Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
-幽海悪斬鎮守府 執務室- -夜ノ刻-
武蔵「では、これにして失礼します。」
陸「ああ。ご苦労様、武蔵。」
もう既に夜になっているにも関わらず、仕事をしていた陸。ようやく終わると、1枚の写真を眺めながら呟いた。
陸「一体……本当に何処へ行ったのじゃ。海風……、儂らはいつも一心同体の兄弟じゃったろうに、何故いなくなったのじゃ……。」
何かを思い出すかのように、一筋の涙が零れていった。
-ソロモン海- -夜ノ刻-
一方、海の中にある鎮守府にいるエミヤというと…。
エミヤ「総司令官、少し休んだ方がいい。あまり働いては身体に毒だぞ。」
???「気にするな、エミヤ。あと紅茶もありがとう、もう少しで終わるから。」
エミヤ「そうか、明日は全提督の出撃だからな。ここで体調崩したら笑い話にもならん。ん?この写真は?」
エミヤが拾い上げたのは、1枚の写真だった。
???「あ、そんなところにあったのか。」
エミヤ「なんだ、大切な物か。ちゃんと大切にしないとダメだぞ。」
???「すまんな、しかし懐かしい。蒼空陸兄……、彼奴と別れてこんなにたつのか。」
エミヤ「そういえば、君の経歴を調べたが……日本出身なんだっけ?海風総司令官は。」
???「ああ、少し昔話をしようか。私がまだここに来る前だが……。」
-不死鳥鎮守府 執務室- -夜ノ刻-
ガルッチ「いよいよ明日か……、思えばいろいろあったなぁ。」
フラン「そうね。寂しかった?」
ガルッチ「当たり前だろ、フランがいないと如何すれば良いのかやら……。」
フラン「そうよね……、でもそれは明日でおしまい。これからはずっといられるわ。」
ガルッチ「ああ、だからお願いがあるんだが……。」
フラン「………何?お兄ちゃん。」
ガルッチ「もし君も先鋒としているなら、敵同士として、勝負しよ?お互い全力を尽くして……。」
フラン「………本当にお兄ちゃんは、いつも通りね。でもいいよ。これが終わったら、必ず無の神の信者がいる神殿に向かいましょ?」
ガルッチ「ああ、勿論だ。元々そのために来たからな。」
手を繋ぐと同時に、左手から違和感を感じた。少し見てみると、さとりとアクア達が言うキーブレードがその手に持っていた。白き翼に囲まれてる左半分に割れたハートが剣先にあり、剣部分は星屑の剣で、持ち手部分は白と青の翼に、キーホルダーにはかつてマスターである過去のイリヤに渡した白い翼のキーホルダーだった。
フラン「お兄ちゃん、それって……。」
ガルッチ「まさか、キーブレード持つ日が来るとは思わなかったな…。ってかフランもじゃないか?」
フランも右手の方を見てみると、いつも持っているレーヴァテインの形をそのままに、悪魔の翼を持ち手部分の周りをし、キーホルダーはフランの翼になっていた。
フラン「でも、どうやって手に入れたんだろ。手をつないだだけなのに。」
ガルッチ「確かにな……、いずれにせよ……僕達のやることは変わりない。」
フラン「そうね。それじゃあそろそろ寝ないと。」
ガルッチ「分かった、それじゃあ……戦場でまた会おう。」
お互いの負けられない戦いの目をし、通信は切れた。だが、それを見越したのか、ガルッチの右手にもう一つのキーブレードを持っていた事に気づいた。こちらは左手に持つキーブレードとは対称的に、剣先には悪魔の翼に囲まれてる右半分のハートに剣部分は禍々しく光る剣に鎖模様で、持ち手は黒と赤の黒い翼、そしてキーホルダーは、黒い翼のキーホルダーだった。
ガルッチ「………運命って、分からんものだな。マスター……、今君は如何してるかな?」
それぞれの胸に秘めながら、明日の戦場に飛び出す。剣と剣、砲弾と砲弾が飛び舞う海を想像したガルッチだったが、ある光景をみた。そこは全く海とは関係なく、まるで無限の剣製とよく似た場所にテラが立っていた。
