にし、隕石に向かった。
ガルッチ「アルトリア、力を貸してくれ!『約束された勝利の剣《エクスカリバー》』!!」
-弓兵の店- -朝ノ刻-
同じ頃…、フラン達はというと…。
士郎「すまない、遅れてしまった。」
白野「ううん、今掃除が終わって、誰が買い物に行ってくれるか決めていたの。」
士郎「あ、丁度良い。俺が買ってくるよ。」
白野「ありがとう、んじゃあこれが買い物リストよ。お願いね。」
そう言い、早速来た士郎だが、買い物リストとお金を渡し、出掛けていった。
フラン「ここに来るお客さんって、ほとんどスタンド使いとサーヴァントなんだよねぇ。」
こいし「でもたまに、ミスティアちゃんがここに来るけどね。」
イリヤ「あっちは酒場とかやっているんだっけ?」
こいし「うん、新メニューとか考えてくれるから助かるのよね。」
クロエ「レシピはお兄ちゃんが取ってきてくれるけど…。このデザートレシピ…、何で魚使うんだろ…。」
クロエが見ていたレシピ名は『スタースイーツ』というものだった。そのレシピの材料の中に、なぜか鮪の大トロの切り身が書いてあって、取ってきたガルッチも首を傾げてしまうぐらい不思議に思った。まずこんなレシピを考えたのは誰だ。
クーフーリン「よう嬢ちゃん達、どうにか魚の仕入れが出来たぜ。」
クロエ「あ、そこに置いておいて。」
クーフーリン「あいよ、副店長。」
因みに、店長はエミヤで、副店長がクロエという感じだった。会計は桜、料理担当はフランとこいしとイリヤがやってくれてる。時折エミヤが作ることがあり、そこだけ高額になっている。ウェイターは士郎だが、料理担当も一枚噛んでいて、エミヤと同じぐらい高額になっている(妖精ウェイターもいます。)。ガルッチも料理担当だが、依頼で行くことが多いため、結構高額かと思えば意外と安くしてくれている。エミヤは、「それでいいのか!?」とツッコミを入れているが、ガルッチ曰く、「そこまで高額にすると、良心が痛む」という事でこうなった。仕入れはクーフーリン、承太郎がやっていて、承太郎は肉や野菜担当、クーフーリンは魚担当をしている。なぜ士郎が買い物に行かせているかというと、2人の負担軽減プラス筋トレの為に行っているということだ。
そして士郎が戻り、桜も来たことにより、開店の看板を掲げた。
士郎「いらっしゃいませ、ご注文は?」
シーザー「んじゃあ、このカルボナーラとワインを頼む。」
若ジョセフ「俺は、イカ墨パスタとマルゲリータを。」
士郎「かしこまりました。イリヤ、注文入ったよ。」
イリヤ「はーい。」
-紅魔館- -昼ノ刻-
一方ルッチ達はというと……。
DIO「レミリアお嬢様、お食事の時間です。」
レミリア「ありがとう、DIO。執事の才能も磨き掛かってきたかしら?」
咲夜「そうですね、お嬢様。」
DIO「私も、考える機会もありましたし、慈悲を持って世界を支配する方法があるとは思わなかったからな。」
ヴァニラ「DIO様。」
DIO「ああ、そうだったな。それではお嬢様、私は『弓兵の店』に向かいます。」
レミリア「ええ、いってらっしゃい。」
レミリアは新たに、DIOとヴァニラ・アイス、テレンス・T・ダービー、ペットショップを雇い、ペットショップは門番、テレンスは接客、DIOは執事だったが、一躍にして執事長となった。妖精メイドも咲夜並みにモテモテで、カリスマバトラーと呼ばれている。ヴァニラも執事で、主にDIOのサポートが仕事だった。
レミリア「さて、食事を済ませたら……、戦闘技術を身につけないとね。」
