※この作品はR-18です。

せんねんせんそうあいぎすのちょっぴりえっちな小説   作:むとっち

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堕ちゆく聖騎士

「この間遠征に向かった地方の村なのだが……魔物の目撃例がある。二人には数日間、その村の警護を行ってもらいたい」

 間を置くことのない快い返事。しかし、フィリスとコーネリアの顔はやや強張り、緊張が見られた。

「王子。この任務に、どうして私を?」

「手元の情報によると魔物の姿はどうもデーモンに似ているようだ。まぁ、確かにお前にはぬる過ぎる事案だろうが……その力が必要になるかもしれん。ああ、それと、フィリスと仲良くな」

「……わかった」

 二人が執務室を出ると、横にいたアンナが問いかけた。

「一時的とは言え、コーネリアさんが抜けても大丈夫でしょうか」

「大丈夫だろう、今や俺たちの軍の層も厚いからな。それに、これは多分彼女に必要な事じゃないかと思うんだ」

「必要な事……ですか。王子は、お優しいですねぇ」

 アンナの口調は固く、少しトゲがあった。おいおい、嫉妬か?

「彼女は頼もしい存在だ。最近になってようやく皆とも馴染めるようになったが、まだどこか浮いている。フィリスとなら、きっとうまくいくだろう」

「あぁ……そういう事でしたか。そうですね、そうなると、とてもいいですね」

 アンナは笑顔で俺に答えた。

 しかし、コーネリアなら大丈夫だろうが……本当に大した事案でなければよいのだが。

 

 

「よーっし、着いたーーっ!! なんだか懐かしいなぁ、この感じ」

 フィリスは村の入り口に立ち、見渡す。

 村は丸太の大きな柵で隙間なく囲われており、物見やぐらには人の姿が見えた。しっかりとした警備が行き届いていることが伺える。門の近くの物見やぐらに手を振ると、しばらくして村の入り口を塞ぐ真新しい木製の門が開いた。

 門が開くと、歓声が響く。この村の住人全員がいるのではないかと思うほどの人だかりが、笑顔で歓迎してくれていた。

「王国軍直々の護衛をしていただけるとは大変光栄です! 皆、お二人が来られるのを心待ちにしておりました。これほど心強いことはありません!」

「えへへ、なんだか照れるなっ」

「ままー、あれ見てっ! あれっ、聖騎士様だよっ!!」

 小さな少女が母親の袖を引き、コーネリアを指さした。

 コーネリアは恥ずかしそうに俯くと、肘でフィリスを小突いた。

「な、なぁ。これ、どうしたらいいんだ。こんなの聞いてない」

 フィリスはにやにやと笑みを浮かべると、コーネリアの手を取った。

 その手に、白銀に輝く盾を握らせて。

「彼女こそ王国最強の聖騎士コーネリア! 悪しきデーモンからこの国を救った英雄、彼女が来たからにはもう安心だっ! この聖騎士の守護が、必ず皆を守る!」

 高々と掲げられた聖騎士の盾が太陽の光を受け煌めく。それはまさしく希望の光。

 ひときわ大きな村人たちの歓声と拍手。聖騎士を称える喝采が轟いた。

「な、なんだこれ」

 当のコーネリアは恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯いていた。

 フィリスがコーネリアの耳元へと囁く。

「胸を張ってくれ、コーネリア。この村にとって、君は間違いなく英雄なんだ。何も恥ずかしがる必要なんてないんだ」

 コーネリアは頭を上げ、まっすぐと村人達を見ていた。喜びと希望に満ちた人々の熱い眼差し。

 聖騎士の少女の胸は震えていた。

 ――嬉しかった。

 他者の瞳は、いつも私に忌避の感情を伝えていた。だから、相手の目を見る必要なんてなかった。努めて見ないようにしていた。その方が、楽だったから。

 でも、違ったんだ。ずっと逃げていたから知らなかったんだ。こんな感情を抱けることを。

 二人は大歓声の中を往く。村人達と握手を交わし、子供たちに抱き着かれ、そして声をかけられない臆病な少年には優しく頭を撫でた。それは村長と村の警備隊長が村人たちに家へ帰るよう指示するまで続いた。

 

 

