せんねんせんそうあいぎすのちょっぴりえっちな小説 作:むとっち
「あっ、あっ、あんっ、王子、気持ち、いいですっ! 奥、にっ、いいっ、んっ、ふぁっ、あああっ!」
「くぁっ、ああっ、激しっ、はぁっ……アンナ、出るっ!」
「えっ、んぁ、ああっ、はいっ、王子ぃ、そのままっ、出して下さいぃっ、奥に、いっぱいっ!」
「はぁ……はあっ、ん、くぅ――ああっ!」
騎乗位に跨がり、激しく腰を振るアンナの膣奥めがけて、衝動のままに精液をはき出す。まるでそれを搾り取るようにアンナは膣をきつく締め、ねっとりと腰を動かす。
全身に走る倦怠感が心地よい。彼女との行為は久しぶりで、思わず激しくなってしまっていた。
アンナの方を見ると、射精し終わったペニスをまだ膣に銜え込んだまま、ぼーっと遠くを見るような表情でゆっくりと腰を上下に動かしている。
「どうした、アンナ?」
「あ、いえっ、なんでもありませんっ。ちょっと、あはは、疲れてしまったみたいで」
「ああ、そうだな。気持ちよかったよ、アンナ。今日はもうゆっくりと休もう」
「……はい」
笑顔を浮かべたアンナはゆっくりと膣からペニスを抜き、隣に寄り添うように横になった。
彼女の手と手が触れる。指を絡め合い、握りしめる。
胸の奥底から、暖かな温もりがあふれ出てくるのを感じる。
愛する人が隣に居るだけでこんなに安心するなんて。
そして急にやってきた眠気に襲われて、まどろみに身を任せ、暖かな暗闇へと身を委ねたのだった。
ふと目が覚めると、隣にアンナの姿が無いことに気がついた。
窓から差し込む月光が、まだ眠りに就いてから僅かの時間しか経っていないことを示していた。
月明かりを頼りに深夜の王城を彷徨う。
浴場から水音。アンナが身体を洗っているのだろうか。
音のする方へ耳をそばだてると、水音に混じってアンナの荒い息づかいが聞こえてくる。
「あっ……はあっ……だめ、足りない……イけない……のぉ……」
艶っぽい彼女の声に、どきりとさせられる。
自ら、慰めているのか。
このまま、中に入って、彼女を犯してしまおうか。
――彼女を辱めたくない。そう思い、伸ばす手を収めた。
聞かなかったことにしよう。息を殺し、その場を離れた。
彼女の零した言葉の意味を、考えないままに。
数日後。
その日は、王城の近くの街の郊外に魔物が出現したという知らせを受け、急遽部隊を編成し討伐へと向かったのだった。手の空いていた騎兵のテティス、そしてシビラとオリヴィエが部隊に加わった。テティスは王城の警備に当たっていたバシラといちゃついていたところを邪魔されご機嫌ナナメだった。対してプリンセス二人はピクニック気分。
実際のところ、魔物の被害は小さく、敵の数も少なかった。昼過ぎには魔物を制圧し終わり、少数の兵を残して周辺の警備に当たらせ、王城へと帰還することとなった。
王城ではきっとアンナが待っている。
今夜は、彼女を満足するまで抱いてやろう。思えば、最近は彼女と一夜を過ごすことがあまりなかった。欲求不満にさせてしまっていたのだろう。
鼻歌交じりで先頭を往くテティス。彼女もまた、同じような心境なのだろうか。
しかし、何故彼女と時間を作ることが出来なかったのだろうと、今更思案する。忙しい日が続いていたのは事実だが、アンナの姿を見ない日も多かった。確か、弓兵のソーマと、どこかに行っているという話だったか。彼女らの交友は長いが、こうやって二人そろって見ない日が目立つようになったのは、最近のことだ。
一体、いつからだっただろうか。
王城の思い人へと気持ちを募らせていると、背後から鈴の音の様な呼び声。
「ねぇ、王子、今夜は、その」
声の主はエルフの姫オリヴィエ。その言葉を遮るように、シビラが口を挟んだ。
「だめ、今夜は私と一緒にいる予定」
「えっ、そんな、昨日は、空いてると伺っていたのですが、違いましたか?」
違っていない。
今夜は空いている。そう答えようとしたが。
「さっき決まったの。一足遅かったみたい。残念ね」
「それは貴女が勝手に決めたことでは」
「違うわ。私と王子は一心同体だもの」
「何をわけのわからない事を。そういえばこの前もこんなことがありましたね。一体どんな権限で貴女は王子の予定を決めていらっしゃるのですか? 私より少しばかり付き合いが長いからと言ってあまりに勝手ではありませんか。私だって王子と――
少し怒った様子で、早口でまくし立てるオリヴィエをなだめようと声をかける。
「わかった、わかったわかった。今夜は、3人で一緒にいよう、そうしよう!」
二人の姫は無言でにらみ合う。
その視線の中で、一体どれだけの応酬が繰り広げられただろう。
「わかったわ」「わかりました」
二人はそう呟くと、お互いにそっぽを向いた。
すまないアンナ。本当は、今夜は君だけのものだったのに。
心の中で謝罪する。
明日こそは必ず彼女と一緒にいると。その思いを伝えようと。少しでも長く彼女と一緒に居ようと。
はやる気持ちは抑えられず、王城への帰還を急ぐのだった。
それから王城に着くまでに、さほどの時間はかからなかった。
いつもの王城。いつもの風景。しかし、何かが奇妙だった。
静かだった。
王城の周囲に人影はなく、城門が開け放たれている。
城門の周囲の地面はまるで何か大軍が通った後のように、無数の足跡がくっきりと残っていた。
部隊の体勢を整え、身長に城門へと向かう。
近づくにつれて、遠くから女性の声のようなものが聞こえてくる。
悲鳴のような甲高い声。それも、一つや二つでは無い。
城門を通り抜けた一行。その先の庭園で目にしたのは、視界を埋め尽くすほどのオーク達だった。
数え切れないほどのオークの大軍が、城を占拠し、女を犯していた。
