せんねんせんそうあいぎすのちょっぴりえっちな小説 作:むとっち
「は、ああっ、く……んん……くうっ!」
「アンナ、今ので通算40回目の絶頂だと思うが、どうかな?」
「イってなんか、いません……。感じて、ません……」
「はぁ……そうか、残念だ。全く、理解に苦しむよ。我々の手に落ちれば永遠の悦楽と安心を得られるというのに」
玉座に座る偽王子が大きくため息をついた。アンナの両穴を犯していた二人の偽王子の動きが止まる。二人はアンナを解放するが、アンナは立つことが出来ず、地面にべしゃりと倒れ込んだ。もう、彼女には立ち上がる力も、気力も無かった。
玉座の間に響き渡る無数の喘ぎ声。そこは床は血と体液でドロドロに濡れ、魔界へと繋がる幾つものゲートが出現していた。かつて王城が陥落したときよりも遙かに陰惨な光景が、そこに広がっていた。
歴戦の英雄すら王子の姿の前では油断し、無数のデーモンに取り囲まれ、敗北した。王城にいた兵士から従者まで、拘束されては玉座の間に運ばれ、そして拘束された本物の王子の前で、孕まされた。
そんな中、アンナは一人、デーモンの陵辱に必死に耐えていた。膣も肛門も裂け、身体が干からびるまで愛液を垂れ流してなお、心の抵抗の火を消さなかった。
それは王子に付き添うものとしての覚悟からか、それとも敗北の一因になってしまった自責の念からか。
アンナは深く呼吸をし、息を整えると、最後の力を振り絞り、ゆっくりと立ち上がった。
「あきらめ……なさい……っ! どんなに痛めつけられても、穢されても……、私も、王子も、死の、その時まで、絶対に屈しません!」
「……連れて行け」
アンナはその身体を抱えられ、地下牢へと運ばれた。誰もいない石畳の冷たく暗いその一室に、投げ込まれた。この薄暗い闇の中でまた魔物に犯されるのかと身構えたが、目を凝らして部屋を見回しても、本当に何もないただの牢屋だった。
「お前とはまた後でたくさん遊んでやる。最高の舞台で屈服させてやるよ。それまでそこで身体を休めておくが良いさ」
牢屋の扉が閉められ、アンナは一人になった。遠くから聞こえてくる絶叫と喘ぎ声。冷たい床に座り込む。もう自分に出来ることは、遠くから聞こえる声の主に、心の中で謝罪することだけだ。魔物の児を孕むには十分過ぎるほど犯されてしまった。じきに、魔物を産む事になるだろう。そうなる前に、ああ……、命を、絶たなければ。
どうして私はこんなに弱いのだろう。あのプリンセス達のように魔剣を振るえたなら、今すぐにでも皆の敵を討ちに行くのに。
力が欲しい。皆を助ける、力が――
「……ナ、…………ので……」
耳にかすかに聞こえる、あの麗しく安らかな声。
「アイギス様ッ! アイギス様なのですかっ!?」
胸元に青い輝き。ペンダントにして、いつも身につけていた神聖結晶が、淡く光り闇の中に煌めいていた。それを手に取り、青白い光を覗き込む。
「アンナ、聞くのです。私の持てる力の全てを今、貴方に注ぎ込みます。ほんの少しの時間だけですが、貴方は神と同等の力を得られるはず。死を覚悟するというのなら、その身を私に捧げなさい。私と貴方を一つにして、あの悪しきもの達を滅するのです。そして、王子を、救いましょう」
「わかりました、アイギス様。覚悟は、できております――!」
「やめろおおおおおぉぉぉ――――…………」
若い男の絶叫が、遠くへと消えていく。デーモンに拘束された若い弓兵が、魔界へと続くゲートの中へと放り込まれていった。
「男は全員ゲートの中に放り込め。一々殺すのも面倒だ。魔界に送れば蟻の餌くらいにはなる。女は孕ませたら肉壁に吊しておけ、子を産むまで絶対に逃がさないようになぁ」
