Star Dust Space chapter2 作:深緑 風龍
-無限の剣製と幻影の世界-
ガルッチside
BGM エミヤ 2015
赤い龍の帝王ドライグと白き龍の皇帝アルビオン、そして聖書の神ヤハウェ。まさかこんな神々がいたなんて………。いや、そんなことはいい。兎に角、やるとするか。
未来「さてさて、龍帝の力を見せてやる!」
ガルッチ「僕も行こう!」
さぁ、この力で貴様を倒す!ルーサー!
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!』
未来「食らえ!」
『INFINITE TRUE ATTACK<TRUE INFINITY IGNITION BOOST>!』
あっちが先に攻撃か、ならば!
ガルッチ「此よりは常夜。我は影、時、殺。今ここに、殺戮を起こす!」
この宝具で斬り刻む!!斬り裂かれろ!
ガルッチ「『
音速のように、素早く斬る!未来の方は?
未来「オラオラオラオラオラオラ!!!!」
だったら斬撃ラッシュの奴、言わなきゃ損でしょ!
ガルッチ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!!!」
もう再生不可能な位にやったな。そろそろ………。
未来「ガルッチ!此を!
『INFINITY TRANSFER!!!』
ガルッチ「なっ!?ち、力が漲る………!?」
未来「此が赤龍帝の力!僕もだ!」
『HYPER BOOST!!!』
ついでに、無限光の力も加えれば!!
『FUSION POWER!AIN SOPH AUR!ANOTHER INFINITY!』
未来が上空で何か放とうとしているな。だったら!!!
ガルッチ「僕も!此でケリをつける!!!!!!」
『全英霊、全スペルカードセット。チャージ開始!』
欲張って全部入れたらチャージ始めたか。まあ仕方ないか、ここまで行ったんだし………。
『おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!貴様ら如きに本気を出さなければ、ならんとはなぁぁぁぁ!!!!!!』
拙い、何かはなってくる!?どうすれば………。
『INFINITE TRUE ATTACK<TRUE INFINITY SEGVA>!』
『なぁぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃいぃぃぃぃ!!!!!!!!????????』
ガルッチ「あれって一体………。」
未来「『
ガルッチ「凄いな………、そんなことも出来るのか。よし、行くぞ!!!」
『チャージ無限光!『
ガルッチ「束ねるは星々の息吹!輝ける命の奔流!!煌めくは死の螺旋!!!灼熱に燃え上がる太陽よ!あらゆる不浄を清める焔の陽炎となれ!!!夜を照らす月よ!全てを惑わし全てを狂わす光となれ!!!無限の光よ!!!彼の者を裁け!!!!!!」
此が僕の全身全霊を込めた全てだ!受けよ!
未来「『
ガルッチ「『
全身全霊で放たれた斬撃の閃光には、まるで懐かしく、涙が出そうな虹色の光だった。それと未来が放った閃光と一緒になり、ゲーティアに直撃全身が削り取られていき、軈て一つのコアが出て来た。それと同時に、ルーサーも現れた。
オーフィス「ん、そこ!」
バットマン「終わりだ!」
コアは砕けるが、肉体の方が生きていたのに気づき、行動に移した。
ガルッチ「絶望よ!彼の者を捉えよ!『
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!』
フラン「後は私がやる。バットマン、槍を。」
バットマン「ああ。」
フラン「此でお遊びはお終い、それじゃあね。レミリアお姉様直伝宝具!『
そしてそのまま肉体も消えていった。今残ったのは、あの野郎のみ。
ルーサー「う、嘘だろ?こんな………こんな事って…………、こんな事があるのか!?」
ガルッチ「これが結末だ。お前はスーパーマンに罪を着せようとし、挙げ句の果てにはスーパーマンの大切な者を奪い取った。それだけじゃあない、貴様は彼奴を生き返らせ、そして取り込まれていったのだ。復讐なんて、僕のような馬鹿がやることだ。何でこんな事した?」
そんなこと言ったって、無駄だろうとは思うけど…………。って泣いてる?