城に遣えるメイド達。警護の兵。待機中だった部隊。城にいた女は皆、裸に剥かれ乱暴に犯されている。犯されていない者は縄で身体を縛られ、猿轡をはめられ、一カ所に固められていた。身を寄せ合いながら、恐怖に震えている。
乱交するオークと女達で埋め尽くされた庭園のその中心。左右の手それぞれに勃起したオークのペニスを掴んで扱き、恍惚の笑みを浮かべ鎮座する少女。その姿は、おそらくは弓兵ソーマの様だった。彼女は一糸纏わぬ姿で脚を組み座っている。四つん這いになった大柄のオークの身体を椅子にして。浅黒くなった肌は身体に浴びせかけられた精液を明瞭にし、胸は以前よりも膨らんでいる様に見える。一度も目にしたことの無い、鋭く、そして威圧的な眼差し。その視線と、目が合ったように見えた。
「こんにちは、王子」
僅かに動いた唇は、そう呟いたようで。
そしてその傍ら。
一際巨躯のオークに担ぎ上げられたまま後背位で犯される銀髪の女性。
それは、アンナだった。
熱を帯びた彼女の獣のような大きな喘ぎ声が、城門に立つこちらまではっきりと聞こえてくる。
腕ほどもある巨根が彼女の膣を貫く度、美しい銀髪が踊るように跳ねた。涎を垂らし、大きな胸を揺らし、絶頂に身体を震わせ、見たことも無い蕩けた表情で性感を貪っている。それは、まるで自ら望んで犯されているように見えた。
ぎりぎりと奥歯を噛みしめ、アンナを犯す巨躯のオーク、オーク勇者を睨み付ける。
オーク勇者はこちらの視線に気がついたようだ。笑みを浮かべ、抱え上げたアンナを揺さぶり犯す速度を速めた。両脚を広げたアンナの太ももをがっちりと掴み、ぱっくりと大きく広げられたアンナの膣、その結合部をはっきりとこちらに見せつける。巨根を突き上げられる度にアンナの腹部はねじ込まれたペニスの形がはっきりと分かるように膨らみ、恥部からは愛液は垂れ、泡立っている。
「お゛っ、お゛お゛ほぉおっ、んひっ、ん゛ん゛お゛お゛ほぉ゛ぉ――ッッ!!」
アンナは激しく膣奥を連打され、僕の見ている前で、白目を剥いて絶頂し、放尿した。
彼女の獣の様な喘ぎ声はまるでオークの叫び声のようだった。
「そんな……アンナ……どうして」
まるで悪夢だ。信じられない光景に頭がくらくらする。
口を手で押え、湧き上がってくる吐き気を必死に堪えた。
「バシラッ、バシラはっ!?」
テティスの声。愛馬に跨がり、槍を構え、乱行中のオークの群れに突進する。
驚いて道を開けるオーク達。
駆け抜けてゆくテティスの向かう先。裸に剥かれ、飼い犬のように首輪を嵌められ、ロープに繋がれ引っ張られ、今まさに犯されそうになっているバシラの姿があった。
「バシラから手を離しなさいッッ!!」
バシラの首輪に繋がれたロープを掴む、大剣を担いだハイオークへと向けて、テティスは槍を振りかざした。彼女の容赦の無い槍の一閃。しかしその一撃がハイオークの身体を貫くことは無かった。ハイオークは軽々と大剣を振り下ろし、テティスの槍を打ち払うと返す刃で馬上のテティスへと斬りかかったのだった。
テティスは身体をしならせ、回転するようにその刃を避け、馬から飛び降りる。
「この獣人はもう俺のものだ。返して欲しいなら、俺と戦って勝ち取って見せろ。だが、俺が勝ったら、当然お前も貰う」
「盛りの付いた汚らしい雄豚が……すぐに後悔させてあげる」
息をつくまもなく、テティスは突きを放つ。切っ先の見えない神速の突きの連打はハイオークの頑丈な身体を容赦なく貫いてゆく。しかし、相手は歴戦のオークの部隊長。彼女の突きはことごとく急所を外し、ハイオークは傷を負う度にテティスの槍の動きを捕えたかのように素早く避け始めた。テティスの突きが完全に見切られるまでに僅かの時間もかからなかった。
槍の突きが放たれるよりも速い速度で、ハイオークの大剣は振り下ろされた。
テティスの槍はまるで小枝を切るように容易く両断されてしまった。予想を遥かに超えた速度の反撃に驚いた彼女の一瞬の隙を、ハイオークは見逃さなかった。槍を掴んでいた腕をがっしりと掴み、尋常では無い腕力で彼女の腕を掴んだまま、棒を振り回すようにテティスの身体を振り上げる。宙を舞った彼女の身体は、そのまま容赦なく地面に叩きつけられた。腕を掴まれたままぐったりと地面に横たわったテティスの身体は軽々と片手で持ち上げられ、意識の無いまま吊されうなだれた彼女の身体は、もう片方の手で乱暴に揉みしだかれた。
衣服の中に手を突っ込み、胸を、太ももを、恥部をまさぐってゆく。
その感触に満足したのか、地面に寝かされたテティスの身体は乱暴に裸に剥かれてゆく。
白磁のような美しい肌が露わになり、豊満な胸が鉄の胸当てから解き放たれ、愛するバシラにしか触らせたことの無いピンク色の恥部が丸見えになった。
その割れ目を、ハイオークの反り立つペニスが貫こうとしたとき、テティスは目を覚ました。
「嫌ぁ!! やめてッ! いやっいやああっ! 男にっ、雄豚に犯されるなんて絶対に嫌ッ!!」
「なんだぁお前? もしかしてそこの雌猫と寝たことしかないのかぁ? 面白い」
ハイオークは乱暴にバシラを繋ぐ縄を引っ張り、その身体をテティスと向かい合うように重ね合わせて寝かせ、押しつけた。
「ほーら喜べ、お前の大好きな雌猫ちゃんだぞ」
「バシラ……ごめんなさい、私が、弱いばっかりに。こんな、奴に……」
「ううん、いいの。テティス。私のために戦ってくれて、嬉しかった」
テティスとバシラの唇が重なり合いそうになった瞬間、ハイオークは後背位でバシラの膣を奥まで一気に貫いた。
「んぁあああっ、ひいいぃぃぃんんっっ!!」
「あ……ああ……バシラぁ……そん、なぁ…・・」
周囲に響き渡るバシラの絶叫。