咲夜「ルッチさんのですか?」
レミリア「ええ、何でも私、『ランサー』のクラスに入ってて、しかもデミ・サーヴァントの『オーディン』の力があるらしいのよ。」
咲夜「確か、『グングニル』でしたっけ。彼が持っていたのは…。」
レミリア「そうよ、私が使っているのは精々6割。まだ4割しか扱えていないのよ。その4割も扱うことが出来れば、対城宝具にもなれるわ。」
そう言い、レミリアは食堂のところへ向かった。
咲夜「……私の時間、いつか止まってしまうのでしょうか。もし、英霊として生まれ変われるのでしたら………、アサシンとして、お嬢様にお仕えしたいです……。何時までも……。」
咲夜は、懐中時計を見ながら虚しく呟いた。
数時間後………。
ルッチ「もう一回だ!レミリア!」
レミリア「ええ、『スピア・ザ・グングニル』!」
ルッチ「鉄壁の盾よ、我を守れ!『アイギスシールド』!」
レミリアが『グングニル』を投げると同時に、ルッチは巨大な盾を出現させ守りを固めた。固めてはいたものの、あまりにも『グングニル』の威力が凄まじく、すぐひび割れ始めた。
ルッチ「くっ、これで8割……いや7割5分の力か……。そろそろアイギスの盾も限界に来た…。」
とはいえ、完全破壊とまではいかなかったが、もはや盾の原型すら見当たらない程ボロボロになってしまった。
レミリア「どうかしら、まだ10割じゃないかしら。」
ルッチ「うん、だいたい7割5分位の力を操れているけど、まだ宝具には適していないよ。」
レミリア「あら、魔力を抑えすぎたかしら?」
ルッチ「ううん、『グングニル』の魔力は丁度よかったし、狙いどころはよかったよ。後は、気持ちの問題かな?」
レミリア「気持ちの問題……?」
ルッチ「うん、なんだかやたらとそわそわしているけど…どうかしたの?」
レミリア「(……この人、意外と鈍感?)い…いえ、別に何でもない。」
さとり「あのー、もう修業終わりました?」
レミルッチ「なぜハリボテに隠れる…。」
さとり「い…いいじゃないですか。そ……それより、後で『弓兵の店』に行きませんか?」
ルッチ「確か、ガルッチ達がやっている店だっけ?」
さとり「ええ、エミヤ達も働いているので。」
料理と依頼をこなしてる気がするんだけど…。ってかエミヤも働いていたのか…。
ルッチ「んじゃあどうする?」
レミリア「夕食は、そこにしましょ?3人で。」
さとり「え、いいのですか?」
レミリア「ええ、咲夜とDIOには許可を取っているし。」
ルッチ「んじゃあ、そうしよっか。」
そう言い、ルッチは屋上から出た。
さとり「ねぇ、ルッチさんの恋愛的にどうですか?」
レミリア「……残念ながら、なかなか気付かないのよ。これだけセックスアピールしているのに…。」
さとり「……どうしてそのような事を。」
レミリア「フランが、こうすればきっと赤面すると思うよって言ってたし、こいしの助言からすれば、下着着けなければもっと効果が出るよって…。」
さとり「ちょ!?こいしったら…、それガルッチさんだけだと思いますよ?」
レミリア「えぇ!?そうなの!?」
さとり「……まずは、あの鈍感をどうにかしませんと………。」
レミリア「一応、ガルッチが注意しているから…多分大丈夫だと思うけど…。」
さとり「いつか、エミヤさんみたいに女難の相が起こるんじゃないかと、冷や冷やしているのですが…。」
レミリア「………さとり、ルッチは?」
さとり「私とレミリアさんのですね。」
レミリア「絶対に取られないようにしなきゃ……。」
