Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
-不死鳥鎮守府- -暁ノ刻-
着任してから2ヶ月になり、ようやく仕事になれ、出撃の準備も出来たガルッチは、屋根の上で鍛錬をしていた。
ガルッチ「よし、今日のノルマとエクストラノルマもクリアしたぞ。いい加減出撃させないと、さすがに鈍るしな。」
ブレイズ「お前、鈍ると言っておきながら…、肩幅腕立て伏せ800回、腹筋500回、素振り20000回に加えて、更に水中素振りを1000回する奴が言う台詞か?ってか、何気に素振り回数が俺の倍になってるし…。」
ガルッチ「何事にも鍛錬したほうがいいしな。さてと、出撃する艦娘を決めたら、みんなを起こすかね。」
ブレイズ「いよいよか、んで留守は?」
ガルッチ「アルとマルフォイ、カレン、ノーム、ヴェン、アクア、白野。後は選ばれなかった艦娘のみ。」
ブレイズ「んじゃ、先に準備してるぜ。」
そう言い、ブレイズは屋根の上から降りて部屋に戻っていった。数分後、出撃する艦娘を選んだ。現在秘書艦の響、木ノ弟の元秘書艦の電、変態提督の元秘書艦の雷、この中で秘書艦に選ばれなかった暁、ソロモン海戦の悪夢と呼ばれた夕立の改二、夕立と共に戦ってきた時雨の改二の駆逐艦6人になった。
そして、料理をする前の時だった。何故かひょっこりと手巻きをしているところを気になり、そこに行くと何故かドアが閉まり、そこには曙がこちらを睨みながら座っていた。
ガルッチ「………何だ?今から厨房で料理を作るところだったけど…。」
曙「………いの。」
ガルッチ「え?」
曙「何で………何で私を選ばないのよ!このクソ提督!」
入ってきて早々、何故か罵倒される始末で何が何だか分からなかった。
曙「それに、何で朝からそんな意味も無い鍛錬をしてるわけ?木ノ弟も、あの変態クソ提督にもそんな事しないのに、何?死にに行くの?」
ガルッチ「おい、曙。話が……。」
曙「私がそんなに頼りないの?私の史実で、そうやって存在を…。」
ガルッチ「曙!少し落ち着け!」
そう言うと、無意識の内に曙を殴ってしまった。悪いのは分かっていたが、何故か苛立ちを感じた。
ガルッチ「全く、まず選ばれなかった理由ね。別に入れてもよかったんだ。だけどさ、まだ過去に縛られてるんじゃないのかって思い、こうさせたんだ。あと鍛錬だが、これは昔からやってる事なんだ。別に死にに行くわけじゃねえし、誰かを守るためにやってる事なんだ。史実如きで決めてる訳じゃ……。」
曙「史実?私の史実に何が分かるのよ!新人クソ提督の分際で、私が分かってるような口振りで言わないで!」
ガルッチ「はぁ、全く……じゃあ聞くが、僕がそんなに信用できないのか?」
曙「へ?」
さすがにキョトンとしてしまった曙。
ガルッチ「確かに、僕の指揮官としての素質は0だし、リーダー格なんて皆無に等しい。でもよ、ただそれだけなんだ。別に実力が0な訳じゃねえし、むしろ白兵戦が取り柄なんだ。何が正義で何が悪なのか、過去の僕も今の僕もどうだって良い。正義の為なら切り捨てる?戯れ言は休み休みに言えっての。」
曙「……別に正義や悪なんてどうでもいいけど。」
ガルッチ「まあな、どうも何処かでそう言う話をしたくなる。だけど、これだけは言わせて貰う。例え選ばれなかったとしても、次に選ばれると信じ、そしてその時の実力を見せろ。ただそれだけさ。言い換えれば、凡俗であるのなら数をこなせ。才能が無いのなら自信をつけよ。ギルガメッシュの言葉だ、憶えておけ。」
曙「………。」
ガルッチ「あと呼び方だが、クソ提督って呼び方は勘弁してくれ。どうせなら『贋作者《フェイカー》』って呼んでくれればいいさ。クソは許さん、いいな。」
曙「………分かった、フェイカー。」
ガルッチ「それでいい、それともう一つだが……。」
曙「?」
