Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
カルデア……?
ヴォルデモート「ええ、何でもそのカルデアが、この宇宙のところにいるとか何とか。」
ダンブルドア「更にじゃが、その場には複数のサーヴァント気配もある。」
なるほど………、おそらくだけど、レイシフトした場所が偶々こっちの宇宙で迷子になったと言うことかな?
ヴォルデモート「おそらく。」
…………『とある魔術の禁書目録』の壊滅、『幻想郷』の崩壊、それに加え八雲紫と博麗霊夢の死去。他の情報は?
ダンブルドア「そうじゃな………、実は『fate』の世界………いや『TYPE-MOON』の世界じゃが………。どうやら魔神王ゲーティアの手により、焼却されたという情報が。」
鳴滝「それだけではない。」
鳴滝か。何かあったか?
鳴滝「ディケイドから聞いた情報だと、あのショッカー達が『スーパー戦隊』の世界を滅ぼしたとの情報がきた。」
ダンブルドア「何じゃと?」
鳴滝「それで済むかと思えば、『仮面ライダー』の世界も………。」
ヴォルデモート「馬鹿な!ではライダーと戦隊ヒーローらは!?」
鳴滝「運良く、ゴーカイジャーとクウガ、ディケイド、ディエンド、ゴースト達は無事。ゴーカイジャーは宇宙で彷徨い、ゴースト達は、ディケイド達と共に世界を旅している。」
一応生存者はいるのか………。しかも、運良く戦隊ヒーローのゴーカイジャーが生き残ったのは、本当に奇跡的だ。ならば、今は何処に居るんだ。
鳴滝「そこまでは確認できなかった。だが、いずれ出会うと私は思う。」
情報、ありがとう。引き続き、頼む。
鳴滝「御意、風龍さん。」
さてと………、今んとこは奴らの動きとしたら、世界の破壊のみか……。無の神め……、何を考えてる。
-クロノスウィング号 トレーニング室-
ガルッチside
ガルッチ「ぜぇぜぇ………、こりゃきついな……。」
エミヤ「全く、一体何の前触れなのだ?急に自分の知らない力を目覚めさせたいから、修行に付き合ってくれって言うから……。」
ガルッチ「仕方ねえだろ、前回の事を気にしてるんだ。もっと強くならなきゃ、フラン達を守れないし。」
エミヤ「前回っていうと、フランの件か?何でも、フランの黒化に負けそうだった時に、『門矢未来』という人物と共に勝利したんだっけ?勝ったのだから、別に……。」
ガルッチ「それが納得できない。しかも、未来が言うには僕の知らない力があるとか言ってた。それを確かめないと………。」
エミヤ「はぁ、仕方ない奴だ。だが、無理はするなよ。ただでさえ、今の君は子を持つ父親なのだから。」
それは重々承知の上だ。未来の独り言によると、『逆無限』と呼ばれる力を持っているらしい。条件は定かではないが、目覚めさせれば何かと役に立つに違いない。ならば、時間かけてでも、解放するほかあるまい!
ガルッチ「そんじゃ、もう一度行くぞ。」
エミヤ「ああ、存分に打ってこい!」
sideChange
フランside
フラン「頑張ってるね、お兄ちゃん。」
ムラマサ「そうだね。」
こいし「もう、子も守れずして何が親かってハードな修行してるけど、今でも十分強いんだけどなぁ。」
クロエ「私も、そう思うわね。」
イリヤ「それにしても………、本当に羨ましい……。フランお姉ちゃんとお兄ちゃんの赤ちゃんかぁ……。」
今のところ、妊娠3日目。最新の技術によって、今の赤ちゃんはちゃんと成長している。そして、私の体調も万全。ただ、無理はしないようにって、永琳は言っていたので、ゆっくり休むことにしてる。幸い、ステータスに異常はなかったし。でも、しばらくは前線行けないから、後方からサポートするしかないわね。
ムラマサ「それにしても、ガルッチさんが父親にねぇ………。言っちゃなんだけど、14歳で父親ってどう思う?」
フラン「それ、私達も言えることだけど………。」
4人「確かに……………。」
クロエ「もう今更ね、愛人も妻もその夫も外見年齢からして子供なんだし。」
クロの言うとおり。見た目からしたら、子供の遊びにしか見えないけど、実際お兄ちゃんは元40代の人だったけど、今じゃ実年齢も14歳になっちゃったしね。まぁ私も、495歳だけど、見た目は小学3年生だし、こいしちゃんは6年生、イリヤちゃんとクロは5年生みたいだしね。というか、若干私が年下だけど(見た目)……。
エミヤ「よし、休憩に入るぞ。強くはなっているが、未だにその兆しはないがな。」
ガルッチ「ああ、そうするとするか。」
あ、あの様子だと終わったかな?
