※この作品はR-18です。

Star Dust Space chapter2   作:深緑 風龍

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第8-4章 プリヤとプリエの頼み

-弓兵の店 庭- -朝ノ刻- -碧天-

 

ガルッチ「………これで、100戦中55勝だな。レイグル。」

レイグル「そのようだな。しかし、本当に魔神の力を持つとは………。」

ガルッチ「まだ一部封印されてるが、それでもこっちの技量でカバーしてるし。」

レイグル「封印?あれだけの力を持っているにも関わらず、まだ力が?」

ガルッチ「仕方ないだろ、僕だって本当の力を知らないんだからさ。」

 

朝からレイグルとの模擬特訓をやり終えた後、少し剣を収めながら話をし始めた。そして、にとりが宇宙船を作り始めて1ヶ月ぐらい経ったが、まだ出来ていないという。

 

レイグル「しかし、何というか………こういう殺し合いは、彼奴以来だ。」

ガルッチ「彼奴って?」

レイグル「『レイン』っていう男だ。俺としては、宿敵と言うべきか、相容れぬ関係と言うべきか……、少なくとも殺しあう仲だったのはたしかだ。」

ガルッチ「レイン……ねぇ、そいつ強い方か?」

レイグル「彼奴か。確か俺の大陸では、最強と自称してるしな。『ドラゴンスレイヤー』と呼ばれてはいるが、お前と戦えばどうなるか、楽しみだ。」

 

お互い不敵な笑みを溢すが、一瞬にして崩れ去ってしまった。何しろ……。

 

静謐「………。」ギューッ

ガルッチ「そしていつの間にか静謐さんに腕に寄りかかるという……。」

レイグル「……本当にそのスキル、ある意味厄介だな。しかも結婚してるのに……。」

ガルッチ「そうはいうが、君も似たようなもんじゃないか?」

ソフィア「♪」ギューッ

レイグル「………前までは、ここまで積極的ではなかったのだが………何故だ?」

ガルッチ「知らん。っていうかさ………。」

 

少し静謐の股部分を見ると、少しだけだが何かが垂れている事に気づいた。

 

ガルッチ「フラン達……、この子犯して精液封入したな……?」

静謐「いいのです、毒に気にせず触れてくれるだけでも、私は嬉しいのですから。」

ガルッチ「はぁ、あんたマスターいるでしょ?大丈夫なんか?」

静謐「ご心配無用です。」

 

指さしているとこを見ると、そこにはぐだ子を抱えているラルッチが座っていたのだ。そして隣には士郎がいた。

 

ガルッチ「………複雑な心境だな、きっと……。」

レイグル「何しろ、生き別れの兄妹なのだからな。やつだってどう接するべきか悩むのも、無理はないかもしれん。」

ガルッチ「まあね…………。さて、そろそろ中に戻るか。」

 

だが、この後の展開はガルッチですら驚くような事が起こった。一瞬、時が止まったような感覚をしたガルッチはすぐ剣を抜いた。しかし、ただ止まってるだけで気配は何もなかったような気がしたのだが、ただ時が止まってる感覚はあった。

 

ガルッチ「誰だ?姿を見せよ。」

 

声に反応したのか、白い靄の中から人が現れた。そいつは銃らしき物を持っていて、しかも旅人みたいな服装をしていた。

 

???「いやいや、まさかここまで敵意剥き出しな子がいるなんてねえ。」

ガルッチ「人間?にしてはおかしい……。ミライ!」

???「させないよ。」

 

解析をしようとするが、男がもつ銃で妨害された。だが、それにより何者なのか分かった。おそらくこの者は………。

 

ガルッチ「なるほど、ディエンドライバー………か。っということはあんた……、お宝狙いの仮面ライダーって事か。」

???「ご名答、やっぱり別世界の知識を持ってる子には貴重なお宝を持ってるね。」

ガルッチ「悪いが、君にやるお宝はない。それとも、僕自身でも狙ってるのか?」

???「いやいや、誘拐は流石にしないよ。ただ、君のお宝が欲しいだけだ。」

ガルッチ「さっぱり分からん。お宝つったって、そのお宝が分からんのじゃあ、こっちが困惑するだけだし。」

???「それもそっか、僕が欲しいのは、君の『知識』さ。」

ガルッチ「知識?」

???「まあ、言ったって聞かないんだし、無理矢理でも奪うけどね。」

 