何やら相談事をしていたようだ…。そろそろ気づいて下さい、ルッチさぁん。
-弓兵の店- -黄昏ノ刻-
ガルッチ「ごめんみんな、少し元凶をお仕置きし過ぎた。」
エミヤ「だからって……、連れてくるか普通…。」
ガルッチ「そうは言うが……。」
紫「お願いだから許してまじで許して許して許して許して許して許して許して許して許して。」
ガルッチ「………この通り、全然離さないんだよ。許すって言わない限り、離さないとか……。」
エミヤ「………。いっそ、蹴ったら?」
ガルッチ「試したが…。」
紫「あふん、もしかして許しの蹴りですか?」
ガルッチ「……これだ。」
エミヤ「もういっそう、条件付きで許してやれば?」
ガルッチ「エミヤが言うんなら…、分かった。おいこのババア!」
紫「はひ!」
ガルッチ「赦す代わりに条件付きだ、身も心も全員に対して犬になれ!」
紫「ワン!」
本当になったよ…、まあこれで…。
ガルッチ「ほら、行け!」
そういい、紫は犬に成り下がり、何処かへ行った。
エミヤ「んじゃあ、本業に戻るか。」
ガルッチ「そうだね。」
さすがに、あの八雲紫(クソババァ)の相手をするだけで疲れる気がする…。後でフラン達に甘えよう…。
フラン「あ、お帰りお兄ちゃん。今お兄様の注文が来たよ。」
ガルッチ「兄さんがか!何の注文?」
フラン「海鮮のカルパッチョだって。」
ガルッチ「おk、確か鮹とハマチ、後鰤と……。」
クロエ「あ、店長丁度良いところに、凛からの注文来たよ。」
エミヤ「お、何だ?」
クロエ「肉じゃがだって。」
エミヤ「了解した。」
数分後………。
ガルッチ「お待たせ、兄さん。海鮮のカルパッチョです。」
ルッチ「ありがとう、ガルッチ。結構腕前上がったね。」
レミリア「ほんとね、主夫力上がったって感じね。」
ガルッチ「あはは、兄さんも料理やってるじゃないか。」
ルッチ「もう僕の腕より越えてるじゃないか、兄に勝る弟…ここに居たり。」
ガルッチ「……それはそれで傷付くけど。」
さとり「そこまで謙遜しなくてもいいですよ、もう隠さなくてもいいですし。」
フラン「そうそう、はいお姉様。ポトフよ。」
レミリア「(嘘、あの激ヤバ料理を作ってたフランが、こんなに上手になってるなんて…。いえ、味よ。味が問題よ。)」
この人、絶対傷付くようなこと考えていたなぁと思ったさとりとガルッチだった。一度食べてみたレミリアだったが、何と涙を流していた。
レミリア「(ま……負けた……、姉である私が……負けた……。こんなに……こんなにおいしいだなんて…。)」
ルッチ「……あの、ガルッチ。」
ガルッチ「?」
ルッチ「何でレミリアさん、泣いているの?」
さとガル「(少し女心わかってくれぇぇぇ!)」
フラン「お兄様、鈍感にも程があるわよ?」
ルッチ「ごめんなさい。」
ガルッチ「(そういえば、お母さんから聞いた情報だと、親父も結構鈍感なところがあるって言っていたな……。遺伝したのか!?)」
こいし「はい、お姉ちゃん。竜田揚げ定食です。」
さとり「ありがとう、こいし。」
『ガラガラッ』
桜「いらっしゃいませ、2名様ですか?」
士郎「あ、爺さん、アイリさん。待ってたよ。」
振り向くと、確かにエミヤと同じぐらいの肌と髪の色をしているキリツグとイリヤの母親のアイリさんだった。
士郎「ご注文は?」
キリツグ「ああ、それなら士郎が作るアジフライ定食を頼む。アイリは?」
アイリ「私は、イリヤちゃんが作るポテトグラタンをお願いね。」
士郎「かしこまりました。イリヤ、アイリさんの注文来たよ。」