こいし「お兄ちゃんお疲れ。」
ガルッチ「はぁ………しんどい。色々な応用を使ってやったのに、なかなか目覚めねえなぁ…………。」
フラン「うーん、その技って…………未来お兄ちゃんが来たとき、発動出来たんだよね?」
ガルッチ「まぁそうだな。でも、また未来が来て、発動するとは限らないし……。」
イリヤ「わっかんないなぁ………。お兄ちゃんにそんな力があるとは、思えないし……。」
ガルッチ「仕方ないよ……、突然発動したんだ。何かきっかけがあれば…………。」
クロエ「きっかけ………ねぇ………。」
確かに、何かきっかけがあったからこそ、あの力が起こった。前回は私の黒化に襲われ、負けそうなところで未来が来て、それからは巻き返して知らないうちにあの力が起こった。でも、あの力は一体……。
『Warning! Warning!謎ノ機体ガ接近中、謎ノ機体ガ接近中!』
ガルッチ「何!?」
マルフォイ『ガルッチ!前方に巨大ドームらしき物を見つけた!すぐ展望室に向かって確かめてくれ!!』
ガルッチ「もう、一体何なんだよ!休憩ぐらいさせてってのに………。」
こいし「と………とにかく、私達も行こう!」
-展望室-
ガルッチ「…………なんだありゃ。」
イリヤ「私だって聞きたいわよ……。」
うん、マルフォイさんの言うとおり、なんかあったわね。何あれ……………。
ぐだ男「ぜぇぜぇ………、一体何が………ってマジ!?」
ぐだ子「えー!?何で『カルデア』が、ここにあるの!?」
ガルッチ「『カルデア』?君たちがいた、あの?」
ぐだ子「うん。前に話したよね?」
確かカルデアって組織は時計塔の天体科を牛耳る魔術師の貴族であるアニムスフィア家が管理する国連承認機関と呼ばれていて、別名人類の未来を語る資料館とも呼ばれてる……あの建物が、あれだったなんて。
ガルッチ「でも、なんだって急に僕らのとこに?」
ぐだ男「俺が聞きたいぐらいだ……?」
『……………遠坂………衛宮……、聞こえ……………。聞こえ……………なら……………返事……………。』
ぐだ男「その声、もしかして!」
『あーもー!わざとらしく通信が繋がりにくい真似をしないの!全く、ロマニは………。』
ぐだ子「嘘…………まさか、死んだはずの…………。」
『それで、ちゃんとそこにいるよね?遠坂凛、衛宮星夜。』
ぐだーズ「オルガマリー所長!?」
『チッ、チッ!yes I am!!って言わせるな、この馬鹿者!!』
何でジョジョしってんの?
『まあいいわ、繋がった事にはよしとしましょ。というより、予想外だわ。まさかマシュと一緒じゃ無いなんて………。』
ぐだ男「そんなことより、外!!」
『外?外で一体何が……………………………………え?』
ガルッチ「はぁ…………。おいマルフォイ、確か回収用の奴あったよな?」
マルフォイ『あ、ああ。』
ガルッチ「至急、あのドームを回収を頼む。」
『え?』
マルフォイ『いいぜ。』
あ、回収はするんだね。っていうか、あのドーム回収出来たとしても、何処に入るの?