テティスは愛する仲間がすぐ目の前で犯され泣き叫んでいるのを、ただ見ていることしか出来なかった。
「物欲しそうにギチギチに締めつけてきやがる。ぐちゅぐちゅに濡らしやがってそんなに犯されたかったのかこの雌猫は!!」
「違う……絶対に違う!! バシラが、あんたみたいな気持ち悪い豚に犯されて嬉しいわけないっ!!」
「テティスっ、ごめんな――はひぃいっ! んんっはああっ、奥んんっっ、深いんっっ!!」
「いやっ、いや、バシラ、そんなっ! いやああっっ!!」
バシラが膣をハイオークに抉られ、全身に走る性感に打ち震える度に、その身体の震えは密着し抱き合うテティスの全身に伝わっていた。昨日まで自らの腕の中で、自らの手で呼び起こしていたこの愛しいはずの、愛する人の身体の震え。それが今や憎むべき雄豚の肉棒で成されている。それも、ずっと強く、深い震えを。
「おらあっ! 雌猫なら雌猫らしくにゃあにゃあ鳴くんだよ!」
「ぅにゃああっ、イくにゃあ! イってしまいますにゃあああっっ!!!」
バシラはテティスが聞いたことの無いような媚びた声で喘ぎ、そして絶頂していた。口から垂れる涎が零れ、テティスの顔面を汚す。テティスにはそれが、バシラがテティスとの絆よりも、雄豚に犯される快楽を選んだように感じられた。それでも、テティスは絶頂し、力なく横たわるバシラの身体を愛おしそうに抱きしめる。
「あぁーあ。この淫乱雌猫勝手にイきやがった。こっちは全然満足できていないのになあ。それじゃあこっちのオマケに孕んでもらうとするかぁ」
正面に向かい合うテティスはバシラを抱きしめながら、口をきゅっと締めてハイオークを睨み付ける。
次は自らが犯される事を覚悟して。
「やるなら…・・早くしなさいっ!」
バシラが孕まされなかった事は、テティスをむしろ安堵させた。ハイオークに犯され、孕まされるなどテティスにはとても耐えられる事ではなかった。でも、愛するバシラの代わりになるのなら。自身が孕まされる事で、救えなかった彼女を守れるのなら。
その思いに突き動かされ、テティスは自ら股を開く。憎むべき雄豚に孕まされるために。
「全部、私の中に出しなさいっ……一滴残らずっ!」
鋭い視線で睨み付けるテティスの顔を見たハイオークは、ごつごつとした太い指をテティスの膣へとねじ込んだ。
「ひっぐぅっ!! 何を!?」
「うわあキッツキツ。処女の身体で何を言ってるんだお前? ふっ、ふはっ、まあ、せいぜい頑張れやあっ!」
ハイオークはガチガチに勃起した射精寸前のペニスを、テティスの膣へと乱暴にねじ込んだ。テティスの処女膜は何の抵抗も無く一瞬で破り裂かれ、誰も受け入れたことの無い狭い膣奥はハイオークのペニスの形に乱暴に拡張された。
「い゛ひぃ゛っ、あ゛、がああ゛ぁぁっっ!!」
想像を絶する痛みに、テティスは悲痛な叫び声を上げる。広げられた膣口からは処女の証である赤い血が垂れていた。テティスは痛みに耐える為に、愛するバシラの身体を強く、強く抱きしめていた。
泣き叫ぶテティスの姿を見て気をよくしたのか、ハイオークは激しく腰を振り、テティスの狭い膣奥を勃起した肉棒で激しく連打する。
「ああっ、いいぞっ、さっきよりもきつきつで搾り取られそうだ。おらっ、喜べっ! 望み通り処女マンコを精液袋にしてやる」
欲望のままに、処女だったテティスの膣は乱暴にかき回された。
経験の無い激しい痛み。そして同時に、全身を駆け回るぞくぞくとした未知の感覚。そして恐怖。
バシラを守るという決意は、あっさりと、粉々に打ち砕かれていた。
「い゛っ、いやぁ゛、いやああ゛ぁぁっっ! やめてっ、もう止めでっっ!! 中に、出さないでっっ!!」
「あああっ、いいぞっ、もっと締めろぉっ!! うう゛っっ! でるゥ゛!!」
テティスの悲痛な叫びも虚しく、血の零れる真っ赤な膣の中に、ハイオークの大量の精子が注ぎ込まれた。
「ああ゛ああぁぁぁっっ、い゛やあああああ゛あ゛あ゛ああぁぁっぁ――!!」
ハイオークのどろどろとした熱い特濃の精液がテティスの子宮を満たす。膣から零れる血液は、ハイオークの大量の精液で押し流され、テティスの秘部は淫らに白濁に染め上げられてしまった。
「いや……いやあ……こん……な」
「んっ、うぅ~ん。膣が狭すぎたせいか、いまいち出し切れていないなァ……やっぱりこっちの雌猫をシメにするか」
「そんなっ、お願い、それだけは……許してっ。私の中に、いくらでも、出して良いからっ!」
虚ろな目をしてぐったりとしたバシラの膣口に、ハイオークは勃起の収まらないペニスの先端を押しつけ、ねじ込もうとする。テティスは目に涙を浮かべてそれを制止しようと懇願した。
「いや、でもお前の子宮にもう入らないし」
「やめて……やめてくださいっ、お願いします。なんでもしますっ、オーク様の雌奴隷になりますっ! バシラは、バシラにだけはっ!!」
「いーや、駄目だね。お前は好みじゃ無いんだよなァ。ゴブリンの孕み袋ぐらいが丁度いいんじゃないのかっ」
ハイオークはそう吐き捨てると、精液でどろどろになった肉棒を、バシラの濡れた膣へとねじ込んだ。
「あっ、ひいいいっっ! 奥、一気、にぃッッ! ぐりぐりって、深いぃっ!」
「あぁ……やっぱりこっちの方が良い。うねるように締めてくる。おら、そんなに精液注ぎ込んで欲しいんなら、雌猫らしく鳴くんだよッ!!」
「ふにゃっ、ふにゃああっっ! オーク様のおちんぽっ、ごんごんって、気持ちいぃにゃあっ! ぐちゅぐちゅって、もっと、かきまわして欲しいにゃあっっ!」
「バシ……ラ……ぁ」
テティスは虚ろな目で、オークに犯されよがるバシラの姿をぼんやりと見つめることしか出来なかった。バシラの瞳には、もうテティスの姿は映っていない。彼女はもうとっくに、オークの性欲を満たし、孕まされるだけの性奴隷に堕ちていた。