イリヤ「はーい。」
士郎「待ってろ爺さん。」
ガルッチ「……いつからサーヴァント出没したんだろ?」
5人「さぁ………。」
エミヤ「気にしたら負けだ。」
凛「常識に囚われちゃあダメって言ったの誰かな?」
ガルッチ「………お返しか?それ。」
白野「もうすぐ時間になるわね。」
ルッチ「あ、それならもうそろそろ…。」
ガルッチ「あー、兄さん達は別だよ。もう少しゆっくりすればいいからさ。」
レミリア「本当、貴方って家族には甘々なのね。」
ガルッチ「敵に対しては、辛辣だけど。」
全員「あと紫もね。」
満場一致、さすがだ。そういいそろそろ店仕舞いしようとしたら…。
ギル「待たせたな!まだやってるか?」
白野「もう、危うく閉めるところだったよ…。」
ギル「すまんな白野、何せたかりに来る雑種がしつこくしてくるので遅れてしまった。」
ガルッチ「因みに、どういう方法で?」
ギル「『王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》』で。」
ガル白野「おk、理解した。」
さすが英雄王、ナイス愉悦。d(*^ー゜)
白野「それで、注文は?」
ギル「我が妻が作るタンドリーチキンを頼む。」
白野「いいわよ、貴方。♡」
3人「あちらも負けないくらいのラブラブだな(ね)。」
数分後………………。
士郎「お待たせ爺さん、アジフライ定食だ。」
キリツグ「ありがとう、本当に美味しそうだ。」
イリヤ「お母様、ポテトグラタンが出来たよ。」
アイリ「あらうれしい、ありがとうイリヤちゃん。」
キリツグ「やはり、結婚させてよかったね。」
アイリ「そうね、あの子が夫になったことで、アインツベルンも安泰ね。」
イリヤ「でも、第三魔法は封印されたんだよね。」
アイリ「家系図の意味よ。」
キリツグ「って事はあれか?衛宮に古明地、スカーレット、ラーク、アインツベルンが繋がるって事か。」
ガルッチ「………ある意味大家族だな。」
ギル「我もそう思った…。」
どうやら僕は、とんでもない大家族を作ってしまったようだ。だが、それがいい!
白野「お待たせ、タンドリーチキンよ。貴方。」
ギル「ふむ、では食するか…。ん?この足音………もしや……。」
ガルッチ「あー、安心しろ。」
実は、店の情報だと暴食幽霊こと西行寺幽々子が、多くの店で食い荒らすとかがあり、被害額は馬鹿にならんとかの事だという。だが、こちらも対策済み。何故なら……。
妖夢「幽々子様、何処に行こうとしてるのですか?」
幽々子「へ?ここでお腹一杯食べる為に……。」
妖夢「もしや、私の手料理にご不満があるのですか?」
幽々子「え、よ…………妖夢?」
妖夢「さすがの私も傷付きます。確かに、ここは美味しいですけど、なんて言うか……悔しいんですよ……。幽々子様の胃袋を満足させるの、私だけでいいのに………………。」
幽々子「…………。」
さぁ、どうする?従者を裏切ってでもここに来るか?それとも、妖夢に従い諦めるか……。
幽々子「もしかして、妬んでいたの?」
妖夢「え?」
幽々子「私ったら……、妖夢の気持ちを知らず知らずに傷付けていたのね……。分かったわ、大人しく帰ることにするわ。」
そう言うと、妖夢と手を繋ぎ、帰っていくところを目撃した。
ガルッチ「ふう、冷や冷やしたが……どうにか帰っていってくれたな。」
エミヤ「危ないところだった。食料危機に陥るところだった。」
全員「それな。」
あんなブラックホール並みの胃袋を持つ者に満足出来る分けねえだろ…。(食料的に。)
-夜ノ刻-
