せんねんせんそうあいぎすのちょっぴりえっちな小説 作:むとっち
銀髪の少女は頭部を魔人の大きな手に掴まれ宙づりにされていた。
少女の腕に力は無く、もう指一つ満足に動かなくなっていた。
意地、そして反撃を狙うわずかな希望。
少女はそれすら失い、ついに辛うじて手に持っていた……いや、もはやただ手に引っかかっていただけの愛用の銃が、地面に零れた。
王子達は魔神ウェパルに敗北した。
水兵の少女アメリは撤退する味方を支援するために最後まで戦場に残った。
敵から姿をくらます彼女の技能。敵から逃げるのに最も有利な能力であり、そして正確な銃撃は味方の撤退を支援するのに最適だった。
ほんの僅かな誤算。見方を逃がすのに予想外に手間取ってしまったという事。余裕なんてなかったのに、大丈夫だと強がってしまったこと。
最後の一人を逃がすその途中に、彼女の能力の限界がきてしまった。その姿は魔神に捉えられてしまった。
魔神の腕の一振りは、その軽い体を簡単に吹き飛ばし、起き上がる体力を根こそぎ奪ってしまった。
セーラー服は容易く引き裂かれ、小柄な胸と桜色の乳首も、産毛のようやく生えたまだ幼さの残る恥部も、隠すものはない。
そして今、唯一の武器も失ってしまった。
魔神は少女の体を左手ひとつで軽々と掴みあげ、その小柄な体を掲げる。
人ならざるものどもの言葉にならない咆哮。
眼下には数えきれないほどの魔物。魔人ウェパルの眷属、魚人たちが大きく口を広げ、そう、高らかに――それは歓声だった。
まるで狩りの成果をたたえるように。
ああ、私は戦利品なんだ。
彼らのものに、なってしまったのだと、そう理解してしまった。
「ひっ……うッ……?」
突然、右足の裏にぬるりとした生暖かい感触。
避けようと足を動かすが、その足は魔神の右腕に掴まれてしまった。
しっかりと掴まれた右足を足先からふとももまで、ぬるりとした感触が這う。
「は、ひっ、い、イヤ、いやぁ……!」
その感触は滑るように私の股間、尻、背中を駆け上がり、私はその気持ちの悪い感触に悲鳴を上げた。
そして胸元まで這い上がってきて、ようやく私はその感触の正体が何なのかを理解した。
おぞましい魔神の舌。
私の胸の小さなふくらみを、それは執拗に嘗め回す。
「やめて……お願い、やめてぇ……」
嘗め回されるたびに、桜色の小さな突起は否応にもその硬さを増していった。
感じてなんかいない、感じてなんかっ……
想いとは裏腹に背筋に走るぞくぞくとした甘い感覚。火照る体。
無数の魔物の好奇の目に晒され、しっとりと濡れゆく股間を隠そうにも足はしっかりと掴まれていた。
背後から触れる魔神の熱い吐息。それが背に触れるたびに、膣がきゅうきゅうと鳴き声を上げる。
魔神の舌が胸から離れ、ゆっくりと下腹部へと降りてゆく。
犯される――
「嫌、お願い、そこだけは、そこだけは、やめ――!!」
荒い呼吸の合間になんとか出した懇願の声。その言葉が全て出尽くす間もなく、アメリの膣は一瞬で奥深くまで貫かれた。
「いっ、あああああぁ――んんんあぁぁ――――っっ!!」
抵抗するための叫び声を上げるつもりだった。しかし、口から出てきたのは自らの絶頂を伝える甘く切ない嬌声だった。
イかされた……魔物に……。こんな、簡単に……。
絶望するまもなく、魔神の舌は少女の子宮口を何度も叩きつける。
「はひっ、いっ、ああっ、イっく……また、イっちゃ……、んんっ!」
次突きあげられたらまたイってしまう、そう思った瞬間だった。舌の動きが止まり、ゆっくりと膣から引き抜かれた。
膣口から溢れた愛液を丹念になめとるように、魔神の舌がアメリのラビアの上を這った。
どうして、もう少しで、あとすこしでイけたのに。
どうせ、私なんて、もう、ただの、あなたたちのものでしかないのに。
魔神の口と舌が背に触れる。その唇の動きは、まるでどうしてほしいのか言ってみろ、とでも言うかのようで、私は――
「犯して、ください……。無様な私のおまんこを、奥まで、突き上げて、穢して、下さい……!」
浮遊感。
どちゃりという音。鈍い痛みが後から全身に流れてきて、私はようやく地面に落とされたのだと気付いた。
見上げるとそこには魔神の顔。
どうして? どうして私を犯してくれないの? 私は懇願の瞳で魔神の顔を見上げる。
しかし、そこには道端に吐き捨てられた吐瀉物でもみるかのような冷たい瞳が、私の体を貫いていた。