ガルッチ「白兵戦が頼りな僕だが、少しは頼って欲しい。じゃないと、誰かのようにうっかりするからさ。」
曙「……誰を例えてるのよ。」
ガルッチ「誰ってそりゃあ……、猫かぶりをしていてここぞの時に限ってうっかりミスをする宝石魔術師のことさ。」
そう言い残し、部屋から出て行った。それから曙は、クスリと笑い部屋からでた。
一方、猫かぶりをしていてここぞの時に限ってうっかりミスをする宝石魔術師はと言うと……。
凛「ハックション!」
フラン「凛さん、如何したの?」
エミヤ「風邪か?」
凛「誰か、私のこと馬鹿にした気がするのだけど……。」
プリヤ「気のせいだと思うよ?」
凛「……だと良いけど。」
-ミッドウェー海- -朝ノ刻-
朝食を取り、6体の艦娘と9人の提督はミッドウェー海のところへ向かった。
イリヤ「そういえば、曙の声が聞こえたけど……お兄ちゃん何か知ってる?」
ガルッチ「……いや?」
イリヤ「そう?ならいいけど。」
ギル「しかし、初めて見るなぁ。海というものは。」
レイス「そういえば、ギルは海を見たことないの?」
ギル「如何せんそうなのでな。ん?我が雑種、敵が来たぞ。」
ガルッチ「よし、十字に並べ!」
「はい!(っぽい)」
イリヤ「敵はイ級四機と、………シロウ!?」
どうやら今回の敵は、士郎と深海棲艦との戦いのようだ。
ガルッチ「いやまって、どうやら囲まれたようだ。」
廻りをよく見ると、待ちかまえていたかのようにハートレスも現れた。
テラ「くっ、これはまずいな。どうする?」
ガルッチ「大破はさせない、だがここで叩くのみ!我、乱戦二突入ス!」
夕立「自分で言っちゃうっぽい?」
時雨「まあいいさ。僕も行こう!」
ガルッチとギルガメッシュは士郎の方に、艦娘達は深海棲艦に、テラ達はハートレスの方に向かっていった。
エミヤ「早速だな、どれほど強くなったか試させてもらうぞ。」
ギル「はっ、我を楽しませろよ?フェイカー。」
士郎「行くぞガルッチ!投影の魔力は十分か?」
ガルッチ「そっちこそ、覚悟はいいか?僕は出来ている!」
夕立「さぁ、素敵なパーティーの始まりよ!」
時雨「テラ達は大丈夫なんですか?」
テラ「大丈夫だ!君たちは気にせず、そっちを優先してくれ!」
だが、その遠くの場所から観測している黒いコートを着た男がいた。
???「おー、やってるやってる。キーブレード使いもそこにいるし、しかもあの人の言うとおり、面白い人がいる。」
後ろには、ノーバディを引き連れていているが、何故か殆どが踊りながら指令を待っていた。
???「お、あの女の子の方、結構暴れてるねぇ。おーい、こっち見ろよ。すげぇ戦いをやってるよー。」
???「うっさいこのばか、そんなんだから皆に馬鹿にされるんだっての。何あんた?私を連れて来たのはそんなどうでもいいところを見せに来たわけ?」
???「そう言わずに、あれ見ろよ。」
???「はぁ、んじゃあちょっとだけ………って何あれ。あの男、子供?ってちょちょちょ、何あれ凄い!」
???「だろ?って男?」
???「よし、私が行ってくる。俄然やる気出た。あんたは?」
???「なんかやる気満ちてるけど……、まあいいか。行こう!お前ら!突撃ィ!」
ノーバディ「イィー!」
???「あんたらショッカーか!?」
そんなツッコミをした後、後ろにいたノーバディ達はすぐさま出撃した。一人は素早く、一人は波乗りをするかのようにガルッチ達に向かった。それに察知したのか、皆に声を掛けた。
ガルッチ「おい皆!新手が来るぞ!」
士郎「え?」
エミヤ「敵が……多い!?」
ギル「ちっ、雑種が言うノーバディが多数来たのか。」
エミヤ&士郎「ノーバディ?」
ガルッチ「シャドウサーヴァントと似たような存在と思えばいい。ん?なんか素早くこっちに………ッ!」
雷光が走ると同時に、ガルッチの両腕には切り傷が出来た。
???「ふーん、顔を見てみたけど……私のタイプね。」