閉店し、5人以外の従業員とエミヤ達は帰ったあと、風呂に入っていた時の事だった。
ガルッチ「あー、全く……序盤はよかったが、終盤疲れたよ。」
フラン「お兄ちゃんは確か、ベヒーモス討伐と守矢神社にいるシャドウサーヴァント討伐だったよね。」
ガルッチ「うん、ベヒーモスはともかく、問題がシャドウサーヴァント。なんか見慣れない姿をしたサーヴァントだったなぁ。」
イリヤ「どんなの?」
ガルッチ「うーん…、3体全員なんか砲撃のような攻撃をしてきたな。一体はすばしっこかったし、もう一体は一撃が強く、最後の一体はなんか戦闘機らしき物を出してきたなぁ……。」
クロエ「それ、本当にシャドウサーヴァントなの?」
ガルッチ「少なくても、そうだった。おそらくあれは……ブクブクブクブク………。」
こいし「お…お兄ちゃん、沈んでるけど。」
ガルッチ「プハァ、危ねえ。」
でも、あんな英霊は見たことなかった。しかも連携した攻撃……、そしてあの威力……、英霊にしてはかなりかけ離れてる。兵器と言っても過言じゃないな………。
イリヤ「うーん…、クラス的に分かる?」
ガルッチ「いや、あれは聞いたことない。だが、あれはアーチャークラスに近いな…。」
イリヤ「砲撃のような攻撃に戦闘機らしき物を出す……、確かにアーチャークラスに近いね。」
クロエ「でも、そんな英霊聞いたことないわよ?」
ガルッチ「………異世界の英霊か。」
フラン「可能性は高いわね。」
こいし「ねぇ、服装は如何なの?もしかしたら、心当たりがあるかも。」
ガルッチ「うーん……、2体は分からんが…、ただ一人はセーラー服を来ていて、ウサ耳をしていたな…。」
こいし「………それって、艦隊これくしょんの島風じゃないの?」
………………what?
こいし「お兄ちゃんが戦っていたのは、多分そいつらだよ。」
ガルッチ「島風といったら、駆逐艦じゃないか…。僕、そんな奴と戦っていたのか……。」
イリヤ「うーん…、機械が英霊になるのは聞いたことないわ。」
フラン「クロエちゃんは?」
クロエ「未来の英霊なら分かるわ。現に、エミヤもそうだった。でも、機械が英霊は、おそらくないわ。」
fateジャック「多分、誰かが召喚させたんじゃないかな?」
ガルッチ「ジャックちゃん、後ろは勘弁して……。っていうか今まで何処に?」
イリヤ「ずっと居たわよ?霊体化させていただけ。」
何であの時霊体化出来なくなったんだ?やっぱり、サーヴァントには特殊過ぎるのかな……。
こいし「(ねぇフランちゃん、今日は6Pでいいかなぁ?)」
フラン「(それもいいけど、お兄ちゃんは耐えきれるかな?)」
こいし「(精力剤を飲ませれば、何とかなるかな?私も出すけど。)」
フラン「(そうね。明日はお休みだし、ずっとイチャイチャ出来そうだね。)」
ガルッチ「………なぁイリヤ。なんかヒソヒソ話が気になるんだけど…。」
イリヤ「そうね、でもお兄ちゃん。6P大丈夫?」
ガルッチ「あー気にするな、もしもの為に超精力剤を飲んでおいた。」
クロエ「準備万端って事ね。」
ガルッチ「もう今更、近親相姦にも慣れてきた自分が怖いわ……。」
fateジャック「でも、やっぱり恥ずかしいわね…。」
クロエ「そう言いつつ、それ!」
fateジャック「ひゃう!く……クロエちゃん……何を?」
クロエ「こんな魅力的なお尻を見せてるのは、誰かな?」
風呂場で、何やってんだよ……。いや、それなら僕も同罪か、畜生。確かにクロエが言ってることも一理ある…。あーもー、いつから変態になってきたんだ?
