Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
-プクレット地方 とある小屋- -夜ノ刻-
ガルッチside
ガルッチ「あのー、ムラマサさん?ここ何処ですか?」
ムラマサ「私の家よ?」
ガルッチ「なして、ここに連れてきたの?あと、フラン達もここに来ちゃってるし……。」
ムラマサ「だって、よくよく見たけど、私好みの────」
ガルッチ「はいストップ。もう良いです。」
また変態系が来たんですがそれは……。純愛とは何だったのだ、というかどうしてこうなるんかな?
ムラマサ「んじゃあ早速、私が女性だって事を証明するために───」
ガルッチ「いや、だからって服脱がんでいい。そして何気にフラン達も脱ぐな。(・_・;)」
ムラマサ「でも、そうしないと私が女性だって事を証明出来ないし……。」
ガルッチ「あのなぁ……、だからって脱ぐのはどうかと思うぞ?もしレイプ魔だったらどうすんのマジで。」
ムラマサ「その時は、斬夜・死桜で斬るから。」
ガルッチ「あ、意外とまともな回答を出してくれたわ。(※どこがまともだ!?)」
ムラマサ「だって、もし私好みの人がレイプ魔だったら最悪だもん。そんな人は、生かして置けないよ?」
ガルッチ「………いっそのこと、絶望に陥った後に殺した方がいいんじゃ。」
クロエ「それもう、オーバーキルだけど。」
こいし「精神ボロボロ、しかも痛めつけられた後に回復させてその繰り返し……。」
フラン「そして最後は威力の高い技で……。」
イリヤ「うん、もうオーバーキル間違いなしね。」
ガルッチ「いや待て、確かにオーバーキルするけど、拷問系はしないから!」
さすがに精神ボロボロした後に、痛めつけた体を回復させてまた痛め付けるって、どんな拷問だよ!まだ一瞬で殺してあげる慈悲あるから、まだいいほうだよ!
ガルッチ「まあそれはともかくだが、ムラマサさん。何で僕に惚れたんですか?」
ムラマサ「あー、そこからですか。何となくとか、勘でもないの。なんて言うか……、私と似たような匂いっていうか。」
ガルッチ「どういう事?」
ムラマサ「私、もう記憶があやふやだけど、赤ちゃんの時に捨てられた事があって。」
5人「え?」
あの、それマジな方なの?確かに親父に売られかけたのは確かだけど、それってどっちかというと姉さんの方が似てるんじゃあ…。
ムラマサ「ううん、どっちかというと………一度死んで、赤ちゃんからリスタートって感じかな?」
イリヤ「あれ?それだと、転生したことになるんじゃあ……。」
ガルッチ「あ、確かに。でも僕、死にかけた時に、一度もう一人のイリヤにサーヴァントとして生きていたけど……。どこに似たような匂いが………?」
ムラマサ「えーっと実はというとですね?月夜の申し子といいまして、月夜見尊様の力を持っているのですよ。」
ガルッチ「あー、月夜見尊………って、はいぃぃぃ!?」
5人「月夜見尊様!?」
ガルッチ「………ジャックちゃんが霊体化してたの忘れてた。っていうか月夜見尊って、マジで言ってんの!?」
ムラマサ「ええ、勿論です。月夜見の力は戦闘以外にも、憑依属性、治療などあって、私は戦闘の力を受け継いでいるのです。」
え、力って種類とかあったんかよ。んじゃあ僕の力って……。
ムラマサ「そちらの力は、憑依属性ですね。受け継いでもその人次第で、下手すれば狂い、そして死ぬような力なのです。最も、憑依属性が1番難しいって言われてるの。」
ガルッチ「………僕、今までこんなやばい力を持っていたとか知らんかったんだが。」
っていうか、良く暴走しなかったな。って……ん?この歪みと気配は……。
ムラマサ「どうかしたの?」
ガルッチ「ちょっと、弓矢借りるよ。」
ムラマサ「? いいけど。」
-けがれの谷- -夜ノ刻-
ラクシーヌ「間違いない。この世界の何処かに、ガルッチ様がいる!」