オークの肉棒がバシラの膣奥をかき混ぜる度に、バシラの腹部にはぼんやりとハートのような形の紋様が浮かび上がっているのが見えた。恐らくはオークに捕まり、裸に剥かれた際、既にオークの性奴隷とするための処置が施されていたのだろう。愛するものに抱かれるよりも、オークに犯される事で至上の悦びに満たされるのだ。
「おらっ! 雌猫っ! 好きだァッ!! 俺の子を孕めぇっ!」
「はひいっ! 孕みますにゃあっ! 大好きなオーク様の精子でいっぱい孕むにゃあっっ!!」
直後、バシラの腹部が大きく膨らんだ。
彼女の子宮には、張り裂けそうなほどオークの精液が注ぎ込まれていた。腹部にぼんやりと明滅していた紋様は、はっきりと輝き、それはまるで彼女がオークの子を孕んだことを意味しているようだった。バシラを犯したハイオークは、彼女の身体をゆっくりと抱え上げ、対面立位でバシラを更に犯した。そして愛し合うかのように唇を深く重ね、ちゅぱちゅぱと水音を立てて舌を絡ませた。
気絶したかのように地面に横たわるテティスの周りには、下級のオーク達が我先にと集まっていた。ぐったりとしたテティスの身体は乱暴に掴み上げられた。精液まみれの膣を更に犯され、豊満な胸は乱暴に揉みしだかれ、未開発の尻穴にねじ込まれ、手にもペニスを握らされ、頭を掴まれ口にもペニスを咥えさせられた。
そして彼女の白磁のような美しい肌、清流のようにきらめく金髪にオークの汚らしい精液が浴びせかけられてゆく。テティスは涙を流しながら、拒む素振りすら見せること無くその陵辱を受け入れていた。
「はーい、テティスちゃんの負け~。二人の愛の力も、オークさんのおちんぽには敵いませんでしたねぇ!」
にやにやと笑みを浮かべながら、テティスとバシラの様子を眺めていたソーマはそう言い放った。
「……オークは、こんなことをする奴らじゃあなかった。戦いを愛し、強者を尊重し、立ち向かう相手には誠意を見せていた。嬲り者にするために誰かを襲うようなことは決して、しなかったはずだ。ソーマ、君が、こうなるよに仕向けたのか?」
巨体のハイオークの身体に座るソーマは、笑みを崩すこと無く見下ろす様な視線を向けた。
「王子ぃ、それは誤解ですぅ。オークさんは気付いただけ。女の子と交わる悦びに気付いたら、こうなっちゃったんですぅ。楽しかったですよお? オークさんとセックスするのは。みなさん私がちょおっと腰を振っただけで、すぐに喜んでくれましたからっ。王子とするよりも、ずっと気持ちよくて、楽しかったんですよぉ?」
推測通り、オークがこうなってしまっているのはソーマが原因のようだった。彼女が、オークに戦うことよりも強い快楽を、性交の悦びを教え込んでしまったのだ。何度か夜を供にした相手が、知らないところで自ら進んでオークとまぐわっていたのかと思うと、吐き気がした。
「あれあれ? 王子ぃ、もしかして私のことを憎んでます? 嫌悪してます? 全て私が悪いと思っています? 止めてください、そんなの。本当は、全部、貴方が悪いんですよ?」
「なに?」
「だって、王子が私とシてくれないから。他の女とばかり寝て、私がこんなに、こんなに、こんなに王子に犯されたくてしょうが無かったのに、王子が全然私の相手をしてくれないから。だから優しいオークさんとのセックスで我慢しようかなって思ったんですよ? アンナさんもぉ、王子が相手をしてあげないから、ここにいるんですよ?最初は嫌がってましたけどぉ、すぐにオークさんのおちんぽの虜になっちゃいました」
ソーマから発せられる信じられない言葉の数々に、怒りや後悔で頭の中がぐちゃぐちゃになり、膝を突きそうになる。思えば、最近のアンナの様子は少しおかしかった。彼女は既にオークの手に墜ち、彼らの物になっていたのだ。
「それで、こんなことが、許されるとでも思っているのか」
怒りで、声が震えた。
「思っていませんよ。ぜんぜん思っていませぇん。許して貰おうなんてこれっぽっちも思っていませぇん! だってもう私にはオークさんがいますから。王子よりも強くて、たくましくて、おっきなおちんぽのオークさんがい、ま、す、か、ら。もう王子の粗チンなんていらなぁいんですぅ。でも王子がどうしてもって言うなら? まぁ私の雄奴隷の一人くらいにはしてあげてもいいかなぁ?」
もはや彼女は自分の知っているソーマではなかった。魔物の手に墜ちた哀れな犠牲者でもない。
敵と確信し、鞘に収まった剣を握りしめた。
「下級の弓兵ごときが、あまり図に乗るなよ」
「あはっあっははははっはははぁっっ! 下級の弓兵ぃ? あぁ~、そういえばそうでしたねぇ」
「何が可笑しいっ!」
「ほら、王子、見てください」
ソーマは背後に転がっていた人のような形をしたものを片手で掴み上げると、軽々と放り投げた。宙を舞い、地面を転がり、足下で止まった人のような形をしていたそれは、白き射手、ナナリーだった。ソーマよりも遥かに格上だったはずの、英雄とすら呼ばれた伝説的な強さの弓兵。その彼女が、全裸に剥かれ、精液塗れにされ、ゴミのように放りに投げられてしまっていた。
「もう、その人より強くなっちゃいました。これのおかげで」
そう言ってソーマは腹部に大きく浮かび上がった紋様を見せつける。彼女がその紋様に手を触れると、触れた腕は灰色に変わり、筋肉が丸太のように膨れあがった。
「人間っぽい姿にしてますけどぉ、私はもうとっくにオークなんです。見てみますかぁ、オークの力を宿した、今の私の、本当の強さ。人間を遥かに凌駕する筋力、しなやかな身体、溢れ出る生命力。王子なんかじゃ、ちょっと油断したら殺しちゃうかも。それでもいいなら、相手をしてあげてもいいけどぉ?」