イリヤ「ちょっとクロ、それ私のサーヴァントよ?」
クロエ「良いじゃない、こんな可愛いサーヴァント…私も欲しい!」
ガルッチ「(まあ僕は最古の英雄王が、サーヴァントだけどね……。)」
フラン「ねぇねぇ、お風呂場でするより、ベットのところでしましょ?」
イリクロ「はーい。」
……改めて言わせて貰おう、何時からフラン達は淫乱な子になったんだ!?いや、問題は僕だな。もう最近躊躇なく、受けが多いんだけど…。女の子になったときもそうだし…。いっそ、男の娘だって事、認めるしか……いやいやいやいや、何考えてるんだおい!?自分を見失おうとするな!
そして、6人は風呂場からあがり、ベットのところに行った。
ガルッチ「というか、クロエ、フラン、こいし。何時もより露出度高い下着にしたね。」
フラン「えへへ、もっと楽しみたいならこれぐらいがいいかなって。」
こいし「そうそう、イリヤちゃんもすればいいのに…。」
イリヤ「そこまで着る勇気がなかった…。」
何だろう、この複雑な感情。そこまで行かなくてよかったとホッとしてるのに、もっと露出したイリヤを見たい気持ちがあるんだが……。
クロエ「もう、それだとお兄ちゃん興奮しないわよ?」
ガルッチ「もう風呂場の時に既にやばいけど…。」
実のところ、ガルッチは興奮を抑え切れなくなっていた。何せ、可愛い嫁と妹、さらにはサーヴァントが居るせいで、もうヘラクレスみたいに唸り声をあげたいぐらい、必死に抑えているからだ。もう、ゴールしてもいいよね?
イリヤ「お兄ちゃん、もしかして我慢してるの?」
ガルッチ「……うん。」
クロエ「今まで我慢してきたのが、仇になっちゃったかな?」
ガルッチ「そうは言うが、ってクロエも何だかんだ言って、ここも濡れているぞ?」
そう言うと、クロエの秘部に触れた。
クロエ「ヒャウ!?」
フラン「あ、ちょっと二人とも、まだ始めちゃ駄目なのに。」
ガルクロ「だって、我慢できないんだもん。」
こいし「もう、それなら私もフランちゃんを襲おうっと。」
フラン「え、私が受け?」
イリヤ「それじゃあ私はアサシンを犯そうっと。」
fateジャック「えっと…、優しくして…ね?」
まあこんな風に、イチャラブセックス三昧のような感じで、結構楽しんでいる。時折写真を撮ろうとしている輩には、隙をついて殺っているけど。だけど、一つ気掛かりなのが、あの時のシャドウサーヴァント…。あの出会いが後に、新たな世界に行くことになるとは、僕らは思いもよらなかった。
-to be continue⇨-
-月夜ノ湖-
ゼアノート「シャドウサーヴァント?」
ロヴァス「ああ、しかも艦娘のだ。」
聞いたことねえな、言峰は何か知ってるか?
言峰「いや、こればかりは前代未聞だ。シャドウサーヴァントは、以前カルデラの人たちに聞いてみたが、艦娘のシャドウサーヴァントは聞いたことない。」
ダンブルドア「じゃが、そうなると艦これにいる時空の賢者はいるのか?」
ヴォルデモート「残念だが、そこの世界には時空の賢者はいない。」
おいそれじゃあ、何時でも攻められ放題じゃねえか。どうにかならねえのか!?しかもそこには無の神の信者がいるじゃあねえか!
イリア「風龍さん、落ち着いて?」
ゼアノート「最悪、ガルッチ達に頼むしかないのう…。」
おいおいおいおいおい!新婚ホヤホヤにも関わらず向かわせるってのか!?
ゼアノート「分かってる。だが、ここからは儂が出向く。」
大丈夫なのか?
ゼアノート「ああ、ブライク。行くぞ。」
ブライク「あいよ。」
………無理矢理はやめろよ?
ゼアノート「分かっておる。」
7期ed Spec主題歌 「波の行く先」