 それから何もないまま数日が過ぎた。

「……退屈だな」

 コーネリアがベッドに寝転がり、小声で呟く。

 窓に腕をかけ、外の景色を眺めるフィリス。

 外は日が落ちようとしていた。篝火には小さな火が灯り始めている。

「ん、そうだな。でも、何もないのが、きっと一番いい。おおかた、コーネリアの姿を見て敵も逃げ出したんだよ」

「フィリスはすごいな。正直、羨ましいよ。私にはとてもあんな風にはできない……」

「いやいや、何のこと?」

「あんな風に、簡単に誰かと打ち解けることができるんだって、心底驚いた。警備兵への指示も的確で、剣術を教えるのも上手い。子供たちはみんなフィリスのことが大好きだし、誰からも信頼されている」

「そこまで褒められると、なんだか照れるな」

「私は、やっぱりそういうのは駄目だ。誰かと話していても、一人だけどこか遠くにいるみたいに感じてしまう。疎まれているんだ、私は」

 そんなことをぶつぶつとつぶやきながら天井を眺めていた。焦点の合わないその視線の中に、フィリスの顔が飛び込んだ。

「ぐにぃ~」

 フィリスはコーネリアの両頬をつまんだ。

「ふやぁっひゃにおっ!?」

「ここにいるじゃないか」

「ひゃに?」

「遠くになんていないってこと。それと、別に私が凄いんじゃない。私が信頼されるのは、コーネリアが一緒にいてくれるからだ」

 フィリスはコーネリアの頬から手を放した。そしてコーネリアの横たわるベッドに腰を下ろした。

「そうなのか」

「そうだっ! それに、この村はなんだか私の故郷に似ているんだ。私も、前はこういう村で、父さんみたいになりたいなって、頑張ってたんだ。なんだか懐かしくて、だからみんなとも話しやすいってだけだ」

「そう、か」

 コーネリアもまた、ぼんやりと昔のことを思い返していた。

 今のような聖騎士になるよりずっと前。王国軍に加わるよりも前。この力を手に入れてしまう前のこと。デーモンから力を奪い、暗黒騎士になる前のこと。思い出したくもない、封印した記憶の中に一緒に閉じ込めた、はるか昔のように感じる、ただの少女だった時のやわらかなおぼろげな記憶。

「私のいた村も、そういえばこんな風景だった気がする。……ずっと思い出さないようにしていたけれど」

 畑から漂う土の香り。水のせせらぎ。はしゃぎまわる子供の声。柔らかな両親の笑顔。憧れの気持ちを教えてくれた、優しくて逞しい衛兵さん。大切だったみんなを、私は失ってしまった。

「へぇ~そうだったんだ。なんだか私と似ているな」

「あぁ、でも、いろいろあったんだよ。本当に、色々――

 村がデーモンに襲撃された夜の記憶が、コーネリアの体にぞくりと走った。全身に焼き付いた陰惨な記憶。なにもかもが奪われた記憶。少女であることを喪失した記憶。押し寄せる感情の波に震える体を、両手できゅうと抑えこんだ。

「私は、守れなかったんだ」

「でも、今度は守れた。そして、これからもずっと守っていける」

 フィリスの手が、私の胸に触れる。そのあたたかい手と優しい笑顔に、冷たく緊張した私の体はゆっくりとほどけていった。

 そうか、救うことができたのか。私と同じ思いをする人を、作らなくて済んだんだ。

「そうだな、ありがとう。フィリス」

 胸に触れるフィリスの手を両手で抱きとめる。

 すぐ目の前の彼女の笑顔に、思わずどきりとしてしまう。こんな感情を抱ける相手は、王子だけだと思っていたのに。

「ねぇ、フィリス、私は――

 聖騎士ではない、ただの少女となったコーネリアの甘い声は、扉を乱暴に殴りつける音でかきけされた。明らかに様子がおかしい。ベッドから起き上がり、剣を手に取り身構える。横目で窓の外を見ると、篝火が消え、村は闇に包まれていた。

 数度の扉を叩きつける音が止むと、周囲は静寂に包まれた。話し声一つ聞こえない。不気味なほどの静寂が二人を包んでいた。

 けたたましい轟音とともに扉は破られた。焦点の合っていない目。だらりと涎を零した異様な姿の数人の男の姿が目に入った。そして、ぼんやりとした黒い霧が部屋へゆっくりと流れ込む。