彼女はもはや人間ですらない。奴らは人間をオークに変えることが出来るようだった。アンナや、バシラ。捕まった皆もオークにされてしまうのだろうか。それだけは、絶対に防がなければならない。
刃を向けることに、何の躊躇もなかった。
アイギスの神器の剣を鞘から抜き、構える。
オークと女達の熱気に包まれた王城の庭園に、一陣の冷たい風が吹いた。
「ソーマ様。貴方様の手を煩わせることはありません」
「あら、そう? なら、おまかせしますね」
ソーマは、椅子にしていたオークから降りた。
四つん這いになっていたオークが立ち上がると、その身体は他のハイオークよりも一回り、いや、二回りは大きい。凄まじい威圧感を放ち、見下ろしてくる。脇に立ち、ソーマにペニスを扱いてもらっていたハイオークから巨大な剣を受け取ると、そのソーマの両脇にいたハイオーク二人を連れ、こちらに向かってきた。
歩く度に地面が揺れるのではないかと思わせるほどの巨躯。その両脇にいるハイオーク二人も、尋常では無い威圧感を放ち、大きな古い傷跡が歴戦の勇士であることを示していた。
「お前と、後の女二人。見たところお前達の中で強者は三人といったところか。ならば正々堂々、三対三で勝負をするというのはどうだ。お前達が勝ったなら、我々は全員ここから撤退しよう。我々が勝てば、お前達も我々のものだ」
「自分達が負けることなどあり得ないとでも言いたげな条件だな」
「オークの勇者たる者、約束は必ず守る。お前も全力を出せ。お前が真の強者ならば、喜んで従おう」
背後のオリヴィエとシビラに目を向けると、二人も覚悟を決めているようだった。
だが、彼女たちに先鋒を任せるわけには行かない。もし負けてしまったなら、その瞬間に陵辱されてしまう危険があるからだ。勝つために彼女たちを使い捨てにするなど出来るはずが無い。
「来い、全員倒してやる」
周囲にいたオーク達が離れてゆく。オーク達が壁となった、即席の試合会場。壁となった人集りの中には捕えられた仲間達や、城下町の人々の姿も見えた。皆がこの国の命運を決める戦いに注目していた。その中心に立ち、アイギスの神器を構える。正面には脇にいたハイオークの勇士。殺意に満ちた赤い瞳が燃えるように輝き、巨大な剣を振り上げ、構えた。
合図などなく、勝負は始まった。
オークは振り上げていた大剣を脳天めがけて叩き切るように振り下ろしてくる。
なんのフェイントもない、見え見えの攻撃だ。それをすばやく避け、盾に全体重を乗せて相手に打ち付けた。
オークとの戦い方は分かっている。相手はこちらの攻撃を誘っているのだ。彼らは血を流す度に闘争心が増し、その力を増幅させてゆく。そうなるまえに、有利な状況を作り、素早く勝負を決めるのが最良の戦法だ。
盾で殴りつけられた相手は耐性を崩した。振り下ろした剣を持ち上げる動きが明らかに鈍い。
一気に間合いを詰め、喉元めがけて突きを放つ。
アイギスの神器はオークの灰色の首を深々と貫き、そしてオークは大量の血を流して倒れた。
「次だ、来い」
二人目のオークもまた、一人目と同じだった。
アイギスの神器の力はオークの剣の一振りをものともせず、オークの身体は容易く切り裂かれ、血の海を作った。壁となった人集りの中から歓声が沸き上がる。絶望の海に沈んでいた人々の、勝利を渇望する希望に満ちた歓声。大きく剣を掲げ、その声に応えた。
「さすがだ。救世の英雄と称えられるだけのことはある。滾るぞ。其方と戦える事を喜ばしく思う。其方を倒し、我が力を証明し、そして雌は全て頂く」
「お前を倒し、全て終わらせる」
互いを即殺せんと同時に振り抜かれた両者の剣が接触し、激しい金属音が周囲に響き渡った。
巨体のオークの勇者の振り下ろした大剣は軌道を逸らす。地面に突き刺さるかと思われたが、オークの勇者は凄まじい膂力で振り下ろした剣を留め、振り上げ切り返そうとした。だが、その大剣が持ち上がることは無かった。
王子は片手に持った剣でオークの大剣を受け流すと、大剣を持つオークの腕を盾で押さえつけ、剣の裏刃でオークの腕から胸を切り裂いていた。大剣には出来ない、小回りの利く長剣に出来る技術が、オークの力を上回った瞬間だった。だが、その一撃が致命傷になることはなかった。
オークの勇者は押さえつけられた腕を力任せに振り抜き、王子をはじき飛ばす。耐性を崩した王子の身体めがけて、大剣の刃が一振り目を越える速度で迫った。血を流したオークが、その力を発揮し始めていた。
王子は盾を構え、その一撃を受けた。2度、3度。目にもとまらぬ嵐の様な大剣の連撃を、辛うじて凌いでいた。
「これほど容易く防ぐとは、面白い、面白いぞっ! だが王子、その神器の力、どこまで持つ? さあ来るが良いっ、勝負を決めようぞッ!」
オークの勇者が言うとおりだった。アイギスの神器の力を発揮できる時間は限られている。その力が尽きてしまったなら、為す術はない。おそらくは次の攻撃が奴を倒せる最後のチャンス。攻撃を誘っているのは分かっている。だが、それでもやるしかない。
盾を構えたまま、相手に突進する。相手はそれを読んでいたかのように、強い膝蹴りを盾の下部から放ち、盾を構える腕をはじき飛ばした。
しかし、王子が耐性を崩す事は無かった。蹴り飛ばされた盾は王子の腕をするりと抜け、宙を舞った。蹴りを放った直後のオークは剣を振るうことが出来ない。その一瞬の隙を突いて、王子は喉元めがけて突きを放つ。
ざくりと、肉を絶つ感触。
全身から力が抜けてゆく。アイギスの神器の力を使い切った感覚だった。
再びこの力を使うには、時間がかかる。この一撃で終わっていなかったなら――