玉座の間の壁一面、天井までもが蠢く赤黒い肉と触手に浸食されていた。そこに吊された少女達。その中には、歴戦の英雄や聖女の姿もあった。そしてその誰もが妊婦となり、胎に魔を宿していた。
「いや、いや……こんなのいやぁ……。産みたくない……魔物の子供なんて、産みたくない……。こんなの、いやあああぁぁぁ――――」
少女の悲痛な絶叫。まだ成熟しきっていない身体の少女すら、魔物に孕むほど犯されていた。聖女イリスのその小さな身体の腹がぐるぐると歪に蠢き、ぴっちりと閉じたつるつるの割れ目が内側から強引にねじ開けられ、邪悪な漆黒のオーラを放つヒルのような、ワームのような魔物がビチビチと身体を震わせながら這い出てきた。
「ひっ、ああっ――!! んんっ、あああぁぁ―――」
少女の絶叫が艶を含んだものへと変わっていく。
「あばれっ、ないでぇえぇっっ!! そんな激しく、された、ら、ひぃっ、い、イッちゃ、イっちゃあああああぁぁ――――!!」
一体その身体にどれだけの魔物が孕まされていたのだろう。一匹目が出てきたかと思うと、立て続けに何匹ものヒルの様な魔物が滝のようにどぽどぽと音を立てて産み落とされていった。理解を超えた状況と想像を絶する性感にイリスは白目を向き、涎を垂らして気絶した。
出産を終えた少女は肉壁から解放され、地面へとずるずると滑り落ちていく。その身体を、待ち構えていたひときわ大きな巨体の灰色のデーモンに鷲づかみにされる。出産を終えたばかりの幼い少女のぱっくりと開いた膣に、その少女の足ほどはあろうかという巨大なデーモンのペニスがあてがわれた。到底挿入できるとは思えないサイズの差。先走り液でどろどろに濡れたペニスで、少女の小さな膣口をぐりぐりと責め立てる。少女の膣が巨大なペニスをすんなりとは受け入れない事を悟ると、デーモンはその巨大な腕に力を込める。
ごちゅり、と、気色の悪い音が響く。
デーモンは、力ずくで少女の膣をペニスで拡張し、膣奥まで一気に貫いた。
「いい゛い゛い゛っっ――!! あ゛がっ、あ゛あ゛あぁぁ――――っ!!」
あまりの強烈な痛みにイリスは叩き起こされ、とても少女のものとは思えない獣のような絶叫を上げた。その声にデーモンは気をよくしたのか、まるでオナニーをするように激しくイリスの身体を前後に振り動かせ、拡張された膣をおもちゃのように蹂躙した。
生存本能とでも言うべきだろうか。イリスは混濁する意識の中で僅かに残った癒やしの力を自らに注ぎ込んだ。すさまじい速度で再生されていく傷だらけの身体と膣。しかしその聖女としての高い能力が、今回は裏目に出てしまったようだった。傷は塞がり、確かに痛みはなくなった、が――
「ひうっ、はっ、はあぁああっんんっ、あひっ、んっ、あああぁ――っ」
拡張された膣はデーモンのペニスにフィットし、全身を押しつぶすような強烈な性感が聖女の身体を苛めた。デーモンはイリスの身体でペニスを扱く勢いを更に強める。
「んひっ、ひっ、ひあああっ、ああアァぁ――っ!!! んんんあアアあぁぁァ――――!!」
まるで削岩機で犯されているのかというほど高速で膣奥を叩きつけられる感触に、イリスは絶頂を抑えきれなかった。膣を痙攣させて何度も絶頂し、地獄のように連続する絶頂の連鎖から逃げられなくなってしまった。
その絶頂に溺れて痙攣する膣の中に、デーモンの大量の精液が放出された。出産してへこんだ腹部が、大量の精液で水風船の様に膨らまされ、ボテ腹へと姿を変えた。
子宮が精液で満たされる感覚に、イリスはまた絶頂し、尿道からは黄色い小水が零れた。