テラ「『I am the bone of my key.《体は鍵で出来ている》
bonds is my body, and dark is my blood.《繋がりは絆で、心は闇》
I have created over a thousand blades.《幾多の戦場を越えて不敗》
Unknown to Death.《ただ一つの友を疑わず》
Nor known to Life.《ただ一つの為に闇を身に纏う》
Have withstood pain to create many weapons.《彼の者は常に独り、鍵の世界で友を救う》
Yet, those hands will never hold anything.《故に我が生涯に意味はなく》
So as I pray,《その身体は》
"unlimited keyblade works"《きっと鍵で出来ていた》』!」
その場所は、エミヤのような固有結界のような場所であらゆる場所にキーブレードが刺さり、黄昏の空には歯車が回っていた。
ガルッチ「……テラ。」
だが一瞬にして視界が白くなり、気が付くと、窓側で寝ていたようですぐさま自分の部屋に向かった。明日の戦場に向かうために。
-ソロモン海- -朝ノ刻-
そして約束の朝、提督達と艦娘達は深海棲艦とその提督達が待つソロモン海域に向かった。ある者は平和を願うために、ある者は平穏を取り戻す為に、そしてある者は妻と再会し、雌雄を決する為に、提督達は向かう。
夕立「敵戦艦発見しました!ガルッチさん、指示を!」
ガルッチ「まだ撃つな、皆にも伝えて。僕一人で敵戦艦に向かう。」
時雨「でもガルッチ、そうなると無防備に……。」
こいし「大丈夫、あっちも同じ気持ちだから……ね?」
曙「一体どういう……。」
ガルッチは武器を構えず、そのまま中央に向かった。同じ頃、フランも同様武器を構えず、中央に向かった。皆は一体何をするのかと思っていたが、こいし達とエミヤ達は抱き締め合う事を想像した。だが予想が180°ひっくり返って違っていた。
BGM 紅い鴉Ⅲ-セピアカラーの僕の今-
ガルッチ「Connect in Despair Evil God!」
フラン「Connect in Ruin Evil Goddess!」
何を思ったのか2人はいきなり魔神化を使い、ガルッチは常闇月の刀と闇夜丸を抜き、フランはアレガステインとレーヴァテインの大剣二刀流を持ちぶつかり合った。
ガルッチ「凄いなフラン、大剣を片手に持つようになるとは……。」
フラン「お兄ちゃんこそ、なんだか強い力を感じるわ。」
ガルッチ「そいつは……どうも!」
すぐさま距離を置き、久しぶりと言わんばかりのスペルカードケースを開け、1枚のカードを取り出した。
ガルッチ「スペルカード発動!闇符『ブラックボレー』!」
フラン「来たわね、スペルカード発動!禁忌『時を狂わす少女』!」
複数の闇の弾をぶつけるガルッチと十字のレーザーと弾幕でぶつけるフランが楽しそうに、だが殺し合うかのように遊んでいた。
こいし「ちょっとお兄ちゃん、私達を除け者する気?私だって遊びたいよー。」
クロエ「フランお姉ちゃん!まだなの?」
ガルッチ「如何する?そろそろ砲撃開始と行く?」
フラン「そうね、私達だけなのもどうかと思うし。」
ガルッチ「よし、それじゃあ……。いっちょ行くか!全軍!砲撃用意!」
フラン「私達も行くよ!砲撃用意!」
その言葉を待ってましたと言わんばかりに、全員は大砲を、空母艦載機は弓を引き敵に向けていた。
フラガル「撃て!」
全員「我、ソロモン海戦二突入ス!」
遂に砲撃や戦闘機が飛び回り始め、いきなり混戦へと変わった。こいし達はガルッチを、エミヤ達はフランを援護しながら、敵戦艦を攻撃していた。
陸「戦艦型と駆逐艦型は前に!空母艦載機は後ろに下がり、ガルッチを援護しろ!」