『ちょ、何あの手!?待って、それ如何するキャーッ!!!』
あ、あの穴の中に入って行っちゃった。
マルフォイ『回収完了。なんか騒がしい奴いたけど………。』
ガルッチ「気のせいだ。とりあえず、倉庫に向かおう。」
sideChange
-倉庫-
ガルッチside
ガルッチ「えーっと、あの『カルデア』があるのは………あったここだ。」
ぐだ男「すげぇ………、あのデカさでよく入ったな…………。」
ガルッチ「無限に入れられるって事だろうな………。」
にとり『河童の技術は、世界一ィィィィ!!!』
マルフォイ『お前は何を言ってるんだ?ロクに宇宙船も作れなかったくせに。』
にとり『うぐっ…………。』
七海『そもそも、無限倉庫を作ったのは不二咲さんだけどなぁ………。』
にとり『グホォ!』
不二咲『それと、エンジンは月の民の人達、様々な武装を作り上げたのはマルフォイさんとカレンさん。河童でしたら、そのサポートばかりでしたよね?』
にとり『ヒデブゥゥ!!!!』
あ、今バッタリと倒れた音が聞こえた気がする………。まいっか。
ガルッチ「しかし、これがカルデアか………。っていうか、今の人って誰なの?」
ぐだ男「オルガマリー・アニムスフィアさん。カルデアの所長と呼ばれてた人なんだ。」
フラン「呼ばれてた?」
ぐだ子「うん。ある事故のきっかけで、亡くなったかと思われたんだけど………。」
オルガ「勝手に殺すなァァァァァァァ!!!!!!!」
ぐだ子「ひでぶっ!!」
ぐだ男「あべしっ!!」
wow、ダブル跳び膝蹴りがキレイに決まって二人を吹き飛ばしやがった。
オルガ「全く、念には念を入れてアインツベルンの力を借りゴフゥ!?」
???「先輩方、大丈夫でしたか!?」
ガルッチ「今度はデッカい盾で………。」
イリヤ「そのオルガさんを潰したわね………。」
フラン「ねぇ、これってもしかして……。」
こいし「…………あり得そうね。」
オルガ「マシュゥ………、あんた何やってんのォォォ!」
マシュ「所長は黙ってて下さい!そんなことより凛先輩!星夜先輩!大丈夫ですか!?」
オルガ「ちょ、仮にも所長なのに、何よその態度!」
マシュ「あんたぁ、黙っとれい!!」
オルガ「あんたねぇ………!!」
ぐだ男「し…………心配ねぇよ………、マシュ………。」
ぐだ子「体は…………頑丈な方なのよ………。」
マシュ「全く無事とは言えないじゃ無いですか!!誰か、衛生兵!衛生兵!」
???「如何したの?」
マシュ「あ、ロマニさん!急いで治療を!」
???「治療なら、私がやります!」
マシュ「ナイチンゲールさん!丁度良いところに!」
オルガ「待ちなさい!二人は大丈夫────」
ナイチンゲール「治療開始します!例え患者を殺してでも、治します!」
ロマニ「いや、死んだら意味ないよ!?」
…………………。
ガルッチ「……………カオスだねぇ。」
フラン「………………そうだねぇ。」
こいし「………………しかも、私達が見た中で凄いカオスが起こってるわねぇ。」
イリヤ「…………………ホント、それよねぇ。」
クロエ「何で4人とも上の空の目なのよ!?」
ムラマサ「あー、これがカオスねぇ………。」
クロエ「ムラマサもなんか、悟ってるゥゥ!!!」
エミヤ「………………クロエ。」
クロエ「何?」
エミヤ「答えは得た。大丈夫だよ、クロエ。俺も、これから頑張って行くから。」
クロエ「いやいや、お兄ちゃんもお兄ちゃんで何言ってるの!?っていうか、消え始めてるんですけど!?やめてェェェ!消えないでェェェェ!!!」
─数分後─
ガルッチ「さてと、カオス茶番は終わったかな?」
クロエ「いや、お兄ちゃん!?何で諦めたような目をしてるの!?3人も何か言って………って駄目だ………、3人も同じ目をしてたわね………。」
そりゃああんなカオスが起こると、ツッコミの刃ですら斬りきれないですし………。
オルガ「全く、危うくまた死にかけたわ…………。」
ロマニ「それは所長の自業自得────」
オルガ「あんたぁ、黙っとれい!!」
ロマニ「うわー………、自分の行いを棚に上げるとか、さすが所長格が違う。」
オルガ「ロマニ!あんた私に恨みでもあるの!?」
マシュ「私の先輩を傷つけた所長が悪い。」
オルガ「何でこうなるの!?」
ガルッチ「はぁ………、んなこったどうでもいいとして、そろそろ名乗ってくんない?こっちはこっちで暇じゃあねえんだ。」
これ以上またカオスが起こる前に、ストッパー掛けておかねえと、またカオスが起こる気がする。