ガルッチ「………はい?」
???「っというか、私の伴侶でいいわ!こんなロリっぽいショタは初めて見たわ!」
ガルッチ「あのー……。」
???「これは是非とも攫って、いやいや保護してでも育ててあげたいわ!」
この時、4人は思った。何だこいつと。
雷「他の敵反応あり!この多さ……尋常じゃない!」
電「ここは私が行くのです!」
響「待って、私も行く。」
夕立「どうやら、素敵なパーティーもヒートアップのようね!」
時雨「ちょっと燃料心配だな……。」
暁「何でこんな時に!?」
ノーバディ「イィー!」
暁「いやいや、イィー!じゃないわよ!ショッカーなのあんたら!」
ツッコミを入れる暁だが、ノーバディ達はその隙に攻撃を始めた。しかも深海棲艦とハートレス、そして艦娘を狙って。深海棲艦はあまりにも急すぎて全滅し、ハートレスも同様だったが、艦娘達は慌てずちゃんと狙い撃った。
レイス「え、何これどうなってるの?」
イリヤ「分からない、これがノーバディ?」
こいし「油断しないで、多分指揮官が居るはずよ。」
???「ご名答、お嬢さん。」
っとここで、波乗りで此方に来た黒いコートを着た者が、こいし達に着た。
テラ「誰だ!」
???「おいおい、いきなり酷くない?」
ブレイズ「まずは名乗るのが礼儀じゃないのか?」
???「はいはい、ちゃんと名乗りますよ……って、ラクシーヌ!お前如何した!?」
後ろを振り向くと、なんか頭から煙が出ていて顔を真っ赤になりながら喋ってる女性がいた。
ラクシーヌ「もうこの子を攫って調教してそれからそれから……。」
ガルッチ「いやあんた、一体何が如何した!?」
???「……なぁ、多分君に惚れてるんじゃないの?」
ガルッチ「( 0w0)ウェイ!?ナニイテンダ!?フザケルナ!」
こいし「お兄ちゃん。」
ガルッチ「おっと、ってか何で!?」
???「さぁ……。ってそうそう、俺はデミックス。ⅩⅢ機関のメンバーさ。」
ルッチ「ⅩⅢ機関?」
デミックス「そっ、いわばノーバディを指揮する者だね。」
そう言うと、フードを外して皆を見た。あちらもいつの間にか外していたようだ。
テラ「ノーバディを指揮するって、って事はお前も心が無いんだな!」
デミックス「いやまあ、その前にあっちを何とかしてくれねえか?なんか暴走気味だし…。」
ラクシーヌ「それから■■■■■■■■して■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■で■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
ガルッチ「おいおいおいおい、これ本当に心がないのか!?滅茶苦茶暴走してるぞ!?」
さとり「ラクシーヌって確か、かなりのドSで人を見下したり傷つけたりするのが大好きな人じゃなかったっけ?」
こいし「っていうか、もうあれバーサーカーになってるわね…。」
イリヤ「……そうだね。」
fateジャック「お父さん、大丈夫?」
ガルッチ「大丈夫じゃない、大問題だ。」
ラクシーヌ「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■を■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
デミックス「……とりあえず、ラクシーヌ。落ち着け。」
ラクシーヌ「いたっ!」
ツッコミを入れるかのように、彼が持つシダールでラクシーヌの頭を殴った。
ラクシーヌ「あんた、良い度胸してるわね。この子を愛でるためにどうしようか考えているのになに邪魔してくれてるの?」
士郎「……ガルッチ、君もいよいよ女難の相が出てきたんじゃないのか?」
ガルッチ「………とりあえず士郎、黙ってて。」
士郎「なんでさ。」
エミヤ「……ギルガメッシュよ。」