火ノ兄「潜水艦型は奴らの後ろに周り、奇襲を仕掛けろ!」
ガルッチ「く……弾幕やら剣やら戦闘機やら滅茶苦茶放っているなぁ。夕立、曙!護衛を頼む!」
艦娘「はい!(っぽい。)」
だがあちらも同じ指示だった為か、読まれたのかどうかは謎だが、一部の艦娘と提督は動揺した。
レ級「ヘッヘッヘ、オ前達二絶望ヲ味ワッテヤルゼ。」
夕立「面白い事言うわね、それなら素敵なパーティーを始めましょう?狂犬の夕立、貴方に悪夢を!」
レ級「ナラバソノ悪夢ヲ喰ラッテヤロウ。狂狼ノレ級、アンタト遊ンデヤルゼ!夕立!」
ガルッチ「いや…あのなぁ。」
フラン「貴女ねえ……。」
フラガル「護衛に集中しなさい!(しろよ!)」
レ級「ショボーン(´・ω・`)」
夕立「えー……。(´・ω・`)」
仲良いなあんたらと心の中で思いつつ次のスペルカードを使用していた。
ガルッチ「物理スペルカード発動!秘剣『月光五月雨乱舞』!」
フラン「なら私も!物理スペルカード発動!『悪夢の刃』!」
今度は斬撃の刃がぶつかり始め、お互いに後を引かず、前に進んでいった。
ガルッチ「(前よりスペルカードが増えてるだけかと思ったが、技巧も磨かれているのか。さすが僕の妻だな。)」
フラン「(お兄ちゃん、本当に貴方の妻でよかったわ。だって、こんなに楽しい遊びが出来るのは……お兄ちゃんだけだから。)」
ガルッチ「そろそろ本気で行くか?」
フラン「勿論よ、お兄ちゃん。」
砲弾、戦闘機、魚雷、剣と矢、弾幕等の物が飛び交う中、2人は距離を置き必殺である宝具の開帳するのだった。
ガルッチ「第3宝具発動!『滅びへ導き、救済を手に取りし者《エヌマ・エリシュ》』!」
フラン「宝具発動!『半狂乱の人形劇場《フランドール・スカーレット・ステージ》』!」
白き閃光の鎖とフラン自身がぶつかり合い、中心から巨大な渦が現れた。それだけでなく、空には荒れ狂う嵐が吹き始めた。
こいし「えー!?いきなりの全力宝具!?」
イリヤ「っていうか何気にフランお姉ちゃん宝具使ってるぅ!?」
ギル「彼奴、宝具で決める気か!?下手をすればこの地の崩壊も避けられぬぞ!?」
レミリア「ちょっと、これ空前絶後の天変地異待ったなしよ!?」
ルッチ「ガルッチ!ちょっと威力抑えろ!フランに会えたのはいいが、さすがにそれはやりすぎだ!」
エミヤ「あー……これ全然聞いてないな。」
最終的には2人の周りには巨大な竜巻まで発生し始め、雷まで落ちてきた。
プリヤ「ちょっとルビー!どうにかならないの!?」
ルビー「無茶言わないでください!あんなの止めるなんてコーラ飲んでゲップするぐらいの確率ですよ!?」
サファイア「どんな例えですか、姉さん。」
凛「いやいや、私を見たって無理よ!?」
士郎「おいおい、俺だって無理だぞ!?」
プリエ「でも如何するのよ……、あれもうやばいわよ?」
美遊「止めるなんて、無理。ガルッチさんとフランさんなら尚更。」
岸波「ですよねぇ。」
っとその時だった。海の底から謎の人物が現れた。
???「フハハハハハハハハハ!!久々のシャバの空気は美味いぜ!無の神の信者にてナンバーワンの『ブラック・ブロリー・ブランク』大復活じゃー!!」
ガルッチ「ハァァァァァァァ!!!!」
フラン「キャハハハハハハハハ!!!」
ブラック「ほう、結界を破れた原因はアレだったのか。久しぶりに此奴らで試してみるか。」
無の神の信者と呼ばれるブラックはそのまま竜巻の中に入り、ガルッチとフランのところに向かった。
ブラック「よう、お前達が俺の結界を破壊……。」
ガルッチ「悪いが後にしてくれ。後今どうなってるんだ?」
ブラック「……竜巻おこりー、渦がおこりー、嵐がふきーの、嫁ぎーの。」
ガルッチ「うん、何故か理解した。要は今天変地異が起こってるって言いたいんだな。」
あれで理解したのかと感心しながら冷や汗をかいたブラック。
ガルッチ「………………。」