私は、彼女にとってもはや戦利品ではなくなったのだ。
周囲を見渡すと無数の魔物の山々。
そのどれもが口からは唾液を流し、隆々と勃起したペニスを私に見せつけていた。
犯されたい。もう、孕まされてもいい。
ちがう……。
「お願い、私を、孕ませて――」
そう呟き、股を開き、愛液でどろどろの膣内がはっきりと見えるように、私は両手でラビアを広げた。
無数の魔物が私の体を奪い合うように迫る。
何人分もの腕が私の体を、腕を、脚を、頭を掴み、そして一際大きな魔物の巨根が私の恥部に押し当てられた。
くるっ、くるっ、おっきいのが、きちゃうよぉ――
私の腕ほどもある巨大なそれは、まだ幼さの残る私の恥部を無残に引き裂いた。
膣奥から子宮が殴りつけられ、ぐにゃりと変形し、潰れる。
何度も、何度も。
痛いはずなのに、苦しいはずなのに。
「イく……イく、の……イっあ、イっちゃ、んっああぁあぁぁ―――!!」
戦士としての誇りも、人としての尊厳すら捨て、ただ性欲に溺れる奴隷となった少女。魔神ウェパルはその姿をつまらなそうに見る。
魔物たちの先勝を祝う宴はまだ始まったばかりだった。
叫び声。先ほどまで轟いていた歓声ではない。
それは断末魔の悲鳴だった。
私を犯す魔物たちの動きが止まった。その声の方を、魔物たちが一斉に見つめる。
精液に塗れたぼろぼろの体をなんとか動かし、起き上がり、魔物たちの視線の先を探す。
血しぶきの先に見えたのは、神馬を駆る金髪の少女。
それはまるで神の刃。白銀に光る槍はボロ布を破くように次々と魔物達を切り裂いてゆく。
急駛する神馬の行く手を阻むことは何者にも出来ず、金髪の少女は魔神へと迫る。
テティス――
その視線が魔神と交錯した刹那、神馬は跳躍した。無数の魔物たちを飛び越え、魔神の眼前に躍り出る。
テティスは槍を手に神馬から飛び立つ。
魔神は槍を構え宙を舞う少女を叩き落とさんと素早くその腕を伸ばす――
一瞬の出来事だった。瞬きをも許さぬ神速の絶技。
少女の腕から放たれた白銀の光は三条。魔神の頭部と両肩を一瞬にして切り裂いていた。
英雄と呼ぶに相応しい超人的な身体能力と集中力、それだけではない。
大切な仲間を救わんとする強い意志が彼女に本来の実力以上の力を発揮させていた。
魔神は憤怒の表情を浮かべ、肩口を裂かれなお腕を伸ばす。
空中で逃げる術はない。その身は魔神の腕に捕らわれるかに思われた。
テティスはその腕が身に迫るよりも遥かに速く愛槍を振り下ろす。
その石突きが裂かれた魔神の頭部を抉る。振り下ろした勢いそのまま、棒高跳びのように少女はその身を翻した。
魔神は少女の姿を見失っていた。
その一瞬の隙、彼女が見逃す筈がなかった。
魔神の背後、頭上へと飛んだテティスは、その力の全てを槍に込める。
閃光。
天から降り注ぐかのような一条の光の柱が魔神の体を背から深々と刺し貫いた。
「す……ごい……」
喉奥まで魔物の精液に穢された口を動かし、驚嘆の声が零れる。
ただの一撃も受けることなく易々と魔神を打ち倒した少女はまるで天使が舞い降りるかのように地面に降り立つ。
先ほどまで私を輪姦していた魔物達。声も出ないほど驚愕し、その身を硬直させていた。
棒立ちの魔物達を切り裂き、テティスは、私を解放してくれた。
「大丈夫です? さぁ、はやく、乗って。城に帰ったら、綺麗にしてあげますね!」
その妖艶な笑顔に、どきりとしてしまう。綺麗に、何をされるのだろう。そんな期待に、かあっと体が熱くなるのを感じる。
慌てて裸体を隠そうとする私の体は、テティスに軽々と抱え上げられた。
「あの……ありがとう……ございました。助けて、くれて……。でも……何でですか? こんな……危険なこと」
「放っておけるわけないです。こんな可愛い子が、魔物のものになるなんて、我慢できないです」
「そんな理由で……バカ、なんですか? でも、テティスさんが……欲しいって言うなら――
急に私の体が地面へと降ろされる。テティスの手には槍。その鋭い視線の先に、信じられない光景があった。
倒したはずの魔神の姿が、そこにあった。
傷一つない完全な姿。その顔には歓喜の笑みが浮かんでいる。
もっと早く、この場を離れるべきだった。仮にも神を名乗る存在。人の手で滅ぼす事などできはしないのだ。