デミックス「全く、なんでもかんでも俺を連れ回すのはやめてくれよ。もし矢が飛んできたら如何すんの?」
ラクシーヌ「その時はヴィクセンシールドを使うわ。」
デミックス「ただの身代わりじゃないですかヤダー。」
『我が練鉄と弾丸は崩れ歪む───────爆ぜろ!『偽・螺旋丸《カラドボールⅡ》』!』
ラクシーヌ「え、何あの玉。」
デミックス「あ、俺逃げますね。」サラダバー
ラクシーヌ「え、ちょっとこれさすがに─────────」
その後、けがれの谷の一部が抉れてしまったという噂が、世界中に広まったとか。
-プクレット地方 とある小屋- -夜ノ刻-
ガルッチ「ただいま。」
ムラマサ「なんか、すごい爆音が聞こえたけど、どうかしたの?」
ガルッチ「ああ、なんか蛆虫がいたのと、新しい技を使ってみようかなって思って。」
5人「あ………。(察し)」
全く、やっぱり奴らもきたんかよ。どこまで着いてくる気だ彼奴ら。次来たら『約束された勝利の矢《エクスカリバー・アロー》』で仕留めようかな………。
ガルッチ「んまあ、大体分かった。でもムラマサさん、さっきもいったけど、僕は結婚してるし、愛人は7人いるんだよ?それを、分かった上に言ってるの?」
ムラマサ「うーん、確かにこれだけいるんじゃあ如何することもできないよね……。」
ガルッチ「でしょ?それに僕以外にも、いい人が(ムラマサ「それでも、一向に構わない!」)………はい?」
ムラマサ「そんなハーレムがあるなら、私は一向に構わないわ!むしろokよ!」
ガルッチ「……何で僕、こんなに好かれるんかな?」
ジャック「『女祝の相』………、ある意味凄いわね。」
フラン「アハハ……。(^_^;)」
また一人、恋い焦がれてしまったと言う訳か。もういっその事、眼鏡かけ……いやそれは不味い。逆効果の可能性が高い。でもなぁ、目を潰すのも勘弁だし、仮面を着けるのも些か抵抗あるし。
ガルッチ「はぁ……、もう僕の精神がオーバーキルしかけてしまいそう………。」
ムラマサ「大丈夫?おっぱい揉む?」
ガルッチ「何でそうな────っていつの間に脱いだの!?」
後なんか乗ってきたんですが、またこれですか?また犯されるパターンですか?とは言ったものの、この人の胸、サラシ巻いていたにも関わらず、意外と大きいな。っていうか、あれで男性に見えたのか。
フラン「本当に女の子だったね……。」
こいし「………後私と同じくらい大っきい……。」
イリクロ「何競ってるの!?」
ジャック「胸の大きさかな?」
イリクロ「さらっと答えちゃってるけど!?」
ガルッチ「駄目だこりゃ。つうか、これ姉さんに見せたら、嫉妬のあまりパルパル良いそうな気がするな……………。(後なんか熱くなってきた気が………。)」
ムラマサ「スゥ…………スゥ…………。」
あるぇ~? なんか寝息が聞こえる気がするんだけど、もしかして?
ガルッチ「寝てる……。マジですか?」
ムラマサ「ムニャムニャ………。」
フラン「………なんて言うか、こうして見ると…………『影』に甘える『月』に見えてくるなぁ。」
ガルッチ「………ちなみに影って?」
こいし「お兄ちゃん。」
ガルッチ「………。///」
そんな事言ったら、恥ずかしいじゃないか……。でもなんか、この人が女性だと分かると、この人に惑わされそうな気がする………。
クロエ「でも、よくよく考えてみると……、お兄ちゃんって罪作りな男ね。」
ガルッチ「…………なんかごめんね。本当に僕は、故意でやってるわけじゃないんだけど、何故だが抵抗することも、出来ないし……。」
イリヤ「まあ、殆どがお兄ちゃんのスキルだけどね。でも、運命はこう言ってるんじゃないかな?『もっと甘えて、もっと欲張っちゃえばいい』って。」
ガルッチ「………欲張っちゃえばいいって、そんな事して………。」
あ、そういえばまだ提督だった頃、ギルガメッシュと風呂に入った事あったっけ。そんな時、こう言ってたな。
ギル[お前はもう少し、欲張ればよいと思うぞ?]
