暖かな日差しが入り始める頃合。
鳥の鳴声が響き、また新しい日が始まったことを告げる。
そんな最中、熟睡する一人の男がいた。
きぃ……、と緩やかに扉が軋む音をあげる。
ひょこ、と現れたのは小柄な少女だ。
蒼く、膝ほどまである髪を揺らしながら歩み寄る少女。
その側頭部にはノームであることを示すねじれた角が生えていた。
とてとて、とそんな音をあげそうな歩みで、男に近づけば、その身を揺する。
「……朝……」
「……うぅん……」
揺すっても男……彼女の主である聖耶は起きない。
ノームの少女・フィルは再度彼の身を揺する。
それでも彼は起きず、寝返りを打つ。
そうするとはらり、と布団が落ちて、フィルは衝撃的光景を目の当たりにすることになる。
彼の寝巻きを恐ろしいほどに突き上げる棒状の物体の存在である。
別に彼が淫夢を見ているわけでもない。
健全な男性ならば誰にでも起こる朝の生理現象である。
それを見て、小さくこくり、と喉を鳴らすフィル。
彼女も、外見こそは少女であるが、それなりの年を生きた女性である。
経験はなかったが、その手の話を聞く事、聞かされる事は多い。
結果として、興味はあれど、触れる機会はあらず、のフィルはそっと、それに手を伸ばす。
彼を起こさないように、そっと寝巻きを下げるとびんびんに聳え立つ肉棒が外気に晒される。
「……大きい……」
ぽつり、と小さくフィルが呟くと、その手で肉棒をさすり始める。
その動作はぎこちないものであった。
知識しかないフィルにとっては、その動作一つ一つでもおっかなびっくりなのだ。
肉棒をさすり始めるとそれが、ぴくん、と大きく跳ねる。
手の動きを止めると、フィルは虚空を睨み思考を始める。
「……確か……」
フィルは、自らの着衣をたくし上げると小柄な体に反して豊かな胸を晒す。
そのたわわに実った果実二つで肉棒の竿を挟みこむ。
しかし、その身長から来る小柄さでは、如何に豊かなソレでも肉棒を覆い切ることは不可能であった。
竿の部分を挟み込んだまま、眼前にまで聳えるその太く長いソレをフィルはじっと見つめる。
ふにゅふにゅ、と豊かな胸でこすりあげながら、そっとその肉棒に顔を近づけていく。
こうすればよかったはず、ああするとだめだった、と聞かされた話で蓄積した知識を掘り返していく。
その舌を亀頭のえらばった部分、カリ首に這わせていく。
こする事と舌の刺激からくる快感に、鈴口からは先走りが滲み始める。
「……なんか、くすぐった……!? ってフィルゥゥウウッ!!??」
ここに来て漸く、聖耶は目覚めた。
初めは寝ぼけ眼であったが、自らのマイサンが外に晒され、そこに小柄な少女が這いつくばっているのだ。
挙句、フィルは135cmと小さい。傍から見ればYES、ロリコン! である。
あせるのも無理はない。が、大声をあげられても少女は動じず、肉棒への奉仕を続ける。
「ちょ……っ、う。カリンとは違うぎこちなさがまた良い……ってちがっ!! フィル、やめっ!」
「……したい、こと、だから」
止めようとした言葉は、フィルの数少ない言葉に切って捨てられた。
初対面から異常に懐かれたこともそうだが、ここまでしたいと思われた理由なんて解らない聖耶は混乱の極みの真っ只中だ。
女性の心なんてものはいつまでたっても男性にわかったものではない。男性の心もまた然りであるが。
フィルの奉仕に肉棒はびくんびくん、と反応し続ける。
「……っ、ぐぅ……本当にしたいんだな?」
快感に呻きながら、聖耶は問いかける。
それに、こくん、と愛らしく頷くフィルの様を見て、聖耶は抗うのをやめた。
流されやすい、と言うのもあるが、この少女がしたい、と願って行った行為である。
それが一時期の感情であって、後々に罵られたりするのかもしれないが、それで罵られるのは自分、つまり聖耶である。
彼女の気分がそれで晴れるのならば、それでいいし、彼女が心底それを望んでくれていたのならば、男冥利に尽きる。
カリンもそうであったが、フィルも超低身長と言う一点を覗けば可愛くて美人な女の子である。
しかも、フィルは所謂ロリボディではない。15、6の少女をそのまま縮尺を小さくしたような体なのだ。
最も15、6は十二分にロリコンの範疇である、といわれても可笑しくないのだが。
そんな可愛らしい女の子に致されて嬉しくないわけがない。
最も、これだけ小さい女の子に自分のマグナムをぶちこむと言う段階までは今は行く気はなかったが。
「……ん……」
たどたどしく、舌を這わせながら、胸でこすりあげるぎこちない仕草。
それを何度も繰り返される度に、聖耶は昂ぶっていき、そして。
「フィル、出る……っ」
相変わらずの早漏である。
その言葉に小さく、こくりとフィルが頷き、そっと鈴口を口に含む。
――ビュルルルルゥゥッビュルルルッゴビュゥウウッドビュッドビュッ!!
射精が始まり、膨大な精液が、フィルの口内に噴出される。
あまりの勢いに最初は口に含み、飲み込んでいたが、耐え切れず口を離してしまう。
射精の勢いは収まらず、フィルの顔や髪を汚し、肉棒を挟む為に寄せられた胸元に溜まっていく。
ぼってり、と重々しく糸を引く精液を、浴び続けながら、少女は、垂れてくるソレに舌を伸ばし絡め取っていく。
「……っ、大丈夫か?」
射精を終える頃には、蒼髪の少女はどろどろに汚れきっていた。
その問いかけにこくん、とフィルは頷き、その小さな指で精液を絡めとり、口に含む。
胸元に溜まった精液にも口をつけ、それを飲み下していく様子もいやらしい。
「……無理して飲まなくてもいいんだぞ?」
「……飲むと、喜ぶって……」
誰が教え込んだよそれ、と口には出さない聖耶である。
だが、次の瞬間にきぃ、と扉が開いたことに、ギョ、と驚く。
「清掃に参りました」
パーフェクトメイド・カリンである。
その手にはタオルと、汚れてしまったであろうベッドのシーツの替えがあった。
見ていたな、貴様!? とか言いたくなったが、行為の直後に来られたと言うことからの気まずさから行動が出来なかった。
「フィル様、致すのは構いませんが、専用の部屋がありますのでそちらでお願いいたします」
「……ん……」
やり取りが軽いよ、とかは言わない。決して言わない。
と言うより、あまりにもあっさりしていてどぎまぎしていた自分はなんなのか、と思うぐらいである。
「セイヤ様、シーツを取替えますので、フィル様と大浴場へ行って体を洗ってくださいませ。……ついでに大浴場ではしないでくださいね。する場合は相応の用意を致しますので」
「……え、ああ、うん。解った」
「フィル様、続きは夜にお願いいたしますね」
「……ん」
そんなこんなで二人で聖耶は風呂に向かうこととなる。
これが、フィルとのはじめてのエロい事・口淫パイズリ編である。