「アメリ、離れて。すぐに助けが来ます。それまで、私が時間を稼ぎますね」
残る力を振り絞って、テティスの傍を離れた。テティスは私とは反対の方へ駆ける。
魔神の周囲を駆け、長い金髪を躍らせ素早い動きで翻弄する少女へと、魔神の腕が伸びる。
疾い。先ほどとは比較にならないほどに。
少女はその一撃を紙一重で回避した、筈だった。
その腕の一撃に吹き飛ばされ、少女は宙を舞い、そして砂の地面の上を転がった。
「う、ぐ……なぜ……」
傷付いた少女は槍を支えに立ち上がる。俊敏さを旨とする騎兵を守る鎧は薄い。
まして、かの魔神の呪いは傷口をより深く蝕む。次の攻撃を受けてしまったなら、彼女は、私のように――
攻撃は確実に回避できていたはずだった。
速度を増した一撃と見た目のリーチとは異なる攻撃。それを回避して魔神に攻撃を加える事はもはや今のテティスには不可能だった。
急速に体温を失っていく身体。その心も絶望に蒼くくすみ始めていた。
「負けない――絶対に。バシラだって、待っているんですからっ!」
信念の光をその目に宿し、敗北を恐れない覚悟を身に纏い、魔神を睨みつける。
相対する魔神は既に勝利を確信した恍惚とも呼べるような表情。それはまるで、豪華な菓子を前にした少女のような。
駆ける。倒そうと思わなくていい。ただ、時間を稼ぐだけだ。
仮に攻撃を加えられたとして私にできるのはほんの一撃程度、それでは魔神を倒すことは出来ない。ならば、回避に専念する。
魔神の右腕が動く。腕を振り上げ、そして、来る――
まるで陽炎のように、振り下ろされるはずの腕が姿を消した。目に捉えられない、まさしく神速の一撃。
テティスは完全にその腕の動きを見切っていた。
振り下ろされる場所を先読みし、人間離れした反射神経と両足のバネで跳躍し、十分な距離を取ってその腕を回避していた。
紙一重などではない。完全に回避したはずだった。腕が空を切ったのを確認できたほどだ。
だが――、飛び上がったはずのテティスは、地面に叩きつけられていた。
ぐらぐらと揺れる視界。ぼんやりとした思考の中で、テティスは何が起きていたのかをようやく理解した。
それは、風だったのだ。魔神は腕で攻撃したのではなかった。
致命傷を与えるだけの圧力を持った魔性の突風に、激しく叩きつけられていたのだ。
手足に力が入らない。起き上がろうにも、体が麻痺したかのように動かない。
しかし、それでも、無意味だと知っていても、少女は手にある唯一の、槍の感触だけは手放さなかった。
魔神の両手が伸びる。人形を扱うように鎧と衣服を引き裂き、身ぐるみを剥すと、その手をだらりと開いた両足の間へと伸ばした。
その指先が、割れ目をなぞり、そして陰核を押し潰す。
テティスは甘い声が零れるのを必死で堪えた。
しかしひくひくと腰は動き、クリトリスは赤く充血して腫れ上がり、ヴァキナからは愛液が溢れ始めていた。
こんなの、ありえない。テティスは全身に刺すように走る性感を必死に否定する。
相手が魔物とはいえ、同性だから? ……違う。魔神の呪いは、性感も増幅させている。そう思わずにはいられなかった。
陰核を押し潰した指がそのままぬるりと膣内に挿入される。
弛緩した体がその行く手を阻むことは出来ず、くちゅりといやらしい音を立てて蜜液が零れた。
その指は膣内をかき回しながら、容赦なく奥へと進んでいく。人の手よりも大きく長い魔神の指が、テティスの膣を貫いた。
感じてなんかいない、感じてなんかッ……!! 鋭い視線で魔神を睨みつける。
魔神はその反応に気を良くしたのか、まるでペニスをピストンさせるように、魔神は指を何度も出入りさせ、テティスの膣をぐちゃぐちゃに犯し始めた。
指に犯されるのを求めるように、腰は跳ね、膣肉はきゅうきゅうと指を締め上げ、愛液は尻穴まで濡らしていた。
「くっ、あ、感じて……なんかっ、な、ひっ……あっ、ひっ……あああっ!」
抵抗の言葉虚しく、テティスの恥部からは噴水のように潮が吹き出した。
「イってなんか、ない、これは、イったわけじゃ、ないん……だからっ!」
指が抜き取られても足腰をがくがくと震わせているテティスに、今度は魔神の舌が迫った。
その味を確かめるように、丹念に、その異形の舌が全身を嘗め回す。
足先からふくらはぎ、恥部、胸、腋から胸部、首、頬に至るまで丹念に何度も、何度も。