ガルッチ[何で?僕にはフラン達がいるし、それにそんな事したら……。]
ギル[戯け。まあその言い分は否定する気はないが、だからといって、切り捨てる気はないのだろ?]
ガルッチ[そりゃ………そうだけど………。ギルガメッシュみたいに、欲張れないし……それに………。]
ギル[欲張れば良いさ。何のための『愉悦部』だと思ってる?確かに、『他人の不幸は蜜の味』と言うのはまた一つだが、だがそれだけではない。]
ガルッチ[え?]
ギル[自分の心を満たすことだ。貴様の場合は、幸せと言う概念を他人に与えてばかりに、何も満たさなかった。全く話にならん。だが無理もない、剣士という外見と兄を守ると言う物に囚われ、欲その物捨ててしまったのだからな。]
ガルッチ[面目ない……。]
ギル[とは言え、不老不死にかかった貴様でも、まだ取り戻せる。じっくりと欲を取り戻せば良い。ただし、やり過ぎないようにな。]
欲張れば良い……か。なんかそう思えば、本当に欲しくなるな。でも浮気はしないし、離れもしない。だったら……。
フラン「お兄ちゃん?」
ガルッチ「フラン、ちょっと悪いけど………。」
-数分後-
ガルッチ「これでよし……。」
クロエ「………まさかこうなるなんてね。(・_・;)」
ガルッチ「こっちも少し、焼きが回ったしな。」
付き合う事は出来ないけど、一緒にいさせようかな。
ガルッチ「後は、僕が何とかしてみるね。」
フラン「ホントにお兄ちゃんは……、でもいいよ。私達の事は気にしないで、楽しんでね?」
ガルッチ「うん、ごめんね?」
フラン「謝らなくていいよ。お兄ちゃんが決めた事なんだから、ね?」
こいし「そうそう、気にしないでね。『無意識のステルス』っと。」
さてと、こいしのステルスで5人は消えて、今いるのは僕とムラマサさんだけ。んじゃ早速………。
ムラマサ「ん?あれ?ガルッチさん?」
ガルッチ「あ、起きちゃったか。フラン達は少し外へ行かせてもらったよ?」
ムラマサ「そうですか……。って事はつまり?」
ガルッチ「付き合うのは無理だけどね。」
ムラマサ「やっぱり?(´・ω・`)」
ガルッチ「まあね。たださ……、そのぉ……。」
あー、やっぱりこんな雰囲気になっちゃうか……。なんかここ、プクランドの筈なのにあまりにも静かすぎると、エルフが住むと言われるエルトナ大陸に思ってしまう……。
ガルッチ「それでも、僕を選ぶって言うんなら、着いてきてもいいよ。」
ムラマサ「本当に?」
ガルッチ「君が言っただろ?だったら、僕と一緒にいてもいいよ。」
ムラマサ「………ガルッチさん。」
ガルッチ「言って置くけど、僕は何をしでかすか分からない。守るためなら、自分を犠牲にするかもしれない。それでも共に歩む?」
ムラマサ「うん、一目惚れした時から、ずっと決まってるわ。だからマスター、一緒にいさせて?」
おい待て、何故サーヴァントみたいな事を言うんだ?おかしいだろ。
ムラマサ「それじゃ早速……ちゅ。♡」
ガルッチ「!」
やべ、今ので少し……っていうか舌も入れてきた!?