マシュ「あ、そういえばいたのですね。気付きませんでした。」
フラン「あまりにもお楽しみだったようなんで、邪魔しなかったわ。」
マシュ「お楽しみ!?あ、いや私は………その…………。」
ロマニ「いやそれより自己紹介ね。僕はロマニ・アーキマン。カルデアの医者担当を勤めてる。んで、この子はマシュ。」
マシュ「マシュ・キリエライトです。先輩のデミ・サーヴァント、『
ガルッチ「シールダー!?っていうか星夜!ぐだ男!お前ら自身のサーヴァント持ってたんかよ!?」
ぐだ子「まぁ、そう言うこと。」
ガルッチ「全く………。てっきり、ジャンヌがぐだ男、静謐が星夜かと思ったんだが………。」
オルガ「さてと、粗方衛宮星夜に言われたけど…………。私がカルデアの所長、オルガマリー・アニムスフィアよ。」
5人「(何故だろう。この人だけ、凄いポンコツ臭がプンプンするんだけど…………。)」
オルガ「何その眼………、言いたいことがあるならはっきりと────」
5人「凄く、ポンコツ臭がプンプンします。はい。」
オルガ「そこ!?しかもはっきりと言った!?」
いやだってさ、出会って早々凄くしたんですもん。
ぐだーズ「うわー………、さすがガルッチ達。言うことが違う。」
オルガ「ホント、あんた達私に恨みでもあるの!?」
ガルッチ「(いい愉悦物が見つかったな。後でギルガメッシュに伝えておこう……。)」
オルガ「っと言うより、あんた達の方も名乗りなさいよ!」
ガルッチ「それが人に聞く態度かよ。全く………。まぁ名乗るけど。僕はガルッチ。二度の聖杯戦争に参加してきた『
ロマニ「聖杯戦争!?しかもアーチャー!?剣をもってるのに!?」
エミヤ「おい、それは私のことかね?」
ガルッチ「というか、自覚はあったんだ。エミヤ。」
フラン「次は私ね。私はフランドール・スカーレット。ガルお兄ちゃんの妻の一人よ。」
マシュ「なっ、いくら女の子だからって、結婚とかあり得ません!ガルッチさん、これは遊びですよね?」
ガルッチ「何言ってる?正式に結婚してるぞ?3人ぐらい。」
ロマニ「3人!?」
ガルッチ「なぁ?フラン、こいし、イリヤ。」
3人「うんうん。(・_・)(._.)」
ロマニ「いやいや、重婚でしかも女の子って、あんた常識あんの?」
ガルッチ「あのなぁ、常識ってのは………。ぶち壊すためだけにあるんだ!」
ロマニ「あ、この人の属性混沌だわ。」
何を今更。っていうかこれでも最低限のルールは従ってるぞ?
こいし「はいはーい、次は私ね。私は古明地こいし、お兄ちゃんの二人目の妻よ。」
イリヤ「そして、私が────」
ロマニ「あー、知ってる。イリヤちゃんでしょ?」
イリヤ「え?何で知ってるの?」
ロマニ「いやだってさ、うちにもいるんだよね。クロエも一緒に……。」
ガルッチ「あ、それプリヤとプリエじゃないかな?」
クロエ「サーヴァントの場合のプリヤ達がいたのね………。」
ロマニ「んで、そっちがクロエ・フォン・アインツベルンでしょ?」
クロエ「ううん。ちょっと違うよ?」
ロマニ「え?」
クロエ「名前長いんだけど、クロエ・古明地・スカーレット・ラーク・アインツベルンって言う名前なんだ。」
ロマニ「ホント、長いな………。んで、古明地・スカーレット・ラークって………。」
ガルッチ「あー、それ僕が考えた。僕とフラン、こいし、イリヤの義理の妹としてこの名前にしたんだ。」
マシュ「…………何かと、ツッコミを入れたいのですが………。」
ガルッチ「やめておけ、ツッコミやってると身が持たんぞ?」
実際あのカオスすら、止める気失せたし。
エミヤ「さてと、最後は私だな。まぁ、そちらのところにも私は居るだろうが、あえて言わせて貰う。私はエミヤシロウ、過去の衛宮士郎のサーヴァントだ。」
オルガ「えぇぇぇ!?過去の自分自身のサーヴァントって、それって如何なのよ!?」
ガルッチ「オルガさん、ある巫女さんが言ってました。『常識に囚われてはいけない』っと。」
オルガ「いやいや、常識ぐらい囚われなさいよ!」
ガルッチ「いやです、脱走します。」
エミヤ「まぁ……、スルーしてもいいのだがな。」
オルガ「スルー出来るか!!」
まあ、自己紹介も終わったことだし、少し案内でも───
マシュ「って、今思えばガルッチさん。」
ガルッチ「?」
マシュ「あの遺体と、よく似てますね。」
ガルッチ「遺体?」
マシュ「ちょっと待ってて下さい。」
─数分後─
マシュ「これです。」
……………え?
