※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter2   作:深緑 風龍

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第7-4章 火ノ兄と陸

-朱雀鎮守府- -昼ノ刻-

 

陸に戦闘員兼提督を任されたガルッチだったが、一つ問題があった。それはギルガメッシュ達も戦闘員兼提督をやらすことになったと言うことだった。っというわけで早速戻り…。

 

ガルッチ「……マジでごめん、勝手にみんなを巻きこむようなことをしてしまった。」

5人「いや待て(待って)、なぜ(どうして)謝る。状況が分からん(分からないわ)。」

ガルッチ「あー、実はというと……。」

 

-青年(少年)説明&謝罪中-

 

ガルッチ「……って訳です。本当に申し訳ない、本当に僕の沸点は低いから。」

ギル「いやもう謝るな、状況が分かった事だし。」

こいし「本当に、お兄ちゃんはトラブルメーカーね。」

ガルッチ「寧ろトラブルがこっちに来るんだが…。」

白野「まぁまぁ、でも提督かぁ。久々にマスターの血が騒ぐわ…、しかも艦娘にあんな事やこんな事とか挙げ句の果てにあんな事まで……。」

ギル「やばい、白野の眼がまずい事に……。」

イリヤ「でも、相手って憲兵って言う人でしょ?勝てるの?」

ガルッチ「大丈夫、妨害を打ち破る宝具を生み出そうとしてる。」

fateジャック「宝具?」

ガルッチ「っと言っても、防御用のね。これを見てくれ。」

 

ガルッチが取り出した物は、何だか壊れていそうな機械だった。これがどこの宝具なのか、ギルガメッシュもジャックも首を傾げた。

 

ガルッチ「なんか廃棄処分する物を集めて、改めて作り直しているところだが、完成すれば艦娘や僕らのダメージを軽減出来るかも知れないんだ。」

こいし「お兄ちゃん、それは士郎さん限定なんだけど……。上手く作れるの?」

ガルッチ「さすがに僕の力だけじゃ難しいかな?そこで火ノ兄が帰ってきたら、頼んで見ようかなって思ってる。」

ギル「ちなみに宝具名は?」

ガルッチ「『星屑の妖精達の夢《スターダストフェアリードリームス》』って呼ぶことにするよ。予定では魔力で妖精達を生み出し、その後みんなに身を纏う…どうかな?」

???『さすがガルッチさん、何ともつまらない宝具ですn…ゴハァ!』

 

イリヤの真後ろに謎の物体がしゃべったのか、一本のナイフを投影し、投げつけた。

 

ガルッチ「……聞かなかった事にするか。」

5人「賛成。」

ルビー『ちょっと酷いじゃないですか!いきなりナイフを投影して投げつけるなんて…。』

ガルッチ「やかましい、というか何でそこにいる。お前プリヤのとこにいたんじゃねえのか?」

ルビー『あ、ゼアノートさんから聞かれてないのですね…、私は平行世界のルビーです。っと言っても、また作られたって感じですけどねぇ。』

 

作られたって…、なんだそりゃ。一体誰が作ったんだってんだって顔をしているガルッチだったが、ふと最初についた時を思い出した。

 

ガルッチ「あ、そういえばゼアノートになんかヘンテコな物を渡されたんだっけ?確か………。」

ルビー『それが私なんですよぉ!酷い扱いしないでください!私こう見えて通信機の役割してるんですよ?トパーズ君の。』

ガルッチ「……トパーズ?サファイアじゃなくて?」

ルビー『へ?誰ですか?その子?』

白野「あ、このルビー。性格は一緒だけど、本当に平行世界のルビーだって事になるわね。」

ギル「あー、確かにあっちはサファイアとかいるが、こっちはトパーズが妹って事か。」

ルビー『何言ってるんですか?頭パープリンなんですか?トパーズ君は弟な……イタタタタタタタタタタタタタ!』

ギル「貴様、王たる王を侮辱するとはどう言う了見だ?貴様の翼をもぎ取るぞ?」

 

そう言い、ギルガメッシュはもう一人のルビーの翼を引っ張る。ふとガルッチは、とある疑問を浮かべた。そういえば、プリヤはルビーを使って転身しているけど……こっちのルビーも出来るのかな?