 彼らは、村の警備兵だった。

「間違いない、操られている」

 その言葉にフィリスは頷く。

「脱出する」

 コーネリアは素早く正面の男を蹴り飛ばした。二人目の男の頭部に向けて掌底打ちを構えようとした時、不気味な声が響いた。

「逃がしはしない。この村の人間の命は私の手の内にある。お前たちがこの村から出たなら、ここの人間全員を殺す」

「なんだって……ッ!!」

「分かったら剣を捨てろ。この人間どもの命が惜しければ、私の命令に従うことだ」

「くそっ!!」

 二人は奥歯をかみしめならが悔しそうに剣を手放した。

 冷たい無機質な金属音が二つ、小さな小屋の中に響いた。

 虚ろな目をした男が二人の服を掴み、人間離れした力で二人を投げ飛ばし、小屋の外へと放り出した。そして足首を掴まれ、二人は抵抗できないまま運ばれていった。

 連れてこられたのは村の中央の広場だった。薄闇の中に、無数の村人の姿が見える。おそらく全員が、ここに連れてこられているのだろう。

 二人は村人全員から見えるように、広場の簡素な舞台の上に立たされたのだった。

「火を灯せ、無様な姿がよく見えるようにな!」

 広場全体を照らすように、次々と篝火が灯されてゆく。

 押し殺された鳴き声。鼻をすする音。嗚咽。

「聖騎士様、私たちを護ってくれるのではなかったのですか」

 そんな小さな怨嗟の声が響いた。

「すまない、本当に……」

 コーネリアは目を閉じ、力なく俯いた。

「くっくっく、喜べ人間ども。希望通りこの二人を処刑してやる。口先だけの哀れで無力な雌二匹に、お前たちを欺いた罪を償わせてやろう」

 闇の中から姿を現わしたのは屈強な上級デーモンだった。

 太い両腕が土に汚れた二人の衣服を掴むと、まるで紙を破くように二人の服は容易く引き裂かれ、美しい乳房と素肌が大衆の目に晒された。手で恥部と胸を隠そうとすると、突然背後から現れたデーモン達に手足を掴まれ、体の自由は奪われてしまった。

 そして抵抗できないまま両足は大きく広げられ、二人の毛もない美しい恥部が惜しげもなく晒されたのだった。

 黒い霧が、漂っていた。

 村人だけでなく、二人もまた肉体を闇の力に浸食されていた。筋肉は弛緩し、まるで力が入らない。抵抗などできようはずがない。まるで人形を扱うように、二人の体はたやすく弄ばれるのだった。

 闇の力は肉体だけでなく精神をも支配していた。村人の目は二人のあられもない姿に釘付けになっていた。凶暴な獣のような、理性を失った血走った瞳。獲物を痛めつけ、喰らい尽くそうとする黒い衝動が、村人たちからあふれ出るようだった。

 そしてデーモンから漂う黒い霧が、二人の素肌に触れる度、二人は艶めかしく体を震わせた。

「どうした、無様な姿を晒して、もしかして興奮したのか?」

「そんなわけが、あるか……ッ!! んんんッッ、く、ううぅッ」

 フィリスの体は紅潮していた。じっとりと浮かぶ汗に濡れた素肌が篝火に照らされ艶めかしく照り返す。小さな乳首がピンと立ち、まるで穢してくださいと言わんばかりにふるふると震えた。

「どうしたメスガキ、ここが濡れているようだぞ?」

「イ、あああっ、や、やめてえええッ!」

 小柄なフィリスのぴっちりと閉じた小さなヴァギナがデーモンの手によって乱暴に開かれると、とろりと、透明な愛液が滴った。

「ひいっ、あっ、ひいいっ……。んっ、あっ、ひうぅ……あ、あ、あひぃっ」

 デーモンに体を弄ばれる度に、フィリスは悔しさから涙を零し、そして甘い声を上げた。普段は男勝りで活発なフィリスが、今はただ好いように犯される生娘でしかなかった。

「くっくっく、イキそうなのか? いいぞ、イっても。良いことを教えてやろう。快楽に負け、絶頂した時がお前の精神の終わりだ。ここにいる村人のようにお前の体は好きに操られ、手にした刃はお前の仲間の血で染まるだろう。それでも良いなら、好きなだけイクといい」