その途端、カードのような物を銃に差し込んだ。

 

『KAMENRIDE』

 

???「ついでに名前も教えてあげるよ。僕は海東大樹、またの名を………『仮面ライダーディエンド』。」

 

『DIEND!!』

 

海東大樹と名乗る男は空に撃つと、そこにはバーコードのような仮面をつけ、衣装そのものも変わった。

 

ガルッチ「はぁ、100戦やって休みてえってのにまた戦うんかよ。仕方ない、やるとしますか。『ロストメモリー』!!」

 

此方も戦う意思を見せ、一枚のカードを抜き、ロストメモリーに刺した。

 

『セット。アサシン『エミヤキリツグ』の使用が出来ます。』

 

ガルッチ「アサシン『エミヤキリツグ』『夢幻召喚《インストール》』!!」

 

此方も対抗して、赤いフードを身に纏い、複数のナイフと銃を持ち、すぐさま突撃した。

 

海東「へぇ、面白い事するんだね。まるで士みたいだ。」

『ATTACKRIDE BLAST!!』

 

ガルッチ「銃弾、キャリコM950で反撃。その後、ナイフで攻撃!」

 

ガルッチの言うとおり、銃弾で打ち消したその後は、3本のナイフで攻撃を始めた。

 

海東「銃弾を銃弾で打ち消すなんて、凄い芸当だね。」

ガルッチ「そいつは、どうも!『スリープダガー』&『ヴァイパーファング』!」

 

まずは眠りと猛毒で、海東大樹の動きを封じようとしたが、読んでいたのかナイフもろとも銃で防ぎ、そのままゼロ距離射撃を行った。だが、ただで食らう程甘くはなく、その前に股間にめがけて蹴りを入れた。

 

海東「ウグッ!?」

ガルッチ「もういっちょ!」

海東「アガッ!?」

 

一体何が起こったのか、全く理解出来なかった海東だが、ただ股間から激しい痛みが伝わってくるのが、嫌でも分かった。

 

ガルッチ「アサシンだからって、こう言うのも出来るんだぜ。」

 

『Final attack ride tatatamamo!』

 

ガルッチ「一夫多妻去勢拳!」

 

物凄い速さで海東の股間を蹴り上げ、そのまま宝具を発動させた。

 

ガルッチ「さぁ、ついてこれるか?『時のある間に薔薇を摘め《クロノス・ローズ》』!」

 

目にも止まらないスピードで、ナイフとロストメモリーで斬りつけたり、キャリコM950で連続撃ちをするなど、様々なダメージを与えた。そしてトドメと言わんばかりにトンプソン・コンテンダーを取り出し、中に入ってる起源弾を撃ち抜いた。それを気に、海東の変身が解け、元の姿に戻った。

 

海東「ぐっ………、凄まじい力だ………。」

ガルッチ「全く、早めに終わって良かった……。」

???「おい、何やってる海東!」

 

後ろを振り向くと、今度はカメラらしき物を首にぶら下げている男がいた。敵意はないようだが、少しだけ構え直した。

 

???「待て、そこのお前。俺は敵じゃない。」

ガルッチ「知ってる。だからこそ、警戒をしなくちゃいけないんだ。そっちは何者だ?」

???「俺は門矢士、そいつと同じ仮面ライダーだ。」

ガルッチ「おい待て、今度は仮面ライダーがきたんかよ。っていうかご本人じゃねえか。」

門矢「?」

ガルッチ「今思えば、こっちも仮面ライダーまがいな事してたしなぁ……。つうかクラスカード自体、アレじゃんか……。」

門矢「何の話だ?」

ガルッチ「気にしないで。それより、何か用?もう休みたいんだが……。」

 