ギル「何も言うなフェイカー。我とて理解しようと必死なのだ。」
エミヤ「……。」
デミックス「ほら見ろ、みんな白い目で俺達を……ラクシーヌ?」
ラクシーヌ「あの、貴方なんて言うの?」
ガルッチ「へ?ガルッチだけど?」
ラクシーヌ「ガルッチ、私を罵って!」
一瞬ノーバディもテラ達も敵であるデミックスも凍った。だがその沈黙を、ガルッチが破った。
ガルッチ「えーっと、罵ればいいの?」
ラクシーヌ「はい!どうか私を罵って下さい!」
ガルッチ「え、んじゃあ……えーっと……。おい雌犬!そんなきったねえ目で僕を睨むんじゃあねえぞ!」
ラクシーヌ「ありがとうございます!!」
全員「如何したぁぁぁぁ!!!!!!」
-数分後-
ガルッチ「もうやだ僕、何で罵倒しないといけないの?」
雷「よしよし。」
イリヤ「だ…大丈夫よ。そんなに落ち込まないで…ね?お兄ちゃん。」
こいし「そ……そうよ!そんな日もあるわよ。」
レイス「ガルッチが罵倒するところ初めて見たけど、これはこれでアリね!」
暁「いや、そこはいいわよ!」
どうやらその後は、足で踏みつけながら罵倒をし続けたものの、デミックスの止めのおかげでようやく終わると同時に雷のところに向かって落ち込んでいった。
デミックス「ったく、お前なぁ……自分で言って自分で破るってどういう事だ!?」
ラクシーヌ「うっさい!ショタの可愛さはジャスティス!ロリの可愛さもジャスティス!もう私の心はショタとロリで十分よ!」
デミックス「………リーダーにどう報告しよう。」
エミヤ「えーっと君、デミックスだっけ?」
デミックス「ああそうだが?」
エミヤ「なんて言うかその……、お互い苦労してるな。」
デミックス「え、君も?」
エミヤ「ああ、何せあかいあくまによく弄られるからね……。」
デミックス「あ、そうなんですか……。お疲れです。」
ラクシーヌ「もう『非情の妖姫』という称号はどうでもいいわ!ショタにロリに罵倒してくれるぐらいなら、全部捧げてやるわ!」
デミックス「戻ってこぉぉぉい!!!」
もう完全にぶっ壊れてすぐに歯止めをかけようと必死に頑張るデミックスだったが、もはや如何すればいいのか戸惑うしかなかった。
テラ「……俺、どう対処すれば良い?」
さとり「……私に聞かないでください。」
ブレイズ「まず、敵なのは確かなんだが……。如何してこうなった?」
アビス「………多分、ガルッチの『カリスマ』のCの影響だと思う。」
ルッチ「……ガルッチって、一部の敵にも魅了してしまう程のカリスマを出しているのか?」
ギル「……いや、多分新スキル『神格:EX』が付き、カリスマスキルが向上したに違いない。」
新スキル 神格:EX
日本神話で有名な神である月の神の『月夜見尊』の血を強く引いていることが発覚したと同時に解放されたスキル。それにより、対魔力のBランクに加えて、魔力抑制とカリスマが2ランク上がった。
ガルッチ「……解せぬ。」
敵にも魅了してしまうって、最悪だろ……。
デミックス「……なぁ、今回は見逃してくれるか?割とマジで、此奴をどうにかしないと……。」
ラクシーヌ「何言ってるの!?あの子達を置いていけっていうの!?」
デミックス「だーもー!落ち着けっての!」
またシダールでラクシーヌの頭を殴った。
ラクシーヌ「キュー……。」
テラ「………如何する?」
ガルッチ「いいよ……。もうこの辺にして撤退するから……。」
デミックス「サンキュー、そんじゃ次会うときはバトルしようぜ!」
ラクシーヌ「あー、待ってガルッチ様ァァァァァァァ!!」
こうして、ⅩⅢ機関と名乗るデミックスとラクシーヌは姿を消し、ノーバディも消え失せた。
エミヤ「……とりあえずこれは、ガルッチの勝利で良いんだよな?」
ギル「……その方が良かろう。後でフランに伝えておけ。我が雑種がもの凄く甘えたがってると。」
エミヤ「……分かった。それじゃあ衛宮士郎、帰るぞ。」