 そういうとデーモンはその太い指でフィリスの膣を抉った。

「いっ、いいいっ、いっああああああっっ!!」

 ぷしゃぷしゃと淫猥な音を立て、透明な汁がフィリスの膣から噴出した。

 目を見開き、歯を食いしばるフィリス。身体をびくびくと震わせながら、絶頂しまいと必死に耐えていた。

「潮吹きながら絶頂を耐えるか、なかなか頑張るじゃないか」

「お前なんかに、負けないっ! 絶対イったりなんかしないッッ!!」

「ふふふ、そうか。せいぜい頑張ってくれ。ではお前ら罪深い雌豚どもに刑を執行するとしよう」

 デーモンは村人たちに向かって手を広げ、高らかに叫んだ。

「この雌豚二人を輪姦刑に処す。全員が満足するまで犯しぬけ。相手は罪人だ、遠慮はするな。ほら、こいつらも股を濡らし、贖罪したくてたまらないようだぞ」

 村人たちはざわめいた。目の前の女を犯したいという強い衝動。王国軍へ逆らうことへの恐怖。自分たちを助けてくれた人々へ恩を仇で返すという行為への罪悪感。さまざまな感情がうねり、男たちは皆勃起しながら立ち竦んだ。

「どうした? ならばまずはお前からどうだ」

 デーモンは杖を掴み、村人へと振り下ろす。切っ先から放たれた邪悪な波動は、母親の陰に隠れた少年を貫いた。

「あ、う……ああ……」

 少年は涎を垂らし、勃起したペニスを晒しながら舞台へと上がった。

「お姉ちゃん、ごめん、本当にごめん、ぼく、ぼく、もう、がまんできないっ」

 少年のペニスは小柄な体に見合わない大きさで、太い血管を浮かべ、そり立っていた。フィリスの小さな膣口より巨大に見えるそのペニスを、少年は愛液でどろどろになったヴァギナで滑らせた。

「ひいっ、ふあっ、はあああああッッ」

「ごめんなさい、ごめんなさいっ!」

 巨大なペニスはフィリスの膣口を何度も責め立て、そして抑えきれない衝動そのままに、力強く膣奥まで一気に貫いた。

「あああああッッッ!!! ひああッッ!! っくぅんんあああああッッ!」

 フィリスは全身を大きく反らせ、甘い絶叫を上げながら体中を切り裂くような快楽を必死に耐えた。

「ひいっ、ひいっ、ひうっ、はっ、はっ、ふ、あ……」

 短い呼吸を繰り返し、何とか体を落ち着かせるが、膣と子宮を圧迫する強い快楽が、フィリスの体を蝕んでいた。少年の巨大なペニスに膣口は拡張され、子宮口は押しつぶされ、膣は少年のペニスにフィットするように広がり、腹部は小さく膨らんだ。

「フィリス!! 大丈夫かフィリス!?」

 コーネリアが泣きそうな声でフィリスを呼ぶ。

「あ、ひっ、っく、ぅ、コーネリア、あっ、大丈夫、だ。あ……」

 コーネリアの顔を見つめるフィリスの瞳は、力なく虚ろになろうとしていた。

「もうやめてくれ、お願いだ。犯すなら私だけにしてくれっ!! 私を犯してくれええっっ!!」

「いいだろう。だが、条件がある。一度もイくことなく、村人全員を満足させたら、二人とも解放してやろう。このメスガキにも手は出さない」

「本当、だな……?」

「ああ、本当だとも。だがわがままを言ったお前には罰を与えなければなぁ」

 デーモンは杖を振り上げ、そしてコーネリアへと振り下ろす。漆黒の波動が、コーネリアの体を貫いた。

「なっ、ああぅっ、なに……をっ!?」

 身体を仰け反らせ、膨らんだ双丘をぷるんとたゆませる。甘い声を上げ、コーネリアは動揺の声を上げた。

「お前の体の神経を闇の力で支配した。お前の性感は10倍だ。自ら凌辱を望む雌豚にはお似合いの罰だろう」

「はあっ、うううっ、くうううんっっ!!」

 コーネリアは甘い声を上げ体をよじらせる。風が彼女の体に吹き付けるだけで、全身を余すところなく愛撫されるかのような錯覚に襲われた。膣口からとろりと愛液が垂れ、肉棒を求めてひくひくと疼いた。