イリスの身体はまた肉壁の触手に絡め取られた。膣からは精液が零れないように触手が入り込みふさがれ、両手足が逃げられないように肉の壁の中に埋まった。そして壁から生える幾本もの細い触手が、イリスのクリトリスと乳首を縛り上げる。
人知を越えた全身を犯す悦楽に聖女は耐えられず、口をだらりと開け涎を垂らし、白目をむいて無様なアヘ顔をデーモン達の前に晒した。そしてその姿は、余すところなく王子の目に見られていた。
子宮の中をデーモンの精子が蹂躙する。聖女の卵子に逃げ場は無く、無数の精子に陵辱され、そして受精した。感じるはずのない着床の感触を、牝の本能が感じ取っていた。その刺激に全身がぞくぞくと震え、締め上げられた乳首が痛いほど勃起する。わずかな膨らみに過ぎなかった聖女の胸は、度重なる牝の刺激に当てられ、ふっくらとした双丘へと変わり始めていた。
「あの清らかだった聖女が、まるで雌豚だな。なぁ、王子。あの娘があんなに嬉しそうな顔を見せたことが一度でもあったか? ん?」
王子はアヘ顔のイリスから目を逸らした。変わり果てた仲間の姿を、直視できなかったのだ。
「逃げるなよ王子。まあ、どうせそのうち逃げようもなくなる。この四方の壁全てが雌豚の無様な面で埋まるから安心しろ」
高笑いする偽王子を、王子はにらみつけた。
その姿を見て偽王子はにんまりと笑う。
「さぁ、次はお前だ」
下級デーモンの腕が、長い金髪のポニーテールの少女へと伸びる――
その時だった。激しい爆音が玉座の間に鳴り響く。粉々に砕かれた扉。その土煙の向こうに見えるのは、まるで天使のような純白の翼。立ち上る魔力の渦に、土煙は消し飛ばされ、その神々しい姿が露わになった。
陽炎のように立ち上る神秘的な魔力の輝きを身にまとい、神々しい六枚の翼を生やす銀髪の少女。まるで女神アイギスのような姿をしたその少女は、信じられないことにアンナだった。
女神アイギスの力とその肉体を融合させ、人としての肉体の限界とその人生を捨て、現人神となった女神アンナ。怒りも悲しみもない、穏やかな表情で、魔窟となった玉座の間を見渡していた。かつての仲間達の惨状を見て、もはや何の感情も沸いていない。魔を滅し、浄化し、救済するだけの存在に、変わり果ててしまったのだ。
「他人の姿を借りなければ戦えない脆弱な魔物達、女神の力の前に、滅しなさい――」
女神アンナの姿が消えた。いや、見えないほど高速で移動したのだ。
次の瞬間、玉座に座っていた偽王子の身体が、玉座とともに吹き飛ばされた。偽王子の身体は壁に叩きつけられ、血をまき散らし、壁を崩して肉塊となって地面に飛び散った。
その光景をみて恐れおののく下級デーモン達。ゲートへと逃げ去っていこうとする数多の偽王子とデーモン達が、次々と素手で肉塊へと粉砕されていく。
縄で絞められ、肉の触手で天井から吊された俺の元へ、女神アンナがゆっくりとやってきた。
「ごめんなさい、王子。これだけ、伝えたかった。これが、私に残っている、最後の感情だったから、どうしても、伝えたかった」
身体を縛っていた縄が灰へと姿を変え、ほどけてゆく。
俺は、アンナを抱きしめようと、腕を伸ばす――
ざくり、と。そのアンナの脇腹へと、巨大な槍の刃が突き刺さった。そして周囲から次々と槍が舞い、女神アンナへと襲いかかる。
「な、に――?」
アンナは刺さった槍を払い、飛び交う槍を払い落とす。
周囲は上位デーモンのデーモンメイジ達に囲まれていた。いや、その半身は歪な闇色の軟体。ドッペルゲンガーと合体したデーモンメイジだった。