こいし「これ、お兄ちゃんそのものだわ!一体何処で!?」
ロマニ「あー、なんか飛来物らしき物があってね。それを拾いにいったら、驚いたことに遺体があったんだよ。しかもまだ新しい。」
ガルッチ「嘘…………。と、とりあえず、医務室に。」
一体これ、どういう事なんだ?何で僕の死体があんの?
-医務室-
永琳「…………ふむ。」
ガルッチ「何か分かった?」
永琳「分かったも何も、これ完全に貴方そのものよ。でも、今は死んでいるわ。」
ガルッチ「DNA検査とかも?」
永琳「ええ。」
なんでさ、何で僕の死体が宇宙に飛来してんの?てっきり処分されたかと思ったんだけど………。
フラン「でも、お兄ちゃんは転生してるのよね。」
ガルッチ「うん。」
こいし「じゃあなんで…………。」
永琳「詳しい理由は謎ね…………。ってそれより、ガルッチ。右ケースの方で何か出たがってるわよ?」
ガルッチ「出たがってる?」
一体何が…………。
『パカッ』
ぬお!?自分から開けた!?って出てきたのって、心符『本当の自分』?何でロストエンドの奴が?
フラン「あ、スペルカードが…………お兄ちゃんに入っていった…………。」
えーっと…………もしや…………。
永琳「生命反応探知!?え?生き返ったの?」
イリヤ「分かんない………。」
『ガバッ』
あ、起き上がった。
???「ふう、久々にこの肉体を持ったのは…………何時ぶりだろうか。」
永琳「え?ガルッチ?」
ガルッチ「いや、僕はここに居るけど。」
???「ガルッチ?ああ、この者の肉体の事か。いやまあ、仕方あるまいか。」
フラン「えーっと…………、お兄ちゃん?」
???「む?ああ、なるほど。ガルッチの妻か………。ん?何故皆は不思議がるのだ?」
いや、ちょっとは察してよ。
永琳「貴方、まさか記憶喪失なの?」
???「待て、何故そう思う!?」
ガルッチ「待った。それより、そろそろ名乗った方がいいんじゃ無いか?さすがにみんな、困惑するぞ。」
???「それもそうだな。ならば名乗らせて戴く。僕は『ロストエンド』、言わばガルッチの真の名前と呼ぶのに相応しい名だろう。」
4人「お兄ちゃんの真の名前!?どういう事なの、お兄ちゃん!?」
ガルッチ「いや、それいわれてもねぇ。」
エンド「彼が覚えていないのも、無理も無い。何しろ、あるきっかけにより、それ以前の記憶すら覚えてないのだから。まぁいい。村正、雁夜は何処?」
ムラマサ「……………。( ゚д゚)ポカーン」
あら固まっちゃったよ。いやまあ仕方ないよな、何しろここには僕の姿を………ん?待て、エンドは確か本当の僕だったよな?じゃあ僕の姿をした過去の僕と言うべきなのか?
あー!!頭がこんがらがってきた!