士郎「ああ、じゃあなガルッチ。」
ガルッチ「ああ……。」
エミヤ達も帰っていき、ガルッチ達も不死鳥鎮守府に帰還していった。
-不死鳥鎮守府 執務室- -黄昏ノ刻-
天龍「んで、予想外の襲撃やそのⅩⅢ機関のラクシーヌに罵倒や踏みつけをやって、結果は精神的に大破って事か?」
ガルッチ「はい……もうマジでなんなの?ショタコンとロリコンだし、何で急に罵倒して踏みつけてほしいって言い出すんだよあの人なんでさなんでさなんでされてくるんだよなんでさなんでさなんでさナンデサナンデサ……。」
天龍「……なんか、すまん。聞いちゃいけなかったようだな。」
曙「……フェイカー、少ししっかりしなさい。」
ガルッチ「マジで面目ない。あと天龍、遠征組に入って吹雪達のサポートを頼む。」
天龍「はいはい。」
精神的に大破してはいたものの、そこだけはちゃんとしっかりと仕事をこなしていた。ガラスの心でありながら、どういう精神をしているのか不思議に思う曙だった。
ガルッチ「ノルマ達成……、響……これ頼む。僕ちょっと不貞寝する。」
響「わかりました、アーチャー。」
曙「……本当に仕方ない提督ね。フェイカー。」
ガルッチ「すまない、曙。」
少しよろけながらも自分の部屋に戻っていったガルッチだったが、途中ではあったが、曙がエスコートをしていたところを目撃されていた。
-???- -???-
ここは謎の組織である、ⅩⅢ機関の本拠地の場所。そこでいろいろな事を話すために集まっている。のだが……。
???「さて、今回の報告といきたいが………デミックスよ、ラクシーヌは如何したのだ?」
デミックス「いやー実はと言うとね。」
ラクシーヌ「はぁはぁ、ガルッチ様、もっと罵って下さい。はぁはぁ。」
デミックス「……戦闘確認をするつもりが、こうなってしまって。」
???「………凄まじいな、これは。」
???「全く、歪んだ愛って奴か?下らんな……!?」
ラクシーヌ「黙れザルディン!私のガルッチ様を侮辱は許さないわよ!」
???「……リーダー、何が如何したらこうなるんだ?」
???「……私に聞くな。というかデミックスくん、そのガルッチとは……キーブレード使いなのか?」
デミックス「いや、確かめる前にラクシーヌが暴走してやむなく撤退することになってしまって。」
???「……納得。」
デミックス「っておいラクシーヌ!何脱ごうとしてんだよ!?」
ラクシーヌ「もういっそ、全裸のままでガルッチ様にお仕置きされに行こうかと。」
こんな風になってしまった事に関して、全員ジト目をするしかなかった。
???「ラクシーヌをここまで変えるガルッチとは………、一体何者なのだ?」
???「一度、全員で奴のとこに会ってみるって言うのは?」
???「ダメですよアクセルさん。罠が仕掛けられていたら如何するんですか?いやそれよりまずラクシーヌ……。っていない!?」
全員ラクシーヌが座っていた椅子の方を見てみると、いつの間にか姿を消していた。
???「あやつ、何処へ行きおった?」
デミックス「……多分ガルッチの元へ行ったのかと。」
そう言うと、すぐさま消えていった。
???「やれやれ、罪な男だってハナシだ。」
???「これ……データ化出来ますかね?」
???「全く、世話の焼ける女だ……。」
???「おいおい、皆!って、行っちゃった……。仕方ねえ、俺も行こう。」
こうして、ここに居た者達は姿を消し、ラクシーヌとガルッチの元へ向かっていった。っと思えば、1名ここに戻ってきた。
???「あれ?皆何処行ったの?折角お土産持ってきたのに……。仕方ない、冷蔵庫に入れておこう。」
そしてそのまま消えて誰もいなくなった。
-to be continue⇨-
-始原の城-
………カオスだな。
イリア「……………カオスだね。」
アラン「如何してこうなったんですか?」
ラヴォス「こっちが訊きたいぐらいだ。」
※7-9章に続く。