 フィリスを犯した少年はその巨大なペニスを膣から引き抜いた。フィリスのぱっくりと開いた膣から、どろりとした愛液が滴る。

 射精する先を求める凶悪な肉棒が、コーネリアの膣口へと迫る。

「ごめんなさい、聖騎士様、ほんとうに、ごめんなさい」

「謝らなくていい、悪いのは、私だから。ん、んん……っ。だから……」

 早く、犯してください。その巨大なペニスで、私を凌辱してください。そんな言葉を言いかけ、コーネリアは口を噤んだ。

 フィリスの愛液でどろどろに濡れたペニスが、コーネリアの膣をゆっくりとこじ開ける。

「あああっ、いっ、んんんん゛ん゛っっ!!」

 その感触だけで、イきそうになってしまう。

 もっと、もっと激しく。私を責めてほしい。フィリスにやってみたいに、乱暴に、子宮まで一気に貫いて犯して欲しい。

 泣きそうな少年と目が合う。

 彼は本当に善良な少年なのだ。大きく育ったなら、王国軍に加わり、前線に立って活躍するような戦士に、きっとなるだろう。そんな正義感が強く、優しい少年が、心の奥から再現なく湧き上がる欲望と必死に戦っている。

 そんな彼を、助けてあげたい。楽にしてあげたい。

 ううん、本当は、私が犯されたいだけ。

「いいよ、好きにしても。お姉ちゃんを、好きにして、いいよ。我慢せずに、んあ、……あぁっ、……出して、いいよ」

 今にも絶頂を迎えそうな雌豚のコーネリアは、母性に満ちた笑顔で少年にそう囁いた。

 少年の心のタガが外れた瞬間だった。もはや謝罪の言葉はない。欲望を貪るだけの獣と化した少年は、力の限りペニスを膣奥へと押し付けた。

「あっひいいいいいいいいいいんんっっっ!!!」

 目も眩む性感に全身を焼かれながら、コーネリアは理性を振り絞り、必死に絶頂から逃れた。しかし闇に飲まれた神経は肉欲を抑えられない。両足で少年の体を離すまいとがっちりと挟み込んだ。

 それに呼応するように、少年はなんどもなんどもピストンを繰り返し、コーネリアの膣を隅々まで抉り、犯しぬき、その感触を味わった。

「あっ、あああっ、あああがああああっ!!!」

 少年は野獣のような声を上げた。

「き、てぇ……。出してえっ、んんっ、膣内に、ああっ、ひあああっ、いっぱい出してえっ!!」

 凛々しい聖騎士の姿はもはやどこにもない。精液を求める雌豚となったコーネリアは必死に少年のペニスを締め付けた。

 細かくなんども叩きつけられる膣奥。一滴残らず子宮へと精液を注ぎ込もうという獣の本能のままに、少年は子宮口を何度も責め立てる。

 だいじょうぶ、イかなきゃいいだけ、わたひが、イかなきゃいいだけだからっ 

 くるっ、くるっ、せいえきが、きちゃうっ

 キちゃうよおっっ!!

「いっがああああああっあああ!!!!」

 獣の咆哮とともに、大量の精液がコーネリアの子宮に注ぎ込まれた。灼熱の精液にコーネリアの子宮と膣は焼かれ、人間の限界を超える性感の波に、コーネリアは言葉も発せず全身を痙攣させた。

「はひっ、はっひい……っ」

 ペニスが抜かれると、ごぽり、と淫猥な音を立て、膣口から精液が溢れ出た。

 静寂の中に響き渡ったその音は、絶頂し気絶したコーネリアの耳には入らなかった。

「どけえっ! 次は俺だっ! 俺に犯させろ!!!」

「うるせえええ、邪魔だあああっっ!」

 響き渡る怒声。

 肉欲に支配された獣たちが、我先にと舞台へ群がる。

 気絶した人形のようなコーネリアと、意識を失う寸前の、まるで豪雨に打たれた子猫のようなフィリス。その無抵抗な体は舞台から引きずり降ろされる。

 性感を貪ろうと、無数のペニスが二人へと押し付けられた。口。胸。膣。尻穴。全身を欲望のままに貫かれ、幾度となく白濁液が注ぎ込まれた。

 二人は心も体もどっぷりと精液に漬かり、凌辱の海へと沈んでいった。

 

 