そして、崩れた玉座の向こう。玉座に座っていた、アンナに叩きつぶされたはずの偽王子の肉塊は、ぐにゃりと歪み大きく膨らみ、最上位のデーモンであるグレーターデーモンを形作った。その半身はやはり、あのドッペルゲンガーの闇色の軟体だった。
「ドッペルゲンガーを倒すものが現れるだろうと思っていましたよ。だからこそ、強い力を持った魔族と合体したのです。まさかそれが、貴方だとは思っていませんでしたがね」
「消えなさい――!!」
女神アンナは間髪入れずグレーターデーモンへ一撃を加えた。目に映らない神速の一撃。下級デーモンを一撃で肉塊へと変えたその一撃が、グレーターデーモンの腹部に突き刺さる。
しかし――、その腕は青白い皮膚で止まり、傷一つ付けられていなかった。
「くふふふ……、どうしました? それが貴方の全力ですか? では、こちらからいきましょうか」
グレーターデーモンは手に持つ巨大な鎚を振り上げ、女神アンナへと容赦なく振り下ろした。女神の力を受けたアンナであれば、それを問題なく回避できると思われた。
しかし、無情にも女神アンナは巨大な鎚に叩きつけられ、地面を転がった。
「恨むのなら貴方の仲間を恨みなさい」
グレーターデーモンの身体を這い回る漆黒のオーラを放つ小柄なデーモンワーム。それは、イリスから産み落とされた子供が短期間で成長を遂げたものだった。無数のワームが展開した、本来聖女のみに扱うことが許されるはずの強力な結界魔法。その強力な斥力が、女神アンナの一撃を無力化していたのだ。
「槍に付けられた傷、痛むでしょう? 身体が動かないでしょう?」
女神を傷つけた槍には、本来はレッサーデーモンの持つ強力な麻痺毒が何倍にも濃縮されて塗りつけてあったのだった。女神といえども、その毒を打ち消すには数秒を要した。
その隙を、狡猾な魔族達が、逃すはずがなかった。
地面に横たわる女神アンナを、デーモンメイジ達が取り囲み、そして無数の槍が投げつけられ、突き刺さる。動けなくなったその無抵抗の身体に、巨大な火球が幾重にも投げかけられ、女神の身体を焼き尽くした。
「女神アイギスの伝説も、これで終わりです」
グレーターデーモンの巨大な鎚が、黒焦げになった女神の身体に振り下ろされた。
女神の敗北を前に、王子は力なく両膝を突き、倒れた。
城内は完全にデーモン達に制圧され、魔物の巣へと姿を変えた。そしてその魔手は、時を置かずして城下町へと伸びたのだった。民衆はデーモン達に殺されることもなく、犯されることもなく、ただ城門前の広場へと集められた。広場の中心には二人の全裸の男女が向かい合ってさらし台にかけられていた。木製の板に両手と首を固定され、全裸の哀れな姿が国民の目に晒されていた。
男はかつての救世主。この国の王子であり、英雄の末裔。
女はその王子に付き添った政務官。そしてその身の全てを女神へと捧げた者。
女神アンナは、あの惨状の中でも生き残っていた。ボロボロの灰と肉塊から再生し、なんとか元の姿を取り戻したが、その力の全てを失っていた。もはやただ翼を生やし、女神の姿を借りただけの少女は、簡単にデーモンにとらえられたのだった。
デーモン達が、二人へと歩み寄り、そして高らかに告げた。
「このあわれな女は、お前達の信仰する女神アイギスと同化している。ここにいるこの女が、女神アイギスそのものだということだ。無知で卑小なお前達が盲信していた女神とやらが、どれほど醜いものだったのか、教えてやろう」
さらし首にかけられてなお、その神々しさを示す少女の膣に、デーモンの巨大なペニスがくちゅりと嫌らしい音を響かせて挿入された。
「はああっ、んんああぁぁ――っぅ!!」