「ふふはっ、はははっ!! 越えたぞ、アイギスの神器の力」
王子の剣が貫いたのは、オークの勇者の左腕だった。その刃はオークの分厚い筋肉によって挟まれ留まり、切っ先は喉元の手前で止まっていた。
「ぐ、くそっ、クソぉっ!!」
剣を抜こうにも身体には力が入らなかった。
オークの勇者は王子の身体を、剣の突き刺さった左腕一本で持ち上げる。右腕を大きく振りかぶり、鎧越しに王子の腹部を激しく連打した。そして嘔吐する王子の身体を、オークの勇者は軽々と放り投げる。王子はごろごろと地面を転がり、勝負の行方を見つめていた人々の足下で止まった。その首のすぐ近くに、王子が振るっていた剣が投げつけられ、地面に突き刺さった。
「そんな、王子が、負ける……なんて」
足下に転がった王子の姿を見て、オークに捕まった仲間達、街の人々は絶望を顔に浮かべ、悲嘆の声を漏らした。そして、オーク達からは轟くような雄叫びが響き渡った。
「其方の強さ、確かに見届けた。だが愚かだ、其方が三番手であれば、勝っていただろうにな。ふ……ぐふ……ぐははははっっ!!」
オークの勇者は無様に地面に転がる王子を見下ろし、身体を仰け反らせて大きな笑い声を上げた。
それは確かに、勝利を確認した笑い声だった。
「オークの勇者と言えども、豚のような気持ち悪い笑い声なのですね。愚かなのは貴方のほうです。たった一人倒しただけで勝ったつもりなのですか?」
笑い声を上げるオークの勇者の前に立ちはだかったのは、エルフの姫、オリヴィエだった。手には聖剣アルタキエラ。背には白く輝く妖精の羽。やわらかな花の香りのする風が吹き、エルフの姫の美しい金髪がなびいた。
「ほう……さっそく一人目が犯されにきたか。自ら進んで身体を差し出してくるとは殊勝な事だ」
オリヴィエの姿を見たオークの勇者はおもむろに鎧を脱ぎ始めた。筋肉の塊のような巨体を見せつけ、オリヴィエの美しく整った身体をなめるようにまじまじと見つめる。その下腹部にある巨大なペニスは雄々しく反り立ち、直ぐにでも目の前の獲物を犯さんとどくどくと脈打っていた。
オリヴィエはそれを見て少し驚き、一瞬顔を赤らめた。
が、一呼吸して直ぐに冷静さを取り戻し、鋭い視線で相手をにらみ返した。
「輪切りにして犬の餌にしてあげます」
光一閃。
まさしく閃光と呼ぶほか無い神速の一振りが、反り立つペニスの先端をかすめ、オークの勇者の腹部を切り裂いた。オリヴィエの神速の連撃は止まらない。肩口、後肘、内腿、アキレス腱。全身の急所が容赦なく切り刻まれてゆく。全身を血まみれにしながら、オークの勇者は反撃の刃を振るう。体力の無いエルフがその一撃を受けたなら、致命傷は免れない。ただの一撃で死に至るだろう。だが、その刃はオリヴィエに届かなかった。彼の剣が遅いのでは無い、オリヴィエが速すぎるのだ。
勝負は一方的だった。
どんなに速く、どんなに力を込めようと、聖剣の力を解放したオリヴィエに、力任せのオークの剣が届くことは決して無い。
王子は、オリヴィエが戦う前から勝利を確信していた。彼女の力であれば確実に奴を倒せると理解していたからこそ、自ら先鋒を切って出たのだ。仮にオリヴィエが奴を殺しきれなかったとしても、遠距離から攻撃出来るシビラのアンサラーが先手を取り奴を容易く絶命させるのは明白だった。
王子は力なく地面に横たわりながら、うっすらと笑みを浮かべた。
「ぐ……ぁああっっ!!」
エルフの姫の、可細い悲鳴。オリヴィエの身体が、宙を舞っていた。
手にしていた聖剣は天高く舞い、回転しながら落下し、地面に突き刺さった。
信じられない光景だった。
オークの勇者が振り上げた一撃は、オリヴィエの身体を正確に捉え、聖剣をはじき飛ばし、オリヴィエの身体の中心をまっすぐ縦に切り裂いていた。胸元から下腹部までバッサリと切り裂かれ、胸と恥部は露わにされた。縦に切り裂かれた胴体からは血があふれ、オリヴィエは自身の血だまりの上に仰向けに倒れた。
「回復しろ。折角の極上の雌を殺すのは惜しいからな」
血だまりの上で気絶したオリヴィエの周りに、オークの術者達が集まった。内臓が見える程深く切り裂かれた傷が、たちどころに癒やされてゆく。彼女は、一歩手前で死を免れたのだった。しかし、癒やされたオリヴィエの腹部の傷が何事も無かったかのように癒やされたその場所には、ソーマやバシラのように、紋様が浮かび上がっていた。
「くっ、あぁっ、あああっ!」
目を覚ましたオリヴィエは、自らの敗北にまだ気付いていないようだった。まだ、自らの手にアルタキエラが握られていると思っているのだろう。全裸で虚しく腕を振るい空を切った。
自身の周りが血で汚れ、そして、腹部に紋様が刻み込まれているのを見て、ようやく何が起きたのかを理解した。
「そんな……私がっ、豚ごときに、負け……?」
「そうだ、元、エルフの姫。そしておはよう雌奴隷」
「いや、いや……そんなっ! 嘘、嘘ですっ!!」
地面に横たわる全裸のオリヴィエに、オークの勇者が歩み寄る。オリヴィエは起き上がると逃げるように駆け、地面に突き刺さった聖剣を掴んだ。だが、地面に突き刺さった聖剣が抜き取られることは無かった。
「どうして、どうして……っ! どうして抜けないのですっ!!」
恐怖に震えるオリヴィエは必死に聖剣を掴むが、まるでびくともしなかった。剣は、もはや、オリヴィエを主とは認めていなかった。
「オークの雌奴隷となったお前にはもう聖剣は握れず、エルフの里にも帰れまい。だが安心しろ、我々の性処理係として末永く大切に使ってやるからな」
オークの勇者の赤い瞳の視線が、オリヴィエの身体を貫いた。
それに反応するように、腹部の紋様がぼんやりと怪しく光る。