 

こいし「ねぇ、ルビーちゃん。転身出来る?」

ガルッチ「(こいし、ナイスだ!)」

ルビー『まあやろうと思えばやりますね。ただ女性限定なので、この金ぴかと怒りっぽい………スミマセンマジでそのナイフ勘弁してください。』

ガルッチ「せめて断罪者と呼べ。」

fateジャック「そこなんだ……。」

ルビー『ウィッス、改めて断罪者には転身できないようにしてるんですよ。したいのでしたらトパーズ君にしてください。』

ガルッチ「そうか、んで本題に入るが……早速フランに繋げてくれないか?」

ルビー『はいはーい。』

 

と、繋げると同時にノックが聞こえた。

 

不知火「ガルッチ、火ノ兄さんからの連絡が来ました。迎えの車を。」

ガルッチ「あ、了解。すまんルビー、後で繋げておいてくれ。」

ルビー『はいはーい。』

 

-(陸元帥がいる鎮守府名)幽海悪斬鎮守府-

 

火ノ兄は、自分の資料を持ち、ガルッチの迎えの車を待っていた頃、陸元帥が隣で座っていた。

 

火ノ兄「……爺ちゃん、私は正義の味方になれますかな?」

陸「……何故じゃ?」

火ノ兄「私は、昔あの大襲撃の時に両親と兄と妹を失いました。最早生きる希望を捨てて、死を覚悟していた時に、爺ちゃんと爺ちゃんの艦娘に助けられた事、覚えていますか?」

陸「ああ、あの時か。まだ覚えておるぞ。」

 

かつて火ノ兄は、衛宮士郎と同じ本当の家族を失った一人だった。昔、火ノ兄がまだ6歳の時に深海棲艦の大襲撃が起こり、その時に両親と兄妹を失ってしまった。そして、どうにか一人で逃げ延びたものの、1機の深海棲艦に見つかり、諦めかけた時に陸元帥と出会った。その後養子として育てられる内に、あることを口にしたのだ。

 

若陸「なあ、君の将来はなんだ?」

幼火ノ兄「将来?うーん、お爺ちゃんのような提督になることかなぁ。」

若陸「ほう、結構険しいし、そうなれば俺も厳しく指導するぞ?構わんか?」

幼火ノ兄「うん!だって、僕は正義の味方になりたいから!」

若陸「…………火ノ兄、もしやお前もだったのか?」

幼火ノ兄「うん、ってお前もってお爺ちゃんも?」

若陸「おうとも、俺もこう見えて正義の味方になろうと思っていたんだ。だが、そろそろ誰かに受け継いでほしい者が欲しくてね。だが、お前はそれでいいのか?他に道はあるはず。」

幼火ノ兄「ううん、それでも正義の味方になる。お爺ちゃんが正義の味方なら僕もなるよ。」

若陸「そうか、ならビシバシ鍛えてやろう。」

 

それが、火ノ兄龍馬としての人生を歩み始めたときだった。それが茨の道だろうと、黄泉の道だろうと進むときめた提督としての夢だった。だが今は迷いがあった。それはガルッチを監視してからだ。彼は元々変わっていて、正義を信じず悪でさえ救済をしてしまうタイプらしいが、何故か自分を自嘲するぐらいの変わり者だったのが第一印象だった。だが、意外と家族思いで料理も上手く、守るためなら命を張って戦うと彼がいったらしく、更には彼も正義の味方になろうと考えていたようだ。だが、彼なら容易く正義の味方になれるのではと言ったら、彼はこう言った。

 

ガルッチ「僕が見た正義の味方は、とても残酷なものだった。ある意味殺戮者と言っても過言じゃない。現に僕もそうだった。だから僕は正義の味方をやめ、殺戮者として生きてきた。だからこれだけ言うけど、正義の味方になるんだったらどんな正義の味方になるか考えて置いてくれ。できる限り……僕のような殺戮者のような断罪者にはなるな。」

 

過去を話すだけで、彼は悲しい目をしていた。それが発端で結構迷っていたのだ。

 

陸「火ノ兄よ、君は彼の事どう思う?」

火ノ兄「彼?」

陸「ガルッチじゃよ。彼はどう思う?」

火ノ兄「彼ですか……そうですね、一つ言えば変わり者ですね。」

陸「……じゃろうな。それ、迎えが来たぞ。」

 

そこには黒い車に乗っていたガルッチがいた。

 

ガルッチ「待たせたね、さぁ乗って。」

火ノ兄「あ、ああ。それじゃまた。」

陸「うむ。」

 

そして火ノ兄は車にのり、出発していった。その途中、ガルッチが口を開いた。

 