ブラック「………………。」
フラン「キャハハハハハハハハ!!」
って……。
フラガル「って無の神の信者!?」
ブラック「今かい!?夢中になりすぎて俺の存在忘れてたのかよ!」
フラン「だって……楽しいし、ねえお兄ちゃん。」
ガルッチ「うん、マジモンであんたの存在忘れてた。」
ブラック「酷すぎだろ!ってか話ししながら宝具使ってるお前ら凄ーよ!?」
フラガル「え、普通じゃないの?」
ブラック「普通じゃねえよ!いくら俺でも非常識極まりねえじゃねえか!」
ガルッチ「そうなのかフラン?」
フラン「さぁ。」
ブラック「駄目だこの人ら、あの8人よりも面倒なタイプだ……。」
それもその筈、ガルッチは今ギルガメッシュ並みの宝具に、フランはアルトリアのエクスカリバー並みの威力を放っていてなお喋っているからどれだけ余裕なのかが物語っている。一体何処から魔力を持ってくるのか不思議に思うブラックだった。だがそれも束の間、大爆発を起こし、3人は吹っ飛んだ。
BGM 終了
夕立「ガルッチさーん!」
曙「フェイカー!」
レ級「フラァァァァン!!!」
夕立とレ級は殴り合いをしたのか、ほぼ中破状態ながらも2人は叫んだ。宝具のぶつかり合いが終わったのか、元の青空と安らぐ波に戻った。
ブラック「………何故こうなった。」
夕立「ガルッチ、しっかりして!まだ傷は深くないっぽい!」
レ級「フラン、御無事カ!」
すぐさま自分の提督の所に向かった。がしかし……。
ガルッチ「フフフ……。」
夕立「……っぽい?」
フラン「ウフフ……。」
レ級「?」
急に笑い出し、他の皆は戸惑い始めた。一体何がどうなってんだと言わんばかりの顔をしているブラックも立ち尽くしている。
ガルッチ「いやぁ、まさかここまでやるとは思わなかったよフラン。鍛錬を極めてる僕と言えども、こりゃ完全敗北だなぁ。」
フラン「そんなことは無いわ、あれだけの力を使っても、余裕のない目をしてくれなかったから、むしろ私の負けだわ。」
ガルッチ「アハハ、んじゃあ引き分け同然って事か。」
フラン「それもそうね。」
だがその後、こいし達(アクア達とブレイズ達は除く)とエミヤ達は展開を読めていた。大体何故初っ端からああ言う事をしたのか、納得した。ガルッチとフランは立ち上がり、ブラックを背景にして、お互いに抱き合った。
ガルッチ「本当に、寂しかったよ。フラン。」
フラン「私もよ、お兄ちゃん。」
火ノ兄「……何が一体どうなってるんですか?」
陸「儂にもさっぱり……ん?あそこにいるのって……。」
一方でどういう状況になっているのか分からなかった陸と火ノ兄だったが、陸の双眼鏡で行方不明と思われた懐かしき人物がいた。勿論彼方も気づいた。
海風「なっ!?あれって!」
ヲ級「ン?」
海風「兄ちゃん!」
深海棲艦&提督達「え!?」
陸「この声、まさか海風!?」
艦娘&提督達「へ?」
もう敵味方関係無しに、驚愕の顔を禁じ得なかった。ただガルッチとフランは全く気が付いていなかった。(何せイチャイチャ状態ですから。はいそこ、リア充爆発しろとか言わない。あんたらが自爆しろ。)
海風「兄ちゃん、本当に兄ちゃんなのか!?」
陸「ああそうだ、お主は海風なんだな?」
海風「勿論だよ。ったく、すっかり老けちゃって……。」
陸「そう言うお主も変わっとらんじゃねえか。まさかお主が司令官とはなあ。」
海風「そう言う兄ちゃんも、司令官なんて思わなかったよ。やっぱり海底にいると歳取らないのかな?」
陸「だがこうして、再び会えるとは夢にも思わなかった。」
海風「ああ、だから言わせてくれ。
ただいま、兄ちゃん。」
陸「お帰り、我が弟よ。」
こうして、戦いも終わりを告げ、平和に……。
ブラック「いやいや待て待て!俺の存在忘れてねえか!?まずお前ら、兄弟再会は後でも良いじゃねえか!そしてそこのイチャラブカップル!また俺の存在を忘れてねえのか!?」