「う、ぐ……ああ、うぅ……ここ、は……」

 うめき声をあげながらコーネリアは頭を上げた。

 その眼前には、まるであの時のような、陰惨な光景が広がっていた。

 魔界への門が開かれ、次々と現れるデーモン達。村の女性は幼い少女まで残さずデーモンの餌食となり、輪姦され、精液を注ぎ込まれている。

 私はまた、護れなかった……。

 絶望に呑まれ、涙を流す私の眼前に現れたのは、フィリスだった。

 村を襲ったあの上位デーモンにその小柄な体を鷲掴みにされ、まるでオナホールを扱うように犯されている。膣奥を突かれるたびにフィリスは甘い鳴き声を上げ、狂気の笑みとうつろな瞳が私を見つめていた。

「ほら、コーネリアっ、みてえっ。んっ、んんんっ、わたひっ、ごしゅひんしゃまの、せいどれいに、してもらえたのおっ。ね、ね、いいでしょ?」

「フィリ……ス……ごめ、ん……」

「あやまらなくていいよっ、ほら、みてえっ、ここっ」

 フィリスは両手で膨らんだ腹部を指さす。ハートマークのような淫猥な文様が、膨らんだ子宮の位置に浮かび上がっていた。

「もうぅ、わたひっ、ごしゅひんしゃまに、おかしゃれることしか、かんがえられなく、なっちゃったっ。あ、ひっ、んんんんッ、ひゃめえっ、ごしゅじんしゃまぁ、つよ、しゅぎんんッッ、ま、また、またイっく、イッちゃうううううんんんッッ」

 フィリスはそのまま白目をむいて絶頂した。フィリスを掴んだデーモンはそれを意に介さず、犯し続ける。

「まだ理性を失っていないのか。さすがは元聖騎士、といったところか。だがその無駄な抵抗も終わりだ」

 絶頂したフィリスの体を投げ捨てると、デーモンは闇を纏う杖を具現化し、力なく地面に横たわる私へと振り下ろした。

 全身に走る、ぬるりとした気色の悪い感触。

 横たわる地面から魔界の門が開き、そこから醜悪な触手が這い上がってくる。瞬く間にコーネリアの全身は触手に呑まれ、そして膣と菊門は容赦なく貫かれた。

「ううああああっ、あああっ、ひっあああああっっ!!」

「どうだ高純度の魔界の味は、その闇の波動に心を呑まれる感触は?」

 触手が隙間なく私の全身を穢してゆく。

「だ、だめぇ……こんな、こんなのっ、耐えられ、ないっ」

 乳首とクリトリスは締め上げられ、膣と直腸を同時に犯された。

 喘ぎ声をあげる私の口の中にも触手は迫り、体液を流し込んでくる。

 抗うことなんてできない。性感の波に流されるまま、私は連続して押し寄せる絶頂の波に飲み込まれた。

「イっ、イっ、イぐのお゛っ、い゛っちゃう、イっちゃううううっっ!!!」

 絶頂の余韻に浸る肉体と精神が、闇に染まってゆく。

 ああ、なんだったろう、この感じは。

「堕ちたか、あっけなか――――がっ!?」

 デーモンがまるで何かにつぶされるかのように、地面に這いつくばった。その姿は、まるで踏みつぶされた蛙だ。

 コーネリアはゆっくりと立ち上がり、その無様な姿を見下ろす。

 闇に包まれた身体。身に纏うは暗黒の波動。

 右手を握りしめる。懐かしい、あの感触が蘇ってくる。

 闇が刃へと姿を変えたその剣は容赦なく振るい降ろされ、デーモンの首は切り落とされた。

 彼らと同質の力はデーモンの精神体をも切り裂き、その存在を消滅させたのだった。

「肉体と精神を支配する闇の波動の力。ちょっと忘れていたけれど、そう、私もこれを、扱えたんだ」

 地面に転がるフィリスの体に、触れる。

 コーネリアの闇が、デーモンの闇と拮抗し、相殺していく。膨らんだ腹部は元に戻り、淫紋も消え去ってゆく。

「あ、う、コーネリア……、ここは」

 フィリスの体を優しく抱きしめた。

「もう大丈夫だ。後は全て私が始末しておくから。私はここにいる。闇に染まった力でも、フィリス、君を守って見せるよ」

「ありがとう、コーネリア」

 フィリスはその小さな体に残ったわずかな力を振り絞り、コーネリアを抱きしめた。

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