実際、ガルッチはレイグルで100戦もやって、更には海東との戦いで、相当疲弊しているのだ。下手すりゃ過労で倒れるのも無理もなかった。というよりは、模擬特訓自体初めてだったので、100戦までが限界だったのだ。

 

門矢「まあ用ってのはアレだ。ちょっと失礼。」

ガルッチ「何を───」

 

瞬間、ガルッチの腕から謎のカードが現れ、そして門矢の手元に戻っていった。

 

ガルッチ「え、何あのカード!?」

門矢「ふう、正直俺のカードがなくなって心配したが、肉体と融合してたとはな。」

ガルッチ「おいおい……、あれってディケイドカードじゃねえか。何で僕の中に?」

門矢「まぁ深く考えるな。それじゃ、俺達は行くから。ほら海東、起きろ!」

海東「あうぅぅ……。」

 

未だに股間を押さえ続けてる海東は、狂い悶えていた。(喜びで)

 

門矢「仕方ない、負ぶってやるから捕まってろ。」

海東「あうぅぅぅ………。」

門矢「やれやれ。まあ、また何処かで会えそうな気がするな。」

ガルッチ「奇遇だな、僕もだ。」

門矢「次の機会があれば、是非手合わせしたいな。」

 

そう言うと、再び白い靄が現れ、門矢と海東はその中に入り、消えていった。それと同時に時が動いた事に気が付き、レイグルの方をみた。

 

レイグル「え?」

静謐「あれ?ガルッチさん?」

ガルッチ「ん?どうかした?」

静謐「え?いつの間にそこに?」

レイグル「というか、物凄く疲れてるのだが……。」

ガルッチ「あー……、それは後で言うわ。」

 

-弓兵の店 縁側- -朝ノ刻- -碧天-

 

ガルッチ「………って訳。」

ラルッチ「いやいや、流石に仮面ライダーは空想だと思うんだけど。」

ガルッチ「いやマジだって、実質感じただろ?時が止まった時。」

レイグル「俺達、感じなかったが……?」

ガルッチ「ええ!?」

静謐「そ………それに、もしいましたら一体何が目的なんですか?」

ガルッチ「さあね。1名は僕のお宝を狙ってるとか。」

ソフィア「何ですかそれ?」

ガルッチ「さぁな。」

 

少し寝転がりながら、目蓋を閉じ、考えようとしたが、頭からなんだか柔らかそうな感触を感じた。

 

フラン「ウフフ、お疲れさま。お兄ちゃん。」

ガルッチ「フラン………、待ってたの?」

フラン「勿論、なかなか甘えてこないから、ちょっと慰めに……。」

ガルッチ「あー………、なんかごめん。こいし達も?」

フラン「ええ、とっても。」

ガルッチ「………そうだったのか。」

フラン「もう、そんな顔しちゃ駄目よ。お姉ちゃんとの時間も大事だったからこそ、私達も大人しくしてたのよ。」ヨシヨシ

 

フランに撫でられているのか、少しだけ安心を感じたのか………。

 

ガルッチ「フラン………。」

フラン「なあに?」

ガルッチ「しばらくの間、このままにさせて………。」フニャーッ

レイグル「………猫だな。」

ソフィア「猫ですね。」

ルビー『確かに、ねkギャー!!』

 

不意に現れては、不意に吹っ飛ばされてしまうルビーだった。

 

プリエ「ルビーが吹っ飛んだ!」

プリヤ「このろくでなし!って、ガルッチさん何してるんですか。」

美遊「しかも、フランさんの膝枕でグッスリと……。」

サファイア『あと、ご丁寧に猫耳と尻尾が出ていますね。』

ルビー『もう、ルビーちゃん激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですよ!やられたら、やり返────ウギャーーァッ!!』

 

今度は突撃し、顔面にめがけているも、プク耳に反応し、尻尾でルビーを掴み、振り下ろした。尻尾にも関わらず、ルビーのところにはクレーターが出来ていた。

 