ルーサー「僕は………、小さい頃スーパーマンに助けて欲しかった…………。僕が小さい頃に父親に酷く殴られた時も、空から助けに来なかった!それで、解ったんだよ。全能の神は、善人じゃない。そして善人は、全能の神ではない。スーパーマンは、ヒーローなんかじゃ────」
ガルッチ「甘ったれんな!!!」
ルーサー「ブヘッ!?」
さすがに腹立った。スーパーマンはヒーローなんかじゃあない?助けてくれなかった腹癒せに復讐だと?こいつは何を勘違いしていやがる!僕はすぐルーサーを殴りつけた後、首元を掴んだ。
ガルッチ「いいかルーサー。確かにスーパーマンは全部を救うことは出来ない。だけどな、助けてくれるという甘ったれた考えを持ったお前は間違ってる!俺もかつて、親父とお母さんに裏切られ、奴隷として僕と兄さんを売ろうとしていた。そして気づいた。正義の味方なんて、必ずしも救ってくれないと。それで僕等は、親父とお母さんを殺し、我が家を燃やして、途方も無い旅に出た。」
ルーサー「僕と………同じ?」
ガルッチ「違う。お前と同じように助けなんて来なかった。だったら、僕等の手で何とかしよう。それがお前と俺との決定的な違いだ。今は親父とお母さんが生きてた事は、結婚してから気付いたが、それでも僕にとって許せない事でもあると同時に、大切な家族と再会出来てよかったと思ってる。だからこそ、お前の気持ちは良く分かる。お前の苦しみも。だけど救ってくれるなんて、思い上がっちゃあ駄目だ。絶対的な正義も絶対的な悪なんて、存在しないんだから。」
ルーサー「……………………僕は………………間違って……………いたのか?生きてることが………。」
ガルッチ「阿呆、何を言ってやがる。僕はそんなこと一言も言ってない。ただ、その考えが間違ってるっていうんだ。今更後悔したって、仕方ないだろ?それに、お前は生きていなければならない。正義があるように、悪は必ず現れる。悪人達は、お前を必要としてる。生き物は、誰しも誰かの力が無くては生きていけない。大物の犯罪者だってそうさ。誰も万能だなんて、思っていないさ。」
ルーサー「……………。」
ガルッチ「僕とは似たもの同士ではあるが、相容れぬものさ。決して悪を許すつもりはないし、ましてや歪んだ正義なんてもってのほかさ。だけど、その両方がなければ、人になりえない。ルーサー、今回はスーパーマンを復讐をするが為に、関係の無い奴等を巻き込んだ。だけど、今お前に触れて分かった。だから敢えて言おう。『苦しいのなら、泣けばいい。僕はその苦しみを受け入れる。』。」
そんなことを言った途端、まるでルーサーは子供のような姿へと変わり、僕に抱き付き、泣き出した。世界にも聞こえるような、ルーサーの嘆きを、悲しみを、苦しみを、絶望を、叫びながら出していた。そして僕は憎み、許せない気持ちがあった。ここまで歪ませた親は許せない。こんな事をしなければ、こうはならなかったのに。絶対に、親父とルーサーの親父のようにならない。そう思っていたら、ルーサーが消え始めていった。
ルーサー「え、僕…………消えちゃうの?」
スーパーマン「一体、何が起こったというのだ?」
ガルッチ「…………まさか、お前!」
僕は直ぐさま後ろを振り向くと、そこには肉体だったものが砂へと変わっていったやつを見た。
ルーサー「そっか…………、あれが僕の体だったんだ。それがなくなって、ゴーストのような姿になっちゃったのか。だから、子供の姿に…………。」
ガルッチ「ルーサー………。」
ルーサー「ありがとう、ガルッチ。お陰で………僕の苦しみも消えたよ。やったことは許せないものだから、きっと地獄行きだろうね。でも、ちゃんと償う事にするよ。時間をかけて、許してくれるその日まで…………。」
そう言い残し、ルーサーは消え去り、残ったのは一輪の花があった。
ガルッチ「『
じゃあな、ルーサー。」
いつの間にか、僕にも一筋の涙を溢していた。
-to be continue⇨-