ガルッチ「その目は、どうやら迷わせてしまったようだな。」

火ノ兄「え?」

ガルッチ「済まない、迷わせてしまうような発言をして。でも危なっかしかったんだ、君の将来が…。あの言葉は忘れてもいいから。」

火ノ兄「……何故そこまでして?」

ガルッチ「傷付くとこ、見たくないから。凄腕剣士っつったって、元はみんな同じ生き物なんだ。誰だって殺しはしたくない、でも何かを捨てなければ何も得られない。正義の味方も例外じゃなかったのさ。」

火ノ兄「……。」

ガルッチ「でもよ、これだけは言える。僕達がやって来たことは、決して間違いじゃなかったんだ。だから、君の過去がどうであれ、否定するつもりはないよ。」

火ノ兄「そうか…。」

 

結局、本当に変わった人だ。止めたいのか励ましているか、全く分からない。っと思っていたときだった。

 

???「て…提督……。」

火ノ兄「え、電!?何でここに!?」

ガルッチ「すまん、どういう訳か襲撃してから心配してたらしいからさ。連れて来たんだ。全く、この子の好感度、カンストぶち抜いてるぞ?」

火ノ兄「……。(^_^;)」

電「提督……、その、ナデナデして欲しいのです……。」

火ノ兄「お、おう。いいぞ。」

ガルッチ「……(何だか、僕とフランを見てる気分だ。久々にフランの声が聞きたいなぁ。)」

 

-朱雀鎮守府- -黄昏ノ刻-

 

火ノ兄程荒く運転はしなかったものの、豪ノ弟の手下が襲ってきたため、一時的にはカーチェイスをする羽目になった。そしてようやく振り切り、後は安全運転で帰ってきた。

 

ガルッチ「あー…疲れた。少しカーチェイスの練習しないといけねえなこりゃ……。」

火ノ兄「……少し危ない事考えてないか?」

電「そんな事はないのです、提督。もし襲ってきたら、今度は■■■■■を■■■■■して■■■■■■■するのです。」

ガルッチ「………ヤンデレですか?」

電「大丈夫なのです、皆さんにはやらないのです。」

 

一瞬ガルッチは、何かしらの殺気を感じた。この子、ある意味溺愛しているのではないか?いやそれだったら僕もそうか。最近なんかフランやこいしやイリヤや妹の(義理のだが)クロエなしと思うとマジで気が狂いそうで怖い。それに何故か知らないけど、別の優しい男の人を見ると無意識にナイフを投影している気が………。やばい、僕もヤンデレになりかけている!?

 

火ノ兄「……ガルッチ?大丈夫か?頭から血が出てるけど……。」

ガルッチ「ブツブツ……( ゚д゚)ハッ! いけねえ……、少し病んでるかもしれねえ……。って、血が出てるって?」

火ノ兄&電「うん。」

ガルッチ「大丈夫だ、問題ない。こんなのしょっちゅうって事じゃないけど、グロ耐性はあるから。(^_^)b」

火ノ兄「あんたじゃない!あんたの妻はどう言われると思ってるんだ!?」

ガルッチ「大丈夫だ、問題ない。っと言っても、心配して……あれ?そういえば……。」

 

この時ガルッチはある時を思い出した。

 

ガルッチ「……そういえば僕がとある魔物を討伐していた時に、滅茶苦茶苦しい毒に冒されていたときに、フランとこいしとイリヤが来てたな……。そん時の目って確か……、あ。」

 

そういえばあの子達、いつの間にかヤンデレの眼をしていた気がする……。………生まれてくる子供の事が心配になってきた。

 

こいし「あ、お兄ちゃんお帰り……ってお兄ちゃんどうしたの!?何だかやつれてるわよ!?」

ガルッチ「アハハ、気にしないで……後眠らせ………スゥ…。」

こいし「ふにゃぁぁぁぁ!?お兄ちゃんが血を出しながら寝ちゃったぁ!!」

火ノ兄「………本当に変わった人だ。」

電「いい夫婦なのです。」

 

暫くして、ガルッチはもうぐっすりと寝ていたため、代わりにこいしとギルガメッシュが会議に参加することにした。

 

火ノ兄「んじゃ早速ブリーフィングを始めようと思う。先ずはこれを見てくれ。」

 

それは、豪ノ弟の鎮守府の地図だった。あまりにも厳重だったのか、他の艦娘達は驚きを隠せなかった。

 