ガルッチ「んぅっ…!んんぅ‥‥‥んちゅ…ちゅ、ちゅるぅ…んはぁっ……。ちょっと…上手すぎねえか?///」
ムラマサ「経験もありますからね。侍でも、一人の少女でもありますから。ただまあ、一時期雌犬扱いされていましたから。」
おい雌犬って、絶対鬼畜野郎に違いねえな。ぶっ殺してやりてえ……。
ムラマサ「でも殺したので問題ない。」
ガルッチ「そうか……。(^_^;)」
ムラマサ「それじゃ次は、耳をお借りしますね。」
ガルッチ「え、待って、耳はちょっと───(ムラマサ「答えは聞いてない」ハムッ)フニャッ!?」
あー、言っちゃったよ。なんか知らんけど、耳の感度が高いんだよね……。
ムラマサ「へぇ、お耳が弱いんだ。んじゃあこういうのは如何?」フーッ
ガルッチ「ッ!…やめ…そこぁ……。」
ムラマサ「こんなに弱いなんて、なんだか苛めたくなっちゃうなぁ。」
ガルッチ「待って、それ冗談抜きで勘弁して。」
イリヤ(と言いつつ、弄られるのを期待してるお兄ちゃんだった。)
おいイリヤ、小声でも聞こえてるぞ。っていうかちゃっかり何言ってんの?
ムラマサ「まぁ、それぐらい欲しいのよ。なんだかんだ言って、ここが大きくなってるよ?」
ガルッチ「はぅ……、そっちだって、こんなに濡れてるじゃん……。」
ムラマサ「んっ、いやらしい手ね。もっと苛めちゃおうっと。」
ガルッチ「や……やめ……本当に……耳ぁ……。」
-1時間経過-
side Change
ギルガメッシュside
ギル「彼奴、今どうなっているのだ?行ったっきり戻ってこぬし、まさか……な。」
白野「そのまさかだったりして。」
全く、お楽しみのところ悪いが、そろそろ戻ってきても良いというのに……。困ったマスターよな。ん?何か声が聞こえる?
ガルッチ「……ぁ……、ぃぃ……もっと………ほしい……。」
ムラマサ「やっと堕ちたわね、いいわよ。もっとしてあげる。♡」
……おい、ちょっと待て。まさか本気でしてるのか!?
ギル「………白野、これはもしや?」
白野「らしいね。」
……確かに彼奴は、あの者達と戯れ、何度も堕ちてはいるが、ここまで堕ちるものなのか?
ムラマサ「レーロレーロ。」
あの小屋から聞こえるな。一体どうなって………え?
白野「如何したのギル?」
ギル「彼奴、どこまで耳に弱いのだ!?しかも、奥まで犯されてるではないか!」
白野「あら、本当に犯される。」
何というか、此奴の耳って意外と敏感な方なのか?まさか地獄耳の真相は、あの敏感さだと言うのか!?(※違います……多分。)
イリヤ「あれ?白野さんとギルガメッシュじゃない。」
ギル「イリヤか。一つ良いか?何故我が雑種が、あそこまで耳に弱いのだ?」
イリヤ「ああ、あれ?フランちゃんとこいしちゃんから聞いた情報だと、お兄ちゃんは耳を舐めると可愛い声出してくれるのよ。だったら、もっと可愛い声を出させるために、私たちで何度も何度も舐め続けたって事。」
元凶は貴様らだったのか……。我が雑種に何をやっていると言うのだ……。
イリヤ「でも正直、あれは予想外だったわ。寸止めしてから、もう一回舐めるなんてね。あんなの誰だって堕ちちゃうわよ……。」
ギル「ちなみに、彼奴はどれくらい耐えてたのだ?」
イリヤ「約1時間。寸止め回数は13回ぐらいかな?」
ギル「………。」
白野「………。」
いやはや、彼奴どれぐらい寸止めする気なのだ。13回とか、我だったら耐えきれぬぞ?