ルビー『グフッ……。』バタン

ガルッチ「うるにゃい………。」ムニャムニャ

ラルッチ「ガルッチが……、猫に……?」

フラン「あら?ジンオウガの尻尾は?」

ガルッチ「あー………、これか……。変化呪文で変えてみたんだ………。」

プリヤ「あー、って事は威力は変わらずって事ね。痛そう……。」

ラルッチ「そういえば、プリヤちゃん達は何しに来たの?」

プリエ「実はちょっと頼みがあるんだけど。」

 

頼みと聞いて全員(眠ってるガルッチを除く)首を傾げた。

 

プリエ「魔力供給なんだけど……。」

レイグル「魔力供給?そこの者とよくやっているのにか?」

プリヤ「そうじゃなくて、クロは魔力がないと生きていけないっていうのは知ってますよね?」

フラン「まあ、そうね。」

プリエ「ただ、たまには他の人の魔力も試してみようかなって思ってて。」

ラルッチ「これまた随分急ね……。でも、具体的にはどんなやり方?」

プリエ「そ・れ・は……。」

 

まるで小悪魔のような微笑みをするプリエは、ラルッチに近づき、そしてそのまま唇を重ねた。

 

ソフィア「なっ!?」

レイグル「ひ……姫君!?」

フラン「あちゃー……、いつものあれね……。」

 

最初は戸惑ったラルッチだが、次第と落ち着いてきたかと思えば、仕返しと言わんばかりに押し返してきた。その内、舌も入れるようになり、終わったのは35分後だった。

 

プリエ「はぁ………、お姉ちゃん………キスが上手過ぎるよ……。///」

ラルッチ「これでも、キスは上手い方だよ?」

プリヤ「なんか、悔しい気がする………。」

美遊「それでクロ、魔力の方は?」

プリエ「うーん、確かにイリヤや美遊よりも魔力が高いけど、なんて言うか………私の魔力と相性悪くて、吸収難しかった。」

ラルッチ「ショボーン(´・ω・`)」

ガルッチ「んっ……、なんだ?」

 

まだ眠そうなガルッチが起き上がり、何があったのかと周りを見たら、プリヤ達が来ていたことに気がついた。

 

ガルッチ「あ、プリヤ達……来てたんだ。」

美遊「ガルッチさん、おはようございます。気持ちよさそうに眠ってましたね。」

ガルッチ「まあね、っていうか姉さん。どうかしたの?」

ラルッチ「聞かないで………。_| ̄|○」

プリエ「あ、お兄ちゃんが起きたんなら、今度はお兄ちゃんにでも試してみようかな?」

フラン「あ、それなら私行くね。」

ガルッチ「え?フラン?」

ラルッチ「私達も……行きましょ……。」

ソフィア「はい。」

レイグル「分かりました、姫君。」

士郎「あー、俺も行くか。んじゃあ、ガルッチ。ゆっくり話し合ってくれ。」

 

そう言うと、5人は別の部屋に行き、今ここにいるのは猫耳と尻尾のガルッチと、縁側のところに来たプリヤと美遊とサファイア、ガルッチの隣によるプリエ、そして地面にめり込み気絶しているルビーだけだった。

 

プリエ「別に残っても良かったんだけど、でもいいかな。その方が話しやすいし。」

ガルッチ「何が?」

プリエ「話はルッチから聞いたわ。貴方、私とイリヤの死を見たんだってね。」

ガルッチ「!」

サファイア『申し訳ございません。何しろ、気掛かりだったので。』

美遊「ガルッチさん、それは本当なの?イリヤとクロが死ぬって。」

 

あまりにも急すぎて、動揺を隠しきれなかった。実質、ガルッチが見たのは確かに、プリヤとプリエが死に、美遊は生き残るという、あまりにも残酷なモノだった。そして、ルッチが死んでいた事も含めて……。

 