口では否定しても、デーモン達に輪姦されて何十回も絶頂を経験したその身体は淫乱そのものだった。女神として長い間女の悦びを忘れていたアイギスは、アンナの淫乱な身体の強烈な性感に耐えられず、恥ずかしげも無く淫らな声を上げてしまっていた。股からこぼれ落ちる愛液が、地面に滴りポタポタと嫌らしい音を響かせる。民衆の目は、淫乱な女神アンナの姿に釘付けになった。
「ほら見ろ、もう乳首をこんなに固く勃起させているぞ。見ただろう? これがお前達の盲信していた女神の真の姿だ。大衆に裸を晒して興奮し、魔物に膣を犯されて悦んで喘ぐ。それがお前達の信じていた神の姿だ!!」
「ちっ、違います!! 女神様は淫乱なんかじゃ、ありませ――ひうぅぅんっっ!!」
否定の言葉を発しようとするも、膣奥を突かれその言葉は肯定の嬌声へと変えられた。女神と一つになる前は、こんな刺激、耐えられたはずなのに。
その姿を見る男達の股間は一様に膨らみ、ガチガチに勃起していた。何人かはその勃起したペニスを女神に見せつけ、扱き始めている。
「お前達に良いことを教えてやろう。この淫売な女神の大好きなところはなぁ、ここだ――!!」
「イっ……あああぁっ!! イっくう、イっくううぅぅ―――んんんっ!!」
甲高いイキ声が周囲一帯に響き渡った。無様なイキ顔を、国民に、そして愛する王子に、晒してしまった。
「子宮口のこのコリコリしたところをペニスでぐりぐり突き上げられるのが、大好きなんだよなぁ?」
「はっひぃぃ――!! はひぃ、はひぃっ、しゅき、だいしゅきでしゅううっ!! やああっ、はああんっ――、また、またイっちゃう――!!」
アンナの膣が、精液をほしがるようにデーモンの膣をきゅうきゅうと強く締め上げた。
「こんなに強く締め上げやがって。見ろっ! 淫乱な女神は魔族の精液をご所望の様だぞ! ほうら!! その淫乱な身体で全部呑み込め!!」
「いやあああ――っ!! イッちゃう、またイっちゃうっ!! 熱々の特濃ザーメンンンッ、しゅっきいぃぃ――!!」
魔族の精液を大量に注ぎ込まれて絶頂するアンナ。その腹部が、ぼんやりと怪しく光った。
「ほぅ……これは。面白い見世物になりそうだ」
デーモンが邪悪な笑みを浮かべる。
女神と同化する前に犯し抜かれたアンナの胎は、既に魔族の子を身籠もっていた。女神の力を受け弱っていた胎児は、同族の精液を吸い上げ栄養源とし、急速に成長した。ぷっくらと膨らむ女神アンナの腹部。
「しかと見届けろ、女神が魔族の子を産む瞬間だ、新たな魔王の産まれる瞬間だぞ!!」
「いやっ、いやああああああっっ!!! やめてえええっ、そんなの、そんなの嫌あああっ!!」
絶叫するアンナ。そのあり得ないほど大きく膨らんだ腹部が、怪しく黒く染まり、歪に形を変える。
ずぼっと、体液をまき散らしながら、膣から魔族の闇色の両手が姿を見せた。飛び出した手が、母体を案ずるかのようにクリトリスをつまみ上げる。
「あっひいいいいぃぃ――、イっく、イっくうぅぅう――――!!」
膣を拡張され、クリトリスをひねり上げられアンナは無様に絶頂した。その瞬間に、悪魔の子が一気に外へ飛び出した。
六枚のコウモリの様な翼を広げた小柄なゴブリンのような悪魔が、宙を舞った。
アンナは全身を波打つ連続絶頂に溺れ、白目をむき、唾液をだらだらと零した。膣からも愛液が零れ、腰と太ももが痙攣しびくびくと震えた。それほどの絶頂を迎えてなお、女神アンナの身体は男の精を欲していた。産み出すという女神本来の能力が魔族を出産したことで感化されたからだった。もっと産みたい。もっと孕ませて欲しい。もっと、もっと。