side Change
ガルッチside
ムラマサ「どう?耳の奥に舌を入れられた時は?気持ち良かった?」
と……とりあえず、理性まで崩壊しなくてよかった。寸止めとか本当に勘弁してほしかったけど……、もっと狂いたいほど欲しかったかもしれない……。
ムラマサ「って言っても、その顔だと気持ち良かったみたいね。もう我慢出来ないよね?こんなに我慢汁を出して、欲しい欲しいって言ってるし。」
ガルッチ「はぁ………はぁ………、確かに………ね。」
実際、もういい加減だった。次耳攻めされたら、間違いなく我慢できずに13回分溜まった精液が暴発する事に、目に見えていたからだ。いやぶっちゃけ言えば、この世界に着くまで恐らく1ヶ月ぐらいかもしれねえし、そう思うとよく我慢出来たな……。いやまず、学生時に7年間していた自分が恐ろしい気がしてならねえ。
ムラマサ「それじゃ早速、挿入れるわよ?」
ガルッチ「あ、うん。」
『ズルッ!』
ムラガル「え?」
フラン(あ、これって……。)
こいし(入ったのは入ったけど………。)
クロエ(これは、お互い………。)
え、これって滑る音だよね?ちょっと待って?なんか察し付きたくないのに、何故か嫌な予感がするけど……、まさか?
3人(イっちゃたね。うん。)
ガルッチ「うっ!~~~~~~~~~~ッ!?」
ムラマサ「ッ!?らめぇぇぇぇぇぇ!!!!」
『どびゅっ、びゅくびゅくっ、どぷぷっ、どくどくっ、びゅるるっ!』
フラン(うわぁ、いっぱい出しちゃってる。)
こいし(なんて言うか、ムラマサさん羨ましすぎる……。私より沢山入れちゃってる。)
クロエ(うぅ……、出来ることなら………。)
3人(ムラマサさんと変わって欲しいぐらい羨ましい!!!)
なんか邪な心の声が、こっちに聞こえた気がするが、聞かなかった事にしよう。うん。だって………。
ムラマサ「い………、いきなりイき過ぎて………、もうらめぇ………。」パタン
ガルッチ「あっ、ふぅ……。ま……まだ出そうだけど……、こっちも………意識が……。」
まぁ、裸だけどこのまま眠った方がいいな。何しろ、大量射精したんだし、ムラマサさんの中はもう、僕の精液でいっぱい入ってるし……。というか、1回の射精で、もうお腹が膨らんでるし、どんだけ出したの僕?フラン達もやってるけど、正直こうなるのは初めてなんだけど……。
『………お………い………、あ……………。』
ん?何だ今の声は?
『やめ………!この………を、売ら………で!』
『知るか!』
え、僕は確か、ムラマサさんとエッチして……、それから気を……。ってこれってもしかして誰かの記憶?
『大体、此奴は忌みの子だぞ!此奴を捨てるか殺すかどちらかじゃねえと、折角の金も取られちまうだろ!』
『だからって、私に出来るわけないでしょ!?まだこの子は幼いのよ?』
『ウッセぇ!!』ボカッ
『キャッ!』
だんだんと声も鮮明になってきたけど、これって一体誰のだ?見たところ、この幼女と、母親と思われる人が、その人に暴力を振るっている男がいるけど……。
『テメェとそいつの都合なんざどうだって良い!とにかく、そいつを捨てるか殺すかどっちかを選べ!』
『わ………私は………。』
この記憶何だ?ただこの男だけは、殺してやりたい。その子に何をしたというのか、何故忌みの子と呼んでいるのか、さっぱり分からなかった。っと思ったら場所が変わった。
『お嬢ちゃん、良い体をしてるねぇ。俺と良いことしないか?』
『え、何をするんですか?』
『へぇ、可愛いじゃんその子。』
ん?彼奴何処かで………って彼奴!こいしの腕を切った奴!その子まで手を出していやがったのか!