恐怖に震え、青ざめていたはずのオリヴィエはその眼差しだけで全身を紅潮させてしまっていた。
「いや、嫌ぁ、こんな、豚に犯されるなんて、嫌あああああっっ!!」
オークの勇者はオリヴィエの身体を両手で掴むと軽々と持ち上げた。既に愛液で濡れたオリヴィエの慎ましい割れ目に、反り立つ肉棒が深々と突き立てられた。
「ああっっ、ひいぃぃぃんんんっっっ!!」
膣奥を一突きされ、オリヴィエは白目を剥いて絶頂した。ただの一突きで絶頂したオリヴィエの悦びを表すかのように彼女の妖精の羽はパタパタとはためいた。
失神寸前のオリヴィエの顔、その頬を、オークはねっとりと舐め回す。
「良い香りだぁ。まるで、花の蜜のように甘い。すぐに、精液の臭いの似合う身体にしてやる」
「あっ、あっ、ああっ、ふぁああっ!」
肉棒の形がはっきりと分かるほどに膣奥を何度も貫かれる度、オリヴィエはびくびくと身体を震わせ、ねだるような甘い喘ぎ声を響かせた。
「おっ、うっ、こんなに強く締め付けて。また、イきそうなのか? ん? 何度でも、好きなだけイかせてやる。人間相手では満足できない身体にしてやるからなっ!」
「はひぃっ、イくぅ、イくぅ!! イきますぅっ! オーク様のおちんぽに犯されて、イきますぅっ!」
「ほらイけっ、イけぇっ! 豚のチンポでイき狂えっ!」
オークは夢中で腰を振る速度を一段と早めた。
高貴なエルフの姫……だったオリヴィエの膣に精液を注ぎ込み、一刻も早くその身体も心も我が物にしたいのだろう。
「イくのはあんただけよっ!!」
漆黒の刃が、オークの勇者の背中を深々と切り裂いた。
魔剣アンサラーから矢のように放たれた魔力の刃だった。オリヴィエを犯すことに夢中になっていたオーク勇者に、シビラは容赦なく攻撃を加えた。背後から距離を取り、シビラは魔剣を振るう。二度目の斬撃がオーク勇者に深々と十字の傷を作った。
「ぐ……がはあっ、卑怯な、手を……っ!」
オークの勇者は吐血し、膝を突いた。
犯していたオリヴィエの身体を放り投げ、大剣を持ち上げてシビラに向かい合おうと振り向いた。そこに三度目の斬撃が襲いかかり、胸部はぱっくりと切り裂かれた。
「卑怯なのはあなたよ。あなた如きの剣が、オリヴィエの身体を捉えるわけがないもの。そのへんにこそこそ隠れているオークメイジあたりに、付与魔法でもしてもらったんでしょう?」
「その通りだ。だがそれがどうした。悔しければ今のように卑怯な手でオレを倒してみろ。その身体で、できるものならな」
オークの勇者の含みを持たせた言葉にシビラは一瞬戸惑ったが、躊躇することなくアンサラーを振り下ろした。
王子に腕を貫かれ、オリヴィエに全身を切り刻まれた。そしてアンサラーの傷は深い。恐らくはあと一撃。
この一撃で全てを終わらせる。
捕まった仲間達、そして街の人達。そして王子も。固唾を呑んでその一太刀を見つめていた。彼女の勝利を信じて。シビラは彼らの思いの全てを剣に乗せ、その一刀を放つ。
「え……? なに……どうして、何も起きないの?」
振り下ろした魔剣から魔力の刃が放たれることは無かった。
先ほどまで軽々と振り回していた魔剣は恐ろしく重く、持ち上がらない。
全身に力が入らず、シビラは地面にへたり込んだ。
「一体、どうして……そう、あなた、また卑怯な手を使ったのね?」
「卑怯? これが卑怯だと、くっは、ははははっ!! これは傑作だ!!」
シビラはオークの勇者の赤い瞳と目が合った。視線がかさなったその瞬間、全身を焼き尽くすような甘い痺れが走り、シビラは胸と腹部を押え地面の上で悶えた。
「あ……つぅ……い……一体、何、を――
「ほうら見せてみろ、お前の身体を」
オークの勇者はシビラの服を掴み、乱暴に引き裂き、全裸に剥くとその小さな体を掴んで高々と掲げ、周囲を囲む人々に向けて晒した。
「この雌の腹を見ろっ。このくっきりと刻まれた淫紋は、はるか以前に刻まれた古いものだ。この雌は、お前達の前では姫として振る舞っていながら、その実は自ら進んで我々に股を開く淫乱だったのだ!」
「く……あ……あああっ!!」
オークの勇者がシビラを掴む手に力を込めると、腹部の淫紋は爛々と輝いた。その輝きに呼応するようにシビラは身体を震わせ、露わにされた恥部からはねっとりとした愛液が垂れ始めた。
オーク勇者の指摘は真実だった。彼女の魔剣アンサラーは、仮にシビラが犯され処女を失ったとしても肉体を元通りに再生させる。王子に幾度も処女を貫かれ、そして魔剣で再生を繰り返す度に、彼女の性欲は強くなっていた。その欲望は底なし沼のように深く、彼女の理性のタガは、とっくに外れていた。王子の目を盗んでは姿をくらまし、男達に犯されていた。一般兵を犯しても足りず、山賊に輪姦されても足りず、魔狼に犯されても足りず。そして、オークにも犯されていた。その時に刻まれた淫紋は、魔剣の力によって消滅したはずだったが、ひっそりと彼女の身体の奥深くに根付き、そして今、オーク達の淫気にあてられ、再び姿を現わしたのだった。
「ほら、淫乱な雌奴隷らしく懇願してみるがいい」
シビラは脇をがっしりと掴まれ、宙吊りにされたまま、自ら足を開き、両手でヴァギナを大きく広げた。露わになったシビラの処女膜に、大衆も、オーク達も目を離せなかった。そして、高らかに言い放った。
「はひぃっ! 私は、真性淫乱痴女姫の、シビラですぅう! みんな、ごめんなさいっ。人間のおちんぽだけじゃもう満足できなくって、魔物にも犯されて……そして、オークにも犯されて、おちんぽの虜になってましたぁっ! これが、その証拠っ! 犯されて、淫紋刻まれて、そして今、オークに犯されて破かれたいって、この淫乱処女膜がひくひくしちゃってるのぅ! あぁっ、ふぁああっ、もう、イっちゃいそうなのっ!」