「もっと私を犯して――ッッ!!」
胸に溢れる欲望が、意図せずして、言葉となって発せられていた。
「この淫売女はもうお前達の者だ、好きに犯すがいい! 淫売な雌豚女神の極上マンコを味わえ!」
女神の身体を固定していたさらし台の蝶番がデーモンの手によって外された。その身体が、人形のように地面に転がる。
男達の咆吼。我先にと身動きのとれない女神の身体を掴まんと雪崩のように迫った。その男達の波を、女神は股を大きく広げ受け入れた。前の穴に挿入され、口に挿入され、そして後ろの穴にも挿入された。穴に入れなかったペニスは女神の身体に擦りつけられ、美しい銀色の長髪が掴まれてペニスを扱く道具にされ、両手にはカウパーでギトギトのペニスを掴まされた。女神の象徴である白い翼を掴みペニスを擦りつけ犯す者もいた。
浴びせかけられ、注ぎ込まれる大量の精液。何十人、何百人もの男が女神に群がり、代わる代わる犯していった。全身が小便と白濁液でぐちゃぐちゃになり、地面にどろりとした汚らしい水たまりが出来た。
王子は、その姿をただ見ていることしか出来なかった。
精液で腹を膨らませ、全身泥と精液まみれで笑顔を浮かべる女神アンナ。その心は性欲に染まり、その存在意義は孕まされ、喘ぎ、そして出産する。それだけのものになってしまった。かつて胸に宿した、仲間と世界を救おうとする気高き意志は、もうどこにもない。
デーモンの手によって二人は延命させられ、アンナは三日三晩国民達に犯され続けた。
四日目の朝、朝日とともに六枚の翼を広げた青年の姿の悪魔が舞い降りた。
その悪魔が、かつて女神だったものに問う。
「その快楽を、永遠に享受したいと、心から願うか?」
「……はい、よろこんで」
即答する。
悪魔の勃起した巨大なペニスが、精液まみれの汚らしい膣へと挿入されていく。肌と肌とが合わさり、女は嬌声を上げる。その唇を、悪魔が奪う。
不思議な光景だった。重なる肉体が、触れ合う皮膚が、まるで溶け合っていくかのような。マーブル模様のように、どろどろに混ざり合っていく。
最後に立っていたのは、六枚の漆黒の翼を広げた銀髪の女性。肌の所々が文様のように黒く彩られた、不気味で、淫猥な姿。
女神と魔王とが融合し産まれた、魔神アンナの誕生だった。
「王子、やっとわかった。私が本当に求めていた幸せ、それが何か」
さらし台に固定された全裸の王子の身体に、魔神アンナはその身体を背後から擦りつける。背中に触れる豊満な胸の感触。生暖かい舌の感触が、首に触れた。
「私が本当に身体を重ねたかったのは、貴方だけだった。貴方以外の誰に犯されても、それはただ、性欲が満たされただけだった」
尻に触れる、熱い異物感。
「最初からこうしておけば良かったのです」
魔神のクリトリスは急激に肥大し、ペニスへと姿を変えていた。その熱い肉棒を、王子の肛門へと挿入する。挿入の刺激に王子は激しく勃起し、肛門は魔神のペニスを銜え込むように強く締め上げた。
「あっはああああっっ!! やっぱり! やっぱり王子が一番いいのっ!! 挿れただけで、イく、イくぅ!! イっちゃううううぅぅ――――!!」
魔神は王子の肛門に深々とペニスを挿入し、びくびくと震わせて絶頂した。
王子を心の底から愛する魔神アンナは、王子の従順な僕となった。
デーモン達と魔界の一部を配下に加えた英雄の末裔は、かつてない強大な力を得ていた。そう、女神アイギスの力を借りていたときよりも遙かに強くなっていた。
そして彼は、他国より闇の救世主と呼ばれるようになったという――
めちゃくちゃ強引に二次元エンドにしてやったぜ