『大丈夫だよ、俺達が優しく教えてやるからさ。』
『や……やめて……、怖いよ………。』
『フフフ、怖がってる表情も可愛い。あーもー、勃起しちゃったじゃんか。』
『いや……イヤイヤ!怖いよ………、助けて……、パパ………ママ………。』
『何言ってるかな?お前がママになるんだよ!さあこい!』
あの野郎、巫山戯やがって。今のであの技以上の処刑をしなくてはならなくなってきた。でも、あの子は一体誰なんだ?黒髪に蒼眼って、見たことないし……でも何故か、何処か似ている………。
『助けてよー!!!』
また場面が変わった。ってよくよく見たら、あの子ムラマサさんじゃないか!え、それじゃあ僕が見たあの記憶って、ムラマサさん!?
『へへへ、君の腕いいねぇ。俺さぁ、犯してきた女の腕を集めてんだよ。』
『腕ぇ?何で?』
『もちろん、忘れねえためさ。もっと腕を集めて、もっと女を犯してやるのが俺の趣味なのさ。』
あの野郎……!ムラマサさん、そいつに腕を渡しちゃ駄目だ!渡しちゃ───
『だったらいいよ。私の腕も全部、あげる。』
『へぇ、いいねぇ。んじゃ遠慮なく。』ブチッ
何で?何で腕をあげてもいいだなん─────。そう………だったのか………。もうこの子の身も心も、此奴に犯され支配されてしまったのか………。
『ぁぁぁ、如何ですか?』
『フヒヒヒ、可愛らしい腕だ。』ペロン
『よかったぁ、私は幸せ者です。♡♡♡』
『そうか、んじゃ幸せ者のお前の命も欲しいなぁ。』
なっ!?此奴腕も飽き足らず、心臓も奪う気か!?ムラマサさん!目を覚まして、お願い!
『いいですよ、ご主人様。♡』
『驚いたな、抵抗するかと思ったが………。まあいいぜ、それじゃ………。』
やめろ………、冗談じゃない。ムラマサさんに、手を出すな下郎。やめろやめろやめろやめろやめろやめろ…………。
ガルッチ「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ムラマサ「え?如何したのガルッチさん!」
ガルッチ「え?」
あ、あれ?元の部屋だ。もしかして、戻ってきた?
フラン「お兄ちゃん?大丈夫?」
こいし「何か怖い夢を見たの?」
ガルッチ「あ、ああ。」
怖い夢というより、生々しすぎる夢……いや、記憶だったな。そういえば、イリヤは何処に?
イリヤ「お兄ちゃん!何かあったの?」
ガルッチ「あ、うん。って白野!?ギルガメッシュ!?何でここに!?」
ギル「ああ、気にするな。それより何があった。」
白野「いきなり叫ぶから、びっくりしたわ。如何したの?」
ガルッチ「…………恐ろしい夢、いや記憶を見てしまった。」
クロエ「記憶?こいしお姉ちゃんみたいな?」
ムラマサ「………見ちゃったの?私の記憶。」
ん?なんか怖がる声が聞こえたけど、もしかして………。
ガルッチ「………ギルガメッシュ、白野。悪いけど、兄さん達のところに行って。」
ギル「何故?とは聞かぬが、教えてくれるよな?」
ガルッチ「………本人次第だが。」
ギル「分かった。」
白野「それじゃあ、その………またね。」
行ったか………。さてと………。
ガルッチ「ムラマサさん、こんな格好ではあるが、質問を答える。答えはYES。」
ムラマサ「………そうなんだ。えへへ、そっか。見られちゃったか。」
こいし「ムラマサさん、それじゃ貴方は………私と似た境遇に?」
ムラマサ「うーん、貴方の境遇は分からないけど、多分そう。もう転生前の頃なんて、記憶は摩耗していて覚えがないけど、確かに私は身も心も壊され切ってたわ。奴らに連れ去られてからだけど……。」
ガルッチ「でも、忌みの子ってどういう事?」
ムラマサ「忌みの子ねぇ……。」
実際、ムラマサさんが忌みの子なんて思えない。
ムラマサ「ねえみんな、『村正』っていう刀は知ってる?」