エンド「村正?」
ムラマサ「( ゚д゚)ハッ!ご、ごめん。すぐ呼んでくるね!」
sideChange
-食堂-
衛宮星夜side
ぐだ子「って事。」
オルガ「驚いたわね………。あのガルッチって子、見た目に反して強大な力を持ってるなんて………。」
ロマニ「しかも、他の英霊の力を借りるって………、あの子どこの平成ライダーだよ!?」
ぐだ男「普通に仮面ライダーディケイドって言ってよ、ロマニ。」
マシュ「ですが、規格外すぎます。まるで、英雄王ギルガメッシュ………彼その者です。」
ぐだ子「あの、ギルガメッシュでしたら、彼のサーヴァントですよ?」
3人「!?」
いや、ガタッってなること?まあ、普通の反応よね。もしこんなこと言われたら、私もその反応だもんね。
オルガ「ホント、あの子規格外過ぎるって!」
ロマニ「サーヴァントがサーヴァントに仕えるって聞いたことないよ!」
ぐだ男「いやいや、普通に仕えてたぞ?実際メディアは小次郎のマスターだったし。」
ロマニ「それとこれとは全然違うよ!メディアさんはともかく、ガルッチはアーチャーなんだろ!?アーチャーがアーチャーを従えるなんて聞いたことないよ!!!」
ギル「なんだ?騒々しいぞ雑種共。」
ロマニ「うわっ!?ギルガ……………メッシュ?」
マシュ「え?あの、英雄王…………ですか?」
ギル「当然であろう!他に誰がおる?」
ロマニ「えーっと…………、娘を担いでる親バカ?」
ギル「ほう?この我を親バカと、言いたいのか?」
ロマニ「あ、いやその…………。」
ギル「まあよい、今霜月をあやかしてるところよ。1歳になったばかりで、未だに言語を話すことすらないが、それでも見よ!この愛らしい寝顔を!初々しいではないか?そう思うだろう?」
って、霜月ちゃん連れて来たのね………。今は1歳ぐらいになったんだっけ?ってそうそう、ギル。今の貴方、本当に親バカっぽいとこあるわよ?
ロマニ「……………(誰だお前。)」
オルガ「(あれ?私の知ってる英雄王は、こんな子煩悩でしたっけ?)」
ギル「とは言え、聖杯戦争中寂しかったであろう?霜月よ。我も寂しかったぞ?」
マシュ「(これ、英雄王どころか溺愛王な気がしますけど………。)」
ぐだ子「子煩悩ここに極まりって奴ね。」
ギル「極めずして何が王だ!」
ロマニ「(駄目だ、この英雄王。早く何とかしないと………。)」
ギル「おっと、そろそろミルクの時間か。白野のところに連れて行くとするか。」
凄い速度で食堂から出て行ったわね………。ホント、何を如何したらああなったんだろう。ガルッチさんは気にしてないのかな?いや、まずあっちは状況が読み込めてなさそうだし、そっとしておきましょう。
ロマニ「なぁ、あれ本当に英雄王?」
ぐだ子「英雄王ですよ?今はCharismaBrakeしてますが。」
マシュ「……………なんだか私、英雄王のイメージが壊れる気がしますが。」
ぐだ男「仕方ないよ、今じゃ柊の葉のように丸くなっちゃってるし。」
ロマニ「もうそれ、英雄王じゃない。」
オルガ「ま、まあ英雄王の話は置いておいて……………。そっちで歪みはあったかしら?」
ぐだ子「歪みですか…………。それが、予想外な事に……………色々と歪みまくってるせいなのか修正どころではありません。というより、まるで世界が繋がってるように見えます。」
ロマニ「抑止力は?」
ぐだ男「全く。」
マシュ「では、何故消えないんでしょうか?」
ぐだ子「ううん。一時期私と凛と一緒に『幻想郷』のところにいたけど、消滅してしまったわ。」
オルガ「詳しく聞かせてもらえないかしら?」
─数十分後─
オルガ「…………シャドウサーヴァントはともかくとして、ハートレスサーヴァント?」
ロマニ「シャドウサーヴァントとは何か違うのか?」
ぐだ男「他の人に聞いたけど、ハートレスって奴は闇から生まれた魔物みたいな奴なんだ。言ってみれば、相手の心を奪うと言っても過言じゃ無さそう。」
マシュ「心を奪う!?」