ガルッチ「………ああ、そうだ。」

美遊「そんな!」

ルビー『何ですって!?って事はもうすぐ、イリヤさんを弄ぶ機会もなくなるって言う事ですかぁ!?』

プリヤ「ルビー!真面目な話の時は黙ってて!」

プリエ「そうよ!貴方は大人しく気絶してなさい!」

ルビー『酷い……。』

サファイア『自業自得です、姉さん。それよりガルッチさん、その運命は変えられますよね?』

ガルッチ「変えることは出来るが、どっちにしろ犠牲者は出る。」

プリエ「そう………なんだ。」

ガルッチ「………ああ。」

 

いずれにしても、プリエとプリヤを選ぶ必要があり、どっちかを救わなければ2人は死ぬ事になる。それだけは避けることの出来ない運命だったが、ガルッチはどちらを切り捨てる事は出来なかった。そして、あまりにも痛い沈黙が数分後続くが、破ったのはプリヤだった。

 

プリヤ「あの……、ガルッチさん。」

ガルッチ「何?」

プリヤ「多分、ガルッチさんでしたら、両方選べないですよね?」

ガルッチ「………………ああ。」

プリヤ「だったら、いいよ。私、自分の死を受け入れるわ。」

ガルッチ「え!?」

プリエ「私も、イリヤに賛成よ。」

美遊「クロ!」

ガルッチ「おいおい、いいのかそれで!」

プリヤ「どっちにしろ、私とクロは痛覚共有があるんだもん。片方が生きていたって、片方死んだら意味ないんだもん。」

ガルッチ「そんな……。」

プリエ「それに、貴方にはそっちのイリヤと私がいるんでしょ?そっちを大事にしてあげて?」

 

それでいいのかと言おうとしたが、上手く言えなかった。あまりにも衝撃的で、手も震えていた。

 

プリヤ「あと、お願いがあるの。」

ガルッチ「…………。」

プリエ「美遊の事だけど、あの子を守ってあげてほしいの。あの子は独りでいたから、多分私とイリヤが死んだら、きっと悲しむと思うし。」

プリヤ「だから、私とクロの代わりに、美遊を………お願いします。」

 

ガルッチの心の中は、悔しい思いと罪悪感、そして自分の無力さしかなかった。如何することも出来ない自分が悔しい……、この子達を死なせるなんて、自分はなんて愚か者なんだろう………、そう思っていた。

 

ガルッチ「ごめんね……、僕のせいで……君達を死なせる事に……。」

プリエ「泣かなくていいよ、お兄ちゃん。これは私とイリヤのわがままだから……。」

プリヤ「多分、シロウお兄ちゃんやセラやリズも悲しむけど、これが運命なら、あるがままに受け入れるわ。」

美遊「………。」

サファイア『イリヤ様、クロエ様……。』

ルビー『………どうやら、この2人の覚悟は凄まじいですねぇ……。分かりました!マスターイリヤ、貴方が死ぬまでとことん付き合いましょう!』

プリヤ「ルビー……、ありがとう。」

ガルッチ「………分かった。そこまで言うんなら、僕は迷わない。君達が死んでも、美遊を守ってみせる。」

プリエ「ありがとう、お兄ちゃん。それじゃ早速………。」

 

いきなり押し倒し、身動きが取れなかったガルッチだったが、どっちかというと、押し倒す抵抗さえせず、むしろ受け入れてやったのだ。

 

プリエ「魔力供給………って、貴方抵抗しないのね。結婚してるのに……。」

ガルッチ「いいさ、なんかもうこう言うオチ読めてたし。」

プリエ「まあいいわ。それじゃさっそ───んむっ!?」

ガルッチ「(やられっぱなしっていうのもアレだし、今度はこっちから攻めようっと。)」

サファイア『あら、クロエさんが不意打ちキスにやられましたか。』

プリヤ「これは予想外……、お兄ちゃんそれぐらい苦しいんだろうなぁ……。」

ルビー『っていうか、雰囲気が滅茶苦茶甘々になり始めてません?』

 

ルビーの言うとおり、少ししただけで朝にも関わらず、エロティックな雰囲気に変わってしまったのだ。

 