5人「ううん。」
ガルッチ「村正って、確か何処かの世界じゃ妖刀と呼ばれている呪われた刀だとか言われて………。」
クロエ「それに、村正に宿ってる怨霊の数が半端なく多く、一度震えば見えない斬撃を放つ事も出来るって言うのもあるわね。」
ムラマサ「まあ、『村正』の種類も様々だけど、大体が妖刀なのはあってるわ。実は、私が村正ってつけられた意味は、あることが原因だったのよ。」
クロエ「あることって?」
ムラマサ「そうね。大体3歳ぐらいだったかな? 確か私が忌みの子呼ばわりと言われる前は、普通の子として遊んでいたのよ。でもある日の事だった。いじめっ子のガキ大将がやってきて、人の物をよく奪っていたの。そこで私は止めようとしたんだけど、後ろにいた二人の子らに捕まっちゃってさ。」
うーん、ここまで聞いたけど………やっぱり普通の子だなぁ。
ムラマサ「でもね、その掴んだところが、私を忌みの子呼ばわりされる瞬間だったのよ。」
フラン「え、どういう事?」
ムラマサ「後ろにいた二人の子らは、私の腕を掴んだ瞬間、何故か斬る音がしたのよ。そして、両腕を見た瞬間、血塗れになっていたのよ。」
ガルッチ「………え?マジで?」
ジャック「それじゃ、その子達は………。」
ムラマサ「ええ、後ろを振り向けば、もう人の原型すらなく、何かの塊だけ残っていたのよ。それでガキ大将はおろか他の皆に見られて、忌みの子呼ばわりされるようになったの。後は、ガルッチさんが見た記憶通りよ。」
ガルッチ「…………妖術『五月雨鎌鼬』……か。」
ムラマサ「え?」
ガルッチ「伝説では、とある妖怪の侍が使っていたと言われている、最強の妖術だよ。確かに忌みの子呼ばわりされるのは、無理もないかもしれない。」
ムラマサ「…………。」
ガルッチ「でも、誤って殺しちゃったんだろ?」
ムラマサ「…………………まぁ、うん。」
なんて言うか、ムラマサさんって明るい時は明るいけど、意外と辛い出来事とか持っているんだな。っていうか、めっちゃ泣きそうな顔になってるし……。あーもー、僕泣くとこ見たくないんだけど……。
ガルッチ「泣くなよ、結局僕達と似たもの同士って事だしさ。」
ムラマサ「え、そ……そうなの?」
クロエ「私は存在する事を許される事もないまま……。」
イリヤ「私はキリツグに裏切れ、アインツベルンの野望も叶わず、シロウと姉弟だとは知らないまま、金ピカに殺され……。」
こいし「私なんて、生まれた時から捨てられ、性奴隷として生きていたし……。」
フラン「私はね、この能力のせいで495年間ずっと閉じこもっていたし……。」
ガルッチ「んで、僕は親父とお母さんに裏切れ、兄さんと共に殺し、家も燃やし、当てもない旅に出て行った……。ほら、何かしらの共通点あるじゃん。」
ムラマサ「……確かに。でも、私は───」
ガルッチ「ムラマサさん、過去がなんであれ、僕達は見放す気はありません。っていうか、あんな物見せられて、2度も断れないじゃないか。」
正直、あんな記憶を見ても、それでも一緒にいられないなんて言えないじゃないか。かといって、付き合って恋人関係は難しいけど………。
ガルッチ「あー、言葉足らずで戸惑ってるね。さっきもいったけど、一緒にいていいよ。まぁ、そうだなぁ………。イリヤ、クロ。」
クロエ「うん。」
イリヤ「例のあれね。」
ムラマサ「?」
イリヤ「ちょっと耳貸して……。」
-話し合いのところに戻る-
ガルッチ「多分だけど、まだサーヴァントの感じが残ってると思うんだ。」
イリヤ「え?でもマスターのイリヤちゃんとの契約は、聖杯を壊したときに切れたんじゃ……。」
ガルッチ「確かに、兄さんが言うように、『全てを殺し、全てを救済する者《エヌマ・エリシュ》』を放つ際に死んで契約も切れたけど、その子と魔力供給をした時に復活したんだと思う。」