ガルッチ「せめてイチャラブ夫婦と言ってくれねえか?」
ブラック「そこじゃねえよ!まず俺を倒しにここに来たんだろうが!何本懐を遂げて後は帰ろうって雰囲気作ってんだよ!!!!」
フラガル「あ…………そういえばゼアノートも言ってたな。」
ブラック「完全忘れてるじゃねえか!!!」
オルゥゥゥトォォォォォオオオ!!!!って訳の分からん事を叫びながら泣き始めたブラックだった。
ルッチ「今思えば……カオスだね。さとりさん。」
さとり「ええ、どうしてガルッチさんはこう……カオスを呼び込むのでしょう……。」
ルッチ「………まさかカリスマ?(・_・;)」
さとり「まさかね……。(・_・;)」
カリスマスキルで呼び込んでいるのかと遂に疑い始めたルッチとさとりだった。
-黄昏ノ刻-
BGM やる気のないダースベイダー
ガルッチ「んで、落ち着いたか?」
ブラック「はい、申し訳なかった。」
ガルッチ「ンじゃあまあ聞くけど、どうやって結界が解いてここに来たんだ?」
ブラック「お前らの戦いで丁度ぶっ壊れた。んで、それを察した俺は久々に外に出たらお前達が戦っていた。以上。」
うん、簡潔で清々しい程訳が分からん。(ブラック「いや分かんねんのかよ!」)
フラン「んじゃあ、神殿は?」
ブラック「あれが結界なんだよ。神殿が崩壊って事は結界もぶっ壊れたって事。」
エミヤ「ふむ、2人の宝具は、時空の賢者達よりも強力だったって事か。」
士郎「……どうなってんだよ、あんたらって。」
ギル「我の知らぬ間に強くなっていたのか。流石我が雑種。」
白野「対時空兵器って言うのも伊達じゃなさそうね。」
こいし「流石お兄ちゃん!私達に出来ないことを平然とやってのける!」
イリヤ「そこに痺れる憧れるゥー!!」
ジャック「………。(^-^;)」
ブレイズ「……なんか目的忘れてきそうなんだが。」
アルファス「奇遇だな、俺もだ。」
ブラック「って、それより本題に入って良いか?」
全員「どうぞどうぞ。」
BGM 終了
ブラック「どうぞどうぞじゃねえ!あのクラブかよ!?いやまあいい、改めて言うがこの俺を外に出させた事に感謝するぞ。これで久方ぶりに大暴れ出来る。手始めに……アメリカを襲撃して跡形もなく消してやろう。」
そう言うと瞬時に消えていった。
ガルッチ「彼奴、瞬間移動出来るんかよ。」
フラン「すぐ追い掛けないと。」
陸「待て、今行動したときにはもう遅い。彼奴はどうやら既に滅ぼしたに違いない。」
ガルッチ「マジかよ…。でも如何すれば……。」
海風「まずは日本に戻ろう。兄ちゃん、深海棲艦も入れるか?」
陸「どうにかする。全機!日本に戻り、体勢を立て直す!」
海風「此方は急ぎ日本に向かおう!急げ!」
司令官の言葉に従い、全員はすぐさまソロモン海域に出て行った。だがガルッチが出る直前、ある声が聞こえた。
???『ヤツはお前達を待っている。オーストラリア大陸とニュージーランドの間に神殿がある。万全な状態で挑むがよい。ではな。』
ガルッチ「………誰だ?今の?」
フラン「如何したの?」
ガルッチ「……いやなんでもねえ。」
今のは誰なのかは分からなかったが、その言葉は肝に銘じておこう。
-to be continue⇨-
-始原の城-
……なるほど、奴はようやく動いたと同時にアメリカを……。
ゼアノート「ああ、だがそれ以降は神殿に……。」
わざわざご苦労さま、ゼアノート。
ゼアノート「あと、エラクゥスに問い詰めたが……どうやら裏切り者は彼奴じゃったそうじゃ。」
…………今は?
ゼアノート「知らせる前に始末した。奴には申し訳ないが、裏切りの代償は大きいからのう。」
エラクゥスは?
ゼアノート「自害したそうだ。ついでながら遺書とキーブレードを託しての。」
そうか……。んじゃあそろそろいかないと、ライフちゃんが泣いちゃうな。
ゼアノート「そういえば父親だったな、お主は。」
まあな。じゃあな。
※7-11章に続く