少女の全身に魔神の唾液と自身の愛液が塗りたくられ、体液でてらてらと甘く照り返す肌はなんとも扇情的だ。
テティスの精神は限界に近づいていた。
ガチガチに勃起した乳首。白い肌は桃の様に熟れ、クリトリスは張り裂けそうに膨らみ、膣口からはどろどろの愛液があふれ出る。
あとほんの少し甘く触れられただけで絶頂してしまう。ここでイってしまったら、心まで壊れてしまう。
そんな状態にあることを、魔神は見透かしているようだった。
愛液溢れる蜜壺に、魔神の舌が迫る。
これが挿入されたなら、きっと心も、体も、砕けてしまう。
最後の一瞬まで、矜持を忘れまいと、心に、大切な人の姿を思い浮かべる。
バシラ――
負けないから、絶対に生きて帰るから。
容赦なく突き立てられた魔神の舌は膣奥まで一気に貫き、子宮口をぐにぐにと撫でまわした。
「い、あっ、いやあああぁ――っ、ひっああっああああああ――っ」
全身を貫く性感に、びくびくと体が手足の先まで痙攣する。頭の中が真っ白に染まり、愛しい人の姿は霞に消えてゆく。
消さないで――大切な人との思い出まで――――
薄れていく意識の中、思い出すのは大切な人と抱き合った夜の事。満たされていた時の事。
「こんなの、全然、気持ちよくなんかない……ですっ!」
不思議と両腕に力が入る。右腕にまだ残っている槍の感触を確かめる。
「受けばっかりなんて、気持ちよくなれるわけ、ない……です。本当に気持ちよくなるってこと、私が、教えてあげますっ!」
きっとテティスのイキ顔をすぐ近くで見たかったのだろう。
顔が触れあいそうになるほど近くまで体を寄せていた魔神に抱きかかり、テティスは舌を出しその大きな胸にしゃぶりついた。
「本当は、こうされたかったんでしょう? 体、震えていますよ? んっ、ちゅ……綺麗な肌。味も、感度も良好です」
魔神は体を仰け反らせた。それを逃がすまいと、テティスは魔神の体を強く締め上げる。
「バシラの舌の方がずっと気持ちが良かったです。ざらざらして、本当に……あれに比べたら、あなたの舌ではイけませんよ」
テティスは槍を握りしめる。魔神に向けるのは刃先ではなく石突き。
「この特別性の槍、あなたに、味あわせてあげますねっ!」
石突きの先端が、魔神の下腹部を貫いた。鱗と鱗の隙間、普段は外部から見えないように隠された魔神の陰部を、槍は深々と膣奥まで貫いていた。
身をよじらせ、絶叫する魔神。テティスは容赦なく、槍を強く押し込む。
そして普段よりも柄を短く持ち、手首を捻りねじ込むと、槍は奇妙な激しい振動を始めた。
振動剣ならぬ、振動槍。本来切れ味を増すためのその特殊な機能は、今はバイブ機能付きディルドへと姿を変えていた。
「うわぁ。こんなにいやらしいお汁があふれてますよ。私の大事な槍をこんなどろどろにして……。もしかして、自分の体も自分で敏感にしていたんですか?」
槍の刃を地面に突き立て、自らも槍にまたがり、その振動でクリトリスを刺激する。
「テティス!! 大丈夫かっ!? なんだ……大丈夫そうだな」
余りにも遅すぎる王子達の到着。助けに駆け付けた彼らの目は、絶頂を目前にした二人の淫猥な姿に釘付けになった。
「ほら、もうイっていいですよ。王子達の見ている前で、恥ずかしい惨めな姿を晒したらどうです?」
テティスは恍惚とした表情で豊満で柔らかい胸を揉みしだきながら、さっきのお返しとばかりに槍で魔神の膣をめちゃくちゃにかき回した。
「私も、もう、イ……くっ、イクのぉっ」
二人の官能に呼応するように、槍がその振動を激しくする。ぴちゃぴちゃと滴る蜜の音が、あたりに鳴り響いた。
「ん、あああっ、イクっ、見られちゃう……イクの、みられちゃう、イっくぅ……イっちゃううぅぅ――――!!」
そして甲高い絶叫。魔神とテティス達は二人揃って愛液だけでなく、黄色い尿も吹き出し惨めに絶頂し果てた。
二人の体はだらりと力なく倒れ、地面へと崩れた。
テティスへと真っ先に駆けよるバシラ。その体を優しく抱きかかえる。
「もう、一人で無茶するんだから……。でも、そんな強くて、優しいテティスの事、私は、好き……」
「ありがとう、バシラ。私も、あなたが大好き……です」
笑顔で見つめあう二人。
その一方で地面に倒れ、絶頂の余韻で打ち上げられた魚のようにぴくぴくと体を震わせる魔神。
憐れで淫靡なその姿に、男たちは勃起したペニスを見せつけ、精液を浴びせかけていた。