火ノ兄「ん?ギルガメッシュとこいしは驚かないな、何故だ?」

ギル「何故だと?雑種、こう見えて我達はあらゆる修羅場をくぐってきたのだぞ?」

火ノ兄「ソウデシタ。」

金剛「それより、それは誰の鎮守府デースか?」

火ノ兄「とある憲兵の鎮守府だ。」

ここにいる艦娘「( 0w0)ウェイ!?」

こいし「ここでもオンドゥル語?」

ギル「らしいな。」

火ノ兄「まあ、とにかく説明すると、私はその憲兵に暗殺されかけていた。しかもその憲兵の艦娘が言うには、その者に対して邪魔な存在と言われた。しかも元帥から聞いた情報では、あの者は悪逆な行為を働いていると聞いた。普通なら憲兵には敵わないのだが、今こそ下克上を叩きつけるときだと考えた。」

大和「って事は、ここを襲撃するのですか?」

火ノ兄「いや、まだ。」

全員「ズコォ!」

 

さすがに全員呆れて崩れ落ちた。

 

ギル「おい雑種、貴様、我を愚弄しているのか?」

火ノ兄「すまない、だがこの地図で見て欲しいんだが、外側の守りは厳重。しかし内部だけは意外と脆いのだ。まるで昔のアメリカの金ぴか時代と似たようなものだ。」

こいし「如何するの?」

火ノ兄「先ずは情報だ。今の情報を頼りに攻めても、逆に返り討ちされるのがオチだ。まあ6人は例外だが、頼ってばかりじゃいけない。自分の力と知恵で、奴らを一矢を報いてみせる。」

ギル「ふむ、よいではないか。雑種は雑種らしい足掻きがある。故に我の友を狙ったときく。ならば我もやろうではないか。何時始める?」

火ノ兄「情報がある程度集まり次第、始める。夕張、赤城、頼む。」

夕張「了解。」

赤城「後でご飯……お願いね。」

火ノ兄「はいはい。」

 

一方ガルッチはというと……。

 

ガルッチ「ムニャムニャ……。」

イリヤ「か……可愛い……、お兄ちゃんの寝顔……可愛すぎる………。」

白野「そ…そうね…、イリヤちゃん鼻血。」

イリヤ「おっといけない、危うく零れるところだった…。」

ルビー『いやー、ここまで豹変するとは思いませんでしたねぇ。いやぁ可愛い寝顔ですよ、ガルッチさ…ゴハァ!?』

 

寝返りなのか、それか無意識なのか謎だが、ガルッチはナイフを投影しルビーに向けて投げつけた。

 

fateジャック「ルビーが死んだ!?」

白イリ「この人でなし!!」

ガルッチ「うにゅぅ………。」

白野「あぁ、もう駄目……もうこのまま鼻血出したい……。」

イリヤ「私も……。」

ガルッチ「イリヤぁ……好きだよぉ……。」

イリヤ「もう…私………私……!!!もうこの衝動抑えられない!!!!」

fateジャック「だ、駄目だよお母さん。お父さん疲れてるんだから…。」

イリヤ「いいや、限界だ!襲うね!!」

ガルッチ「うう……何だか騒がし………ってイリヤ!?何で脱いでいるの!?」

 

あまりにも騒がしさで目が覚めたガルッチ。しかし起きた瞬間、イリヤが素っ裸になっているところを目撃してしまった。

 

イリヤ「あ、起きちゃったのね。」

ガルッチ「いやその前に、2人とも鼻血出てるよ!?如何したの一体!?」

fateジャック「何でも、お父さんの寝顔が可愛いからって。」

ルビー『そうですよ、男とは思えぬ可愛らしい寝顔で……ゴハァ!?』

ガルッチ「は、恥ずかしい事言ってんじゃねえよこのバカ!」

ガイア『あの、ガルッチ。少し落ち着こうな?』

ガルッチ「ガイア、君今度はスタンドに憑依したんかよ。」

ガイア『まあまあ、最近出番がないからな。偶には出ないと…。』

 

若干メタ発言をしてはいたが、あえてスルーした。

 

ガルッチ「まあいいとして……、イリヤ!ちょっとストップ!」

イリヤ「もう衝動が抑えられない!犯して!もう滅茶苦茶になるまで犯し付くしてぇぇぇぇ!!!」

 

…………どうやらこれは、暫くは眠れないかも知れないと悟ったガルッチだった。

 

-to be continue⇨-

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