ぐだ男「更に悪いことに、サーヴァント達の宝具を使って倒しても、再び現れるという不死身に近い魔物でもあるんだ。」
オルガ「それって最悪な奴じゃないの!」
ロマニ「何か倒す方法あるの?」
ぐだ子「撃退方法として一つ。ガルッチさんとアクアさん達が持っている『キーブレード』っていう武器じゃないと無理なのよ。」
マシュ「キーブレード?聞いたことない武器ですね。」
ぐだ子「無理も無いわ。私だって知らないんだもん。でも、それがあればハートレスに対抗出来るわ。」
事実上、それを証明させてくれたわね。ルッチさんとさとりさんが。
オルガ「なら簡単じゃないの。キーブレードを媒体にして、そのキーブレードを持ってるサーヴァントを呼び出せば────」
ぐだ男「所長、残念ながらそれは不可能です。実際、キーブレードを持った英霊を引くなんて、雲を捕まえるぐらいのものです。」
ロマニ「確かに、しかも今まで出てきたサーヴァントって、ほとんど地球状況にいる歴史上の人物か、IFに出てくるサーヴァントばかりだったしね。」
オルガ「そ、そうだったわね……………。」
マシュ「そうなれば、彼らの力が必須と言うわけですね。貸してくれるのでしょうか?」
ぐだ男「大丈夫、彼の琴線に触れない限りは協力してくれると思うよ。」
オルガ「琴線?」
ぐだ子「ああ見えて、仲間を思いやる性格もあって、差別とか虐待とかを嫌うのよ。そして、相手の態度によってその対応とかもするから、下手すれば従わない事もあり得るわ。」
オルガ「あんな子供が、そんなことするわけ…………ちょっと、あんた達。何でそんな目をしてるのよ。」
所長、ホント貴方って馬鹿なとこあるわね。
ぐだ男「あまり舐めてはいけませんよ、所長。下手すれば、人理焼却より最悪な事も起こしかねない存在でもあります。家族を利用して、自分の利益のためにやっていたら、確実に殺されますよ?」
ぐだ子「今はまだいいですけど、あの人は鍛錬をしているので次第に強くなっていきます。恐らく、私達ですら手に負えないものでもあるんだし。」
ぐだ男「しかも、見たところマシュが持ってる宝具ですら打ち破る力も持っているかもしれない。それを侮辱してみてください。完膚無きにまで叩きつけるかもしれません。」
ロマニ「…………色々とふかしすぎな気がするけど、マジで?」
ぐだーズ「マジで。」
ロマニ「……………あの、どう接すればいいの?」
ぐだ子「普通に接してくれると思うよ?彼、ノリは良い方だし。」
実際ノリには乗ってくれそうなタイプっぽいけどね。カオスは勘弁らしいけど。
マシュ「普段通り………ですか?」
ぐだ男「うん。まあ、料理も作ってくれるし、エミヤ並みに美味いぞ?」
ロマニ「…………オカンかな?」
エミヤ「いやまず、私がオカンという認識から外してくれないか?」
ぐだ子「あ、シロウお兄ちゃん。」
ロマニ「だって事実じゃん。(って、シロウお兄ちゃん?)」
エミヤ「……………ちなみに言うが、ガルッチは主夫であり、剣士であり、父親でもあるんだぞ?」
ロマニ「え?子供なのに?」
エミヤ「…………マジだ。」
ロマニ「そんな事って…………そんな事って…………!(0w0)ウゾダドンドコドーン!!」
オルガ「ロマニが壊れた!?」
あー、またカオスが起きそう…………。
マシュ「まぁ、あの2人は放っておいて(オルロマ「おい!?」)これでまた、一緒ですね。先輩。」
ぐだ男「ああ、そうだな。」
ぐだ子「それと、帰りが遅くなってごめんね。マシュ。」
マシュ「気にしないで下さい、星夜先輩。待っているのはなれていますから。」
ぐだ男「だが、遅くなったのは事実。ならしばらくは、一緒にいてあげなくてはな。」
ぐだ子「賛成。今に至るまで、話し尽くしてあげる。そうね…………、まずは────」
うん、今更だけどやっぱりマシュとロマニ、そして凛がいてこそのカルデアだよね。ん?所長?いたっけそんな人?
オルガ「今思ったけど、私が生き返った後の扱い酷くない!?」
-to be continue⇨-