プリエ「はぁ……はぁ……、た……タンマ。ちょっと………。」

ガルッチ「へぇ?クロエがタンマなんて……、今までプリヤを息切れまでディープキスしたのは、誰かな?」

 

耳元でそっと囁き、息を吹きかけると、プリエの背筋がゾクッとした。それには飽き足らず、ガルッチは耳元を甘噛みしたり、舐めたりしていた。

 

プリヤ「凄い積極的……。」

美遊「イリヤ……、なんだか私………興奮してきた………。」

サファイア『美遊様!?』

ルビー『アッハー、こりゃまたいいの取れそう────ゴヘッ!?また尻尾………。』

プリヤ「よく吹き飛ぶね、ルビー。」

プリエ「お……お兄ちゃん……、ちょっとぉ……。」

ガルッチ「ダーメ、今日は少し甘えさせて………。」

 

一方、覗き見しているフランはというと……。

 

フラン「えへへ、大成功。」

 

ラルッチ「フランちゃん、何やったの?」

 

フラン「発情呪文を使ったのよ。他人には甘えないお兄ちゃんの為にね。」

 

士郎「おいおい、浮気はどうなんだよ………。今思ったんだが……。」

 

フラン「勿論許せない方よ?でも、お兄ちゃんの意志次第って事。」

 

士郎「本当に浮気する気なら許せない方なのか……。」

 

こいし「まぁ、お兄ちゃんってチャーム系の魔法が、凄く弱いって言ってたしね。」

 

レイグル「彼奴、魅了呪文に弱かったのか………。」

 

イリヤ「まあ、そう言うことだね。それにしても……。もう一人の私の代わりに、美遊を守ってあげてって……。」

 

クロエ「自分の死が、分かっての頼み事だったんだろうね………。あ、服を脱がし始めたよ!」

 

レイグル「……姫君、俺らは少し別のところに行きます。」

 

ソフィア「あ、待って下さいレイグル様。」

 

静謐「………彼方も彼方で、仲がいいですね。」

 

ぐだ子「っていうか、私が寝てる間何が………。」

 

静謐「どうか致しました?」

 

ぐだ子「静謐ちゃん!?ちょっとアソコが!」

 

静謐「ご心配しなくても、これは私の意思です。」

 

士郎「何でさ……。星夜もそれでいいのか?」

 

ぐだ子「私に聞かれても……。」

 

フラン「お、お互い裸になった。」

 

こいし「あー……、何だか見ているこっちも興奮してきちゃった。」

 

フラン「駄目よこいしちゃん、我慢よ我慢。」

 

イリヤ「うー……、でも何だか……漏れてきたかも……。」

 

どうやらガルッチが積極的になったのは、フランの発情呪文にかけられたからだった。それを覗き見していたフランとこいしとイリヤは、ガルッチとプリエのセックスしてるとこを見て、興奮しまくっていた。プリヤと美遊は、顔を真っ赤にしながら見ていて、ルビーはその写真で収めようとするも、やはりガルッチの尻尾で叩きつけられてダウンした。

 

-妖怪の山 にとりの研究開発施設内-

 

にとり「ねえ、後どれくらい完成しそう?」

 

不二咲「このデータを、組み終わるのに1時間。全部終わるまで5時間ぐらいかな?」

 

マルフォイ「いや、2,5時間だ。そっちのデータは既に終わらせたから。カレン、そっちは?」

 

カレン「今、月の民の手伝いをしてるわ。それにしても、ミスリル鉱石とオリハルコン鉱石を精錬する技術があるなんて凄いわ。」

 

マルフォイ「でも、それだけ秘密にしたい技術なんだから、驚くのも無理ないんじゃないか?」

 

ノーム「そうじゃな。だが、此方だとアダマンタイトとその他の鉱石を組み合わせて、超合金鋼にもなるやつも作るしな。」

 

マルフォイ「確かにな。この宇宙船を完成するには、あと3週間かな?」

 

にとり「よし、無理せずでも急いで完成させるぞ!」

 

 

 

-to be continue⇨-

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