「汚らしい雌猿め。望み通り便器にでもなるがいい」
オークの勇者はシビラの体を、注目する人々の中へと放り投げた。
「この淫乱変態女め、お前のせいで俺達は負けたんだっ!」
「そうだ、くそっ、いやらしい身体しやがって、滅茶苦茶に犯してやる、ぼろぼろにしてやらないと気が済まないっ!」
かつてシビラを姫と称え、尊敬の眼差しを向けていた町衆。かれらは今や暴漢となり、シビラの体に我先にと押し寄せた。処女膜は躊躇無く裂かれ、穴という穴を男達に犯し抜かれた。怒りと性欲の渦に飲まれた男達の性の暴力を、シビラは股を開き悦んで迎え入れ、喘ぎ、絶頂し、潮を噴いた。男達の精液だけでなく、尿まで全身に流し込まれ、浴びせかけられて笑みを浮かべるその姿は、便器そのものだった。
便器フォームとなった、愛した哀れな姫の姿を、王子は地面に横たわり力なく見つめていた。
オリヴィエはオークの勇者に何度も精液を注ぎ込まれ、妊婦のように腹部を膨らませている。
気絶するまで犯し尽くされた二人の元、姫と王子は、オークに引きずられ、ソーマの前に運ばれた。
ソーマとアンナは、腹部を膨らませて地面に転がった精液袋の二人の顔を踏みつける。
「こんな女に惑わされて、国を失うなんて。哀れな王子ね。ふふっ、あれぇ? 王子。こんな状況で、勃起しているんですかぁ?」
地面に転がされた王子の下腹部を、ソーマはまじまじと眺め、なで回した。
そこは、確かに硬く膨らみ、勃起していた。
「大切だったお姫様がこんな姿にされて勃起しているなんて、最低ですね。ふふっ、でも、いいですよ。すぐ楽にしてあげます」
ソーマは王子の服を脱がし、股間を露わにすると、大きく勃起したペニスが跳ねるように飛び出した。ソーマはそれを愛おしそうになで回すと、王子の睾丸にねっとりと口づけをし、痕がつくほどに吸い付いた。ソーマの口づけの痕がぼんやりと淡く輝く。
「これで王子のここはオークさんと同じになりました。すぐに、全身をオークさんにしてあげます」
王子に跨がり、ゆっくりと腰を沈める。愛液でぬるぬるになった割れ目で王子の勃起したペニスを挟み、前後に動かしてゆく。
「ほら、ここはオークさんになったんですから。もっと、もっと勃起してくださいっ! こんな粗末な王子ちんぽじゃなくって、オークさんのりっぱなおちんぽになってくださいっ! ほらっ、ほらあっ!」
ぬちゃぬちゃといやらしい音を立てて、王子のペニスがソーマのヴァギナで扱かれる度に、王子のペニスはどんどんと灰色に近づいてゆく。血管が脈打ち、その太さは一回りも二回りも大きくなってゆく。ソーマの身体を持ち上げそうな程、硬く、太くそそり立つペニスをみたソーマは嬉しそうに声を上げた。
「あっはああぁぁっ。すごいですぅっ! 最高のオークさんちんぽぉっ! 王子のオークさんちんぽ、いただきますっ!」
ソーマは指でヴァギナをぱっくりと広げ、オークのものと同質となった王子のペニスを膣奥まで一気に銜え込んだ。オークの力を得たソーマの膣はうねるように王子のペニスを絞り、ソーマは激しく腰を振って王子のペニスを刺激する。
「あれっ? あれえっ? もうびくびくってしちゃってます。え? 王子、もうイきそうなんですかぁ?」
直後、ソーマの子宮の中に大量の精液が注ぎ込まれた。
「あっ、あはぁっ、んんっ、王子、早いですぅ! そんなに私の膣内が良かったんですかぁ? そこの便器二人よりも? アンナさんよりもぉ? ねぇ? ねえっ?」
王子は応えなかった。涙を零し、歯を食いしばり、ソーマから目を逸らした。
「うふふっ、いいですよ。いいんですよ、王子。気持ちよかったんですよね。言わなくても分かります。何度でも、好きなだけ私の膣内に出してください」
そう言ってソーマは腰を振り始めた。
無言だった王子の声からうめき声が零れ始める。
全てを奪われた憎しみを塗りつぶしてしまうほど、ソーマの膣は心地よかったのだ。
程なくして、王子は二度目の射精を迎えた。
「んんっ、ふああっ、あっ、あああっ、私も、熱く、なってきちゃいました。やっぱり、王子のおちんぽ、気持ちいいですっ! えっちなソーマの子宮に、もっと、もっと注ぎ込んでくださいっ」
王子はソーマとの行為に溺れていた。
身体を起こし、ソーマの身体を掴み、抱きしめ、押し倒し、正常位でソーマを犯していた。
抑えきれない欲望を吐きださんと、何度もソーマの膣奥を殴りつけるように突き上げた。
そして三度目の射精。
「あっ、ああっ、イく、イきますっ、王子ぃ、王子のおちんぽに犯されて、イくっ、イっくぅぅんんっっ!」
大量の精液を三度も子宮に注ぎ込まれたソーマの腹部は膨らみ、輝く淫紋は彼女が孕んだことを示していた。
絶頂の余韻に溺れながら、二人は唇を重ね、ねっとりと舌を絡め合った。
「ふふっ。これで、王子は私だけのもの。そして、この子が」
ソーマは立ち上がり、オーク達に向かって宣言する。
「今、私はオークとなった英雄の子孫の子を孕みました。産まれてくる子は、より強いオークの勇者となり、神器を身に纏い、私達を導く真の救世主となるでしょうっ!」
オーク達が歓喜の雄叫びを上げる。
「今、私こそがこの国の真なる女王。皆、私に続け! 今こそオークである我らが世界を統べるのですっ!」
オーク達が雄叫びを上げ、旗を掲げた。
「うおおおおおおおおおおぉぉぉ!! ソーマッ!! ソーマッ!! ソーマッッッ!!」
その後、魔王となったソーマが光の球を持った勇者に倒されるのはまた別の話である。
ソーマ!!ソーマ!!!ソーマっっ!!!
すっかりオークさんのペニスケースが持ちネタとなってしまったソーマちゃんでした。
ナナリーが毎回酷い扱いなのは出ないからです。