フラン「え、それじゃあ……。」
ガルッチ「つまり、半受肉状態って事。それだけ繋がりが強いって事だね。」
こいし「んじゃあ、お兄ちゃんは野良サーヴァントって事?」
ガルッチ「そう言うこと。まあ、ぶっちゃけこうなるとは、思わなかったけど………。でも丁度いいかな?どの道この世界の何処かに、召喚の気配もしたし。」
4人「えぇ!?」
ガルッチ「恐らく、ここも聖杯戦争が起こる可能性があるかもしれない。微々たるものだが、聖杯の気配もあった。しかもまだ新しい。そこで………。」
-現在に戻る-
ムラマサ「………分かったわ。私はまだ分からないけど、貴方と一緒にいられるなら。でもどうやればいいの?」
ガルッチ「あー……その前に、何か着ようか。さすがに、裸はあれだしね。」
ムラマサ「うーん、このままで。」
なんでさ!?って今思えば、士郎の口癖移ったな………。でもまあ、いっか。別に服着なくても、出来なくもないし。
ガルッチ「分かった。んじゃあ、僕の言葉に続けて?」
ムラマサ「うん。」
ガルッチ「(魔力覚醒《トレース・オーバーオン》)――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。」
ムラマサ「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。」
ガルッチ「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。」
ムラマサ「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。」
ガルッチ「――――されど汝はその眼を混沌に染めることなかれ。
汝月の使者となり、魔神の担い手の者。
我、それと共に戦いし者。」
ムラマサ「――――されど汝はその眼を混沌に染めることなかれ。
汝月の使者となり、魔神の担い手の者。
我、それと共に戦いし者。」
ガルッチ「汝三大の言霊を纏う七天。
我が意に従え、天秤の護り手よ。
さすれば我が命運、汝の剣に預けよう。」
ムラマサ「汝三大の言霊を纏う七天。
我が意に従え、天秤の護り手よ。
さすれば我が命運、汝の剣に預けよう。」
ガルッチ「後は僕が言う。────幻影の英雄の御名において、その誓いを受けよう。
これより我は汝を守りし翼となり、汝の敵を穿つ刃となろう。」
ここで、僕とムラマサさんとの繋がりは確かなものとなり、聖杯戦争が終わっても必ず連れて行こうと考えた。
-Temporary halt&to be continue⇨-
-静寂の森-
って事で皆さん。帰省ノ幕はここいらで一時中断とし、外伝を作り、続けさせていただきます。っていうか、まさか新しい聖杯が現れるとは……。
ライフ「多分、誰かが聖杯を作り上げ、アストルティア全域に霊脈代わりに光の裂け目につなげたのかも知れない。」
え、あれ作れるの!?
ライフ「うん。適切な素材、形状を作り上げれば、聖杯と同じ効果になる。」
イリア「……凄い知能持たせちゃったけど、でもその通りね。」
うーん……、そうなるとアストルティア全域に聖杯戦争になるな……。他の冒険者や住人が巻き込まれるんじゃ……。
ライフ「それはないわ。町や城、村にいる間はあらゆる戦闘行為は禁じられているわ。」
ってなると、アサシンが有利になるな。
ライフ「いえ、アサシンの場合も例外じゃなく、暗殺行為は町の外でやることになっているわ。」
あ、そこも対処していたか。
アラン「とはいえ、そうなると外にいる者達も危険をさらしますね。」
イリア「そこはどうしよもないわ。極力注意しなさいしか言いようがないもん。」
ライフ「大丈夫です。どうやらルーラーとか出すようです。」
それならいっか。